JPH07111036B2 - 抄紙機用プレスロールの製造方法 - Google Patents

抄紙機用プレスロールの製造方法

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JPH07111036B2
JPH07111036B2 JP2271512A JP27151290A JPH07111036B2 JP H07111036 B2 JPH07111036 B2 JP H07111036B2 JP 2271512 A JP2271512 A JP 2271512A JP 27151290 A JP27151290 A JP 27151290A JP H07111036 B2 JPH07111036 B2 JP H07111036B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、抄紙機用プレスロールの製造方法、さらに
詳しくは、抄紙機のプレスパートに使用されて、湿紙の
搾水を行いかつその表面に平滑性を付与させる抄紙機用
プレスロールの製造方法に関するものである。
従来の技術 従来、抄紙機のプレスパートにおける湿紙のプレスの方
式としては、ロールプレス及びエクステンディッド・ニ
ッププレス(ENP)が代表的なものとして知られてい
る。
これらのうち、ロールプレスは、湿紙をフエルト上に保
持して加圧された二つの回転ロール間を通過させて搾水
を行なう方式であり、ENPは、湿紙をフエルト上に保持
して、広いニップ幅を有する加圧シューにて加圧された
ベルトと回転ロールとの間を通過させて搾水を行う方式
である。
そして、いずれの方式においても加圧的効果および平滑
性の点で表面硬質の回転ロールが用いられており、ロー
ルプレスにおいては例えば表面硬質の回転ロールをトッ
プレスロールとし、ゴム被覆ロール等をボトムプレスロ
ールとして組み合わされて用いられている。
このような表面硬質の回転ロールは高荷重、高速回転か
つ長期間の使用に耐え得ることが望まれている。この要
望にこたえるため、従来、天然花崗岩を用いたストーン
ロール(グラナイトロール)が多用されている。このス
トーンロールは、一般に鏡面状の表面仕上げ加工が可能
で、表面硬度も高く、紙カス除去のために通常付設され
ているドクターブレードによる摩耗も少なく、湿紙の紙
離れも良好であり、しかも長期間の使用においてもパル
プに含まれるピッチ等が付着し難いというすぐれた諸特
性を有し、プレス時の紙切れが発生しにくいという利点
がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記ストーンロールは天然石を素材とし
て製作されるものであるために、近年の資源を枯渇化傾
向によるその石材の入手困難性によって高価格でかつ長
時間の納期を必要とし、ことに最近ますます長尺大型化
するストーンロール用の大型石材を採石して運搬および
加工することは困難を極めるという問題があった。
さらに素材が多結晶性の天然石であるが故に製造された
各ロール毎にその表面特性(例えば、気孔率、表面硬
度、保水性等)にバラツキが見られ、あるいはまた1本
のロール表面においてさえも、かゝる表面特性のバラツ
キがしばしば見られるという本質的な問題があった。
この発明の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、従
来のストーンロールに替えて使用可能であるとともに、
ロール表面の平滑性が良くなり、かつセラミックス層の
表面に空隙の無いため、湿紙の離型性が良くなって、湿
紙が付着せず、安定して離型するとが可能であり、ま
た、長期間使用してもピッチが付着し難く、プレス後の
湿紙の平滑性を付与するために、鏡面状の仕上げが可能
であり、また紙カス除去用のドクターブレードによって
摩耗し難い表面硬度を有していて、高荷重、高速回転に
おいても長期間耐え得るロール強度を有しているうえ
に、ロール表面の特性が均質であり、かつすぐれた表面
特性の設定および製作が容易である抄紙機用プレスロー
ルの製造方法を提供しようとするにある。
問題を解決する手段 この発明は上記の目的を達成するために、金属製芯体の
外周に、該芯体の構成金属材料よりも小さい熱膨脹係数
を有する金属材料からなる下地層を形成し、この下地層
の外周にセラミックス粉末を溶射してセラミックス層を
形成する抄紙機用プレスロールの製造方法であって、形
成せられたセラミックス層の表層部分に、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹
脂、フッ素樹脂およびワックスよりなる群の中から選ば
れた離型性を有する有機高分子物質をコーティングし
て、セラミックス層のセラミックス粒子間の間隙に充填
された離型性有機高分子物質層を形成することを特徴と
する、抄紙機用プレスロールの製造方法を要旨としてい
