JPH0480245A - スポンジ用ゴム組成物 - Google Patents

スポンジ用ゴム組成物

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JPH0480245A
JPH0480245A JP19330990A JP19330990A JPH0480245A JP H0480245 A JPH0480245 A JP H0480245A JP 19330990 A JP19330990 A JP 19330990A JP 19330990 A JP19330990 A JP 19330990A JP H0480245 A JPH0480245 A JP H0480245A
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JP
Japan
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molecular weight
weight component
component copolymer
copolymer
sponge
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Application number
JP19330990A
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English (en)
Inventor
Keisaku Yamamoto
山本 圭作
Hideaki Yamada
秀昭 山田
Koichi Iketani
池谷 孝一
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はスポンジ用ゴム組成物(こ関するものである。
更番こ詳しくは、押出し成型時のエツジ切れが発生せず
、よって極めて薄く、かつ長いIJ ノブ部分を有する
成型体への加工が可能であり、表面肌、圧縮永久歪、加
硫発泡時の形状保持性Gこ優れる他、ブルームを生ぜず
、適度な柔かさを有し、混練時の操作性に優れるという
、特徴的なスポンジゴムを得ることができるスポンジ用
ゴム組成物及びその配合物(こ関するものである。
〈従来の技術〉 自動車、建築用に使用されるスポンジゴムの多くには、
耐熱性、耐候性、加工性及びコストの点で優れた性能を
もつエチレン−a・オレフィン共重合ゴムが使用されて
おり、特(こ、自動車用ドアー7−ル、トラックノール
、ウィンド/−ル(こは欠くことのできない素材として
、その普及率は著しい。
しかし、自動車の高性能化番こ伴い、これらのスポンジ
ゴム(こ要求される性能も高度化されてきており、従来
の技術で、高度化された全ての要求性能を十分に満足す
ることが困難(こなってきた。
すなわち、自動車の走行時を二発生するエンジン音、ド
アー廻りの風切り音、タイヤのキンミ音等の室内への漏
洩、雨漏れ等の問題はドアー廻りのンール性能(ユ左右
されるため、シールスポンジに対する要求は、より厳し
くなっている。
/−ル性能はスポンジゴムの断面形状、圧縮永久歪、柔
さ等多くの要因に影響されるが、断面形状を例にとると
、従来(こ比べ IJ ノブ部の肉厚が薄く、しかも長
くなっていることを含め、複雑な形状になっている。さ
ら(こ、・・−ドトノプタイブに装着されるンールヌボ
ンノは、断面積が従来(こ比べてより大きく、肉厚も薄
い構造が要求されており、/−ルスポンジを製造する加
硫2発泡工程(こおいて、正確な断面形状が得られない
、いわゆる形崩れが発生すると(・つた問題がクローズ
アップされて(・る。
形崩れの指標としては、形状保持率が一般(こ用(・ら
れており、形状保持率の優れたスポンジゴムが求められ
ている。さら(こ、高温から低温にわたる広い温度領域
