JPH0482171B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0482171B2
JPH0482171B2 JP62011987A JP1198787A JPH0482171B2 JP H0482171 B2 JPH0482171 B2 JP H0482171B2 JP 62011987 A JP62011987 A JP 62011987A JP 1198787 A JP1198787 A JP 1198787A JP H0482171 B2 JPH0482171 B2 JP H0482171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
sealing
sealing member
exterior case
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62011987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63179511A (ja
Inventor
Keiichi Endo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP1198787A priority Critical patent/JPS63179511A/ja
Publication of JPS63179511A publication Critical patent/JPS63179511A/ja
Publication of JPH0482171B2 publication Critical patent/JPH0482171B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Glass Compositions (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、矩形や楕円などの非真円に形成さ
れた外装ケースを用いた電解コンデンサの封口方
法に関する。
【従来の技術】
従来、偏平型の電解コンデンサが使用されてい
るが、この電解コンデンサは、たとえば、第4図
に示すように、楕円形に形成されたコンデンサ素
子2などを用いて構成され、そのコンデンサ素子
2の形状に合わせて形成された金属性の外装ケー
ス4にコンデンサ素子2とともに、封口部材6を
挿入して、その開口部を封口する。封口部材6に
は、コンデンサ素子2の端面から引き出された棒
状のリード8を貫通させ、かつ、保持するための
透孔10が形成される。そして、封口部材6は、
外装ケース4の封口に先立つて、コンデンサ素子
2の端面部にリード8を貫通させて固定してお
く。たとえば、外装ケース4の開口部は、第5図
に示すように、加締めて封口することが理想であ
る。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで、このような非真円の外装ケース4を
加締め加工する場合、その曲率半径が異なるの
で、回転式の成形体を押し付けて成形圧力を加え
ても、その形状から成形力を均等に加えることが
不可能であり、必要な気密性を得るためな成形状
態が得られない。 また、成形力が十分に作用しない部分を基準に
して加締め力を作用させると、応力集中が起こる
部分では加締めが過剰になり、却つて形成による
歪から封口強度が損なわれ、気密性を低下させて
しまうおそれがある。 このため、このような外装ケース4の封口につ
いて、非真円に形成された外装ケース4の開口縁
部に合致する案内面を持ち、かつ、この案内面に
延長されて内側に湾曲させた成形面を備えた成形
型を用いて、確実なる封口を実現した封口方法に
ついての出願を行つている。 そこで、この発明は、コンデンサ素子を収納す
る空間部が断面長円形などの平板部と湾曲部とか
らなる外装ケースの加締め加工を容易かつ確実に
行い、信頼性の高い封止状態が得られる電解コン
デンサの封口方法を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明の電解コンデンサの封口方法は、平行
又はほぼ平行な対向する平板部41とともにこの
平板部に連続して湾曲部42を備えた外装ケース
4を用いてコンデンサ素子2を収納し、前記外装
ケースの開口部に封口部材6を挿入した後、前記
封口部材の上に張り出させた前記外装ケースの縁
部を前記封口部材の上面側に向かつて加締め加工
を施す電解コンデンサの封口方法であつて、前記
外装ケースの前記開口部における前記平板部に薄
肉部11を形成して前記縁部を加締め加工するこ
とを特徴とする。
【作用】
平行又はほぼ平行な対向する平板部とともに、
この平板部に連続して湾曲部を備えた外装ケース
の前記平板部に薄肉部が形成されているので、そ
の肉薄部に加締め応力が集中し、その部分から加
締め形成が進んで全体に波及するため、加締め加
工が容易に行われるとともに、均等な成形が行わ
れ、外装ケースが封止される。
【実施例】
第1図は、この発明の電解コンデンサの封口方
法の実施例を示す。 第1図のAに示すように、外装ケース4はアル
ミニウムなどの金属によつて非真円、たとえば、
楕円形に成形加工されている。即ち、外装ケース
4は、平行又はほぼ平行な対向する平板部41と
ともにこの平板部に連続して湾曲部42を備えて
おり、外装ケース4の開口部に平行壁面から円形
に至る部分、すなわち、曲率の少ない平板部に薄
肉部11を形成する。この薄肉部11は、外装ケ
ース4の筒状成形と同時またはその成形の後に加
工する。 そして、この外装ケース4に第1図のBに示す
ように、コンデンサ素子2とともに封口部材6を
挿入する。封口部材6はゴムなどの弾性力を備
え、気密性を保持可能な材料で構成されており、
その形状は外装ケース4の開口形状に合致させる
ものとする。そして、この封口部材6には、予
め、端子用の2つの透孔10を形成しておき、コ
ンデンサ素子2から引き出されたリード8を貫通
させ、封口部材6を外面部にそのリード8を突出
させておく。 そして、このように封口部材6が装着された外
装ケース4を保持型12に固定保持させ、その場
合、外装ケース4の開口端部は保持型12の上部
より突出させておく。 次に、外装ケース4の上方から成形型14を矢
