JPH0870435A - 映像信号再生装置 - Google Patents
映像信号再生装置Info
- Publication number
- JPH0870435A JPH0870435A JP6225948A JP22594894A JPH0870435A JP H0870435 A JPH0870435 A JP H0870435A JP 6225948 A JP6225948 A JP 6225948A JP 22594894 A JP22594894 A JP 22594894A JP H0870435 A JPH0870435 A JP H0870435A
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- Japan
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- signal
- video signal
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- reproducing
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静止画像から時系列的に連続した映像信号を
出力する映像信号再生装置を提供する。 【構成】 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生
する映像信号処理手段9と、映像信号を静止画像信号と
して記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、映像信号処理手段9から出力される映像信号と、静
止画像記録再生手段10から出力される静止画像信号と
を夫々切換え出力する映像信号再生装置であって、操作
指示に基づいて磁気記録媒体Tの走行を制御すると共に
映像信号と静止画像信号とを切り換え出力制御する制御
手段2,3を有し、制御手段2は、静止画像信号を再生
する磁気記録媒体T上の位置を検出することにより、こ
の位置から再生された映像信号を切換え出力し、静止画
像信号から時系列的に連続した映像信号を出力すること
を特徴とする映像信号再生装置。
出力する映像信号再生装置を提供する。 【構成】 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生
する映像信号処理手段9と、映像信号を静止画像信号と
して記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、映像信号処理手段9から出力される映像信号と、静
止画像記録再生手段10から出力される静止画像信号と
を夫々切換え出力する映像信号再生装置であって、操作
指示に基づいて磁気記録媒体Tの走行を制御すると共に
映像信号と静止画像信号とを切り換え出力制御する制御
手段2,3を有し、制御手段2は、静止画像信号を再生
する磁気記録媒体T上の位置を検出することにより、こ
の位置から再生された映像信号を切換え出力し、静止画
像信号から時系列的に連続した映像信号を出力すること
を特徴とする映像信号再生装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生された映像信号の
静止画像から元の映像信号を出力する際、静止画像から
時系列的に連続した映像信号を出力する映像信号再生装
置に関するものである。
静止画像から元の映像信号を出力する際、静止画像から
時系列的に連続した映像信号を出力する映像信号再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ等の磁気記録媒体に映
像/音声信号を記録又は再生する家庭用VTR等の映像
信号記録再生装置は、回転ドラムに搭載された磁気ヘッ
ドによって記録すべき映像/音声信号を磁気テープ上に
形成された記録トラックにFM変調記録するものであ
り、映像/音声信号再生時には、この記録トラックを上
記した磁気ヘッドによって走査して再生信号を得て、こ
れを映像/音声信号に復調している。そして、上記した
家庭用VTRは、この再生時において静止画像を再生す
るスチル再生、ここでは詳述しない高速再生(シャトル
サーチ)等の特殊再生機能を有する。
像/音声信号を記録又は再生する家庭用VTR等の映像
信号記録再生装置は、回転ドラムに搭載された磁気ヘッ
ドによって記録すべき映像/音声信号を磁気テープ上に
形成された記録トラックにFM変調記録するものであ
り、映像/音声信号再生時には、この記録トラックを上
記した磁気ヘッドによって走査して再生信号を得て、こ
れを映像/音声信号に復調している。そして、上記した
家庭用VTRは、この再生時において静止画像を再生す
るスチル再生、ここでは詳述しない高速再生(シャトル
サーチ)等の特殊再生機能を有する。
【0003】ここで、上記した映像信号は2フィールド
/1フレームという単位で構成されており、このフレー
ム単位の映像信号を上記した記録トラックにFM記録し
ている。そして再生時には、記録トラックにFM記録さ
れたフレーム単位の映像信号を連続的に信号処理するこ
とにより動画像を得ている。そこで、上記した記録トラ
ックに記録されたフィールド単位の信号成分のみを取り
出してこれを繰り返し再生すれば、丁度ある瞬間の画像
を静止させたスチル再生を得ることができる。
/1フレームという単位で構成されており、このフレー
ム単位の映像信号を上記した記録トラックにFM記録し
ている。そして再生時には、記録トラックにFM記録さ
れたフレーム単位の映像信号を連続的に信号処理するこ
とにより動画像を得ている。そこで、上記した記録トラ
ックに記録されたフィールド単位の信号成分のみを取り
出してこれを繰り返し再生すれば、丁度ある瞬間の画像
を静止させたスチル再生を得ることができる。
【0004】ところで、通常再生時には、磁気テープを
走行させると共に回転ドラムを回転させて磁気テープ上
に記録された信号を再生するのに対し、上記したスチル
再生は、磁気テープの走行を停止して磁気ヘッドを磁気
テープの所望の記録トラック上を繰り返し走査させるこ
とにより、静止画像を得るものである。よって、磁気テ
ープの走行を停止させると回転ドラムが磁気テープを走
査するときの磁気ヘッドの軌跡が記録トラックとずれて
しまう。
走行させると共に回転ドラムを回転させて磁気テープ上