番こおいて、ドアーの開閉がスムーズに行なわれること
が必要であり、スポンジゴムも、広範囲な温度領域で十
分な柔かさを維持することが必要とされている。
以上述べたスポンジゴムに要求される性能の他に、製造
する工程(ユお(・ても優れた性能が必要とされる。す
なわち、複雑な断面形状を精度良く成型する(鉗よ、押
出加工性が重要な課題となる。押出加工性が劣る場合、
肉厚が薄くしかも長いIJ ノブ部分が切れてしまし・
、求める断面形状が得られな(・、いわゆるエノノ切れ
が発生する。
このような状況下、従来の技術として、例えは特開昭6
1−278540号公報(こは、エチレンa・オレフィ
ンの重量比が70./30〜40./60. ム二−粘
度(ML++、 120℃〕が50〜110で、バイモ
ーダルな分子量分布を有し、その低分子量部分の割合が
5〜50重量%の共重合ゴムを用いる方法が記載されて
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の技術によると低温特性及び引張強
度の点Gこおいては改善が見られるものの、押出加工性
の点をはじめとして、種々の特性の点において、未だ不
十分なものであった。
〈課題を解決するための手段〉 かかる現状に鑑み、本発明者らは、押出し成型時の二ノ
ヅ切れが発生せず、よって極めて薄く、かつ長いIJ 
yプ部分を有する成型体への加工が可能であり、表面肌
、圧縮永久歪、加硫発泡時の形状保持性(こ優れる他、
ブルームを生ぜず、適度な柔かさを有し、混練時操作性
(こ優れると(・う、特徴的なスポンジゴムを得ること
ができるスポンジ用ゴム組成物及びその配合物を提供す
ることを主たる目的として鋭意検討し、本発明Gこ到達
したものである。
すなわち、本発明のうち、−の発明は、低分子量成分共
重合体及び高分子量成分共重合体からなるエチレン−〇
・オレフィンーンオレフィン共重合体ゴム組成物であっ
て、該組成物のエチレン/a・オレフィン重量比が73
//27〜40/60であり、ジオレフイノの含有量が
ヨウ素価で10〜36であり、ムーニー粘度(ML、+
412]°C)が50〜100であり、低分子量成分共
重合体/高分子量成分共重合体重量比が51/49〜8
0/20であり、かつ低分子量成分共重合体/高分子量
成分共重合体ヨウ素価化が1.1 / 1〜4/】であ
るスポンジ用ゴム組成物に係るものである。
また、本発明のうち他の発明は、上記のスポンジ用ゴム
組成物100重量部lこ対し、可塑剤20〜100重量
部を配合してなるスポンジ用ゴム配合物に係るものであ
る。
以下、本発明について、詳しく説明する。
本発明のスポンジ用ゴム組成物は、低分子量のエチレン
−a・オレフィ/−ジオレフィン共重合体(低分子量成
分共重合体)及び高分子量のエチレン−〇・オレフィン
ーヅオレフィン共重合体(高分子量成分共重合体)より
なるものである。
ここで用いられるa・オレフィンとしては、フロピレノ
、フテンー1.4・メチルペノテンl、ヘキセノー1.
オクテノ−1などが挙げられ、中でもプロビレ/が好ま
しい。
ジオレフィンとしては、1−4ペンタノエン1−4へ一
+サノエン、ノビニルベンゼン、ノンクロペンタジェン
、メチレンノルボルオ・ン、エチリテンノルボルネン、
ビニルノルボルネン等が挙げられ、中でもエチリデンノ
ルボルネンが特(こ好ましい。更に、ジオレフィンは通
常単独で用いられるが、必要(こ応じて2種以上混合し
て用いることができる。
共重合体ゴム組成物のエチレン/a・オレフィン重量比
は73/27〜40 /60、好ましくは67/33〜
45155である。エチレンが73%を超えると、スポ
ンジゴムの低温における圧縮永久歪が極端(こ悪化する
ことから、スポンジゴムの回復性が著しく劣り、シール
材として不適当なものになる。逆(こ、エチレンが40
%未満の場合は、カーボッブラック、無機フィラー等の
