JPH047576Y2 - - Google Patents
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- JPH047576Y2 JPH047576Y2 JP1986058979U JP5897986U JPH047576Y2 JP H047576 Y2 JPH047576 Y2 JP H047576Y2 JP 1986058979 U JP1986058979 U JP 1986058979U JP 5897986 U JP5897986 U JP 5897986U JP H047576 Y2 JPH047576 Y2 JP H047576Y2
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- Japan
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- pin
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 109
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 19
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電話機などの電子機器に用いられる弱
電用コネクタに係り、詳しくはリード線の接続作
業の簡易なコンタクトピンを用いた弱電用コネク
タに関するものである。
電用コネクタに係り、詳しくはリード線の接続作
業の簡易なコンタクトピンを用いた弱電用コネク
タに関するものである。
(従来の技術)
従来、電子機器等に使用される弱電用コネクタ
の接触子にリード線を接続する場合には第5図に
示すように、最初、リード線11の先端部の絶縁
被覆を剥ぎ、芯線部11Aを露出させ、次に、芯
線が露出したリード線先端部をかしめ部材の一方
から挿入し、さらにかしめ部材12の他方に接触
子13の端部を挿入したあと、かしめ工具を用い
てかしめ部材12にかしめ圧力を加え、前記リー
ド線先端部と接触子13とを一体的に圧着させる
という方法が採用されていた。上記のようにリー
ド線先端部と接触子13とを一体的に圧着したあ
と、コネクタ本体14に押込挿入することにより
リード線付きの弱電用コネクタが形成されてい
た。
の接触子にリード線を接続する場合には第5図に
示すように、最初、リード線11の先端部の絶縁
被覆を剥ぎ、芯線部11Aを露出させ、次に、芯
線が露出したリード線先端部をかしめ部材の一方
から挿入し、さらにかしめ部材12の他方に接触
子13の端部を挿入したあと、かしめ工具を用い
てかしめ部材12にかしめ圧力を加え、前記リー
ド線先端部と接触子13とを一体的に圧着させる
という方法が採用されていた。上記のようにリー
ド線先端部と接触子13とを一体的に圧着したあ
と、コネクタ本体14に押込挿入することにより
リード線付きの弱電用コネクタが形成されてい
た。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の接触子13とリード線11とを接続
する手段によれば、リード線先端部の絶縁被覆を
剥く工程と、かしめ部材12に圧力を加えてリー
ド線先端部の芯線と接触子13とを圧着させる工
程と、接触子13をコネクタ本体14に押込挿入
する工程とがあり、また、部品としてかしめ部材
12を必要とし、さらに工具としてかしめ工具を
必要とするなどのために作業性が悪いという問題
があつた。
する手段によれば、リード線先端部の絶縁被覆を
剥く工程と、かしめ部材12に圧力を加えてリー
ド線先端部の芯線と接触子13とを圧着させる工
程と、接触子13をコネクタ本体14に押込挿入
する工程とがあり、また、部品としてかしめ部材
12を必要とし、さらに工具としてかしめ工具を
必要とするなどのために作業性が悪いという問題
があつた。
そこで本考案においては従来と比較して接触子
13とリード線11を接続するときの工程を簡易
にさせるとともにかしめ部材12を使用する必要
のない接触子13を用いてリード線付の弱電用コ
ネクタを構成することを解決すべき技術的課題と
するものである。
13とリード線11を接続するときの工程を簡易
にさせるとともにかしめ部材12を使用する必要
のない接触子13を用いてリード線付の弱電用コ
ネクタを構成することを解決すべき技術的課題と
するものである。
(問題点を解決するための手段)
上記課題解決のための技術的手段は、コネクタ
本体に形成されたピン嵌合穴に対して薄板細長状
のコンタクトピンを挿入する過程で、コンタクト
ピンの基端部に明けられたリード線挿入穴に予め
挿入されたリード線端部の絶縁被覆が被覆切断部
で切断され、更にリード線の芯線が芯線接触部に
おいて電気的に接触される一方、コンタクトピン
に先端部を相手側コネクタに対する接触子として
コネクタ本体の先端部から突出させた雄型の弱電
