JPH0481709A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像形成装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、画像形成装置、例えばレーザプリンタにおいては
、第３図に示すように、光学基台１上にレーザ光源２、
コリメータレンズ３、回転多面鏡５、走査レンズ６、光
偏光部材７、光センサ８が配置されている。そして、レ
ーザ光源２より出射されたレーザ光は、コリメータレン
ズ３を通過後に回転多面鏡５で反射し、走査レンズ６を
経て感光ドラム９上を走査する。その走査するレーザ光
の光路中に光偏光部材７を設けてレーザ光を偏光する。

そして、走査位置を検出する光センサ８に入射させ、そ
の検出結果に基づいて画像の頭出しのタイミングを制御
手段４により決定する。尚、前記光偏光部材７は、実開
昭６１−２０３７２０号公報に示すように、一体成型に
より製作された光学基台１に取り付けられていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、感光体ドラム９を走査するレーザ光の光
路中に光偏光部材７を配設し、該光偏光部材７により偏
光されたレーザ光を光センサ８に正確に入射させるため
には、光偏光部材７が取り付けられている画像形成装置
の光学基台１の精度が要求され、また、組立精度も要求
されることになり、コストを低く抑えることも困難であ
った。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、光偏光部材を微調整可能にすることにより、
容易に光偏光部材により偏光されたレーザ光を光検出部
材に入射させ、画像の頭出しのタイミングを得ることが
できる画像形成装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
像担持体を走査するレーザ光の光路中に設けられた光偏
光部材を、レーザ光の走査方向に対して略水平方向、か
つ、略垂直方向に調整可能に支持する支持部材を備えて
いる。

「作用］ 上記の構成を有する本発明において、光偏光部材を支持
する支持部材は、レーザ光の走査方向に対して略水平方
向、かつ、略垂直方向に調整することかできるように構
成されているため、支持部材を調整することにより、レ
ーザ光を光検出部材に正確に入射させることが可能とな
る。

［実施例コ 以下、本発明を具体化した画像形成装置のレーザ光走査
装置全体の構成を第３図を参照して説明する。

第３図に示すように、光学基台ｌ上には、レーザ光源２
と、該レーザ光源２よりの放射されるレーザ光の上流側
よりコリメータレンズ３と、回転多面鏡５と、走査レン
ズ６とが順次配置されている。そして、該走査レンズ６
と像担持体としての感光体ドラム９との間において、か
つレーザ光か走査される位置には、光偏光部材７と、該
光偏光部材７により偏光されたレーザ光を入射されるべ
き位置に検出部材としての光センサ８が配置されている
。

レーザ光発光要素とレーザ光変調要素とを備えたレーザ
光源２より放射されたレーザ光は、コリメータレンズ３
により平行光となり、回転多面鏡５で偏光された後に走
査レンズ６により集束され、感光ドラム９の表面に結像
して微小スポットを形成する。このとき、回転多面鏡５
は、矢印Ｂ方向に定速回転しているので、反射面が角変
位して反射されたレーザ光は偏光走査され、感光ドラム
９の表面に形成された微小スポットが矢印Ｃ方向に繰り
返し走査される。感光体ドラム９は、微小スポットの１
回の走査の間に、その表面が１走査線の幅だけ移動する
ように矢印り方向（時計方向）に回転される。このよう
なレーザ光の偏光と変調によって感光体ドラム９の表面
には、周知の電子写真技術によって情報画像が記録され
る。

走査レンズ６と感光体ドラム９との間には光偏光部材７
が配置されているので、回転多面鏡５により走査された
レーザ光は該光偏光部材７を介して光センサ８に入射さ
れ、その検出結果に基づいて画像の頭出しのタイミング
を制御装置４により決定する。

次に、前記光偏光部材７について第１図及び第２図を参
照して説明する。

略り字形状をしている弾性体１１には、光センサ８にレ
ーザ光を偏光して入射させるためのミラー１０か取り付
けられている。また、その弾性体１１は金属材料より形
成されている。前記ミラー１０の取り付けられていない
弾性体１１の平面部１１ａには穴１３か設けられており
、その穴１３は光学基台１に設けられている基準ビン１
２に挿入される。更に、弾性体１１の平面部１１ａには
、前記穴１３の中心を中心とし、円弧状に形成された長
穴１６が設けられており、その長穴１６は調整による弾
性体１１の移動量に対応できる大きさを有している。

