JPH0482390A - 映像信号記録装置及び映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号記録装置及び映像信号再生装置

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JPH0482390A
JPH0482390A JP2194740A JP19474090A JPH0482390A JP H0482390 A JPH0482390 A JP H0482390A JP 2194740 A JP2194740 A JP 2194740A JP 19474090 A JP19474090 A JP 19474090A JP H0482390 A JPH0482390 A JP H0482390A
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JP
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signal
pilot signal
recording
video signal
recorded
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JP2194740A
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Akira Nishimura
章 西村
Isao Saito
勲 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、映像信号記録装置及び映像信号再生装置に関
し、特に回転ヘッドを用いて傾斜アジマス記録方式を採
用する映像信号記録装置及び映像信号再生装置に関する
B9発明の概要 本発明に係る映像信号記録装置は、回転ヘッドを用いて
傾斜アジマス記録によって映像信号を磁気記録媒体に記
録する映像信号記録装置であって、映像信号を磁気記録
媒体に記録する記録ヘッドと、アジマス効果が無視でき
る低周波数のパイロット信号を発生するパイロット信号
発生手段と、パイロット信号発生手段からのパイロット
信号を垂直帰線期間に上記記録ヘッドに供給するパイロ
ット信号供給手段とを有し、パイロット信号を磁気記録
媒体の垂直帰線期間に相当する領域に記録することこと
により、映像信号記録の際に、例えば変速再生時のよう
に、磁気記録媒体に映像信号と共に記録された垂直同期
信号を安定して再生できないとき、再生されるパイロッ
ト信号を垂直同期情報として安定して用いることができ
ると共に、記録するパイロット信号が再生映像信号に影
響を与えないように、映像信号記録の際に、パイロット
信号を垂直帰線期間に相当する領域に記録するようにし
たものである。
また、本発明に係る映像信号再生装置は、回転ヘッドを
用いて傾斜アジマス記録によって磁気記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生する映像信号再生装置であって、ア
ジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号が垂
直帰線期間に相当する領域に記録された磁気記録媒体と
、磁気記録媒体から映像信号を再生する再生ヘッドと、
再生ヘッドからの再生信号からパイロット信号を検出す
るパイロット信号検出手段とを有し、パイロット信号検
出手段により検出されたパイロット信号を垂直同期情報
とすることにより、例えば変速再生時のように、磁気記
録媒体に映像信号と共に記録された垂直同期信号を安定
して再生できないとき、再生されるパイロット信号に基
づいて垂直同期を取り、磁気記録媒体に記録された映像
信号を再生するようにしたものである。
C6従来の技術 ビデオテープレコーダ(以下VTRという)は、一般に
所謂回転ヘッドを用い、記録ヘッドあるいは再生ヘッド
が磁気テープをヘリカル走査するようになっている。ま
た、記録密度を高めるために、互いに隣接するトラック
を2つの記録ヘッドあるいは2つの再生ヘッドにおいて
、ヘッドのギャップの方向を相対的に傾けて記録あるい
は再生する傾斜アジマス記録方式を採用している。
したがって、変速再生の際、再生信号には所謂ノイズバ
ーが発生し、再生信号から垂直同期信号を再生して同期
を引込み、映像信号を再生することは困難である0例え
ばノイズバーを垂直同期信号として誤検出すると、その
影響は1画面におよび、非常に見苦しいものとなってい
た。
そこで、一般に民生用VTRでは、変速再往時には、磁
気テープから再生される垂直同期信号の代わりに例えば
VTR本体で発生する垂直同期信号を用い、磁気テープ
から垂直同期信号を再生できない場合やノイズバーを垂