に記録された信号を再生するのに対し、上記したスチル
再生は、磁気テープの走行を停止して磁気ヘッドを磁気
テープの所望の記録トラック上を繰り返し走査させるこ
とにより、静止画像を得るものである。よって、磁気テ
ープの走行を停止させると回転ドラムが磁気テープを走
査するときの磁気ヘッドの軌跡が記録トラックとずれて
しまう。
【0005】このとき磁気ヘッドは、再生時のクロスト
ークを防ぐために異なるアジマス角の磁気ヘッドを用い
るダブルアジマスヘッドが採用されているが、上記した
ように磁気ヘッドの軌跡が記録トラックとずれて、磁気
ヘッドがある記録トラックの前後の記録トラックを跨い
で信号を走査すると、異なるアジマス角の磁気ヘッドで
記録された記録トラックからは通常の再生出力が得られ
ないため、再生画面上でノイズが生じる不都合があっ
た。
ークを防ぐために異なるアジマス角の磁気ヘッドを用い
るダブルアジマスヘッドが採用されているが、上記した
ように磁気ヘッドの軌跡が記録トラックとずれて、磁気
ヘッドがある記録トラックの前後の記録トラックを跨い
で信号を走査すると、異なるアジマス角の磁気ヘッドで
記録された記録トラックからは通常の再生出力が得られ
ないため、再生画面上でノイズが生じる不都合があっ
た。
【0006】そこで、上記したスチル再生時の不都合を
解消するため、上記したVTRにおいて通常再生時に映
像信号を再生する映像信号処理系とは別にこの映像信号
から静止画像を記録/再生して得る静止画像記録再生手
段を設け、通常再生時は映像信号処理系からの出力信号
を、スチル再生時は静止画像記録再生手段からの出力信
号を夫々切換え出力することで、ノイズのない静止画像
を再生する映像信号再生装置が提案されていた。
解消するため、上記したVTRにおいて通常再生時に映
像信号を再生する映像信号処理系とは別にこの映像信号
から静止画像を記録/再生して得る静止画像記録再生手
段を設け、通常再生時は映像信号処理系からの出力信号
を、スチル再生時は静止画像記録再生手段からの出力信
号を夫々切換え出力することで、ノイズのない静止画像
を再生する映像信号再生装置が提案されていた。
【0007】因みにスチル再生時は磁気テープの走行は
一時的に停止状態になり、後にユーザがスチル再生を解
除することによって通常再生に戻って磁気テープの走行
を再開して映像信号を再生する。
一時的に停止状態になり、後にユーザがスチル再生を解
除することによって通常再生に戻って磁気テープの走行
を再開して映像信号を再生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た静止画像記録再生手段を持つ映像信号再生装置におい
てスチル再生を解除して通常再生に戻る際、一時停止し
ていた磁気テープが再び走行し、磁気ヘッドが所定の記
録トラックから映像信号を再生するようにこの磁気ヘッ
ドの軌跡と記録トラックとを合致させるトラッキング調
整動作を行う必要があるので、直ちに安定した再生信号
の出力を得ることができない(スチル再生を解除してか
ら安定した再生信号を得る通常再生に立ち上がるまであ
る時間的な間隔が生じる)という欠点があった。
た静止画像記録再生手段を持つ映像信号再生装置におい
てスチル再生を解除して通常再生に戻る際、一時停止し
ていた磁気テープが再び走行し、磁気ヘッドが所定の記
録トラックから映像信号を再生するようにこの磁気ヘッ
ドの軌跡と記録トラックとを合致させるトラッキング調
整動作を行う必要があるので、直ちに安定した再生信号
の出力を得ることができない(スチル再生を解除してか
ら安定した再生信号を得る通常再生に立ち上がるまであ
る時間的な間隔が生じる)という欠点があった。
【0009】このとき、映像情報は再生信号の出力が安
定して立ち上がるまでの間出力されず、再生画面上は静
止画像が継続的に出力されて通常再生の映像信号に切換
わるため、静止画像から通常再生の映像信号への切換わ
りが時系列的に不自然になる(静止画像から通常再生の
映像信号への切換わりにおいて、通常再生の映像信号が
安定した出力を得るまでの間の映像情報が出力されない
ため、視覚上この間の映像情報が失われてしまう)とい
う欠点があった。
定して立ち上がるまでの間出力されず、再生画面上は静
止画像が継続的に出力されて通常再生の映像信号に切換
わるため、静止画像から通常再生の映像信号への切換わ
りが時系列的に不自然になる(静止画像から通常再生の
映像信号への切換わりにおいて、通常再生の映像信号が
安定した出力を得るまでの間の映像情報が出力されない
ため、視覚上この間の映像情報が失われてしまう)とい
う欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するため、以下(1),(2)の構成を有
する映像信号再生装置を提供するものである。 (1) 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段9と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、前記映像信号処理手段9から出力される映像信号
と、前記静止画像記録再生手段10から出力される静止
画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生装置であ
って、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体Tの走行を
制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを
切り換え出力制御する制御手段2,3を有し、前記制御
手段2は、前記静止画像信号から前記映像信号を切換え
出力する際に、前記静止画像信号を再生する前記磁気記
録媒体T上の位置を検出し、この位置から再生された前
記映像信号を切換え出力することにより、前記静止画像
信号から時系列的に連続した映像信号を出力するよう構
成したことを特徴とする映像信号再生装置。 (2) 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段9と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、前記映像信号処理手段9から出力される映像信号
と、前記静止画像記録再生手段10から出力される静止
画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生装置であ
