JPH0481824A - 光ビーム走査記録装置 - Google Patents

光ビーム走査記録装置

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JPH0481824A
JPH0481824A JP2197449A JP19744990A JPH0481824A JP H0481824 A JPH0481824 A JP H0481824A JP 2197449 A JP2197449 A JP 2197449A JP 19744990 A JP19744990 A JP 19744990A JP H0481824 A JPH0481824 A JP H0481824A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、画像信号に対応する複数の光ビームを偏向
手段によって周期的に偏向し7、偏向された複数の先ビ
ームによって記録用材料に画像を走査記録する光ビーム
走査記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
所望の画像を白/黒の2値画像として感材上に記録する
レーサプロツタや、網点を用いた階調画像として感材上
に記録する製版用スキャナなどの光ビーム走査記録装置
においては、描画時間の短縮を目的として、複数のレー
ザビームを用いた走査光学系(マルチビーム走査系)が
使用される。
このようなマルチビーム走査系では、描画密度に応して
、光ビームの間隔を変更させる必要かある。そこで、従
来より光ビーム走査装置には、光ビームの間隔を調整す
るためのビーム間隔調整装置か設けられている。その−
例として、例えば本願発明者か先の出願(特願平1−8
9460号)に開示したものかある。
第17図は、ビーム間隔調整装置の構成の前提となるビ
ーム間隔調整の原理の説明図である。ビーム間隔調整装
置には、同図に示すように、ビム方向転換素子30コか
設けられている。このビーム方向転換素子301はビー
ムスプリッタと同じ構成となっており、ハーフミラ−面
302を有している。このため、第1のビームB1の一
部分はハーフミラ−面302を透過して同図の直進ビー
ムB となる。また、第2のビームB2の一部分がハー
フミラ−面302て反射されて反射ビームBbとなる。
後述する規則に従って素子301に回転変位を与えてお
くことにより、この2つのビームB、Bbは素子301
の後段側の所定点Pcで互いに交差角θて交差する。こ
れらの2つのビームB、Bbを周期的に偏向するための
AOD213かこの交差点P。に配置されており、AO
D213による偏向を受けた後のビームB。
Bbが、走査レンス2〕6によって平行ビーム群に変換
される。たたし、交差点P。と走査レンズ216との間
の距離は、走査レンズ216の焦点距離fと同一とされ
ている。
同図かられかるように、平行ビームB、Bbの間隔p 
、交差角θおよび走査レンズ216の焦点距離fの開に
は、次式が成立する。
poΣθ・f      ・・・ (1)したがって、
交差角θを変更することによって、平行ビームB  、
B  の間隔floを適当に調整すa      b ることができる。なお、このとき、交差角θを変更した
としても両ビームB、Bbが常にAOD213内を通過
する様に、両ビームB、Bbを交差点Pcで交わるよう
にする。それは、AOD213の入射側アパーチャの径
が比較的小さいということと、感材1上においてビーム
を十分に絞るためには、ビームB、Bbのビーム径をで
きるたけ大きく設定する方か良いということに起因する
。つまり、通常、ビームB、Bbのビーム径はAOD2
13の入射側アパーチャの径と同等に設定されているの
で、単に交差角θを大きくしていくと、ビームB、Bb
の交差点が徐々にと一ム方向転換素子301側へずれて
いき、ついにはビームBbがAOD213に入射しなく
なるのである。
次に、2つのビームB、Bbが常に交差点PCで交差す
るという条件を満足させつつ、交差角θを任意に変える
ための規則について解析する。
この従来例では、所定点CRを中心として素子301に
回転変位を与え、それによって交差角θを変えるように
構成されている。この場合、ビーム方向転換素子301
の基準位置(つまりハーフミラ−面302か第18図の
位置302aに存在する場合の素子301の位置)と回
転中心CRとの距離をAとしたとき、素子301の基準
位置と交差点P。との光路長aに対して、上記用IAを
とのように定めればよいかを決定する必要がある。
第18図はこの解析のための図であり、素子301(図
示せず)が回転中心CRのまわりに角度βだけ回転し、
その状態においてビームB 。
Bbが交差点P。て角度θをなして交差したものと仮定
した図である。たたし、補助線等は次のように定義され
ている。
PR・・・ハーフミラ−面302上のビームB2の反射
点、 F ・・・点PRを通り、ビームB1の光軸に平行な線
、 FN・・・ハーフミラ−面302の法線、F ・・・ビ
ームB2の入射方向とπ/4の角度をなす線、 α・・・ビームB の入射方向と直線FNとのなす角度
、 h・・・ビームB の光軸から見た点PRの高さ。
このとき、直線FNとFuとのなす角度は(α−θ)と
なり、また直線F とビームB2の進行方向とのなす角
はπ/2であることから(2)式が成立する。
(α−θ)+α −π/2    ・・・(2)また、
直線F45とFnとのなす角度はπ/4であるから、(
8)式が成立する。
(α−θ)+β −π/4    ・・・(3)(2)
、(3)式からαを消去すると(4)式が得られる。
θ −2・β          ・・・(4)一方、
