JPH03122358A - コンクリート構造物面への転写印刷法 - Google Patents

コンクリート構造物面への転写印刷法

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JPH03122358A
JPH03122358A JP1261196A JP26119689A JPH03122358A JP H03122358 A JPH03122358 A JP H03122358A JP 1261196 A JP1261196 A JP 1261196A JP 26119689 A JP26119689 A JP 26119689A JP H03122358 A JPH03122358 A JP H03122358A
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JP
Japan
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transfer printing
printing paper
paper
concrete structure
epoxy resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP1261196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Kashiwatani
柏谷 忠男
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Sho Bond Corp
Original Assignee
Sho Bond Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリートm造物、特に、既設コンクリー
ト構造物表面への印刷法に関する。
(従来の技術) コンクリート構造物の美装化法として、従来−般には、
コンクリート構造物の表面に、直接ペンキ等で絵を描い
たり、型紙を用いて着色材を吹きつけたり、又は化粧合
板やカラーセラミック、タイル等を貼合する方法が行わ
れている。
しかしながら、かかる方法による美装化法は、lI!I
!や熟練を要し、又、施工にFR間を要するなどの不利
益を有する。
そこで、他の分野において行われている転写印刷法がコ
ンクリート構造物面へ応用できないかを検討した。
従来、普通に行われている転写方法は、接着剤として熱
可塑性の樹脂、たとえば塩化ビニル樹脂系、アクリル樹
脂系、エヂレン酢酸ビニル樹脂系等を有機溶剤に溶解し
たものを用い、此の接着剤を転写印刷紙の印刷面に1〜
数μの厚さで塗布し、矯正乾燥機で乾燥させ、接着剤中
に含まれる有機溶剤弁を完全に揮発させた後、平滑性に
富むプラスチックシートや金属板、木材等の而に転写紙
の接着剤塗布面をあて、100〜200℃程度の熱と1
0〜数101<Q/a11  の圧力を10〜数10分
かけて転写するという熱転写法で行われている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる方法をそのままコンクリ−ト構造
物面へ応用しようとすると種々の問題が生ずる。
まず、コンクリート構造物の表面は、平滑でないので転
写が難しい。また、転写印刷紙の接着剤は、熱可塑性樹
脂が用いられているため耐性的に熱に弱く、接着耐久的
にも難があり、太陽光線にざらされるコンクリート構造
物には不適である。
また、転写印刷紙の印刷層が、侵され易い有機溶剤型接
着剤を用いている為、有機溶剤を揮散させる手段として
矯正乾燥機を使用したり、転写時に一定の温度と圧力の
かけられる平圧プレス機や成型機、ヒートシール機を使
用しているが、これは、構造物の大きさや立地条件によ
っては不可能である。
本発明は、これらの問題点を以下述べるところにより解
決しようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、まず、凹凸のあるコンクリー
ト構造物の表面を平滑にし、この面に有機溶剤を含まな
いエポキシ系樹脂接着剤を塗布し、転写印刷紙を印刷層
面から貼付し、接着剤硬化後に転写印刷紙の保護剥離紙
を除去するというものである。
ここで、特に重要なことは、有機溶剤を使用しないエポ
キシ系樹脂接着剤を用いることである。
従来のように転写される被転写物が表面平滑性に富み、
しかも室内で使用されるものである場合には、媒介する
接着剤は転写印刷紙に塗布されている熱可塑性樹脂を主
成分とするもので十分であるが、コンクリート構造物の
ように雨、風、スモッグ、太陽光線等に晒される屋外構
造物にあっては、転写印刷紙に塗布されている熱可塑性