る。
この発明において使用される金属製芯体は、例えば鉄、
ステンレス・スチール、銅、真ちゅうなどである。
この金属製芯体には、金属製芯体の表面材料よりも小さ
い熱膨脹形成を有し、かつセラミックスよりも大きい熱
膨脹係数を有する金属材料層からなる下地層が形成され
る。
この下地層は、金属製芯体とセラミックス層との接合一
体化および芯体の防食のためである。
この金属材料層からなる下地層は、鉄系金属、銅系金属
よりも熱膨脹係数の小さいもので、通常、熱膨脹形成
が、約9×10-6/℃〜14×10-6/℃のものが適している。
その具体例をあげれば、モリブデン系金属、ニッケル系
金属が耐食性の点で適しており、特にニッケル・クロム
合金、ニッケル・クロム・アルミニウムの合金の使用が
好ましい。
この金属材料層の形成は、金属粉末を使用してガス溶射
法、ガスプラズマ溶射法によりなされる。
この下地層の厚みは、約100〜500μmである。
この下地層は、熱膨脹性において、一種の緩衝材として
作用し、熱膨脹に基づく芯体とセラミックス層との剥離
性が改善される。
なお、要すれば、芯体の防食性の保持の観点から、この
下地層と芯体との間に、さらに防食性被膜を形成しても
よい。
このような防食性被膜の材質としては、ニッケル、ニッ
ケル・アルミニウム合金、銅、ステンレス等があげら
れ、その厚みは、100〜500μmとするのが、好ましい。
上記したこの発明の方法において、セラミックス層とし
ては、通常、各種金属酸化物の粉末を原料とし、これを
プラズマ溶射法(水安定化プラズマ溶射法、ガスプラス
マ溶射法等)により、下地層を有する金属製芯体外周に
被覆することにより、簡単に形成することができる。
溶射材料の金属酸化物としては、グレイアルミナ(94%
Al2O3−2.5%TiO2)ホワイトアルミナ(99%Al2O3)、
チタニア(TiQ2)、アルミナ・チタニア(Al2O3−、TiO
2)、ムライト(Al2O3−SiO2)、ジルコニア・ムライト
(Al2O3−ZrO2−SiO2)等が代表的であり、これらは単
独または混合して使用することができる。さらに、他の
溶射的金属酸化物、低融点の合金、金属炭化物、金属窒
化物を混合して使用することもできる。
この溶射材料の粒子径は、10〜200μmが適切である。
プラズマ溶射装置としては、水をプラズマ源とする水安
定化プラズマ溶射装置、アルゴン、ヘリウム、水素、窒
素等をプラズマ源とするガスプラズマ溶射装置等が使用
される。
なお、溶射材料を溶射する場合、非溶射体となる芯体を
回転させることにより、均一なセラミックス層を形成す
ることができる。
形成されるセラミックス層の厚みは、ロールの寸法、加
圧力などにより異なるが、通常1〜30mmである。
このようにして形成されたセラミックス層の表面に、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリ
コーン樹脂、フッ素樹脂およびワックスよりなる群の中
から選ばれた離型性を有する有機高分子物質の原料ない
しは溶液が、コーター、刷毛塗り、スプレー等の手段に
よりコーティングされ、セラミックス粒子間の間隙に浸
透し、含浸される。
その後、この合成樹脂の原料を硬化反応により硬化せし
めるか、または合成樹脂もしくはワックスの溶液の溶剤
を揮散せしめることにより、合成樹脂もしくはワックス
がセラミックス粒子間の間隙に密に充填される。
上記の離型性を有する有機高分子物質は、セラミックス
粒子間の間隙に浸透、含浸して、充填されることより鑑
みて、その原料ないしは溶液の段階において、低粘性の
ものを使用するのが好ましい。離型性を有する有機高分
子物質として、例えばエポキシ樹脂を使用する場合に
は、その樹脂原料の粘度は、例えば50〜500cpsである。
ここで、エポキシ樹脂原料が、50cps未満のときは、そ
の入手が困難であり、また500cpsを越えるとセラミック
ス粒子間の間隙への浸透が困難となる。
また、離型性を有する有機高分子物質として、その他の
フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、
フッ素樹脂、ワックスを使用する場合には、原料、ある
いはまた適宜の溶剤を加えて希釈した溶液の粘度を、で
きるだけ低いものとする必要がある。
上記のような離型性を有する有機高分子物質は、セラミ
ックス層の表層部分のセラミックス粒子間の間隙に充填
されるが、抄紙機用プレスロールとしての使用中におけ
る再研削を考慮すると、このような離型性有機高分子物
質は、セラミックス層の表面から1/4〜1/2の部分に充填
されているのが、望ましい。
離型性を有する有機高分子物質が被覆されたセラミック
ス層を有するロールは、さらにその表面が研削されて、
セラミックス粒子間の間の間隙に離型性を有する有機高
分子物質が充填された表面粗さ(JIS B 0601による)0.
