JP6832561B2 - カテーテル及びカテーテルシステム - Google Patents
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Description
この従来技術によるカテーテルは、例えば、左心房に対してアブレーション治療が行われた場合、心臓の病変組織が加熱及び治療されるが、アブレーション中に発生した熱によって心臓の左心房に隣接している食道も加熱され、食道が傷つけられる可能性がある。
この食道が傷つけられることを防止するためアブレーション治療においては、アブレーション治療を行う際に温度センサーを備えたカテーテルによって食道壁の複数箇所で温度を測定し、何れかの箇所が損傷を受ける可能性のある温度に近づいたことを温度センサーが検知したとき、アブレーションを一時的に中断し、食道の熱せられた部分を冷却することが必要である。
温度センサーカテーテル100の全体構造は、図1に示すように、生体管腔(本実施例においては、食道)の内壁に接する接触部10aが先端側に形成された長尺且つ複数の孔が長手方向に開口された中空のカテーテル本体10と、カテーテル本体10を操作するためのカテーテル操作部11と、接触部10aより先端側に取り付けられた膨縮可能なバルーン10bとを備える。
この接触部10aには、情報検知手段である温度センサー10cが複数(本実施例においては6個)設けられており、この温度センサー10cで感知された温度を、カテーテル本体10の長手方向に開口された孔10fとカテーテル操作部11とケーブル11bの内部を通る電線を介して図示しないセンサー電源に搭載されたモニターに表示させる。
このバルーン10bは、図3に示すように、接触部10aを含む平行直線部10gの径方向に偏心して膨張するよう取り付けられたバルーン10bを膨張させることにより温度センサー10cを生体管腔である食道Dの食道内壁Eに押し付けることができる。すなわち、本実施例においては、バルーン10bは、接触部10aから中心軸Xに向かう方向に膨張するように偏心して取り付けられる。
なお、本出願における「カテーテル本体の径方向」とは円筒状カテーテルの断面径である直径から外方に向かう方向であり、「偏心して膨張」とは該径方向の一方向に偏って膨張することをいう。
次に、図2及び3を参照して本実施例による温度センサーカテーテル100の使用方法の一例を説明する。
まず、図2(a)に示すバルーン10bを収縮した状態とした温度センサーカテーテル100のカテーテル本体10を食道D内に挿入し、カテーテル本体10の先端を食道D内部の任意の位置に到達させる。
つぎに、図示しない流体供給装置から流体導入口11a、流体供給路10d及び流体導出口10eを介してバルーン10b内部に流体を供給して、図2(b)に示す膨張した状態とする。
カテーテルガイド300は、図4に示すように、ガイド操作部34と、長手方向に延びる中空状のシース31とを備え、ガイド操作部34に設けられたガイド湾曲ダイヤル33を回すことによって、シース31の先端側の可撓部分である湾曲部31aを湾曲させることができる。
また、ガイド操作部34には、シース31と連通するように長手方向に孔34aが形成され、温度センサーカテーテル100のカテーテル本体10を挿通させることができ、シース31の先端側からカテーテル本体10の先端側を突没させることが可能となっている。
上述の実施例においては、カテーテル本体10の中心軸Xから外側にずれた位置に、中心軸Xと略平行となる直線部分である平行直線部10gを形成するように屈曲部分を有する略クランク状に形成し、この平行直線部10gに体腔内に接触するための接触部10aを形成する例を示したが、これに限られず、図5(a)に示すように、屈曲部分を設けずに、直線状のカテーテル本体50の先端に、カテーテル本体の中心軸に対して偏心、すなわちカテーテル本体の径方向に偏心して膨張するバルーン50bを取り付けるようにしてもよい。
なお、バルーン50b、温度センサー50c、接触部50aの構成については、前述の実施例1と同様である。
この参考例においては、カテーテル本体50にバルーン50bを取り付ける例を示したが、これに限られず、例えば図5(b)に示すように、カテーテル本体51に、接触部51aを挟むように、カテーテル本体51の径方向に偏心して同じ方向に膨張するバルーン51bを二つ(またはそれ以上)取り付けるようにしてもよい。
なお、バルーン51b、温度センサー51c、接触部51aの構成については、前述の実施例1と同様である。
上述の第1実施例においては、カテーテル本体10の先端側を、カテーテル本体10の基端側の中心軸Xから外側にずれた位置に、中心軸Xと略平行となる直線部分である平行直線部10gを形成するように屈曲部分を有する略クランク状に形成し、先端にバルーン10bを取り付ける例を示したが、本実施例によるカテーテル及びカテーテルシステムは、図5(c)に示すように、第1実施例に示した平行直線部10gと同様の平行直線部52gに加えて、カテーテル本体52の接触部52aよりも先端側に、接触部52aよりも中心軸寄り、中心軸上もしくは中心軸を挟んで反対側(本実施例においては中心軸上)に、平行直線部52gと略平行となる直線部分である直線延長部52hを形成するように屈曲部分を有する略クランク状を形成し、この直線延長部52hの径方向に偏心するようにバルーン52bを取り付けるように構成する。すなわち、カテーテル本体52の接触部52aが径方向に凸状に出っ張るように形成されて、この出っ張る方向と逆の方向にバルーン52bが膨張するように偏心して取り付けても良い。
なお、バルーン52b、温度センサー52c、接触部52aの構成については、前述の第1実施例と同様である。
100温度センサーカテーテル、
Claims (6)
- 基端側の中心軸に沿って長尺直線状に可撓性をもって延びるカテーテル本体を備えたカテーテルであって、
前記カテーテル本体の前記中心軸と平行になるように屈曲して形成された平行直線部と、
前記カテーテル本体の先端側に配置され、前記カテーテル本体の中心軸を挟んで平行直線部とは逆方向に偏心して膨張するバルーンと、
前記平行直線部の基端側とバルーンを配置した先端側との間に配置され、体内の組織の情報を検知する為の情報検知手段を含む接触部と、
を備えることを特徴とするカテーテル。 - 請求項1に記載のカテーテルであって、
前記バルーンは、前記カテーテル本体の平行直線部に配置されることを特徴とするカテーテル。 - 基端側の中心軸に沿って長尺直線状に可撓性をもって延びるカテーテル本体を備えたカテーテルであって、
前記カテーテル本体の前記中心軸と平行になるように屈曲して形成された平行直線部に配置され、体内の組織の情報を検知する為の情報検知手段を含む接触部と、
前記カテーテル本体の長尺状の一部であって前記平行直線部より先端側に位置し、前記基端側の中心軸と同軸になるように屈曲して形成された直線延長部と、
前記カテーテル本体の先端側に配置され、前記カテーテル本体の中心軸を挟んで平行直線部とは逆方向に偏心して膨張するバルーンと、
を備えることを特徴とするカテーテル。 - 請求項3に記載のカテーテルであって、
前記バルーンは、前記カテーテル本体の前記接触部を挟んで長手方向に2つ以上取り付けられることを特徴とするカテーテル。 - 請求項1から4のいずれかに記載のカテーテルであって、
前記情報検知手段は、温度を測定するための温度センサーであることを特徴とするカテーテル。 - 請求項1から5のいずれかに記載のカテーテルと、
前記カテーテル本体を、先端側から内部に収納及び外部に露出させることができる長尺状且つ中空のシースと、
を備えることを特徴とするカテーテルシステム。
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