JPH0478624A - 車両用シート移動装置 - Google Patents
車両用シート移動装置Info
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- JPH0478624A JPH0478624A JP18749490A JP18749490A JPH0478624A JP H0478624 A JPH0478624 A JP H0478624A JP 18749490 A JP18749490 A JP 18749490A JP 18749490 A JP18749490 A JP 18749490A JP H0478624 A JPH0478624 A JP H0478624A
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- seat
- vehicle
- moving
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011081 inoculation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、車両のシート、特に乗用車の前席のシートを
乗降時に移動させる、パワー化された車両用シート移動
装置に関する。
乗降時に移動させる、パワー化された車両用シート移動
装置に関する。
「従来技術およびその問題点」
シート位置の調整装置は、特に高級車において近時パワ
ー化が進み、またその調整方向も前後方向、シートバッ
クの傾斜角度のみならず、上下方向にも可能なものが各
種提案されている。
ー化が進み、またその調整方向も前後方向、シートバッ
クの傾斜角度のみならず、上下方向にも可能なものが各
種提案されている。
ところで、このようにして所定の方向に位置調整可能な
シートも、乗降時の位置についてはあまり考慮されてな
いのが実情である。このため、車高の低い乗用車に乗降
するときは、第10図のように頭を下げ、腰を浮かしぎ
みにする無理な姿勢をとらなければ、頭をルーフ面10
にぶつけてしまう。また第11図のように、車両側部の
曲面が大きい場合には、ルーフ面11にぶつかることは
ないものの、シートと車両外方間の距離が大きいため、
乗員は、足を太き(広げたバランスの悪い姿勢で乗降し
なければならない。
シートも、乗降時の位置についてはあまり考慮されてな
いのが実情である。このため、車高の低い乗用車に乗降
するときは、第10図のように頭を下げ、腰を浮かしぎ
みにする無理な姿勢をとらなければ、頭をルーフ面10
にぶつけてしまう。また第11図のように、車両側部の
曲面が大きい場合には、ルーフ面11にぶつかることは
ないものの、シートと車両外方間の距離が大きいため、
乗員は、足を太き(広げたバランスの悪い姿勢で乗降し
なければならない。
このように、従来のシートは、着座状態での乗り心地が
いかに考慮されたものであっても、反面、乗降性につい
ては必ずしも満足のいくものではなかった。
いかに考慮されたものであっても、反面、乗降性につい
ては必ずしも満足のいくものではなかった。
「発明の目的」
本発明は、車両への乗降性を改善することのできる車両
用シート移動装置を得ることを目的としている。
用シート移動装置を得ることを目的としている。
「発明の概要」
本発明は、車両床面側に、上下方向移動および左右方向
移動を規制して設けられた固定側部材;シート下面に固
定されたシートブラケット;および、この固定側部材と
シートブラケットとの間に設けられた、該シートブラケ
ットを車両内の正規位置とこれより外方の乗降位置との
間に移動させる内外移動機構を備えたことに特徴を有す
る。
移動を規制して設けられた固定側部材;シート下面に固
定されたシートブラケット;および、この固定側部材と
シートブラケットとの間に設けられた、該シートブラケ
ットを車両内の正規位置とこれより外方の乗降位置との
間に移動させる内外移動機構を備えたことに特徴を有す
る。
上記構成によれば、内外移動機構を作動させ、シートを
、車両内の正規位置から外方の乗降位置に移動させるこ
とにより、乗員は楽な姿勢で乗降することができる。
、車両内の正規位置から外方の乗降位置に移動させるこ
とにより、乗員は楽な姿勢で乗降することができる。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第1図はシ
