JP2001056255A - 直腸測温プローブ - Google Patents

直腸測温プローブ

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JP2001056255A JP11232712A JP23271299A JP2001056255A JP 2001056255 A JP2001056255 A JP 2001056255A JP 11232712 A JP11232712 A JP 11232712A JP 23271299 A JP23271299 A JP 23271299A JP 2001056255 A JP2001056255 A JP 2001056255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ランニングコストを低く抑えること
ができ、挿入抵抗が大きい肛門通過時の挿入操作性を損
なうことなく、温度測定手段を前立腺側直腸壁に確実に
密着できる直腸測温プローブを提供することを最も主要
な特徴とする。 【解決手段】硬性のプローブ本体2のバルーン装着窓4
にバルーン体15を着脱可能に装着し、このプローブ本
体2のバルーン装着窓4とは反対側に温度測定部6を配
設するとともに、バルーン体15をプローブ本体2のバ
ルーン装着窓4に装着した状態で、バルーン固定軸体1
9をプローブ本体15のガイド穴5に挿入してバルーン
体15をプローブ本体2に固定する。この状態で、バル
ーン体15に流体を注入し、バルーン体15をバルーン
装着窓4から外部側に突出する状態に膨張させるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直腸内に挿入さ
れ、直腸壁の温度を測定する直腸測温プローブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、経尿道的前立腺肥大症の加温治
療においては、RF波、マイクロ波、レーザーなどを用
いた方法が提案されている。これらの治療法はいずれも
前立腺組織を45℃以上に30分から1時間程度加温す
るもので、一般に高温度治療(サーモセラピー)と呼ば
れる方法である。
【0003】ここで、それぞれのエネルギによる加温で
は、加温温度を45℃以上の温度域で何度を目標とする
かの違いや、周波数によるエネルギの生体組織への深達
度(組織吸収特性)などの違いから、前立腺以外の生体
組織への過熱の影響を考慮しなければならない場合があ
る。
【0004】例えばRF波や、マイクロ波を用いた電磁
波による加温では、加温目標温度が45℃以上での比較
的低い温度、例えば50〜60℃程度であっても、電磁
波の周波数が比較的低い場合には前立腺以外の生体組織
への過熱の影響は無視できないものとなる。すなわち、
例えば、正常組織である直腸壁組織が45℃の温度に1
時間程度さらされた場合には、術後に潰瘍の形成や、組
織の壊死脱落による直腸壁穿孔が発生するおそれがあ
る。そのため、この種のサーモセラピーと呼ばれる治療
法では、代表的な近接組織である直腸壁の過熱防護手段
が必須となる。
【0005】そこで、この直腸壁の過熱防護手段の1つ
として、例えば特表平4−506621号公報に示され
るような、棒形状の直腸プローブを使用して直腸壁の温
度を測定する直腸壁温度の測定手段が提案されている。
【0006】また、例えばUSP5,792,070
や、特許2,795,540号公報にはハンドルが連接
された柔軟なバルーン体上に温度測定手段が設置された
構成の直腸プローブが示されている。さらに、USP
5,792,070には軸無しのバルーン体が示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特表平
4−506621号公報に示される直腸プローブでは直
腸内に挿入された直腸プローブの棒状軸体の位置を固定
する固定手段が無いため、直腸プローブの位置が直腸内
で不安定となる。そのため、温度測定手段を前立腺側直
腸壁に密着させることが不確実となるので、前立腺側直
腸壁の確実な温度測定が困難となる。
【0008】また、USP5,792,070や、特許