2〜2.0μm(Ra)の抄紙機用プレスロールが得られる。
作用 上記の方法により製造された抄紙機用プレスロールによ
れば、金属製芯体の下地層の外周に設けられたセラミッ
クス層の表層部分のセラミックス粒子間の間隙に、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコ
ーン樹脂、フッ素樹脂およびワックスよりなる群の中か
ら選ばれた離型性を有する有機高分子物質が充填されて
いるから、従来のストーンロールに替えて使用可能であ
るとともに、ロール表面の平滑性が良くなり、かつセラ
ミックス層の表面に空隙の無いため、湿紙の離型性が良
くなって、湿紙が付着せず、安定して離型することが可
能である。
また、長期間使用してもピッチが付着し難く、プレス後
の湿紙の平滑性を付与するために、鏡面状の仕上げが可
能であり、また紙カス除去用のドクターブレードによっ
て摩耗し難い表面硬度を有していて、高荷重、高速回転
においても長期耐え得るロール強度を有しているうえ
に、ロール表面の特性が均質である。
実 施 例 つぎに、この発明の実施例を図面を参照して詳しく説明
する。
実施例 まず抄紙機用プレスロール(1)の金属製芯体(2)と
して、長さ600mm、面長5,000mm、直径490mmの鋳鉄製円
筒体(熱膨脹係数14.×10-6/℃)を使用した。この芯体
(2)の表面を有機溶剤(トリクレン)で洗浄、脱脂
し、ついでサンドブラストにより錆と異物を除去すると
ともに、粗面化をし、この芯体(2)を回転させながら
これの外周にガス溶射装置(使用ガスは、酸素−アセチ
レン)によりニッケル−クロム合金粉末(粒径10〜44μ
m)を溶射して、厚さ100μmの下地層(4)を形成し
た。
つぎに、この下地層(4)を有する芯体(2)を回転さ
せながら、水プラズマ溶射機で平均粒径50μmのグレイ
アルミナ粉末(5)を6時間かけて溶射し、厚み5.3mm
のグレイアルミナ粉末(5)からなるセラミックス層
(3)を形成した。
なお、水プラズマ溶射条件は、次のとおりである。
入力電力:400V,400A(350KVA) 溶射ガン:380V,420A グレイアルミナ粉末送給量:40Kg/hr(約230Kg) 溶射ガンと芯体との距離:300〜400mm トラバース速度:10〜20mm/sec グレイアルミナ粉末の有効付着量:約50% ついで、このようにして形成せられたセラミックス被覆
ロールの表面を予熱し、予熱された粘度100〜200cpsの
エポキシ樹脂原料(主剤:ペルノックス106を100重量
部、硬化剤ペルキュアHV19を80重量部、促進剤4重量
部、日本ペルノックス株式会社製)をコーターでセラミ
ックス層(3)表面およびセラミックス粒子同志の間隙
に充填されるようにコーティングし、硬化させて、樹脂
層(離型製有機高分子物質層)(6)を形成した。
ついで、エポキシ樹脂にてコーティングされたロール表
面をダイヤモンド研削砥石により研削加工仕上げをし、
JIS B 0601による表面粗さ0.5μm(Ra)で、ロール外
径500.2mmの本発明の方法により製造された抄紙機用プ
レスロール(1)を得た。
このようにして得られたプレスロール(1)を、上質紙
のプレスロール(1)として線圧90Kg/cm、秒速800m/分
の条件で使用したところ、湿紙トラブルもなく、使用で
きることが確認された。
なお、この上質紙の配合は、つぎの通りである。
広葉樹クラフトパルプ(LBKP) 80 重量部 針葉樹クラフトパルプ(NBKP) 20 重量部 硫酸バンド 1 重量部 タルク 5 重量部 サイズ剤 0.5重量部 フリーネス 400 cc 比較例 上記実施例において、エポキシ樹脂をコーティングしな
いグレイアルミナのみよりなるセラミックス層(3)を
有するロールを、上記実施例1の場合と同じ使用条件
