JPH0476700B2 - - Google Patents

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JPH0476700B2
JPH0476700B2 JP58059013A JP5901383A JPH0476700B2 JP H0476700 B2 JPH0476700 B2 JP H0476700B2 JP 58059013 A JP58059013 A JP 58059013A JP 5901383 A JP5901383 A JP 5901383A JP H0476700 B2 JPH0476700 B2 JP H0476700B2
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JP
Japan
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temperature
hollow body
tube
hollow
temperature measuring
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JP58059013A
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Yoshio Kawai
Toshimi Shiragami
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59183730A publication Critical patent/JPS59183730A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度検出装置に係り、より詳しくは狭
隘路内部、例えば生体腔内あるいは機器の複雑な
管路の深奥部等の内壁の温度検出に適した温度検
出装置に係る。
生体腔内の温度、例えば胃壁の温度分布を測定
する装置として、特公昭53−11157号公報には、
内視鏡を介して胃内に挿入されるべく構成されて
おり且つ内視鏡先端から突出せしめられるべく構
成された温度測定用プローブの先端に温度検出素
子を設ける技術が開示されている。
しかし乍ら、この装置では温度検出素子がプロ
ーブの先端に突出状態で取り付けられているため
に、狭隘路への挿入が円滑に行なわれ難かつた
り、温度検出素子が被測温部に固定的に配設され
難く測温中に温度検出素子の位置がずれてしまう
虞れがある。
本発明は前記した点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、温度の被検出部が
管路の狭隘路の奥等に位置していても、該被検出
部のある管路中への感温素子の挿入、被検出部へ
の感温素子の設置、及び管壁の被検出部への感温
素子の固定が容易に行なわれ得、被検出部の温度
を確実に検出し得る温度検出装置を提供すること
にある。
この目的は、本発明によれば、一端が閉じた管
状体と、この管状体の一端における外周面に設け
られた開孔と、上述の開孔を覆うように外周面に
沿つて設けられ、管状体の他端側から導入される
流体により膨らまされるべく構成された弾性膜製
の中空体と、この中空体の外面上に設けられ、中
空体の変形に追従して変形すべく構成された可撓
性の収容体と、中空体の変形に伴い管状体から管
状体の半径方向外側に離間するように変位せしめ
られるべく収容体に収容された熱電対又はサーミ
スタからなる感温素子とを備える温度検出装置に
よつて達成される。
上記の構成よりなる本発明の温度検出装置によ
れば、まず管状体がその閉じた側から生体管腔臓
器若しくは機器等の内部に挿入され、次いで管状
体の他端側から流体を導入することにより中空体
を管状体の半径方向に膨らませ、この中空体上に
設けられた収容体に収容された感温素子を被検出
部へと配設、固定する。測定が終了したら管状体
の他端側から流体を抜き中空体を萎めた後、管状
体を生体管腔臓器若しくは機器等の内部から抜き
出せば良い。
次に、本発明による好ましい具体例を図面に基
づいて説明する。
第1図は本発明の温度検出装置1を利用した温
度測定装置2で生体3の管腔臓器4の内壁の温度
を測定する例を概略的に示す説明図である。
第1図の装置2において、5は中空管、6は弾
性膜製の中空体、7は感温素子としての測温素子
8が収容体9内に組み込まれてなる測温素子構造
体、10は測温素子8での検出温度を表示する温
度指示器、11は中空管5を介して中空体6内に
