JPH05179596A - 製紙機械用ロール - Google Patents

製紙機械用ロール

Info

Publication number
JPH05179596A
JPH05179596A JP30219191A JP30219191A JPH05179596A JP H05179596 A JPH05179596 A JP H05179596A JP 30219191 A JP30219191 A JP 30219191A JP 30219191 A JP30219191 A JP 30219191A JP H05179596 A JPH05179596 A JP H05179596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
paper
tio
papermaking machine
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30219191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nasu
敏幸 那須
Mutsuryo Kai
睦了 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP30219191A priority Critical patent/JPH05179596A/ja
Publication of JPH05179596A publication Critical patent/JPH05179596A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙剥離性が良好で、充分な硬度を有し耐摩耗
性、さらに耐熱性に富んだ製紙機械用ロールを提供す
る。 【構成】 ロール母材表面に被膜を有し、その被膜の少
なくとも表層部がAl23を主成分とし、かつTiO2
を50%(重量%)以下含有する上部溶射被膜からなる
ことを特徴とする製紙用機械ロール。 【効果】 充分な硬度を有し、耐摩耗性、耐熱性に富み
安価なことから、ドクタープレードの食い込み等による
ロール表面の荒れを回避できるとともに、湿紙の剥離性
が良く紙切れによるトラブルを回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスロール、ドライ
ヤーロール、ペーパーロール、サイズプレスロール、コ
ーターロール等の製紙機械用ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製紙機械の抄紙機圧搾部に設けら
れる脱水用のプレスロールには、湿紙との剥離性が良い
こと、ドクターブレードに対する耐摩耗性に優れている
こと、および紙かすの付着が少ないこと等の性能が要求
されるため、天然の花崗岩性のロール(いわゆるストー
ンロール)が広く用いられてきた。しかしながら、この
ようなストーンロールは、良質の天然花崗岩の枯渇によ
り高価であるとともに、製作が面倒であり、また、充分
な強度が得られないという不具合があり、このため、そ
の代用品として特殊ウレタン樹脂にケイ砂と長石の微粒
子を混入させた人造石ロール(商品名:ユニロック)が
部分的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ユニロ
ックでは、湿紙の剥離性能が不十分であるために紙切れ
を起こし易いとともに、ステンレス製のドクターブレー
ド(ロールに付着した紙かすを除去するためのブレー
ド)による摩耗や食い込み等でロール表面が荒れ易いと
いう問題を有する。さらに、前記ユニロックは耐熱性に
劣り、ロールの前段に加熱用のスチームボックスを使用
した場合にトラブルが生じるという不具合があり、必ず
しも有効なものではない。
【0004】よって、本発明による製紙機械用ロールは
上記課題に鑑みてなされたもので、湿紙の剥離性に優れ
るとともに、ドクターブレードの食い込み等のトラブル
の無い、さらに耐摩耗性、耐熱性に富んだ製紙機械用ロ
ールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロール母材表
面に被膜を有し、その被膜の少なくとも表層部がAl2
3を主成分とし、かつTiO2を50%(重量%)以下
含有する上部溶射被膜からなることを特徴とする製紙用
機械ロールを上記課題の解決手段とした。
【0006】
【作用】本発明の製紙用機械ロールは、ロール母材表面
に被膜を有し、その被膜の少なくとも表層部にはAl2
3を主成分とし、かつTiO2を50%(重量%)以下
含有されている上部溶射被膜を形成することにより、充
分な硬度を有する安価な製紙機械用ロールを得ることが
できる。
【0007】よって、本発明による製紙機械用ロール
は、その充分な硬度特性により、ドクターブレードへの
食い込みによるロール表面の荒れや、それに伴うトラブ
ルを回避することができる。また、湿紙との剥離性が良
好で、これにより紙切れ等の問題を防止することができ
る。さらに耐熱性に優れ、スチームボックス等の使用に
よるトラブルの発生を回避することが可能である。
【0008】また、本発明による製紙機械用ロールは、
プレスロールに限定されずドライヤーロール、ペーパー
ロール、サイズプレスロール、コーターロール等、製紙