ートを取り外した状態の車両用シート移動装置15の斜
視図であり、該図中において、矢印Fは車両前方側を示
し、矢印0は車両外方側を示している。また第2図ない
し第6図は、車両用シート移動装置15の分解斜視図を
示している。
ートを取り外した状態の車両用シート移動装置15の斜
視図であり、該図中において、矢印Fは車両前方側を示
し、矢印0は車両外方側を示している。また第2図ない
し第6図は、車両用シート移動装置15の分解斜視図を
示している。
該分解斜視図において、矢印とO付番骨が付された部材
は、該O内の番号と対応する、別の図面に示されている
“○→”付きの部材に連結されていることを意味してい
る。
は、該O内の番号と対応する、別の図面に示されている
“○→”付きの部材に連結されていることを意味してい
る。
車両用シート移動装置15は、左右一対の平行なシート
トラック16.16(固定側部材)のアッパレール17
.19上に配置されている。そしてシート移動装置15
は、アッパレール17.19の車両前方側に設けた内外
移動機構21と後方側に設けたリフトアウト機構(内外
移動機構兼シートリフタ機構)22を有している。内外
移動機構21とリフトアウト機構22とは、共通の駆動
源たる、アッパレール17の車両外方側に設けられたリ
フトアウト用モータ(駆動モータ)23により駆動され
る。このリフトアウト用モータ23は、図示しない乗降
操作スイッチの操作によりオン、オフされる。
トラック16.16(固定側部材)のアッパレール17
.19上に配置されている。そしてシート移動装置15
は、アッパレール17.19の車両前方側に設けた内外
移動機構21と後方側に設けたリフトアウト機構(内外
移動機構兼シートリフタ機構)22を有している。内外
移動機構21とリフトアウト機構22とは、共通の駆動
源たる、アッパレール17の車両外方側に設けられたリ
フトアウト用モータ(駆動モータ)23により駆動され
る。このリフトアウト用モータ23は、図示しない乗降
操作スイッチの操作によりオン、オフされる。
内外移動機構21は、車両の前方側にてアッパレール1
7.19間に渡した前基板25上に設けられており、こ
の前基板25上に固定された左右方向ロアレール27と
、この左右方向ロアレール27に摺動自在に嵌めた内外
移動用アッパレール26を有している。この内外移動用
アッパレール26の左右端に、シートSの下面に固定さ
れたシートブラケットB(第7図参照)を固定するシー
トブラケット29.29が固定されている。
7.19間に渡した前基板25上に設けられており、こ
の前基板25上に固定された左右方向ロアレール27と
、この左右方向ロアレール27に摺動自在に嵌めた内外
移動用アッパレール26を有している。この内外移動用
アッパレール26の左右端に、シートSの下面に固定さ
れたシートブラケットB(第7図参照)を固定するシー
トブラケット29.29が固定されている。
前基板25の左右には、スクリューロッド30の一端と
連結されるギヤボックス39を支持する支持ブラケット
31、およびスクリューロッド30の他端を回転支持す
る支持ブラケット34が固設されている。シートブラケ
ット29.29の間には、両端に貫通孔36.36を形
成したシャフト支持ブラケット32が固設されている。
連結されるギヤボックス39を支持する支持ブラケット
31、およびスクリューロッド30の他端を回転支持す
る支持ブラケット34が固設されている。シートブラケ
ット29.29の間には、両端に貫通孔36.36を形
成したシャフト支持ブラケット32が固設されている。
このシャフト支持ブラケット32の内方には、両側に貫
通孔37.37を形成したコ字状の衝撃吸収支持部材3
3とともに螺合移動部材35が挿入され、この螺合移動
部材35の雌ねじ孔に、貫通孔36、貫通孔37を貫通
させたスクリューロッド30が螺合されている。したが
って、該スクリューロッド30を回転させると、螺合移
動部材35がスクリューロッド30上を左右に移動され
、シャフト支持ブラケット32を介して内外移動用アッ
パレール26を左右に移動させることができる。
通孔37.37を形成したコ字状の衝撃吸収支持部材3
3とともに螺合移動部材35が挿入され、この螺合移動
部材35の雌ねじ孔に、貫通孔36、貫通孔37を貫通
させたスクリューロッド30が螺合されている。したが
って、該スクリューロッド30を回転させると、螺合移
