JPH0478739A - 自動車用二色装飾板 - Google Patents

自動車用二色装飾板

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JPH0478739A
JPH0478739A JP19166590A JP19166590A JPH0478739A JP H0478739 A JPH0478739 A JP H0478739A JP 19166590 A JP19166590 A JP 19166590A JP 19166590 A JP19166590 A JP 19166590A JP H0478739 A JPH0478739 A JP H0478739A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin cover
color
coating layer
red
Prior art date
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Application number
JP19166590A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Oishi
和之 大石
Takuji Nagata
卓二 永田
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は二色装飾板に関するもので、例えば、乗用車後
端部のリヤコンビネーションランプ間に装着されるガー
ニッシュ等の自動車用二色装飾板に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の自動車用二色装飾板として、平開昭1−
275235号公報に掲載の装飾板の技術を挙げること
ができる。
即ち、上記技術は、透明樹脂基材の裏面を二個所以上に
区劃して互いに隣接する領域に無色透明または有色透明
の異なる色彩の塗装を施し、それぞれベースコート層を
形成し、その裏面に金属反射膜層を形成し、更に、その
裏面に保護膜層を設けたことにより、深みのある金属感
を表現し、しかも、1つの透明樹脂基材を用いて多種類
の金属感を持たせることができるものである。
また、この種の1枚に複数の着色を行なう多色装飾板は
、二色成形機等で複数の着色した部材を一体化して成形
する方法によっても製造されていた。
[発明が解決しようとする課題〕 しかし、上記公報で開示された技術は、無色透明の透明
樹脂基材に対して無色透明またはa色透明の異なる色彩
の塗装を施すものであるから、埃等が付着するとその埃
等が目立ち、その製品の見栄えが低下し、製品不良の発
生率が高く、また、無色透、明または有色透明、ベース
コート層、保護膜層と3層の重ね塗りを行なうため、そ
の作業時間が長くなり、生産効率が良くなかった。そし
て、塗りむらによって製品毎の色調が均一化できなかっ
た。更に、透明樹脂基材の裏面を二個所以上に区劃した
領域に塗料を塗布しているから、その見切線を奇麗に表
現することができなかった。
これらの事項は、特に、リヤコンビネーションランプ間
に装着されるガーニッシュ等の二色装飾板においては、
リヤコンビネーションランプの赤色とアンバーとの整合
がとれた同一色調とすることができず、その色合せが困
難であった。これを二色成形機で成形を行なうと、専用
機の導入が必要となり、製造コストか高価になる。
そこで、本発明は作業時間を短くして生産効率を良くし
、その見切線を奇麗に表現することができ、かつ、多色
の色合せが容易で、廉価に製造可能な自動車用二色装飾
板の提供を課題とするものである。
[課題を解決するだめの手段] 請求項1の発明にかかる自動車用二色装飾板は、透過性
のある有色材料で合成樹脂カバーを成形し、前記合成樹
脂カバーの裏面の一部に、前記合成樹脂カバーを透過す
るスペクトルを有する色に着色されたクリヤー塗膜層を
形成し、前記合成樹脂カバーの裏面側に光反射部材を設
けたものである。
請求項2の発明にかかる自動車用二色装飾板は、透過性
のある有色材料で合成樹脂カバーを成形し、前記合成樹
脂カバーの内側の面に、前記合成樹脂カバーを透過する
スペクトルを有する色に着色された塗膜層を形成し、前
記透明成形カバーの内側の面に反射層を形成したもので
ある。
[作用] 請求項1の発明においては、透過性のある有色材料で合
成樹脂カバーを形成し、そして、前記合成樹脂カバーの
内側の一部の面に、前記合成樹脂カバーを透過するスペ
クトルを有する色に着色されたクリヤー塗膜層を形成す
ると、クリヤー塗膜層を形成してない個所では有色材料
からなる合成樹脂カバーの指定された色となり、クリヤ