次の(5)式が成立する。
h  ”  a’tanθ        ・(5)こ
こで、θか十分に小さいとき、(5)式は次の(6)式
に近似することができる。
h−a・θ          ・・・(6)したがっ
て、(4) 、 (8)式より、次の(7)式が得られ
る。
h  −2a・β          ・・・(7)一
方、次の(8)式が成立する。
tanβ −h/A         −(8)したが
って、<4) 、 (8)式より、A曽h/lanβ −h/1an(θ/2) −りバフπsli/  1+cos#  ・・・(9)
となり、(5)式から得られる関係式:eO8θ −c
os [jan−1(h / a )]  −(to)
が得られる。
(11)式がaに対する距離Aの依存性を示す式である
が、量a、 hの値は、たとえば、a  −300m 
          −・−(12)h 廖 0.04
mm           ・・・(I3)のように定
められる。したがって、aに対してhは高次微小量であ
り、(11)式は非常に高い精度において、 A   −2a                 −
(14)と近似できる。したがって、ビーム間隔調整装
置では、ハーフミラ−面302の基準位置302aとA
OD213の位置との間の光路長aに対して、その2倍
の距離だけ基準位置302aから離れた点を回転中心と
するとともに、(7)式に示す関係を満足しながら、素
子301を並進および回転運動させるような構成とされ
ている。
第19図は、本願出願人が先の出願(特願平1−894
60号)に開示したビーム間隔調整装置の機構模式図で
ある。このビーム間隔調整装置では、同図に示すように
、アームメンバ501,502.503によって4節リ
ンク機構500が形成されている。したがって、4節リ
ンク機構5゜0にリンク運動を与えたときには、センタ
メンバ502 (したがって素子301)が、点CAを
瞬時の回転中心として回転する。このため、素子301
と点CAとの距離が上記距離2aとなるようにリンク機
構500の各部分のサイズを定めておけば、(7)式を
近似的に満足しながら、点CAを第17図の回転中心C
Rとして、第17図に相当する回転変位を素子301に
与えることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第19図に示したビーム間隔調整装置は、あくまで近似
的に(7)式を満足するだけであり、θが大きくなるに
つれて誤差を無視することができなくなる。例えば、距
離aを250(■−)とし、リンク機構500の各部分
のサイズを、次のように設定した場合について考えてみ
る。
アームメンバ501の長さ・・・30(■−)、アーム
メンバ502の長さ・・・40 (as)、アームメン
バ503の長さ・・・30(−一)、アームメンバ50
1の右端(固定端)とアームメンバ503の左端(固定
端)との距離・・・37.6(mm)。
例えば、θが1.1(wrad)である場合、ビームB
Bbの交差点は点P。から約IIIII!ずれる。これ
に対して、θが10(■rad )である場合、ビーム
B 。
Bbの交差点は点P。から約10avずれることとなり
、AOD213にビームB、Bbか入射しなくなる。
また、AOD213への入射光の径を大きくして走査の
分解点数を増やすために、ビーム方向転換素子301と
走査レンズ216との間に、ビームエキスパンダ(拡大
率−Mo倍)を配置することがある。この場合、ビーム
エキスパンダを通過した各ビームの径はM。・倍に拡大
されるか、また同時にビーム間の角度が(1/Mo)倍
になる。
例えば、ビーム方向転換素子301がらの2本のビーム
のなす角度がγであり、これらのビームがビームエキス
パンダを通過すると、その角度は(γ/Mo)となる。
換言すれば、走査レンズ216に入射する2本のビーム
のなす角度をθとするためには、ビーム方向転換素子3
01がらの2本のビームのなす角度を(M ・θ)にす
る必要かある。したかって、ビームエキスパンダを設け
る場合には、ビーム間隔調整装置によりビーム方向転換
素子30コを大きく回転変位させる必要がある。その結
果、上記したように、ビームの交差点が点P から大き
くずれてしまう。
に れらの問題を解決する装置として、例えば第20図に示
す装置が考えられる。この装置は、素子301をステー
ジ600上に固定し、切り欠きリンクを介してピエゾ素
子601,602てこのステージ600を支持するよう
に構成されている。
したかって、ピエゾ素子601,602の伸長量を互い
に異なったものとすることにより、(7)式に示す関係
を満足しなから、素子30]は図のθ 方向に回転変位
する。
しかしながら、第20図に示すビーム間隔調整装置では
、アクチュエータ(ピエゾ素子)か2個必要となるため
に、制御が複雑となるという問題や装置がコスト高とな
るという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は、上記課題の解決を意図しており、制御が容
易な構成で、光ビームの間隔を広範囲に渡って調整する
ことができる機能を備えた光ビーム走査記録装置を提供
することを目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
この発明は、画像信号に対応する複数の光ビームを偏向
手段によって周期的に偏向し、偏向された複数の光ビー
ムによって記録用材料に画像を走査記録する光ビーム走
査記録装置に向けられたものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、第1.