って、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体Tの走行を
制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを
切り換え出力制御する制御手段2を有し、前記制御手段
2は、前記静止画像信号を再生するときの前記磁気記録
媒体T上の位置にマーク信号を記録し、前記静止画像信
号から前記映像信号を切換え出力する際に前記マーク信
号を検出することにより、この位置から再生された前記
映像信号を切換え出力し、前記静止画像信号から時系列
的に連続した映像信号を出力することを特徴とする映像
信号再生装置。
た課題を解決するため、以下(1),(2)の構成を有
する映像信号再生装置を提供するものである。 (1) 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段9と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、前記映像信号処理手段9から出力される映像信号
と、前記静止画像記録再生手段10から出力される静止
画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生装置であ
って、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体Tの走行を
制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを
切り換え出力制御する制御手段2,3を有し、前記制御
手段2は、前記静止画像信号から前記映像信号を切換え
出力する際に、前記静止画像信号を再生する前記磁気記
録媒体T上の位置を検出し、この位置から再生された前
記映像信号を切換え出力することにより、前記静止画像
信号から時系列的に連続した映像信号を出力するよう構
成したことを特徴とする映像信号再生装置。 (2) 磁気記録媒体Tに記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段9と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段10とを備
え、前記映像信号処理手段9から出力される映像信号
と、前記静止画像記録再生手段10から出力される静止
画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生装置であ
って、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体Tの走行を
制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを
切り換え出力制御する制御手段2を有し、前記制御手段
2は、前記静止画像信号を再生するときの前記磁気記録
媒体T上の位置にマーク信号を記録し、前記静止画像信
号から前記映像信号を切換え出力する際に前記マーク信
号を検出することにより、この位置から再生された前記
映像信号を切換え出力し、前記静止画像信号から時系列
的に連続した映像信号を出力することを特徴とする映像
信号再生装置。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る映像信号再生装置を説明
するためのブロック図、図2は磁気テープ上の再生トラ
ックの一例を説明するための図である。また、前述した
ものと同一の構成部分には同一符号を記し、その説明を
省略する。
するためのブロック図、図2は磁気テープ上の再生トラ
ックの一例を説明するための図である。また、前述した
ものと同一の構成部分には同一符号を記し、その説明を
省略する。
【0012】本発明に係る映像信号再生装置は、磁気記
録媒体(磁気テープT)に記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段(映像信号処理回路)9と共に前記
映像信号を静止画像信号として記憶し再生する静止画像
記録再生手段(静止画像記録再生回路)10とを備え、
映像信号処理回路9から出力される映像信号と、静止画
像記録再生回路10から出力される静止画像信号とを夫
々切換え出力する映像信号再生装置であって、操作指示
に基づいて磁気テープTの走行を制御すると共に前記映
像信号と、前記静止画像信号とを切り換え出力制御する
制御手段(システム制御回路2、サーボ制御回路3)を
有し、システム制御回路2は、前記静止画像信号から前
記映像信号を切換え出力する際に、前記静止画像信号を
再生する前記磁気記録媒体T上の位置を検出することに
より、この位置から再生された前記映像信号を切換え出
力し、前記静止画像信号から時系列的に連続した映像信
号を出力することを特徴とするよう構成した。
録媒体(磁気テープT)に記録された映像信号を再生す
る映像信号処理手段(映像信号処理回路)9と共に前記
映像信号を静止画像信号として記憶し再生する静止画像
記録再生手段(静止画像記録再生回路)10とを備え、
映像信号処理回路9から出力される映像信号と、静止画
像記録再生回路10から出力される静止画像信号とを夫
々切換え出力する映像信号再生装置であって、操作指示
に基づいて磁気テープTの走行を制御すると共に前記映
像信号と、前記静止画像信号とを切り換え出力制御する
制御手段(システム制御回路2、サーボ制御回路3)を
有し、システム制御回路2は、前記静止画像信号から前
記映像信号を切換え出力する際に、前記静止画像信号を
再生する前記磁気記録媒体T上の位置を検出することに
より、この位置から再生された前記映像信号を切換え出
力し、前記静止画像信号から時系列的に連続した映像信
号を出力することを特徴とするよう構成した。
【0013】また、磁気記録媒体Tに記録された映像信
号を再生する映像信号処理手段9と、前記映像信号を静
止画像信号として記憶し再生する静止画像記録再生手段
10とを備え、前記映像信号処理手段9から出力される
映像信号と、前記静止画像記録再生手段10から出力さ
れる静止画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生
装置であって、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体T
