JPH0479056A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH0479056A JPH0479056A JP2193459A JP19345990A JPH0479056A JP H0479056 A JPH0479056 A JP H0479056A JP 2193459 A JP2193459 A JP 2193459A JP 19345990 A JP19345990 A JP 19345990A JP H0479056 A JPH0479056 A JP H0479056A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、磁気テープの走行速度とテンションとを一定
に制御することのできる磁気記録再生装置に関する。さ
らに詳しくは、キャプスタンを用いないいわゆるリール
ドウリールタイプの磁気記録再生装置におけるテープ走
行の制御に関する。
に制御することのできる磁気記録再生装置に関する。さ
らに詳しくは、キャプスタンを用いないいわゆるリール
ドウリールタイプの磁気記録再生装置におけるテープ走
行の制御に関する。
〈従来の技術〉
磁気テープを用いた磁気記録再生装置において正確かつ
高密度な記録再生を行うためには磁気テープの走行速度
を一定に保つとともに、磁気テープに加えられるテンシ
ョンを一定にしなければならない。
高密度な記録再生を行うためには磁気テープの走行速度
を一定に保つとともに、磁気テープに加えられるテンシ
ョンを一定にしなければならない。
二のため、従来の磁気記録再生装置は、例えば−ヤプス
クンとピンチローラとで磁気テープを圧を駆動すること
により磁気テープの走行速度をm:にしている。また、
磁気テープに加えられるテ/シ5ンは、テンシランアー
ムと呼ばれるテンシン検出機構で一定になるように制御
する等の方モが採られている。
クンとピンチローラとで磁気テープを圧を駆動すること
により磁気テープの走行速度をm:にしている。また、
磁気テープに加えられるテ/シ5ンは、テンシランアー
ムと呼ばれるテンシン検出機構で一定になるように制御
する等の方モが採られている。
しかし、上述した従来の磁気記録再生装置では、−ヤプ
スタン等で磁気テープの走行速度の制御をtうとともに
、テンションアーム等を用いた機構二よってテンション
を一定に制御しているので、1気テープの走行速度が高
速になると走行速度を三値に制御できないばかりか、磁
気テープとテン/ランアームとの間で共振が発生し、磁
気テープ二加えられるテンションを一定に制御すること
が:きない。また、全体の構造が複雑になるというゴ題
点もある。
スタン等で磁気テープの走行速度の制御をtうとともに
、テンションアーム等を用いた機構二よってテンション
を一定に制御しているので、1気テープの走行速度が高
速になると走行速度を三値に制御できないばかりか、磁
気テープとテン/ランアームとの間で共振が発生し、磁
気テープ二加えられるテンションを一定に制御すること
が:きない。また、全体の構造が複雑になるというゴ題
点もある。
そこで、案出されたのが、キヤプスタンを用い゛、リー
ルからリールへと磁気テープを直接移送=るいわゆるリ
ールドウリールタイプの磁気記録再生装置である。この
リールドウリールタイプの磁気記録再生装置では、磁気
テープの走行速度は回転型の速度検出ローラやリールの
回転を検出することにより、これらの回転周期を検出し
、予め設定された周期との誤差を求め、これを増幅して
リール駆動モータに与えることによりフィードバック制
御を行うように構成されている。また、磁気テープに加
えられるテンションは、例えばり−ル巻径を検出し、こ
れに応じたトルクを供給リールに与えることで一定に保
つようになっている。
ルからリールへと磁気テープを直接移送=るいわゆるリ
ールドウリールタイプの磁気記録再生装置である。この
リールドウリールタイプの磁気記録再生装置では、磁気
テープの走行速度は回転型の速度検出ローラやリールの
回転を検出することにより、これらの回転周期を検出し
、予め設定された周期との誤差を求め、これを増幅して
リール駆動モータに与えることによりフィードバック制
御を行うように構成されている。また、磁気テープに加
えられるテンションは、例えばり−ル巻径を検出し、こ
れに応じたトルクを供給リールに与えることで一定に保
つようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上述したり一ルトゥリールタイプの磁気
記録再生装置には以下のような問題点がある。
記録再生装置には以下のような問題点がある。
すなわち、リールと磁気テープとの間に共振が生ずるた
め、制御ループのゲインを高く設定することができない
。従って、精度の高い制御を行うことができないのであ
る。
め、制御ループのゲインを高く設定することができない
。従って、精度の高い制御を行うことができないのであ
る。
第4図は磁気テープの走行速度を検出して巻取リールに
フィードバックすることにより走行速度の制御を行うリ
ールドウリールタイプの磁気記録再生装置の磁気テープ
走行系の開ループ伝達関数の周波数特性を示すグラフで
ある。
フィードバックすることにより走行速度の制御を行うリ
ールドウリールタイプの磁気記録再生装置の磁気テープ
走行系の開ループ伝達関数の周波数特性を示すグラフで
ある。
第4図に見られるように、リールと磁気テープとによる
共振が存在し、この点において位相が180°以上遅れ
るため、制御系の安定化のためにはゲインを高く設定す
ることができない、このため、サーボ系応答周波数は低
く制限され、また低周波域におけるゲインが低いため、
偏差を小さくすることは困難である。
共振が存在し、この点において位相が180°以上遅れ
るため、制御系の安定化のためにはゲインを高く設定す
ることができない、このため、サーボ系応答周波数は低
く制限され、また低周波域におけるゲインが低いため、
偏差を小さくすることは困難である。
本発明上記事情に鑑みて創案されたもので、リールドウ
リールタイプの磁気記録再生装置の磁気テープの走行系
において、走行速度とテンションとを正確に制御するこ
とができる磁気記録再生装置を提供することを目的とし
ている。
リールタイプの磁気記録再生装置の磁気テープの走行系
において、走行速度とテンションとを正確に制御するこ
とができる磁気記録再生装置を提供することを目的とし
ている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テープの走行速
度と磁気テープに加えられるテンションとを一定に保ち
つつ、磁気テープを走行させる磁気記録再生装置であっ
て、磁気テープの走行に伴って回転するガイドローラと
、このガイドローラの回転に基づいて磁気テープの走行
速度を検出する速度検出部と、この速度検出部の検出結
果と基準となる基準速度とを比較する速度誤差検出部と