第2及び第3アームが第1と第2リンク節を介してコ字
形状に順次連結されてアーム連鎖を形成し、該アーム連
鎖の両端が、第3と第4リンク節をそれぞれ介して、2
つの支持点に連結されたリング機構と、第5リンク節を
介して前記第2アームに連結された固定部材と、該固定
部材に固定され、前記複数の光ビームを交差させて前記
偏向手段に案内するビーム方向転換手段と、前記第2ア
ームの長手方向とは異なる方向に伸び、その第1端部が
前記固定部材に固定された曲げ弾性部材と、前記第1ア
ームと前記曲げ弾性部材の第2端部との間に介設された
突起部と、前記リンク機構にリンク変形を加えるリンク
変形手段と、を備えている。
また、請求項2の発明は、偏向手段が音響光学偏向素子
からなり、複数の光ビームが前記音響光学偏向素子の内
部で交差するように構成している。
また、請求項3の発明は、リンク機構、固定部材及び曲
げ弾性部材を弾性金属ブロック板により一体成形加工し
ている。
さらに、請求項4の発明は、リンク変形手段がリンク機
構に結合して伸縮作動するアクチュエータと、該アクチ
ュエータの伸縮作動を制御する制御部と、を含んでいる
〔作用〕
この発明にかかる光ビーム走査記録装置によれば、リン
ク変形手段の作動により、リンク機構がリンク変形する
。このリンク機構の第2のアームにはビーム方向転換手
段が連結されている。したかって、上記リンク変形とと
もに、前記ビーム方向転換手段が並進移動する。また同
時に、上記リンク変形にしたがって、突起部が曲げ弾性
部材の第2端部を押動して、前記ビーム方向転換手段が
回転する。こうして、前記ビーム方向転換手段に回転変
位か与えられる。
つまり、前記リンク変形手段の作動を適宜制御すること
によって、前記ビーム方向転換手段に回転変位が好適に
与えられて、光ビーム群の交差角が変更される。その結
果、偏向手段によって偏向されたビーム群のビーム間隔
が調整される。
〔実施例〕
以下、この発明の詳細な説明するが、ここではまず、実
施例であるビーム間隔調整装置を組込んた光ビーム走査
記録装置の概略構成と動作とを述べる。その後、ビーム
間隔調整装置の詳細を説明する。
第1図はこの発明の一実施例であるビーム間隔調整装置
を内蔵した光ビーム走査記録装置100の斜視図である
。光ビーム走査記録装置100は、基台10の上に、感
材送り機構20と描画機構30とを備えている。感材送
り機構20は吸引テーブル21を有しており、ガラス乾
板などの感材1が吸引テーブル21上に吸着されている
吸引テーブル21は、水平Y方向に伸びる一対のガイド
22上にスライド自在に載置されており、図示しないモ
ータによって回転するボールスクリューによって(±Y
)方向に往復移動する。これによって感材1もまた(±
Y)方向に往復移動する。
一方、描画機構30は、水平X方向に伸びる一対のガイ
ド31を有している。ただし、X方向はY方向に直角な
方向である。そして、ガイド31上にはハウジング32
がスライド可能に載置されており、この発明の一実施例
であるビーム間隔調整装置を含む走査光学系200がこ
のハウジング32内に収容されている。なお、この走査
光学系200の詳細については、後で行うビーム間隔調
整装置の詳細説明と同時に行う。
同図中の切欠き部に示された描画ヘッド33は、この走
査光学系200の一部分となっている。モータ34によ
ってボールスクリュー35が回転すると、ハウジング3
2にしたがって走査光学系200はX方向または(−X
)方向へ移動する。その結果、描画ヘッド33もまたX
方向または(−X)方向へ移動する。
基台10の上面には、He−Neレーザ発振器40が設
けられている。このHe−Neレーザ発振器40からの
レーザ光41は、ビームスプリッタ42〜45によって
2本のレーザ光41X、41Yに分離される。ただし、
ビームスプリッタ44.45は、描画ヘッド33に固定
されている。゛吸引テーブル21のX方向端部および(
−Y)方向端部には、それぞれ平面ミラー46X、46
Yが立設されている。そして、レーザ光41X、41Y
はこれらのミラー46X、46Yによってそれぞれ反射
され、ビームスプリッタ44.45の位置へ戻る。図示
しない光干渉検出器によってこれらのレーザ光41X、
41Yのミラー反射光路長が検出され、それによって、
描画ヘッド33に対する感材lの水平面内相対位置が測
定されるようになっている。
なお、図示しないが、感材送り機構20の全体は、開閉
自在な遮光フードの中に収容されている。
第2図は、光ビーム走査記録装置100における描画の
基本的原理を示す図である。描画ヘッド33からは、(
±X)方向に周期的に偏向した2本のレーザビームB 
 、Bゎが感材1上に照射される。これらのレーザビー
ムB、Bbはともに、所定の画像信号による変調を受け
ている。そして、感材1をたとえば(−Y)方向に移動
させっつレーザビームB、Bbによる露光を行なう場合
には、(±X)方向に伸びた走査線りの配列に沿って描
画が行なわれる。
第3図は、光ビーム走査記録装置100を用いて感材1
に描画を行なう場合の、感材1と描画へラド33との相
対的な動きを示す図である。ただし、仮想線Y。は、描
画ヘッド33の(±X)方向の移動経路位置を示す。ま
ず、第3図(a)のように、感材1がX方向に移動し、
描画ヘッド33が感材1の左下隅付近の原点位置にくる
