JP2536383B2 - 空調用床置形換気ユニット - Google Patents

空調用床置形換気ユニット

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JP2536383B2
JP2536383B2 JP5059831A JP5983193A JP2536383B2 JP 2536383 B2 JP2536383 B2 JP 2536383B2 JP 5059831 A JP5059831 A JP 5059831A JP 5983193 A JP5983193 A JP 5983193A JP 2536383 B2 JP2536383 B2 JP 2536383B2
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JP
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blower
air
machine
floor
ventilation unit
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木村恵一
清滝多門
矢沢健一
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Kimura Kohki Co Ltd
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Kimura Kohki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内に新鮮な外気を導
入するとともに該送風内における騒音を除去し非常に静
粛な空調展開を求め得ようとする空調用床置形換気ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空調用換気ユニットにおいては、
機内の適当箇所に送風機を配置すると共に吸込口と吹出
口を連通する送風通路が設けられている。しかるにかか
る送風通路の殆どが直線形またはL形に形成されている
がために該送風通路内にて発生せる喧騒音が直接室内に
送風空気と共に流出する等の欠点を有していたのであ
る。また近時、上記、直線形またはL形の送風通路をU
形状とし空気流通路を長く形成して騒振音を出来得る限
り低く抑えようとする低騒音形空調機が開発されている
が該構造においても流出する騒振音を完全に除去行わし
めることは非常に困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の欠点
を根本的に解決しようとするものであって、機内に設置
せる送風機を中心に該送風機の外周を恰も包覆すべく周
部に全周形の送風通路を形成設けたことによって該送風
通路の全長が長く形成され、しかも該送風通路内の適宜
箇所に消音羽根を付設した構造に構成したことによって
上記、長送風路と該消音羽根とによる消音作用が併合し
騒振音の流出を殆んど除去し、室内により静粛な空調展
開を容易に求めることが出来得るのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段として、本発明に係る床置形換気ユニットの概略は図
示例に示めす如く、機体1の上部に吸込口2及び吹出口
3を一方に偏寄させて開口設け、該機内を仕切板6によ
り左右に分室すると共に機内の略中央に送風機4を設置
し、該送風機4を軸としてその周部に両側上部を上記、
吸込口2及び吹出口3に夫々を連通してなる全周形送風
通路5を機内に形成設けたことを特徴としている。また
上記、全周形送風通路5の適宜箇所に一枚または数枚の
消音羽根7を突出設け非常に低騒音形の空調用床置形換
気ユニットを汎く提供しようとするものである。
【0005】
【作用】かかる換気ユニットを室内または室外等所定の
場所に据付け設置し使用するものであって、吸込口2、
吹出口3を直接室内に、或いはダクト等を接続し室内に
冷暖気を送給しようとするもので、送風機4を運転行わ
しめることによって吸込口2より機内に導流された空気
は送風通路5を経て一方の吹出口3に送られる。その
間、該送風通路5が送風機4を軸として全周形に形成さ
れているがために当然、通流中において喧騒音が消去さ
れ、更に該送風通路5内に突出設けられた数枚の消音羽
根7の作用によってより確実な消音効果を求めることが
出来得るのである。
【0006】
【実施例】以下、実施例を図面について説明すると、1
は機体にて上部に一方に偏寄して吸込口2と吹出口3が
開口設けられている。また機内の略中央に送風機4を配
置し、該送風機4を軸として仕切板6により機内を左右
に分室すると共に上記、吸込口2、吹出口3に連通して
なる送風通路5を中心に該送風機4の外周を恰も包覆す
べく周部に左右に曲折せる全周形の送風通路5を形成設
ける。更にこの発明においては上記、送風通路5の各曲
折角縁部等の適宜箇所に適宜長さの消音羽根7を固定ま
たは角度変更自在に付設してなるものである。また更に
上記、送風通路5の出口部分の空間部を利用して消音機
構を併設する場合、送風機4を押し込み式とすることに
よってより完全確実な消音効果が得られることは謂うま
でもない。なお機体1前部に前面パネルを開閉自在に取
付け設けることによって機体前部より内部のメンテナン
ス作業を容易に行わしめることも出来得るのである。
【0007】
【発明の効果】上記の如く、この発明は機内に設置せる
送風機4を中心に該送風機4の外周を恰も囲ぎょうすべ
く周部に全周形の送風通路5形成設け、且つ該送風通路
5の吸込口2及び吹出口3を機体1の上部に偏寄して配
口してなるものであるから、該送風通路5の全長が図2
の点線aにて示す如く非常に長く形成され、該送風通路
を流通する空気中の騒振音が通流中において積極的、
且つ自然的に減音消去し以て非常に静粛な空調展開を挙
げ得る効果がある。
【0008】また請求項2項記載の如く、送風通路5内
の適宜箇所に消音羽根7を付設行わしめることによっ
て、上記、長送風路と該消音羽根7とによる消音作用が
併合しより完全、確実な消音効果を求めることが出来得
るのである。以上の如く、この発明は特別に構造複雑な
消音機構を必要とすることももなく確実な消音効果が得
られると共に構造簡単であり、しかも全周形の送風路に
よってり機体全体の機高も嵩低に形成可能となる等二次
的効果をも併せ有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る換気ユニットの平面図、
【図2】 同上、内部構造を略解的に示した正面図、
【符号の説明】
1 機体 2 吸込口 3 吹出口 4 送風機 5 送風通路 6 仕切板 7 消音羽根

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体1の上部に吸込口2及び吹出口3を
    一方に偏寄させて開口設け、該機内を仕切板6により左
    右に分室すると共に機内の略中央下方に送風機4を押し
    込み式に設置し、該送風機4を軸として送風機4の全周
    を恰も囲ぎょうすべく両側端部を上記、偏寄し開口せる
    吸込口2及び吹出口3に夫々を連通し長尺の全周形送風
    通路5を機内に形成設けたことを特徴とする空調用床置
    形換気ユニット。
  2. 【請求項2】 上記、請求項1項記載の床置形換気ユニ
    ットにおいて、機内の中央に送風機4を設置し、該送風
    機4を軸として送風機4の全周を恰も囲ぎょうすべく長
    尺の全周形送風通路5を機内に形成すると共に該全周形
    送風通路5の適宜箇所に一枚または数枚の消音羽根7を
    固定または可動式に突出設けたことを特徴とする空調用
    床置形換気ユニット。
JP5059831A 1993-03-19 1993-03-19 空調用床置形換気ユニット Expired - Fee Related JP2536383B2 (ja)

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