動部材35がスクリューロッド30上を左右に移動され
、シャフト支持ブラケット32を介して内外移動用アッ
パレール26を左右に移動させることができる。
リフトアウト機構22は、車両後方側にてアッパレール
17.19間に渡された後基板40上に設けられている
。このリフトアウト機構22は後基板40上において、
昇降移動しながら、車両内方の正規(乗車)位置と車両
外方の乗降位置との間を移動する移動支持部材41を有
している。該移動支持部材41にこのような動作をさせ
るため、リフトアウト機構22は次のような構成を有し
ている。
17.19間に渡された後基板40上に設けられている
。このリフトアウト機構22は後基板40上において、
昇降移動しながら、車両内方の正規(乗車)位置と車両
外方の乗降位置との間を移動する移動支持部材41を有
している。該移動支持部材41にこのような動作をさせ
るため、リフトアウト機構22は次のような構成を有し
ている。
すなわち、移動支持部材41は、一端に、車両の外方側
の上方に向けて傾斜させた案内溝45を有し、他端に支
持孔46を有し、中央部に支持孔47を有している。支
持孔47には平行移動リンク65.65の一端が枢着ビ
ン66により枢着されており、支持孔46には、平行移
動リンク57.57の一端が枢着ビン56により枢着さ
れている。平行移動リンク65.65の他端が支持ブラ
ケット42.42を介して後基板40に枢着されており
、また平行移動リンク57.57の他端が支持ブラケッ
ト43.43を介して後基板40に枢着されている。こ
れにより移動支持部材41は、後基板40に対し平行を
保持しながら、車両外方上方に向けて移動することが可
能となる。
の上方に向けて傾斜させた案内溝45を有し、他端に支
持孔46を有し、中央部に支持孔47を有している。支
持孔47には平行移動リンク65.65の一端が枢着ビ
ン66により枢着されており、支持孔46には、平行移
動リンク57.57の一端が枢着ビン56により枢着さ
れている。平行移動リンク65.65の他端が支持ブラ
ケット42.42を介して後基板40に枢着されており
、また平行移動リンク57.57の他端が支持ブラケッ
ト43.43を介して後基板40に枢着されている。こ
れにより移動支持部材41は、後基板40に対し平行を
保持しながら、車両外方上方に向けて移動することが可
能となる。
また案内溝45には、移動支持部材41を前後方向から
挟む回動リンク50.50を連結する移動連結ビン49
が貫通されており、この移動連結ビン49には移動支持
部材41の内側において補強スリーブ44が嵌挿されて
いる。回動リンク50の他端には連結孔53が形成され
ており、この連結孔53に、後基板40の車両内側に固
定された摺動支持ブラケット51の長孔55に沿って移
動する螺合移動部材52両端部が嵌合している。回動リ
ンク50.50の中央部に形成した支持孔60には、平
行移動リンク65.65′の支持孔64.64′を貫通
する枢着ビン62が挿通支持されている。そしてこの枢
着ビン62には、回動リンク50と50の間において、
補強スリーブ63が嵌挿されている。
挟む回動リンク50.50を連結する移動連結ビン49
が貫通されており、この移動連結ビン49には移動支持
部材41の内側において補強スリーブ44が嵌挿されて
いる。回動リンク50の他端には連結孔53が形成され
ており、この連結孔53に、後基板40の車両内側に固
定された摺動支持ブラケット51の長孔55に沿って移
動する螺合移動部材52両端部が嵌合している。回動リ
ンク50.50の中央部に形成した支持孔60には、平
行移動リンク65.65′の支持孔64.64′を貫通
する枢着ビン62が挿通支持されている。そしてこの枢
着ビン62には、回動リンク50と50の間において、
補強スリーブ63が嵌挿されている。
枢着ビン62の頭は二つ割にされており、この割部には
、回動リンク50にその一端を固定したスパイラルスプ
リング68の他端が挟み込まれている。そして支持孔6
4′は矩形状に形成されていて、枢着ビン62のキ一部
74と相対回転不能に係合されており、スパイラルスプ
リング68によるキ一部74の回動付勢力は、平行移動
リンク65′に伝達され、シートのリフト動作を補助す
る。また移動支持部材41上面の左右端には、シートS
の下面に固定したシートブラケットBを固定するシート
固定用ブラケット69.69が固定されている。
