JPH047796B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047796B2 JPH047796B2 JP33523087A JP33523087A JPH047796B2 JP H047796 B2 JPH047796 B2 JP H047796B2 JP 33523087 A JP33523087 A JP 33523087A JP 33523087 A JP33523087 A JP 33523087A JP H047796 B2 JPH047796 B2 JP H047796B2
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- JP
- Japan
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- sides
- horizontal member
- viscoelastic body
- steel
- frame
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 15
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は地震時等のエネルギー吸収能力を持
たせた、制震壁に関するものである。
たせた、制震壁に関するものである。
高層建築物の地震時、強風時の揺れを抑えるた
めに建物の振動を粘弾性体へ伝達させ、熱エネル
ギーに変換することにより振動エネルギーを吸収
する制震壁がこれまで種々提案されている。
めに建物の振動を粘弾性体へ伝達させ、熱エネル
ギーに変換することにより振動エネルギーを吸収
する制震壁がこれまで種々提案されている。
これらの制震壁のエネルギー吸収部分は第３図
に示すように粘弾性体を鋼制プレートで挟み込
み、これに接着して構成されるが、この構造では
外側のプレートの一端のみがボルトで拘束されて
いるため制震壁に面外方向力が働いた時に、プレ
ートと粘弾性体との接着面で剥離を起こす恐れが
ある。
に示すように粘弾性体を鋼制プレートで挟み込
み、これに接着して構成されるが、この構造では
外側のプレートの一端のみがボルトで拘束されて
いるため制震壁に面外方向力が働いた時に、プレ
ートと粘弾性体との接着面で剥離を起こす恐れが
ある。
この発明はこうした従来の制震壁の構造上の弱
点に着目してなされたもので、剥離の恐れのな
い、安定した制震壁を新たに提案しようとするも
のである。
点に着目してなされたもので、剥離の恐れのな
い、安定した制震壁を新たに提案しようとするも
のである。
本発明では粘弾性体を挟み込む挟持プレートを
両側面からコンクリートで全長に亘つて拘束する
ことにより上記問題点を解消する。
両側面からコンクリートで全長に亘つて拘束する
ことにより上記問題点を解消する。
制震壁は鉛直面をなす上下の水平材間にブレー
スを架設して構成されたフレームをSRC造の上
下階の梁鉄骨間に配置し、一方の水平材を一方の
梁鉄骨に接合するとともに、他方の水平材を他方
の梁鉄骨に並列して固定された２枚の挟持プレー
ト間に粘弾性体を介して挟み込むことによって構
成される。
スを架設して構成されたフレームをSRC造の上
下階の梁鉄骨間に配置し、一方の水平材を一方の
梁鉄骨に接合するとともに、他方の水平材を他方
の梁鉄骨に並列して固定された２枚の挟持プレー
ト間に粘弾性体を介して挟み込むことによって構
成される。
粘弾性体は水平材の両面と挟持プレート間に双
方が相対的に面内方向に水平動可能状態に接着さ
れ、挟持プレートは前述の通り両側から梁のコン
クリートにより拘束される。
方が相対的に面内方向に水平動可能状態に接着さ
れ、挟持プレートは前述の通り両側から梁のコン
クリートにより拘束される。
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
この発明の制震壁Ａは第１図に示すように上下
の水平材２ａ，２ｂと鉛直材３，３間にブレース
４を架設して構成されたフレーム１をSRC造の
上下階の梁鉄骨５ａ，５ｂ間に配置し、一方の水
平材２ａと一方の梁鉄骨５ａとを粘弾性体６を介
して接合して形成されるものである。
の水平材２ａ，２ｂと鉛直材３，３間にブレース
４を架設して構成されたフレーム１をSRC造の
上下階の梁鉄骨５ａ，５ｂ間に配置し、一方の水
平材２ａと一方の梁鉄骨５ａとを粘弾性体６を介
して接合して形成されるものである。
フレーム１は図示するように鉛直面をなす水平
材２ａ，２ｂが梁とスラブのコンクリート７内に
埋め込まれる形で上下階の梁鉄骨５ａ，５ｂ間に
配置される。
材２ａ，２ｂが梁とスラブのコンクリート７内に
埋め込まれる形で上下階の梁鉄骨５ａ，５ｂ間に
配置される。
そして一方の水平材２ａは、第２図に示すよう
に一方の梁鉄骨５ａのフランジに水平材２ａに沿
い、並列して固定された２枚の挟持プレート８，
８間に差し込まれ、この水平材２ａの両面と挟持
プレート８，８間に粘弾性体６が接着されて両者
は相対的に水平動可能となつている。
に一方の梁鉄骨５ａのフランジに水平材２ａに沿
い、並列して固定された２枚の挟持プレート８，
８間に差し込まれ、この水平材２ａの両面と挟持
プレート８，８間に粘弾性体６が接着されて両者
は相対的に水平動可能となつている。
挟持プレート８，８は図示するように梁鉄骨５
ａ回りに後から打設されるコンクリート７によつ
て両側面から面外方向に拘束される。
ａ回りに後から打設されるコンクリート７によつ