2,795,540号公報に示されるプローブは、バル
ーンとハンドル又は温度検出手段を取り外すことが不可
能な構成となっているので、消耗の大きいバルーン体の
劣化とともにプローブ全体を廃棄しなければならず、ラ
ンニングコストが増加し易い難点がある。
【0009】さらに、USP5,792,070に示さ
れている軸無しのバルーン体では、剛性が低いので、実
際の使用においては挿入抵抗が比較的大きい肛門通過時
のバルーン体の挿入操作性に改善の余地がある。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、ランニングコストを低く抑えることが
できるとともに、挿入抵抗が大きい肛門通過時の挿入操
作性を損なうことなく、温度測定手段を前立腺側直腸壁
に確実に密着することができる直腸測温プローブを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
面にバルーンを装着するバルーン用開口部が設けられ、
かつバルーン固定用の固定部材挿入部が形成された硬性
のプローブ本体と、このプローブ本体の外周面における
前記バルーン用開口部とは反対側に配設された温度測定
手段と、前記プローブ本体のバルーン用開口部に着脱可
能に装着され、かつ流体が注入される注入管路を有する
バルーン体と、このバルーン体を前記プローブ本体のバ
ルーン用開口部に装着した状態で、前記プローブ本体の
固定部材挿入部に挿入されて前記バルーン体を前記プロ
ーブ本体に固定するバルーン固定部材と、前記バルーン
体が前記プローブ本体に固定された状態で前記注入管路
から前記バルーン体に流体を注入し、前記バルーン体を
前記バルーン用開口部から外部側に突出する状態に膨張
させる流体注入手段を連結可能な流体注入部とを具備し
たことを特徴とする直腸測温プローブである。そして、
本請求項1の発明では、直腸測温プローブは、プローブ
本体、バルーン固定部材、及びバルーン体を組み合わせ
た状態で使用される。さらに、直腸測温プローブを直腸
内に挿入する挿入時にはバルーン体が収縮した状態で、
直腸測温プローブを肛門から直腸内に挿入し、プローブ
本体の外周面の温度検出手段が前立腺の高さに相当する
位置に到達した時点で、流体注入部に連結された流体注
入手段からバルーン体に流体を注入してバルーン体を膨
張させる。このとき、膨張したバルーン体は直腸の後壁
に当接し、このバルーン体からの押圧圧力によって結果
として温度検出手段が直腸前壁に密着するようになる。
この後、経尿道的な前立腺加温治療を実行し、直腸壁の
温度を監視する。また、治療終了後には直腸測温プロー
ブは抜去され、消耗の大きいバルーン体を、プローブ本
体及びバルーン固定部材から分離し、廃棄する。次回の
治療の際には、予めプローブ本体及びバルーン固定部材
は洗浄、滅菌処理され、一方、滅菌済みの新品のバルー
ン体が供給されて、再び組み合わせて使用することがで
きるようにしたものである。
【0012】請求項2の発明は、前記バルーン体は、柔
軟な2重の筒状体からなることを特徴とする請求項1に
記載の直腸測温プローブである。そして、本請求項2の
発明では、バルーン体の柔軟な2重の筒状体間に流体を
注入してバルーン体を膨張させるようにしたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A),(B)乃至図5を参照して説明する。図
1(A)は本実施の形態の直腸測温プローブ1を示すも
のである。この直腸測温プローブ1には硬性の樹脂から
なる略筒状のプローブ本体2が設けられている。このプ
ローブ本体2の基端部には硬性の樹脂からなるハンドル
3が連接されている。
【0014】また、プローブ本体2の外周面にはバルー
ンを装着するバルーン装着窓(バルーン用開口部)4が
設けられている。このバルーン装着窓4は図2(A)に
示すようにプローブ本体2の中心軸方向に延設された長
穴形状の開口部によって形成されている。さらに、プロ
ーブ本体2の先端面にはバルーン固定部材挿入用のガイ
ド穴(固定部材挿入部)5が形成されている。このガイ
ド穴5はバルーン装着窓4と連通されている。
