JPH0476776B2 - - Google Patents

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JPH0476776B2
JPH0476776B2 JP63028203A JP2820388A JPH0476776B2 JP H0476776 B2 JPH0476776 B2 JP H0476776B2 JP 63028203 A JP63028203 A JP 63028203A JP 2820388 A JP2820388 A JP 2820388A JP H0476776 B2 JPH0476776 B2 JP H0476776B2
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JP
Japan
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drum
rubber sheet
bladder
joint
winding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63028203A
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English (en)
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JPH01202426A (ja
Inventor
Hideo Tatsuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP63028203A priority Critical patent/JPH01202426A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤ成形機においてタイヤ成形ド
ラムに巻かれたラバーシート等の接合部を巻上ブ
ラダー上で支持し接合を補助する装置に関する。
(従来の技術) 従来、タイヤ成形機における成形ドラムは、第
4図に例示したように、ドラム40の両端に巻上
ブラダー41が装着され、該ドラム40に巻かれ
たラバーシート42等が押圧ローラ等により圧着
接合された後、巻上ブラダー41によつてラバー
シート42等の両端部が巻上げられて前記ドラム
40上に重ねられ圧着されるようになつている。
そして、成形ドラム40の外径が巻上ブラダー
41の外径よりも大きく、段差Sがあるために、
ラバーシート42を成形ドラム40に巻付けて端
縁を接合する際、シート幅がドラム幅よりも広い
場合は、ラバーシート42の成形ドラム40から
はみ出した部分が宙に浮いた状態になるので、作
業者が指で圧着している。
(発明が解決しようとする課題) 従来のタイヤ成形機の成形ドラム40は上述の
ような構成であるから、ラバーシート42等の両
端部の接合を作業者の手作業に依存せざるを得
ず、非常に面倒で接合に相当多くの時間を要し、
極めて生産性が低いという問題があつた。
本発明は、上述のような実情に鑑みて案出され
たもので、その目的とするところは、ラバーシー
ト等の巻付け時に、成形ドラムの両側巻上ブラダ
ー上に成形ドラムと面一に支持板を位置せしめ接
合作業完了と同時に退去し、成形ドラム上のシー
ト接合部と巻上ブラダー上の両端部が同時に押圧
手段により押圧着しうるシート支持装置を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では次の技
術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、タイヤ成形ドラム2の軸
方向両端部に巻上ブラダー38を有し、該ドラム
2に巻き付けられたラバーシート37の周方向両
端部が重合して接合部39を形成し、該ラバーシ
ート37の軸方向両端部が巻上ブラダー38上に
位置し、該ラバーシート37の内周面と巻上ブラ
ダー38の外周面間の間隙に挿入されて、接合部
39両端部をその内側から支持する装置であつ
て、前記ドラム2の背部にドラム軸線Cに沿つて
往復移動可能な左右一対の摺動台4,5と、両摺
動台4,5上に装着されたドラム軸線Cと直交方
向に移動自在な支持アーム29,30と、該支持
アーム29,30先端に固着されたシート接合部
支持板31,32とからなり、該支持板31,3
2が前記ドラム2表面と略面一になるように巻上
ブラダー38上に進入しかつ退去するようにした
ことを特徴としている。
(作用) 本発明によれば、ラバーシート37巻付け前
に、左右両シート接合部支持板31,32が、支
持アーム29,30の前進により成形ドラム2軸
線C上に位置した後、摺動台4,5の対向内方へ
の移動により成形ドラム2の両端に接近しかつ成
形ドラム2の表面と面一に位置せしめられる。
次いで、成形ドラム2上にラバーシート37が
