JPH048183B2 - - Google Patents
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- JPH048183B2 JPH048183B2 JP26506284A JP26506284A JPH048183B2 JP H048183 B2 JPH048183 B2 JP H048183B2 JP 26506284 A JP26506284 A JP 26506284A JP 26506284 A JP26506284 A JP 26506284A JP H048183 B2 JPH048183 B2 JP H048183B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/006—Forme preparation the relief or intaglio pattern being obtained by abrasive means, e.g. by sandblasting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガラス、木、金属等の材料の被処理面
に所定の形状の彫刻を施すためのサンドブラスト
工法に関するものである。
に所定の形状の彫刻を施すためのサンドブラスト
工法に関するものである。
従来、サンドブラストによつて被処理面に所定
の形状の彫刻を施すには合成樹脂によつて被処理
面上に所定の形状の保護膜を形成し、その上から
サンドブラストを施して保護膜によつて被覆され
ていない被処理面を選択的に研削する方法が提供
されていた。しかしこのような方法においては保
護膜を形成するには合成樹脂の溶液を被処理面上
に印刷していた。しかし被処理面が粗面であつた
り合成樹脂溶液と親和性がなかつたり、あるいは
凹凸があつたり曲面であつたりした場合には印刷
が困難であつた。
の形状の彫刻を施すには合成樹脂によつて被処理
面上に所定の形状の保護膜を形成し、その上から
サンドブラストを施して保護膜によつて被覆され
ていない被処理面を選択的に研削する方法が提供
されていた。しかしこのような方法においては保
護膜を形成するには合成樹脂の溶液を被処理面上
に印刷していた。しかし被処理面が粗面であつた
り合成樹脂溶液と親和性がなかつたり、あるいは
凹凸があつたり曲面であつたりした場合には印刷
が困難であつた。
そこで離型紙上に合成樹脂溶液を印刷し、かく
して形成された印刷層を被処理面に転写して保護
膜とする方法が提案されている。
して形成された印刷層を被処理面に転写して保護
膜とする方法が提案されている。
しかし上記従来方法にあつては膜厚の大きい印
刷が困難であり、したがつて保護膜の膜厚が薄
く、サンドブラストにより深く彫刻したい時に保
護膜が破壊されて保護の役目を果さなくなると言
う問題点があつた。
刷が困難であり、したがつて保護膜の膜厚が薄
く、サンドブラストにより深く彫刻したい時に保
護膜が破壊されて保護の役目を果さなくなると言
う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決する手段として下記
の７つの工程からなるサンドブラスト工法を提供
するものである。
の７つの工程からなるサンドブラスト工法を提供
するものである。
粘着剤を離型基材上に所定形状で印刷する工程
１ 該離型基材上に熱可塑性合成樹脂粉末を撤布して
粘着剤印刷層に付着せしめる工程２ 粘着剤印刷層に付着した熱可塑性合成樹脂粉末
を加熱溶融して熱可塑性合成樹脂粉末溶融層とす
る工程３ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層上に合成樹脂フ
イルムを接着して該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層
を粘着剤印刷層とともに離型面から剥離する工程
４ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を移行した合成
樹脂フイルムを被処理表面に粘着剤印刷層を介し
て貼着する工程５ その上からサンドブラストを施し熱可塑性合成
樹脂粉末溶融層で被覆された面以外の被処理表面
を研削して被処理面に所定形状の彫刻を施す工程
６ 熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を接着剤印刷層と
ともに被処理面から除去する工程７ 〔実施例〕 以下に上記工程順に本発明を詳細に説明する。
１ 該離型基材上に熱可塑性合成樹脂粉末を撤布して
粘着剤印刷層に付着せしめる工程２ 粘着剤印刷層に付着した熱可塑性合成樹脂粉末
を加熱溶融して熱可塑性合成樹脂粉末溶融層とす
る工程３ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層上に合成樹脂フ
イルムを接着して該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層
を粘着剤印刷層とともに離型面から剥離する工程
４ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を移行した合成
樹脂フイルムを被処理表面に粘着剤印刷層を介し
て貼着する工程５ その上からサンドブラストを施し熱可塑性合成
樹脂粉末溶融層で被覆された面以外の被処理表面
を研削して被処理面に所定形状の彫刻を施す工程
６ 熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を接着剤印刷層と
ともに被処理面から除去する工程７ 〔実施例〕 以下に上記工程順に本発明を詳細に説明する。
工程１においては第１図に示すように離型紙１
もしくはポリエチレンフイルム、ポリプロピレン
フイルム、ポリ弗化ビニルフイルム等の離型性を
有する離型基材上に合成ゴム系、あるいはアクリ
ル系等の粘着剤をシルクスクリーン印刷、グラビ
アロール印刷等によつて印刷層２を設ける。
もしくはポリエチレンフイルム、ポリプロピレン
フイルム、ポリ弗化ビニルフイルム等の離型性を
有する離型基材上に合成ゴム系、あるいはアクリ
ル系等の粘着剤をシルクスクリーン印刷、グラビ
アロール印刷等によつて印刷層２を設ける。
工程２においては第２図に示すように該離型紙
１上に熱可塑性合成樹脂粉末３を撤布する。該熱
可塑性合成樹脂粉末３は例えばポリエチレン、軟
質ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、ポリアミド等のサンドブラ