、磁気テープの走行に伴う供給リールの回転を検出する
供給リール回転検出部と、この供給リール回転検出部の
検出結果と前記走行速度とに基づいて供給リールの巻径
を演算する供給リール巻径演算部と、この供給リール巻
径演算部の演算結果と前記速度誤差検出部の検出結果と
に基づいて駆動制御される供給リール駆動部と、前記供
給リール巻径演算部の演算結果に基づいて磁気テープの
走行速度を一定にするための巻取リール駆動トルクを演
算する巻取リール駆動トルク演算部と、この巻取リール
駆動トルク演算部と前記速度誤差検出部の検出結果とに
基づいて駆動される巻取リール駆動部とを備えている。
度と磁気テープに加えられるテンションとを一定に保ち
つつ、磁気テープを走行させる磁気記録再生装置であっ
て、磁気テープの走行に伴って回転するガイドローラと
、このガイドローラの回転に基づいて磁気テープの走行
速度を検出する速度検出部と、この速度検出部の検出結
果と基準となる基準速度とを比較する速度誤差検出部と
、磁気テープの走行に伴う供給リールの回転を検出する
供給リール回転検出部と、この供給リール回転検出部の
検出結果と前記走行速度とに基づいて供給リールの巻径
を演算する供給リール巻径演算部と、この供給リール巻
径演算部の演算結果と前記速度誤差検出部の検出結果と
に基づいて駆動制御される供給リール駆動部と、前記供
給リール巻径演算部の演算結果に基づいて磁気テープの
走行速度を一定にするための巻取リール駆動トルクを演
算する巻取リール駆動トルク演算部と、この巻取リール
駆動トルク演算部と前記速度誤差検出部の検出結果とに
基づいて駆動される巻取リール駆動部とを備えている。
〈作用〉
磁気テープの走行速度の制御は、以下のようにして行わ
れる。
れる。
すなわち、走行速度を一定にするために必要な巻取リー
ル駆動トルクは、供給リール巻径演算部の演算結果に基
づいて巻取リール駆動トルり演算部によって演算される
。一方、ガイドローラの回転を示すデータは、速度検出
部に導かれて磁気テープの走行速度を演算するようにな
ってしする。これら両者の演算結果に基づいて巻取り−
ル駆動部が制御される。さらに、供給リール駆動部に番
よ、供給リール巻径演算部の演算結果が与えられてし)
るが、これと同時に前記速度検出部の演算結果(こ基づ
いて、供給リールの駆動トルクの制御を行うようになっ
ている。
ル駆動トルクは、供給リール巻径演算部の演算結果に基
づいて巻取リール駆動トルり演算部によって演算される
。一方、ガイドローラの回転を示すデータは、速度検出
部に導かれて磁気テープの走行速度を演算するようにな
ってしする。これら両者の演算結果に基づいて巻取り−
ル駆動部が制御される。さらに、供給リール駆動部に番
よ、供給リール巻径演算部の演算結果が与えられてし)
るが、これと同時に前記速度検出部の演算結果(こ基づ
いて、供給リールの駆動トルクの制御を行うようになっ
ている。
また、磁気テープに加えられるテンションの制御は、以
下のようにして行われる。
下のようにして行われる。
供給リール回転検出部から出力されたデータCま、供給
リール巻径演算部及びテープテンション制御トルク算出
部に導かれている。また、ガイドローラの回転を示すデ
ータも供給リール巻径演算部に導かれている。この供給
リール巻径演算部器よ、供給リールの巻径を演算し、こ
の演算結果をテープテンション制御トルク算出部に送出
する。当該テープテンション制御トルク算出部の算出結
果が、供給リール駆動部を制御する。
リール巻径演算部及びテープテンション制御トルク算出
部に導かれている。また、ガイドローラの回転を示すデ
ータも供給リール巻径演算部に導かれている。この供給
リール巻径演算部器よ、供給リールの巻径を演算し、こ
の演算結果をテープテンション制御トルク算出部に送出
する。当該テープテンション制御トルク算出部の算出結
果が、供給リール駆動部を制御する。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の磁
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図はこの磁気記録再生装置における磁気テープ
の走行速度を制御するためのモータ駆動信号を説明する
ためのグラフ、第3図はこの磁気記録再生装置における
磁気テープの走行速度を制御するための伝達関数を示す
グラフである。
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図はこの磁気記録再生装置における磁気テープ
の走行速度を制御するためのモータ駆動信号を説明する
ためのグラフ、第3図はこの磁気記録再生装置における
磁気テープの走行速度を制御するための伝達関数を示す
グラフである。
ここに例を挙げて説明する磁気記録再生装置は、カセッ
ト1の磁気テープ2に大容量のデータを高速で記録、再
生するような基本構成となっている。
ト1の磁気テープ2に大容量のデータを高速で記録、再
生するような基本構成となっている。
磁気記録再生装置の装置本体には、外部から挿入された
カセット1を自動装填するためのカセット自動装填機構
(図示省略)が装備されている。
カセット1を自動装填するためのカセット自動装填機構
(図示省略)が装備されている。
このカセット自動装填機構によって自動装填されたカセ
ット1のリール3.4は、次に説明するリール駆動機構
によって回転駆動されるようになっている。
ット1のリール3.4は、次に説明するリール駆動機構
によって回転駆動されるようになっている。
リール駆動機構は、装填されたカセットlの下方位置に
相当するメインシャーシ(図示省略)の下方に取付固定
されており、メインシャーシにそれぞれ固定されたリー
ルモータ9.10を主とした構成となっている。リール
モータ9.10の出力軸にはそれぞれFCディスク (
図示省略)が連結されている。そして、カセットlが装
填されると、リールモータ9.10の各駆動力がリール
3.4に独立に伝達されるようになっている。
相当するメインシャーシ(図示省略)の下方に取付固定
されており、メインシャーシにそれぞれ固定されたリー
ルモータ9.10を主とした構成となっている。リール
モータ9.10の出力軸にはそれぞれFCディスク (
図示省略)が連結されている。そして、カセットlが装
填されると、リールモータ9.10の各駆動力がリール
3.4に独立に伝達されるようになっている。
なお、前記FCディスクとは、周縁部に複数のスリット
部が等ピッチで形成された円板であり、前記スリット部
の対向位置にはフォトインクラブタ14.15が設置さ
れている。すなわち、FGディスクの回転速度、言い換
えると、リール3.40回転速度がフォトインタラプタ
14.15のパルス出力としてそれぞれ検出されるよう
になっているのである。また、図面中32は、磁気テー
プ2の走行に伴って回転し、磁気テープ2の走行速度V
の検出に用いられるガイドローラであり、31.33.