流体(液体又は気体)を送り中空体6を膨らませ
ると共に、中空体6から流体を排出して中空体6
をしぼませるべく構成されたポンプ等の流体給排
装置である。8aは測温素子8のリード線であ
る。
装置2では、中空体6をしぼませた状態で管腔
4の入口としての口12を介して管5が先端2a
からG方向に管腔4内に挿入され、管腔4の内壁
の被測温部13近傍に測温素子8が達すると、中
空体6が膨らまされ、測温素子8が被測温部13
に実質的に密接・固定された状態で温度測定が行
なわれ、中空体6がしぼまされた後、管腔4から
抜去される。
尚、装置2は例えば第2図に示す如く狭隘路1
4を有する曲折した複雑な管路15の深奥部に被
測温部16が位置するような物体、例えば配管系
等の機器17の部位16の測温にも適用され得
る。18は管5の挿入口である。
次に、第3図に基いて本発明による好ましい一
具体例の温度検出装置1の詳細について説明す
る。
第3図において、挿入導管となる中空管5は、
一端19側において中空体6を膨脹、収縮させる
ための手段としての流体給排装置11(図示せ
ず)に接続されており、流体の給排管としても働
く。管5は屈曲した挿入経路4,15等に挿入さ
れ得るように、例えば軟質ポリ塩化ビニール、シ
リコーン樹脂等の可撓性高分子材料で形成されて
いる。管5の他端20は終端栓21で封止されて
いる。管5の端部20側には流体給排孔22が設
けられている。
この給排孔22の近傍で管5の外周を覆うよう
に天然もしくは人工のゴム、又はシリコンゴム等
の弾性膜材からなる管状の中空体6が取り付けら
れている。中空体6の中空管5への取付は、例え
ば管状中空体6の両端部23,24を管5の外周
に接着することによりなされるが、予め弾性膜製
の中空体6と管5とを一体成形しておいてもよ
い。
経口、経腸あるいは経管等の方法で管腔4,1
5等内に装置1を挿入後、管腔4又は15外に位
置する管5の端部19側からA方向に例えば送気
を行なうと、孔6を介して中空体6内に気体が流
入し、中空体6が膨脹しはじめる。更に送気を続
けると、中空体6は膨脹し続け、最終的に測温目
標部位13,16等に接触、固定される。尚、測
温目標部位への装置1の導入は内視鏡等の監視下
で行なうことが好ましい。このとき例えば弁を閉
じることにより管5を閉塞し、送気をやめる。測
温目標部位13又は16等の位置する管腔4,1
5等からの装置1の抜去の際には上記と逆の操作
を行なう。即ち、端部19からB方向に排気を行
なうことにより中空体6を収縮させ、中空体6が
原位置に復帰後、装置1を管腔4,15等から抜
去すればよい。尚、排気の際にはポンプ等の強制
排気手段を用いなくてもよく、例えば弁を開くこ
とにより管5の端部19を大気等に開放して、弾
性中空体6の収縮力で中空体6内の気体を排気す
るようにしてもよい。
中空体6の周辺部には、熱電対、サーミスタ等
の温度センサからなる測温素子8を組み込んだ測
温素子構造体7が設けられている。この構造体7
は以下に詳述するように中空体6の膨脹・収縮変
形に追従して可逆的に変形すべく構成されてお
り、前記した中空体6の膨脹に伴い測温素子8は
管5から離間するように管5の径方向外方に変位
され、測温目標部位13,16等に実質的に密
接・固定される。測温素子8用のリード線8aは
温度指示器10(図示せず)に接続されるように
管5の周壁を貫通し管5内を端部19側に伸延し
ている。尚、このリード線8aを管5の外壁に沿
わせるようにしてもよい。
次に温度検出装置1の測温素子構造体7のうち
第一具体例の測温素子構造体25の詳細を第4図
に基いて説明する。
第4図において、測温素子構造体25は、測温
素子8と、測温素子8及びリード線8aを被覆し
ている管状の測温素子被覆体26と、一端27か
ら被覆体26の封止端部28が進退自在に挿入さ
れており、被覆体26の外径よりも大きな内径を
有する管状の支持体29とからなる。被覆体26
の端部28側が支持体29の端部27側にC,D
方向に進退自在に係合乃至嵌め合わされる限り、
被覆体26及び支持体29の断面形状は円形でも
楕円形でも矩形等他の形でもよい。また支持体2
9の外径よりも被覆体26の内径を大きくして、
支持体29を被覆体26内に嵌め込むようにして
もよい。支持体29は完全な管状でなくてもよ
く、例えばその長手方向に沿つて周壁が切り欠か
れていてもよい。更に、被覆体26の先端28が
伸長状態の弾性線状体等で支持体29の内壁に接
続されていてもよい。測温素子被覆体26及び支