の走行を制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像
信号とを切り換え出力制御するシステム制御回路2及び
サーボ制御回路3を有し、システム制御回路2は、前記
静止画像信号を再生するときの前記磁気記録媒体T上の
位置にマーク信号を記録し、前記静止画像信号から前記
映像信号を切換え出力する際に前記マーク信号を検出す
ることにより、この位置から再生された前記映像信号を
切換え出力し、前記静止画像信号から時系列的に連続し
た映像信号を出力することを特徴とするよう構成した。
以下本映像信号再生装置の動作を、最初に通常再生時、
次にスチル再生時において説明する。
号を再生する映像信号処理手段9と、前記映像信号を静
止画像信号として記憶し再生する静止画像記録再生手段
10とを備え、前記映像信号処理手段9から出力される
映像信号と、前記静止画像記録再生手段10から出力さ
れる静止画像信号とを夫々切換え出力する映像信号再生
装置であって、操作指示に基づいて前記磁気記録媒体T
の走行を制御すると共に前記映像信号と、前記静止画像
信号とを切り換え出力制御するシステム制御回路2及び
サーボ制御回路3を有し、システム制御回路2は、前記
静止画像信号を再生するときの前記磁気記録媒体T上の
位置にマーク信号を記録し、前記静止画像信号から前記
映像信号を切換え出力する際に前記マーク信号を検出す
ることにより、この位置から再生された前記映像信号を
切換え出力し、前記静止画像信号から時系列的に連続し
た映像信号を出力することを特徴とするよう構成した。
以下本映像信号再生装置の動作を、最初に通常再生時、
次にスチル再生時において説明する。
【0014】(通常再生時)本発明に係る映像信号再生
装置は、図1に示すように、ユーザが通常再生あるいは
スチル再生を指示する操作スイッチ1、この操作スイッ
チ1からの指示に基づいて本映像信号再生装置のシステ
ム各部の制御を行うシステム制御回路2、システム制御
回路2から出力される指示信号2aに基づいて後述する
本映像信号再生装置の磁気記録媒体(磁気テープ)Tの
走行系の制御を行うサーボ制御回路3、磁気テープTの
走行系に構成される回転ドラム6に搭載された図示しな
い磁気ヘッドから再生された再生信号を所定レベルまで
増幅するPA(以下プリアンプという)8、システム制
御回路2から出力された指示制御信号によってプリアン
プ8が増幅した再生信号に後述する信号処理を施し映像
信号を復調する映像信号処理回路9、システム制御回路
2から出力された指示制御信号によって映像信号処理回
路9から出力された映像信号の所望のフィールド成分を
記憶し再生する静止画像記録再生回路10、システム制
御回路2から出力された指示制御信号によって映像信号
処理回路9及び静止画像記録再生回路10から供給され
る映像信号を夫々切換え出力し図示しない伝送路に供給
する切換えスイッチ11とから構成される。
装置は、図1に示すように、ユーザが通常再生あるいは
スチル再生を指示する操作スイッチ1、この操作スイッ
チ1からの指示に基づいて本映像信号再生装置のシステ
ム各部の制御を行うシステム制御回路2、システム制御
回路2から出力される指示信号2aに基づいて後述する
本映像信号再生装置の磁気記録媒体(磁気テープ)Tの
走行系の制御を行うサーボ制御回路3、磁気テープTの
走行系に構成される回転ドラム6に搭載された図示しな
い磁気ヘッドから再生された再生信号を所定レベルまで
増幅するPA(以下プリアンプという)8、システム制
御回路2から出力された指示制御信号によってプリアン
プ8が増幅した再生信号に後述する信号処理を施し映像
信号を復調する映像信号処理回路9、システム制御回路
2から出力された指示制御信号によって映像信号処理回
路9から出力された映像信号の所望のフィールド成分を
記憶し再生する静止画像記録再生回路10、システム制
御回路2から出力された指示制御信号によって映像信号
処理回路9及び静止画像記録再生回路10から供給され
る映像信号を夫々切換え出力し図示しない伝送路に供給
する切換えスイッチ11とから構成される。
【0015】ユーザが操作スイッチ1によって通常再生
を指示すると、この指示がシステム制御回路2に供給さ
れる。このときシステム制御回路2は、磁気テープTの
走行系を制御するための指示信号2aをサーボ制御回路
3、制御信号2bをプリアンプ8、制御信号2cを映像
信号処理回路9、制御信号2eを切換えスイッチ11に
夫々供給する。
を指示すると、この指示がシステム制御回路2に供給さ
れる。このときシステム制御回路2は、磁気テープTの
走行系を制御するための指示信号2aをサーボ制御回路
3、制御信号2bをプリアンプ8、制御信号2cを映像
信号処理回路9、制御信号2eを切換えスイッチ11に
夫々供給する。
【0016】ここで、上記した磁気テープTの走行系
は、磁気テープTを供給する供給側(SP)リール5、
磁気テープT上に記録されたコントロール信号を検出
し、コントロールパルス4aを出力するコントロールヘ
ッド4、回転ドラム6、磁気テープTを走行させるキャ
プスタン(図示しない)、磁気テープTを巻き取る巻取
側(TU)リール7から概略構成される。
は、磁気テープTを供給する供給側(SP)リール5、
磁気テープT上に記録されたコントロール信号を検出
し、コントロールパルス4aを出力するコントロールヘ
ッド4、回転ドラム6、磁気テープTを走行させるキャ
プスタン(図示しない)、磁気テープTを巻き取る巻取
側(TU)リール7から概略構成される。
【0017】上記したサーボ制御回路3は、上記したコ
ントロールヘッド4から供給されるコントロールパルス
4aと、図示しない発信器から出力される基準パルスと
を比較して誤差電流を得る。この誤差電流と上記したキ
ャプスタンから供給されるキャプスタンの回転情報7a
とを比較し、誤差電流がなくなるようにキャプスタンの
回転制御を行う制御信号3bを生成しこれを上記キャプ
スタンに供給する。また上記したサーボ制御回路3は、
図示しない発信器から出力される基準パルスと、上記し
た回転ドラム6から出力される回転情報6aとを比較し
て上記回転ドラム6の回転制御を行う制御信号3aを生
成出力する。
ントロールヘッド4から供給されるコントロールパルス
4aと、図示しない発信器から出力される基準パルスと
を比較して誤差電流を得る。この誤差電流と上記したキ
ャプスタンから供給されるキャプスタンの回転情報7a