34.56.57は単に磁気テープ2の走行を案内する
ガイドローラである。さらに、74は磁気ヘッドである
。
部が等ピッチで形成された円板であり、前記スリット部
の対向位置にはフォトインクラブタ14.15が設置さ
れている。すなわち、FGディスクの回転速度、言い換
えると、リール3.40回転速度がフォトインタラプタ
14.15のパルス出力としてそれぞれ検出されるよう
になっているのである。また、図面中32は、磁気テー
プ2の走行に伴って回転し、磁気テープ2の走行速度V
の検出に用いられるガイドローラであり、31.33.
34.56.57は単に磁気テープ2の走行を案内する
ガイドローラである。さらに、74は磁気ヘッドである
。
次に、第1図を参照しつつ磁気記録再生装置の中央制御
部の一構成部でもあり、磁気テープ2の走行速度とテン
ションとを制御する回路構成について説明する。なお、
第1図では、磁気チー12の走行方向がA、Bとして表
されており、走行方向がAであるときにはり−ル3が供
給用リール、リール4が巻取用リールとなる。一方、走
行方向がBであるときには、リール3が巻取用リール、
リール4が供給用リールとなる。ただし、以下の説明で
は、磁気テープ2はA方向に走行しているものとし、3
を供給リール、4を巻取リールとする。
部の一構成部でもあり、磁気テープ2の走行速度とテン
ションとを制御する回路構成について説明する。なお、
第1図では、磁気チー12の走行方向がA、Bとして表
されており、走行方向がAであるときにはり−ル3が供
給用リール、リール4が巻取用リールとなる。一方、走
行方向がBであるときには、リール3が巻取用リール、
リール4が供給用リールとなる。ただし、以下の説明で
は、磁気テープ2はA方向に走行しているものとし、3
を供給リール、4を巻取リールとする。
まず、磁気テープ2の走行速度の制御系について説明す
る。
る。
磁気テープ2の走行速度Vは、
v=2πRt / T x ・・・■で表される。な
お、REはガイドローラ32の半径であり、Ttはガイ
ドローラ32の回転周期である。
お、REはガイドローラ32の半径であり、Ttはガイ
ドローラ32の回転周期である。
ガイドローラ32の近傍に設置され、ガイドローラ32
の回転を検出するフォトインタラプタ51は、ガイドロ
ーラ32が1回転すると、FC信号51a としてNF
0□個のパルス信号を出力するようになっている。この
FG信号51aは、ガイドローラ32の回転周期T工を
与える信号となっており、速度検出部109に導かれて
いる。なお、FC信号51aの周期をTFGIEとする
。
の回転を検出するフォトインタラプタ51は、ガイドロ
ーラ32が1回転すると、FC信号51a としてNF
0□個のパルス信号を出力するようになっている。この
FG信号51aは、ガイドローラ32の回転周期T工を
与える信号となっており、速度検出部109に導かれて
いる。なお、FC信号51aの周期をTFGIEとする
。
また、前記FC信号51aをn、v分周する時間n、v
−TFGIIEの間にカウントされる周期Tckの基準
クロック信号(水晶発信器116の出力信号116aが
与える磁気テープ2の基準速度のデータ)のパルス数を
n ctk とすると、 n cck HT cs+ = n my ’ T
rrr*t・・・■が成立する。
−TFGIIEの間にカウントされる周期Tckの基準
クロック信号(水晶発信器116の出力信号116aが
与える磁気テープ2の基準速度のデータ)のパルス数を
n ctk とすると、 n cck HT cs+ = n my ’ T
rrr*t・・・■が成立する。
また、ガイドローラ32の回転周期TI は、TE
=NFGIE・TFGRE・ ・ ・■と表される。
=NFGIE・TFGRE・ ・ ・■と表される。
従って、■、■及び0式から
従って、n cckを検出し、その検出結果を0式に代
入すれば、磁気テープ2の走行速度Vを演算することが
できる。0式の右辺のn cck以外の数値は定数なの
で、n cckを一定値になるように制御すれば、磁気
テープ2の走行速度Vを一定にすることができる。
入すれば、磁気テープ2の走行速度Vを演算することが
できる。0式の右辺のn cck以外の数値は定数なの
で、n cckを一定値になるように制御すれば、磁気
テープ2の走行速度Vを一定にすることができる。
前記FC信号51aをnav分周した周期ごとに検出さ
れた基準クロック信号のパルス数を0式に代入して得ら
れた磁気テープ20走行速度Vと、基準速度との誤差を
速度誤差検出部110で検出する。
れた基準クロック信号のパルス数を0式に代入して得ら
れた磁気テープ20走行速度Vと、基準速度との誤差を
速度誤差検出部110で検出する。
すなわち、速度誤差検出部110は、速度検出部109
の出力信号が与える磁気テープ2の速度基準のデータを
減算するような回路構成となっており、この減算結果が
速度誤差信号110aとして出力されるのである。
の出力信号が与える磁気テープ2の速度基準のデータを
減算するような回路構成となっており、この減算結果が
速度誤差信号110aとして出力されるのである。
さて、ここで、走行速度Vを一定にするために必要な巻
取リール駆動トル2M丁について考察する。
取リール駆動トル2M丁について考察する。
巻取モータ10の発生する巻取リール駆動トルクMiが
、磁気テープ2に加えられるテンションによる負荷トル
クと、巻取リール軸等におけるトルクロスM0との合計
に等しい場合に磁気テープ2の走行速度Vは一定になる
−従って、目的とするテープテンシ璽ンをF (定数)
、巻取リール4の巻径をR7とすると、 MT=R? ・F+M、 ・・・■が成立する。
、磁気テープ2に加えられるテンションによる負荷トル
クと、巻取リール軸等におけるトルクロスM0との合計
に等しい場合に磁気テープ2の走行速度Vは一定になる
−従って、目的とするテープテンシ璽ンをF (定数)