、回動リンク50にその一端を固定したスパイラルスプ
リング68の他端が挟み込まれている。そして支持孔6
4′は矩形状に形成されていて、枢着ビン62のキ一部
74と相対回転不能に係合されており、スパイラルスプ
リング68によるキ一部74の回動付勢力は、平行移動
リンク65′に伝達され、シートのリフト動作を補助す
る。また移動支持部材41上面の左右端には、シートS
の下面に固定したシートブラケットBを固定するシート
固定用ブラケット69.69が固定されている。
アッパレール17は、図示しない車両床面にブラケット
71.72を介して固定されたロアレール73に、ロー
ラ78.78を介在させた状態で摺動自在に嵌め込まれ
ている。上記リフトアウト用モータ23は、アッパレー
ル17の中央部に固定されたモータ支持ブラケット75
に取り付けられている。該リフトアウト用モータ23は
、車両前後方向に突出するフレキシブルワイヤ76、7
7に連結されている。該フレキシブルワイヤ76は、上
記ギヤボックス39内に回転自在に設けたウオームギヤ
80に連結されている。またフレキシブルワイヤ77は
、後基板40の車両外方側に固定したギヤボックス79
内に回転自在に支持したウオームギヤ81に連結されて
いる。
71.72を介して固定されたロアレール73に、ロー
ラ78.78を介在させた状態で摺動自在に嵌め込まれ
ている。上記リフトアウト用モータ23は、アッパレー
ル17の中央部に固定されたモータ支持ブラケット75
に取り付けられている。該リフトアウト用モータ23は
、車両前後方向に突出するフレキシブルワイヤ76、7
7に連結されている。該フレキシブルワイヤ76は、上
記ギヤボックス39内に回転自在に設けたウオームギヤ
80に連結されている。またフレキシブルワイヤ77は
、後基板40の車両外方側に固定したギヤボックス79
内に回転自在に支持したウオームギヤ81に連結されて
いる。
ギヤボックス3つと79の内方には、ウオームギヤ80
.81と直角方向に噛み合うウオームホイル82.83
がそれぞれ回動自在に支持されている。さらに該ウオー
ムホイル82はスクリューロッド3oと連結され、ウオ
ームホイル83はスクリューロッド85の一端と連結さ
れている。このスクリューロッド85の他端は上記螺合
移動部材52に形成した雌ねじ孔87に螺合されている
。
.81と直角方向に噛み合うウオームホイル82.83
がそれぞれ回動自在に支持されている。さらに該ウオー
ムホイル82はスクリューロッド3oと連結され、ウオ
ームホイル83はスクリューロッド85の一端と連結さ
れている。このスクリューロッド85の他端は上記螺合
移動部材52に形成した雌ねじ孔87に螺合されている
。
なお、ねじ送り機構とリンク機構を介してシートを昇降
させながら外方に移動させるリフトアウト機構22側に
おいても、単にねじ送り機構を介してシートを外方に移
動させる内外移動機構21側においても、−個のリフト
アウト用モータ23の駆動力で、シートSを左右に等し
い距離だけ移動できるように、各々のギヤ比、およびリ
ンクの長さ等が設定されている。
させながら外方に移動させるリフトアウト機構22側に
おいても、単にねじ送り機構を介してシートを外方に移
動させる内外移動機構21側においても、−個のリフト
アウト用モータ23の駆動力で、シートSを左右に等し
い距離だけ移動できるように、各々のギヤ比、およびリ
ンクの長さ等が設定されている。
アッパレール19は、第5図に示すように、ブラケット
71.72にて車両床面に固定されるロアレール88に
摺動自在に嵌め込まれている。
71.72にて車両床面に固定されるロアレール88に
摺動自在に嵌め込まれている。
アッパレール19の前後にはブラケット123が設けら
れ、該ブラケット123にボルト124を介して前基板
258よび後基板40が固定されている。図中122は
ローラ、126はブラケット120を介してロアレール
88に固定されるスライド部材、121は貫通孔である
。
れ、該ブラケット123にボルト124を介して前基板
258よび後基板40が固定されている。図中122は
ローラ、126はブラケット120を介してロアレール
88に固定されるスライド部材、121は貫通孔である
。
該前基板25には、その中央にシートスライド用モータ
91が固定板92を介して固定されており、該シートス
ライド用モータ91の左右には、ギヤボックス96.9
