JPH0474796B2 - - Google Patents

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JPH0474796B2
JPH0474796B2 JP19933082A JP19933082A JPH0474796B2 JP H0474796 B2 JPH0474796 B2 JP H0474796B2 JP 19933082 A JP19933082 A JP 19933082A JP 19933082 A JP19933082 A JP 19933082A JP H0474796 B2 JPH0474796 B2 JP H0474796B2
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drive motor
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JP19933082A
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、装置内に形成した収納空間に収納し
てなるフロツパーデイスクを回転させるととも、
装置内に設けたヘツド機構を移動させるようにし
たフロツピーデイスク駆動装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般にフロツピーデイスク駆動装置では、フロ
ツピーデイスクがプラスチツク製であるために、
温度や湿度の変化が激しいと、フロツピーデイス
クの収縮や膨張が激しくなり、ヘツド機構によ
る、フロツピーデイスク上のトラツクと磁気ヘツ
ドとの位置決めがきわめて困難となるので、フロ
ツピーデイスクは温度や湿度が大きく変化しない
環境で使用することが求められている。
一方、近年、フロツピーデイスク駆動装置で
は、その装置の厚さを極力小さくすることによつ
て、小形化を図ることが試みられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記フロツピーデイスク駆動装置では、フロツ
ピーデイスクを駆動する駆動源となるドライブモ
ータやヘツド機構部を移動させる、駆動源となる
ステツピングモータから発生する熱があるため、
これらモータにフロツピーデイスクを近接させる
と前記熱の影響を受けて、フロツピーデイスクの
膨張等が激しくなるという欠点が生じてしまうも
のである。しかし、前記モータや基板などの各種
部品によつて、フロツピーデイスクがおおわれた
状態になつているために、フロツピーデイスクの
周囲に、前記モータから発生する熱がこもりやす
い欠点が有している。さらに、フロツピーデイス
クの損傷等を防止するためには、フロツピーデイ
スクの本体挿入時における、そのデイスクの下面
の高さをヘツド機構の下ヘツドの上面よりわずか
に高い位置とすることが好ましいが、フロツピー
デイスクの厚さに比べて、ヘツド機構の下ヘツド
部分の厚さがきわめて大きいので、フロツピーデ
イスクの下面の高さを、下ヘツドの上面よりわず
かに高い位置に設置すると、本体の上面とフロツ
ピーデイスクの下面との間に、必要以上の大きな
空間ができるという欠点が生じてしまうものであ
る。
本発明の目的は、装置全体の薄形化を図つて
も、上記欠点を対処して、本体の上面とフロツピ
ーデイスクの下面と間に必要以上の大きな空間を
作ることなく、フロツピーデイスクの下面の高さ
をヘツド機構の下ヘツドの上面よりわずかに高い
位置することができるとともに、モータから発生
する熱を効果的に放散させ、かつ基板の各種電気
部品を冷却することのできるフロツピーデイスク
駆動装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、断面形
状がほぼH形で、かつ、アルミダイキヤスト製の
本体と、この本体の下面側に設け、かつフロツピ
ーデイスクの駆動源となるドライブモータと、こ
のドライブモータに隣接して前記本体の下面側に
設けた下基板と、前記ドライブモータの上方に位
置し、かつ前記本体の上面側に設けた鉄板製の取
付板と、この取付板の上方に位置した上基板と、
前記下基板の上方に位置し、かつ前記本体の上面
側に設けたヘツド機構と、このヘツド機構に隣接
して前記本体の上面側に設けたヘツドロード機構
と、前記ヘツド機構に隣接する前記本体の外側壁
に設けた凹み部に取り付けられ、かつ前記ヘツド
機構部を移動させる駆動源となるステツピングモ
ータと、前記上基板に隣接して設けられ、かつ少
なくとも前記ドライブモータの入切スイツチ及び
前記ヘツドロード機構の操作棒となるシヤフトと