持体29のうち少なくとも一方は可撓性及び弾性
を有する材料で形成されるのが好ましいが、例え
ばリード線8aに弾性がある場合には、必ずしも
弾性をほとんどもたない材料でもよく、例えばテ
フロン、ナイロン等の可撓性材料で形成されてい
る。支持体29の一端30は管5の外壁上に接着
等により固定されており、被覆体26は管5の周
壁を気密に貫通し、この貫通部31のまわりで接
着等により管5に固着されている。支持体29の
端部27,30等は好ましくは構造体25の挿
入・抜去の際管腔4,15等の壁部に引掛らない
ように斜断され、丸く面とりされている。以上に
おいて中空体6の外側に設けられており、中空体
6の変形に追従して変形すべく構成された可撓性
の収容体は、被覆体26と支持体29とからな
る。
以上の如く構成された測温素子構造体25で
は、中空体6の収縮時には、被覆体26の端部2
8は支持体29中にC方向に深く嵌入され、被覆
体26及び支持体29は管5とほぼ平行状態にな
り実質的に管5に接する。構造体25の挿入・抜
去は構造体25が縮径されたこの状態で行なえば
よい。一方、中空体6を膨脹させた場合、被覆体
26の端部28が支持体29から抜ける方向Dに
変位され、被覆体26及び支持体29からなる収
容体は中空体6の変形に追従して変形する。この
間測温素子8は被覆体26に対しては変位されな
い。尚、測温素子8が被覆体26に対して変位さ
れてもよい。
被覆体26内の測温素子8の配設位置を、中空
体6の変形量及び被覆体26の支持体29に対す
る移動量等に応じて予め選んでおくことにより、
測温素子8を丁度中空体6の最突出部32に位置
せしめ得、測温素子8を測温目標部位13,16
等に固定的に位置せしめ得る。
尚、部位13,16等の位置によつては、測温
素子8が部位32よりも手前の部側32a側、又
は部位32よりも奥の部位32b側に位置するよ
うに測温素子8の位置を選択しておいてもよい。
装置1において、中空体6が収縮している際の
測温素子構造体25を含む全外部の径が挿入経路
4,15の最小径より小となるようにすれば管5
の外径は任意でよい。また挿入口12又は18か
ら目標部位13又は16までの経路4又は15の
長さよりも長ければ、管5の長さは任意でよい。
中空体6の大きさは目標部位13,16等の位置
するところでの管腔4,15等の内径及び中空体
6の膨脹性能に応じて決められる。被覆体26及
び支持体29の外径は任意であるが、装置1の挿
入・抜去が容易なようになるべく細い方が好まし
い。また、測温誤差を少なくし得、且つ測温の応
答性が良好となるように、被覆体26及び支持体
29の周壁の肉厚を小さくしておくのが好まし
い。
尚、測温素子8の感温部が測温目標部位13,
16等に実質的に接するように、感温部の少なく
とも一部を被覆体26の周壁の外表面にほぼ面一
に露出させてもよく、また被覆体26の周壁の一
部に熱容量が小さく熱伝導率の小さい金属片等よ
りなる窓を設け、金属窓の外表面が測温目標部位
13,16等に密接し、金属窓の内表面が被覆体
26内の測温素子8の感温部に接するようにして
もよい。
更に、測温素子8の中空体6側の部位にウレタ
ン等の断熱材を配設すれば、中空体6内の流体の
温度の影響を軽減でき、測温目標部位13,16
の温度をより正確に測定し得る。
また、被覆体26の貫通部31を管5の周壁の
孔に摺動自在に貫通させるか、被覆体26を管5
の外表面に沿つて長手方向に移動自在にしておく
場合には、例えば被覆体26の測温素子8が位置
する部位を中空体6の部位32等の所望の部位に
固着しておいてもよい。
第5図には、第二具体例の測温素子構造体33
が示されている。尚、構造体33において構造体
25と同様な部材乃至部位には同一の符号を付し
てある。
構造体33において、34はゴム等の伸縮性乃
至弾性を有する材料よりなる伸縮性支持線であ
り、この伸縮性支持線34は一端35で管5の外
壁に固定され、他端36で被覆体26の丸く面取
りされた封止端部28に固定されている。
測温素子構造体33は、中空体6の収縮時には
支持線34の収縮力により全体として管5の外表
面に沿う直線状形状を採る。中空体6が流体圧に
より膨脹せしめられると、この中空体6の膨脹変
形に追従して被覆体26が変形するが、支持線3
4の張力のために測温素子8は中空体6にほぼ押
しつけられた状態で中空体6と共に径方向外方に
変位せしめられる。
尚、伸縮性支持線34は、挿入・抜去の障害に
ならぬようになるべく細いことが好ましい。支持
線34の張力は被覆体26を保持し得る程度に強
