JPH047495B2 - - Google Patents

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JPH047495B2
JPH047495B2 JP14197882A JP14197882A JPH047495B2 JP H047495 B2 JPH047495 B2 JP H047495B2 JP 14197882 A JP14197882 A JP 14197882A JP 14197882 A JP14197882 A JP 14197882A JP H047495 B2 JPH047495 B2 JP H047495B2
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light
shielding
locking
shielding bag
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Kaoru Tamura
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE198383107983T priority patent/DE101079T1/de
Priority to EP83107983A priority patent/EP0101079B1/en
Priority to US06/523,319 priority patent/US4537307A/en
Priority to CA000434550A priority patent/CA1209392A/en
Publication of JPS5931942A publication Critical patent/JPS5931942A/ja
Priority to CA000494169A priority patent/CA1211975A/en
Publication of JPH047495B2 publication Critical patent/JPH047495B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films
    • G03B42/045Holders for X-ray films apparatus for loading or unloading the holders

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像記録用写真フイルム、X線撮影用
フイルム等のシート状の感光フイルムを画像記録
装置、X線撮影装置等に明室下で装填する方法お
よび装置に関するものである。
従来、X線フイルム等を明室においてカセツト
に装填する方法、装置には種々のものが知られて
いる。これらの従来技術は、遮光袋にフイルムを
収容した包装体を遮光室に装填した後、何らかの
方法でフイルムから遮光袋を引き剥すか、遮光袋
からフイルムを抜き出すものであり、いずれの方
法のものも装置が複雑になつたり、フイルムが痛
みやすかつたりする問題があつた。
例えば実開昭54−43328号のカセツトマガジン
は、昼光中でフイルムを取扱うためカセツト中で
フイルムパツクから遮光袋を抜き取るようにした
もので、この遮光袋を抜き取るための手段が必要
となる。また、特公昭56−41983号に開示された
X線フイルム装填方法および装置では、昼光下で
フイルム装填をするためフイルム包装体を遮光下
において遮光袋を切開し、中のフイルムを落下さ
せるようにしているが、フイルムはバラバラにな
つて落下し、落下時に痛みやすいという問題があ
る。
本発明はこれらの従来技術上の問題点に鑑み、
きわめて簡単な構成でフイルムを痛めることな
く、昼光あるいは室内光下で安全に装填すること
のできる方法および装置を提供することを目的と
するものである。
本発明のフイルム明室装填方法は、フイルムの
側縁の所定位置に係止用ノツチを形成し、このノ
ツチ付フイルムを複数枚ノツチを揃えて重ねてフ
レキシブルな遮光袋に収容してフイルム包装体を
得、これを遮光した装填室内に縦位置に保持する
とともにフイルムの係止用ノツチに係止部材を係
止させてフイルムを保持し、その後遮光袋の下端
を開き、係止部材をノツチから外してフイルムを
遮光袋から一度に落下させ、フイルムが袋から完
全に分離した状態でフイルムと遮光袋の間を遮光
用のシヤツターで仕切るようにしたことを特徴と
するものである。
前記ノツチとしては、フイルムの左右両側縁の
略対称な位置に形成したものが望ましい。
本発明の方法は、上記のようにフイルムの側縁
の所定位置にノツチを形成し、このノツチに係止
部材を係止させてフイルムをフレキシブルな遮光
袋の外から保持し、袋の下を切り開いてから袋は
保持したままフイルムの係止を外してフイルムを
一度に落下させるものであるから、フイルムは揃