機械全般に広く適用することが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の製紙機械用ロール1におけ
る被膜の構造を示すものである。前記製紙機械用ロール
1は金属製の中空円筒状のロール母材2と、その表面に
被膜された金属質の下部溶射被膜3、そしてさらに前記
下部被膜3の表面に形成されたセラミックからなる上部
溶射被膜4から成っている。
【0010】そして前記下部溶射被膜3は、各種の金属
たとえばニッケルアルミ(95重量%Ni−5重量%A
l)、ニクロム(80重量%Ni−20重量%Cr)、
ニッケルクロムアルミ(95重量%NiCr−5重量%
Al)などが単独あるいは任意に混合されて溶射された
もので、その厚さは数十〜数百μmである。上記のよう
な構成からなる下部溶射被膜3は、前記ロール母材2と
前記上部溶射被膜4の熱膨張係数の差を吸収する役割り
を果たしている。
【0011】また、前記上部溶射被膜4を下部溶射被膜
3の上に形成するには、図5に示すような溶射ガン11
を用い、その溶射ガン11から吹き出されるプラズマジ
ェット10にAl23粉末とTiO2粉末を吹き込むよ
うにして形成する。この時のAl23粉末とTiO2
末は別々に使用しても、両者を混合したものを使用して
も、またはAl2O3粉末にTiO2粉末を溶解した単一
の粉末、またはTiO2を付着させた造粒粉末を使用し
ても前記上部溶射被膜4を形成するにあたって影響はな
い。
【0012】さらに、前記溶射粉末には、グレイアルミ
ナ粉末が最も安価であるので、これを用いると経済的で
ある。グレイアルミナ粉末とは、原料であるボーキサイ
ト中に3%程度のTiO2が含有されており、これを電
気炉でTiO2の含有量が2〜3%になるように調整し
たものであり一例を上げると96.5%Al23、2.
3%TiO2、0.7%SiO2、残部Fe23などがあ
る。
【0013】こうした溶射粉末は前記溶射ガン11によ
り、瞬時に溶融されて高温の液滴となり、その液滴の混
合流が前記下部溶射被膜3の表面に高速で衝突し、そこ
で冷却凝固して上記のような上部溶射被膜4が形成され
る。従って、前記上部溶射被膜4はAl23にTiO2
を主成分とした、厚さ数mm程度のものであり、その表
面は、溶射後研摩加工により表面粗度Ra=1.0μm
に仕上げられている。
【0014】よって、このような構成からなる本発明の
製紙機械用ロール1をプレスロールとして使用した場合
には、前記上部溶射被膜4の硬度は1000Hvを有す
ることから、ドクターブレード8の硬度450Hvに比
べて充分に大きく、前記上部溶射被膜4へのプレスロー
ル2への食い込みによる前記プレスロール表面の消耗や
荒れ等によるトラブルを回避できる。また、前記本発明
による製紙機械用ロール1の上部溶射被膜4は、セラミ
ックであるので耐熱性に富み、スチームボックスを使用
した場合でも何ら問題は生じない。
【0015】さらに、本発明による製紙機械用ロール1
の紙剥離性や耐久性の良否を図2のような構成からなる
抄紙試験機により以下のような試験を行なった。まず、
以下に記す試験に用いた抄紙試験機の構成を説明する。
図2に示す抄紙試験機中の符号5はトップロール、符号
6はペーパーロール、符号7は湿紙、符号8はドクター
ブレードであり、θは湿紙7がプレスロール9に巻き付
く角度(プレスロール9とペーパーロール6との接線が
プレスロール9に接する点aと、実際に湿紙7がプレス
ロール9より離れる点bとの角度)を示している。な
お、この抄紙試験機のプレスロール9の形成において
は、プラズマ溶射を用いた。
【0016】(試験例1)上記のような構成からなる抄
紙試験機により前記プレスロール9中のTiO2の含有
率に対するθの変化を測定した。なお、この試験例1に
おいて抄紙試験機中の湿紙7の原料には、新聞用紙用パ
ルプを使用した。そして、前記新聞用紙用パルプを用い
た湿紙の秤量は55g/m2であり、その抄紙速度は3
00m/分とした。さらに、この試験例1に用いた抄紙
試験機のプレスロール9の直径は1100mm、ニップ
線圧は90kg/cmであった。この試験例1の結果を
図4に示した。
【0017】(試験例2)そして次に、前記上部溶射被
膜4単体のテストピース12(幅10mm、厚さ3.5
mm、長さ60mm)を用い、図3に示すように前記テ
ストピースの中央に荷重Pをかけた時の前記テストピー
ス12の撓みδの比(溶射被膜4中のTiO2含有量が
2%の時のδを1.0とした)を前記テストピース12
が破断するまで測定した。その結果は試験例1の結果を
示した図4中に重ねて示すこととした。
【0018】図4に示した試験例1の結果から明らかな
ように、θの示すプレスロール9への巻付角度は、10
度から始まりプレスロール9中のTiO2の含有量が増
加するに従って前記θの値は低下し、前記TiO2の含
有量が50%の近傍でθ≒8度の値をもって飽和状態に
達する。θは、上述したように湿紙7のプレスロール9
への巻付角度であり、よってこの値が大きくなればなる
ほど湿紙7の剥離性が悪くなり、湿紙が切れ易くなるの
である。
【0019】そこで、従来のプレスロールに用いられて
いたユニロックのθの値と、上記試験の結果を比べてみ
ると、ユニロックを使用していた従来のプレスロールの
θ値はほぼ19度であり、上記試験の結果に示されてい