印aの方向に押し付けて封口処理を行う。成形型
14には、テーパ面からなる第1の案内面16が
形成されるとともに、この案内面16に連続して
第2の案内面18が形成され、また、この案内面
18に連続して成形面20が形成されて、その中
央には、リード8を逃がすための透孔22が形成
されている。すなわち、第1の案内面16は、外
装ケース4の開口形状より大きく、上方に行くに
従つて狭まる形態を成し、第2の案内面18は、
外装ケース4の開口形状に合致する形状とする。
そして成形面20は、案内面18から延長されて
外装ケース4に所望の加締め形状を得るために、
たとえば、湾曲面を成している。第2図は、成形
型14の案内面16,18および成形面20の平
面形状を示す。なお、成形面20の曲率半径を
L/2とし、その深さDを(L/2)±αとする
と、αは封口部材6の形状に対応して補正し、最
適値を設定するものとする。 このような成形型14を外装ケース4の開口部
に押し付けると、外装ケース4の開口部は、案内
面16,18にとつて案内されて成形面20に臨
み、加圧力に従つて成形面20の形状に沿つて湾
曲し、開口部の加締め加工が行われ、第1図のC
に示すように、外装ケース4の開口部が成形され
る。その場合、外装ケース4の開口部には、平板
部41に薄肉部11が形成されているので、各薄
肉部11に加締め応力が集中してその部分から加
締め成形が進み、やがて全開口部に加締め応力が
波及するため、加締め加工が容易に行われて、第
1図のCに示すように、非真円の外装ケース4が
成形型14の成形面20に沿つて均等に成形され
て封口される。この結果、第3図に示すように、
成形型14の成形面に沿つて成形された電解コン
デンサが得られる。 このように外装ケース4の開口部に薄肉部11
を設けて加締め成形を行つた場合、成形型14を
押し付けた際、楕円形の外装ケース4の湾曲部と
平板部と組成加工時の応力差を補い、成形が容易
になるので、その加締め成形による外装ケース4
の変形を防止することができる。 なお、実施例では、非真円の外装ケースとして
楕円形のものを示したが、矩形や多角形状的な形
状であつて、平板部と湾曲部を連続的に持つ外装
ケースにもこの発明を適用することができる。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、平行
又はほぼ平行な対向する平板部とともに平易他部
に連続して湾曲部を備えた外装ケースの開口部に
薄肉部を形成して加締め加工が行うので、外装ケ
ースを変形させることなく、容易かつ確実に均一
な加締め成形を行うことができるとともに、信頼
性の高い封止状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電解コンデンサの封口方法
の実施例を示す図、第2図は成形型の平面形状を
示す図、第3図は封口された電解コンデンサの封
口部を示す断面図、第4図は偏平型電解コンデン
サの構成を示す斜視図、第5図は第4図に示した
電解コンデンサの封口部を示す斜視図である。 2……コンデンサ素子、4……外装ケース、6
……封口部材、11……薄肉部、41……平板
部、42……湾曲部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平行又はほぼ平行な対向する平板部とともに
    この平板部に連続して湾曲部を備えた外装ケース
    を用いてコンデンサ素子を収納し、前記外装ケー
    スの開口部に封口部材を挿入した後、前記封口部
    材の上に張り出された前記外装ケースの縁部を前
    記封口部材の上面側に向かつて加締め加工を施す
    電解コンデンサの封口方法であつて、 前記外装ケースの前記開口部における前記平板
    部に薄肉部を形成して前記縁部を加締め加工する
    ことを特徴とする電解コンデンサの封口方法。
JP1198787A 1987-01-21 1987-01-21 電解コンデンサの封口方法 Granted JPS63179511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198787A JPS63179511A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 電解コンデンサの封口方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP1198787A JPS63179511A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 電解コンデンサの封口方法

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3210307A Division JPH0740538B2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 電解コンデンサの封口方法

Publications (2)

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JPS63179511A JPS63179511A (ja) 1988-07-23
JPH0482171B2 true JPH0482171B2 (ja) 1992-12-25

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JP1198787A Granted JPS63179511A (ja) 1987-01-21 1987-01-21 電解コンデンサの封口方法

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JP4650599B2 (ja) * 2001-05-23 2011-03-16 日本ケミコン株式会社 電解コンデンサ

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JPS56112928U (ja) * 1980-01-31 1981-08-31
JPS56143849U (ja) * 1980-03-28 1981-10-30

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