JPH0479467B2 - - Google Patents

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JPH0479467B2
JPH0479467B2 JP59254142A JP25414284A JPH0479467B2 JP H0479467 B2 JPH0479467 B2 JP H0479467B2 JP 59254142 A JP59254142 A JP 59254142A JP 25414284 A JP25414284 A JP 25414284A JP H0479467 B2 JPH0479467 B2 JP H0479467B2
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JP
Japan
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tube
mercury
glass tube
discharge
light
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59254142A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61133548A (ja
Inventor
Yoryuki Nitoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO DENSOKU KK
Original Assignee
TOKYO DENSOKU KK
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Publication date
Application filed by TOKYO DENSOKU KK filed Critical TOKYO DENSOKU KK
Priority to JP25414284A priority Critical patent/JPS61133548A/ja
Publication of JPS61133548A publication Critical patent/JPS61133548A/ja
Publication of JPH0479467B2 publication Critical patent/JPH0479467B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/33Special shape of cross-section, e.g. for producing cool spot

Landscapes

  • Discharge Lamp (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温時にも封入ガスによつて管内を
加熱して水銀発光を可能にした蛍光灯や水銀灯等
の冷陰極放電灯に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、ポケツトテレビや自動車のメータ等の小
型機器の表示に液晶が益々多く使用される傾向に
あり、この液晶表示のバツクライトとしては昼光
色で発光し且つ拡散板で均一な白い面照光が得ら
れる光源が必要となる。
このような光源として冷陰極水銀放電灯が適応
され、例えば縦5cm、横cmの小さな面積で、厚さ
1cmの容積の中に光源と点灯回路を収納するため
には、このような放電灯が最も適している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、冷陰極水銀放電管は低温特性が極めて
悪く、交流300V電源で点灯した場合、その照度
は外気温度+20℃を100とすれば、+5℃で10とな
り、0℃で不点灯となり、寒冷地で使用すること
はできない。ちなみに、自動車の液晶表示のメー
タは+40℃までの点灯が要求されるので、−40℃
で点灯し且つ充分な照度が得られる冷陰極放電管
が要求される。
すなわち、このような水銀を封入した冷陰極放
電管は常温時に正常に点灯するが、低温時には管
内壁に水銀蒸気が露結して不点灯になるので、寒
冷地域で使用することができないという欠点があ
る。
本発明は、このような欠点を除去し得る蛍光灯
や水銀灯のような冷陰極放電灯を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ガラス管1の両端の電極部2,3内
に電源9に接続される電極4,5を設け、ガラス
管の中央部分を電極部より細い直径1〜2mmの中
空の細管となし、このガラス管にネオンガス及び
アルゴンガスの混合ガス6と水銀を封入したもの
である。
また、ガラス管の細管の内壁または外壁に蛍光
膜を形成したものである。
〔作用〕
低温時に点灯する際、ガラス管の細管内で電源
から供給されたエネルギが集中するので、ここで
ネオンガスの放電が起こつて管内が加熱される。
そして、この発生した熱エネルギによつて管内壁
に露結した水銀が蒸気化され、これによつて点灯
が開始され水銀発光する。
不点灯の時間が皆無で、ヒータ加熱の必要がな
く、寒冷地使用ができる冷陰極放電灯が得られ
る。
〔実施例〕
第1図に示される一実施例により本発明をさら
に詳細に説明する。
図において、放電ガラス管1の両端には電極部
2,3が形成され、この電極部2,3内には電極
4,5が設けられている。これら両電極4,5か
らの引出線7,8が高周波電源9に接続されてい
る。放電ガラス管1の電極部2,3の間の中央部
はこの電極部より大幅に細くなつており、直径1
〜2mmの中空の細管となつている。
そして、この放電ガラス1内には容積比で99%
のネオンガスと1%のアルゴンガスの混合ガス6
が約20torrの圧力で封入され、また水銀が約5mm
gr封入されている。
アルゴンガスを1%混入させることにより、ペ
ニング効果によつて低電圧における水銀蒸気放電
の始動を容易にすることができる。
この実施例の放電灯の試作データとしては、放
電ガラス管1をパイレツクスガラスで作り、中央
細管部は内径(直径)1mm、外径6mm、長さ300
mm、電極部2,3は外径20mm、長さ35mmであつ
た。また、電極4,5はアルミニウムで作り、内
径5mm、外径10mm、長さ20mmの円筒形とし、引出
線7,8は径0.7mmのタングステン線を使用した。
そして、直流24V、420mAの入力で交流発生回
路で40KHzの高周波電流を発生させ、ランプ電流
12mA(r.m.s)で70000nt(ニツト)の輝度が得ら
れる。入力消費電力は高周波電源回路とランプと
合わせても10W程度であり、また、消耗部分が殆