【0015】また、プローブ本体2の外周面上にはバル
ーン装着窓4と反対側に温度測定部(温度測定手段)6
が設置されている。この温度測定部6には図2(B)に
示すように略平面状のベース7上に複数、本実施の形態
では5つの温度測定素子8a〜8eが縦列に並設されて
いる。これらの各温度測定素子8a〜8eとしては例え
ば熱電対、サーミスタ、白金測温抵抗体、または光ファ
イバなどが使用されている。
【0016】また、各温度測定素子8a〜8e間のピッ
チは5〜20mm好適には約10mm程度で配置され
る。さらに、各温度測定素子8a〜8eは図4に示すよ
うにそれぞれ素子ベース9a〜9e上に実装され、それ
ぞれ絶縁被覆部材10a〜10eによって絶縁被覆され
ている。
【0017】また、絶縁被覆部材10a〜10eは各温
度測定素子8a〜8eが絶縁構造で無い場合に必要であ
り、断熱効果の少ない薄膜の樹脂被覆、たとえばフッ素
樹脂などを用いれば良い。なお、各温度測定素子8a〜
8eと素子ベース9a〜9e及び絶縁被覆部材10a〜
10eの間の空間には適切な接着剤または充填剤などが
充填されている。
【0018】さらに、各温度測定素子8a〜8eにはリ
ード線21の一端部が接続されている。ここで、図3
(A)に示すようにプローブ本体2の後端部およびハン
ドル3の軸心部にはこれらのリード線21の挿通孔22
が形成されている。
【0019】また、プローブ本体2のハンドル3の基端
部には信号ケーブル11の一端部がオレドメ部材12を
介して連結されている。この信号ケーブル11の内部に
はリード線21が挿通されている。さらに、信号ケーブ
ル11の他端部には信号コネクタ13が取付けられてい
る。そして、各温度測定素子8a〜8eのリード線21
の他端部はこの信号コネクタ13の各接続端子に接続さ
れている。なお、ハンドル3上には患者Hの体内への挿
入を規制する侵入防止部材14が温度測定部6と同一方
向に突設されている。この侵入防止部材14は患者Hの
直腸H2内への直腸測温プローブ1の没入を防止すると
同時に、直腸測温プローブ1の温度検出部6の方向指示
のための指標である。
【0020】また、プローブ本体2のバルーン装着窓4
には略円筒状のバルーン体15が着脱可能に装着されて
いる。このバルーン体15は例えばシリコンまたはラテ
ックスなどの柔軟な材料で形成された二重の筒状チュー
ブで構成されている。
【0021】さらに、バルーン体15には流体が注入さ
れるチューブ(注入管路)16の一端部が連結されてい
る。このチューブ16の他端部には開閉操作用の活栓
(流体注入部)17が連結されている。
【0022】また、プローブ本体2及びハンドル3の外
周面には図2(A)に示すようにプローブ本体2の軸心
方向に沿ってチューブ挿入溝18が延設されている。こ
のチューブ挿入溝18の前端部はプローブ本体2のバル
ーン装着窓4に連通されている。そして、このチューブ
挿入溝18内にバルーン体15のチューブ16が挿入さ
れている。
【0023】また、プローブ本体2のガイド穴5にはバ
ルーン固定軸体(バルーン固定部材)19が着脱可能に
連結されている。このバルーン固定軸体19にはガイド
穴5に挿入され、かつバルーン装着窓4内のバルーン体
15の内腔15aに挿入される小径な挿入部19aと、
この挿入部19aの基端部に配置された大径部19bと
が設けられている。
【0024】さらに、この大径部19bと挿入部19a
との間には大径部19bよりも小径で、挿入部19aよ
りも大径な雄ねじ部19cが形成されている。ここで、
プローブ本体2にはガイド穴5の入口部にバルーン固定
軸体19の雄ねじ部19cと螺合するねじ穴部20が形
成されている。そして、バルーン体15をプローブ本体
2のバルーン装着窓4に装着した状態で、バルーン固定
軸体19の挿入部19aがプローブ本体2のガイド穴5
に挿入され、このとき同時にバルーン固定軸体19の挿
入部19aがバルーン体15の内腔15aに挿入される
ようになっている。この状態で、バルーン固定軸体19
の雄ねじ部19cがプローブ本体2のガイド穴5のねじ
穴部20に螺着されることにより、バルーン固定軸体1
9がプローブ本体2側に固定され、このとき同時にバル