補強剤の分散が不十分になり、スポンジゴムの表面肌が
悪化する。
共重合体ゴム組成物のジオレフイノの含有量は、ヨウ素
価で10〜36、好ましくは12〜32である。ヨウ素
価が10未満の場合、スポンジゴムの圧縮永久歪が悪化
し、更に、加硫速度が遅くなるため、加硫促進剤を多量
に配合せねばならなくなり、ブルームの原因(こなる等
の問題がある。
逆ζこ、ヨウ素価が36を超える場合、スポンジゴムの
硬度が高くなる、コストが高くなる等の問題が生じる。
共重合体ゴム組成物のムーニー粘度(ML、+。
121°C)は50〜100 、好ましくは55〜90
である。
ムーニー粘度が50未満ではスポンジゴムの形状保持性
、圧縮永久歪が劣るものとなる。逆に、ムーニー粘度が
100を超えると、形状保持性圧縮永久歪は優れるもの
の、混練加工時にカボン分散が不十分(こなり、スポン
ジゴムの表面肌が悪化し、更(こ薄くて長いリップを得
ることができなくなる。
本発明(こおいては低分子量成分共重合体と高分子量成
分共重合体という異なる分子量を有する二種の成分共重
合体を用いることが必要である。ここで両成分共重合体
の分子量の関係は、GPC(Gel Permeati
on Chromatograph)を用いて分子量分
布を測定した後、ガウス関数を用いて二つの山(こ波形
分離して表わすことができるいわゆるバイモーダルな分
子量分布を示すものであればよい(図−1参照)。
共重合体ゴム組成物の低分子量成分共重合体/高分子量
成分共重合体重量比は51 /49〜80/20、好ま
しくは51/49〜75/25である。この比が51/
49未満の場合、押出加工性に劣り、特(こ、薄くて長
いリップを得ることができないという問題が生じる。ま
た、上記の比が80/20を超えた場合、形状保持性及
び圧縮永久歪ζこ劣るものとなる。
共重合体ゴム組成物の低分子量成分共重合体/高分子量
成分共重合体ヨウ素価比は1.1 / 1〜4/1、好
ましくは1.1/1〜35/1である。この比が11/
1未満の場合、スポンジゴムの表面肌が劣る、圧縮永久
歪が劣る等の問題が生じ、逆(こ4/1を超えた場合、
加硫発泡時の形状保持性が悪化する問題がある。
本発明の共重合体ゴム組成物は、次のような方法で得る
ことができる。
すなわち、直列(こ連結した2以上の反応槽のうちの−
の反応槽(こおいて、高分子量成分共重合体又は低分子
量成分共重合体のいづれか一方を重合により得、他の−
の反応槽において、該得られた成分共重合体の共存下、
他の一方の成分共重合体を重合(こより得るという方法
(こまって好適に製造される。
更(こ、並列に並べた反応槽で高分子量成分共重合体及
び低分子量成分共重合体を別々に重合し、ライン又は貯
槽で両成分共重合体を混合して製造することも可能であ
る。また、高分子量成分共重合体と低分子量成分共重合
体を別々に重台を行い、溶液の状態でそれぞれの成分共
重合体を混合する、(・わゆるバッチ式重合を用いるこ
ともできる。
上記以外の方法として、高分子量成分共重合体と低分子
量成分共重合体を別々に得、その後両成分共重合体をバ
ンバリーミキサ−等の混練機を用いて混合する方法も考
えられる。
しかしながら、この方法は、低分子量成分共重合体と高
分子量成分共重合体をそれぞれ別々に計量する必要があ
り、更fこカーボン配合時のカーボン分散性をこ劣る等
の問題がある。すなわち、この方法は、工程時の手間、
生産性及び不十分なカーボン分散による発泡後スポンジ
ゴムの表面肌荒れ等の点で、前記二つの方法よりも劣る
重合方法としては通常の方法を用いることができる。す
なわち媒体中、可溶性バナジウム化合物と有機アルミニ
ウム化合物などのチーグラ触媒ヲ用い、エチレン、a・
オレフィン、ノオレフ・〕、更には分子量調節剤として
の水素カスなとを供給すること;こより重合を行う。
媒体としては、例えばベノタ7.ヘキサン、ヘプタノ、