ど無いので、寿命が極めて長く、5万時間以上が
得られた。
なお、細管の内径は、1mmのとき70000ntの輝
度、2mmのとき60000ntの輝度が得られるが、0.5
mmおよび3mmのときには輝度が10000ntの程度に
落ちてしまう。
しかして、このような構成において、例えば+
20℃の常温時の場合、水銀蒸気は放電ガラス管1
内の空間にあるので、高周波電源9によつて点灯
することができる。そして、例えば−20℃の低温
時の場合、水銀蒸気は放電ガラス管1の内壁に露
結しているので水銀発光はできない。しかし、高
周波電源9から引出線7,8および電極4,5を
経て管内に供給される外部エネルギが、この細管
内に集中するので、ネオンガスは細管中で励起、
電離されて放電し、低温中でも容易に発光して熱
エネルギを発生する。この時、この発生した熱エ
ネルギによつて管内の温度は常温より+50〜60℃
程度上昇する。
この温度上昇の熱エネルギによつて放電ガラス
管1の管壁内に露結した水銀は蒸気化するために
発光し、紫外線および可視光線を発生して光源が
得られる。すなわち、低温時でも容易に点灯する
ので、寒冷地域で使用することができ、従来のよ
うに加熱用ヒータを別個に使用する必要が全くな
い。
このように中央部を直径1〜2mmの中空の細管
にすることにより、低温時にガラス管内壁に露結
した水銀はネオンガス放電で管内温度が上昇する
ためにガス化し、このガス化によるアークは温度
の上昇と共に管の中心に集中して細い棒状にな
り、輝度、効率が高くなる。ガラス管に細管を形
成せず内径が10mm程度の従来の放電灯では
20000nt程度の輝度しか得られず、かつ低温では
点灯できないが、この発明の実施例では70000nt
程度の高輝度の発光が得られ、しかも、−50℃以
下の低温でも充分に点灯できた。
また、放電ガラス管1の細管の内壁または外壁
に蛍光膜を形成すれば、水銀発光の紫外線によつ
て所望の色が発光が得られる蛍光放電灯とするこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明によると次のような効果が得られる。
(1) 低温時でも、ネオンガスが細管内で初期点灯
して管が加熱され、この温度上昇で自動的に水
銀点灯するために不点灯の時間がない。寒冷地
でそのまま使用できる。
(2) 従来のように別個のヒータで管内を加熱する
必要がないので、小型で低コストになる。
(3) 管内壁または外壁に蛍光膜を形成すれば、任
意の色の寒冷地用の蛍光放電灯が得られる。
(4) 電球のように断線して不点灯になることがな
いので、振動や衝撃に極めて強い。
(5) 消耗部分が殆どないので寿命が非常に長い。
(6) 光の点滅に極めて強く、通常の蛍光灯や電球
のように点滅によつて寿命が短くなるようなこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷陰極放電灯の一実施例
を示す正面図である。 1……放電ガラス管、2,3……電極部、4,
5……電極、6……混合ガス、7,8……引出
線、9……高周波電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス管の両端の電極部内に電源に接続され
    る電極を設け、ガラス管の中央部分を電極部より
    細い直径1〜2mmの中空の細管となし、このガラ
    ス管にネオンガス及びアルゴンガスの混合ガスと
    水銀を封入し、低温時の細管内のネオンガス放電
    で管内を加熱することによつて水銀発光せしめる
    ようにしたことを特徴とする冷陰極放電灯。 2 ガラス管の細管の内壁または外壁に蛍光膜を
    形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の冷陰極放電灯。
JP25414284A 1984-12-03 1984-12-03 冷陰極放電灯 Granted JPS61133548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25414284A JPS61133548A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 冷陰極放電灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25414284A JPS61133548A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 冷陰極放電灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61133548A JPS61133548A (ja) 1986-06-20
JPH0479467B2 true JPH0479467B2 (ja) 1992-12-16

Family

ID=17260801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25414284A Granted JPS61133548A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 冷陰極放電灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4681089B2 (ja) * 1997-06-11 2011-05-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 特別の蛍光体ブレンドを用いる蛍光ランプ

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KR100648782B1 (ko) * 2004-12-23 2006-11-23 삼성코닝 주식회사 방전가스, 면광원 장치 및 이를 포함하는 백라이트 유닛

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JPS508575A (ja) * 1973-05-21 1975-01-29
JPS553792A (en) * 1978-04-14 1980-01-11 Exxon Research Engineering Co Epoxidizing of lower alphaaolefine

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JPS61133548A (ja) 1986-06-20

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