とを比較し、誤差電流がなくなるようにキャプスタンの
回転制御を行う制御信号3bを生成しこれを上記キャプ
スタンに供給する。また上記したサーボ制御回路3は、
図示しない発信器から出力される基準パルスと、上記し
た回転ドラム6から出力される回転情報6aとを比較し
て上記回転ドラム6の回転制御を行う制御信号3aを生
成出力する。
【0018】こうして、制御信号3a,3bによって磁
気テープTの走行と回転ドラム6の回転とが同期し、こ
の回転ドラム6に搭載された磁気ヘッドは記録トラック
から再生信号を再生する。
気テープTの走行と回転ドラム6の回転とが同期し、こ
の回転ドラム6に搭載された磁気ヘッドは記録トラック
から再生信号を再生する。
【0019】上記した磁気ヘッドから得られた再生信号
はプリアンプ8に供給され、プリアンプ8においてシス
テム制御回路2から出力された制御信号2b(例えば、
“Hi”の信号)によってこの再生信号を所定レベルま
で増幅する。増幅された再生信号は映像信号処理回路9
に供給され、システム制御回路2から出力された制御信
号2c(例えば、“Hi”の信号)によって後述する映
像信号処理を行う。
はプリアンプ8に供給され、プリアンプ8においてシス
テム制御回路2から出力された制御信号2b(例えば、
“Hi”の信号)によってこの再生信号を所定レベルま
で増幅する。増幅された再生信号は映像信号処理回路9
に供給され、システム制御回路2から出力された制御信
号2c(例えば、“Hi”の信号)によって後述する映
像信号処理を行う。
【0020】映像信号処理回路9は、例えば、夫々図示
しないバンドパスフィルタ、輝度信号処理系、色信号処
理系とを有している。この映像信号処理回路9におい
て、磁気ヘッドから供給された再生信号を図示しないバ
ンドパスフィルタによって周波数分離し、高域成分であ
るFM変調輝度信号と、低域成分である低域変換色信号
とを得る。FM輝度信号は上記した輝度信号処理系に供
給され、図示しないリミッタによってレベル変動が除去
された後、FM復調され、図示しないローパスフィルタ
によって搬送波が除去された後、図示しないディエンフ
ァシス回路によって記録時に上げた高域信号成分が元に
戻され、図示しないノイズリダクション回路を介して図
示しないY/C混合器に供給される。
しないバンドパスフィルタ、輝度信号処理系、色信号処
理系とを有している。この映像信号処理回路9におい
て、磁気ヘッドから供給された再生信号を図示しないバ
ンドパスフィルタによって周波数分離し、高域成分であ
るFM変調輝度信号と、低域成分である低域変換色信号
とを得る。FM輝度信号は上記した輝度信号処理系に供
給され、図示しないリミッタによってレベル変動が除去
された後、FM復調され、図示しないローパスフィルタ
によって搬送波が除去された後、図示しないディエンフ
ァシス回路によって記録時に上げた高域信号成分が元に
戻され、図示しないノイズリダクション回路を介して図
示しないY/C混合器に供給される。
【0021】一方、低域変換色信号は上記した色信号処
理系に供給され、図示しないACC回路によって信号レ
ベルを一定にされた後、周波数変換され、図示しないバ
ンドパスフィルタによって所定の周波数(例えば、3.
58MHz)のみが通された後、記録時に上げたバース
ト信号レベルが元に戻され、図示しないY/C混合器に
供給される。Y/C混合器に供給された輝度信号及び色
信号は複合映像信号として出力され、静止画像記録再生
回路10及び切換えスイッチ11に夫々供給される。
理系に供給され、図示しないACC回路によって信号レ
ベルを一定にされた後、周波数変換され、図示しないバ
ンドパスフィルタによって所定の周波数(例えば、3.
58MHz)のみが通された後、記録時に上げたバース
ト信号レベルが元に戻され、図示しないY/C混合器に
供給される。Y/C混合器に供給された輝度信号及び色
信号は複合映像信号として出力され、静止画像記録再生
回路10及び切換えスイッチ11に夫々供給される。
【0022】このとき切換えスイッチ11は、上記した
システム制御回路2からの制御信号2e(例えば、“L
o”の信号)によって上記した映像信号処理回路9から
の複合映像信号を図示しない伝送路に切換え出力する。
システム制御回路2からの制御信号2e(例えば、“L
o”の信号)によって上記した映像信号処理回路9から
の複合映像信号を図示しない伝送路に切換え出力する。
【0023】(スチル再生時)次に、スチル再生時の本
映像信号再生装置の動作を説明する.上記した通常再生
において、ユーザが操作スイッチ1によってスチル再生
を指示すると、システム制御回路2はこの指示に基づい
て磁気テープTの走行系を制御するための指示信号2a
をサーボ制御回路3、制御信号2bをプリアンプ8、制
御信号2cを映像信号処理回路9、制御信号2dを静止
画像記録再生回路10、制御信号2eを切換えスイッチ
11に夫々供給する。
映像信号再生装置の動作を説明する.上記した通常再生
において、ユーザが操作スイッチ1によってスチル再生
を指示すると、システム制御回路2はこの指示に基づい
て磁気テープTの走行系を制御するための指示信号2a
をサーボ制御回路3、制御信号2bをプリアンプ8、制
御信号2cを映像信号処理回路9、制御信号2dを静止
画像記録再生回路10、制御信号2eを切換えスイッチ
11に夫々供給する。
【0024】このときスチル再生によって再生する静止
画像信号が、図2に示す磁気テープT上の記録トラック
nの位置であったとすると、サーボ制御回路3は、指示
信号2aに基づいて上記したコントロールヘッド4によ
ってマーク信号4nをコントロール信号トラック上の所
定の位置に記録する。そしてこの後、サーボ制御回路3
は、指示信号2aに基づいて制御信号3bをキャプスタ
ンに供給し、キャプスタンは磁気テープTを所定量巻き
戻す。
画像信号が、図2に示す磁気テープT上の記録トラック
nの位置であったとすると、サーボ制御回路3は、指示
信号2aに基づいて上記したコントロールヘッド4によ
ってマーク信号4nをコントロール信号トラック上の所
定の位置に記録する。そしてこの後、サーボ制御回路3
は、指示信号2aに基づいて制御信号3bをキャプスタ
ンに供給し、キャプスタンは磁気テープTを所定量巻き
戻す。
【0025】ここで、上述したように、一時停止してい
た磁気テープTが再び走行し、磁気ヘッドが所定の記録
