JP2001098486A - 抄紙機のプレスロール、プレスロールの製造方法およびプレスロール用素ロールの加熱プレス装置 - Google Patents

抄紙機のプレスロール、プレスロールの製造方法およびプレスロール用素ロールの加熱プレス装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Niメッキを不要にできる抄紙機のプレスロ
ール、プレスロールの製造方法およびプレスロール用素
ロールの加熱プレス装置を提供すること。 【解決手段】 鉄製のロールセル11の表面にB、S
i、Niを含む金属粉末により下地素部12’を形成す
る。次に下地素部12’を加熱し、更にプレスすること
により下地部12を形成する。次に下地部12上にNi
基合金により下地溶射部13を形成し、更にその表面に
セラミックスを溶射して表面被膜14を形成する。下地
部12はきわめてち密であり、したがって湿紙1から滲
出した腐食液がロールセル11まで浸透してこれを腐食
させるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腐食液を含浸する
湿紙を加工するための抄紙機のプレスロール、プレスロ
ールの製造方法およびプレスロール用素ロールの加熱プ
レス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の湿紙の加工工程に用いら
れる抄紙機のプレスロールの断面図である。図中、1は
湿紙であり、腐食液が含浸されている。湿紙1は、プレ
スロール2に沿って加工される。プレスロール2は、ロ
ールセル3の外周面に、耐食性を有する下地部4および
下地溶射部5を形成し、下地溶射部5の表面に表面被膜
6を形成して成っている。ロールセル3は鉄(鋳鉄)、
下地部4はNiメッキ、下地溶射部5はNi基合金から
それぞれ成り、また表面被膜6はセラミックスを溶射し
て成っている。
【0003】湿紙1に含浸された腐食液は塩素等を含ん
でおり、したがって湿紙1をプレスすることにより滲出
した腐食液がロールセル3まで浸透すると、鉄製のロー
ルセル3は腐食する。したがって下地部4は、腐食液が
ロールセル3まで浸透するのを防止するように形成され
ている。また表面被膜6は、プレスロール2からの湿紙
1の紙離れ性およびプレスロール2の耐摩耗性を向上さ
せるために形成されている。
【0004】Niメッキから成る下地部4とセラミック
スから成る表面被膜6は接着性が小さく、下地部4上に
直接表面被膜6を形成すると、表面被膜6は剥げ落ちや
すい。そこで下地部4と表面被膜6の間に緩衡材として
の下地溶射部5を形成している。下地溶射部5の材料で
あるNi基合金は、Niメッキおよびセラミックスの何
れとも接着性が良く、したがってこれを介在させること
により、表面被膜6の剥げ落ちを解消している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプレスロールには次のような問題点があった。 (1)Niメッキのコストが高い。 (2)Niメッキは割れを生じやすく、割れから腐食液
が浸透してロールセルを腐食させやすい。この割れの補
修には時間と費用がかかる。 したがって本発明は、Niメッキを不要にできる抄紙機
のプレスロール、プレスロールの製造方法およびプレス
ロール用素ロールの加熱プレス装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の抄紙機のプレス
ロールは、鉄製のロールセルと、このロールセルの表面
に金属粉末を塗布(コーティング)して加熱・溶融・固
化させて形成した下地部と、この下地部の表面に形成さ
れたNi基合金から成る下地溶射部と、この下地溶射部
上にセラミックスを溶射して形成された表面被膜から成
る。また好ましくは、前記金属粉末が、B、Si、Ni
の粉末を含む。
【0007】本発明の抄紙機のプレスロールの製造方法
は、鉄製のロールセルの表面に金属粉末をコーティング
して下地素部を形成し、この下地素部を加熱・溶融・固
化させて下地部を形成した後、この下地部の表面にNi
合金から成る下地溶射部を形成し、次いでこの下地溶射
部の表面にセラミックスを溶射して表面被膜を形成する
ようにした。また好ましくは、前記金属粉末がB、S
i、Niの粉末を含む。
【0008】また本発明は、湿紙をプレスするプレスロ
ール用素ロールの加熱プレス装置であって、素ロールを
その軸心を中心に回転させる回転手段と、前記素ロール
を加熱する加熱ユニットと、前記素ロールの周囲にあっ
て、スプリングに弾発されて素ロールの外表面に弾接す