ー塗膜層を形成した個所では着色されたクリヤー塗膜層
の色となる。
請求項2の発明においては、透過性のある有色材料で合
成樹脂カバーを形成し、前記合成樹脂カバーの内側の面
に、前記合成樹脂カバーを透過するスペクトルを有する
色に着色された塗膜層を形成し、また、前記透明成形カ
バーの内側の面に反射層を形成したものであるから、合
成樹脂カバーに塗膜層を形成した個所では、塗膜層の色
となり、また、前記合成樹脂カバーの内側の面に反射層
を形成した個所では、前記合成樹脂カバーの色となる。
[実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第一実施例の自動車用二色装飾板を分
離した状態の断面図、第2図は本発明の第一実施例の自
動車用二色装飾板の断面図、第3図は自動車用二色装飾
板の取付は状態を示す自動車の後方からみた斜視図であ
る。
第3図において、自動車30の後方の両側にはりャコン
ビネーションランプ21が配設されている。また、その
間には、意匠的にリヤコンビネーションランプ21が連
続配置されているように、自動車用装飾パネル、即ち、
ガーニッシュ2oを配設する場合が多い。この種の構成
は公知である。
また、第1図及び第2図において、本実施例の透過性の
有色材料で形成した合成樹脂カバー1は、例えば、アク
リル樹脂またはポリカーボネート等の合成樹脂でリヤコ
ンビネーションランプ21に隣接した間に装着されるガ
ーニッシュ20の全体を透過性のアンバーで形成したも
のである。前記合成樹脂カバー1の内側の一部の面、即
ち、裏面の一部に、前記合成樹脂カバー1を透過するス
ペクトルを有する色として、本実施例では、赤色クリヤ
ー塗料によってクリヤー塗膜層2を形成している。前記
赤色クリヤー塗料としてはアクリル樹脂系の塗料を使用
した。
この種のガーニッシュ21の合成樹脂カバー1及びクリ
ヤー塗膜層2は、リヤコンビネーションランプ21の色
調に一致するように、赤色またはアンバーからなるもの
である。具体的には、前記赤色またはアンバーはりャコ
ンビネーションランプ21の赤色またはアンバーの色彩
に一致させている。
また、前記合成樹脂カバー1の内側、即ち、裏側の一部
の面及びクリヤー塗膜層2の面側に対向して取付基部材
3が配設されている。前記合成樹脂カバー1とは別部材
で成形した取付基部材3の表面には、平面的に連続した
凸球状、即ち、平面的に連続した魚眼3bを形成してあ
り、そこにアクリル樹脂系のシルバーメタリック塗料を
塗布して、本実施例の光反射部材としてのメタリック塗
膜層4を形成している。前記取付基部材3は自動車の車
体側に取付けられる形状となっている。また、前記合成
樹脂カバー1と前記取付基部材3は、前記取付基部材3
の外周に形成した凹欠部3aに前記合成樹脂カバー1の
外周部1aが装着できるように構成されている。そして
、図示しないクリップ、接着剤等の固着手段によって、
両者は堅固に一体化されている。
このように構成された本発明の第一実施例の自動車用二
色装飾板においては、透過性のあるアンバーの合成樹脂
カバー1及びその裏面に位置するシルバーメタリック塗
料を塗布してなるメタリック塗膜層4からなり、前記合
成樹脂カバー1側から見たアンバー領域Aは、外部から
入光する光を光反射部材としてのメタリック塗膜層4で
反射し、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー1の色
調がリヤコンビネーションランプ21のアンバーと一致
した色調で視認される。
また、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー1とその
裏面に形成した前記合成樹脂カバー1を透過するスペク
トルを有する赤色に着色されたクリヤー塗膜層2及びそ
の裏面に位置するシルバーメタリック塗料を塗布してな
るメタリック塗膜層4からなり、前記合成樹脂カバー1
側から見た赤色領域Bは、外部から入光する光をメタリ
ック塗膜層4で反射し、透過性のあるアンバーの合成樹
脂カバー1及びその合成樹脂カバー1を透過するスペク
トルを有する赤色のクリヤー塗膜層2を透過することに
より、その裏面に形成したクリヤー塗膜層2の色調が基
調となり、合成樹脂カバー1のアンバーによってその色
彩が殆ど変化しない。
したがって、赤色領域Bではクリヤー塗膜層2の色彩が
直接リヤコンビネーションランプ21の赤色と一致した
色調で視認される。
故に、アンバー領域A及び赤色領域Bては、リヤコンビ
ネーションランプ21との違和感がなくなり、リヤコン
ビネーションランプ21及びガーニッシュ20のデサ′
イン自由度が高くなる。
そして、合成樹脂カバー1の内側の一部の面及びクリヤ
ー塗膜層2の面側に形成した本実施例の光反射部材とし
