JPH0478871A - 電子写真式記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 東上の利　　野 本発明は、レーザプリンタや複写機等の電子写真式記録
装置に関する。詳しくは、熱源からの熱気及びオゾン発
生源からのオゾンを、排気ファンを使用して装置本体外
部へ排出する電子写真式記録装置に関するものである。

皿米勿亘虚 従来の電子写真式記録装置にあって、排気ファンからの
排気方向を選択できるようにしたものとしては、次の公
報に所載のものがあった。

■　特開昭６１−９５２７３号 排気ルーバーを上下可変の複数枚の上下羽根板と左右可
変の複数枚の左右羽根板とで構成し、その角度を機器の
排気・冷却効果を妨げない範囲で調整できるようにした
もの。

■　実開昭６１−１２０９４号 本体カバーの排気口に、開口部を複写機本体の下方へ向
けたダクトを固着し、該ダクトを通じて複写機本体の下
方へ向けて排気するようにしたもの。

■　特開平１−２５７９７７号 装置本体に選択的に使用可能な複数の排気口を設けたも
の。

が　　しようとする課 しかし、これらのものには、それぞれ次のような問題点
があった。

■　特開昭６１−９５２７３号 排気ルーバーの羽根板自体を動がし、所望の排風角度を
得るもので、上下・左右側々に角度調整しなければなら
ず、操作が煩わしがった。また、排気ルーバーを機器の
背面側に設置したものでは、オペレータは機器の背面に
回って調整操作しなければならなく、面倒であった。

■　実開昭６１−１２０９４号 排風方向が複写機本体の下方の一方向だけであり、載置
用のラックの最上段に複写機を載置した場合、付近の机
で作業をしている者に−は１頭上より排風を受けること
になり、不快であった。

■　特開平１−２５７９７７号 排風方向の選択は２方向であり、さらに排風方向を変え
たくともできず、装置のＭ！ｌＩ！！・載置レイアウト
の変更を余儀なくされ、設置・載置上の制約条件が多か
った。

本発明の目的は、上記従来の問題点を解決するため、排
風方向を自由に変更できる電子写真式記録装置を提供す
ることにある。

課題を解決するための手段 本発明による電子写真式記録装置は、排気ファンからの
空気を外部へ排出誘導する排気フードを、装置本体の外
側に方向変更可能に装着したことを特徴とする。

前記排気フードには、排気ダクトを接続することができ
る。

前記排気フードの方向を変更するための手動操作部材は
、前記装置本体の手前側に設けることが好ましい。

作　　　用 排気フードの向きを変更することにより、排風方向を自
由に調整できる。

排気フードに排気ダクトを接続して排風路を延長し、最
終の排気口を装置本体より離れた位置にとることもでき
る。

手動操作部材を装置本体の手前側に設けると。

排気フードの方向を装置本体の手前側で手動操作して変
更することができる。

寒−１−旌 次に、本発明の一実施例を図面に従い詳細に説明する。

第１＠は、本発明によるレーザプリンタの外観斜視図で
ある。プリンタ本体１０は、下部フレーム１１と上部フ
レーム１２とからなり、電子写真方式による公知の画像
形成装置を内蔵している。

上部フレーム１２は、前カバー１３、前ドアー１４、右
カバー１５、左カバー１６を有する。下部フレーム１１
には、給紙カセット１７が正面から着脱自在に装填され
る。下部フレーム１１の側面（図では右側面）には、電
源スィッチ１８が設けられている。上部フレーム１２の
上面には、排紙スタック部１９が形成される。また、正
面、つまり前カバー１３には、上下に向きを変えられる
表示・操作パネル２０が設けられている。右カバー１５
の外側には、排気フード２１が後述のように装着されて
いる。また、該排気フード２１の向きを変更操作するた
めの円形のハンドル２２が。

部を右カバー１５より外方へ突出させて電源スィッチ１
８の近傍、つまりプリンタ本体１０の操作正面に対し手
前側に設けられている。

第２図は、プリンタ本体１０の排気部と排気フード２１
の装着部とその向きを変更する機構を示す。プリンタ本
体１０内には、内部の熱源から発生した熱気及びオゾン
発生源で発生したオゾンを外部へ排出するための排気フ
ァン２３が所定位置にａｍされている。該排気ファン２
３の吸気側には１図示していないが、防塵用フィルタや
オゾン分解用フィルタが交換可能に配置されている。右
カバー１５には、排気のための多数の通風用スリット２
４、及び１個の軸受孔２５が設けられている。