く、且つ中空体6の膨脹を大きくは妨げない程度
に弱いように選ばれる。測温素子8は中空体6が
所定の大きさまで膨脹せしめられた際、例えば丁
度部位32に対向する位置にくるように、被覆体
26内に収容されている。
第6図には第三具体例の測温素子構造体36が
示されている。この構造体36において構造体2
5,33と同様な部材乃至部位には同一の符号を
付してある。
構造体36において、37は両端が38,39
が斜断されており、中央部の外表面40で中空体
6の部位32に固着された管状の支持体であり、
管状支持体37の端部38側には、被覆体26が
E,F方向に進退自在に挿入されている。管状支
持体37には更に両端41,42で管5の外壁に
固着された伸縮性乃至弾性支持線43が挿通され
ている。端部41,42間の距離は支持体37の
自然長よりも大きい。この例では、測温素子8は
被覆体26の端部28aから突出しているが、測
温に支障のない場合、測温素子8を被覆体26内
に位置せしめてもよい。
この測温素子構造体36は、中空体6の収縮時
には、支持線43の収縮力により全体として管5
の表面に沿う直線状の形状となる。中空体6の膨
脹に伴い支持体37及び被覆体26が変形され、
中空体6が所定の大きさまで膨脹した場合、伸縮
性支持線43の伸張に伴う張力により、測温素子
8が支持体37に対してF方向に変位せしめられ
て部位32に対向する位置にくるような所定の形
状をとる。中空体6の収縮時には構造体36は上
記と逆の過程で変形し、原型に復帰する。
尚、上記具体例は本発明を説明するためのいく
つかの好ましい例であり、本発明はこれらに限定
されるものではない。例えば中空体6は膨脹時に
単一の円形頂部32を有するかわりに、第7図及
び第8図に示す如く円筒状頂部(径方向突出部)
を有していてもよい。
第7図及び第8図は電磁波を用いて生体を加音
する装置に本発明の装置を組合せた腔内加熱プロ
ーブ44の例である。
第7図及び第8図中、45は筒状電極であり、
電極45は外筒管46上に設置されており、内筒
管47中の電極リード線48を介して高周波電源
(図示せず)の一方の出力端子に接続されている。
内筒管47及び外筒管46は後述の様に送水管及
び排水管としても機能する。腔内加熱用プローブ
としての電極構造体44は、生体治療時に目標と
する管腔臓器への挿入・抜去が容易となる様に可
撓性を有することが望ましく、内筒管47及び外
筒管46としてゴム、軟質塩化ビニール、シリコ
ーン等の高分子材料で形成されたもの、電極45
として金属箔、銅等の金属編組品等で形成される
柔軟性のあるものを用いるのが好ましい。
外筒管46の一端は終端栓49で封止されてお
り、電極45の付近において、外筒管46の周壁
には複数の通水孔50,51,52,53があけ
られている。54は伸縮性高分子薄膜よりなる中
空体としての袋状体であり、その両端は外筒管4
6及び終端栓49に接着されている。中空体54
は外表面にその長手方向に沿つて伸延する多数の
フイン54aを有している。
55は中空体54と同じ材料で形成され、中空
体54にかぶせられたもう一つの中空体である。
尚中空体55の内表面にも多数の長手方向フイン
を設けておいてもよく、また中空体55の内表面
のみに多数の長手方向フインを設けてもよい。中
空体55もその両端で外筒管46の外壁及び終端
栓49に固着されている。49aは中空体54,
55の一端を固定する止め輪、49bは中空体5
5の他端を固定する止め輪である。4本の測温素
子8は中空体54,55の間でフイン54a間に
おいてH,J方向に移動自在に配設されており、
夫々のリード線8aを介して夫々の温度指示器
(図示せず)に接続されている。56は被覆管で
ある。中空体55と中空体54の外壁面とからな
る収容体は中空体54の膨脹・収縮変形に追従し
て変形され、測温素子8を径方向に変位させる。
尚、中空体55を細い管状に形成してもよく、こ
の場合、管状中空体55の外表面の長手方向の一
部を中空体54の外表面に固着しておいてもよ
い。
この電極構造体44を目標とする管腔臓器内に
設置した後、内筒管47を介してA方向に通水す
ると、内外筒47,46間に設けられたシリコー
ン封止材よりなる封止栓57の右側の通水孔5
1,53から電極45又は電極45と外筒管46
間の間隙を通り外筒管46の外部に水が流出し、
中空体54及び55が膨脹し始める。更に通水を
続けると、中空体54,55は管腔臓器壁に接触
するまで膨脹する。その後余剰の水は封止栓57
の左側の通水孔50,52より電極45又は電極