ストに対し耐摩耗性の大きい低軟化点を有するも
のが望ましい。該熱可塑性合成樹脂粉末３を撤布
すると粘着剤印刷層２上に該熱可塑性合成樹脂粉
末３が付着し、残余の該熱可塑性合成樹脂粉末３
は例えば空気を吹付ける等して除去する。
１上に熱可塑性合成樹脂粉末３を撤布する。該熱
可塑性合成樹脂粉末３は例えばポリエチレン、軟
質ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、ポリアミド等のサンドブラ
ストに対し耐摩耗性の大きい低軟化点を有するも
のが望ましい。該熱可塑性合成樹脂粉末３を撤布
すると粘着剤印刷層２上に該熱可塑性合成樹脂粉
末３が付着し、残余の該熱可塑性合成樹脂粉末３
は例えば空気を吹付ける等して除去する。
工程３においては該粘着剤印刷層２上に付着し
た該熱可塑性合成樹脂粉末３を加熱して溶融せし
め、熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａとする。こ
のような方法により粘着剤印刷層２の熱可塑性合
成樹脂粉末溶融層３Ａとからなる膜厚の保護膜が
離型紙１上に形成される。
た該熱可塑性合成樹脂粉末３を加熱して溶融せし
め、熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａとする。こ
のような方法により粘着剤印刷層２の熱可塑性合
成樹脂粉末溶融層３Ａとからなる膜厚の保護膜が
離型紙１上に形成される。
工程４においては該熱可塑性合成樹脂粉末溶融
層３Ａ上にメタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ
スチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩
化ビニル、エポキシ樹脂等の望ましくは若干硬質
のサンドブラストに対し耐摩耗性の小さい合成樹
脂からなるフイルム４を接着する。該熱可塑性合
成樹脂粉末溶融層３Ａ上に該フイルム４を接着す
るには工程３において熱可塑性合成樹脂粉末溶融
層３Ａが硬化した状態にある間に該フイルム４を
接着したり、熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａが
固化した後は該フイルム４を接着剤によつて接着
したり、該フイルム４を構成する合成樹脂の溶液
もしくはペースト等を塗布したりする（第４図参
照）。そして該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａ
を粘着剤印刷層２とともにフイルム４に移行させ
て離型紙１から剥離する。
層３Ａ上にメタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ
スチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩
化ビニル、エポキシ樹脂等の望ましくは若干硬質
のサンドブラストに対し耐摩耗性の小さい合成樹
脂からなるフイルム４を接着する。該熱可塑性合
成樹脂粉末溶融層３Ａ上に該フイルム４を接着す
るには工程３において熱可塑性合成樹脂粉末溶融
層３Ａが硬化した状態にある間に該フイルム４を
接着したり、熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａが
固化した後は該フイルム４を接着剤によつて接着
したり、該フイルム４を構成する合成樹脂の溶液
もしくはペースト等を塗布したりする（第４図参
照）。そして該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａ
を粘着剤印刷層２とともにフイルム４に移行させ
て離型紙１から剥離する。
工程５においてはガラス、木、金属、プラスチ
ツク等の材料５の被処理面に該熱可塑性合成樹脂
粉末溶融層３Ａを粘着剤印刷層２とともに移行し
たフイルム４を貼着する。貼着は該粘着剤印刷層
２を介して行われるから接着剤等は不要である。
ツク等の材料５の被処理面に該熱可塑性合成樹脂
粉末溶融層３Ａを粘着剤印刷層２とともに移行し
たフイルム４を貼着する。貼着は該粘着剤印刷層
２を介して行われるから接着剤等は不要である。
工程６においてはその上から研摩材を吹付けて
サンドブラストを施すと第６図に示すようにサン
ドブラストに対して耐摩耗性の小さいフイルム４
は摩耗損失し被処理面に粘着剤印刷層２を介して
熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａが固着されてい
る部分以外の材料５の被処理面が研削される。即
ち熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａは粘着剤印刷
層２とともにサンドブラストに対する保護膜とな
る。
サンドブラストを施すと第６図に示すようにサン
ドブラストに対して耐摩耗性の小さいフイルム４
は摩耗損失し被処理面に粘着剤印刷層２を介して
熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａが固着されてい
る部分以外の材料５の被処理面が研削される。即
ち熱可塑性合成樹脂粉末溶融層３Ａは粘着剤印刷
層２とともにサンドブラストに対する保護膜とな
る。
工程７においては材料５の被処理面から熱可塑
性合成樹脂粉末溶融層３Ａを粘着剤印刷層２とと
もに剥離除去する。上記除去のためには該熱可塑
性合成樹脂粉末溶融層３Ａおよび粘着剤印刷層２
の溶剤を用いるか、あるいは機械的に研摩しても
よい。
性合成樹脂粉末溶融層３Ａを粘着剤印刷層２とと
もに剥離除去する。上記除去のためには該熱可塑
性合成樹脂粉末溶融層３Ａおよび粘着剤印刷層２
の溶剤を用いるか、あるいは機械的に研摩しても
よい。
このようにして被処理面に所定の形状の彫刻６
が施された材料５が得られる（第７図参照）。
が施された材料５が得られる（第７図参照）。
本発明は上記したように工程５において熱可塑
性合成樹脂粉末溶融層を粘着剤印刷層とともに移
行したフイルムを材料の被処理面に貼着するから
被処理面に凹凸が形成されていても、あるいは曲
面であつてもフイルムはこのような被処理面の形
状に対応して貼着することが出来る。また貼着は
粘着剤印刷層を介して行われるから被処理面が粗
面であつても、あるいは親和性に乏しい面であつ
ても明確な輪郭を有する所定形状の熱可塑性合成
樹脂粉末溶融層と粘着剤印刷層とからなる保護膜
が被処理面に貼着される。
