JPH0445933Y2 - - Google Patents

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JPH0445933Y2
JPH0445933Y2 JP1987003280U JP328087U JPH0445933Y2 JP H0445933 Y2 JPH0445933 Y2 JP H0445933Y2 JP 1987003280 U JP1987003280 U JP 1987003280U JP 328087 U JP328087 U JP 328087U JP H0445933 Y2 JPH0445933 Y2 JP H0445933Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
molding material
windshield
glass
peripheral edge
leg portion
Prior art date
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JP1987003280U
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English (en)
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JPS63111309U (ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、板ガラスの周縁部に装飾或いはシー
ルを目的として用いられる合成樹脂製のモール材
に関する。
〈従来の技術〉 例えば車輌用風防ガラスに於ては、ブチルゴム
などのシール性を有する接着剤を用いて車体への
取付けがなされており、風防ガラスと車体との接
合部の隙間には、美観を損うことを防止すべくモ
ール材が介装されることが通例となつている。
従来、このようなモール材を施す手法として
は、ゴム材などにより成形されたウエザーストリ
ツプを風防ガラスの周囲に装着し、その外面に金
属性の装飾用トリム材を取付けるなどされてい
た。
一方、風切り音を低減すると同時に空力特性の
向上を図る上で、車体と風防ガラスとの表面の段
差を可及的に削減する必要があり、また軽量化を
図る上では、上記したトリム材なども可及的に削
減し得ることが好ましい。このようなことから、
例えば、概ねL字状断面をなす合成樹脂製のモー
ル材を車体とガラスとの接合部の隙間に装着する
構造が、英国特許第1174578号公報などに開示さ
れている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかるに、この種の合成樹脂製モール材は、風
防ガラスを車体に組付けた際に、モール材の周縁
部が車体の表面から浮き上ることがなく、また風
防ガラスに対して容易に取付け得ることが望まし
い。
本考案は、このような合成樹脂製モール材に対
する要求に対応すべくなされたもので、その主な
目的とするところは、風防ガラスへの取付け性が
高く、しかも取付け後は抜け難く、また車体に対
する密着性が高い板ガラス用モール材を提供する
ことにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば板ガラスと
窓枠との間に介装されるモール材であつて、前記
板ガラスの周縁部を弾発的に挟持するべく前記板
ガラスの周縁部の表裏各面に平行に当接し得る面
が形成されかつ互いに一体的に連結された第1の
脚部と第2の脚部とを有すると共に、これら両脚
部の少なくともいずれか一方の基端部の内側部分
に前記板ガラスとの当接面に直交する方向に深く
されたスリツト状をなす切込みが設けられている
ことを特徴とする板ガラス用モール材を提供する
ことにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、板ガラスの表裏各面に平行
に当接し得るように形成された2つの脚部の互い
の対向面間にて板ガラスの両面を挟持するため、
抜去抵抗力が高まる。また、切込みにより脚部の
みが好適に変形し、板ガラスへの取付け性が高め
られると同時に、板ガラスを窓枠に取付けた際
に、窓枠に密接するリツプ部に変形が及ぶことが
防止され、窓枠からリツプ部が浮き上ることが回
避される。
〈実施例〉 以下本考案の好適実施例について添附の図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は本考案に基づくモール材の装着箇所を
示しており、モール材1は、車輌の風防ガラス2
と車体窓枠3との間の隙間を埋めるように風防ガ
ラス2の周囲に取着されている。
第2図に良く示すように、車体窓枠3は、外面
4からほぼ直角に内向きに曲成された内壁部5
と、該内壁部5から再び窓の中心側に向けて曲成
された内周縁部6とを有している。そしてモール
材1は、外面4に密接する第1リツプ7と、内壁
部5に当接する第2リツプ8と、風防ガラス2の
周縁を内外から挟持する第1、第2脚部9,10
とを有しており、両脚部9,10の基端部には、
両脚部9,10を接続する方向に連結部11が形
成されている。また第2脚部10の基端部に於け
る風防ガラス側の面には、風防ガラス2の切り口
端面と平行する方向に深くされた概ねU字形断面
のスリツト12が全延長にわたり形成されてい
る。
モール材1の両脚部9,10の互いに対向する
内面間には、風防ガラス2の周縁部が挿入されて
いる。そして第2脚部10及び第2リツプ8の車
体側の面と、窓枠部3の内壁面部5及び内周縁部
6とで郭成される空隙には、シール性を有する接
着剤13が充填されている。
このようなモール材にあつては、風防ガラスへ
の取付けが容易であつて、しかも抜けにくいこと
が要求されるが、本考案品によれば、一方の脚部
10の基端部に設けたスリツト12の作用によ
り、風防ガラスへの取付け時には好適に第2脚部
10が両脚部9,10の対向面間が離れる向きに
撓み、取付け力を削減し、しかも両脚部9,10
がガラス面に対して平行に当接する互いの対向面
間にて弾性的に風防ガラス2を両面から挟持する
ため、抜け難くしている。
また、車体外面4と第1リツプ7との密着性が
低いと同部分のシール性が低下するが、風防ガラ
ス2に内向きの押圧力が作用した際にも、スリツ
ト12により第2脚部10が押圧力の作用方向に
変形するため、第1リツプ7に車体外面4に対す
る開離力が及ぶことがなく、好適にシール性を保
持し得る。更に第2リツプ8の撓みにより、車体
窓枠部3側の寸法誤差を吸収し得るため、両脚部
9,10と風防ガラス2との係合が損われること
がない。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、極めて簡単な構成
にて風防ガラスへの取付性及び車体との密着性の
高いモール材が得られることとなり、その効果は
極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関わるモール材の取付箇所を
示す上面図である。第2図は要部拡大断面図であ
る。 1……モール材、2……風防ガラス、3……車
体窓枠部、4……外面、5……内壁部、6……内
周縁部、7……第1リツプ、8……第2リツプ、
9……第1脚部、10……第2脚部、11……連
結部、12……スリツト、13……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板ガラスと窓枠との間に介装されるモール材で
    あつて、 前記板ガラスの周縁部を弾発的に挟持するべく
    前記板ガラスの周縁部の表裏各面に平行に当接し
    得る面が形成されかつ互いに一体的に連結された
    第1の脚部と第2の脚部とを有すると共に、 前記両脚部の少なくともいずれか一方の基端部
    の内側に前記板ガラスとの当接面に直交する方向
    に深くされたスリツト状をなす切込みが設けられ
    ていることを特徴とする板ガラス用モール材。
JP1987003280U 1987-01-13 1987-01-13 Expired JPH0445933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987003280U JPH0445933Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987003280U JPH0445933Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63111309U JPS63111309U (ja) 1988-07-18
JPH0445933Y2 true JPH0445933Y2 (ja) 1992-10-28

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ID=30782896

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JP1987003280U Expired JPH0445933Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089015U (ja) * 1983-11-25 1985-06-18 三恵技研工業株式会社 モ−ルデイング
JPS60118510U (ja) * 1984-01-21 1985-08-10 ダイハツ工業株式会社 接着式ウインドガラスの固定構造
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JPH0219285Y2 (ja) * 1984-11-20 1990-05-29
JPS61150616U (ja) * 1985-03-13 1986-09-17
JPS62172617U (ja) * 1986-04-24 1987-11-02

Also Published As

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JPS63111309U (ja) 1988-07-18

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