用コネクタを、前記コネクタ本体に形成された前
記ピン嵌合穴の後端部分の内径は、そのピン嵌合
穴に前記コンタクトピンが挿入されるときに、そ
のコンタクトピンのリード線挿入穴に予め挿入さ
れたリード線端部の絶縁被覆面を内周面で挟持さ
せるために、そのリード線の直径の約2倍の直径
に形成される一方、前記リード線端部が前記コン
タクトピンのリード線挿入穴に挿入された状態
で、そのコンタクトピンがピン嵌合穴に挿入され
るときに、前記リード線端部が、前記ピン嵌合穴
の後端部分の内周面に挟持された状態で、前記コ
ンタクトピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入さ
れる過程で、リード線端部の絶縁被覆を切断し、
更にリード線端部の芯線を電気的に接触させるス
リツトが前記リード線芯線部の直径よりやや大き
な幅から、やや小さな幅までのテーパ状に前記リ
ード線挿入穴に続いて形成されており、そのスリ
ツトには、前記リード線端部が前記ピン嵌合穴の
後端部分の内周面に挟持された状態で前記コンタ
クトピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入された
とき、前記リード線端部を固定するためのリード
線止め部が対称状に凸設され、更にそのリード線
止め部により前記リード線が固定された状態で、
リード線端部の絶縁被覆のストレスを緩和させる
ための被覆逃がし穴をコンタクトピンの基端部に
設けた構成にすることである。
本体に形成されたピン嵌合穴に対して薄板細長状
のコンタクトピンを挿入する過程で、コンタクト
ピンの基端部に明けられたリード線挿入穴に予め
挿入されたリード線端部の絶縁被覆が被覆切断部
で切断され、更にリード線の芯線が芯線接触部に
おいて電気的に接触される一方、コンタクトピン
に先端部を相手側コネクタに対する接触子として
コネクタ本体の先端部から突出させた雄型の弱電
用コネクタを、前記コネクタ本体に形成された前
記ピン嵌合穴の後端部分の内径は、そのピン嵌合
穴に前記コンタクトピンが挿入されるときに、そ
のコンタクトピンのリード線挿入穴に予め挿入さ
れたリード線端部の絶縁被覆面を内周面で挟持さ
せるために、そのリード線の直径の約2倍の直径
に形成される一方、前記リード線端部が前記コン
タクトピンのリード線挿入穴に挿入された状態
で、そのコンタクトピンがピン嵌合穴に挿入され
るときに、前記リード線端部が、前記ピン嵌合穴
の後端部分の内周面に挟持された状態で、前記コ
ンタクトピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入さ
れる過程で、リード線端部の絶縁被覆を切断し、
更にリード線端部の芯線を電気的に接触させるス
リツトが前記リード線芯線部の直径よりやや大き
な幅から、やや小さな幅までのテーパ状に前記リ
ード線挿入穴に続いて形成されており、そのスリ
ツトには、前記リード線端部が前記ピン嵌合穴の
後端部分の内周面に挟持された状態で前記コンタ
クトピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入された
とき、前記リード線端部を固定するためのリード
線止め部が対称状に凸設され、更にそのリード線
止め部により前記リード線が固定された状態で、
リード線端部の絶縁被覆のストレスを緩和させる
ための被覆逃がし穴をコンタクトピンの基端部に
設けた構成にすることである。
(作用)
上記構成の弱電用コネクタによれば、最初、絶
縁被覆されたままのリード線の端部をコンタクト
ピンの基端部に形成されたリード線挿入穴部に通
し、次にコンタクトピンの先端部をコネクタ本体
のピン嵌合穴に挿入する。この状態でコンタクト
ピンの基端部に外部から押圧力が印加されるとコ
ンタクトピンが次第にコネクタ本体の嵌合穴に挿
入され、その過程でリード線の絶縁被覆部がコン
タクトピンとコネクタ本体のピン嵌合穴内周面の
間に挟持される。リード線の被覆部が上記位置に
挟持される間にコンタクトピンはなおも前記押圧
力により嵌合穴に所定位置まで継続挿入されるた
め上記絶縁被覆部両側面は細長状のスリツト部に
より切断され、芯線が露出してこの芯線部が最終
的にリード線接続部に圧接接触し、リード線芯線
とコンタクトピンが電気的に導通状態になり、さ
らにコネクタ本体とコンタクトピンが一体的に形
成されてリード線付弱電用コネクタが構成され
る。
縁被覆されたままのリード線の端部をコンタクト
ピンの基端部に形成されたリード線挿入穴部に通
し、次にコンタクトピンの先端部をコネクタ本体
のピン嵌合穴に挿入する。この状態でコンタクト
ピンの基端部に外部から押圧力が印加されるとコ
ンタクトピンが次第にコネクタ本体の嵌合穴に挿
入され、その過程でリード線の絶縁被覆部がコン
タクトピンとコネクタ本体のピン嵌合穴内周面の
間に挟持される。リード線の被覆部が上記位置に
挟持される間にコンタクトピンはなおも前記押圧
力により嵌合穴に所定位置まで継続挿入されるた