ーン体15がバルーン固定軸体19を介してプローブ本
体2に固定されるようになっている。
【0025】なお、プローブ本体2のバルーン体15は
必ずしも単数ではなく、直腸壁への直腸測温プローブ1
の固定状態を安定させるために、プローブ本体2の外周
面に縦列、並列またはその他の相互配置状態にて複数配
置される構成にしても良い。
【0026】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の直腸測温プローブ1は図1(B)に示す
ように、プローブ本体2と、バルーン固定軸体19と、
バルーン体15とがそれぞれ分離可能である。そして、
本実施の形態の直腸測温プローブ1の使用時にはバルー
ン体15をバルーン装着窓4からプローブ本体12の内
部にはめ入れる。
【0027】続いて、プローブ本体12の先端面のガイ
ド穴5にバルーン固定軸体19の挿入部19aを挿通さ
せる。このとき、ガイド穴5に挿通させたバルーン固定
軸体19の挿入部19aをさらにバルーン体15の内腔
15aに挿通させる。この状態で、バルーン固定軸体1
9の雄ねじ部19cをプローブ本体2のガイド穴5のね
じ穴部20に螺着させる。これにより、バルーン固定軸
体19がプローブ本体2側に固定され、このとき同時に
バルーン体15がバルーン固定軸体19を介してプロー
ブ本体2に固定される。
【0028】また、バルーン体15のチューブ16はプ
ローブ本体2及びハンドル3の外周面のチューブ挿入溝
18に収められ、必要に応じてハンドル3上でテープな
どによって適切に保持される。さらに、直腸測温プロー
ブ1の信号コネクタ13は、図示しない加温治療装置に
接続される。そして、温度測定部6の各温度測定素子8
a〜8eで検出された温度信号が図示しない加温治療装
置に供給されるようにセットされている。
【0029】その後、直腸測温プローブ1が患者Hの体
内、すなわち患者Hの肛門H1から直腸H2内に挿入さ
れる。このとき、図5に示すように侵入防止部材14を
回転方向の指標としてプローブ本体2のバルーン装着窓
4の回転方向の位置を正しく位置決めした状態で、直腸
測温プローブ1が患者Hの体内に挿入される。なお、こ
の直腸測温プローブ1の挿入時にはバルーン体15は膨
張されていない図4に示す収縮状態で保持される。
【0030】さらに、直腸測温プローブ1の挿入作業
中、温度測定部6が直腸H2内における所定の挿入位
置、例えば前立腺H3と対応する位置に相当する高さま
で挿入されたとき、活栓17より図示しないシリンジな
どで液体または気体を適切な容量を注入し、バルーン体
15を膨張させる。このとき、バルーン体15はプロー
ブ本体上のバルーン装着窓4の外部に突出する状態に偏
心して膨張し、直腸後壁H4に当接する。その結果、温
度測定部6は直腸前壁H5に圧接された状態で密着する
ようになる。
【0031】一方、患者Hの尿道H6内には加温用のア
プリケータ23が挿入されている。このアプリケータ2
3の先端部にはアンカーバルーン24が配置されてい
る。さらに、このアプリケータ23の先端部にはマイク
ロ波アンテナなどのエネルギ放出手段25が配設されて
いる。そして、尿道H6内に挿入されたアプリケータ2
3の先端部が膀胱H7内に導びかれ、この膀胱H7内で
アンカーバルーン24が拡張される。これにより、アプ
リケータ23のマイクロ波アンテナなどのエネルギ放出
手段25から放出されるエネルギが治療対象である前立
腺H3に投入できる位置関係となるように位置決めされ
た状態で、アプリケータ23がアンカーバルーン24に
よって固定されている。なお、一般的には加温時の尿道
H6の保護のためにアプリケータ23内には冷却水の還
流手段を設けていることが望ましい。
【0032】また、アプリケータ23による加温治療が
開始されると、このアプリケータ23のエネルギ放出手
段25からのエネルギ放射によって、前立腺H3は45
℃以上の温度に30分から1時間程度加熱される。この
間、直腸測温プローブ1は直腸前壁H5の温度を監視し
つづける。
【0033】ここで、直腸測温プローブ1の温度測定部
6の各温度測定素子8a〜8eによって検出した直腸温