描画の開始とともに感材]は(−Y)方向へ送られる(
第3図(b))。したがって、最初のストリップにつき
描画がX方向へ進行し、感材1の(Y)方向の送りが完
了した時点では、第3図(C)に示す状態となる。次に
、描画ヘッド33がX方向に所定距離ΔXたけ移動する
(第3図(d))。この距離ΔXは、ストリップ間の相
互配列間隔に等しい距離とされる。
第2番目のストリップについての描画は、感材1をX方
向に送りつつ行なわれる(第3図(e))。
そして、第2番目のストリップについての描画が第3図
(f)のように完了した後、以上の往復走査が繰返され
る。その結果、第3図(g)に示すように、描画エリア
内の描画が順次に進行し、最終的には描画エリア内に所
望の画像が記録された状態となる。
第4図は、光ビーム走査記録装置1. OOの電気的構
成を示す概略ブロック図である。マイクロコンピュータ
やその周辺装置などて構成される図形入力装置60ては
、所望の図形の輪郭線を表現したベクトルデータか生成
される。このベクトルデータは、各ストリップことに分
割されて分割ベクトルデータSvとなり、描画制御装置
70に与えられる。
描画制御装置70は、この分割へクトルデータSvに基
づいて、走査線順次のラスターデータを発生する。そし
て、ラスターデータか0N10FFN10FF変調器て
AOMドライハフ1に出力される。AOMドライハフ1
はこの変調信号SMをAOMドライブ信号SM、に変換
する。また、描画用レーザ光を偏向するための偏向信号
S、か発生され、これがAODドライバ72によってA
ODドライブ信号SDDへと変換される。これらのドラ
イブ信号S 、S は、走査光学系200の中MD  
 DD に設けられているAOM (音響光学変調器)207お
よびAOD (音響光学偏向器)213へそれぞれ与え
られる。なお、走査光学系200がマルチビーム走査系
であることに対応して、AOM207は2個のAOM2
07a、207b (第4図には図示せず)を有してお
り、信号S 、S の   MD それぞれも2つの成分を含んでいる。
一方、描画制御装置70は、走査光学系200を(±X
)方向へ移動させるためのモータ34と、感材テーブル
21を(±Y)方向へ移動させるためのモータ23とに
対して、モータドライブ信号M x 、 M Yをそれ
ぞれ供給する。また、第1図のレーザ発振器40等に関
連して説明したレーザ測長器50から、感材テーブル2
1のX−X方向の位置を表現した位置信号S 、S が
描画制御袋Y 置70へ入力される。描画制御装置70は、これらの位
置信号S 、S に同期して、上記変調器Y 号S や偏向信号SDを発生するようになってい阿 る。
第5図は走査光学系200の内部構成を示す斜視図であ
る。Ar+レーザ発振器201から出射したシングルレ
ーザビームしBoは、光量補正用AOM202に与えら
れる。このAOM202は、感材1上におけるビームス
ポット径を変更する際に、最適の露光状態が常に得られ
るようにレーザビームの光量を補正する。そして、AO
M202を出たレーザビームLBoは、ミラー203に
よる反射を受けた後、ビームスプリッタ204において
2つのレーザビームLB、LBbに分割される。これら
のうち、第1のビームLB  はミラ−205で反射さ
れた後、集光レンズ206aを介してAOM207 a
に与えられる。AOM207aはAOMドライブ信号S
MD(第4図)の第1の成分に応答してビームLB  
を0N10FF変調する。そして、変調後のビームB1
はコリメータ208aによってコリメートされ、後述す
るマルチビーム調整器300に与えられる。
他方、ビームスプリッタ204て生成された第2のビー
ムLBbは、集光レンズ206bを介してAOM207
 bに与えられる。AOM207 bはAOMドライブ
信号SM、の第2の成分に応答してビームLBbを0N
10FF変調する。そして、変調後のビームB2はコリ
メータ208bによってコリメートされ、ミラー209
を介してビーム間隔調整装置300に与えられる。なお
、ビーム間隔調整装置300に入射する2本のビームB
1゜B2は互いに直角方向に進行している。
尚、これら2本の変調後のビームは、この実施例に限ら
ず、各々を別のレーザ光源(半導体レーザを含む)より
得る方法など、他の慣用される方法により得るようにし
てもよい。さらに、半導体レーザによる場合の変調は半
導体レーザ自体で行うことができるので、必ずしも変調
手段を別個に設ける必要はない。
(B−2)ビーム間隔調整装置300の構成第6図は、
この発明にかかるビーム間隔調整装置300の斜視図で
ある。また、第7図はその側面図である。両図において
、このビーム間隔調整装置300は、ビーム方向転換素
子301と、この素子301に結合してそれに回転変位
を与えるための一体型切り欠きリンク機構303とを有
している。この切り欠きリンク機構303は一体の金属
ブロック板などの弾性体を加工して得られたものであっ
て、矩形に配列したアームメンバ311〜314が形成
されている。アームメンバ311〜314のうち、アー
ムメンバ311は一対の保持ブロック304a、304
bによって挟持されている。こうして、切り欠きリンク
機構303が保持固定される。
このメンバ311からは上方向にアームメンバ312.