直同期信号として誤検出した場合であっても、安定した
再生を行えるようになっている。
また、所謂時間軸補正装置(以下TBC:ttmeba
se error correctorという)を具備
する業務用VTRでは、垂直同期信号をTBC内のメモ
リの書き込み基準信号として用いているので、変速再生
時には、磁気テープから再生される垂直同期信号の代わ
りに所謂PCパルスを用い、磁気テープから垂直同期信
号を再生できない場合やノイズバーを垂直同期信号とし
て誤検出した場合であっても、安定した再生を行えるよ
うになっている。
このように、従来の民生用VTRや業務用VTRでは、
変速再生時に磁気テープから垂直同期信号を正しく安定
して再生できないことに対しては、上述のような対策が
講じである。この結果、例えば、変速再生時の所謂ジッ
タによる画面の縦方向の揺れは±1水平走査線(IH)
程度となり、実用上問題とはなっていない。
D0発明が解決しようとするm題 ところで、所謂ハイビジョンVTRや所謂デイ’; 夕
)Lt V T R等で採用されている所謂セグメント
記録方式では、映像信号を所謂シャフリングし、1フイ
一ルド分の映像信号を複数トラック、例えば3トラツク
、4トラツク又は6トラツクに分けて記録するようにな
っている。
したがって、上述した変速再生時のジッタによる画面の
縦方向の揺れは、従来の民生用VTRや業務用VTRに
比較して3倍、4倍又は6倍となり、視覚上見苦しいも
のとなっていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、変速再生時においても、十分精度がある垂直同期情報
を安定して得ることができ、安定した変速再生ができる
ようにすることができる映像信号記録装置の提供を目的
とする。
また、変速再生時においても、十分精度がある垂直同期
情報を安定して得ることができ、安定した変速再生がで
きる映像信号再生装置の提供を目的とする。
89課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明に係る映像信号記録
装置は、回転ヘッドを用いて傾斜アジマス記録によって
映像信号を磁気記録媒体に記録する映像信号記録装置で
あって、映像信号を上記磁気記録媒体に記録する記録ヘ
ッドと、アジマス効果が無視できる低周波数のパイロッ
ト信号を発生するパイロット信号発生手段と、該パイロ
ット信号発生手段からのパイロット信号を垂直帰線期間
に上記記録ヘッドに供給するパイロット信号供給手段と
を有し、上記パイロット信号を上記磁気記録媒体の垂直
帰線期間に相当する領域に記録することを特徴とする。
また、本発明に係る映像信号再生装置は、回転ヘッドを
用いて傾斜アジマス記録によって磁気記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生する映像信号再生装置であって、ア
ジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号が垂
直帰線期間に相当する領域に記録された磁気記録媒体と
、該磁気記録媒体から映像信号を再生する再生ヘッドと
、該再生ヘッドからの再生信号からパイロット信号を検
出するパイロット信号検出手段とを有し、該パイロット
信号検出手段により検出されたパイロット信号を垂直同
期情報とすることを特徴とする。
F0作用 本発明に係る映像信号記録装置では、変速再生時に、垂
直同期情報を得ることができるパイロット信号を磁気記
録媒体の垂直帰線期間に相当する領域に記録する。
また、本発明に係る映像信号記録装置では、変速再生時
に、磁気記録媒体の垂直帰線期間に相当する領域に記録
されたパイロット信号を再生して垂直同期情報を得る。
G、実施例 以下、本発明に係る映像信号記録装置及び映像信号再生
装置の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、以
下に説明する実施例は、本発明を、回転ヘッドを用いて
記録ヘッドがあるいは再生ヘッドが磁気記録媒体、例え
ば磁気テープを所謂ヘリカル走査する、例えば所謂ハイ
ビジョンビデオテープレコーダ(以下VTRという)に
適用したものである。
ここで、先ずハイビジョンVTRの所謂テープフォーマ
ットの要部について簡単に説明する。ハイビジョンVT
Rは、映像信号を所謂シャフリングし、1フイ一ルド分
の映像信号を複数トラックに記録するセグメント記録方
式を採用している。
具体的には、ハイビジョンVTRのテープフォーマット
は、例えば第2図に示すように、1フイ一ルド分の映像
信号(以下ビデオ信号という)をシャフリングして磁気
テープ1の2セグメント(セグメント#1及び#2、あ
るいはセグメント#3及び#4)の4トラツクに記録す