巻付けられると、接合部39の両端が前記支持板
31,32上に位置し、押圧手段によつて接合部
39が圧着されると同時に、シート接合部支持板
31,32が摺動台4,5の対向外方への移動に
よつてラバーシート37内部から退去し、支持ア
ーム29,30の後退によつて、タイヤ成形作業
に支障をきたさない待機位置に復帰する。
このようにして、ラバーシート37の両端接合
部39は、中間部分と共に機械的押圧手段等によ
り自動的に圧着接合される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図及び第2図において、1は基台でタイヤ
成形機(図示省略)の背部にタイヤ成形ドラム2
の軸線Cと平行に設置され、上面に2条のガイド
レール3が前記軸線Cとそれぞれ平行に敷設され
ている。
4,5は左右一対の摺動台で、下面のガイドシ
ユー6を介してそれぞれ前記ガイドレール3上に
載設され、それぞれ共通軸線上に軸線を有するナ
ツト部材7が固着されており、該ナツト部材7に
は、摺動台駆動スクリユー8が螺入されている。
該駆動スクリユー8は、左右両側に左ねじ部8
A及び右ねじ部8Bを備え、その両端部が基台1
の両端上に軸受9を介して回転自在でかつガイド
レール3と平行に軸支され、該スクリユー8の一
端が、カツプリング10を介して駆動モータ11
に接続されており、該モータ11によるスクリユ
ー8の回転によつて、摺動台4,5が互いに接
近、離間するように往復動せしめられる。
12,13はアーム取付台で、摺動台4,5上
にそれぞれ支柱14及びシリンダ装置15を介し
て取付けられ、互いに平行でかつガイドレール3
と直交方向に立設された支持案内板16,17の
上端が、前記成形ドラム2の軸線Cの直下に曲率
中心を有する円弧面16A,17Aとせられ、両
支持案内板16,17の対向外側面に、上下面に
円弧状ガイド溝18を有するガイドレール19
が、前記円弧面16A,17Aと同心的に固着さ
れている。
なお、前記支柱14は、下端に鍔部20を有
し、前記摺動台4,5の上端板に貫通状に固着さ
れた摺動軸受体21を介装した支持筒22に挿通
され、上端は前記アーム取付台12,13を貫通
しシリンダ座金23を介してナツト24により固
着されており、前記支持筒22と鍔部20の間に
カラー25を挿入し、該カラー25の長さの異な
るものを差替えることにより、成形ドラムサイズ
に対応しうるようになつている。
また、、前記シリンダ装置15は、摺動台4,
5の上端板上面に固着され、ピストンロツド26
の上端が前記アーム取付台12,13に固着され
ており、アーム取付台12,13を常時上方に押
上げている。
27はローラチエンで、前記支持案内板16,
17の対向外側面に、前記ガイドレール19の下
側に位置して該ガイドレール19と同心的に固着
された弯曲取付板28上に固着されている。
29,30は支持アームで、それぞれ先端にシ
ート接合部支持板31,32がそれぞれ対向内方
に突出するように固着され、基端部上下には前記
ガイドレール19の上下円弧状ガイド溝18内に
転動するガイドローラ33が軸34を介して固着
されており、ガイドレール19の円弧状ガイド溝
18に案内されて成形ドラム2の軸線Cと直交方
向に前進、後退するようになつている。
35はロータリアクチユエータで、支持アーム
29,30の基端部外側面に固着され、支持アー
ム29,30を貫通して対向内方に突出した出力
軸には、スプロケツト36が固着されており、該
スプロケツト36が前記ローラチエン27に噛合
し、該スプロケツト36がその回転によつてロー
ラチエン27上を転動し、支持アーム29,30
を前進、後退せしめるようになつている。
なお、前記シート接合部支持板31,32は、
タイヤ成形ドラム2の外周面と同一曲面を備えて
おり、ドラムサイズに合わせて取替え可能となつ
ている。すなわち、本発明の実施例では支持アー
ム29,30の中間部分に接合部を設けて、支持
アーム29,30の先端部分と共に前記支持板3
1,32の取替えができるようになつている。
次に、本発明の上記実施例の動作を、第3図を
も参照して説明すると、まず、成形ドラム2にラ
バーシート37を巻付ける前に、ロータリアクチ
ユエータ35を始動してスプロケツト36を回転
せしめ、支持アーム29,30を前方に移動させ
てシート接合部支持板31,32を、成形ドラム
2の軸線C直上に位置せしめ、続いて駆動モータ
11を始動して駆動スクリユー8を回転し、摺動
台4,5を対向内方に移動させ成形ドラム2の端
縁に可及的に接近し両側の巻上ブラダー38直上
に位置したところで停止させる。
そこで、成形ドラム2上にラバーシート37を
巻付け、接合部39が成形ドラム2の直上に位置
したところで、接合押圧手段たとえば押圧ローラ
ー(図示省略)によつて、接合部39が成形ドラ
ム2及び前記支持板31,32上に押圧着され、
接合部39全長にわたつて確実かつ強固な圧着が
