JPH048260A - チーズフライ用バッター液及びこれを用いたチーズフライ - Google Patents

チーズフライ用バッター液及びこれを用いたチーズフライ

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JPH048260A
JPH048260A JP2109537A JP10953790A JPH048260A JP H048260 A JPH048260 A JP H048260A JP 2109537 A JP2109537 A JP 2109537A JP 10953790 A JP10953790 A JP 10953790A JP H048260 A JPH048260 A JP H048260A
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liquid
oil
cheese
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fried
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Hideo Usui
英夫 臼井
Hideyuki Etori
餌取 秀幸
Masashi Ota
正志 太田
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮!上色机■分団 本発明は、チーズその他の熱可塑性食品を油でフライに
する場合に使用するバッター液及びこれを使用したチー
ズフライに関する。
従来の技術 従来、コロッケ等のフライは、原料の具を成型し、バッ
ター液に浸漬してハンター液をフライの具の周囲に被覆
し、さらにパン粉を付けてフライ原料としている。そし
て、このフライ原料をそのまま直ちに、または必要に応
して冷凍その他の方法で保存した後に、後で油で揚げる
ことによりフライとしている。このバ・7ター液は小麦
粉20〜40重量%、水 70〜20重量%を主原料と
して、その他必要に応じて液状油脂1〜3重量%、その
他安定削、乳化剤等を添加して得られるものが従来用い
られている。
が解決しようとする課 しかしながら、従来のバッター液を用いて、チーズ、そ
の地熱可塑性食品を具としてフライを製造した場合、1
70〜190℃でフライにすると内圧が高まり内容物の
漏出あるいは表皮剥離、型崩れ、衣の破壊等を生じる。
本発明は、このような欠点を除去することを目的として
なされたものである。
すなわち、本発明は、チーズその他の熱可塑性食品を油
でフライする場合、内容物の漏出あるいは衣の破壊等を
防止することができるハフター液あるいはこのようなバ
ッター液を用いたチーズフライを提供することを目的と
するものである。
課 を解゛するための手 本発明者らは、従来のバッター液のこのような欠点を除
去する手段ついて種々検討を重ねたところ、水中油型に
乳化されているバッター液中の液状油脂の含量が衣の破
壊、型崩れ等に大きな影響を与えることを見出した。そ
して、その含量を種々変更して検討を行ったところ、バ
ッター液中に液状油脂を5〜20重量%、好適には、1
0〜15重量%含有させると衣の破壊、型崩れが顕著に
防止することができ、しかも、皮膜の油によるベタつき
がほとんどないことを見出して本発明を完成するに到っ
た。また、ハンター液中に液状油脂5〜20重量%と穀
粉5〜20重量%とを含有させるとこの効果がさらに向
上されることを見出した。さらに本発明は、このような
ハンター液を熱可塑性食品のなかで特にチーズに用いる
とフライ時のチーズの熱溶融による漏れを顕著に防止す
ることができることを見出した。
すなわち、本発明は、 (11液状油脂5〜20重量%及び穀粉を原料として含
み、水中油型に乳化されているバッター液、(2)液状
油脂5〜20重量%及び穀粉5〜20重量%を含み、水
中油型に乳化されているバッター液及び (3)  このようなバッター液でチーズを被覆し、フ
ライにされているチーズフライに関する。
本発明における液状油脂は、常温で液状の油脂をいい、
例えば大豆油、サフラワー油、コーン油を例示すること
ができる。この液状油脂の配合は、5〜20重量%、特
に10〜15重量%が好ましい。5%未満であると表皮
剥離、型崩れを生ずる。また20%以上になると表面の
皮が油っぽくベタベタした状態になる。
また、穀粉として小麦粉、米粉、澱粉等を使用する。穀
粉含量は、バッター液中5〜20%が望ましい。5%未
満であるとフライ時の皮膜形成が弱く、また20%以上
であると粘度が高く、具の被覆が困難となる。
そして、特にハンター液中の液体油脂含量が10〜15
重量%であって穀粉含量が5〜20重量%のものを使用
すると、両者が相乗的に作用して衣の破壊や内容物の漏
出の防止を確実に行うことができる。
本発明では、さらに乳化剤、乳化安定剤を使用すること
ができる。これらには各種のガム賞、ポリグリセリン脂
肪酸エステル等を例示することができ、その添加量は0
.05〜0.1%程度である。