オクタン、灯油のような脂肪族炭化水素、/クロヘキサ
ンのような脂環族炭化水素。
ベノゼン、トルエン、キ/レンのような芳香族炭化水素
、クロルベ/ゼノ、四塩化炭素、テトラク口ルエチレノ
、トリクロルエチレン、塩化エチル、塩化メチレン、;
クロルエタ7ナトノハロゲン化炭化水素を単独である(
・は混合して用(・ることができる。可溶性バナ、ウム
化合物としては、例えば四塩化バナジウム、バナ/゛ル
トリクロリド、バナノウムトリアセチルアセトイ・−ト
、バナノルノアセチルアセトイ−−ト、−<ナジルトリ
アルコキ/ドVO(OR)、(ここでRは脂肪族炭化水
素基を示す。〕、・・〕ロゲノ化バナ7−ルアルコキン
ドVO(OR)。X、 n(ここでRは脂肪族炭化水素
基、Xはハロゲン原子を示し、また0 < n < 3
である。)などを単独でまたは混合して用いることがで
きる。一方、有機アルミニウム化合物としては一形成R
,,AlX3− 、T、(ここでRは脂肪族炭化水素基
、Xはハロゲンを示し、また1≦m≦3である。)で表
わされる化合物、例えばトリエチルアルミニウム、ジエ
チルアルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセス午
クロリド、エチルアルミニウムジクロリドなどを単独で
あるいは混合して用いることができる。
カくシて、本発明によるスポンジ用ゴム組成物を得るこ
とができる。
次(こ、本発明(こよるスポンジ用ゴム配合物について
説明する。
本発明のスポンジ用ゴム配合物は、上記本発明(こよる
スポンジ用ゴム組成物100重量部に対し、可塑剤20
〜100重量部、好ましくは30〜90重量部を配合し
てなるスポンジ用ゴム配合物である。
可塑剤の量が20重量部未満の場合、本発明の目的であ
る押出加工性の改善が図れず、よって薄くて長い+J 
ノブ部分を有する成型体を得ることができなし・。また
、可塑剤の量が100重量部゛を超えた場合、ヌボノノ
ゴムの形状保持性及び圧縮永久歪(こ劣る。更(こ、混
練時の操作性を失うことなく柔かいスボノンゴムを得る
と(・う点からも本願の規定範囲とする必要がある。
使用する可塑剤としては、通常ゴムに使用される可塑剤
が使用されるが、例えば、フロセスオイル、潤滑油、パ
ラフィン、流動パラフィノ石油アスファルト、ワセリン
、コールタールピッチなどのヒマン油、アマニ油、サフ
、密ロウリフノール酸、バルミチン酸。ステアリン酸バ
リウム、ステアリン酸カルノウム、ラウリン酸亜鉛、ア
ククチツクポリフロピレノ、クマロンインデン樹脂など
を挙げることができる。
本発明のスポンジ用ゴム配合物(こは、上記可塑剤(こ
加え、発泡剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、充填剤
等の各種配合剤等が適宜添加、配合される。
加硫剤としては、イオウ、塩化イオウ、−二塩化イオウ
9モルホリノジスルフィド、アルキルフニノールジスル
フィド、テトラメチルチウラムノスルフィド、;メチル
ジチ万カルバミン酸セレノ ノクミルペルオキンド、2
,5−ツメチル−2,5−′;(第三ブチルペルオキ/
)−キサン、2.5−;メチル−2,5−ノ(ペンゾイ
ルペルオキノ)ヘキサノ、25−;メチル−2,5ツメ
チル−2,5−ノ(第三ブチルベルオキ/)ヘキ/ンー
3.ノ第三ブチルペルオキ/ド1.;第三ブチルオキ/
3,3.5− ) ’)メチルシクロヘキサン、第三ブ
チルヒドロベルオキンドなどを挙げることができる。特
(こイオウ、ンクミルペルオキンド、)第三ブチルペル
オキノド、ノ第三ブチルペルオキン−3,3,5−)’
Jメチルノクロヘ午サンが好ましい。
イオウは通常スポノノ用ゴム組成物100重量部に対し
て01〜10重量部、好ましくは05〜5重量部の割合
で使用される。また有機過酸化物は通常ヌボノノ用ゴム