排気フード２１は、同図及び第３図に示すようにフード
軸２６を突設しており、該フード軸２６を上記軸受孔２
５に挿通させて右カバー１５に回転可能に装着されてい
る。排気フード２１の内面には、通風用スリット２４か
らの風を排風口２７へ案内するフィン２８が設けられて
いる。フード軸２６の先端部にはプーリ２９が固着され
、また上記ハンドル２２のハンドル軸３０にもプーリ３
１が固着され、これらプーリ２９・３１間にベルト３２
が掛は渡されている。プーリ２９の外周面にはベルト３
２が外れないように溝が設けられ、また内周には通風の
ためにリム３３が設けられている。

従って、ハンドル２２を回すと排気フート２１がフード
軸２６を支点に回転し、排気ファン２３からの空気が排
気フード２１の排風口２７の指向する方向へ排呂される
もので、排風方向を任意に変更できる。

第４図は、上記レーザプリンタを載置用のラック３４の
最上段の天板３５に載置し、中段板３６上には、ホスト
コンピュータまたはワードプロセッサ３７、ＣＲＴ３８
及びキーボード３９を載置した状態を示す。オペレータ
は、キーボード３９の前側で椅子に座って操作する。こ
のような場合には、排気フート２１の排風口２７を下向
きとし、これに排気ダクト４０、あるいはさらに排気ダ
クト４１を連結してオペレータの頭の位置より下方、あ
るいはさらに中段板３６より下方へ排風する。

排気フード２１と排気ダクト４０との間には、風漏れを
防ぐためシール部材４２を介在させる。排気ダクト４０
・４１は、１本の連続したものでも良い。なお、表示・
操作パネル２０は、下側へ向けである。

第５図は、排気ダクト４０または４１をラック３４に支
持する方法の一例を示す。排気ダクト４０または４１は
樹脂製で、その外面の所要位置には磁性板４３が固着さ
れている。一方、天板３５または中段板３６あるいは下
段板４４（第４図参照）は、磁性板で作られており、そ
の上に永久磁石４５を置きこれに磁性板４３を吸着させ
ることにより、排気ダクト４ｏまたは４１を、それらの
天板３５または中段板３６あるいは下段板４４で着脱自
在に支持できる。このような支持方法によると、排気ダ
クト４０・４１の取り付けに特別な工事が不要で、しか
も取付位置が多少変更されても自由度がある。もし部屋
に排気口が有る場合、排気ダクト４０・４１の形状とラ
ック３４への取付方法や位置を適宜変えれば、さらに良
好な排気が行える。

発明の効果 以上述べたように１本発明によれば、排気フードによっ
て排風方向を任意に変更できるので、付近の人に排風に
よる不快感を与えなくて済む。また、排気フードの開口
の面積や形状を変更することなしに、該排気フードの向
きを変更するだけで排風方向を変えられるので、排風効
率または効果が排風方向に影響されることはなく、安定
した排気処理が行える。

請求項２によれば、排気フードに排気ダクトを接続して
排風路を延長し、最終の排気口を装置本体より離れた位
置にとることができる。

請求項３によれば、排気フードの方向を装置本体の手前
側で手動操作して変更できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるレーザプリンタの外観斜視図、第
２図はそれにおけるプリンタ本体の排気部と排気フード
の装着部とその向きを変更する機構の分解斜視図、第３
図は上記該排気フードの断面図、第４図は上記レーザプ
リンタをラック上に載置し上記排気フードに排気ダクト
を連結した使用状態の斜視図、第５図は上記ラックに対
する排気ダクトの支持方法の一例を示す断面図である。 １０・・・・・・・・・プリンタ本体、２１・・・・・
・・・・排気フード、２２・・・・・・・・・ハンドル
、２３・・・・・・・・・排気ファン。 ４０・４１・・・・・・・・・排気ダクト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも熱源とオゾン発生源と排気ファンとを装
   置本体の内部に有する電子写真式記録装置において、前
   記排気ファンからの空気を外部へ排出誘導する排気フー
   ドを、前記装置本体の外側に方向変更可能に装着したこ
   とを特徴とする、電子写真式記録装置。 ２、前記排気フードに接続できる排気ダクトを備えたこ
   とを特徴とする、前記請求項１に記載の電子写真式記録
   装置。 ３、前記排気フードの方向を変更するための手動操作部
   材を、前記装置本体の手前側に設けたことを特徴とする
   、前記請求項１に記載の電子写真式記録装置。