JPH0475083A - 複写機のクリーニング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の この発明は、複写機のクリーニング機構に関する。

従」１辺」Ｌ術 一般に、大型複写機においては、転写後においても感光
ドラム表面に付着残留しているトナーを除去するために
、クリーニングブラシを回転させながら感光ドラムの表
面に接触させ、残留トナーをその毛によって掃き落とす
ようにしている。

しかしながら、このようなりリーニングブラシの毛には
前記掃き落とし作業によって少量のトナーが付着してし
まうのである。

このため、従来においては、このクリーニングブラシの
毛に付着してトナーを取り除くために、該クリーニング
ブラシの近傍にこれと平行な１枚の払い落し板を固定し
、この払い落し板に回転するクリーニングブラシの毛を
叩き付けて払い落とすようにしている。

が　　　　　　　　　と　　る しかしながら、前述のような複写機のクリーニング機構
にあっては、払い落し板の同一位置にクリーニングブラ
シの毛が複写動作中連続して叩き付けられるため、この
払い落し板と毛との摩擦によって、払い落し板、クリー
ニングブラシの毛およびこの毛に付着しているトナーの
温度が上昇し、これにより、該トナーが感光ドラムの表
面に融着してしまうのである。そして、このような感光
ドラムの表面へのトナーの融着は一般に不均一となるた
め、複写物の地肌が部分的に黒ずんでくるのである。こ
のため、従来においては、頻繁に定期点検を行って感光
ドラムの表面に付着しているトナーを溶剤等によって清
掃しており、この結果、保守点検に多大の労力と時間が
必要になるという問題点がある。

この発明は、クリーニングブラシから感光ドラムへのト
ナーの付着を効果的に阻止することができる複写機のク
リーニング機構を提供することを目的とする。

るための このような目的は、回転することにより感光ドラムの表
面に付着している残留トナーを毛によって掃き落とすク
リーニングブラシと、クリーニングブラシの近傍にこれ
と平行に設置され、軸線回りに連続して回転する払い落
し体と、を備え、クリーニングブラシの毛を払い落し体
の外周に接触位置を連続的に変化させながら接触させて
該毛に付着しているトナーを払い落とすことにより達成
することができる。

１月 今、複写機を用いて複写を行っており、感光ドラム表面
に残留しているトナーは回転するクリニングブラシの毛
によって掃き落とされているとする。このとき、クリー
ニングブラシの毛に一部のトナーが付着するが、このト
ナーは払い落し体に毛が叩き付けられることで払い落と
される。

ここで、前記払い落し体は、この複写動作中連続して軸
線回りに回転するため、クリーニングブラシの毛は払い
落し体の外周に接触位置が連続的に変化しながら接触し
、この結果、前述のような複写動作が長時間に亘って連
続して行われても、払い落し体、クリーニングブラシの
毛および該毛に付着しているトナーの温度は殆ど上昇し
ない。これにより、クリーニングブラシに付着している
トナーが感光ドラム表面に融着するという事態を防止す
ることができ、保守点検作業が容易となる。

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１．２図において、　１は図示していない複写機のフ
レームに回転可能に支持された感光ドラムであり、この
感光ドラム１は図示していないモータにより間欠的に回
転される。そして、この感光ドラム１は、まず帯電され
た後露光されて静電潜像が形成され、次に、トナーが供
給されて静電Ｗ−像が可視トナー像に現像され、次いで
、この可視トナー像が複写紙に転写される。この転写後
においても感光ドラムｌの表面には余分なトナーが残留
しており、この残留トナーは感光ドラム１の前方に配置
されたクリーニングブラシ２により掃き落とされて清掃
される。　３はクリーニングブラシ２を囲むクリーナー
ハウスであり、このクリーナーハウス３内の空間は図示
していない吸引源に接続され、これにより、クリーナー
ハウス　ｓ内のトナーは回収機構に導かれる。前記クリ
ーニングブラシ２は中空円筒状の芯体４と、芯体４の外
表から構成され、図示していないモータにより駆動回転
される。　８は前記クリーニングブラシ２の近傍、詳し
くはクリーニングブラシ２の毛５に接触可能な位置でク
リーナーハウス３内に設置された払い落し体としての回
転軸であり、この回転軸８は前記クリーニングブラシ２
と平行に延びるとともに、その軸方向両端部はクリーナ
ーハウス３に回転可能に支持されている。回転軸８の一
端部には口〜う９が固定され、このローラ９の外周は前
記芯体４の外周に転がり接触している。この結果、前記
回転軸８はローラ　９を介してクリーニングブラシ２か
ら駆動力を受は軸線回りに連続的に回転する。このよう
に回転軸８の回転駆動力をクリーニングブラシ２から取
り出すようにしているので、回転軸８を回転させるため
の特別な駆動源が不用となり、装置を安価でかつ小型化
することができる。なお、前記ローラ　９を毛５に接触
させることにより、回転軸８を駆動回転させるように、
してもよい。

面に植設された多数本のレーヨンからなる毛５と、次に
、この発明の一実施例の作用について説明する。

今、この実施例の複写機を用いて複写を行っており、感
光ドラム１の表面に残留しているトナーが回転するクリ
ーニングブラシ２の毛５によって掃き落とされていると
する。このとき、感光ドラム１からクリーニングブラシ
２の毛５に一部のトナーが付着するが、このトナーは回
転軸８に毛５が叩き付けられることで払い落とされる。

このようにしてクリーナーハウス　３内に払い落とされ
たトナーは回収機構に導かれ、該回収機構によって回収
される。ここで、前記回転軸８は、この複写動作中クリ
ーニングブラシ２からの駆動力を受けて軸線回りに連続
回転するため、クリーニングブラシ２の毛５は回転軸８
の外周に接触位置が連続的に変化しながら接触し、この
結果、前述のような複写動作が長時間に亘って連続して
行われても、回転軸８、クリーニングブラシ２の毛５お
よび該毛５に付着しているトナーの温度は殆ど上昇しな
い。これにより、クリーニングブラシ２に付着している
トナーが感光ドラム１の表面に融着するという事態を防
止することができ、保守点検作業が容易となる。しかも
、前記回転軸８を円柱状としたので、クリーニングブラ
シ２の毛５は回転軸８の滑らかな曲面（円周面）に接触
することになり、該毛５が引っ掛かったり摩耗する事態
を防止することができる。

１１立皇１ 以上説明したように、この発明によれば、クリーニング
ブラシから感光ドラムへのトナーの融着を効果的に阻止
することができ、複写機の保守点検作業が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面断面図、第２図
は第１図のＡ−Ａ矢視断面図である。 １・・・感光ドラム ２・・・クリーニングブラシ ５・・・毛 ８・・・払い落し体（回転軸） 特許出願人　　シャコー株式会社 代理人　弁理士　多　１）敏　雄 第１図 第２　図 ２　クリーニングプラン ５毛 ８　払い落し体（回転軸）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転することにより感光ドラムの表面に付着している残
   留トナーを毛によつて掃き落とすクリーニングブラシと
   、クリーニングブラシの近傍にこれと平行に設置され、
   軸線回りに連続して回転する払い落し体と、を備え、ク
   リーニングブラシの毛を払い落し体の外周に接触位置を
   連続的に変化させながら接触させて該毛に付着している
   トナーを払い落とすようにしたことを特徴とする複写機
   のクリーニング機構。