また、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて酸
味剤、甘味料、香辛料等を添加することもできる。
このようにして得られる本発明のバッター液を用いてチ
ーズ等の素材に被膜した場合、フライ時北内部のチーズ
等が熱により溶融するにもがかわらず、表皮が剥離した
り、チーズが漏出したりしないフライ製品を得ることが
できる。この理由は被膜に多量の脂肪がふくまれるため
、被膜がポーラス性を帯びると同時に、分散している脂
肪が具であるチーズと融合し、チーズから遊離水分の分
離を防止することによると判断される。そして、これは
、特に穀粉がハンター液中に5〜20%配合されている
とその熱可塑性が相乗的に作用してその効果を一層確実
なものとする。
本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例1: 大豆サラダ油、小麦粉、米粉、水等 第1表記合の原料
をミキサーで混合して、水中油型に乳化してバッター液
を得た。ナチュラルチーズを約15゜円柱状に成形し、
このバッター液で被膜後、ばん粉をつけた。−40’t
:で約24時間凍結後、180 ’Cで約2〜3分フラ
イしてチーズのフライを得た。
実施例2: 第1表実施例2の配合で、実施例1と同様にナチュラル
チーズのフライを得た。
実施例3: 第1表実施例3の配合で、実施例1と同様にナチュラル
チーズのフライを得た。
実施例4: 第1表実施例4の配合で、実施例1と同様にナチュラル
チーズのフライを得た。
比較例: 第1表の比較例の配合で、実施例1と同様にナチュラル
チーズのフライを得た。
第2表 本発明によると、液状油脂5〜20重量%及び穀粉を原
料として含み、水中油型に乳化されているバッター液を
用いるのでチーズその他の熱可塑性食品を油でフライし
たとき、衣の破壊、内容物のの漏出を防止することがで
きる。そして、この効果は、穀粉を5〜20重量%配合
したときに著しい。
さらに熱可塑性食品としてチーズを用いるとチーズの加
熱フライ時の漏出を防止し、従来製造が困難であったチ
ーズフライを容易に得ることができる。
第1表バッターの配合 第2表に上記実施例1〜4及び比較例で得られた結果を
示す。
この表から液状油脂5〜20重量%、特に10〜15重
量%の配合でフライ後の形崩れ、チーズの漏れ、被膜の
油によるベタつきを著しく防止することができることが
分かる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液状油脂5〜20重量%、穀粉を原料として含み
    、水中油型に乳化されていることを特徴とするバッター
  2. (2)液状油脂含量10〜15重量%である請求項(1
    )に記載のバッター液
  3. (3)請求項(1)または(2)記載の液状油脂含量に
    、さらに穀粉含量を5〜20重量%としてなる請求項(
    1)または(2)記載のバッター液
  4. (4)ナチュラルチーズを請求項(1)〜(3)のいず
    れかのバッター液で被覆し、フライにしてなるチーズフ
    ライ
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7285352B2 (en) 2002-12-02 2007-10-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Separator for fuel cell and fuel cell therewith
WO2008006562A1 (de) * 2006-07-13 2008-01-17 Scheurich, Robert Frittier- und formstabile käseprodukte
WO2010005102A1 (ja) 2008-07-11 2010-01-14 トタニ技研工業株式会社 プラスチックフィルム延伸装置
JP2011254754A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Nippon Flour Mills Co Ltd 電子レンジ調理用フライ様食品に使用するバッターおよびその製造方法

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WO2008006562A1 (de) * 2006-07-13 2008-01-17 Scheurich, Robert Frittier- und formstabile käseprodukte
WO2010005102A1 (ja) 2008-07-11 2010-01-14 トタニ技研工業株式会社 プラスチックフィルム延伸装置
JP2011254754A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Nippon Flour Mills Co Ltd 電子レンジ調理用フライ様食品に使用するバッターおよびその製造方法

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