組成物100重量部に対して01〜15重量部、好まし
くは05〜8重量部の割合で使用される。
また、加硫剤としてイオウ又はイオウ系化合物を使用す
るときは必要(こ応じて加硫促進剤加硫助剤が併用され
る。
加硫促進剤としては、N−〕〕タロヘノノル−2−ペノ
ゾチアゾールースルフエノアミドNオキノジエチレン−
2−ベノゾチアゾールスルフエノアミド、N、N−ジイ
ソフロビル2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、2
メルカブトベノゾチアゾール、2−(2,4−;ニトロ
フェニル)メルカフ゛トベンゾチアゾール2−(26>
エチル−4−モルホリノチオ)ベノゾチアゾール ノベ
ノゾチア、/″ルーツスルフィド ノフェニルグアニジ
ノ、トリフェニルグアニジノ、ノオルノトリルグアニノ
ン、オルソトリル・パイ・グアナミド、ジフェニルグア
ノン・フタレート アセトアルデヒドーアリノ反応物、
ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレノテ
トラミ7.7七トアルデヒドアンモニア、2−メルカブ
トイミダゾリノ。
チオカルバニリト、;エチルチオユリア、ンブチルチオ
ユリア、トリノチルチオユリア、;オルソトリルチオユ
リア、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメ
チルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、ペンタ
メチレンチウラムテトラスルフィド、;メチルノチオカ
ルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミノ酸亜鉛、ノー
n−フチルノチオ力ルバミノ酸亜鉛、エチルフエニルジ
チオカルバミノ酸亜鉛ブチルフェニルンチオ力ルバミン
酸亜鉛、ンメチルノチオ力ルバミン酸ナトリウム、ノメ
チルノチオ力ルバミン酸セレン、/″エチルノチオ力ル
バミン酸テルル、 ジブチルキサノトゲノ酸亜鉛などを
挙げることができる。これら加流促進剤はスボ7ノ用ゴ
ム組成物100重量部(こ対して01〜20重量部、好
ましくは02〜10重量部の割合で使用される。
加硫助剤としては、酸化マダイ・/ラム、亜鉛華などの
金属酸化物を挙げることができるが、亜鉛華の使用が好
ましい。通常これらの加硫助剤はスポ/)用ゴム組成物
100重量部(こ対して3〜20重量部使用される。
また、過酸化物による架橋に際しては、硫黄。
P−キノンノオキノムなどのキノツノオキ/ム系、ポリ
エチレンダリコールノメタクリレート。
ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレートノビニル
ペノゼンなどの架橋助剤を使用してもよし・。
本発明で使用される充填剤としては、5RFGPF、 
 FEF、  HAF、  l5AF、  5AFFT
、MTなどの通常ゴム(こ用いられるカーボンブランク
、微粉ケイ酸、炭酸カル/ウム、タルク、クレーなどの
無機充填剤が好ましく使用される。
本発明で使用される発泡剤としては、重炭酸ナトリウム
、炭酸ナトリウム、重炭酸アノモウム、炭酸アンモニウ
ム、亜硝酸アンモニウム/ N 、 N  ;メチルN、N−ノニトロ≠・テレフタ
ルアミド、N  N−ンニトロノ・ペンタメチレノ・テ
トラミン アゾジカルボンアミド アゾビスイノフ゛チ
ロニトリル アゾ/クロヘキ/ルニトリル、アゾンアミ
ノベンゼン、バリウム・アゾノカルポキシレート ベン
ゼン・スルホニルψヒドラジド、トルエン・スルホニル
・ヒドラジド、P、P−オキンビヌ(ベンゼンスルホニ
ル・ヒドラジド)、ジフェニルスルホン33−ジスルホ
ニル・ヒドラジド、カルンウムアジド、4,4−ジフェ
ニル・ジスルホニルアンド・バラ・トルエン・マルホニ