るすべり面を有する押当子から成るプレスユニットと、
前記加熱ユニットと前記プレスユニットを前記回転手段
で回転される前記素ロールの長手方向に相対的に移動さ
せる移動手段とを備えたものである。また好ましくは、
前記加熱ユニットが、前記素ロールが挿入されて高周波
電力により発熱するコイルから成る。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における抄紙機による湿紙の加工工程
図、図2は同プレスロールの断面図、図3は同プレスロ
ールの製造方法の説明図である。
【0010】図1において、10はプレスロールであっ
て複数個配設されており、湿紙1はプレスロール10に
沿って矢印方向へ加工されながらプレスされる。16は
迂回ロールである。
【0011】図2は、プレスロール10の拡大断面図で
ある。11は鉄(鋳鉄)製のロールセルであり、その表
面には耐食性を有する下地部12が形成されている。下
地部12の表面には下地溶射部13が形成されており、
また下地溶射部13の表面には表面被膜14が形成され
ている。下地溶射部13および表面被膜14は図7に示
す従来の下地溶射部4および表面被膜6と同様に、それ
ぞれNi基合金やセラミックスを溶射して成っている。
下地部12は、ロールセル11および下地溶射部13の
いずれとも接合性が良い材料から成っている。
【0012】次に、図3を参照してプレスロール10の
製造方法を説明する。まず図3の第1工程において、ロ
ールセル11の表面に金属粉末のスラリーを塗布する
か、若しくは金属粉末を溶射して下地素部12’をコー
ティングして形成する。この金属粉末としては、B、S
i、Niを下記の配合で混合したものが望ましい。 B :0.2〜8wt% Si:0.2〜8wt% Ni:bal
【0013】この金属粉末から成る下地素部12’を形
成した後、次の第2工程で下地素部12’は加熱処理さ
れるが、この加熱温度が高いと(特に1100℃以上で
は)、ロールセル11の素材である鋳鉄は劣化する。そ
こでBとSiを混合している。このBとSiは金属粉末
の融点を下げる効果がある。但し、BとSiは0.2w
t以下であると融点を下げる効果は少ない。また8wt
%以上だと耐食性が低下する。したがってBとSiは
0.2〜8wt%程度が望ましく、更には0.5〜5w
t%程度が望ましい。B、Si以外はNiである。
【0014】次に図3の第2工程において、下地素部1
2’を加熱して溶融させ、次いで固化させて下地部12
とする。この加熱は、高周波加熱や真空加熱炉により行
われる。このようにロールセル11の表面に形成された
下地素部12’を加熱・溶融・固化させることにより、
ち密な下地部12を形成できる。ち密な下地部12は、
湿紙1に含浸された腐食液がプレス時に滲出して鋳鉄か
ら成るロールセル11に浸透するのを防止する。なお下
地素部12’の膜厚は50〜800μm程度が望まし
く、更には100〜500μm程度が望ましい。
【0015】次に、下地素部12’に加熱処理を施して
下地部12とする具体的手段の例を説明する。図4はプ
レスロールの加熱プレス処理装置の側面図、図5は同断
面図である。プレスロール10の素ロールであるロール
セル11は水平な回転軸20に挿入支持されており、回
転手段としてのモータ21で回転軸20を回転させるこ
とにより、ロールセル11はその軸心を中心に回転する
(矢印A)。ロールセル11の周囲には加熱ユニット2
2とプレスユニット23が配設されている。加熱ユニッ
ト22はロールセル11が挿入されているコイルから成
っており、整合トラレス28に接合されている。加熱ユ
ニット22に高周波電力を供給することにより、加熱ユ
ニット22は発熱し、下地素部12’を加熱し、下地部
12を形成する。この加熱温度は、上述したように11
00℃以下が望ましい。
【0016】プレスユニット23は、フレーム24にス
プリング25を保持し、スプリング25で弾発される押
当子としての複数個の球体26を配設して成っている。
図5に示すように、プレスユニット23はロールセル1
1の周囲に複数個(本例では120°の等間隔で3個)
あり、リング状のフレーム27に保持されている。スプ
リング25のバネ力により、球体26はロールセル11
の外表面に弾接される。加熱ユニット22とプレスユニ
ット23は、ロールセル11の長手方向に一体的に移動
する(矢印B)。27はこの移動のための移動手段であ
る。勿論、加熱ユニット22やプレスユニット23に対
してロールセル11をその長手方向へ移動させてもよ
い。ロールセル11の外表面に弾接する球体26の球面
