JPH048013Y2 - - Google Patents

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JPH048013Y2
JPH048013Y2 JP1985065354U JP6535485U JPH048013Y2 JP H048013 Y2 JPH048013 Y2 JP H048013Y2 JP 1985065354 U JP1985065354 U JP 1985065354U JP 6535485 U JP6535485 U JP 6535485U JP H048013 Y2 JPH048013 Y2 JP H048013Y2
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JP
Japan
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molding
glass run
door frame
glass
door
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JP1985065354U
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JPS61180811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車体外面部に装飾を目的とするモー
ルを取り付けたモール付ドアフレームの構造に関
するものである。
従来技術とその問題点 従来、第3図に示すごとくドアフレーム11の
車体外面部12に、ステンレス、アルミニウムあ
るいは樹脂などからなる帯状のモール13を、そ
の両側部をパツド14を介して車体外面部12の
両側縁に巻きつけることにより取り付けたものが
知られている。
ところで、近年、車体表面の面一化および空力
特性の改善のために、ドアフレーム表面からドア
ガラス表面までの段差L1を出来るだけ小さくす
る工夫が種々なされている。しかしながら、上記
構造においては、車体外面部12の側縁に断面剛
性を高めるために中空のガラスラン抜け止め用張
出部12aが形成されているため、この張出部1
2aにモール13の側部13aを巻き付けると、
ガラスラン保持溝15内に保持されたガラスラン
16が張出部12aの高さとモール13およびパ
ツド14の厚みとの和だけ車体内側へ押し込ま
れ、その結果、ドアフレーム11表面からドアガ
ラス17表面までの段差L1が大きくなるととも
に、ガラスラン16とドアガラス17との圧着力
が必要以上に高くなるという問題があつた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ドアフレーム表面からドア
ガラス表面までの段差を小さくし、かつガラスラ
ンとドアガラスとの圧着力を適度に設定できるモ
ール付ドアフレーム構造を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案のドアフレ
ームは、車体外面部のガラスラン保持溝側の側縁
部の裏面を密着して折り返すことにより平坦部を
形成し、モールの一側部を上記平坦部の中間部ま
で巻き付け、上記一側部の端末でガラスランの一
側部を抜け止めする係止部を形成したものであ
る。
実施例の説明 第1図、第2図において、1はサイドドア、2
はドアフレームであり、このドアフレーム2は一
枚の鋼板をロール成形にて一定断面に加工したも
のである。ドアフレーム2の内周部にはガラスラ
ン保持溝3が形成され、外周部にはウエザストリ
ツプ取付溝20が形成されている。上記ガラスラ
ン保持溝3にはドアガラス7を支えるガラスラン
8が保持されており、ガラスラン保持溝3の片側
にはガラスラン8を抜け止めするための閉断面構
造の段部4が形成されている。また、ガラスラン
保持溝3の上記段部4と対向する部分5、即ち車
体外面部6のガラスラン保持溝3側の側縁部の裏
面は、密着して折り返すことにより平坦部5が形
成されている。
ドアフレーム2の車体外面部6の表面にはモー
ル9がパツド10を介して取り付けられており、
モール9の両側部9a,9bは、その端末が外部
に露出しないようにするため車体外面部6の両側
縁6a,6bに巻き付けられている。このうち、
モール9のガラスラン保持溝3側の一側部9aは
上記平坦部5の中間部まで巻き付けられ、モール
9とパツド10の端末部10aでガラスラン8の
一端を抜け止めする係止部を構成している。な
お、この実施例では端末部10aをパツド10で
構成したが、パツド10を使用せずにモール9を
ドアフレーム2に取り付ける場合には、モール9
で端末部を構成してもよい。
上記のように、従来設けられていたガラスラン
抜け止め用の張出部12a(第3図参照)を廃止
し、ドアフレーム2の平坦部5に巻き付けられた
モール9とパツド10との端末部10aでガラス
ラン8の一端を抜け止めしたので、ガラスラン8
は張出部の高さ分だけ車体内側への押し付け量が
小さくなり、したがつてドアフレーム2表面から
ドアガラス7表面までの段差L2を従来(第3図
の段差L1)に比べて小さくすることができる。
また、ガラスラン8に余分の車内内側への押付力
が作用しないので、ガラスラン8とドアガラス7
との圧着力が過大となることもない。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、従来のドアフレームに設けられたガラスラン
抜け止め用の張出部を廃止し、ドアフレームに巻
き込んで取り付けたモールの端末部でガラスラン
を抜け止めするようにしたので、ガラスランが車
体内方へ余計に押し付けられることがなくなり、
ドアフレーム表面からドアガラス表面までの段差
を小さくできるとともに、ガラスランとドアガラ
スとの圧着力をモールを有しないドアフレームと
同様に適度に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用ドアの側面図、第2図は本考
案にかかるモール付ドアフレームの第1図A−A
線断面図、第3図は従来のモール付ドアフレーム
の第1図A−A線断面図である。 2……ドアフレーム、3……ガラスラン保持
溝、5……平坦部、6……車体外面部、7……ド
アガラス、8……ガラスラン、9……モール、9
a……側部、10……パツド、10a……端末
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一枚の板金を連続的に折曲成形することによ
    り、ドアガラス7と面する内周部にガラスラン保
    持溝3を形成し、外周部にウエザストリツプ取付
    溝20を形成するとともに、車体外面部6の外表
    面をモール9で覆い、このモール9の両側部を車
    体外面部6の両側縁に巻き付けて取り付けてなる
    モール付ドアフレーム2において、 上記車体外面部6のガラスラン保持溝3側の側
    縁部の裏面を密着して折り返すことにより平坦部
    5を形成し、モール9の一側部9aを上記平坦部
    5の中間部まで巻き付け、上記一側部9aの端末
    10aでガラスラン8の一側部を抜け止めする係
    止部を形成したことを特徴とする自動車のモール
    付ドアフレーム構造。
JP1985065354U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH048013Y2 (ja)

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JPS61180811U JPS61180811U (ja) 1986-11-11
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JP2006213184A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Mazda Motor Corp 自動車のドアサッシュ構造
CN104602932A (zh) * 2012-08-31 2015-05-06 本田技研工业株式会社 车门

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