JPH048165Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH048165Y2 JPH048165Y2 JP1986140269U JP14026986U JPH048165Y2 JP H048165 Y2 JPH048165 Y2 JP H048165Y2 JP 1986140269 U JP1986140269 U JP 1986140269U JP 14026986 U JP14026986 U JP 14026986U JP H048165 Y2 JPH048165 Y2 JP H048165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- termite
- joists
- proofing
- sheet
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 38
- 241000256602 Isoptera Species 0.000 description 13
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 9
- 230000002940 repellent Effects 0.000 description 9
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000002917 insecticide Substances 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000005944 Chlorpyrifos Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- SBPBAQFWLVIOKP-UHFFFAOYSA-N chlorpyrifos Chemical compound CCOP(=S)(OCC)OC1=NC(Cl)=C(Cl)C=C1Cl SBPBAQFWLVIOKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- SCKHCCSZFPSHGR-UHFFFAOYSA-N cyanophos Chemical compound COP(=S)(OC)OC1=CC=C(C#N)C=C1 SCKHCCSZFPSHGR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- -1 dipping Substances 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は建築物の防蟻床構造に関する。
(従来の技術及びその問題点)
白蟻の食害から建物を有効に防止する手段とし
て、例えば土台と基礎の接触面積を小さくし、白
蟻の侵入を防止する構造的なものや、部材自体に
薬剤を注入、浸せき、塗布等して保護するもの、
更には建築物の周囲、床下等の土壌中に薬剤を注
入、散布する土壌処理等が実施されている。又近
年ではシート材に殺虫剤を含浸させて、接触した
白蟻を殺虫することにより建物を保護する手段も
提案されている。特に、シート材に殺虫剤を含浸
させたものは、シート材を〓間なく貼設しなけれ
ば蟻道の形成を阻止できない。すなわち施工誤差
等によつて〓間が生ずれば接触蟻道が形成され、
白蟻の侵入を防止することはできない。よつてシ
ート材自体を〓間なく且つ連続した状態に敷き詰
める高い施工精度が要求される。
て、例えば土台と基礎の接触面積を小さくし、白
蟻の侵入を防止する構造的なものや、部材自体に
薬剤を注入、浸せき、塗布等して保護するもの、
更には建築物の周囲、床下等の土壌中に薬剤を注
入、散布する土壌処理等が実施されている。又近
年ではシート材に殺虫剤を含浸させて、接触した
白蟻を殺虫することにより建物を保護する手段も
提案されている。特に、シート材に殺虫剤を含浸
させたものは、シート材を〓間なく貼設しなけれ
ば蟻道の形成を阻止できない。すなわち施工誤差
等によつて〓間が生ずれば接触蟻道が形成され、
白蟻の侵入を防止することはできない。よつてシ
ート材自体を〓間なく且つ連続した状態に敷き詰
める高い施工精度が要求される。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点に鑑み案出されたもので、
床板の下面にシート状防蟻材を配設すると共に、
根太の下面に帯状の防蟻材を取着して成る防蟻床
構造を提供するものである。
床板の下面にシート状防蟻材を配設すると共に、
根太の下面に帯状の防蟻材を取着して成る防蟻床
構造を提供するものである。
すなわち防蟻材自体をシート状に形成し、且つ
その全周囲に忌避領域を形成するものであつて、
この防蟻材に〓間が生じても、その〓間は忌避領
域によつて覆われるので白蟻の接触蟻道は勿論、