てのメタリック塗膜層4は、前記合成樹脂カバー1と別
部材で形成されるものであるから、その両者間の配置に
より、更に、前記合成樹脂カバー1の厚み及び屈折率に
より奥行きの深さを自由に表現することができ、しかも
、本実施例のガーニッシュ20はリヤコンビネーション
ランプ21との違和感がなくなる。特に、本実施例にお
いては、合成樹脂カバー1と別部材・とじた取付基部材
3の表面に、平面的に連続した凸球状、即ち、平面的に
連続した魚眼3bを形成したメタリック塗膜層4を具備
するものであるから、その凸面鏡の作用によって、入射
光の反射の乱れが発生し、合成樹脂カバー1と取付基部
材3の表面に形成したメタリック塗膜層4との実際の距
離以上に、奥行きの深さを深く表現することができる。
第4図は本発明の第二実施例の自動車用二色装飾板の断
面図である。
図において、透過性のある有色材料としてアンバーで成
形した合成樹脂カバー7は、第一実施例と同様に、例え
ば、アクリル樹脂またはポリカーボネート等の合成樹脂
でリヤコンビネーションランプ21に隣接した間に装着
されるガーニッシュ20の全体を形成したものである。
前記合成樹脂カバー7の内側の一部の面に、赤色メタリ
ック塗料によって塗膜層5を形成している。前記赤色メ
タリック塗料としてはアクリル樹脂系の塗料を使用した
。また、前記合成樹脂カバー7の赤色メタリック塗料の
塗布してない個所には、アクリル樹脂系のシルバーメタ
リック塗料を塗布して、本実施例の反射層としてのシル
バーメタリック塗膜層6を形成している。このとき、前
記合成樹脂カバー7の赤色メタリック塗料を塗布した塗
膜層5に、一部重ねて、または、全面を重ねてシルバー
メタリック塗料を塗布してシルバーメタリック塗膜層6
を形成してもよい。このとき、赤色メタリック塗膜によ
る塗膜層5の輪郭形態が明瞭となる。
なお、前記合成樹脂カバー7は自動車の車体側に直接ま
たは他の部材を介して取付けられる形状となっており、
図示しない固着手段によって、両者は堅固に一体化され
る。
この種のガーニッシュ20の合成樹脂カバー7及び塗膜
層5は、リヤコンビネーションランプ21の色調に一致
するように、アンバーまたは赤色からなるものであり、
第一実施例のように、前記アンバーまたは赤色はりャコ
ンビネーションランプ21のアンバーまたは赤色に一致
させている。
このように構成された本発明の第二実施例の自動車用二
色装飾板においては、透過性のある有色材料で成形した
合成樹脂カバー7及びその裏面に位置するシルバーメタ
リック塗膜層6による反射層を形成し、前記合成樹脂カ
バー7側から見たアンバー領域Aは、外部から入光する
光を反射層のシルバーメタリック塗膜層6で反射し、透
過性のあるアンバーの合成樹脂カバー7の色調かりャコ
ンビネーションランプ21のアンバーと一致した色調と
なる。また、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー7
とその裏面に形成した塗膜層としての赤色メタリック塗
膜層5からなり、前記合成樹脂カバー7側から見た赤色
領域Bは、外部から入光する光を前記合成樹脂カバー7
を透過するスペクトルを有する色に着色された赤色メタ
リック塗膜層5で反射され、この場合には、赤色メタリ
ック塗膜層5の色調が基調となり、合成樹脂カバー7の
アンバーによってその色彩が変化しない。したがって、
赤色メタリック塗膜層5の色彩が直接リヤコンビネーシ
ョンランプ21の赤色と一致した色調となる。
故に、リヤコンビネーションランプ21との違和感がな
くなり、アンバー領域A及び赤色領域Bは、リヤコンビ
ネーションランプ21及びガーニッシュ20のデザイン
自由度が高くなる。
そして、合成樹脂カバー7の内側に形成した反射層とし
てのシルバーメタリック塗膜層6と塗膜層としての赤色
メタリック塗膜層5は、合成樹脂カバー1の屈折率及び
厚みによって奥行きの深さを自由に表現することができ
、しかも、本実施例のが−ニッシュ20はその色彩選択
が自由であるからりャコンビネーションランプ21との
違和感がなくなる。
更に、上記実施例においては、合成樹脂カバー7の裏面
に、平面的に連続した凸球状、即ち、平面的に連続した
魚眼7aを形成し、そこに赤色メタリック塗膜層5及び
メタリック塗膜層6を形成したものであるから、その入
射光の反射の乱れが発生し、合成樹脂カバー7とメタリ
ック塗膜層5及びシルバーメタリック塗膜層6との実際
の距離以上に、奥行きの深さを深く表現することができ
る。
なお、第4図に示す実施例は、第5図の本発明の第三実
施例の自動車用二色装飾板の断面図のように、赤色メタ
リック塗膜層5を前記合成樹脂カバー7の裏面の一部に
形成され、前記合成樹脂カバー7を透過するスペクトル