トラックから映像信号を再生する際、この磁気ヘッドの
軌跡と記録トラックとを合致させるトラッキング調整動
作を行う必要がある。このトラッキング調整動作が完了
するまで安定した再生信号を得ることができないため、
通常再生に立ち上がるまでの間に走行する磁気テープT
の移動量に相当する分、磁気テープTを巻き戻す。また
ここで、スチル再生を解除して通常再生に移行すると
き、例えば、図2に示すように、スチル再生時に磁気ヘ
ッドが記録トラックnの位置から記録トラック1の位置
に達したとき再生信号が立ち上がったとすると、この記
録トラックnから記録トラック1までの間に相当する磁
気テープTの長さだけ磁気テープTを巻き戻せば良い。
例えば、家庭用VTRにおいて、この長さだけ磁気テー
プTを走行させるには約350msec程度の時間を要
するので、この時間に相当する磁気テープTの移動量を
巻き戻しても良く、あるいは、n個分の記録トラックを
移動する間にカウントされるコントロールパルスの数だ
け磁気テープTを巻き戻すようコントロールヘッド4の
カウント動作とキャプスタンの回転を制御しても良い。
た磁気テープTが再び走行し、磁気ヘッドが所定の記録
トラックから映像信号を再生する際、この磁気ヘッドの
軌跡と記録トラックとを合致させるトラッキング調整動
作を行う必要がある。このトラッキング調整動作が完了
するまで安定した再生信号を得ることができないため、
通常再生に立ち上がるまでの間に走行する磁気テープT
の移動量に相当する分、磁気テープTを巻き戻す。また
ここで、スチル再生を解除して通常再生に移行すると
き、例えば、図2に示すように、スチル再生時に磁気ヘ
ッドが記録トラックnの位置から記録トラック1の位置
に達したとき再生信号が立ち上がったとすると、この記
録トラックnから記録トラック1までの間に相当する磁
気テープTの長さだけ磁気テープTを巻き戻せば良い。
例えば、家庭用VTRにおいて、この長さだけ磁気テー
プTを走行させるには約350msec程度の時間を要
するので、この時間に相当する磁気テープTの移動量を
巻き戻しても良く、あるいは、n個分の記録トラックを
移動する間にカウントされるコントロールパルスの数だ
け磁気テープTを巻き戻すようコントロールヘッド4の
カウント動作とキャプスタンの回転を制御しても良い。
【0026】システム制御回路2は、制御信号2b(例
えば、“Hi”の信号)をプリアンプ8に供給する。プ
リアンプ8はこの制御信号2bに基づいて磁気ヘッドか
ら再生された信号を所定量増幅し、映像信号処理手段9
に供給する。映像信号処理手段9は、制御信号2c(例
えば、“Hi”の信号)に基づいて再生信号に上記した
信号処理を施し得た映像信号を静止画像記録再生回路1
0及び切換えスイッチ11に夫々供給する。
えば、“Hi”の信号)をプリアンプ8に供給する。プ
リアンプ8はこの制御信号2bに基づいて磁気ヘッドか
ら再生された信号を所定量増幅し、映像信号処理手段9
に供給する。映像信号処理手段9は、制御信号2c(例
えば、“Hi”の信号)に基づいて再生信号に上記した
信号処理を施し得た映像信号を静止画像記録再生回路1
0及び切換えスイッチ11に夫々供給する。
【0027】静止画像記録再生回路10は、例えば、ダ
イナミックメモリから構成されており、上記した制御信
号2d(例えば、“Hi”の信号)によって供給された
映像信号をこのメモリに記憶する。映像信号がメモリに
記憶されると、上記した制御信号2d(例えば、“L
o”の信号)によって静止画像記録再生回路10は再生
状態になり、静止画像信号を切換えスイッチ11に供給
する。切換えスイッチ11は、上記した制御信号2e
(例えば、“Hi”の信号)によってこの静止画像信号
を図示しない伝送路に供給する。こうしてこの伝送路を
介して図示しないモニタ装置等に静止画像が表示され
る。
イナミックメモリから構成されており、上記した制御信
号2d(例えば、“Hi”の信号)によって供給された
映像信号をこのメモリに記憶する。映像信号がメモリに
記憶されると、上記した制御信号2d(例えば、“L
o”の信号)によって静止画像記録再生回路10は再生
状態になり、静止画像信号を切換えスイッチ11に供給
する。切換えスイッチ11は、上記した制御信号2e
(例えば、“Hi”の信号)によってこの静止画像信号
を図示しない伝送路に供給する。こうしてこの伝送路を
介して図示しないモニタ装置等に静止画像が表示され
る。
【0028】次にこのスチル再生状態を解除して通常再
生に戻るとき、ユーザが操作スイッチ1によってスチル
再生解除を指示すると、この指示がシステム制御回路2
に供給される。このときシステム制御回路2は、磁気テ
ープTの走行系を制御するための指示信号2aをサーボ
制御回路3に夫々供給する。
生に戻るとき、ユーザが操作スイッチ1によってスチル
再生解除を指示すると、この指示がシステム制御回路2
に供給される。このときシステム制御回路2は、磁気テ
ープTの走行系を制御するための指示信号2aをサーボ
制御回路3に夫々供給する。
【0029】上記したサーボ制御回路3は、指示信号2
aに基づいてスチル再生を行うべく制御信号3bを上記
したキャプスタンに供給しこのキャプスタンが磁気テー
プTの走行を開始する。このとき磁気テープTは上記し
たように停止状態から再生状態に立ち上がるまでに必要
な分だけ巻き戻されているので、コントロールヘッド4
は、例えば、図2において磁気ヘッドが記録トラック1
の位置から記録トラックnの位置に達するとき、コント
ロール信号トラックに記録された上記マーク信号4nを
検出する。
aに基づいてスチル再生を行うべく制御信号3bを上記
したキャプスタンに供給しこのキャプスタンが磁気テー
プTの走行を開始する。このとき磁気テープTは上記し
たように停止状態から再生状態に立ち上がるまでに必要
な分だけ巻き戻されているので、コントロールヘッド4
は、例えば、図2において磁気ヘッドが記録トラック1
の位置から記録トラックnの位置に達するとき、コント
ロール信号トラックに記録された上記マーク信号4nを
検出する。
【0030】コントロールヘッド4によってこのマーク
信号4nを検出したとき、サーボ制御回路3は、システ
ム制御回路2に検出信号3cを供給する。システム制御
回路2はこの検出信号3cに基づいて制御信号2bをプ
リアンプ8、制御信号2cを映像信号処理回路9、制御
信号2dを静止画像記録再生回路10、制御信号2eを
切換えスイッチ11に夫々供給する。