るようになっている。そして、1セグメント内の2つの
トラック(以下それぞれAチャンネルトラック、Bチャ
ンネルトラックという)のビデオ信号記録領域(数字が
記入されている領域)51にシャフリングされたビデオ
信号が同時に傾斜アジマス記録により記録されるように
なっている。また、各トラックには上記ビデオ信号記録
領域51が始まる前の垂直帰線期間に相当する領域(以
下垂直プランキング領域という)52の所定の領域に、
所謂ノーマル再生時等に垂直同期を得るための垂直同期
信号■が記録されるようになっている。
つぎに、本発明を適用したハイビジョンVTRの記録系
について説明する(第1の実施例)。
第1図は、ハイビジョンVTRの記録系のAチャンネル
あるいはBチャンネルのブロック回路図である。すなわ
ち、ハイビジョンVTRの記録系は、第1図に示す構成
の回路を2つ有していることになる。ここで、2つの記
録系をそれぞれAチャンネル記録系、Bチャンネル記録
系と称する。
ハイビジョンVTRの例えばAチャンネル記録系は、第
1図に示すように、アジマス効果を無視できる低周波数
のパイロット信号Pを発生するパイロット信号発生器1
1と、端子2を介して供給される垂直帰線期間(以下垂
直ブランキングという)中の所定の期間を表すスイッチ
ングパルスSWPに基づいて上記パイロット信号Pを通
過あるいは遮断するスイッチ12と、端子3を介して供
給されるAチャンネルのビデオ信号を例えばFM変調(
frequency modulation) してA
チャンネルの記録信号に変換する変調器15と、該Aチ
ャンネルの記録信号と上記スイッチ12を介して供給さ
れるパイロット信号Pを重畳する加算器16と、該パイ
ロット信号Pが重畳されたAチャンネルの記録信号を増
幅して記録ヘッド18を駆動する駆動増幅器17と、磁
気テープ1をヘリカル走査して上記パイロット信号Pが
重畳されたAチャンネルの記録信号を該磁気テープ1に
記録する上記記録ヘッド18とを有する。
なお、上記パイロット信号Pの具体的な周波数は、下記
式に基づいて決定する。すなわち、アジマス損失Laは
、 L a =sin(zWtan(θ/λ))/xWta
n(θ/λ)で表現される式を用いて算出できる。但し
、Kニドラック幅、8.mき角、λ:記録波長を表す。
そこで、アジマス損失Laが十分小さくなるようにパイ
ロット信号Pの波長λ、すなわち周波数を決定すればよ
く、例えば数100 kHzとする。
そして、ビデオ信号期間及び垂直ブランキングの所定の
期間中は、上述した端子2を介して供給されるスイッチ
ングパルスSWPによってスイッチ12がオフ状態とな
り、上述したように端子3を介して供給されるシャフリ
ングされた後にA、B2つのチャンネル用に分割された
内のAチャンネルのビデオ信号及び垂直同期信号Vが、
FM変調され、加算器16、駆動増幅器17及び記録ヘ
ッド18を介して磁気テープ1の上述した第2図に示す
Aチャンネルトラックのビデオ信号記録領域51及び垂
直ブランキング領域52の所定の領域に記録されるよう
になっている。
また同時に、上述のAチャンネル記録系と同様な回路構
成のBチャンネル記録系によって、シャフリングされた
後に分割されたBチャンネルのビデオ信号及び垂直同期
信号■がFM変調され、磁気テープ1の上述した第2図
に示すBチャンネルトラックのビデオ信号記録領域51
及び垂直ブランキング領域52の所定の領域に記録され
るようになっている。なお、隣接するAチャンネルトラ
ックとBチャンネルトラック間でのクロストークを軽減
するために、AチャンネルトラックとBチャンネルトラ
ックは、上述ように傾斜アジマス記録となっている。
一方、垂直ブランキング中の所定の期間は、上述した端
子2を介して供給されるスイッチングパルスSWPによ
ってスイッチ12がオン状態となり、パイロット信号発
生器11からのパイロット信号Pがスイッチ12、加算
器16、駆動増幅器17及び記録ヘッド1日を介して磁
気テープIの上述した第2図に示すAチャンネルトラッ
クの垂直ブランキング領域52の所定の領域に記録され
る(第2図に(P)で示す)ようになっている。
また同時に、Bチャンネル記録系によって、パイロット
信号Pが磁気テープ1の上述した第2図に示すBチャン
ネルトラックの垂直ブランキング領域52の所定の領域
に記録されるようになっている。
以上のように、本実施例では、磁気テープ1の上述した
第2図に示すA、82つのチャンネルトラックのビデオ
信号記録領域51にA、B2つのチャンネルのビデオ信
号がそれぞれ記録されると共に、A、82つのチャンネ
ルの垂直ブランキング領域52の所定の領域にアジマス
効果が無視できるパイロット信号Pが記録される。
つぎに、本発明を適用したハイビジョンVTRの他の記