め上記絶縁被覆部両側面は細長状のスリツト部に
より切断され、芯線が露出してこの芯線部が最終
的にリード線接続部に圧接接触し、リード線芯線
とコンタクトピンが電気的に導通状態になり、さ
らにコネクタ本体とコンタクトピンが一体的に形
成されてリード線付弱電用コネクタが構成され
る。
(実施例)
次に本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は本考案の弱電用コネクタに使用される
薄板状のりん青銅等から成るコンタクトピン1の
平面図であり、図に示すようにコンタクトピン1
の基端部2には、コンタクトピン1に接続される
後述のリード線5の端部を絶縁被覆したまま挿入
するリード線挿入穴1Aと、リード線挿入穴1A
に連続して形成された長細状のスリツト1Bと、
スリツト1Bのほぼ中間部に突出状に形成された
リード線止め部1Cとリード線芯線接触部1Eと
のそれぞれが一体打抜状に形成され、さらに後述
するようにリード線5が接続されたときの接続部
のストレスを緩和させるための被覆逃がし穴1D
とリード線引止めのためのリード線止め部1Cが
形成される。一方、コンタクトピン1の先端部に
は図示しない相手側コネクタの電極に接触させる
ための接触子3が形成される。
薄板状のりん青銅等から成るコンタクトピン1の
平面図であり、図に示すようにコンタクトピン1
の基端部2には、コンタクトピン1に接続される
後述のリード線5の端部を絶縁被覆したまま挿入
するリード線挿入穴1Aと、リード線挿入穴1A
に連続して形成された長細状のスリツト1Bと、
スリツト1Bのほぼ中間部に突出状に形成された
リード線止め部1Cとリード線芯線接触部1Eと
のそれぞれが一体打抜状に形成され、さらに後述
するようにリード線5が接続されたときの接続部
のストレスを緩和させるための被覆逃がし穴1D
とリード線引止めのためのリード線止め部1Cが
形成される。一方、コンタクトピン1の先端部に
は図示しない相手側コネクタの電極に接触させる
ための接触子3が形成される。
上記コンタクトピン1のリード線挿入穴1A
に、第2図に示すように、絶縁被覆されたリード
線5の端部を挿入し、次にコネクタ本体4のピン
嵌合穴4Aにコンタクトピン1の接触子3を挿入
したあと、コンタクトピン1の基端部2の端面に
外部から押圧力Fが印加されるとコンタクトピン
1は次第にピン嵌合穴4Aに深く挿入され、その
過程でリード線5の絶縁被覆がピン嵌合穴の太径
部内径面に当接し、移動を阻止される。しかしな
がら、前記押圧力Fは継続して基端部2に印加さ
れているため、リード線5は相対的にスリツト1
Bの方向に移動する。
に、第2図に示すように、絶縁被覆されたリード
線5の端部を挿入し、次にコネクタ本体4のピン
嵌合穴4Aにコンタクトピン1の接触子3を挿入
したあと、コンタクトピン1の基端部2の端面に
外部から押圧力Fが印加されるとコンタクトピン
1は次第にピン嵌合穴4Aに深く挿入され、その
過程でリード線5の絶縁被覆がピン嵌合穴の太径
部内径面に当接し、移動を阻止される。しかしな
がら、前記押圧力Fは継続して基端部2に印加さ
れているため、リード線5は相対的にスリツト1
Bの方向に移動する。
リード線5が相対的にスリツト1B方向に移動
する過程で、スリツト1Bの幅寸法がリード線挿
入穴1Aの直径より小さくなつているため、リー
ド線5の絶縁被覆両側面がスリツト1Bの周面に
よつて次第に切断されスリツト1Bの最小幅位置
まで移動したときには、リード線芯線5Cが露出
し、スリツト1Bの周面に接触しながら最終的に
第4図に示すようにリード線芯線接触部1Eまで
移動し、リード線芯線接触部1Eに圧接される状
態になる。また、この状態のとき第3図に示すよ
うにコンタクトピン1はコネクタ本体4の所定位
置まで挿入され、それ以上リード線を圧迫し芯線
を切断されないようにするとともに、リード線5
はピン嵌合穴4Aの太径部内径面に固定され、そ
の絶縁被覆の一部分が被覆逃し穴1Dに入り込ん
で安定し、コンタクトピン1とリード線5は確実
に接続される。
する過程で、スリツト1Bの幅寸法がリード線挿
入穴1Aの直径より小さくなつているため、リー
ド線5の絶縁被覆両側面がスリツト1Bの周面に
よつて次第に切断されスリツト1Bの最小幅位置
まで移動したときには、リード線芯線5Cが露出
し、スリツト1Bの周面に接触しながら最終的に
第4図に示すようにリード線芯線接触部1Eまで
移動し、リード線芯線接触部1Eに圧接される状
態になる。また、この状態のとき第3図に示すよ
うにコンタクトピン1はコネクタ本体4の所定位
置まで挿入され、それ以上リード線を圧迫し芯線
を切断されないようにするとともに、リード線5
はピン嵌合穴4Aの太径部内径面に固定され、そ
の絶縁被覆の一部分が被覆逃し穴1Dに入り込ん
で安定し、コンタクトピン1とリード線5は確実
に接続される。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、コネクタ本体に