314がそれぞれ伸びており、メンバ311と312.
.314との間にはそれぞれ切り欠き部321,322
が介在している。また、これらのアームメンバ312,
314の上端は、それぞれ切り欠き部323.324を
介してセンタメンバ313に連なっている。
このセンタメンバ313の略中央部から下方向にアーム
メンバ315が伸びており、それらの間には切り欠き部
325が介在している。そして、アームメンバ315か
らは板バネ316がさらに下方向に伸びて、その先端部
がアームメンバ314から横方向に伸びた突起部317
に当接されている。また、アームメンバ315には、ビ
ーム方向転換素子301が固定されている。そのため、
第7図の右側から入射する第1のビームB1はアームメ
ンバ314と板バネ316とに設けられた貫通孔314
H,316Hを通して素子301に至り、ハーフミラ−
面302を透過した成分が、アームメンバ312に設け
られた貫通孔312Hを通ってビームB となる。また
、上方から与えられる第2のビームB2は、アームメン
バ313に設けた貫通孔313Hを通ってハーフミラ−
面302に至る。このビームB2のうち、ハーフミラ−
面302で反射した成分はアームメンバ312の貫通孔
312Hを通ってビームBbとなる。
アームメンバ314の下方部には、切り欠き部326を
介してピエゾ素子330の一方端が結合している。さら
に、アームメンバ311には、支持部材305が取付け
られており、切り欠き部327を介してピエゾ素子33
0の他方端に連結されている。
なお、ビーム間隔調整装置300には、素子301の回
転角度を制御する回転角度制御部400が設けられてい
る。これについては、ビーム間隔調整装置300の動作
を説明した後で、詳説する。
(B−3)ビーム間隔調整装置300の動作第8図は、
上記のように構成されたビーム間隔調整装置300の機
構模式図である。上記のように構成されたビーム間隔調
整装置300を動作機能の観点から見ると、ビーム方向
転換素子301を並進移動させる並進移動機構350と
、素子301を回転させる回転移動機構360とに分け
ることができる。
く並進移動機構350〉 第9図は、並進移動機構350の構成−とその動作を示
す機構模式図である。この並進移動機構350では、切
り欠き部321〜324がリンク節とし、メンバ312
〜314をアームとするリンク機構が形成されている。
したがって、例えばピニジ素子330に伸びdPを与え
てアームメンバ314に力FPを加えると、並進移動機
構350はリンク変形し、ビーム方向転換素子30]を
所定距離Xたけ並進移動する(なお、同図への素子30
1の図示は省略されている)。アームメンバ314の傾
き角δか小さいときには、並進移動距離Xと伸び量dP
との間に(15)式に示す関係が成立する。
たたし、 ML・・てこ比、 H・・・アームメンバ314の長さ、 R・・・切り欠き部322から力FPの作用点までの距
離。
〈回転移動機構360〉 次に、回転移動機構360の動作について説明する。こ
こでは、その動作理解を容易にするために、まず第10
図に示すように構成された機構部の動作について説明す
る。そして、その後で回転移動機構360の詳細な動作
について説明する。
第10図(a)において、アームメンバ313からZo
力方向アームメンバ3]5が伸びており、それらの間の
境界は切り欠き部325となっている。そして、アーム
メンバ315からは板ハネ316がZo力方向伸びてい
る。そして、板バネ316の先端部に2゜方向と直交す
るX。方向に力Fを加えると、第10図(b)に示すよ
うに、切り欠き部325を中心としてアームメンバ3]
5か角度θて傾くとともに、板ハネ316か撓む。たた
し、同図において、補助線等は次のように定義されてい
る。
T ・・・切り欠き部325を通り、Zo力方向伸びt
二線、 T2・・・アームメンバ315の先端315aを通り、
Zo力方向伸びた線、 T3・・・板バネ316の先端316aを通り、Zo力
方向伸びた線、 Ul・・・切り欠き部325を通り、直線T1とθの角
度をなす線、 U2・・・板バネ316の先端316aを通り、直線U
1に平行な線、 b・・・アームメンバ315の長さ、 C・・・板バネ316の長さ、 dl・・・直線T1と直線T3との間隔、d2・・・直
線T1と直線T2との間隔、d3・・・直線T2と直線
T3との間隔、d4・・・直線U1と直線U2との間隔
このとき、(16)式が成立する。
dl  −d2+d3 −  b−sjnθ + c 争sin θ+d@cos θ・・(16) さらに、このく■B)式を変形することによって、(1
7)式が得られる。
・・・(17) 一方、板バネ316のたわみ係数をに2とすれば、板バ
ネ316の先端部に印加された力Fと、間隔d4の間に
は、次の関係が成立する。
F  −k  −d4          ・・・(1
8)(17)、  <18>式からd4を消去すると(
19)式か得られる。
COS  θ ・・ (19) また、切り欠き部を中心として回転角と加えられたモー
メントとか比例する弾性支点として機能する切り欠き部
325のばね係数をに1とすれば、切り欠き部325で
のモーメントMは(20)式に示すようになる。
M−k  ・θ −F (b+c)         ・・・(20)(
2G)式を変形すると、(21)式が得られる。
θ  −(b+c)         ・・・(21)
kI・ さらに、(19)、  (21)式からFを消去すると