を有する色に着色されたクリヤー塗膜層2aとし、その
クリヤー塗膜層2aの面にシルバーメタリック塗膜層6
を形成しても第二実施例と同様の効果を得ることができ
る。
このように、上記第一実施例の自動車用二色装飾板は、
透過性のあるアンバー等の有色材料で成形した合成樹脂
カバー1と、前記合成樹脂カバー1の裏面の一部に形成
され、前記合成樹脂カバー1を透過するスペクトルを有
する色に着色されたクリヤー塗膜層2と、前記合成樹脂
カバー1の裏面側に設けられた取付基部材3の表面に形
成したメタリック塗膜層4等の光反射部材を具備するも
のである。
したがって、透過性のあるアンバーで合成樹脂カバー1
を形成し、そして、前記合成樹脂カバー1の内側の一部
の面にクリヤー塗膜層2を形成すると、クリヤー塗膜層
2を形成した個所ではアンバーと赤色との色合成が確認
できない程度の赤色となり、クリヤー塗膜層2を形成し
てないところではアンバーとなる。故に、例えば、アン
バーと赤色とを表現する場合には、合成樹脂カバー1の
材料色と赤色クリヤー塗料の色で仕上り色が決定でき、
デザイン自由度が高くなる。
また、合成樹脂カバー1と異にする他の部材としての取
付基部材3の表面に形成したメタリック塗膜層4は、前
記合成樹脂カバー1と他部材との間隔、前記合成樹脂カ
バー1の厚み及び屈折率により奥行きの深さを深く表現
することができる。
上記第二実施例の自動車用二色装飾板は、透過性のある
アンバー等の有色材料で成形した合成樹脂カバー7と、
前記合成樹脂カバー7の内側の面に形成され、前記合成
樹脂カバー7を透過するスペクトルを有する赤色に着色
された赤色メタリック塗膜層5等の塗膜層と、前記透明
成形カバー1の内側の面に形成されたシルバーメタリッ
ク塗膜層6等の反射層とを具備するものである。
したがって、透過性のあるアンバーで合成樹脂カバー7
を形成し、そして、その合成樹脂カバー7の内側の面に
塗膜層としての赤色メタリック塗膜層5及び反射層とし
てのシルバーメタリック塗膜層6を形成したものであり
、赤色メタリック塗膜層5を形成した個所ではアンバー
と赤色との色合成が確認できない程度の赤色となり、赤
色メタリック塗膜層5を形成してないところではアンバ
ーとなる。故に、アンバーと赤色とを表現する場合には
、合成樹脂カバー7の材料色と赤色メタリック塗料の色
で仕上り色が決定でき、デザイン自由度が高くなる。
また、合成樹脂カバー7の厚み及び屈折率により奥行き
の深さを表現することができる。
特に、上記第一実施例においては、合成樹脂カバー1と
別部材とした取付部材3の表面に、平面的に連続した凸
球状、即ち、平面的に連続した魚眼7aを形成したメタ
リック塗膜層4を具備するものであるから、その凸面鏡
の作用によって、入射光の反射の乱れが発生し、合成樹
脂カバー1と取付基部材3の表面に形成したメタリック
塗膜層4との実際の距離以上に、奥行きの深さを深く表
現することができる。
また、上記第二実施例においては、合成樹脂カバー7の
裏面に、平面的に連続した凸球状、即ち、平面的に連続
した魚眼7aを形成し、そこに赤色メタリック塗膜層5
及びシルバーメタリック塗膜層6を形成したものである
から、その凸レンズの作用によって、入射光の反射の乱
れが発生し、合成樹脂カバー7と赤色メタリック塗膜層
5及びシルバーメタリック塗膜層6との実際の距離以上
に、奥行きの深さを深く表現することができる。
ところで、上記実施例では、合成樹脂カバーの裏側に配
設した別部材の表面、または合成樹脂カバーの裏側に平
面的に連続した魚眼を形成するものであるが、本発明を
実施する場合には、平面または断面を連続した弧状とし
一次元方向にのみ凸条としたり、断面を連続した凹凸状
とし一次元方向または二次元方向に凹凸状、シボ付きと
することもできる。このように、平面よりも面に所定の
起伏を設けたほうが、奥行きの深さを深く表現すること
ができる。
なお、上記実施例のメタリック塗膜層4、赤色メタリッ
ク塗膜層5、シルバーメタリック塗膜層6等は、単に塗
布による塗装膜の形成に限定されるものではなく、金属
蒸着、スパッタリング等によって形成することもできる
[発明の効果コ 以上のように、請求項1の発明の自動車用二色装飾板は
、透過性のある有色材料で合成樹脂カバーを形成し、前
記合成樹脂カバーの内側の一部の面に、前記合成樹脂カ
バーを透過するスペクトルを有する色に着色されたクリ
ヤー塗膜層を形成すると、クリヤー塗膜層を形成してな
い個所では有色材料からなる合成樹脂カバーの指定され
た色となり、クリヤー塗膜層を形成した個所では着色さ
れたクリヤー塗膜層の色となる。
したがって、合成樹脂カバーを多色とする場合には、合
成樹脂カバーの材料色とクリヤー塗膜層の色で仕上り色