信号4nを検出したとき、サーボ制御回路3は、システ
ム制御回路2に検出信号3cを供給する。システム制御
回路2はこの検出信号3cに基づいて制御信号2bをプ
リアンプ8、制御信号2cを映像信号処理回路9、制御
信号2dを静止画像記録再生回路10、制御信号2eを
切換えスイッチ11に夫々供給する。
【0031】このときプリアンプ8は、制御信号2bに
基づいて磁気ヘッドから再生された再生信号を所定量増
幅し、映像信号処理回路9に供給する。この映像信号処
理回路9は、供給された再生信号に上記した信号処理を
施し得た映像信号を切換えスイッチ11に供給する。
基づいて磁気ヘッドから再生された再生信号を所定量増
幅し、映像信号処理回路9に供給する。この映像信号処
理回路9は、供給された再生信号に上記した信号処理を
施し得た映像信号を切換えスイッチ11に供給する。
【0032】システム制御回路2は、上記コントロール
ヘッド4が上記マーク信号4nを検出するまで“Hi”
の制御信号2eを切換えスイッチ11に供給しており、
これによって切換えスイッチ11は静止画像信号を出力
する。上記コントロールヘッド4が上記マーク信号4n
を検出すると、サーボ制御回路3から検出信号3cがシ
ステム制御回路2に供給されるので、システム制御回路
2は“Lo”の制御信号2eを切換えスイッチ11に供
給して、切換えスイッチ11は映像信号処理回路9から
の映像信号を出力する。即ち、記録トラックn+1から
再生される映像信号が切換えスイッチ11から切換え出
力される。
ヘッド4が上記マーク信号4nを検出するまで“Hi”
の制御信号2eを切換えスイッチ11に供給しており、
これによって切換えスイッチ11は静止画像信号を出力
する。上記コントロールヘッド4が上記マーク信号4n
を検出すると、サーボ制御回路3から検出信号3cがシ
ステム制御回路2に供給されるので、システム制御回路
2は“Lo”の制御信号2eを切換えスイッチ11に供
給して、切換えスイッチ11は映像信号処理回路9から
の映像信号を出力する。即ち、記録トラックn+1から
再生される映像信号が切換えスイッチ11から切換え出
力される。
【0033】こうして記録トラックnのスチル再生から
通常再生に移行するとき、記録トラックn+1から通常
再生の映像信号を出力することができるので、時系列的
に自然な静止画像から動画像への切換えが可能となる。
通常再生に移行するとき、記録トラックn+1から通常
再生の映像信号を出力することができるので、時系列的
に自然な静止画像から動画像への切換えが可能となる。
【0034】さてここで、本実施例では、コントロール
信号トラックを有する映像信号再生装置において磁気テ
ープに新たにマーク信号を記録してこのマーク信号を検
出することによって静止画像から動画像の切換え出力を
行うことについて説明したが、例えば、既に磁気テープ
に記録された情報信号等を用いてこの切換え制御を行う
こともできる。
信号トラックを有する映像信号再生装置において磁気テ
ープに新たにマーク信号を記録してこのマーク信号を検
出することによって静止画像から動画像の切換え出力を
行うことについて説明したが、例えば、既に磁気テープ
に記録された情報信号等を用いてこの切換え制御を行う
こともできる。
【0035】例えば、現行のTV放送の映像信号の倍以
上の解像度を持つハイビジョン信号を記録するためのV
TRには、例えば、ハイビジョン信号と現行のTV放送
信号とその他の信号とを識別するための識別情報や音声
モード等の情報、又はその他の情報を情報信号として画
像情報に介挿して磁気テープに記録するものが提案され
ている。
上の解像度を持つハイビジョン信号を記録するためのV
TRには、例えば、ハイビジョン信号と現行のTV放送
信号とその他の信号とを識別するための識別情報や音声
モード等の情報、又はその他の情報を情報信号として画
像情報に介挿して磁気テープに記録するものが提案され
ている。
【0036】また、例えば、デジタル映像信号をデジタ
ル信号として記録するデジタルVTR等には、磁気テー
プ上に形成される記録トラックを識別するID情報等の
識別情報を画像情報と共に磁気テープに記録するものが
提案されている。
ル信号として記録するデジタルVTR等には、磁気テー
プ上に形成される記録トラックを識別するID情報等の
識別情報を画像情報と共に磁気テープに記録するものが
提案されている。
【0037】よって上記したようなVTRでは例えば、
所望の静止画像を構成するフレーム/フィールドの位置
を特定できる信号が情報信号あるいは記録トラックの識
別情報を持つ信号(識別信号)として画像情報と共に磁
気テープに記録されている。そこで、これらVTRにお
いて、例えば、この情報信号あるいは識別信号をここで
は詳述しないメモリ等の記憶手段に記憶させ、磁気テー
プ上からこのメモリで記憶した情報信号あるいは識別信
号を検出することによって、新たにマーク信号を磁気テ
ープに記録しなくとも既に磁気テープに記録されている
信号を用いて、本実施例で述べたように静止画像から時
系列的に連続した動画像を切換え出力することができ
る。
所望の静止画像を構成するフレーム/フィールドの位置
を特定できる信号が情報信号あるいは記録トラックの識
別情報を持つ信号(識別信号)として画像情報と共に磁
気テープに記録されている。そこで、これらVTRにお
いて、例えば、この情報信号あるいは識別信号をここで
は詳述しないメモリ等の記憶手段に記憶させ、磁気テー
プ上からこのメモリで記憶した情報信号あるいは識別信
号を検出することによって、新たにマーク信号を磁気テ
ープに記録しなくとも既に磁気テープに記録されている
信号を用いて、本実施例で述べたように静止画像から時
系列的に連続した動画像を切換え出力することができ
る。
【0038】尚、例えば、1フレーム単位の映像信号を
複数の映像信号トラックに分割して記録するような映像
信号再生装置に本発明を用いても良いことは勿論であ
る。
複数の映像信号トラックに分割して記録するような映像
信号再生装置に本発明を用いても良いことは勿論であ
る。
【0039】尚、本実施例では記録媒体として磁気テー
プを用いた場合を説明したが、映像信号を記録した磁気
ディスクを用いても良いことは勿論である。
プを用いた場合を説明したが、映像信号を記録した磁気
ディスクを用いても良いことは勿論である。
【0040】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の本発明