(22)式が得られる。
k   @ CO8θ ま たたし、 n露り+c である。ここで、 sinθyθ、 eO8θ31、 と近似することができるので、 することができる。
θが小さい場合には、 (22)式を(23)式と −m (d 1   n・θ)n ・・・(23) ただし、 m−に2/に1 である。そして、この(23)式を整理すると、が得ら
れる。
次に、並進移動機構350による平行リンク移動が実行
されたとき、それと同時に回転移動機構360がどのよ
うに動作するかについて説明する。
第11図は、そのときの回転移動機構360の動作状況
を示す図である。また、第12図は、その動作を解析す
るための図であり、ピエゾ素子330に伸びdPを与え
て、並進移動機構350によってビーム方向転換素子3
01が距離Xたけ平行リンク移動したものと仮定した図
である。ただし、同図において、補助線等は次のように
定義する。
■・・・突起部317と板バネ316との当接点、■ 
・・・点■を通り、水平方向X1に伸びた線、■ J・・・直線v1とアームメンバ314との交点、K・
・・突起部317が存在しないと仮定して並進移動させ
た場合の板バネ316(同図の1点鎖線)と、直線v1
との交点、 hl・・・切り欠き部322と点■との鉛直方向Z1に
おける距離、 ΔX・・・切り欠き部322と点Jとの水平方向X1に
おける距離。
同図かられかるように、 x:H■ Δx : h 1 の関係から、 Δx −x−h1/H・・・(25) が成立する。
一方、距離X、Δx、d1の間には次の関係か成立する
X −Δχ十d1         ・・・(26)し
たがって、(25) 、 (2B)式より、dl −x
 −<h、/H)x −(1−h 1 / H) x       ・・・ 
(27)となる。そして、(24) 、 (27)式か
らdlを消去すると、(28)式が得られる。
(H−hl)m−n したかって、 H(1+m−n2) 2a  = (Hh l) m−n を満足するように、切り欠きリンク機構303の各部分
のサイズを定めておけば、(7)式に示す関係を常時満
足しながら、ビーム方向転換素子301を回転変位させ
ることができる。その結果、光ビームの間隔を広範囲に
渡って調整することができる。また、アクチュエータ(
ピエゾ素子)が1個ですむために、ビーム間隔調整装M
300の構造が単純で、しかも制御が容易なものとなる
く回転角度制御部400〉 次に、ビーム方向転換素子301の回転角θを制御する
回転角度制御部400について第13゜14図を参照し
て説明する。第14図において、回転角度制御部400
は半導体レーザ発振器401、偏光ビームスプリッタ4
02及び174波長板403を含み、これらは第13図
に示すように、保持ブロック304bに固設された断面
り字形状の支持部材411に取付けられている。レーザ
発振器401から出射したレーザビームL8 (第14
図)は、偏光ビームスプリッタ402およびl/4波長
板403を透過した後にミラー404に到達する。この
ミラー404は、アームメンバ315に固着された支持
部材405(第6図)に取り付けられている。そのため
、ビーム方向転換素子301が回転すると、その回転角
θたけ回転する。
ミラー404で反射されたレーザビームLsは下方へと
向い、1/4波長板403を介して偏光ビームスプリッ
タ402に入射される。この時レーザビームLsの偏光
面か90度ずれているので、偏光ビームスプリッタ40
2に反射されたレーザビームLsかレンズ406を経て
、プリズム407408に反射されて、保持ホルダ30
4aに固定された支持部材409に固定されているP 
S D (Position Sensing Dev
ice) 410へと至る。したがって、ピエゾ素子3
30の駆動によってビーム方向転換素子301が回転す
ると、その回転角θ(第14図)が、PSD410上の
光スポットの位置変位として検出される。
第14図は、回転角度制御部400の制御ブロック図で
ある。指令値発生回路440に所望のビーム間隔指令値
Pが入力される。指令値発生回路440では、このビー
ム間隔指令値Pに基づいてビーム方向転換素子301の
回転角θ。を演算して求める。
一方、周知のように、PSD410からは、その中に設
けられている一対の電極から一対の検出信号S 、S2
が出力される。周知のPSD信号処理回路430てはこ
れらの検出信号S 、S2に基づいて、PSD410の
検出面上における光スポツト変位Δtを演算して求める
。この光スポツト変位Δtと素子301の回転角θとの
間には、次の関係式 %式% たたし、f  ・・・レンズ406の焦点距離、が成立
し、これを変形すると、 θ −Δt/2f4o6 となる。除算器431ては、光スポツト変位Δtを、値
(2f  )で除算し、素子30〕の実際の回転角θを
求める。この除算において係数“2”かあるのは、第1
4図に示すように、素子30]の回転角θの2倍が検出
ビームLsの偏向角となっているためである。
この実際の回転角θの値と指令回転角θ。の値とはPI
D制御回路442に取込まれる。PID制御回路442
はこれらの偏差(θ。−θ)についての比例信号、積分
信号および微分信号を生成し、それらの組合せとしての
PID制御信号Δθをピエゾドライバ443に出力する
。そして、ピエゾドライバ443はピエゾ素子駆動信号
を発生し、それによってピエゾ素子330を偏差(θ。
−θ)に応じた量たけ伸縮させる。