つて落下し、互いに傷をつけることもなく、また
装置の構成も簡単となる。
なおフイルム包装体を装填室内に縦位置に保持
するとは、保持を外せばフイルムの面方向に自重
で移動することを意味し、「縦」とは必ずしも垂
直(もしくは鉛直)を意味するものではなく、斜
面に沿つて斜めに配することも含むものである。
また、フイルムを袋から完全に分離した後フイ
ルムと袋の間をシヤツターで仕切るとは、遮光さ
れた装填室の中をシヤツターで2分し、上の室を
遮光袋に入つたフイルムを蓋等を開いて明室で装
填するのに利用し、下の室は袋から取り出したフ
イルムを収容した後は上の室から分離してフイル
ムを1枚ずつ撮影あるいは画像記録位置へ送り出
すのに利用することを意味するものである。
また本発明のフイルム明室装填装置は、開閉自
在のシヤツターを介して上下に隣接して設けられ
た第1と第2の遮光ハウジングを備え、上の第1
のハウジングには開閉蓋を設けてフイルム包装体
を出入自在となし、下の第2のハウジングにはフ
イルムの送出口を設け、第1のハウジングにおい
て側縁にノツチを形成したフイルムを遮光袋の中
に入れた包装体を縦位置に支持し、袋を保持する
とともにフイルムをノツチを利用して係止して保
持し、袋の下端を開いてからフイルムの係止を外
してフイルムのみ第1から第2のフイルムハウジ
ングに落下させて案内し、その後シヤツターを閉
じるようにしたものである。
この装置によれば、フイルムが一度に係止を外
されて第1から第2のハウジングに落下するか
ら、フイルムはバラバラにならずに揃つて落下
し、互いに傷つけることなく装填できる。すなわ
ち、フイルム送出口を有する第2のハウジング内
にフイルムを痛めることなく簡単に装填すること
ができる。
フイルムを係止保持する構造としては、フイル
ムの左右両側縁の略対称的な位置に係止用ノツチ
を設け、このノツチに左右から一対の係止部材
(爪、バー等)を係止させてフイルムを吊り下げ
るようにするのが好ましい。略対称な位置とは、
左右に1つずつでもよいし、一方に1つ、他方に
これを対称な位置をはさんで2つ等、種々の形態
が考えられる。また、側縁の一方のみにノツチを
設け、他方にはノツチを設けず、このノツチを設
けない方を平らな当接面に押し当てるようにして
もよい。
次に、本発明の実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図から第4図は本発明の装置に使用するフ
イルム包装体のフイルムの形状の各種例を示すも
のである。フイルム1は矩形状の未露光の感光性
フイルムであり、この側縁1a,1bに係止用ノ
ツチが形成される。第1図は左右両側縁1a,1
bにそれぞれ1つずつノツチ2a,2bが形成さ
れた例、第2図は左右両側縁1a,1bにそれぞ
れ2つずつノツチ3a,4a,3b,4bが形成
された例を示す。第3図は1方の側縁1aに1つ
のノツチ5aが形成され、他方の側縁1bには前
記ノツチ5aと対称な位置をはさんで上下に1つ
ずつのノツチ5b,5cが形成された例を示す。
また、第4図は1方の側縁1aのみにノツチ6a
が形成された例を示す。これらのノツチ2a,2
bは、ここに係止用の爪、バー等の部材を係止さ
せたとき、フイルム1を垂下させうるだけの大き
さ、形状を有している。フイルムの一方の側縁1
aだけにノツチ6aを設けた場合には(第4図)、
他方のノツチなしの側縁1cは平らな当接面に押
し当て(あるいは当接板をこれに押し当て)、一
方のノツチ6aのみを係止部材に係止してフイル
ム1を垂下させる。ここで垂下とは、必ずしも空
間に垂直に吊り下げることを意味するものではな
く、例えば傾斜面に載せ、このノツチにピン等の
係止部材を係止させて傾斜面上にシートを支持す
ることも含むものとする。
以下第1図に示したフイルムを使用した場合を
代表的な例として、本発明の装填方法および装置
を詳細に説明する。
第1図のフイルム1を、ノツチ2a,2bを揃
えて第5図に示すように積み重ね、フイルム包装
体10とし、これを第6図に示すようにフレキシ
ブルな遮光袋11に収容する。遮光袋11として
は、吸光性顔料もしくは不透明化剤、例えばカー
ボンブラツクを含有するポリエチレン,ポリプロ
ピレン,ポリ塩化ビニル−ポリ酢酸ビニル等を使
用することができる。あるいは、不透明のマルチ
プライ紙たとえばスプライ紙で一つのプライが不
透明であるものを、この遮光袋11の材料として
使用することができる。遮光袋11は円筒状のポ
リエチレンのフイルムの両開口端縁をヒートシー
ル11a,11bしたもので両側部11c,11
dは柔軟になつており、外から係止バー部材で押
さえたときに、バー部材がフイルム積層体10の
側縁のノツチ2a,2bに十分嵌入し、係止する
ようになつている。
このようなフイルム包装体によれば、遮光袋1
1の外からフイルム積層体10を係止バー部材で
挾むことにより前述のようにフイルム積層体10