度が40〜45℃、好適には42〜43℃に達した際に
は、加温装置本体であるアプリケータ23のエネルギ放
出手段25からの加温エネルギ出力を低下、または停止
してよい。
【0034】また、バルーン体15のチューブ16は直
腸測温プローブ1に設けられたチューブ挿入溝18の内
部に収められているため、肛門H1の収縮によってバル
ーン体15のチューブ16が潰されることが無い。その
ため、治療後にバルーン体15を収縮させる際にも問題
無く操作できる。
【0035】また、治療中に直腸H2内に発生するガス
を直腸測温プローブ1のチューブ挿入溝18を通して外
部に抜くことができるため、患者Hの圧迫感を低減でき
る効果がある。
【0036】さらに、治療終了後、直腸測温プローブ1
を患者Hの体外に抜去した際には、直腸測温プローブ1
のプローブ本体2と、バルーン固定軸体19と、バルー
ン体15とは図1(B)に示すようにそれぞれ分離され
る。このとき、消耗の大きいバルーン体15は必要に応
じて廃棄して良い。また、バルーン固定軸体19と、プ
ローブ本体2及び連接する部分は洗浄、滅菌処理が容易
に実施でき、再使用が可能となる。
【0037】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では図1(B)に
示すように、直腸測温プローブ1をプローブ本体2と、
バルーン固定軸体19と、バルーン体15とにそれぞれ
分離可能に構成したので、治療終了後に患者Hの体外に
抜去された直腸測温プローブ1から、消耗の大きいバル
ーン体15を、プローブ本体2及びバルーン固定軸体1
9から分離し、廃棄することができる。また、次回の治
療の際には、予めプローブ本体15及びバルーン固定軸
体19は洗浄、滅菌処理されるとともに、滅菌済みの新
品のバルーン体15が供給されて、再び組み合わせて使
用することができる。そのため、必要最小限の構成のバ
ルーン体15のみを容易に交換できるため、ランニング
コストの低減を図ることができる。
【0038】さらに、消耗部分であるバルーン体15を
再利用する部分であるプローブ本体15及びバルーン固
定軸体19から分離できるため、再利用するプローブ本
体15及びバルーン固定軸体19の部分の洗浄、滅菌処
理を容易に行うことができる効果もある。
【0039】また、図6(A)は本発明の第2の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形
態(図1(A),(B)乃至図5参照)の直腸測温プロ
ーブ1における温度測定部6の構成を次の通り変更した
ものである。なお、温度測定部6以外の部分は第1の実
施の形態の直腸測温プローブ1と同一構成になってお
り、第1の実施の形態の直腸測温プローブ1と同一部分
には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
【0040】すなわち、本実施の形態の温度測定部6に
は略平面状のベース7上に3つの温度測定素子31a〜
31cが縦列に並設されている。なお、温度測定部6の
各温度測定素子31a〜31cは直腸前壁H5の温度を
検出するものであるが、少なくとも前立腺H3の縦軸方
向において3cm程度にわたって測温することが望まし
い。この場合、各温度測定素子31a〜31cの実装ピ
ッチは15mm程度とするのが好適である。
【0041】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では直腸測温プロ
ーブ1の温度測定部6に実装された温度測定素子31a
〜31cの点数が第1の実施の形態の直腸測温プローブ
1と比べて少ない分、プローブ本体2をコンパクトに作
製することができる。さらに、プローブ本体2を小型化
できるために、患者への圧迫感を低減できる効果があ
る。また、温度測定素子31a〜31cの実装数を低減
することができるため、直腸測温プローブ1をより安価
に構成することができる。
【0042】また、図6(B)は本発明の第3の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形
態(図1(A),(B)乃至図5参照)の直腸測温プロ