以上のようなりロースドループ制御を行なうことにより
、ビーム方向転換素子301の回転角θは指令値θ。と
一致するようになる。もっとも、ビーム方向転換素子3
01の回転角度の制御にあたっては、オープンループ制
御を行なってもよい。
第5図に戻って、このようにしてビーム間隔調整装置3
00で得られたビームB  、Bbは、ミラー210に
よる反射を受けた後、AOD213内の交差点Pcにお
いて互いに交差する。ただし、第5図においては、図示
の便宜上、この交差状態は示されていない。また、第1
7図において定義した距離aは、第5図の素子301か
らAOD213に至るまての光路長に相当する。さらに
、第5図の構成では、ミラー210においてビームB3
.Bbの進行方向が変化するが、第17図の回転中心C
Rは、第5図のビーム間隔調整装置300とミラー21
0とを結ぶ直線をそのまま延長した先に存在する(第5
図では図示せず)。
AOD213は、2つのビームB  、Bbを偏同方向
DFoへ周期的に偏向する。偏向後のビームB  、B
bは走査レンズ216に至り、この走査しンス216に
おいて、交差角θに応した相互間隔を持つ相互平行ビー
ムとなる。そして、このように平行化されたビームB、
Bbはミラー217で反射され、描画ヘッド33内へ入
射する。
尚、ビーム間隔調整装置300て得られたビームE  
、Bbは、慣用されるビームエキスパンダにより適宜そ
のビーム径を変えることができる。
(B−5)描画ヘッド33 描画ヘッド33には、偏向方向調整器(図示省略)が設
けられており、ビームB、Bbの偏向a 方向D F oが適当に調整される。そして、描画ヘッ
ド33内に配設された対物レンズ(図示省略)によって
その固有の縮小率でビームB、Bbが感材1上に縮小投
射される。
C1変形例 (C−1) 3本以上のビーム使用 この発明は、2本のレーザビームを用いる場合に限らず
、3本以上のレーザビームを用いて描画を行なう光ビー
ム走査記録装置にも適用可能である。たとえば第15図
に示す3本のビームB1〜B3を交差ビームBa−Bo
へと変換する場合、ハーフミラ−面302 .302B
をそれぞれ有する2つのビーム方向転換素子(図示せず
)によって、ビームB とB3とのそれぞれの進行方向
を転換する。そして、第6図のビーム間隔調整装置30
0と同様の機構を2つの準備し、ハーフミラ−面302
 .302Bとを個別に回転変位させる。ただし、ハー
フミラ−面302 .302Bと交差点P。とのそれぞ
れの距離は互いに異なるため、回転中心までの距離は互
いに異なる値とされる。このようにすると、交差角θ 
 θ の12’   13 それぞれを任意に変更することができる。
(C−2)ビーム間隔調整装置300の変形ビーム間隔
調整装置300では、板バネ316の先端部がアームメ
ンバ314から伸びた突起部317に単に当接されてい
るのみである、すなわち板バネ316の先端部は自由端
となっているが、固定端としてもよい。また、板バネ3
16の代わりに、弾性支点として作用する切り欠きか設
けられた鉄片を採用してもよい。
ただし、これらの場合、上記解析をそのまま適用するこ
とができない。そこで、以下、切り欠きが設けられた鉄
片を採用した場合について第16図を参照しつつ解析す
る。
第16図(a)において、アームメンバ313からZo
力方向アームメンバ315が伸びており、それらの間の
境界は切り欠き部325となっている。そして、アーム
メンバ315からはアームメンバ316bがZo力方向
伸びており、それらの間の境界は切り欠き部328とな
っている。そして、アームメンバ316bの先端部にZ
o力方向直交するX。方向に力Fを加えると、第16図
(b)に示すように、切り欠き部325を中心としてア
ームメンバ315が角度θで傾くとともに、切り欠き部
328を中心としてアームメンバ316bが角度θ1で
傾く。ただし、同図において、補助線等は次のように定
義されている。
T4・・・アームメンバ316bの先端を通り、Zo力
方向伸びた線、 W ・・・切り欠き部325を通り、直線T1とθ■ の角度をなす線、 W ・・・切り欠き部328を通り、直線W1とθ1の
角度をなす線、 e・・・アームメンバ316bの長さ、d ・・・直線
T と直線T4との間隔。
このとき、(29)式が成立する。
d、   −b−sin θ +e−sin(θ+01)   ・(29)ここて、θ
、θ1が小さい場合には、 sin θ3θ、   sin θ 3θ11■ cos  θ31、   eO8θ16t1、と近似す
ることができるので、(29)式を(30)式とするこ
とができる。
dl  −b−θ+e−θ+e・θ1−(30)一方、
弾性支点として機能する切り欠き部325のばね係数を
に1と、また弾性支点として機能する切り欠き部328
のばね、係数をに3とすれば、モーメントMは(31)
式に示すようになる。
M−に−θ 一 k ・θ         ・・・(31)この(
31)式から、(32)式が得られる。
θ、   −(k  /k  )  θ     ・・
・(32)これを、(30)式に代入して、整理するこ
とによって、 d 1gm(b + e + (k  / k a’ 
)  e ’) θ・・・(33) が得られる。
次に、上記と同様にして、並進移動機構350による平
行リンク移動が実行されたとき、それと同時に板バネ3
16の代わりに回転ハネを採用された回転移動機構かと
のように動作するかについて解析する。