る本発明による製紙機械ロール1を用いた場合のθ値
は、従来のものの約半分の値であった。よって、本発明
の製紙機械用ロール1は、湿紙の剥離性に優れていると
いうことができる。このように本発明による製紙機械用
ロール1の紙剥離性が優れているのは、本発明の製紙機
械用ロール1の上部溶射被膜4には適度な空孔が存在す
るためである。
【0020】また、図4に示された試験例2の結果から
は、本発明の製紙用機械ロール1の許容撓み量の比は、
製紙機械ロール1中の上部溶射被膜4のTiO2の含有
量が2%までは増加傾向にあり、それ以上になるとTi
2の含有量の増加とともに低下する。そして、TiO2
の含有量が50%付近では前記許容撓み量の比は低下し
続ける。
【0021】つまり、前記上部溶射被膜4のTiO2
分は前記上部溶射被膜4に靱性を付加するため、前記上
部溶射被膜4中のTiO2の含有量が2%までは、その
TiO2の含有量の増加とともに、前記製紙機械用ロー
ル1の許容撓み量の比が増加するが、それ以上のTiO
2を含有すると、前記上部溶射被膜4が緻密化して前記
製紙機械用ロール1内の残留熱応力が増加するため、許
容撓み量の比が低下していくのである。
【0022】従って、上記試験例2の結果より、本発明
の製紙機械用ロール1を工業的に製紙用機械全般に用い
た場合、製紙機械用ロールにおいて、プレスロール等は
大型になると直径1600mm、ロール胴長9000m
mまでに達するため、その自重、ニップ圧、遠心力によ
り撓みを生じる。従って、この上部溶射被膜4は、それ
自身の撓みに充分追従させる必要があるため、上部溶射
被膜4のTiO2の含有量を50%以下にすることが望
ましいとされる。なぜなら、図4に示すようにTiO2
の含有量を50%以上にしてもθの値は殆ど増加せず、
前記上部溶射被膜4の許容撓み量及び硬度が低下してい
くからである。
【0023】
【発明の効果】本発明による製紙機械用ロールは、ロー
ル母材表面に被膜を有し、その被膜の少なくとも表層部
がAl23を主成分とし、かつTiO2を50%(重量
%)以下含有されている上部溶射被膜とするものであ
り、充分な硬度を有し安価なことから、ドクタープレー
ドの食い込み等によるロール表面の荒れを回避できると
ともに、湿紙の剥離性が良く紙切れによるトラブルを回
避することができる。また、上部被膜の硬度は高く、ド
クターブレードの食い込み等によるロール表面の荒れに
よる問題を防止することが可能である。さらに本発明の
製紙機械用ロールは耐熱性が高く、スチームボックス等
を使用してもトラブルの発生を回避することができる。
【0024】また、本発明による製紙機械用ロールは、
プレスロールに限定されずドライヤーロール、ペーパー
ロール、サイズプレスロール、コーターロール等、製紙
機械全般に広く適用することが可能であり、応用の幅が
広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製紙機械用ロールの断面図であ
る。
【図2】本発明の試験に用いた抄紙試験機の構成を説明
するための図である。
【図3】本発明による製紙機械用ロールの上部溶射被膜
のTiO2含有量に対する撓みの試験を説明する図であ
る。
【図4】試験例1と試験例2の結果を示した図である。
【図5】本発明による製紙機械用ロールの上部溶射被膜
を形成している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 製紙機械用ロール 2 母材 3 下部溶射被膜 4 上部溶射被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール母材表面に被膜を有し、その被膜
    の少なくとも表層部がAl23を主成分とし、かつTi
    2を50%(重量%)以下含有する上部溶射被膜から
    なることを特徴とする製紙用機械ロール。
JP30219191A 1991-11-18 1991-11-18 製紙機械用ロール Pending JPH05179596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30219191A JPH05179596A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 製紙機械用ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30219191A JPH05179596A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 製紙機械用ロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05179596A true JPH05179596A (ja) 1993-07-20

Family

ID=17906033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30219191A Pending JPH05179596A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 製紙機械用ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05179596A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100274780B1 (ko) * 1998-05-14 2001-02-01 정철호 종이 코팅용 블레이드 코팅 장치와 그 제조방법 및 조성물