を垂下させることができ、その状態で遮光袋11
を適当な手段で保持しつつ遮光袋11の下端縁を
切開し、係止バー部材をフイルム積層体10のノ
ツチ2a,2bから外せば、中のフイルム積層体
10は遮光袋11から抜け落ちて下の受けケース
に移動する。これを遮光下に行ない、受けケース
にその後遮光カバーを被せれば、明室装填が完了
する。
上記のようなフイルム包装体において遮光袋1
1からフイルム積層体10を落下させるとき、遮
光袋11を保持しやすいように、遮光袋11の一
部に係止孔を設けると便利である。このような例
を第7図に示す。第7図の例では、フイルム積層
体10を一端縁のヒートシール部12aに係止孔
12A,12Bを有する遮光袋12に収容してい
る。この遮光袋12はポリエチレン等の遮光性フ
イルムを上,下および中央でヒートシールそれぞ
れ12a,12b,12cしたものである。この
ように遮光袋12に係止孔12A,12Bを設け
れば、フイルム積層体10を落下させるとき係止
孔12A,12Bを装置側のピン等に係止させて
遮光袋12を保持することができ、確実かつ容易
にフイルム積層体10を袋12から分離すること
ができる。
第7a図は第7図のフイルム包装体を係止バー
部材20により係止し、中のフイルム積層体10
のノツチ2aにバー部材20を係止させている状
態を示すものである。外の遮光袋12は十分にフ
レキシブルであるから、遮光袋12はノツチ2a
に沿つて変形し、バー部材20は確実にフイルム
積層体10を保持する。
フイルム包装体においてフイルム1の剛性が十
分に大きくないときは、フイルム1の機械的損傷
を防止し、フイルム1を保護するためフイルム積
層体10とともに当てボールが遮光袋12内に収
容される。
第8,9,10および11図はこのように当て
ボールをフイルムとともに収容した例を示す。
第8図では、フイルム積層体10よりも巾が大
きく、ノツチの深い当てボール13が使用されて
いる。この深いノツチ13a,13bにより、落
下時は係止バー部材20(第8a図)を外方へ移
動させると、係止バー部材20は先にフイルム積
層体10のノツチ2aから外れ、第6a図に破線
で示す位置20′まで移動するとフイルム積層体
10のノツチ2aは係止バー部材20′から外れ、
当てボール13のノツチ13aのみがバー部材2
0′に係止する。したがつて当てボール13は遮
光袋14′とともに残り、フイルム積層体10の
みが落下する。
第9図の例では当てボール15はフイルム積層
体10と同じ巾を有し、フイルム積層体10のノ
ツチ2a,2bと同じ大きさのノツチ15a,1
5bを有している一方、フイルム積層体10より
大きい長さを有し、フイルム積層体10の外(上
方)へ張り出した部分15cに2つの係止孔16
a,16bを有している。この張り出し部分15
cは遮光袋17より外へ張り出しており、その張
り出し部分近傍において遮光袋17と固着されて
いる。これにより、係止バー部材をノツチ2a,
2bから外してフイルム積層体10を落下させる
とき、係止バー部材は当てボール15も自由落下
させようとするが、当てボール15は係止孔16
a,16bにより装置側のピン等に係止され、保
持されており、また遮光袋17も当てボール15
に固着されているからフイルム積層体10のみが
落下して遮光袋17と当てボール15から確実に
分離される。
第10図は当てボール18が上端縁にフイルム
積層体10より巾の広い中広部18cを有してい
る例を示すものである。この例ではこの中広部1
8cが左右両側縁のノツチ18a,18bから
(同時にフイルム積層体10のノツチ2a,2b
から)外れた係止バー部材に係止して当てボール
18が落下しないように保持する。
第11図はフイルム積層体10を表裏から挾む
一対の当てボール19A,19Bを上端で接続し
て断面コ字形状となし、この上端接続部19Cの
中央に張出部19Dを固設した例を示すもので、
この張出部19Dは遮光袋21の上端縁シール部
21aに固着されるとともにこの張出部19Dに
係止孔19a,19bが設けられる。(第11a
図参照) この例では遮光袋21もその上端縁シール部2
1aに係止孔19a,19bが当てボールの張出
部19Dとともに穿設され、この係止孔19a,
19bによつて遮光袋21と当てボール19A,
19Bが保持される。
第12図は第11図の例の変形で、当てボール
19A′,19B′は接続部19C′で接続されると
ともに張出部19D′は一方の当てボール19
A′を延設して形成される。この張出部19D′に
遮光袋21′のシール部21a′が固着され、ここ
に係止孔19a′が穿設される。第10図にはこの
係止孔19a′を係止する係止ピン22が示されて
いる。
第11図のフイルム包装体を使つて明室装填す
る装置の例を第13図に示す。
感光性フイルムがX線写真フイルムであるとき
はX線撮影装置、画像記録用の感光性記録フイル
ムであるときは画像記録装置(例えば走査レーザ