行われる。
接合部39の圧着作業完了と同時に、駆動モー
タ11が前述とは逆方向に回転始動され、摺動台
4,5が対向外方に離間移動し、前記支持板3
1,32がラバーシート37と巻上ブラダー38
の間から抜け出したところで摺動台4,5が停止
し、続いてロータリアクチユエータ35が前述と
は逆方向に回動して支持アーム29,30が共に
後退動し、成形ドラム2の背部の待機位置に復帰
する。
以上の操作によつてシート接合部支持板31,
32の動作の1サイクルが完了し、以後、これら
の動作が生タイヤ成形サイクル毎に繰返される。
なお、上記のサイクルは、制御装置によりプロ
グラムに従つて自動的に行われる。
また、本発明における摺動台4,5の駆動手
段、支持アーム29,30の前端出退駆動手段及
びアーム取付台12,13の支持手段は、上記実
施例に限定されるものではない。
(発明の効果) 本発明にかかるタイヤ成形機用シート接合部支
持装置は、上述のように、タイヤ成形ドラム2の
軸方向両端部に巻上ブラダー38を有し、該ドラ
ム2に巻き付けられたラバーシート37の周方向
両端部が重合して接合部39を形成し、該ラバー
シート37の軸方向両端部が巻上ブラダー38上
に位置し、該ラバーシート37の内周面と巻上ブ
ラダー38の外周面間の間隙に挿入されて、接合
部39両端部をその内側から支持する装置であつ
て、前記ドラム2の背部にドラム軸線Cに沿つて
往復移動可能な左右一対の摺動台4,5と、両摺
動台4,5上に装着されたドラム軸線Cと直交方
向に移動自在な支持アーム29,30と、該支持
アーム29,30先端に固着されたシート接合部
支持板31,32とからなり、該支持板31,3
2が前記ドラム2表面と略面一になるように巻上
ブラダー38上に進入しかつ退去するようにした
ことを特徴とするものであるから、ラバーシート
37の幅が成形ドラム2の幅よりも広い場合にお
いても、ラバーシート37の接合部39の両端部
を前記支持板31,32によつて確実に支持で
き、したがつてラバーシート接合部39の押圧手
段によつて成形ドラム2上と共に確実かつ強固に
してしかも迅速に自動圧着でき、従来のように手
作業によつて圧接する必要がないので作業者の疲
労軽減を図りうることは勿論、品質の安定、向上
並びに生産性を大幅に向上せしめることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1
図は一部破断背面図で左側が小径ドラムの場合の
右側が大径ドラムの場合の状態を示しており、第
2図は第1図の左側面図、第3図はシート接合部
支持板の動作説明図、第4図は従来のタイヤ成形
ドラムの1例を示す正面図である。 2…タイヤ成形ドラム、4,5…摺動台、2
9,30…支持アーム、31,32…シート接合
部支持板、37…ラバーシート、38…巻上ブラ
ダー、39…接合部、C…ドラム軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タイヤ成形ドラム2の軸方向両端部に巻上ブ
    ラダー38を有し、該ドラム2に巻き付けられた
    ラバーシート37の周方向両端部が重合して接合
    部39を形成し、該ラバーシート37の軸方向両
    端部が巻上ブラダー38上に位置し、該ラバーシ
    ート37の内周面と巻上ブラダー38の外周面間
    の間隙に挿入されて、接合部39両端部をその内
    側から支持する装置であつて、前記ドラム2の背
    部にドラム軸線Cに沿つて往復移動可能な左右一
    対の摺動台4,5と、両摺動台4,5上に装着さ
    れたドラム軸線Cと直交方向に移動自在な支持ア
    ーム29,30と、該支持アーム29,30先端
    に固着されたシート接合部支持板31,32とか
    らなり、該支持板31,32が前記ドラム2表面
    と略面一になるように巻上ブラダー38上に進入
    しかつ退去するようにしたことを特徴とするタイ
    ヤ成形機用シート接合部支持装置。
JP63028203A 1988-02-08 1988-02-08 タイヤ成形機用シート接合部支持装置 Granted JPH01202426A (ja)

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DE102004032508A1 (de) * 2004-07-06 2006-02-16 Continental Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Aufbau eines Radialreifens
CN103171162A (zh) * 2011-12-22 2013-06-26 软控股份有限公司 轮胎成型机及其助推反包方法

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