7を支持する支持ブラケット93.95がそれぞれ固定
されている。シートスライド用モータ91はその両側に
、フレキシブルワイヤ98.99を突出して有しており
、該フレキシブルワイヤ98.99はそれぞれギヤボッ
クス96.97内のウオームギヤ100.101に連結
されている。ギヤボックス96.97内には、ウオーム
ホイル102.103が、ウオームギヤ100.101
とそれぞれ直角方向に噛み合うように回転自在に支持さ
れている。さらにギヤボックス96.97には、スクリ
ューロッド105.106が車両後方に突出するように
挿入されており、上記ウオームホイル102,103と
それぞれ連結されている。上記シートスライド用モータ
91は、図示しないシートスライドスイッチの操作によ
りオン、オフされる。
91が固定板92を介して固定されており、該シートス
ライド用モータ91の左右には、ギヤボックス96.9
7を支持する支持ブラケット93.95がそれぞれ固定
されている。シートスライド用モータ91はその両側に
、フレキシブルワイヤ98.99を突出して有しており
、該フレキシブルワイヤ98.99はそれぞれギヤボッ
クス96.97内のウオームギヤ100.101に連結
されている。ギヤボックス96.97内には、ウオーム
ホイル102.103が、ウオームギヤ100.101
とそれぞれ直角方向に噛み合うように回転自在に支持さ
れている。さらにギヤボックス96.97には、スクリ
ューロッド105.106が車両後方に突出するように
挿入されており、上記ウオームホイル102,103と
それぞれ連結されている。上記シートスライド用モータ
91は、図示しないシートスライドスイッチの操作によ
りオン、オフされる。
上記ロアレール73の下面には、ブラケット107を介
してスライド部材109が固定されている。このスライ
ド部材109には支持部材110とねじ送り部材111
が、貫通孔112を通したスクリューロッド105に同
軸に貫通されて収納されている。図示はしないが、この
構造は、アッパレール19側においても同様である。
してスライド部材109が固定されている。このスライ
ド部材109には支持部材110とねじ送り部材111
が、貫通孔112を通したスクリューロッド105に同
軸に貫通されて収納されている。図示はしないが、この
構造は、アッパレール19側においても同様である。
次に上記車両用シート移動装置15の作動について説明
する。
する。
まず着座状態において、操作者が図示しないシートスラ
イドスイッチをオンすると、シートスライド用モータ9
1が駆動される。そしてその駆動力がフレキシブルワイ
ヤ98.99を介してギヤボックス96.97に伝達さ
れて、スクリューロッド105.106が回転される。
イドスイッチをオンすると、シートスライド用モータ9
1が駆動される。そしてその駆動力がフレキシブルワイ
ヤ98.99を介してギヤボックス96.97に伝達さ
れて、スクリューロッド105.106が回転される。
するとスクリューロッド105に沿って、ロアレール7
3側に固定されたねじ送り部材111が移動され、同時
に、スクリューロッド106側でも同様の現象が生じる
ため、アッパレール側に固定されたギヤボックス96と
支持ブラケット93、およびギヤボックス97と支持ブ
ラケット95を介して前基板25がシートトラック16
に沿って前後方向に移動される。同時にアッパレール1
7.19を介して後基板40も同方向に移動されて、シ
ートSを含む車両用シート移動装置15全体が前後方向
に移動する。そしてシートSが所望の位置になったとこ
ろでシートスライドスイッチをオフに切り換え、シート
スライド用モータ91を停止させる。
3側に固定されたねじ送り部材111が移動され、同時
に、スクリューロッド106側でも同様の現象が生じる
ため、アッパレール側に固定されたギヤボックス96と
支持ブラケット93、およびギヤボックス97と支持ブ
ラケット95を介して前基板25がシートトラック16
に沿って前後方向に移動される。同時にアッパレール1
7.19を介して後基板40も同方向に移動されて、シ
ートSを含む車両用シート移動装置15全体が前後方向
に移動する。そしてシートSが所望の位置になったとこ
ろでシートスライドスイッチをオフに切り換え、シート
スライド用モータ91を停止させる。
このシートSに着座した状態から降車するため乗降操作
スイッチをオンすると、リフトアウト用モータ23が駆