録系について説明する(第2の実施例)。
この第2の実施例では、例えば第3図に示すように、第
1図に示すスイッチ12と加算器16の代わりに、切換
スイッチ26を用いている。
すなわち、具体的には、ハイビジジンVTRの例えばA
チャンネル記録系は、第3図に示すように、アジマス効
果を無視できる低周波数のパイロット信号Pを発生する
パイロット信号発生器21と、端子3を介して供給され
るAチャンネルのビデオ信号を例えばFM変調してAチ
ャンネルの記録信号に変換する変調器25と、端子2を
介して供給される垂直ブランキング中の所定の期間を表
すスイッチングパルスSWPに基づいて上記変調器25
からのAチャンネルの記録信号と上記パイロット信号発
生器21からのパイロット信号Pを切り換え選択する切
換スイッチ26と、上記Aチャンネルの記録信号及びパ
イロット信号Pを増幅して記録ヘッド28を駆動する駆
動増幅器27と、磁気テープ1をヘリカル走査して上記
Aチャンネルの記録信号及びパイロット信号Pを該磁気
テープ1に記録する上記記録ヘッド28とを有する。
そして、端子2を介して供給されるスイッチングパルス
SWPに基づいて切換スイッチ26が制御され、上述し
た第1の実施例と同様に、磁気テープ1の上述した第2
図に示すAチャンネルトラックのビデオ信号記録領域5
1、垂直ブランキング領域52の所定の領域にAチャン
ネルのビデオ信号、垂直同期信号V、アジマス効果が無
視できるパイロット信号Pがそれぞれ記録されるように
なっている。
また同時に、上述のAチャンネル記録系と同様な回路構
成のBチャンネル記録系によって、磁気テープ1の上述
した第2図に示すBチャンネルトラックのビデオ信号記
録領域51、垂直ブランキング領域52の所定の領域に
Bチャンネルのビデオ信号、垂直同期信号V、アジマス
効果が無視できるパイロット信号Pがそれぞれ記録され
るようになっている。
なお、第1図に示すパイロット信号発生器12、又は第
3図に示すパイロット信号発生器21は、Aチャンネル
記録系とBチャンネル記録系とで共用するようにしても
よい。
つぎに、本発明を適用したハイビジョンVTRの再生系
について説明する(第3の実施例)。
第4図は、ハイビジョンVTRのAチャンネルあるいは
Bチャンネルの再生系のブロック回路図である。すなわ
ち、ハイビジジンVTRの再生系は、第4図に示す構成
の回路を2つ有していることになる。ここで、2つの再
生系をそれぞれAチャンネル再生系、Bチャンネル再生
系と称する。
ハイビジぢンVTRの例えばAチャンネル再生系は、第
4図に示すように、傾斜アジマス記録によって例えばF
M変調されたビデオ信号及び垂直同期信号Vが、上述し
た第2図に示すビデオ信号記録領域51、垂直ブランキ
ング領域52の所定の領域にそれぞれ記録されると共に
、アジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号
Pが上述した第2図に示す垂直ブランキング領域52の
所定の領域に記録された磁気テーブエと、該磁気テープ
1をヘリカル走査して再生信号を再生する再生へラド3
1と、該再生信号を増幅する前置増幅器32と、該増幅
された再生信号に含まれるビデオ信号成分と垂直同期信
号成分を通過するバイパスフィルタ(以下HPFという
)33と、該再生信号のビデオ信号成分、垂直同期信号
成分をFM復調する復調器34と、上記再生信号に含ま
れるパイロット信号Pを通過するローパスフィルタ(以
下LPFという)35と、該パイロット信号Pの有無を
検出する比較器36とを有する。なお、上記LPF35
は、パイロット信号Pを通過するバンドパスフィルタと
してもよい。
そして、例えばノーマル再生時には、磁気テープ1の上
述した第2図に示すAチャンネルトラックのビデオ信号
記録領域51に記録されているビデオ信号及び垂直ブラ
ンキング領域52に記録されている垂直同期信号■がそ
れぞれ再生され、端子5を介して取り出される。
また同時に、上述のAチャンネル再生系と同様な回路構
成のBチャンネル再生系によって、磁気テープJの上述
した第2図に示すBチャンネルトラックのビデオ信号記
録領域51に記録されているビデオ信号及び垂直ブラン
キング14M52に記録されている垂直同期信号Vがそ
れぞれ再生されて取り出されるようになっている。
このようにして取り出されたA、82つのチャンネルの
ビデオ信号が所謂デシヤフリングされ、所謂TBC(図
示せず)内のメモリに上述の再生された垂直同期信号■
を基準として書き込まれ、メモリから正規の基準同期信
号に同期して読み出され、時間軸変動がないビデオ信号
が再生されるようになっている。
一方、例えば変速再生時には、再生へラド31が磁気テ
ープ1のトラックを斜めに横切って走査するので、例え