JP2001098486A (ja) * 1999-10-01 2001-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 抄紙機のプレスロール、プレスロールの製造方法およびプレスロール用素ロールの加熱プレス装置
WO2004000470A1 (ja) * 2002-12-26 2003-12-31 Kurashiki Boring Kiko Co., Ltd. 均一塗工性、耐食性、耐摩耗性に優れ、濡れ性の高い塗工液転写ロール
JP2006328564A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Oji Paper Co Ltd オフセット印刷用新聞用紙の製造方法
CN117758186A (zh) * 2023-12-11 2024-03-26 北矿新材科技有限公司 一种单层短流程耐磨涂层材料及其制备方法与应用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100274780B1 (ko) * 1998-05-14 2001-02-01 정철호 종이 코팅용 블레이드 코팅 장치와 그 제조방법 및 조성물
JP2001098486A (ja) * 1999-10-01 2001-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 抄紙機のプレスロール、プレスロールの製造方法およびプレスロール用素ロールの加熱プレス装置
WO2004000470A1 (ja) * 2002-12-26 2003-12-31 Kurashiki Boring Kiko Co., Ltd. 均一塗工性、耐食性、耐摩耗性に優れ、濡れ性の高い塗工液転写ロール
JP2006328564A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Oji Paper Co Ltd オフセット印刷用新聞用紙の製造方法
CN117758186A (zh) * 2023-12-11 2024-03-26 北矿新材科技有限公司 一种单层短流程耐磨涂层材料及其制备方法与应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100532884B1 (ko) 불리한 부식환경용 세라믹 코팅물을 갖춘 프레스로울, 이프레스로울의 제조방법, 및 세라믹 코팅조성물
US5257966A (en) Press roll for paper machines
JP4057138B2 (ja) 抄紙機/板紙抄紙機もしくは仕上げ機のロール、その製造方法、およびそのコーティング組成
SU1724019A3 (ru) Прессовый валик бумагоделательной машины
US4704776A (en) Press roll for paper machines
US20130071647A1 (en) Spray powder for cermet-coating of doctor blades
US5667641A (en) Application of thermal barrier coatings to paper machine drying cylinders to prevent paper edge overdrying
US8070915B2 (en) Static dewatering element for a web forming machine and a method for covering a static dewatering element designed for a web forming machine
JPH05179596A (ja) 製紙機械用ロール
US7244340B2 (en) Creping blade
US6623601B2 (en) Roll for paper-making machine
JPH10508070A (ja) 抄紙機ロール
JPH0478546B2 (ja)
CA2077806C (en) Press roll and paper machine with press roll
JP2973547B2 (ja) プレスロール
JPH07111036B2 (ja) 抄紙機用プレスロールの製造方法
JPH07109076B2 (ja) 抄紙機用プレスロール
US20090061073A1 (en) Cast coating device
JPH10219581A (ja) プレスロール
JPH04202752A (ja) 耐摩耗性チルド鋳鉄
KR20010057927A (ko) 세라믹 코팅층을 갖는 제지용 롤
JP2008208472A (ja) 抄紙機用ロール及び紙の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000725