は、ロールセルの相対的な長手方向への移動や回転を許
容するすべり面となっている。
【0017】図4において、モータ21が駆動すること
により、ロールセル11は矢印A方向に回転し、また加
熱ユニット22とプレスユニット23は矢印B方向へ移
動する。したがって加熱ユニット22で加熱された下地
素部12’は、この加熱直後に球体26がその全表面に
押し当てられてプレスされ、これによりち密で気孔の少
ない下地部12が形成される。勿論、下地素部12’の
加熱プレス方法は図4、図5に示される方法に限定され
ない。なお、ロールセル11の外表面に弾接する押当子
としては、本形態の球体26に限定されないが、押当子
を押し付けた状態においてロールセル11の相対的な移
動や回転を許容しやすいものが望ましく、したがって本
形態の球体26のように、ロールセル11に押当する球
面などのすべり面を有するものが望ましい。
【0018】以上のようにしてロールセル11の表面に
下地部12を形成したならば、次に図3の第3工程にお
いて下地部12の表面に下地溶射部13を形成し、更に
第4工程で表面被膜14を形成する。下地溶射部13は
Ni基合金から成り、また表面被膜14はセラミックス
から成り、何れも図7に示す上記従来例と同様に形成さ
れる。
【0019】以上のようにして製造された本実施の形態
1のプレスロールの長所は次のとおりである。 (1)従来、コストアップの原因となっていたNiメッ
キを不要にできるので、コストダウンを実現できる。 (2)ロールセルの表面に下地部や表面被膜をしっかり
接合・固着でき、これらが剥げ落ちしにくい。 (3)下地部はきわめてち密であって、腐食液が浸透し
にくい。したがってロールセルは腐食しにくく、その長
寿命化を実現できる。 (4)プレスユニットでプレスすることにより、下地部
のち密性をより一層向上できる。 (5)下地部の加熱処理とプレス処理を連続的に作業性
よく行うことができる。この場合、加熱処理の直後にプ
レス処理を行えるので、プレス効果がきわめて高く、き
わめてち密なプレスロールを製造できる。
【0020】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2におけるプレスロールの製造方法の説明図である。
この実施の形態2では、下地部の材料として、Cr、M
o、B、Si、Niの粉末を次の配合で混合する。 Cr:10〜40wt% Mo:1〜16wt% B :0〜5wt% Si:0〜5wt% Ni:bal 更に望ましくは次の配合で混合する。 Cr:15〜35wt% Mo:2〜12wt% B :0〜3.5wt% Si:0〜3.5wt% Ni:bal
【0021】図6の第1工程において、上記配合の金属
粉末を用いてロールセル11の表面にスラリー塗布ある
いは溶射により下地素部15’を形成する。その膜厚は
50〜800μm程度が望ましく、更には100〜50
0μm程度が望ましい。次いで第2工程において、図4
および図5を参照して説明した実施の形態1と同様の方
法により、下地素部15’を加熱・溶融・固化させて下
地部15を形成する。次いで第3工程において従来例と
同様の方法により表面被膜14をセラミックスにより形
成する。
【0022】CrおよびMoは耐食性の向上に寄与す
る。但し、Cr、Moが少なすぎると耐食性は低下す
る。またCr、Moが多すぎると疲労強度は低下し、ま
たコストアップにもなるので、上記した程度の配合が望
ましい。またB、Siも実施の形態1と同様の理由によ
り上記配合にしている。本実施の形態2によれば、実施
の形態1と同様の効果が得られる他、Ni基合金による
下地溶射部を不要にしてもよいので、より簡単にプレス
ロールを製造することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜9記載の
本発明によれば、Niメッキを不要にできるので、プレ
スロールを低コストで製造できる。また下地部をきわめ
てち密に形成できるので、湿紙から滲出した腐食液がロ
ールセルへ浸透してロールセルを腐食させるのを防止で
きる。また請求項10、11記載の発明によれば、ち密
な下地部を有する高品質のプレスロールを作業性よく製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における抄紙機による湿
紙の加工工程図
【図2】本発明の実施の形態1におけるプレスロールの
断面図
【図3】本発明の実施の形態1におけるプレスロールの
製造方法の説明図
【図4】本発明の実施の形態1における加熱プレス処理
装置の側面図