ルアジドを挙げることができる。発泡剤は共重合体10
0重量部に対して05ないし30重量部、好ましくは1
ないし15重量部の割合で配合される。
また、必要に応じて発泡剤と併用して、発泡助剤を使用
しても差支えない。
また、ゴム成分として、本発明のスポンジ用ゴム組成物
と共に他の種類のゴムまたは他のエチレン−〇・オレフ
ィンーンオレフィン共重合体を混合使用してもさしつか
えない。
本発明においては、従来から公知の混練機押出機1発泡
装置を適用することができる。
すなわち、本発明のスポンジ用ゴム組成物に前記の可塑
剤、各種配合剤を加え、オーブンロールミル、バフバリ
ーミキサー、ニーダ−などを用いて本発明のスポンジ用
ゴム配合物とした後1発泡および加硫可能温度(ごて発
泡架橋させる方法がとられる。
かくして、優れた特性を有するスポンジゴムを得ること
ができる。
本発明の優れた特徴については、すでに前記各所(こて
説明したとおりであるが、以下その要点を整理する。
まず、本発明の最大の特徴は、本発明(こより、押出し
成型時の二ノジ切れが発生せず、よって極めて薄く、か
つ長いIJ 、ブ部分を有するスポンジゴムが実現でき
た点(こある。ここにし・う極めて薄く、かつ長い11
 、ブ部分とは、ガーベダイ(ASTM−D 2230
iこ準拠)の二ノジ部分(ご相当する極めて薄いもので
あり、従来の水準、すなわちリボンとチーーブを合わせ
た形状(いわゆる「丸−形状」)の水準より一層薄いも
のである。本発明(こよると、かかる極めて薄くて長(
・IJ ノブ部分を有し、かつ複雑な断面形状を有する
スポンジゴムを得ることができるのである。
そして、かかる特性は、本発明が規定する要件のうち、
特にスポンジ用ゴム組成物(こおける低分子量成分共重
合体と高分子量成分共重合体の適正な存在割合、及びス
ポンジ用ゴム配合物における可塑剤の適正な配合割合(
こより実現されるのである。
更に、本発明の最大の特徴のうち、もう一つの特徴は、
本発明(こより優れた表面肌を有し、圧縮永久歪に優れ
、かつ加硫発泡時の形状保持性にも優れるスポンジゴム
を実現できた点(こある。
従来、一般にポリマー中の低分子量成分はポリマーの粘
度を下げ、それ(こ伴なし・スポンジの表面肌及び圧縮
永久歪を悪化させるとされてきた。しかし、本発明者ら
は、表面肌及び圧縮永久歪は、ポリマーの分子量(すな
わち粘度)と共Gこ加硫速度(こも大きく影響されるこ
とを見い出した。そして、低分子量のポリマーを用いた
場合であっても、加硫速度を最適に制御すること(こよ
り、スポンジの表面肌及び圧縮永久歪を改良し得ること
を見い出したのである。そして、本発明者らは、加硫速
度を最適ζこ制御する具体的手段として、ヨウ素価を最
適な範囲(こ規定する方法を用いたのである。
かくして、押出し成型時の二ノジ切れが発生せず、よっ
て極めて薄く、かつ長いIJ 、ブ部分を有する成型体
への加工が可能であり、表面肌。
圧縮永久歪、加硫発泡時の形状保持性(こ優れる他、フ
ルームを生じず、適度な柔がさを有し、混練時の操作性
(こ優れるという、特徴的なスポンジゴムを得ることが
できたのである。
〈実施例〉 以下、実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明の範囲は、これら実施例に限定されるものでは
な(・。
低分子量成分共重合体の割合(L%)の測定方法は下記
の方法(こ従った。
■ 分子量既知の標準ボリスチレノ(東洋ノーダ製、単
分散ポリスチレノつを使用して、分子鎖長とそノG P
 C(Gel  PermeationChroma 
tograph )溶出時間を測定し、分子鎖長と保持
時間(Retention time)の相関図較正曲
線を作図した。この時の濃度は0.02重量%とした。
■ GPC測定法により、試料のGPCパターノをとり
、前記■(こより、スチレノ換算分子鎖長を知った。そ