が決定でき、デザイン自由度が高くなる。
また、製造作業が簡単であるから、作業時間を短くして
生産効率を良くし、合成樹脂成形で見切線を形成するも
のではなく、塗料で形成されものであるから、その見切
線を奇麗に表現することができ、例えは、リヤコンビネ
ーションランプ等の赤色とアンバーとの色合せか容易で
、廉価に製造可能となる。
そして、前記合成樹脂カバーと光反射部材との間隔は、
前記合成樹脂カバーの厚み及び屈折率、他部材の表面の
模様により奥行きの深さを深く表現することができる。
請求項2の発明の自動車用二色装飾板は、透過性のある
有色材料で合成樹脂カバーを形成し、前記合成樹脂カバ
ーの内側の面に、前記合成樹脂カバーを透過するスペク
トルを有する色に着色された塗膜層を形成し、また、前
記透明成形カバーの内側の面に反射層を形成したもので
あるから、合成樹脂カバーに塗膜層を形成した個所では
、塗膜層の色となり、また、前記合成樹脂カバーの内側
の面に反射層を形成した個所では、前記合成樹脂カバー
の色となる。
したがって、多色を表現する場合には、合成樹脂カバー
の材料色と塗膜層の塗料の色て仕上り色が決定でき、デ
ザイン自由度が高くなる。
また、製造作業が簡単であるから、作業時間を短くして
生産効率を良くし、合成樹脂成形で見切線を形成するも
のではなく、塗料で形成されものであるから、その見切
線を奇麗に表現することができ、例えば、リヤコンビネ
ーションランプの赤色とアンバーとの色合せが容易で、
廉価に製造可能となる。
そして、合成樹脂カバーの厚み及び屈折率、裏面の模様
により奥行きの深さを表現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の自動車用二色装飾板を分
離した状態の断面図、第2図は本発明の第一実施例の自
動車用二色装飾板の断面図、第3図は自動車用二色装飾
板の取付は状態を示す自動車の後方からみた斜視図であ
る。 第4図は本発明の第二実施例の自動車用二色装飾板の断
面図である。 第5図は本発明の第三実施例の自動車用二色装飾板の断
面図である。 図において、 1.7:合成樹脂カバー 2.2a:クリヤー塗膜層 3:取付基部材(反射層としての) 4:メタリック塗膜層 5:赤色メタリック塗膜層(塗膜層としての)6:シル
バーメタリック塗膜層(反射層としての)である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 豊田合成 株式会社 代理人 弁理士 樋口 武尚 外1名 2:クリヤー塗膜層 3:取付基部材(反射層としての) 4:メタリック塗膜層 第2図 5:赤色メタリック塗膜層(塗膜層としての)6:シル
バーメタリック塗膜層(反射層としての)7:合成樹脂
カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透過性のある有色材料で成形した合成樹脂カバー
    と、 前記合成樹脂カバーの裏面の一部に形成され、前記合成
    樹脂カバーを透過するスペクトルを有する色に着色され
    たクリヤー塗膜層と、 前記合成樹脂カバーの裏面側に設けられた光反射部材と を具備することを特徴とする自動車用二色装飾板。
  2. (2)透過性のある有色材料で成形した合成樹脂カバー
    と、 前記合成樹脂カバーの内側の面に形成され、前記合成樹
    脂カバーを透過するスペクトルを有する色に着色された
    塗膜層と、 前記透明成形カバーの内側の面に形成された反射層と を具備することを特徴とする自動車用二色装飾板。
JP19166590A 1990-07-19 1990-07-19 自動車用二色装飾板 Pending JPH0478739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145237A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Daikyoo Nishikawa Kk 車両用内装加飾パネル
JP2016037170A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 本田技研工業株式会社 外装部材及びその外装部材を備えた車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145237A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Daikyoo Nishikawa Kk 車両用内装加飾パネル
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