45と外筒管46間の間隙を通り外筒管46内に
流入し、外筒管46を介してB方向に排出され
る。
この通水は3つの効果をもたらす。第1に測温
素子8を径方向外方に変位させ測温目標部位13
等に密着・固定し得る。第2に、電極45と管腔
臓器壁との間の空隙を例えば生体に近い電気定数
(電気伝導度及び誘電率)の水で満たすことによ
り、空隙による電力損失を低減し、患部のより有
効な高周波加熱を行ない得る。第3に、電界強度
は電極45の表面で最も強い為、電極45の近傍
は極めて強く加熱され熱傷を起す虞れがあるが、
その部分を水循環という手段により強制冷却する
ことにより熱傷の発生を未然に防ぎ得る。尚、上
記3点の効果を発揮するものであれば、循環する
流体は水以外に食塩水等の導電性液体でもよく、
場合によつては窒素、炭酸ガス等の気体であつて
もよい。また、電極構造体44の外径は対象とす
る管腔臓器内径より小さければ任意でよく、電極
45の長さは目標とする被加熱部位の長さに応じ
て選べばよい。
この腔内加熱プローブ44は高周波用故、その
使用にあたつては、対向電極として少なくとも1
つの別の電極が用いられるが、この対向電極とし
ては、例えばプローブ44と同様なもの等を用い
て生体内に設けても、別種のものを生体外表面等
生体外に設けてもよい。
尚、高周波用電極45に代えて、又は電極45
と共にマイクロ波発信用電極乃至アンテナを外筒
管46等に配設してもよい。
以上の如く本発明温度検出装置によれば、中空
体を萎ませた状態で感温素子を管路中に導入、抜
去ができるので被測温部が生体管腔臓器若しくは
機器等の深奥部に位置するような場合でも、管路
中への感温素子の挿入、抜去が極めて容易に行わ
れ得ると共に比較的狭い生体管腔臓器若しくは内
部の隙間の側壁部に被測温部が位置するような場
合でも被測温部への感温素子の配設、固定を確実
なものとし得、被測温部の温度検出を容易に且つ
確実に行い得、更に感温素子が熱電対又はサーミ
スタであることにより、速く、高精度に温度測定
が可能なことに加え感温素子が装置の側部に設け
られていることとあいまつて装置自体を極めて細
く構成することが可能となり、管路中への感温素
子の挿入、抜去を更に容易なものとするという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体例の温度検出装置を適
用した温度測定装置を用いて生体の管腔内壁の温
度を測定する例の説明図、第2図は本発明装置が
適用される管路の例の説明図、第3図は本発明に
よる好ましい一具体例の温度検出装置の説明図、
第4図乃至第6図は第3図の装置の測温素子構造
体の三つの例の説明図、第7図は本発明の一具体
例の温度検出装置を適用した生体加熱プローブの
説明図、第8図は第7図の−線断面説明図で
ある。 5,46……管、6,54……中空体、8……
測温素子、9,55……収容体、26……被覆
体、29,37……管状支持体、34,43……
伸縮性支持線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端が閉じた管状体と、該管状体の一端にお
    ける外周面に設けられた開孔と、前記開孔を覆う
    ように前記外周面に沿つて設けられ、前記管状体
    の他端側から導入される流体により膨らまされる
    べく構成された弾性膜製の中空体と、該中空体の
    外面上に設けられ、前記中空体の変形に追従して
    変形すべく構成された可撓性の収容体と、前記中
    空体の変形に伴い前記管状体から該管状体の半径
    方向外側に離間するように変位せしめられるべく
    前記収容体に収容された熱電対又はサーミスタか
    らなる感温素子とを備える温度検出装置。
JP58059013A 1983-04-04 1983-04-04 温度検出装置 Granted JPS59183730A (ja)

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JP58059013A JPS59183730A (ja) 1983-04-04 1983-04-04 温度検出装置

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JPH0476700B2 true JPH0476700B2 (ja) 1992-12-04

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