空中蟻道の形成も阻止し得るものである。
その全周囲に忌避領域を形成するものであつて、
この防蟻材に〓間が生じても、その〓間は忌避領
域によつて覆われるので白蟻の接触蟻道は勿論、
空中蟻道の形成も阻止し得るものである。
(実施例)
以下図面に基づき本考案の防蟻床構造を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は防蟻床構造を示す断面概略図であり、
第2図は、床材の他の実施例を示す断面概略図で
ある。すなわち防蟻床構造は、基礎1上に載置さ
れた土台2と、その土台2を介して敷設される床
材3から成る。床材3は所定間隔で並設した複数
の根太31,31…上に床板32を敷設して形成
される。
第2図は、床材の他の実施例を示す断面概略図で
ある。すなわち防蟻床構造は、基礎1上に載置さ
れた土台2と、その土台2を介して敷設される床
材3から成る。床材3は所定間隔で並設した複数
の根太31,31…上に床板32を敷設して形成
される。
斯かる状態の床材3において根太31,31…
と床板32間にシート状防蟻材4を配設する。又
必要に応じて床板31と防蟻材4間にはグラスウ
ール等の断熱材5を介挿する。
と床板32間にシート状防蟻材4を配設する。又
必要に応じて床板31と防蟻材4間にはグラスウ
ール等の断熱材5を介挿する。
一方根太31,31…の下面31a,31a…
には、帯状の防蟻材6が釘等を介して取着され
る。この帯状の防蟻材6は根太31の側面31
b,31bより外方へ延出した状態に取着され
る。よつて防蟻材4と6間には根太31の背と略
等しい空間Hが形成される。又土台2に取着され
るきわ根太31と土台2間にも防蟻材7が取着さ
れる。この防蟻材7も同様に防蟻材4と接続せ
ず、間〓Hを有するものでもよい。
には、帯状の防蟻材6が釘等を介して取着され
る。この帯状の防蟻材6は根太31の側面31
b,31bより外方へ延出した状態に取着され
る。よつて防蟻材4と6間には根太31の背と略
等しい空間Hが形成される。又土台2に取着され
るきわ根太31と土台2間にも防蟻材7が取着さ
れる。この防蟻材7も同様に防蟻材4と接続せ
ず、間〓Hを有するものでもよい。
すなわち各防蟻材4,6,7は夫々連続するこ
となく各間〓Hを有しても良い。
となく各間〓Hを有しても良い。
上記防蟻材4,6,7は塩化ビニル樹脂材をシ
ート状に形成し、その内部に白蟻忌避剤を含有す
るもので、白蟻忌避剤としてはクロルピリホス、
フエニトロチン、サイアノホス等の放散性の強い
薬剤とバーサテイク酸亜鉛等の薬効持続安定剤を
混合含浸させたものである。その為含浸した忌避
剤が各防蟻材の表面から放散され、夫々全周囲に
忌避領域Oを形成する。よつて間〓Hはこれ等の
忌避領域Oにより覆われることになる。すなわち
土台2は勿論のこと、きわ根太31,31の両側
面、及び床板32の下面は忌避領域Oによつて完
全に覆われた状態になる。
ート状に形成し、その内部に白蟻忌避剤を含有す
るもので、白蟻忌避剤としてはクロルピリホス、
フエニトロチン、サイアノホス等の放散性の強い
薬剤とバーサテイク酸亜鉛等の薬効持続安定剤を
混合含浸させたものである。その為含浸した忌避
剤が各防蟻材の表面から放散され、夫々全周囲に
忌避領域Oを形成する。よつて間〓Hはこれ等の
忌避領域Oにより覆われることになる。すなわち
土台2は勿論のこと、きわ根太31,31の両側
面、及び床板32の下面は忌避領域Oによつて完
全に覆われた状態になる。
尚、第2図で示す様に、断熱材5を介挿するこ
となく、床板32の下面に防蟻材4を直接貼設し
た場合でも、根太31の下面に取着した帯状の防
蟻材6とが為す間〓Hは、同様にして忌避領域O
によつて覆われる。
となく、床板32の下面に防蟻材4を直接貼設し
た場合でも、根太31の下面に取着した帯状の防
蟻材6とが為す間〓Hは、同様にして忌避領域O
によつて覆われる。
以上の如く、本考案の防蟻床構造では各部位に
設けた防蟻材を接続させなくとも、防蟻材自体が
持つ忌避領域によつて床材下面が覆われるので接
触蟻道は勿論のこと空中蟻道の形成も阻止し得
る。
設けた防蟻材を接続させなくとも、防蟻材自体が
持つ忌避領域によつて床材下面が覆われるので接
触蟻道は勿論のこと空中蟻道の形成も阻止し得
る。
(効果)
以上の様に本考案の防蟻床構造によれば、床下
面は完全に忌避領域が形成されて白蟻の侵入する
余地はない。更に防蟻材自体の敷設や取着も予め
工場等によつて施工できるので、特にパネル形式
の床材やユニツト建物の床構造には極めて好適な
防蟻構造となる。
面は完全に忌避領域が形成されて白蟻の侵入する
余地はない。更に防蟻材自体の敷設や取着も予め
工場等によつて施工できるので、特にパネル形式
の床材やユニツト建物の床構造には極めて好適な
防蟻構造となる。
第1図は、本考案に係る防蟻床構造の断面概略
図、第2図は、床材の他の実施例を示す断面概略
図である。 1……基礎、2……土台、3……床材、31,