、巻取リール4の巻径をR7とすると、 MT=R? ・F+M、 ・・・■が成立する。
一方、後で詳述する供給リール巻径演算部113の出力
113aは、供給リール30巻径を与えているが、その
時、巻取り−ル4の巻径Rアは、供給リール3の巻径を
Rsとすると、 R,= (S−R,”)”” ・・・■で求められる
。ただし、Sは磁気テープ2の長さ及び厚さ寸法によっ
て決定される定数である。
113aは、供給リール30巻径を与えているが、その
時、巻取り−ル4の巻径Rアは、供給リール3の巻径を
Rsとすると、 R,= (S−R,”)”” ・・・■で求められる
。ただし、Sは磁気テープ2の長さ及び厚さ寸法によっ
て決定される定数である。
従って、■、0式により供給リール3の巻径R3が与え
られれば、磁気テープ2の走行速度Vを一定にするため
の巻取リール駆動トルクMアを求めることができる。
られれば、磁気テープ2の走行速度Vを一定にするため
の巻取リール駆動トルクMアを求めることができる。
さらに、リールモータ9.10のトルク定数をに9とす
ると、 vPl=R/に、4 ・M7+に、4 ・ω・・・■が
成立する。ただし、■8はリールモータ9.10の端子
電圧、Rはコイル巻線抵抗、ωは回転角速度である。
ると、 vPl=R/に、4 ・M7+に、4 ・ω・・・■が
成立する。ただし、■8はリールモータ9.10の端子
電圧、Rはコイル巻線抵抗、ωは回転角速度である。
ωは、ω= v / Rアにより求められる。また、0
式は0式から、 VM =R/Ks ・ (RT ・F+M、)+K
M ・V/RT・・・■ と変形することができる。すなわち、0式によって巻取
リール4の巻径Rrが求まれば、0式から巻取リールモ
ータ10の駆動電圧■8を算出することができる。
式は0式から、 VM =R/Ks ・ (RT ・F+M、)+K
M ・V/RT・・・■ と変形することができる。すなわち、0式によって巻取
リール4の巻径Rrが求まれば、0式から巻取リールモ
ータ10の駆動電圧■8を算出することができる。
第2図は、0式で表された巻取リールモータ10の駆動
電圧■。と、巻取り−ル4の巻径Rtとの関係を表した
グラフである。
電圧■。と、巻取り−ル4の巻径Rtとの関係を表した
グラフである。
磁気テープ20走行に伴って巻取リール4の巻径Rアは
Ram i nからR□8へと増大していく、この時に
、一定のテンションFを維持しながら、−定の走行速度
Vで磁気テープ2を駆動するために必要な巻取リールモ
ータ10の駆動電圧v、4は、第2図に示されるように
一旦急激に減少した後、徐々に増大するという経過を辿
る。
Ram i nからR□8へと増大していく、この時に
、一定のテンションFを維持しながら、−定の走行速度
Vで磁気テープ2を駆動するために必要な巻取リールモ
ータ10の駆動電圧v、4は、第2図に示されるように
一旦急激に減少した後、徐々に増大するという経過を辿
る。
巻取リール駆動トルク演算部117には、後述する供給
リール巻径演算部113の出力113aである供給リー
ル30巻径R8が入力されており、上述した■及び0式
に基づいて巻取リールモータ10の駆動電圧■8を演算
する。
リール巻径演算部113の出力113aである供給リー
ル30巻径R8が入力されており、上述した■及び0式
に基づいて巻取リールモータ10の駆動電圧■8を演算
する。
この巻取リール駆動トルク演算部117の出力117a
として与えられる巻取リールモータ10の駆動電圧■9
と、上述した速度誤差検出部110の出力たる速度誤差
信号110aとが加算されてリールモータ駆動部112
に導入されている。このリールモータ駆動部112は、
入力された信号に基づいてリールモータ9.10をそれ
ぞれ駆動するための電力を生成するドライバ回路である
。リールモータ駆動部112とリールモータ9.10と
の間には、磁気テープ20走行方向の設定に応じて交互
に切り替えられるスイッチ108が介在している。なお
、図中、スイッチ108とともに示されているA、Bは
、走行方向A、Bの設定に対応している (後述するス
イッチ106.107についても同様である)。換言す
ると、スイッチ108の接点がAとなっている場合には
、リール4が巻取リールになるので、リールモータ駆動
部112の出力電力は、巻取リールを駆動するリールモ
ータ10に供給され、この回転駆動力により、磁気テー
プ2がリール4からリール3に巻き取られるようになっ
ている。
として与えられる巻取リールモータ10の駆動電圧■9
と、上述した速度誤差検出部110の出力たる速度誤差
信号110aとが加算されてリールモータ駆動部112
に導入されている。このリールモータ駆動部112は、
入力された信号に基づいてリールモータ9.10をそれ
ぞれ駆動するための電力を生成するドライバ回路である
。リールモータ駆動部112とリールモータ9.10と
の間には、磁気テープ20走行方向の設定に応じて交互
に切り替えられるスイッチ108が介在している。なお
、図中、スイッチ108とともに示されているA、Bは
、走行方向A、Bの設定に対応している (後述するス
イッチ106.107についても同様である)。換言す
ると、スイッチ108の接点がAとなっている場合には
、リール4が巻取リールになるので、リールモータ駆動
部112の出力電力は、巻取リールを駆動するリールモ
ータ10に供給され、この回転駆動力により、磁気テー
プ2がリール4からリール3に巻き取られるようになっ
ている。
上述したように巻取リール4側の駆動制御系が構成され
、この閉ループ速度制御系により磁気テープ2の走行速
度Vは、前記基準速度に定速制御されることになる。こ
の時、後述するように、供給リール3側においても制御
が行われており、速度制御はこれら両者のリール駆動制
御■によって行われる。
、この閉ループ速度制御系により磁気テープ2の走行速
度Vは、前記基準速度に定速制御されることになる。こ
の時、後述するように、供給リール3側においても制御