の構成によれば、簡易な構成による映像信号再生装置に
おいて、スチル再生から通常再生に移行する際、磁気記
録媒体上において静止画像信号を再生する位置を検出
し、この位置から安定した通常再生を行うことができる
ので、常に時系列的に連続した映像信号を再生すること
が可能となり、それまで安定した再生信号を得る通常再
生に立ち上がるまである時間的な間隔が生じるという不
都合を解消すると共に画像情報を欠落なく再生すること
ができるという効果がある。
の構成によれば、簡易な構成による映像信号再生装置に
おいて、スチル再生から通常再生に移行する際、磁気記
録媒体上において静止画像信号を再生する位置を検出
し、この位置から安定した通常再生を行うことができる
ので、常に時系列的に連続した映像信号を再生すること
が可能となり、それまで安定した再生信号を得る通常再
生に立ち上がるまである時間的な間隔が生じるという不
都合を解消すると共に画像情報を欠落なく再生すること
ができるという効果がある。
【0041】よって、例えば、画像情報の編集などを行
うとき、静止画像から通常再生の映像信号への切換わり
が時系列的に不自然になる(静止画像から通常再生の映
像信号への切換わりにおいて、通常再生の映像信号が安
定した出力を得るまでの間の映像情報が出力されないた
め、視覚上この間の映像情報が失われてしまう)ことな
く安定した編集を行うことができるという効果がある。
うとき、静止画像から通常再生の映像信号への切換わり
が時系列的に不自然になる(静止画像から通常再生の映
像信号への切換わりにおいて、通常再生の映像信号が安
定した出力を得るまでの間の映像情報が出力されないた
め、視覚上この間の映像情報が失われてしまう)ことな
く安定した編集を行うことができるという効果がある。
【0042】また、上述したように、請求項2記載の本
発明の構成によれば、上記した効果に加え、静止画像を
再生した磁気テープ上の位置をマーク信号によって正確
に検出することができるので、通常再生の映像信号への
切り換わりが確実に行えるため、スチル再生機能が向上
するという効果がある。
発明の構成によれば、上記した効果に加え、静止画像を
再生した磁気テープ上の位置をマーク信号によって正確
に検出することができるので、通常再生の映像信号への
切り換わりが確実に行えるため、スチル再生機能が向上
するという効果がある。
【図1】本発明に係る映像信号再生装置を説明するため
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】磁気テープ上の再生トラックの一例を説明する
ための図である。
ための図である。
2,3 制御手段 9 映像信号処理手段 10 静止画像記録再生手段 11 切換手段 T 磁気記録媒体
Claims (2)
- 【請求項1】磁気記録媒体に記録された映像信号を再生
する映像信号処理手段と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段とを備え、
前記映像信号処理手段から出力される映像信号と、前記
静止画像記録再生手段から出力される静止画像信号とを
夫々切換え出力する映像信号再生装置であって、 操作指示に基づいて前記磁気記録媒体の走行を制御する
と共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを切り換え
出力制御する制御手段を有し、 前記制御手段は、前記静止画像信号から前記映像信号を
切換え出力する際に、前記静止画像信号を再生する前記
磁気記録媒体上の位置を検出し、この位置から再生され
た前記映像信号を切換え出力することにより、前記静止
画像信号から時系列的に連続した映像信号を出力するよ
う構成したことを特徴とする映像信号再生装置。 - 【請求項2】磁気記録媒体に記録された映像信号を再生
する映像信号処理手段と、前記映像信号を静止画像信号
として記憶し再生する静止画像記録再生手段とを備え、
前記映像信号処理手段から出力される映像信号と、前記
静止画像記録再生手段から出力される静止画像信号とを
夫々切換え出力する映像信号再生装置であって、 操作指示に基づいて前記磁気記録媒体の走行を制御する
と共に前記映像信号と、前記静止画像信号とを切り換え
出力制御する制御手段を有し、 前記制御手段は、前記静止画像信号を再生するときの前
記磁気記録媒体上の位置にマーク信号を記録し、前記静
止画像信号から前記映像信号を切換え出力する際に前記
マーク信号を検出することにより、この位置から再生さ
れた前記映像信号を切換え出力し、前記静止画像信号か
ら時系列的に連続した映像信号を出力することを特徴と
する映像信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225948A JPH0870435A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 映像信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225948A JPH0870435A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 映像信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870435A true JPH0870435A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16837408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6225948A Pending JPH0870435A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 映像信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0870435A (ja) |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6225948A patent/JPH0870435A/ja active Pending
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