て両側面から面外方向に拘束される。
他方の水平材２ｂは第１図に示すように他方の
梁鉄骨５ｂのフランジに直接、もしくは間接的に
固定され、挟持プレート８，８と同様にコンクリ
ート７によつて躯体内に埋め込まれる。
梁鉄骨５ｂのフランジに直接、もしくは間接的に
固定され、挟持プレート８，８と同様にコンクリ
ート７によつて躯体内に埋め込まれる。
この発明は以上の通りであり、粘弾性体を挟み
込む挟持プレートが躯体のコンクリートによつて
両側面から拘束されているため面外方向力に対し
て安定しており、粘弾性体の剥離を防止すること
ができる。
込む挟持プレートが躯体のコンクリートによつて
両側面から拘束されているため面外方向力に対し
て安定しており、粘弾性体の剥離を防止すること
ができる。
第１図、第２図は本発明の実施例を示したそれ
ぞれ立面図、面内方向縦断面図、第３図は従来構
造を示した正面図である。 Ａ……制震壁、１……フレーム、２ａ，２ｂ…
…水平材、３……鉛直材、４……ブレース、５
ａ，５ｂ……梁鉄骨、６……粘弾性体、７……コ
ンクリート、８……挟持プレート。
ぞれ立面図、面内方向縦断面図、第３図は従来構
造を示した正面図である。 Ａ……制震壁、１……フレーム、２ａ，２ｂ…
…水平材、３……鉛直材、４……ブレース、５
ａ，５ｂ……梁鉄骨、６……粘弾性体、７……コ
ンクリート、８……挟持プレート。
Claims (1)
- １ 鉛直面をなす上下の水平材間にブレースを架
設して構成されたフレームをSRC造の上階の梁
鉄骨と下階の梁鉄骨間に配置して一方の水平材を
一方の梁鉄骨に接合し、他方の水平材を他方の梁
鉄骨に並列して固定された２枚の挟持プレート間
に差し込み、この挟持プレートと水平材両面間に
粘弾性体を、双方が相対的に面内方向に水平動可
能状態に接着するとともに、挟持プレートの両外
側にコンクリートを充填してこれを両側面から拘
束してあることを特徴とする制震壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33523087A JPH01178682A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 制震壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33523087A JPH01178682A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 制震壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01178682A JPH01178682A (ja) | 1989-07-14 |
| JPH047796B2 true JPH047796B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=18286198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33523087A Granted JPH01178682A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 制震壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01178682A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2312009A1 (en) | 2000-06-20 | 2011-04-20 | JFE Steel Corporation | Steel sheet and method for manufacturing the same |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207549A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築物 |
| JP6658061B2 (ja) * | 2016-02-17 | 2020-03-04 | 株式会社イトーキ | 吊り天井構造体の制振装置及び耐震性間仕切装置 |
| CN108360709B (zh) * | 2018-01-05 | 2019-09-10 | 哈尔滨工业大学（威海） | 一种保险丝式框架填充墙板及其设计方法 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP33523087A patent/JPH01178682A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2312009A1 (en) | 2000-06-20 | 2011-04-20 | JFE Steel Corporation | Steel sheet and method for manufacturing the same |
| EP2312010A1 (en) | 2000-06-20 | 2011-04-20 | JFE Steel Corporation | Steel sheet and method for manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01178682A (ja) | 1989-07-14 |
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