【図5】本発明の実施の形態1における加熱プレス処理
装置の断面図
【図6】本発明の実施の形態2におけるプレスロールの
製造方法の説明図
【図7】従来のプレスロールの断面図
【符号の説明】
1 湿紙 10 プレスロール 11 ロールセル 12、15 下地部 12’、15’ 下地素部 13 下地溶射部 14 表面被膜 20 回転軸 21 モータ 22 加熱ユニット 23 プレスユニット 25 スプリング 26 球体 27 移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 久徳 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 井手 栄三 長崎県長崎市深堀町5丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4K031 AA02 AB03 AB08 AB09 BA05 CB21 CB41 4L055 CE72 CG07 FA19 FA22

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄製のロールセルと、このロールセルの
    表面に金属粉末を加熱・溶融・固化させて形成した下地
    部と、この下地部の表面に形成されたNi基合金から成
    る下地溶射部と、この下地溶射部上にセラミックスを溶
    射して形成された表面被膜から成ることを特徴とする抄
    紙機のプレスロール。
  2. 【請求項2】 前記金属粉末が、B、Si、Niの粉末
    を含むことを特徴とする請求項1記載の抄紙機のプレス
    ロール。
  3. 【請求項3】 鉄製のロールセルの表面に金属粉末をコ
    ーティングして下地素部を形成し、この下地素部を加熱
    ・溶融・固化させて下地部を形成した後、この下地部の
    表面にNi合金から成る下地溶射部を形成し、次いでこ
    の下地溶射部の表面にセラミックスを溶射して表面被膜
    を形成することを特徴とする抄紙機のプレスロールの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属粉末がB、Si、Niの粉末を
    含むことを特徴とする請求項3記載の抄紙機のプレスロ
    ールの製造方法。
  5. 【請求項5】 加熱された前記下地部をプレス手段によ
    りプレスすることを特徴とする請求項3または4記載の
    抄紙機のプレスロールの製造方法。
  6. 【請求項6】 鉄製のロールセルと、このロールセルの
    表面に金属粉末を加熱・溶融・固化させて形成した下地
    部と、この下地部上にセラミックスを溶射して形成され
    た表面被膜から成ることを特徴とする抄紙機のプレスロ
    ール。
  7. 【請求項7】 前記金属粉末が、Cr、Mo、B、S
    i、Niの粉末を含むことを特徴とする請求項6記載の
    抄紙機のプレスロール。
  8. 【請求項8】 鉄製のロールセルの表面にCr、Mo、
    B、Si、Niを含む金属粉末をコーティングして下地
    素部を形成し、この下地素部を加熱・溶融・固化させて
    下地部を形成した後、この下地部の表面にセラミックス
    を溶射して表面被膜を形成することを特徴とする抄紙機
    のプレスロールの製造方法。
  9. 【請求項9】 加熱された前記下地部をプレス手段によ
    りプレスすることを特徴とする請求項8記載の抄紙機の
    プレスロールの製造方法。
  10. 【請求項10】 湿紙をプレスするプレスロール用素ロ
    ールの加熱プレス装置であって、素ロールをその軸心を
    中心に回転させる回転手段と、前記素ロールを加熱する
    加熱ユニットと、前記素ロールの周囲にあって、スプリ
    ングに弾発されて前記素ロールの外表面に弾接するすべ
    り面を有する押当子から成るプレスユニットと、前記加
    熱ユニットと前記プレスユニットを前記回転手段で回転
    される前記素ロールの長手方向に相対的に移動させる移
    動手段とを備えたことを特徴とする抄紙機のプレスロー
    ル用素ロールの加熱プレス装置。
  11. 【請求項11】 前記加熱ユニットが、前記素ロールが
    挿入されて高周波電力により発熱するコイルから成るこ
    とを特徴とする請求項10記載の抄紙機のプレスロール
    用素ロールの加熱プレス装置。
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