樹脂では対応できない。ところが、エポキシ系樹脂を主
成分とする接着剤は、熱硬化性の架橋構造を有するため
これらの障害に十分耐え4%るものである。
(作用) 上述の手段によれば、コンクリート構造物の表面が平滑
となり、転写印刷紙の転写条件が良好になるとともにこ
の面に転写印刷紙が、熱硬化樹脂であるエポキシ系樹脂
接着剤を介して転写される。
(実施例) つぎに、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
まず、コンクリート構造物aの表面に付着している異物
やレイタンスをワイヤーブラシで除去後、付着力をより
強力なものにする為に第1図に示すように、下塗材すを
ローラー刷毛で0.2kQ/II塗布し、24時間養生
、次にコンクリート面の凹凸をな(して平滑にする為に
第2図に示すように、中塗材Cを0.6k(1/IR塗
布し、24時間養生、養生侵第3図に示すように、同じ
くエポキシ系樹脂接着剤dをゴムベラで塗布し、一方、
印刷Wie。
離型剤層f1保護剥離紙9とからなる転写印刷紙の印刷
層0面にエポキシ系樹脂接着剤dをゴムベラで0.5k
g/m塗布、それぞれの塗布面を第4図に示すように貼
合し、スポンジローラーで軽くエアー扱きをし、24時
間陸生する。硬化終了後、第5図に示すように、転写印
刷紙の保護剥離紙gを剥離し、剥離除去後、第6図に示
すように、防塵の目的で上塗材りをローラー刷毛で0.
2kg/m”塗布する。なお、コンクリート構造物表面
を平滑にするのは、上記に限られるものではなく、たと
えば、転写印刷紙を貼着する接着剤で兼ねてもよく、ま
た、接着剤は転写印刷紙の印刷層面には直接塗布しなく
てもよいこともちろんであり、接着剤等の塗布量、養生
時間は必要に応じて定めればよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述のようにしてなるので、つぎの効果を有す
る。
■ 転写印刷紙を転写するにあたり、コンクリート構造
物の表面を平滑にするので、転写印刷紙の転写条件を良
好にする。寸なわら、コンクリート面と印刷層との密着
が良好である。養生中は保護剥離紙で印刷層が保護され
ているので、接着剤がウェットでも異物の付着は防止で
きる。
■ 接着剤に有機溶剤を含まないエポキシ系樹脂接着剤
を用いたので、すなわち、有機溶剤が含まれていないの
で転写印刷紙のインキ層を浸ざず、エポキシ系樹脂であ
るので、耐性的に熱に強く、屋外での種々の悪条件に対
応できる。
■ 接着剤は現場での塗布であり、熱硬化型であるため
、従来の転写印刷紙の場合のように平圧プレス機やヒー
トシール機等を用いる必要がなく、熱も圧力もかけずに
確実に転写印刷ができ、構造物の立地条件や大きさにも
影費されず、作業性に富んでいる。
■ 転写作業に経験や熟練を必要としないから、ペンキ
で絵を描くこと等に比し、初心者でも手軽に確実に化粧
面を1ワることができる。
本発明は、このようにすぐれたコンクリート構造物面へ
の転写印刷法を提供Mるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は下塗材の塗布を示す説明図、第2図は中塗材の
塗布を示す説明図、第3図は接着剤の塗布及び転写印刷
紙の貼合の様子を示す説明図、第4図は転写印刷紙の貼
合を示す説明図、第5図は転写印刷終了後の保護剥離紙
の剥離を示す説明図、第6図は上塗材の塗布を示す説明
図である。 図面において、aはコンクリート構造物、bは下塗材、
Cは中塗材、dは接着剤、eは印刷層、fは離型剤層、
0は保護剥離紙、hは上塗材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  コンクリート構造物面の表面を平滑にし、この面に有
    機溶剤を含まないエポキシ系樹脂接着剤を塗布して、転
    写印刷紙を印刷層面から貼付し、接着剤の硬化後に転写
    印刷紙の保護剥離紙を除去することを特徴とするコンク
    リート構造物面への転写印刷法。
JP1261196A 1989-10-05 1989-10-05 コンクリート構造物面への転写印刷法 Pending JPH03122358A (ja)

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DE102010001836A1 (de) 2010-02-11 2011-08-11 Wacker Chemie AG, 81737 Verfahren zur Hydrosilylierung mit Platinkatalysator
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