ーブ1における温度測定部6の構成を次の通り変更した
ものである。
【0043】すなわち、本実施の形態の温度測定部6に
は略平面状のベース7上の中央に1つの温度測定素子4
1aが配置され、この温度測定素子41aの周囲に4点
の温度測定素子41b〜41eが配置されている。
【0044】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態によれば直腸測温
プローブ1のプローブ本体2の軸方向に温度測定素子が
並設されているとともに、これに加えてプローブ本体2
の周方向においても温度測定素子が並設されているた
め、直腸前壁H5上の2次元(縦横)の温度測定が可能
である。そのため、治療の安全性を向上させることが可
能である。また、プローブ本体2をコンパクトに構成し
たままで、温度測定素子の実装数を増加させることが可
能である。
【0045】また、図7(A)は本発明の第4の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形
態(図1(A),(B)乃至図5参照)の直腸測温プロ
ーブ1における温度測定部6の構成を次の通り変更した
ものである。
【0046】すなわち、本実施の形態の温度測定部6に
は略平面状のベース7上の中央部に2列の温度測定素子
51a1〜51c1、51a2〜51c2が並設される
とともに、ベース7上の前端部に1つの温度測定素子5
1d、ベース7上の後端部に1つの温度測定素子51e
がそれぞれ配置されている。
【0047】そこで、上記構成のものにあっては温度測
定部6のベース7上の中央部に2列に配置された温度測
定素子51a1〜51c1、51a2〜51c2の部分
で集中的に温度情報を収集することができる。そのた
め、温度測定部6の中央部分でより情報量の多い直腸温
度の測定ができるため、治療の安全性を向上することが
できる効果がある。
【0048】また、図7(B)は本発明の第5の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形
態(図1(A),(B)乃至図5参照)の直腸測温プロ
ーブ1における温度測定部6の構成を次の通り変更した
ものである。
【0049】すなわち、本実施の形態の温度測定部6に
は略平面状のベース7上に全長にわたり縦列に並設され
ている5つの温度測定素子61a〜61eが2組、横方
向に並設されている。
【0050】そこで、上記構成の本実施の形態によれば
第1〜4の各実施の形態に比べてより情報量の多い直腸
温度の測定ができ、より広範囲で温度情報を収集するこ
とができるので、治療の安全性を更に向上することがで
きる効果がある。
【0051】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、直腸測温プローブ1上の温度
測定素子の配置は上記各実施の形態の範囲に限られるも
のではなく、直腸測温プローブ1上のいかなる位置にも
配置することが可能である。さらに、その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論
である。
【0052】次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下
記の通り付記する。 記 (付記項1) 硬性のプローブ本体と、プローブ本体上
の第一の側面に配置される複数の温度測定手段と、プロ
ーブ本体に着脱可能な軸体と、軸体に外挿されるバルー
ン体で、前記プローブ本体に装着した際には前記第一の
側面と反対側の第二側面方向に偏心して膨張し、前記プ
ローブ本体の外形を超えることができるものと、からな
る直腸プローブ。
【0053】(付記項2) バルーン体が柔軟な2重の
筒状体からなる、付記項1のプローブ。
【0054】(付記項3) 複数の温度測定手段が縦列
に配置された、付記項1または2のプローブ。
【0055】(付記項4) 複数の温度測定手段が、複
数列に配置された、付記項1または2のプローブ。
【0056】(付記項5) 硬性のプローブ本体と、前
記プローブ本体の第1の側面に配置された複数の温度測