そしてまた、前記平面部１１ａには、穴１３と長穴１６
との中心を通る方向に延び、かつ、偏心カラー１７の偏
心量に対応できる大きさの小判穴１８が設けられている
。その小判穴１８には、偏心部１７ａを有する偏心カラ
ー１７を挿入し、偏心カラー１７のほぼ中央部にあけら
れた穴１７ａに段ねじ１９を差込んで光学基台１に締め
付ける。

長穴１６には、平面形状をした固定板１４を、該固定板
１４のほぼ中央部にあけられている穴１４ａに締めねじ
１５で光学基台１に共線めする。また、調整ねじ２１は
、ミラー１０が取り付けられている弾性体１１の裏側を
押圧できるように、支持体２０に設けられたタップ部分
２０ａに取り付けられている。その調整ねじ２１は、弾
性体１１をレーザ光の走査方向に略垂直方向に変形させ
る。

また、前記支持体２０は、光学基台１にほぼ垂直に該光
学基台１と一体に形成されている。

前述のように、ミラー１０は弾性体１１に取り付けられ
ているため、弾性体１１を変位させることにより、ミラ
ー１０に入射されるレーザ光の角度が変わり、光センサ
８ヘレーザ光を確実に入射させることができる。

次に、光偏光部材７の調整方法について説明する。

まず、回転多面鏡５を画像の頭出しの信号を偏光反射す
る位置に固定する。この状態で、レーザ光源２より放射
されたレーザ光が、回転多面鏡５で偏光反射し、光偏光
部材７の取り付は位置に入射されるよう操作する。

ここで、弾性体１１の穴１３を基準ピン１２にはめ込み
、弾性体１１に設けられている小判穴１８に偏心カラー
１７を挿入し、段ねじ１９で光学基台１に固定する。そ
して、偏心カラー１７を回転させることにより、弾性体
１１が偏心カラー１７の偏心部１７ｂの作用によって、
基準ビン１２を中心として回動する。これにより、ミラ
ー１０がレーザ光の走査方向に略水平方向に回転するこ
とになり、回転多面鏡５により偏光走査されて光センサ
８に入射されるレーザ光を、そのレーザ光の走査方向の
略水平方向に微調整することができる。

そして、調整ねじ２１を支持体２０のタップ部分２０ａ
に締め込んでいくと、調整ねじ２１の先端が弾性体１１
に接し、弾性体１１が光センサ８の方向へ該弾性体１１
の略り字形状に曲がったところより傾斜する。この状態
より調整ねじ２１を前後させることにより、弾性体１１
が略り字形状付近を支点に前後に変位する。これにより
、ミラー１０が同様に前後に動くため、回転多面鏡５に
より偏光走査されて光センサ８に入射されるレーザ光を
、そのレーザ光の走査方向の略垂直方向に微調整するこ
とかできる。

前記作業によりレーザ光が光センサ８に入射されたこと
を確認した後、固定板１４を介して、弾性体１１を締め
ねじ１５で光学基台１に固定することにより、画像の頭
出しのタイミング信号の調整を完了する。

上記のような調整により、画像の頭出しのタイミング信
号が検出できるため、光学基台１の部品精度を下げるこ
とができる。また、固定板１４を介して、弾性体１１を
締め付けることにより、締め付けによる調整ずれをなし
、画像の頭出しのタイミング信号を正確に検出すること
ができる。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、簡単な機構で、画像形成装置の画像の頭出しのタイミ
ング信号の微調整を可能にすることにより、従来装置に
比べ部品精度を下げることが出来ると共に、その組立が
容易になり、また、コストを低く抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は光偏光部材調整機構の上面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は画像形成装置の
レーザ光走査装置概略図である。 ２：レーザ光源　　　４：制御装置 ７：光偏光部材　　　８：光センサ ９：感光体ドラム　１０：ミラー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、像担持体を走査するレーザ光の光路中に設けられた
   光偏光部材と、該光偏光部材により偏光されたレーザ光
   の走査位置を検出する検出部材と、その検出結果に基づ
   いて画像の頭出しのタイミングを決定する制御手段とを
   有する画像形成装置において、 前記光偏光部材をレーザ光の走査方向に対して略水平方
   向、かつ、略垂直方向に調整可能に支持する支持部材を
   設けたことを特徴とする画像形成装置。