動し、その回転が、フレキシブルワイヤ76とギヤボッ
クス39を介してスクリューロッド3・0に伝達され、
またフレキシブルワイヤ77とギヤボックス79を介し
てスクリューロッド85に伝達される。
スイッチをオンすると、リフトアウト用モータ23が駆
動し、その回転が、フレキシブルワイヤ76とギヤボッ
クス39を介してスクリューロッド3・0に伝達され、
またフレキシブルワイヤ77とギヤボックス79を介し
てスクリューロッド85に伝達される。
これによりリフトアウト機構22側では、スクリューロ
ッド85の回転により螺合移動部材52が該スクリュー
ロッド85に沿って車両外方向に移動される。すると回
動リンク50.50が支持孔64を中心として第7図の
時計方向に回動しながら平行移動リンク65に反時計方
向の回動力を付与する。これにより、枢着ピン66.5
6にて移動支持部材41に支持されている平行移動リン
ク65.57が、移動支持部材41を、同図の左方(車
両外方)の上方に向け、後基板40と平行を保持した状
態で移動させる。このとき移動連結ピン49が、図の右
下方に傾斜している案内溝45内を右方に向けて移動す
るから、移動支持部材41は、左方上方に向けて円滑に
移動される。
ッド85の回転により螺合移動部材52が該スクリュー
ロッド85に沿って車両外方向に移動される。すると回
動リンク50.50が支持孔64を中心として第7図の
時計方向に回動しながら平行移動リンク65に反時計方
向の回動力を付与する。これにより、枢着ピン66.5
6にて移動支持部材41に支持されている平行移動リン
ク65.57が、移動支持部材41を、同図の左方(車
両外方)の上方に向け、後基板40と平行を保持した状
態で移動させる。このとき移動連結ピン49が、図の右
下方に傾斜している案内溝45内を右方に向けて移動す
るから、移動支持部材41は、左方上方に向けて円滑に
移動される。
こわによりシートSは、第8図の矢印Aのように移動さ
れる。車体に対しては第9図に示すようになる。したが
って乗員は、上昇され車両から外方にやや突出した状態
(乗降位置)のシートSから、楽な姿勢で降りることが
できる。
れる。車体に対しては第9図に示すようになる。したが
って乗員は、上昇され車両から外方にやや突出した状態
(乗降位置)のシートSから、楽な姿勢で降りることが
できる。
車両に乗り込むときは、該操作を逆に行ない、第9図の
位置にセットしたシートSに着座して、スイッチ操作に
より該シートSを車体内方の正規位置に戻すのである。
位置にセットしたシートSに着座して、スイッチ操作に
より該シートSを車体内方の正規位置に戻すのである。
これにより、乗員は、楽な姿勢で車両に乗り込むことが
できる。
できる。
なお、上記実施例では、リフトアウト機構を車両後方側
にのみ設けていたが、該車両後方側とともに車両前方側
に設けて、シートS全体を昇降させながら正規位置と乗
降位置とに移動させるように構成しても良い。
にのみ設けていたが、該車両後方側とともに車両前方側
に設けて、シートS全体を昇降させながら正規位置と乗
降位置とに移動させるように構成しても良い。
「発明の効果」
以上のように本発明の車両用シート移動装置によれば、
内外移動機構を作動させることにより、シートを、楽に
乗降できる位置まで容易に移動させることかできるから
、無理のない姿勢で快適に乗り降りすることができ、乗
降性を大幅に改善することができる。
内外移動機構を作動させることにより、シートを、楽に
乗降できる位置まで容易に移動させることかできるから
、無理のない姿勢で快適に乗り降りすることができ、乗
降性を大幅に改善することができる。
第1図は、本発明の車両用シート移動装置の実施例を示
す斜視図、 第2図ないし第6図は、車両用シート移動装置の分解斜
視図、 第7図は、正規位置でのシートおよびシート移動装置を
示す概略図、 第8図は、乗降位置でのシートおよびシート移動装置を
示す概略図、 第9図は、車両に対するシートの移動状態を示す概略図
、 第10図および第11図は、従来タイプのシートへの乗
降姿勢を示す概略図である。 ル、21・・・内外移動機構、22・・・リフトアウト
機構(内外移動機構前シートリフタ接種)、23・・・
リフトアウト用モータ(駆動モータ)、25・・・前基
板、26・・・内外移動用アッパレール、27・・・ロ
アレール、29・・・シートブラケット、30゜85.