光を使用するもの)等の装置側のハウジング30
の一部に感光性フイルム装填部カバー31が設け
られ、この中にフイルム包装体装填室32とフイ
ルム収容室33とがシヤツター34によつて仕切
られて上下に配設される。上のフイルム包装体装
填室32には開閉自在の遮光カバー35が設けら
れ、この遮光カバー35の内面にフイルム包装体
支持台36が配設される。この支持台36には遮
光カバー35を閉じたとき上になる部分に一対の
係止ピン37aを有する係止部37が形成され、
中央左右に内外方向に対称に移動しうる一対の係
止バー38が設けられている。一対の係止ピン3
7aは一対の係止孔19a,19bに係止するた
めのものであり、一対の係止バー38はフイルム
積層体10の左右側縁のノツチ2a,2bに係止
するためのものである。フイルム包装体装填室3
2の下方には、遮光袋21の下端縁21bを切り
離すためのカツターの上刃39A,下刃39Bが
設けられている。上刃39Aは可動刃で矢印A方
向に移動する。下刃38Bは固定刃で遮光カバー
35の裏面に固設されている。
シヤツター34は上下両室32,33の間にあ
つて開閉自在であり、図では紙面に垂直な方向に
可動となつている。フイルム収容室33の中には
トレイ40が設けられ、このトレイ40の下位置
の前側に開閉窓41を備えたフイルム送出口42
が設けられている。トレイ40はフイルム包装体
装填室32の下にあつて装填室32の遮光袋21
から落下してくるフイルム積層体10を受けるよ
うになつており、これによりフイルム積層体10
がフイルム収容室33に移動するようになつてい
る。
次に第13図の装置を使つて明室装填するとき
の操作を説明する。
先ず、フイルム包装体装填室32の遮光カバー
35を開き、この裏面に配設されているフイルム
包装体支持台36の上に、フイルム包装体を載せ
る。このとき当てボールの張出部19Dに設けた
係止孔19a,19bを一対の係止ピン37aに
係止させる。また、フイルム包装体の左右両側に
配した係止バー38を内方へ移動して、当てボー
ル19A,19Bとフイルム積層体10のノツチ
2a,2bに係止させる。次に遮光カバー35を
起こして閉じロツクする。これでフイルム包装体
は遮光状態に置かれる。(第13図の状態) 次にカツターの上刃39Aを矢印A方向に作動
させ、下刃39Bとの共働作用により遮光袋21
の下端縁21bを切り落とす。この際、フイルム
積層体10はノツチ2a,2bと係止バー39と
の係止により高い位置に垂下され保持されている
から、フイルムがカツターに切られるおそれはな
い。その後、シヤツター34を開き、係止バー3
8を左右に開いてフイルム積層体10を開放し、
落下させる。フイルム積層体10は一度にトレイ
40上へ落下し、トレイ40に移動する。(第1
3図下方に一点鎖線で示す) その後シヤツター34は閉じられ、明室装填が
完了する。空になつた遮光袋21と当てボール1
9A,19Bは遮光カバー35を開いて取り出
し、捨てる。フイルム収容室33の開閉窓41を
開き、フイルム送出口42から例えば吸盤を使つ
たシート取出装置でフイルムシートを1枚ずつ取
り出して撮影,記録に供する。
このような状態でフイルム収容室33内のフイ
ルムシートの枚数が少なくなつたら、あるいは少
なくなる前に再びフイルム包装体装填室32にフ
イルム包装体を装填する。これを繰返すことによ
り、常に新しいフイルム包装体に待機させ、能率
良くフイルム装填を行なうことができる。
本発明のフイルム明室装填方法および装置によ
れば、フイルムの側縁に設けたノツチに係止部材
を係止させてフイルムを垂下させ、その状態で遮
光袋を保持したまま袋の下端部を切開し、次いで
係止部材を外してフイルムを遮光袋から落下させ
るようにしているから、きわめて容易に簡単な構
造でかつ確実に未露光フイルムの明室装填を行な
うことができる。
なお、第13図は単に本発明のフイルム明室装
填方法および装置の1つの実施例を示すもので、
本発明の実施形態はこの形式に限定されるもので
はない。例えば上記実施例では遮光袋はシールさ
れており、このため袋を切り開くためのカツター
を使用しているが、光室にフイルムを収容できる
ものであれば必ずしもシールする必要はなく、例
えば口の部分を折り曲げておいてもよい。下端部
分を大きく折り曲げておけば、遮光室内で包装体
を垂下させたとき、自然に口が開き、次いでここ
からフイルムが落下するようにすることもでき
る。こうすればカツターが不要となり構造上有利
である。
また上記実施例では遮光袋の下端を切開した
後、係止部材を外してフイルムを遮光袋から落下
させるようにしているが、フイルムの遮光袋から
の分離をより確実にするために、遮光袋の下端縁
を切開し次いでフイルムを垂下させたまま係止部
材をフイルム落下方向に一旦移動せしめて、フイ
ルムの一部分を遮光袋より露出させた後、係止部
材を外してフイルムを落下させるようにしてもよ