定手段と、前記プローブ本体に着脱可能に挿入される軸
体と、前記軸体を挿入する内腔を有し、前記プローブ本
体に装着自在でかつ流体を注入する管路を有するバルー
ン体と、前記バルーン体を前記プローブ本体に装着した
後、前記軸体を前記バルーン体の内腔に挿入して前記管
路より前記流体を注入したとき、前記バルーン体が前記
プローブ本体より突出して膨張可能な前記プローブ本体
の前記第1の面の略反対側の面に設けられた少なくとも
1つの開口部と、を有することを特徴とする直腸測温プ
ローブ。
【0057】(付記項6) 前記バルーン体は、柔軟な
2重の筒状体からなることを特徴とする付記項5に記載
の直腸測温プローブ。
【0058】(付記項1〜6の従来技術) 経尿道的前
立腺肥大症の加温治療においては、RF波、マイクロ
波、レーザーなどを用いた方法が提案されている。これ
らの治療法はいずれも前立腺組織を45℃以上に30分
から1時間程度加温するもので、一般に高温度治療(サ
ーモセラピー)と呼ばれる方法である。それぞれのエネ
ルギによる加温では、加温温度を45℃以上の温度域で
何度を目標とするかの違いや、周波数によるエネルギの
組織深達度(組織吸収特性)などの違いから、前立腺以
外の組織への過熱の影響を考慮しなければならない場合
がある。たとえばRF波やマイクロ波を用いた電磁波に
よる加温では、加温目標温度が45℃以上で比較的低い
温度(50〜60℃)程度であっても、電磁波の周波数
が比較的低い場合には前立腺以外の組織への過熱の影響
は無視できないものとなり、代表的な近接組織である直
腸壁の過熱防護手段が必須となる。これは正常組織であ
る直腸壁組織が45℃の温度に1時間程度さらされた場
合には、術後に潰瘍の形成や組織の壊死脱落による直腸
壁穿孔が発生するおそれがあることによる。
【0059】そのため、過熱防護手段としての直腸壁温
度の測定手段として、たとえば特表平4−506621
に示されるような、棒形状の直腸プローブが提案されて
いる。
【0060】(付記項1〜6が解決しようとする課題)
しかしながらこのプローブは直腸内での固定手段が無
いため、棒状軸体の位置が直腸内で不定となり、温度測
定手段が前立腺側直腸壁に密着することが不確実であ
る。そのため確実な温度測定が困難となる。
【0061】また、たとえばUSP5,792,070
や特許2,795,540号公報に示されるプローブは
柔軟なバルーン体上に設置された温度測定手段とハンド
ルとから構成されているが、バルーンとハンドル又は温
度検出手段を取り外すことが不可能な構成となってお
り、消耗の大きいバルーン体の劣化とともにプローブ全
体を廃棄しなければならず、ランニングコストの観点に
おいて難点がある。
【0062】さらにUSP5,792,070には軸無
しのバルーン体が示されており、実際の使用においては
肛門通過時の挿入操作性に改善の余地がある。
【0063】(付記項1〜6の目的) 本発明の目的は
上記の問題点を解決するためのものであり、消耗部分と
非消耗部分を容易に着脱できる構成とし、さらには消耗
部分を必要最小限の構成とすることによりランニングコ
ストを低く抑えることである。加えて挿入操作性を損な
うことなく、温度測定手段を前立腺側直腸壁に確実に密
着することができる直腸プローブを提供することであ
る。
【0064】(付記項1〜6の課題を解決するための手
段) 前記の目的を達成するために、本発明の直腸プロ
ーブは、硬性のプローブ本体と、プローブ本体上の第一
の側面に配置される複数の温度測定手段と、プローブ本
体に着脱可能な軸体と、軸体に外挿されるバルーン体
で、前記プローブ本体に装着した際には前記第一の側面
と反対側の第二側面方向に偏心して膨張し、前記プロー
ブ本体の外形を超えることができるものと、から構成さ
れる。
【0065】(付記項1〜6の作用) 直腸プローブ
は、プローブ本体、軸体、及びバルーン体を組み合わせ
た形で使用される。挿入時にはバルーン体は収縮した状
態であり、直腸プローブを肛門から直腸内に挿入し、温
度検出手段が前立腺高さ相当に到達した位置でバルーン
体を膨張させる。膨張したバルーン体は直腸後壁に当接
し、結果として前記温度検出手段が直腸前壁に密着する