ば、Aチャンネルの再生へラド31が、垂直同期信号■
が記録されている領域を走査するときにBチャンネルト
ラック上に位置するとアジマス効果によって垂直同期信
号■を再生することができなくなる。すなわち、トラッ
クのチャンネルと再生ヘッドのチャンネルが一致しない
時は垂直同期信号■を再生することができず、変速再生
時においては、垂直同期信号■を安定して得ることがで
きない。
そこで、本発明では、垂直同期信号Vの代わりに、磁気
テープ1の垂直ブランキング領域52に記録されたパイ
ロット信号Pを垂直同期情報として用いるようにする。
すなわち、パイロット信号Pの周波数はアジマス効果を
無視できる低周波数であるので、A、82つのチャンネ
ルの再生ヘッドは、A、Bいずれのチ中ンネルトラック
からもパイロット信号Pを再生することができる。そし
て、この再生されたパイロット信号Pを端子6から取り
出して上述したTBC用の垂直同期情報として用いる。
この結果、変速再生を安定して行うことができる。すな
わち、この再生されたパイロット信号Pはビデオ信号ト
ラックに記録されていたものを再生して得た信号であり
、垂直同期信号■と同等の精度を有するので、変速再生
時の垂直同期情報として用いことにより安定な、且つ正
確な変速再生を行うことができる。
つぎに、本発明を適用したハイビジョンVTRの他の再
生系について説明する(第4の実施例)。
この第4の実施例では、例えば第5図に示すように、第
4図に示すHPF33の代わりにスイッチ43を用い、
第4図に示す比較器360代わりにスイッチングパルス
SWPによって制御される比較器46を用いている。
すなわち、具体的には、ハイビジョンVTRの例えばA
チャンネル再生系は、第5図に示すように、傾斜アジマ
ス記録によって例えばFM変調されたビデオ信号及び垂
直同期信号■が、上述した第2図に示すビデオ信号記録
領域51、垂直ブランキングl1m52の所定の領域に
それぞれ記録されると共に、アジマス効果が無視できる
低周波数のパイロット信号Pが上述した第2図に示す垂
直ブランキング領域52の所定の領域に記録された磁気
テープlと、該磁気テープlをヘリカル走査して再生信
号を再生する再生ヘッド41と、該再生信号を増幅する
前置増幅器42と、端子2を介して供給されるスイッチ
ングパルスSWPに基づいて上記増幅された再生信号を
通過あるいは遮断するスイッチ43と、該スイッチ43
からの再生信号をFM?111する復調器44と、上記
前置増幅器42からの再生信号に含まれるパイロット信
号Pを通過するLPF45と、該パイロット信号Pの有
無を検出すると共に、検出結果を上記スイッチングパル
スSWPに基づいて出力する比較器46とを有する。
そして、例えばノーマル再生時には、スイッチングパル
スSWPに基づいてパイロット信号Pが記録された領域
を再生ヘッド41が走査する期間は、スイッチ43をオ
フ状態にしてパイロット信号Pがビデオ信号に及ぼす影
響を無くすようにし、ビデオ信号及び垂直同期信号■が
記録された領域を再生ヘシド41が走査する期間は、ス
イッチ43をオン状態にする。この結果、磁気テープ1
の上述した第2図に示すAチャンネルトラックのビデオ
信号記録領域51に記録されているビデオ信号及び垂直
ブランキング領域52に記録されている垂直同期信号V
が再生され、端子5を介して取り出される。
また同時に、上述のAチ、ヤンネル再生系と同様な回路
構成のBチャンネル再生系によって、磁気テープ1の上
述した第2図に示すBチャンネルトラックのビデオ信号
記録領域51に記録されているビデオ信号及び垂直ブラ
ンキング領域52に記録されている垂直同期信号Vが取
り出されるようになっている。
このようにして取り出されたA、B2つのチャンネルの
ビデオ信号がデシャフリングされ、TBC(図示せず)
内のメモリに上記垂直同期信号Vを基準として書き込ま
れ、メモリから正規の基準同期信号に同期して読み出さ
れ、時間軸変動がないビデオ信号が再生されるようにな
っている。
一方、例えば変速再生時には、上記スイッチ43の制御
はノーマル再生時と同様に行い、ビデオ信号の再生を行
うと共に、比較器46を再生へラド41がパイロット信
号Pが記録された領域を走査しているときにアクティブ
状態にし、パイロット信号Pの再生をより確実に行うこ
とができるようにする。そして、この再生されたパイロ
ット信号Pを、上述の第3の実施例と同様に、上述した
TBC用の垂直同期情報として用いる。この結果、変速
再生を安定して行うことができる。
以上のように、本発明では、アジマス効果が無視できる
低周波数のパイロット信号Pを磁気テープ1のビデオ信
号に影響を与えない垂直帰線期間に相当する領域に記録
し、変速再生時にこのパイロット信号Pを再生し、再生