が行われており、速度制御はこれら両者のリール駆動制
御■によって行われる。
なお、前記基準クロック信号のパルス数ncckは、時
間n5v−TrG*tごとに検出されるので、そのサン
プリング周期T□、、ハ、 T vsspL = n my ’ TFGIIE ”
’ ”■となる。
間n5v−TrG*tごとに検出されるので、そのサン
プリング周期T□、、ハ、 T vsspL = n my ’ TFGIIE ”
’ ”■となる。
従って、磁気テープ2の走行速度Vの制御の応答性を決
定するサンプリング周期T□□1は、n1vを小さくす
れば制御の応答性を高めることができる。
定するサンプリング周期T□□1は、n1vを小さくす
れば制御の応答性を高めることができる。
また、0式は、
り信号116aのパルス数n cckは、n1l11に
比例しているので、noを大きくすれば量子化誤差を小
さくすることができる。
比例しているので、noを大きくすれば量子化誤差を小
さくすることができる。
上述したようにnavによって、制御の応答性と量子化
誤差とが変化するので、■及び[相]式によって適宜な
noの値を選択する必要がある。
誤差とが変化するので、■及び[相]式によって適宜な
noの値を選択する必要がある。
次に、磁気ヘッド74に接触する磁気テープ2に加えら
れるテープテンションを一定に維持する制御系について
説明する。
れるテープテンションを一定に維持する制御系について
説明する。
供給リール回転検出部たるフォトインタラプタ14から
出力されたFC信号14aには、リール3、の回転周期
Tsのデータがそれぞれ含まれており、このFG信号1
4aはスイッチ106を介して供給リール巻径演算部1
13及びテープテンション制御トルク算出部114に導
かれている。また、フォトインクラブタ51から出力さ
れたFC信号51aは、ガイドローラ32の回転周期T
□のデータが含まれていることは既に述べたが、速度検
出部109の他に供給リール巻径演算部113も導かれ
ている。
出力されたFC信号14aには、リール3、の回転周期
Tsのデータがそれぞれ含まれており、このFG信号1
4aはスイッチ106を介して供給リール巻径演算部1
13及びテープテンション制御トルク算出部114に導
かれている。また、フォトインクラブタ51から出力さ
れたFC信号51aは、ガイドローラ32の回転周期T
□のデータが含まれていることは既に述べたが、速度検
出部109の他に供給リール巻径演算部113も導かれ
ている。
前記供給リール巻径演算部113は、磁気テープ2の走
行方向がAの場合における供給リール30巻径R3を次
に述べるような方法で演算するような回路構成となって
いる。なお、磁気テープ2の走行方向がBである場合も
同様である。
行方向がAの場合における供給リール30巻径R3を次
に述べるような方法で演算するような回路構成となって
いる。なお、磁気テープ2の走行方向がBである場合も
同様である。
リール3の回転周期T’、供給リールの巻径R3と、磁
気テープ20走行速度Vとの関係は、v=2πR,/T
、 ・・・■ となり、上述した■弐と■弐とから■を消去すると、 R,=R,・T s / T t ・ ・・@が成立
する。
気テープ20走行速度Vとの関係は、v=2πR,/T
、 ・・・■ となり、上述した■弐と■弐とから■を消去すると、 R,=R,・T s / T t ・ ・・@が成立
する。
供給リール巻径演算部113には、フォトインクラブタ
51から周期TFGIEのFC信号51aが導かれてい
るとともに、フォトインクラブタ14からスイッチ10
6を介してFC信号14aが導かれている。
51から周期TFGIEのFC信号51aが導かれてい
るとともに、フォトインクラブタ14からスイッチ10
6を介してFC信号14aが導かれている。
なお、フォトインタラプタ14は、巻取り−ル4が1回
転するごとに周期TFG3のFG信号14aがNFGS
個出力されるように設定されている。
転するごとに周期TFG3のFG信号14aがNFGS
個出力されるように設定されている。
従って、
Ts ”’Nycs ’ TFGS ・・・@が成
立する。
立する。
ここで、周期TFGREのFG信号51aが時間n、ア
TFGSの間にカウントされた数をn CIEとすると
、 n cat ・ TrG*t= 1m丁 ・ Tr
cs ・ ・ ・ Gりが成立する。
TFGSの間にカウントされた数をn CIEとすると
、 n cat ・ TrG*t= 1m丁 ・ Tr
cs ・ ・ ・ Gりが成立する。
従って、■、■、■及び0式より
が成立Tる。
従って、ncmを計測することによって、供給リール4
の巻径R5を演算することができる。すなわち、周期T
FGSのFG信号14aをn、7分周した周期ごとにF
C信号51aのパルス数を計測し、これをncmとして
0式に代入して供給リール4の巻径R8を演算するので
ある。
の巻径R5を演算することができる。すなわち、周期T
FGSのFG信号14aをn、7分周した周期ごとにF
C信号51aのパルス数を計測し、これをncmとして
0式に代入して供給リール4の巻径R8を演算するので
ある。
供給リール巻径演算部113によって算出された供給リ
ール4の巻径R8のデータを含む出力113aは、テー
プテンション制礪トルク算出部114に出力される。
ール4の巻径R8のデータを含む出力113aは、テー
プテンション制礪トルク算出部114に出力される。
テープテンション制御トルク算出部114は、前記出力
113aに基づいて予め設定されている目標値たるテー
プテンシぢンFを維持するのに必要なリール駆動トルク
M、を次式によって算出するような回路構成となってい
る。なお、図示しない軸受等の粘性抵抗によるトルクロ
スをMLとする。
113aに基づいて予め設定されている目標値たるテー
プテンシぢンFを維持するのに必要なリール駆動トルク
M、を次式によって算出するような回路構成となってい