の際のサンプル調製条件およびGPC測定条件は以下の
とおりである。
サンプル調整 O−ノクロルベンゼン溶媒Qこ老化防止剤26−ジター
ノヤリブチルー4−メチルフェノールを01重量%添加
し溶解した。
(b)試料を0.1車量%ζ二なるように〇−ジクロル
ベノゼノ溶媒とともに試験管に分取しtこ。
(c)  試験管を140℃に加温し、2時間攪拌溶解
した。
(d)  その溶液をG Pctこがげた。
(a) GPC測定条件 (a)装 置 Waters社W150C型(b)  
カラム 昭和電工社製 A−80M(C)  サノブル
量 400μt (d)温度 140’C (e)液速 1m/m1n (f)  カラム総理論段数 15000以上(テトラ
ヒドロフランによる測定値) ここで得られた分子量分布測定データにより、横軸分子
鎖長、たて軸ポリマー濃度で分子量分布図を作成した。
この時、分子量分布の面積が常に一定になるよう(こ規
格化した。規格化された分子量分布図をガウス関数を用
いて2つの山に波形分離し、低分子量側の面積をS4.
高分子量側の面積を82とし、次式(こもとすいて(L
)を求めた。
低分子量成分共重合体と高分子量成分共重合体のそれぞ
れのヨウ素価の測定は次の方法(こよりだ。
直列Gこ連結した2つの反応槽のうち、−の反応槽(こ
おいて高分子量成分共重合体を重合し、二の反応槽によ
り低分子量成分共重合体を重合した。−の反応槽の出口
から一部の共重合体を抜き出し、そのヨウ素価を測定し
て高分子量成分共重合体のヨウ素価とし、更に二の反応
槽の出口の共重合体のヨウ素価から上記高分子量成分共
重合体のヨウ素価を差し引くこと(こより、低分子量成
分共重合体のヨウ素価を得た。
実施例1〜8及び比較例1〜9 BR型バンバリーミキサ−(内容積1.51)を用(・
、表−1のうち、共重合体ゴム組成物ンーストS、ダイ
アナPW90.亜鉛華、ステアリン酸を混練した後、8
イ/チオーブ70−ルで表−1の残りの配合剤を添加し
てスポンジ用ゴム配合物とした。次(こ、45咽押出機
にガーベダイ(ASTM−D2230 t、こ準拠)を
装着し、ダイス温度80℃、/リノダー温度60℃で上
記スポンジ用ゴム配合物を押出した。この押出成形物の
エツジ部を、ASTM−D2230 B法(こ準拠して
行った1からlOまでのランク分けに照らして、スポン
ジゴムのリップ部の押出加工性の評価を行った。
次(こ、45τ押出機にチーーブ状ダイス(内径10マ
肉厚15覇)を装着し、ダイス温度80℃。
/リンダー温度60℃の条件でスポンジ用ゴム配合物を
押出し、チ=−ブ状lこ成型した。この成型物を240
’CのHotAir加硫槽番こ導入し、5分間加熱して
チーーブ状のスポンジゴムを得た。
スポンジゴムの比重は長さ50闇(こ切断したものを試
験片とし、空気中の重量と水中(こ浸漬した場合の乳力
からその容積を求め、重量/容積の値から求めた。
圧縮永久歪はチー−プ状スボ/ノゴムヲ長す20嘔(こ
切断して試験片とした。スポンジ圧縮永久歪測定金型(
こ、チーーブの外径に対し50%圧縮して、70℃×2
2時間ギヤーオーブンで熱処理を行い、膨張ゴムの物理
試験方法(SRISolol ) iこ準拠して求めた
加硫発泡時の形状保持率は、図−2(こ示すチーーブ状
ヌボノノの断面の横外径と縦外径の割合から求めた。
柔らかさの指標である圧縮応力はチーーブ状のまま、5
0闇の長さに切断したものを試験片とした。チー−)の
外径に対しストログラフを用(・50%圧縮した時の応
力を求めた。
実施例9〜11及び比較例10〜12 実施例1(こおける表−1の配合の代わり(こ表−3の
配合としたこと以外は実施例1と同様(こ行った。
結果を表−3iこ示す。
表 重合体 エチレノーブロビレノーエチリデノノルボルイ・ノ甚平