形成されたピン嵌合穴に対して薄板細長状のコン
タクトピンを挿入する過程で、コンタクトピンの
基端部に明けられたリード線挿入穴に予め挿入さ
れたリード線端部の絶縁被覆が被覆切断部で切断
され、更にリード線の芯線が芯線接触部において
電気的に接触される一方、コンタクトピンの先端
部を相手側コネクタに対する接触子としてコネク
タ本体の先端部から突出させた雄型の弱電用コネ
クタを、前記コネクタ本体に形成された前記ピン
嵌合穴の後端部分の内径は、そのピン嵌合穴に前
記コンタクトピンが挿入されるときに、そのコン
タクトピンのリード線挿入穴に予め挿入されたリ
ード線端部の絶縁被覆面を内周面で挟持させるた
めに、そのリード線の直径の約2倍の直径に形成
される一方、前記リード線端部が前記コンタクト
ピンのリード線挿入穴に挿入された状態で、その
コンタクトピンがピン嵌合穴に挿入されるとき
に、前記リード線端部が、前記ピン嵌合穴の後端
部分の内周面に挟持された状態で、前記コンタク
トピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入される過
程で、リード線端部の絶縁被覆を切断し、更にリ
ード線端部の芯線を電気的に接触させるスリツト
が前記リード線芯線部の直径よりやや大きな幅か
ら、やや小さな幅までのテーパ状に前記リード線
挿入穴に続いて形成されており、そのスリツトに
は、前記リード線端部が前記ピン嵌合穴の後端部
分の内周面に挟持された状態で前記コンタクトピ
ンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入されたとき、
前記リード線端部を固定するためのリード線止め
部が対称状に凸設され、更にそのリード線止め部
により前記リード線が固定された状態で、リード
線端部の絶縁被覆のストレスを緩和させるための
被覆逃がし穴をコンタクトピンの基端部に設けた
構成にしたため、リード線接続作業が極めて簡単
になるとともに、リード線の端部絶縁被覆面がピ
ン嵌合穴の後端部分の内周面に挟持されるため、
リード線はコネクタ本体に確実に保持されること
から、振動等により接続状態が悪化することを防
止することができるという効果がある。
形成されたピン嵌合穴に対して薄板細長状のコン
タクトピンを挿入する過程で、コンタクトピンの
基端部に明けられたリード線挿入穴に予め挿入さ
れたリード線端部の絶縁被覆が被覆切断部で切断
され、更にリード線の芯線が芯線接触部において
電気的に接触される一方、コンタクトピンの先端
部を相手側コネクタに対する接触子としてコネク
タ本体の先端部から突出させた雄型の弱電用コネ
クタを、前記コネクタ本体に形成された前記ピン
嵌合穴の後端部分の内径は、そのピン嵌合穴に前
記コンタクトピンが挿入されるときに、そのコン
タクトピンのリード線挿入穴に予め挿入されたリ
ード線端部の絶縁被覆面を内周面で挟持させるた
めに、そのリード線の直径の約2倍の直径に形成
される一方、前記リード線端部が前記コンタクト
ピンのリード線挿入穴に挿入された状態で、その
コンタクトピンがピン嵌合穴に挿入されるとき
に、前記リード線端部が、前記ピン嵌合穴の後端
部分の内周面に挟持された状態で、前記コンタク
トピンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入される過
程で、リード線端部の絶縁被覆を切断し、更にリ
ード線端部の芯線を電気的に接触させるスリツト
が前記リード線芯線部の直径よりやや大きな幅か
ら、やや小さな幅までのテーパ状に前記リード線
挿入穴に続いて形成されており、そのスリツトに
は、前記リード線端部が前記ピン嵌合穴の後端部
分の内周面に挟持された状態で前記コンタクトピ
ンがピン嵌合穴の所定位置まで挿入されたとき、
前記リード線端部を固定するためのリード線止め
部が対称状に凸設され、更にそのリード線止め部
により前記リード線が固定された状態で、リード
線端部の絶縁被覆のストレスを緩和させるための
被覆逃がし穴をコンタクトピンの基端部に設けた
構成にしたため、リード線接続作業が極めて簡単
になるとともに、リード線の端部絶縁被覆面がピ
ン嵌合穴の後端部分の内周面に挟持されるため、
リード線はコネクタ本体に確実に保持されること
から、振動等により接続状態が悪化することを防
止することができるという効果がある。
第1図はコンタクトピンの平面図、第2図はコ
ンタクトピンをコネクタ本体に挿入する過程を示
す説明図、第3図はその最終姿図、第4図は第3
図の部分詳細図、第5図は従来の技術を示す説明
図である。 1……コンタクトピン、1A……リード線挿入
穴、1B……スリツト、1C……リード線止め
部、1D……被覆逃し穴、1E……リード線芯線
接触部、2……基端部、3……接触子、4……コ
ネクタ本体、(絶縁体)、5……リード線、5C…
…リード線芯線。
ンタクトピンをコネクタ本体に挿入する過程を示
す説明図、第3図はその最終姿図、第4図は第3