る。なお、図示しない軸受等の粘性抵抗によるトルクロ
スをMLとする。
定常状態におけるテープテンションFは、F = (M
s +ML ) / Rs ・・・■で表すことがで
きる。
s +ML ) / Rs ・・・■で表すことがで
きる。
トルクロスMtは、リール軸受の粘性抵抗ML、lと、
その他のガイド類(ガイドローラ31.33.34.5
6.57等)の粘性抵抗、摩擦抵抗ML0とに大別する
ことができる。
その他のガイド類(ガイドローラ31.33.34.5
6.57等)の粘性抵抗、摩擦抵抗ML0とに大別する
ことができる。
リール軸受の粘性抵抗MLlは、リールの回転速度に比
例するので、粘性係数をDLIとすると、MLl=DL
12π/Ts ・・・■で表すことができる。
例するので、粘性係数をDLIとすると、MLl=DL
12π/Ts ・・・■で表すことができる。
従って、0式は、
F= (Ms +ML(++DLR・2π/’rs)/
Rs・・・■ と変形され、 Ms = F−Rs Mto DLI+ ・2π/
T。
Rs・・・■ と変形され、 Ms = F−Rs Mto DLI+ ・2π/
T。
・・・[相]
となる。
この[相]式は、定常状態における関係式であるが、テ
ープテンションF、ガイド類の粘性抵抗、摩擦抵抗ML
0のデータを予めそれぞれ設定しておく一方、供給リー
ル4の巻径R8を[相]式に代入すると、リール駆動ト
ルクM、が算出される。
ープテンションF、ガイド類の粘性抵抗、摩擦抵抗ML
0のデータを予めそれぞれ設定しておく一方、供給リー
ル4の巻径R8を[相]式に代入すると、リール駆動ト
ルクM、が算出される。
このリール駆動トルクM、でもって供給リール4の駆動
を制御することにより、テープテンションは一定値Fに
制御されることになるが、さらに以下のような制御を行
う。
を制御することにより、テープテンションは一定値Fに
制御されることになるが、さらに以下のような制御を行
う。
すなわち、磁気テープ2の走行速度Vと基準速度との間
の誤差は、速度誤差検出部110から速度誤差信号11
0aとして出力されており、この速度誤差信号110a
に基づいて巻取モータ10が制御されていることは既に
述べたが、この速度誤差検出部110の出力(速度誤差
信号110a)は、供給リール駆動ゲイン118を介し
て、供給リールモータ9の駆動を行うリールモータ駆動
部115へも導かれている。前記速度誤差信号110a
に基づいて巻取り−ル4を駆動するようにフィードバッ
ク制御が行われる一方、供給リール3に対しても同様の
速度フィードバックを行うことにより、速度制御のゲイ
ンを向上させ、かつテープテンションが変動するのを抑
えることができるのである。
の誤差は、速度誤差検出部110から速度誤差信号11
0aとして出力されており、この速度誤差信号110a
に基づいて巻取モータ10が制御されていることは既に
述べたが、この速度誤差検出部110の出力(速度誤差
信号110a)は、供給リール駆動ゲイン118を介し
て、供給リールモータ9の駆動を行うリールモータ駆動
部115へも導かれている。前記速度誤差信号110a
に基づいて巻取り−ル4を駆動するようにフィードバッ
ク制御が行われる一方、供給リール3に対しても同様の
速度フィードバックを行うことにより、速度制御のゲイ
ンを向上させ、かつテープテンションが変動するのを抑
えることができるのである。
供給リール駆動ゲイン118によって与えられる供給リ
ールモータ9の駆動トルクMs′は、M、 =−
(J、、 ・ R,) / (JT ’Rs
) ・ M丁・ ・ ・[相] 又は、 M2 ’ = (Jj ’ Ry ) / (JT・
Rx)・Kイ/R−VH・・・0 で表される。
ールモータ9の駆動トルクMs′は、M、 =−
(J、、 ・ R,) / (JT ’Rs
) ・ M丁・ ・ ・[相] 又は、 M2 ’ = (Jj ’ Ry ) / (JT・
Rx)・Kイ/R−VH・・・0 で表される。
ただし、Mア′は速度誤差信号110a等に基づいて演
算された巻取リールモータ10の駆動トルク、JTは巻
取り−ル4と巻取リールモータ10との慣性モーメント
、R7は巻取リール4の巻径、J。
算された巻取リールモータ10の駆動トルク、JTは巻
取り−ル4と巻取リールモータ10との慣性モーメント
、R7は巻取リール4の巻径、J。
は供給リール3と供給リールモータ9との慣性モーメン
ト、Rsは供給リール3の巻径である。また、■M′は
前記速度誤差信号110aに基づく巻取り一ルモータ1
0の駆動電圧、KM、Rは前述のモータ定数である。な
お、r−」は巻取リールモータ10が加速する場合には
テープテンションを低減する方向に駆動し、巻取リール
モータ1oが減速する場合にはテープテンションを増大
させる方向に駆動することを示している。
ト、Rsは供給リール3の巻径である。また、■M′は
前記速度誤差信号110aに基づく巻取り一ルモータ1
0の駆動電圧、KM、Rは前述のモータ定数である。な
お、r−」は巻取リールモータ10が加速する場合には
テープテンションを低減する方向に駆動し、巻取リール
モータ1oが減速する場合にはテープテンションを増大
させる方向に駆動することを示している。
前記@又は0式によって求められる巻取り一ルモータ1
0の駆動トルクM S ’に従って、供給リールモータ
9の駆動トルクが制御されることにより、速度誤差信号
110aは巻取り一ルモータ10と供給リールモータ9
との両者へフィードバックされて制御することになる。
0の駆動トルクM S ’に従って、供給リールモータ
9の駆動トルクが制御されることにより、速度誤差信号
110aは巻取り一ルモータ10と供給リールモータ9
との両者へフィードバックされて制御することになる。
この時、供給リール3のテープ送り出し点での周速度と
、巻取り−ル4のテープ巻取点での周速度とは動的に等
しくなるので、制御による加減速の際においてもテープ