合体コム組成物海カーボン社製、SRFカーボン 光興産社製、バラフイノ系可塑剤 江化学社製、消泡剤 ニロイヤル社製9発泡剤 nc  dimethyl  dithiocarba
matenc  diethyl  dithioca
rbamatepentamethylene  th
iuram hexasuifide−!rcapto
benzo  thiazoleは加硫促進剤である。
本発明の全ての要件を満足する全ての実施例をこおいて
は、押出し加工性、形状保持性、圧縮永久歪、圧縮圧力
(柔かさの指標)、低温圧縮永久歪の全ての項目(こお
いて優れた結果を示している。
一方、低分子量成分共重合体割合が過少な場合(比較例
1.2.5及び6)、押出加工性に劣るまた、共重合体
ゴム組成物のエチレン/プロピレン重量比が過大な場合
(比較例5)は、低温圧縮永久歪が極端(こ悪い。
また、共重合体ゴム組成物のヨウ素価が過大な場合(比
較例6)は、圧縮応力(こ劣る。逆(こ該ヨウ素価が過
小な場合(比較例3)、圧縮永久歪(こ劣る。また、低
分子量成分共重合体/高分子量成分共重合体ヨウ素価比
が過小又は過大な場合(比較例3,7及び8つは、表面
肌及び形状保持性に劣る。また共重合体ゴム組成物のム
ニー粘度が過大な場合(比較例9)は、押出加工性及び
表面肌(こ劣る。また、可塑剤の配合量が過少な場合(
比較例10)は、押出加工性(こ劣る。逆(こ、可塑剤
の配合量が過多な場合(比較例11及び12)は、形状
保持性及び圧縮永久歪に劣る。
〈発明の効果〉 以上説明したとおり、本発明(ユより、押出し成型時の
エノノ切れが発生せず、よって極めて薄く、かつ長いリ
ップ部分を有する成型体への加工が可能であり、表面肌
、圧縮永久歪、加硫発泡時の形状保持性(こ優れる他、
ブルームを生ぜず、適度な柔かさを有し、混練時の操作
性(こ優れるという、特徴的なスボノジゴムを得ること
ができるスポノノ用ゴム組成物及びヌボンノ用ゴム配合
物を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
図−1は、ヌボンジ用ゴム組成物のGPCiこよる分子
量分布図の例である。 図−2は、加硫発泡時の形状保持率測定用のチーーブ状
スボノノの断面図である。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低分子量成分共重合体及び高分子量成分共重合体
    からなるエチレン−α・オレフィン−ジオレフィン共重
    合体ゴム組成物であって、該組成物のエチレン/α・オ
    レフィン重量比が73/27〜40/60であり、ジオ
    レフィンの含有量がヨウ素価で10〜36であり、ムー
    ニー粘度(ML_1_+_4121℃)が50〜100
    であり、低分子量成分共重合体/高分子量成分共重合体
    重量比が51/49〜80/20であり、かつ低分子量
    成分共重合体/高分子量成分共重合体ヨウ素価比が1.
    1/1〜4/1であるスポンジ用ゴム組成物。
  2. (2)ジオレフィンがエチリデンノルボルネンである請
    求項(1)記載のスポンジ用ゴム組成物。
  3. (3)請求項(1)記載のスポンジ用ゴム組成物100
    重量部に対し、可塑剤20〜100重量部を配合してな
    るスポンジ用ゴム配合物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718362A1 (en) 1994-12-19 1996-06-26 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Ethylene-alpha-olefin-non-conjungated diene copolymer rubber composition
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