JPH0477255A - クーリングロール - Google Patents

クーリングロール

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JPH0477255A
JPH0477255A JP18976290A JP18976290A JPH0477255A JP H0477255 A JPH0477255 A JP H0477255A JP 18976290 A JP18976290 A JP 18976290A JP 18976290 A JP18976290 A JP 18976290A JP H0477255 A JPH0477255 A JP H0477255A
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cooling
cooling roll
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Shigemi Oshima
尾嶋 重美
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷機等に用いるクーリングロールに関する
〔従来の技術〕
従来より、連続した紙、フィルム等のウェブに対する印
刷機において、走行中のウェブを冷却するためにクーリ
ングロールが使用されている。通常、クーリングロール
は、内部を冷却媒体2例えば冷却水が通過する構成とな
っており、また1回転自在に保持されていて走行するウ
ェブに追従して回転するようになっている。ロールの外
周のウェブを通す面即ちウェブ支持面は平滑に機械加工
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のクーリングロールでは、低テンションの
フィルム等のウェブ印刷時にクーリングロールの回転が
走行中のウェブに同調せず、印刷見当不安定及びインキ
取られ等の支障が発生するという問題があった。
この問題を解決するには、クーリングロールの支持機構
を改良して回転抵抗を小さくすることが考えられるが、
それにも限度がある。そこで、クーリングロールを走行
中のウェブに同調させるため、クーリングロールにウェ
ブ幅に合わせてオリーブテープを巻く方法が採られてい
る。この方法はクーリングロールの同調には効果がある
が、寿命が短く、オリーブテープ貼り、剥がしのために
機械を停止しなければならず、無駄な時間が発生すると
いう問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、オリー
ブテープを巻くことなく、走行中の紙やフィルム等のウ
ェブに同調させることの可能なり−リングロールを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等はクーリングロールの同調不良を解消すべく
鋭意検討の結果、ロール表面を梨地状にすることにより
、ロール表面とウェブとの間の摩擦係数が大きくなり、
クーリングロールが確実にフィルムに同調することを見
出し9本発明を完成した。
すなわち1本発明は、内部に冷却流体の通路を備えたク
ーリングロールにおいて、その外周の少なくともウェブ
を通すウェブ支持面を梨地面としたことを特徴とするク
ーリングロールを要旨とする。
クーリングロール外周面に設ける梨地面は、クーリング
ロールを構成する素材の表面に直接形成し、そのままの
状態で使用してもよいが、梨地面の耐摩耗性を向上させ
るため、その表面に硬質クロムメツキ等の硬質皮膜を形
成するとか、或いはクーリングロール表面に硬質材料に
よるコーティング層を形成しその表面を梨地面とするこ
とが好ましい。コーティング層による梨地面の例として
は、セラミック粒子、金属粒子等の硬質粒子を梨地状に
溶射して形成したコーティング層を挙げることができる
。硬質粒子を溶射して形成したコーティング層は、溶射
のみによって自動的に梨地面を形成でき、また、その時
の溶射粒子の大きさを適当に選定することにより、所望
粗さの梨地面を得ることができるので、好ましい。溶射
材料としては、硬度が大きく耐摩耗性に優れていること
、インキばなれが良いこと等の特性を備えたものが望ま
しく1例えば、ホワイトアルミナを挙げることができる
クーリングロールの外周面に形成する梨地面の表面粗さ
は、小さ過ぎると平滑面と同じとなってウェブに対する
摩擦係数が小さくなり、また逆に大き過ぎるとウェブに
対する非接触部が多くなり冷却むらの生しる恐れがある
。これらを勘案して1通常、最大粗さ(R□、)が5〜
50μm程度に、好ましくは10〜25μm程度に選定
される。
〔作用〕
本発明のクーリングロールは表面に梨地面を有している
ので、その上を通過する紙、フィルム等のウェブに対す
る摩擦係数が大きい。その理由は9紙、フィルム等がク
ーリングロール表面に巻付く際に、クーリングロール表
面との間に空気を巻き込むが、その空気は梨地面の凹部
を通って逃げ、ウェブは梨地面の無数の凸部先端に確実
に接触するためと考えられる。この結果、クーリングロ
ールが走行中のウェブに確実に追従して回転し、スリッ
プが生じることがない。また、梨地面における凹部は極
めて小さいので1紙、フィルム等に対するクーリングロ
ールの冷却むらを生じることはない。
[実施例〕 第1図は本発明の一実施例によるクーリングロールを示
す概略側面図である。このクーリングロール1は。
アルミニウム製のロール本体2を有し、その外周面に表
面が梨地面となったコーティング層3が形成されている
。このコーティング層3は7次の条件による溶射により
形成され9次の特性を備えている。
溶射材料:ホワイトアルミナ 99.6%溶射粒子直径
:10〜40μm、平均 25μm溶射厚さ: 100
μm 硬度:1000HV コーティング層3の外径=162鶴 コーティング層3の長さ:1170鶴 ロール本体2内には冷却水用の通路4が形成されており
、その中に冷却水を供給する冷却パイプ5が挿入される
ようになっている。
このクーリングロール1を、グラビア輪転印刷機の印刷
ユニットのヒーター後部に使用し、被印刷物としてポリ
エステルフィルム(厚み12μm)を用い、印刷速度I
 Q Q m、’+inで800時間運転を行った。
その結果、クーリングロール1は印刷速度に100%回
転同調を行い、印刷見当不安定やインキ取られ等の支障
は生しなかった。
〔発明の効果〕
以上のように1本発明によれば、クーリングロール表面
を梨地面とすることにより、ロール表面とフィルムとの
間の摩擦係数を大きくして、クーリングロールを確実に
走行中の紙、フィルム等のウェブに同調させることがで
きるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるクーリングロールの概
略断面図である。 1−クーリングロール、2− ロール本体、3−コーテ
ィング層、4−通路、5−冷却バイブ。 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 クー1)〕ソ1フール ロール本(E 升テ1ンフ、にム j1近譬 デに去νパイフ0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に冷却流体の通路を備えたクーリングロールにおい
    て、その外周の少なくともウェブを通すウェブ支持面を
    梨地面としたことを特徴とするクーリングロール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105965733A (zh) * 2016-07-18 2016-09-28 江苏佳华新材料科技有限公司 一种化工场所用保护膜加工流水线的冷凝装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105965733A (zh) * 2016-07-18 2016-09-28 江苏佳华新材料科技有限公司 一种化工场所用保护膜加工流水线的冷凝装置

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