い。なおこのような係止部材を移動せしめる場合
には、使用する包装体の当てボールのノツチの形
状を係止部材が移動する方向にその距離だけ長く
しなければならない。
【図面の簡単な説明】
第1,2,3および4図は本発明によるフイル
ム明室装填方法および装置に使用されるフイルム
の各種例を示す平面図、第5図は本発明によるフ
イルム明室装填方法および装置に使用されるフイ
ルムを積み重ねた状態を示す斜視図、第6図はそ
のフイルム積層体を遮光袋に収容した包装体の例
を示す斜視図、第7図は同じく包装体の他の例を
示す平面図、第7a図は第7図の一部を係止部材
とともに示す一部拡大図、第8図は同じく包装体
のさらに異なる例を示す平面図、第8a図は第8
図の一部を係止部材とともに示す一部拡大図、第
9図,第10図および第11図は同じく包装体の
さらに異なる例をそれぞれ示す平面図、第11a
図は第11図の一部拡大斜視図、第12図は第1
1図の例の変形を示す一部拡大断面図、第13図
は第11図の包装体を使用した本発明によるフイ
ルム明室装填装置の実施例を示す側断面図であ
る。 1……未露光感光性フイルムシート、1a,1
b,1c……フイルムシート側縁、2a,2b,
3a,3b,4a,4b,5a,5b,5c,6
a……フイルムシートノツチ、10……フイルム
積層体、11,12,14,17,21,21′
……遮光袋、12A,12B,16a,16b,
19a,19b……係止孔、13,15,18,
19A,19B……当てボール、30……ハウジ
ング、31……フイルム装填部カバー、32……
フイルム包装体装填室、33……フイルム収容
室、34……シヤツター、35……遮光カバー、
36……フイルム包装体支持台、37……係止
部、37a……係止ピン、38……係止バー、3
9A……上刃、39B……下刃、40……トレ
イ、41……開閉窓、42……フイルム送出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 未露光の感光性フイルムの側縁の所定位置に
    係止用ノツチを形成し、このノツチ付フイルムを
    複数枚重ねてフレキシブルな遮光袋に収容してフ
    イルム包装体を形成し、このフイルム包装体を遮
    光した装填室内に縦位置に保持するとともに前記
    フイルムを前記係止用ノツチに係止する係止部材
    により保持し、前記遮光袋の下端を開いた後前記
    係止部材を外してフイルムを遮光袋から落下さ
    せ、フイルムを遮光袋から完全に分離した後、遮
    光袋とフイルムの間をシヤツターで仕切つて遮光
    することを特徴とするフイルム明室装填方法。 2 前記ノツチをフイルムの左右両側縁の略対称
    な位置に形成し、前記係止部材をフイルムの左右
    両側縁からフイルムを挾むようにフイルム側縁に
    付勢させ、この係止部材を外すときは左右の係止
    部材を同時にフイルムの係止用ノツチから外すこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフイ
    ルム明室装填方法。 3 開閉蓋を有する第1の遮光ウハジング、この
    第1の遮光ハウジングの下側に隣接して設けら
    れ、フイルムの送出口を有する第2の遮光ハウジ
    ング、第1と第2の遮光ハウジングの間に開閉自
    在に設けられたシヤツター、第1の遮光ハウジン
    グにおいて遮光袋に収容されたノツチ付フイルム
    のノツチに遮光袋の外から係止してフイルムを保
    持する手段、第1の遮光ハウジングにおいて遮光
    袋を保持する手段、および前記フイルム保持手段
    をフイルムのノツチから外して遮光袋内のフイル
    ムを第2の遮光ハウジングに落下させる手段から
    なるフイルム明室装填装置。 4 前記ノツチがフイルムの左右両側縁の略対称
    な位置に設けられ、前記フイルム保持手段がフイ
    ルムの両側縁から前記ノツチに係止する一対の係
    止部材からなることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のフイルム明室装填装置。
JP14197882A 1982-08-16 1982-08-16 フイルム明室装填方法および装置 Granted JPS5931942A (ja)

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EP83107983A EP0101079B1 (en) 1982-08-16 1983-08-11 Daylight film loading method and apparatus and film package used for same
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