テンションが変動することはない。
、巻取り−ル4のテープ巻取点での周速度とは動的に等
しくなるので、制御による加減速の際においてもテープ
テンションが変動することはない。
この結果、サーボの開ループ伝達関数は第3図に示すよ
うになり、第4図に見られたような共振ピークが発生し
ない。従って、サーボゲインを上げることが可能となり
、良好なサーボ特性が得られる。
うになり、第4図に見られたような共振ピークが発生し
ない。従って、サーボゲインを上げることが可能となり
、良好なサーボ特性が得られる。
磁気テープ2の走行に伴って各リール3.4の巻径R,
、R,及び慣性モーメントJs、Jtは変化していくが
、供給リール3の巻径Rsに基づいて巻取リール40巻
径Rアが求まる(■式参照)。また、慣性モーメントJ
s 、Jrはリール巻径と一対一の対応をするので、予
め供給リール30巻径R8に対応して慣性モーメン)J
s、JTを求める表を作成しておき、前記@又は0式に
よって巻取リールモータ10の駆動トルクMs′を算出
する。
、R,及び慣性モーメントJs、Jtは変化していくが
、供給リール3の巻径Rsに基づいて巻取リール40巻
径Rアが求まる(■式参照)。また、慣性モーメントJ
s 、Jrはリール巻径と一対一の対応をするので、予
め供給リール30巻径R8に対応して慣性モーメン)J
s、JTを求める表を作成しておき、前記@又は0式に
よって巻取リールモータ10の駆動トルクMs′を算出
する。
供給リール駆動ゲイン118へは、速度誤差検出部11
0の速度誤差信号110aが導かれている。また、当該
供給リール駆動ゲイン118へは、供給リール巻径演算
部113の出力113aである供給リールの巻径Rsに
比例する信号も導かれている。本実施例では、0式に基
づいて供給リール駆動ゲイン11Bにより巻取り一ルモ
ータ10の駆動トルクMS ’が算出され、前記テープ
テンシラン制御トルク算出部114の出力114aに含
まれるたるリール駆動トルクMsと加算され、リールモ
ータ駆動部115に導かれて、ここでリール駆動トルク
を得るのに必要な電流が生成され、スイッチ107を介
してリールモータ9.10に供給されるように構成され
ている。
0の速度誤差信号110aが導かれている。また、当該
供給リール駆動ゲイン118へは、供給リール巻径演算
部113の出力113aである供給リールの巻径Rsに
比例する信号も導かれている。本実施例では、0式に基
づいて供給リール駆動ゲイン11Bにより巻取り一ルモ
ータ10の駆動トルクMS ’が算出され、前記テープ
テンシラン制御トルク算出部114の出力114aに含
まれるたるリール駆動トルクMsと加算され、リールモ
ータ駆動部115に導かれて、ここでリール駆動トルク
を得るのに必要な電流が生成され、スイッチ107を介
してリールモータ9.10に供給されるように構成され
ている。
すなわち、磁気テープ2の走行方向がAである場合には
、スイッチ107の設定がAとなり、リール駆動部11
5の出力電流は、供給リール駆動手段たるリールモータ
9に供給される。一方、磁気チー12の走行方向がBで
ある場合には、スイン。
、スイッチ107の設定がAとなり、リール駆動部11
5の出力電流は、供給リール駆動手段たるリールモータ
9に供給される。一方、磁気チー12の走行方向がBで
ある場合には、スイン。
107の設定がBとなり、リール駆動部115の出力電
流は、供給リール駆動手段たるリールモータ10に供給
される。
流は、供給リール駆動手段たるリールモータ10に供給
される。
上記のように構成されたテープ走行制御系により、磁気
テープ2のテープテンションは、磁気テープ2の走行方
向の設定に関係なく、常に前記Fの値に制御されること
になる。これと同時に、磁気テープ20走行速度Vが制
御されることもあわせると、ここに磁気テープ2の安定
した走行が実現される。
テープ2のテープテンションは、磁気テープ2の走行方
向の設定に関係なく、常に前記Fの値に制御されること
になる。これと同時に、磁気テープ20走行速度Vが制
御されることもあわせると、ここに磁気テープ2の安定
した走行が実現される。
lXh、ここでは、本発明の機能を実現するために電子
回路を用いたが、これらをコンピュータを用いたソフト
ウェア等により構成してもよいことは勿論である。
回路を用いたが、これらをコンピュータを用いたソフト
ウェア等により構成してもよいことは勿論である。
また、上述の巻取リールを駆動するリールモータ駆動部
112が電流帰還型で構成された場合は、巻取リールは
トルク制御されるため、巻取リール駆動トルク演算部1
17の出力は、前記0式に基づいた巻取リール駆動トル
クMアのデータを出力するように構成すれば良く、供給
リール駆動ゲイン118によって与えられる供給リール
モータの駆動トルクMS’ は0式を直接用いて算出す
ればよい。
112が電流帰還型で構成された場合は、巻取リールは
トルク制御されるため、巻取リール駆動トルク演算部1
17の出力は、前記0式に基づいた巻取リール駆動トル
クMアのデータを出力するように構成すれば良く、供給
リール駆動ゲイン118によって与えられる供給リール
モータの駆動トルクMS’ は0式を直接用いて算出す
ればよい。
〈発明の効果〉
本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テープの走行に
キャプスタンを用いず、磁気テープに加えるテンション
の調整にテンションアーム等のテンション検出機構を用
いない簡単なリールドウリールタイプの走行系を有して
おり、−船釣に走行速度の検出のフィードバックゲイン
を高くできないこの種のサーボ系においても、そのサー
ボゲインの制限となる伝達特性の共振ピークを相殺する
ことができるので、サーボゲインを高くすることが可能
となり、サーボ系を安定かつ高精度に構成することがで
きる。
キャプスタンを用いず、磁気テープに加えるテンション