されたパイロット信号Pを垂直同期情報として用いるこ
とにより、変速再生時においても、安定した再生を行う
ことがきる。特にハイビジテンVTR等のようにセグメ
ント記録方式のVTRでは、変速再生時のジッタに起因
する画面の縦方向の揺れを防止することができ、効果が
大きい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば民生用VTR等にも適用することができる。
H0発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明に係る映像信
号記録装置は、回転ヘッドを用いて傾斜アジマス記録に
よって映像信号を磁気記録媒体に記録する映像信号記録
装置であって、アジマス効果が無視できる低周波数のパ
イロット信号を磁気記録媒体の垂直帰線期間に相当する
領域に記録することにより、変速再生の際に、記録した
パイロット信号を再生し、この再生されたパイロット信
号を垂直同期情報として用いることができ、変速再生時
においても、十分精度がある垂直同期情報を確実に得る
ことができ、安定した変速再生ができる。
また、本発明に係る映像信号記録装置は、回転ヘッドを
用いて傾斜アジマス記録によって磁気記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生する映像信号再生装置であって、ア
ジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号が垂
直帰線期間に相当する領域に記録された磁気記録媒体か
らパイロット信号を再生し、この再生されたパイロット
信号を垂直同期情報として用いることにより、変速再生
時においても、十分精度がある垂直同期情報を確実に得
ることができ、安定した変速再生ができる。
【図面の簡単な説明】
第F図は本発明に係る映像信号記録装置の第1の実施例
のブロック回路であり、第2図はハイビジョンVTRの
テープフォーマットの要部を示す図であり、第3図は本
発明に係る映像信号記録装置の第2の実施例のブロック
回路であり、第4図は本発明に係る映像信号再生装置の
第3の実施例のブロック回路であり、第5図は本発明に
係る映像信号再生装置の第4の実施例のブロック回路で
ある。 1 ・・・・磁気テープ 11.21 ・・・・パイロット信号発生器12 ・・
・・スイッチ 16・・・・加算器 18.28 ・・・・記録へラド 26 ・・・・切換スイッチ 31.41 ・・・・再生ヘッド 35.45  ・・・・ ローバスフィルり36.46
 ・・・・比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転ヘッドを用いて傾斜アジマス記録によって映
    像信号を磁気記録媒体に記録する映像信号記録装置であ
    って、 映像信号を上記磁気記録媒体に記録する記録ヘッドと、 アジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号を
    発生するパイロット信号発生手段と、該パイロット信号
    発生手段からのパイロット信号を垂直帰線期間に上記記
    録ヘッドに供給するパイロット信号供給手段とを有し、 上記パイロット信号を上記磁気記録媒体の垂直帰線期間
    に相当する領域に記録することを特徴とする映像信号記
    録装置。
  2. (2)回転ヘッドを用いて傾斜アジマス記録によって磁
    気記録媒体に記録された映像信号を再生する映像信号再
    生装置であって、 アジマス効果が無視できる低周波数のパイロット信号が
    垂直帰線期間に相当する領域に記録された磁気記録媒体
    と、 該磁気記録媒体から映像信号を再生する再生ヘッドと、 該再生ヘッドからの再生信号からパイロット信号を検出
    するパイロット信号検出手段とを有し、該パイロット信
    号検出手段により検出されたパイロット信号を垂直同期
    情報とすることを特徴とする映像信号再生装置。
JP2194740A 1990-07-25 1990-07-25 映像信号記録装置及び映像信号再生装置 Pending JPH0482390A (ja)

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JP2194740A Pending JPH0482390A (ja) 1990-07-25 1990-07-25 映像信号記録装置及び映像信号再生装置

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JP (1) JPH0482390A (ja)

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