105,106・・・スクリューロッド、39・・・ギ
ヤボックス、40・・・後基板、41・・・移動支持部
材、45・・・案内溝、50・・・回動リンク、51・
・・摺動支持ブラケット、57.65・・・平行移動リ
ンク、69・・・シート固定用ブラケット、73・・・
ロアレール、76.77.98,99.・・・フレキシ
ブルワイヤ、79・・・ギヤボックス、88・・・ロア
レール、96.97・・・ギヤボックス、100.10
1・・・ウオームギヤ、102゜103・・・ウオーム
ホイル、B・・・シートブラケット、S・・・シート。 15・・・車両用シート移動装置、16・・・ジ−トド
特許出願人 シロキ工業株式会社 ラック(固定側部材)、17.19・・・アッパレー同
代理人 三 浦 邦 夫第10図 第1 1図
す斜視図、 第2図ないし第6図は、車両用シート移動装置の分解斜
視図、 第7図は、正規位置でのシートおよびシート移動装置を
示す概略図、 第8図は、乗降位置でのシートおよびシート移動装置を
示す概略図、 第9図は、車両に対するシートの移動状態を示す概略図
、 第10図および第11図は、従来タイプのシートへの乗
降姿勢を示す概略図である。 ル、21・・・内外移動機構、22・・・リフトアウト
機構(内外移動機構前シートリフタ接種)、23・・・
リフトアウト用モータ(駆動モータ)、25・・・前基
板、26・・・内外移動用アッパレール、27・・・ロ
アレール、29・・・シートブラケット、30゜85.
105,106・・・スクリューロッド、39・・・ギ
ヤボックス、40・・・後基板、41・・・移動支持部
材、45・・・案内溝、50・・・回動リンク、51・
・・摺動支持ブラケット、57.65・・・平行移動リ
ンク、69・・・シート固定用ブラケット、73・・・
ロアレール、76.77.98,99.・・・フレキシ
ブルワイヤ、79・・・ギヤボックス、88・・・ロア
レール、96.97・・・ギヤボックス、100.10
1・・・ウオームギヤ、102゜103・・・ウオーム
ホイル、B・・・シートブラケット、S・・・シート。 15・・・車両用シート移動装置、16・・・ジ−トド
特許出願人 シロキ工業株式会社 ラック(固定側部材)、17.19・・・アッパレー同
代理人 三 浦 邦 夫第10図 第1 1図
Claims (8)
- (1)車両床面側に、上下方向移動および左右方向移動
を規制して設けられた固定側部材; シート下面に固定されたシートブラケット;および、 この固定側部材とシートブラケットとの間に設けられた
、該シートブラケットを車両内の正規位置とこれより外
方の乗降位置との間に移動させる内外移動機構を備えた
ことを特徴とする車両用シート移動装置。 - (2)請求項1において、内外移動機構は、固定側部材
とシートブラケットの間の前後にそれぞれ設けられてい
る車両用シート移動装置。 - (3)請求項1または2において、固定側部材とシート
ブラケットの間にはさらに、内外移動機構による正規位
置と乗降位置間のシート移動動作に連動させて、シート
ブラケットを上昇および下降させるシートリフタ機構が
設けられている車両用シート移動装置。 - (4)請求項3において、シートリフタ機構は、固定側
部材とシートブラケットとの間の後方にのみ設けられて
いる車両用シート移動装置。 - (5)請求項1ないし4のいずれか1項において、固定
側部材は、車両床面に前後方向に向けて固定されるロア
レールと、このロアレールに移動自在に嵌められたアッ
パレールとを備えたシートトラックからなり、このシー
トトラックのアッパレールとシートブラケットとの間に
、内外移動機構およびシートリフタ機構が設けられてい
る車両用シート移動装置。 - (6)請求項3において、シートリフタ機構は、シート
ブラケットを昇降させながら、上記正規位置と乗降位置
との間を移動させる、上記内外移動機構を兼ねるリフト
アウト機構である車両用シート移動装置。 - (7)請求項6において、リフトアウト機構は、固定側
部材とシートブラケットの間に設けられ、該シートブラ
ケットを、固定側部材に対する平行を保持しながら正規
位置と乗降位置とに移動させる平行移動リンク、および
該平行移動リンクに回動力を付与する回動リンクを有す
る車両用シート移動装置。 - (8)請求項4において、前の内外移動機構と後のリフ
トアウト機構は、共通の駆動モータで駆動される車両用
シート移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18749490A JPH0478624A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 車両用シート移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18749490A JPH0478624A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 車両用シート移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0478624A true JPH0478624A (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16207048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18749490A Pending JPH0478624A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 車両用シート移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0478624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051568U (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-14 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | スライド装置 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP18749490A patent/JPH0478624A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051568U (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-14 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | スライド装置 |
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