ピエゾ素子330に伸びdPを与えて、並進移動機構3
50が全体的に所定距離Xたけ平行リンク移動したもの
と仮定したとき、ビーム間隔調整装置300では、(2
7)式が成立する。そして、(27) 、 (33)式
からdlを消去すると、(34)式か得られる。
(H−hl) ・・ (34) したがって、 (H−hl ) を満足するように、切り欠きリンク機構303の各部分
のサイスを定めておけば、(7)式に示す関係を常時満
足しながら、素子301を回転変位させることができる
。その結果、上記実施例と同様の効果が得られる。
上記実施例ではリンク変形手段として、アクチュエータ
としてのピエゾ素子330及びその駆動制御部としての
回転角度制御部400を用いたか、ピエゾ素子330に
代えてマイクロメータ等をアームメンバ311に取付け
、手動でマイクロメータを操作することによって所望の
リンク変形をリンク機構に与えることも可能である。
〔発明の効果〕
以上の・ように、この発明によれば、リンク変形手段の
作動を適宜制御して、リンク機構をリンク変形して、ビ
ーム方向転換手段を並進移動すると同時に、上記リンク
変形にしたかつて、突起部により曲げ弾性部材の他端側
を押動して、前記ビム方向転換手段を回転するように構
成しているので、前記ビーム方向転換手段を好適に回転
変位することができ、容易に光ビーム群の交差角を変更
することができる。そのため、感材上を相対移動するビ
ーム群のビーム間隔を広範囲に渡って調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である光ビーム走査記録
装置100の斜視図、 第2図および第3図は、光ビーム走査記録装置100に
おける感材1の走査原理の説明図、第4図は、光ビーム
走査記録装置100の電気的構成の概略を示すブロック
図、 第5図は、ビーム間隔調整装置300を含む走査光学系
200の構成図、 第6図は、ビーム間隔調整装置300の斜視図、第7図
は、その側面図、 第8図は、その機構模式図、 第9図は、並進移動機構350の構成とその動作を示す
機構模式図、 第10図は、回転移動機構360の動作の説明図、 第11図は、ビーム方向転換素子301に並進および回
転変位を与えたときの、並進移動機構350および回転
移動機構360の状態を示す図、第12図は、第11図
の模式図、 第13図および第14図は、それぞれ回転角度制御部4
00の正面図および制御ブロック図、第15図は、3本
のレーザビームを用いた場合の交差角変更の説明図、 第16図は、ビーム間隔調整装置の変形例の説明図、 第17図および第18図は、ビーム方向転換素子301
の回転による交差角θの変更の説明図、第19図および
第20図は、従来のビーム間隔調整装置の機構模式図で
ある。 1・・・感材、 100・・・光ビーム走査記録装置、 213・・・AOD。 300・・・ビーム間隔調整装置、 301・・・ビーム方向転換素子、 312〜315・・・アームメンバ、 316・・・板ばね(曲げ弾性部材)、317・・・突
起部、 321〜325・・切り欠き部(リンク節)、330・
・・ピエゾ素子、 350・・・並進移動機構(リンク機構)、400・・
・回転角度制御部、 B a、  B b・・・レーザビーム、P ・・・交
差点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像信号に対応する複数の光ビームを偏向手段に
    よって周期的に偏向し、偏向された複数の光ビームによ
    って記録用材料に画像を走査記録する光ビーム走査記録
    装置において、第1、第2及び第3アームが第1と第2
    リンク節を介してコ字形状に順次連結されてアーム連鎖
    を形成し、該アーム連鎖の両端が、第3と第4リンク節
    をそれぞれ介して、2つの支持点に連結されたリング機
    構と、第5リンク節を介して前記第2アームに連結され
    た固定部材と、該固定部材に固定され、前記複数の光ビ
    ームを交差させて前記偏向手段に案内するビーム方向転
    換手段と、前記第2アームの長手方向とは異なる方向に
    伸び、その第1端部が前記固定部材に固定された曲げ弾
    性部材と、前記第1アームと前記曲げ弾性部材の第2端
    部との間に介設された突起部と、前記リンク機構にリン
    ク変形を加えるリンク変形手段と、を備えたことを特徴
    とする光ビーム走査記録装置。
  2. (2)偏向手段が音響光学偏向素子からなり、複数の光
    ビームが前記音響光学偏向素子の内部で交差することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光ビーム走査記
    録装置。
  3. (3)リンク機構、固定部材及び曲げ弾性部材が弾性金
    属ブロック板により一体成形加工されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の光ビーム走査記録装置。
  4. (4)リンク変形手段がリンク機構に結合して伸縮作動
    するアクチュエータと、該アクチュエータの伸縮作動を
    制御する制御部と、を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の光ビーム走査記録装置。
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