性合成樹脂粉末溶融層を粘着剤印刷層とともに移
行したフイルムを材料の被処理面に貼着するから
被処理面に凹凸が形成されていても、あるいは曲
面であつてもフイルムはこのような被処理面の形
状に対応して貼着することが出来る。また貼着は
粘着剤印刷層を介して行われるから被処理面が粗
面であつても、あるいは親和性に乏しい面であつ
ても明確な輪郭を有する所定形状の熱可塑性合成
樹脂粉末溶融層と粘着剤印刷層とからなる保護膜
が被処理面に貼着される。
更に該保護膜は膜厚でありしかも粘着剤印刷層
による転写時やサンドブラスト時における応力の
吸収効果とも相俟つて保護膜は転写時やサンドブ
ラスト時においても殆んど破壊されることがな
い。したがつて被処理面の材質、形状、状態によ
らず明確な輪郭の深い彫刻をサンドブラストによ
つて行うことが出来る。
による転写時やサンドブラスト時における応力の
吸収効果とも相俟つて保護膜は転写時やサンドブ
ラスト時においても殆んど破壊されることがな
い。したがつて被処理面の材質、形状、状態によ
らず明確な輪郭の深い彫刻をサンドブラストによ
つて行うことが出来る。
第１図は工程１の説明図、第２図は工程２の説
明図、第３図は工程３の説明図、第４図は工程４
の説明図、第５図は工程５の説明図、第６図は工
程６の説明図、第７図は工程７の説明図である。 図中、１……離型紙、２……粘着剤印刷層、３
……熱可塑性合成樹脂粉末、３Ａ……熱可塑性合
成樹脂層、４……合成樹脂フイルム、５……材
料、６……彫刻。
明図、第３図は工程３の説明図、第４図は工程４
の説明図、第５図は工程５の説明図、第６図は工
程６の説明図、第７図は工程７の説明図である。 図中、１……離型紙、２……粘着剤印刷層、３
……熱可塑性合成樹脂粉末、３Ａ……熱可塑性合
成樹脂層、４……合成樹脂フイルム、５……材
料、６……彫刻。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 粘着剤を離型基材上に所定形状で印刷する工
程１ 該離型基材上に熱可塑性合成樹脂粉末を撤布し
て粘着剤印刷層に付着せしめる工程２ 粘着剤印刷層に付着した熱可塑性合成樹脂粉末
を加熱溶融して熱可塑性合成樹脂粉末溶融層とす
る工程３ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層上に合成樹脂フ
イルムを接着して該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層
を粘着剤印刷層とともに離型面から剥離する工程
４ 該熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を移行した合成
樹脂フイルムを被処理表面に粘着剤印刷層を介し
て貼着する工程５ その上からサンドブラストを施し熱可塑性合成
樹脂粉末溶融層で被覆された面以外の被処理表面
を研削して被処理面に所定形状の彫刻を施す工程
６ 熱可塑性合成樹脂粉末溶融層を接着剤印刷層と
ともに被処理面から除去する工程７ 以上の工程１、２、３、４、５、６、７からな
るサンドブラスト工法。 ２ 離型基材と、該離型基材上に形成された粘着
剤印刷層と、該粘着剤印刷層上に形成された熱可
塑性合成樹脂粉末溶融層とからなるサンドブラス
ト用の転写材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506284A JPS61141553A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | サンドブラスト工法および転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506284A JPS61141553A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | サンドブラスト工法および転写材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141553A JPS61141553A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH048183B2 true JPH048183B2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=17412053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26506284A Granted JPS61141553A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | サンドブラスト工法および転写材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61141553A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000042921A (ja) * | 1998-07-23 | 2000-02-15 | Fuji Seisakusho:Kk | マスキングの剥離及び洗浄方法 |
| JP2007087615A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Alps Engineering Co Ltd | 隔壁パターンを有するマスキング被膜の形成方法 |
| WO2007041411A2 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Ikonics Corporation | Image making laminates |
| JP2012103128A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Fujitsu Ltd | コンタクトプローブ用プランジャの製造方法及びコンタクトプローブ用プランジャ |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP26506284A patent/JPS61141553A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61141553A (ja) | 1986-06-28 |
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