図の部分詳細図、第5図は従来の技術を示す説明
図である。 1……コンタクトピン、1A……リード線挿入
穴、1B……スリツト、1C……リード線止め
部、1D……被覆逃し穴、1E……リード線芯線
接触部、2……基端部、3……接触子、4……コ
ネクタ本体、(絶縁体)、5……リード線、5C…
…リード線芯線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コネクタ本体に形成されたピン嵌合穴に対して
薄板細長状のコンタクトピンを挿入する過程で、
コンタクトピンの基端部に明けられたリード線挿
入穴に予め挿入されたリード線端部の絶縁被覆が
被覆切断部で切断され、更にリード線の芯線が芯
線接触部において電気的に接触される一方、コン
タクトピンの先端部を相手側コネクタに対する接
触子としてコネクタ本体の先端部から突出させた
雄型の弱電用コネクタであつて、 前記コネクタ本体に形成された前記ピン嵌合穴
の後端部分の内径は、そのピン嵌合穴に前記コン
タクトピンが挿入されるときに、そのコンタクト
ピンのリード線挿入穴に予め挿入されたリード線
端部の絶縁被覆面を内周面で挟持させるために、
そのリード線の直径の約2倍の直径に形成される
一方、前記リード線端部が前記コンタクトピンの
リード線挿入穴に挿入された状態で、そのコンタ
クトピンがピン嵌合穴に挿入されるときに、前記
リード線端部が、前記ピン嵌合穴の後端部分の内
周面に挟持された状態で、前記コンタクトピンが
ピン嵌合穴の所定位置まで挿入される過程で、リ
ード線端部の絶縁被覆を切断し、更にリード線端
部の芯線を電気的に接触させるスリツトが前記リ
ード線芯線部の直径よりやや大きな幅から、やや
小さな幅までのテーパ状に前記リード線挿入穴に
続いて形成されており、そのスリツトには、前記
リード線端部が前記ピン嵌合穴の後端部分の内周
面に挟持された状態で前記コンタクトピンがピン
嵌合穴の所定位置まで挿入されたとき、前記リー
ド線端部を固定するためのリード線止め部が対称
状に凸設され、更にそのリード線止め部により前
記リード線が固定された状態で、リード線端部の
絶縁被覆のストレスを緩和させるための被覆逃が
し穴をコンタクトピンの基端部に設けたことを特
徴とする弱電用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986058979U JPH047576Y2 (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986058979U JPH047576Y2 (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62171159U JPS62171159U (ja) | 1987-10-30 |
JPH047576Y2 true JPH047576Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30890045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986058979U Expired JPH047576Y2 (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047576Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716171B2 (ja) * | 1977-01-17 | 1982-04-03 | ||
JPS5942425A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | 発光特性測定装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716171U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-27 | ||
JPS57143575U (ja) * | 1981-03-02 | 1982-09-09 |
-
1986
- 1986-04-19 JP JP1986058979U patent/JPH047576Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716171B2 (ja) * | 1977-01-17 | 1982-04-03 | ||
JPS5942425A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | 発光特性測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62171159U (ja) | 1987-10-30 |
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