ようになる。この後、経尿道的な前立腺加温治療を実行
し、直腸壁の温度を監視する。治療終了後には直腸プロ
ーブは抜去され、消耗の大きいバルーン体を、プローブ
本体及び軸体から分離し、廃棄する。次回の治療の際に
は、予めプローブ本体及び軸体は洗浄、滅菌処理され、
一方、滅菌済みの新品のバルーン体が供給されて、再び
組み合わせて使用することができる。
【0066】(付記項1〜6の効果) 本発明によれ
ば、必要最小限の構成からなるバルーン体のみを直腸プ
ローブ本体と容易に着脱することができる。そのため消
耗の激しいバルーン体のみ交換することができ、ランニ
ングコストの低減を図ることが可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、必要最小限の構成から
なるバルーン体のみを直腸プローブ本体と容易に着脱す
ることができる。そのため、消耗の激しいバルーン体の
みを交換することができるので、ランニングコストの低
減を図ることができる。さらに、硬性のプローブ本体の
バルーン用開口部にバルーン体を着脱可能に装着したの
で、挿入抵抗が大きい肛門通過時の挿入操作性を損なう
ことなく、温度測定手段を前立腺側直腸壁に確実に密着
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は直腸測温プローブ全体の組立て状態を示す側面
図、(B)は直腸測温プローブの分解状態を示す側面
図。
【図2】 (A)は第1の実施の形態の直腸測温プロー
ブのプローブ本体のバルーン用開口部側の平面図、
(B)はプローブ本体の温度測定部側の平面図。
【図3】 (A)は第1の実施の形態の直腸測温プロー
ブの縦断面図、(B)は(A)のB−B線断面図、
(C)は(A)のC−C線断面図。
【図4】 第1の実施の形態の直腸測温プローブのプロ
ーブ本体の温度測定部を示す縦断面図。
【図5】 第1の実施の形態の直腸測温プローブの使用
状態を示す要部の縦断面図。
【図6】 (A)は本発明の第2の実施の形態の直腸測
温プローブにおけるプローブ本体の温度測定部を示す平
面図、(B)は本発明の第3の実施の形態の直腸測温プ
ローブにおけるプローブ本体の温度測定部を示す平面
図。
【図7】 (A)は本発明の第4の実施の形態の直腸測
温プローブにおけるプローブ本体の温度測定部を示す平
面図、(B)は本発明の第5の実施の形態の直腸測温プ
ローブにおけるプローブ本体の温度測定部を示す平面
図。
【符号の説明】
2 プローブ本体 4 バルーン装着窓(バルーン用開口部) 5 ガイド穴(固定部材挿入部) 6 温度測定部(温度測定手段) 15 バルーン体 16 チューブ(注入管路) 17 活栓(流体注入部) 19 バルーン固定軸体(バルーン固定部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にバルーンを装着するバルーン用
    開口部が設けられ、かつバルーン固定用の固定部材挿入
    部が形成された硬性のプローブ本体と、 このプローブ本体の外周面における前記バルーン用開口
    部とは反対側に配設された温度測定手段と、 前記プローブ本体のバルーン用開口部に着脱可能に装着
    され、かつ流体が注入される注入管路を有するバルーン
    体と、 このバルーン体を前記プローブ本体のバルーン用開口部
    に装着した状態で、前記プローブ本体の固定部材挿入部
    に挿入されて前記バルーン体を前記プローブ本体に固定
    するバルーン固定部材と、 前記バルーン体が前記プローブ本体に固定された状態で
    前記注入管路から前記バルーン体に流体を注入し、前記
    バルーン体を前記バルーン用開口部から外部側に突出す
    る状態に膨張させる流体注入手段を連結可能な流体注入
    部とを具備したことを特徴とする直腸測温プローブ。
  2. 【請求項2】 前記バルーン体は、柔軟な2重の筒状体
    からなることを特徴とする請求項1に記載の直腸測温プ
    ローブ。
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