の調整にテンションアーム等のテンション検出機構を用
いない簡単なリールドウリールタイプの走行系を有して
おり、−船釣に走行速度の検出のフィードバックゲイン
を高くできないこの種のサーボ系においても、そのサー
ボゲインの制限となる伝達特性の共振ピークを相殺する
ことができるので、サーボゲインを高くすることが可能
となり、サーボ系を安定かつ高精度に構成することがで
きる。
このため、−磁気テープの走行速度を安定して高精度、
かつ一定に保持することができ、磁気テープに加えられ
るテンションを一定に保つことがでできるので、簡単な
構造、かつ高精度の磁気テープの走行の制御を行うこと
ができる。
かつ一定に保持することができ、磁気テープに加えられ
るテンションを一定に保つことがでできるので、簡単な
構造、かつ高精度の磁気テープの走行の制御を行うこと
ができる。
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の磁
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図はこの磁気記録再往装置における磁気テープ
の走行速度を制御するためのモータ駆動信号を説明する
ためのグラフ、第3図はこの磁気記録再生装置における
磁気テープの走行速度を制御するための伝達関数を示す
グラフ、第4図は従来の磁気記録再生装置における磁気
テープの走行速度を制御するための伝達関数を示すグラ
フである。 2・・・磁気テープ、31.32.33.34.56.
57・・・ガイドローラ、109 ・・・速度検出部
、110 ・・・速度誤差検出部、113 ・・・供
給リール巻径演算部、114 ・・・テープテンショ
ン制御トルク算出部、117 ・・・供給リール駆動
トルク演算部、118 ・・・供給リール駆動ゲイン
、74・・・磁気ヘッド、14.15.15・・・フォ
トインクラブタ。
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図はこの磁気記録再往装置における磁気テープ
の走行速度を制御するためのモータ駆動信号を説明する
ためのグラフ、第3図はこの磁気記録再生装置における
磁気テープの走行速度を制御するための伝達関数を示す
グラフ、第4図は従来の磁気記録再生装置における磁気
テープの走行速度を制御するための伝達関数を示すグラ
フである。 2・・・磁気テープ、31.32.33.34.56.
57・・・ガイドローラ、109 ・・・速度検出部
、110 ・・・速度誤差検出部、113 ・・・供
給リール巻径演算部、114 ・・・テープテンショ
ン制御トルク算出部、117 ・・・供給リール駆動
トルク演算部、118 ・・・供給リール駆動ゲイン
、74・・・磁気ヘッド、14.15.15・・・フォ
トインクラブタ。
Claims (1)
- (1)磁気テープの走行速度と磁気テープに加えられる
テンションとを一定に保ちつつ、磁気テープを走行させ
る磁気記録再生装置において、磁気テープの走行に伴っ
て回転するガイドローラと、このガイドローラの回転に
基づいて磁気テープの走行速度を検出する速度検出部と
、この速度検出部の検出結果と基準となる基準速度とを
比較する速度誤差検出部と、磁気テープの走行に伴う供
給リールの回転を検出する供給リール回転検出部と、こ
の供給リール回転検出部の検出結果と前記走行速度とに
基づいて供給リールの巻径を演算する供給リール巻径演
算部と、この供給リール巻径演算部の演算結果と前記速
度誤差検出部の検出結果とに基づいて駆動制御される供
給リール駆動部と、前記供給リール巻径演算部の演算結
果に基づいて磁気テープの走行速度を一定にするための
巻取リール駆動トルクを演算する巻取リール駆動トルク
演算部と、この巻取リール駆動トルク演算部と前記速度
誤差検出部の検出結果とに基づいて駆動される巻取リー
ル駆動部とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193459A JP2592009B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 磁気記録再生装置 |
US07/612,348 US5259563A (en) | 1989-11-13 | 1990-11-13 | Magnetic recording/reproducing apparatus without capstan |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193459A JP2592009B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479056A true JPH0479056A (ja) | 1992-03-12 |
JP2592009B2 JP2592009B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16308358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2193459A Expired - Fee Related JP2592009B2 (ja) | 1989-11-13 | 1990-07-20 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592009B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP2193459A patent/JP2592009B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2592009B2 (ja) | 1997-03-19 |
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