で、かつ同じ上質紙の抄紙機用プレスロールとして使用
したところ、紙がロールに付着し、使用不可能となっ
た。
なお、この比較例のオールの表面粗さ(JIS B 0601によ
る)は、3.0〜5.0μm(Ra)であった。
発明の効果 この発明は、上述のように、金属製芯体の外周に、該芯
体の構成金属材料よりも小さい熱膨脹係数を有する金属
材料からなる下地層を形成し、この下地層の外周にセラ
ミックス粉末を溶射してセラミックス層を形成する抄紙
機用プレスロールの製造方法であって、形成せられたセ
ラミックス層の表層部分に、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂
およびワックスよりなる群の中から選ばれた離型性を有
する有機高分子物質をコーティングして、セラミックス
層のセラミックス粒子間の間隙に充填された離型性有機
高分子物質層を形成することを特徴とするもので、この
発明の方法により製造された抄紙機用プレスロールによ
れば、従来のストーンロールに替えて使用可能であると
ともに、ロール表面の平滑性が良くなり、かつセラミッ
クス層の表面の空隙の無いため、湿紙の離型性が良くな
って、湿紙が付着せず、安定して離型することが可能で
ある。
また、長期間使用しても、ピッチが付着し難く、プレス
後の湿紙の平滑性を付与するために、鏡面状の仕上げが
可能であり、また紙カス除去用のドクターブレードによ
って摩耗し難い表面硬度を有していて、高荷重、高速回
転においても長期間耐え得るロール強度を有しているう
えに、ロール表面の特性が均質であり、かつ表面特性の
設定および製作が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造された抄紙機用プレス
ロールの概略正面図、第2図は第1図A部拡大断面図、
第3図は第2図B部拡大断面図である。 (1)……抄紙機用プレスロール、(2)……芯体、
(3)……セラミックス層、(4)……下地層、(5)
……セラミックス粒子、(6)……離型性有機高分子物
質層(エポキシ樹脂層)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製芯体(2)の外周に、該芯体(2)
    の構成金属材料よりも小さい熱膨脹係数を有する金属材
    料からなる下地層(4)を形成し、この下地層(4)の
    外周にセラミックス粉末(5)を溶射してセラミックス
    層(3)を形成する抄紙機用プレスロールの製造方法で
    あって、形成せられたセラミックス層(3)の表層部分
    に、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹
    脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂およびワックスよりな
    る群の中から選ばれた離型性を有する有機高分子物質を
    コーティングして、セラミックス層(3)のセラミック
    ス粒子(5)間の間隙に充填された離型性有機高分子物
    質層(6)を形成することを特徴とする、抄紙機用プレ
    スロールの製造方法。
  2. 【請求項2】セラミックス層(3)の表層部分に、離型
    性を有する有機高分子物質をコーティングして、セラミ
    ックス層(3)のセラミックス粒子(5)間の間隙に充
    填された離型性有機高分子物質層(6)を形成したの
    ち、該ロール表面を研削加工して、セラミックス層
    (3)の表面を、表面粗さ0.2〜2.0μm(Ra)に処理す
    る、請求項1記載の抄紙機用プレスロールの製造方法。
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