31……根太、31a……根太の下面、31b…
…根太の側面、4……シート状防蟻材、6……帯
状の防蟻材、7……防蟻材、H……間〓、O……
忌避領域。
図、第2図は、床材の他の実施例を示す断面概略
図である。 1……基礎、2……土台、3……床材、31,
31……根太、31a……根太の下面、31b…
…根太の側面、4……シート状防蟻材、6……帯
状の防蟻材、7……防蟻材、H……間〓、O……
忌避領域。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定の間隔で並設した根太上に床板を敷設して
形成した建築物の床であつて、 前記床板と根太との間にシート状防蟻材を配設
するとともに、前記各根太の下面には、該根太の
両側面より外方に延出した状態に帯状の防蟻材を
取着したことを特徴とする建築物の防蟻床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986140269U JPH048165Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986140269U JPH048165Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6346507U JPS6346507U (ja) | 1988-03-29 |
JPH048165Y2 true JPH048165Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=31046960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986140269U Expired JPH048165Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048165Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635445U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191604U (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-19 | ミサワホ−ム株式会社 | 防蟻床の構造 |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP1986140269U patent/JPH048165Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635445U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6346507U (ja) | 1988-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6453637B2 (en) | Insect control for buildings | |
JP3527654B2 (ja) | 防蟻機能をもつ基礎断熱構造及びその施工方法 | |
US20070011958A1 (en) | Insect control for buildings | |
JPH048165Y2 (ja) | ||
JP2000054516A (ja) | 建物の防蟻構造 | |
US6959516B2 (en) | Insect and microorganism control for buildings | |
JP2520746Y2 (ja) | 建築物の防蟻床構造 | |
JPH0348326Y2 (ja) | ||
JPH0431924Y2 (ja) | ||
JPS6370744A (ja) | 建築物の防蟻方法 | |
JP2003013511A (ja) | 建物の断熱構造 | |
JP2002235383A (ja) | 建築構造物とそれに使用する水切り | |
JPH0545687Y2 (ja) | ||
JPH045615Y2 (ja) | ||
JPH0347044Y2 (ja) | ||
JPH1088683A (ja) | 防蟻構造および防蟻工法 | |
JP6868245B2 (ja) | 防蟻工法及び防蟻構造 | |
JP2000179061A (ja) | 建物の防蟻構造 | |
JP2000110269A (ja) | 建物の防蟻構造 | |
JP6858533B2 (ja) | 防蟻基礎構造 | |
JP2001140369A (ja) | 建物の防蟻構造及び防蟻工法 | |
JPH0380932B2 (ja) | ||
JPH0321369Y2 (ja) | ||
JPH0425444Y2 (ja) | ||
JP2023054541A (ja) | 防虫工法、防虫構造及び建築物 |