を備え、前記本体の上面は、前記取付板を設ける
側よりも前記ヘツド機構を設ける側を低くすると
ともに、前記取付板と前記本体の上面側との間
を、フロツピーデイスクの収納空間とし、この収
納空間の上下方向に前記ドライブモータ、前記取
付板及び前記上基板を配置したことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
前記手段によれば、本体の外表面に位置するド
ライブモータは、外気に直接接触し、そのドライ
ブモータから発生する熱が外気に奪われ、かつ、
本体の外側壁に設けたステツピングモータは、外
気にほぼ全体が直接接触し、そのステツピングモ
ータから発生する熱が外気に奪われるとともに、
ドライブモータの熱が本体に伝達しても、その熱
はアルミダキヤスト製の本体によつて放散する。
さらに、上下基板は、本体の外表面に位置し、
外気に直接接触しているので、上下基板上に取付
けた各種の電気部品の冷却が外気によつて行われ
る。
さらに、本体の上面の低い部分に、厚みのある
ヘツド機構を設けたので、このヘツド機構の下ヘ
ツドの上面位置が低くなる。そのために、下ヘツ
ドの上面よりわずかに高い位置に、フロツピーデ
イスクの下面を設置するようにしても、本体の上
面にフロツピーデイスクの下面を近接させること
ができる。
さらに、装置の各部品を極力近接させて、従来
装置の半分の厚さとしても、フロツピーデイスク
の膨張と収縮を小さくおさえることができる。
〔実施例〕
次に、本発明を、その実施例を示した図面とと
もに詳説する。
図において、高密度のミニフロツピーデイスク
装置の本体1は、アルミダイキヤスト製である。
本体1の中央部には、穴1aと取付ねじ穴1bを
設け、磁気シールド板2を介して、ドライブモー
タ3がねじ4にて固定する。ドライブモータ3
は、フロツピーデイスク5を駆動する駆動源とな
る。ドライブモータ3には、穴1aに嵌合するイ
ンロー部3a及びフロツピーデイスク5のチヤツ
キング用となるハブ3bを設ける。
本体1の断面形状は、H形とする。本体1の左
右には、切欠部1c,1dを設ける。切欠部1
c,1d間には、プラスチツクがアウトサートさ
れた鉄板製の取付板6を、ねじ33によつて固定
する。(第1図参照) 取付板6には、コレツト機構7、ヘツドロード
機構8及びドライブモータ3の入切スイツチ9を
操作するシヤフト10を、ボス6a,6bと軸受
板11とにより回動自在に軸支する。軸受板11
は、タツピングねじ12とスプリングワツシヤ1
3により固定する。(第2図参照) シヤフト10には、コレツト機構7を操作する
プラスチツクス製のコレツトカム14と、ヘツド
ロード機構8を操作するプラスチツクス製のベイ
ルカム15をピン16で固定する。(第1図参照) 取付板6に設けた軸6cには、スイツチレバー
17を回動自在に軸支する。シヤフト10には、
スイツチレバー17を操作するピン18を固定す
る。スイツチレバー17のスラスト方向の抜け止
めは、軸受板11にて行う。シヤフト10の一端
には、プラスチツクス製の操作レバー19がフロ
ントパネル21を介してねじ22によつて固定す
る。シヤフト10には、操作レバー19の回転方
向の位置決めを行うピン20を固定する。(第1
図及び第2図を参照) 入切スイツチ9は、入切スイツチ9に設けた穴
9aに、取付板6に設けたピン6dを挿入するこ
とによつて、取り付ける。シヤフト10に挿入し
たねじりばね23は、一端をシヤフト10に固定
したピン24に係止し、かつ他端23aはピン6
dに係止する。ねじりばね23の他端23aは、
ほぼ〓状に折り曲げて、入切スイツチ9押えに利
用する。(第1図及び第3図を参照) プラスチツクス製のフロントパネル21には、
中央部にフロツピーデイスク挿入口25を、右端
上部にランプ26用のランプ穴27を、左端上部
裏面に軸28をそれぞれ一体的に設ける。軸28
には、ねじりばね29、ロツクレバー30及びワ
ツシヤ31を挿入し、タツピングねじ32を取り
付けることにより、ロツクレバー30を回動自在
に設ける。(第1図参照) ロツクレバー30には、軸28との係合穴30
a、フロツピーデイスク5上に当接するカム30
b、シヤフト10に設けたピン24に係合する係
合部30c及び上下ストツパー部30d,30e
を有する。ロツクレバー30は、通常はねじりば
ね29により時計方向に付勢されている。フロツ
ピーデイスク5が所定の位置まで挿入されていな
い場合、すなわち、不完全挿入の場合は、ロツク
レバー30がねじりばね29の押付力に抗して、
反時計方向に回転し、係合部30cがピン24と
係合することにより、操作レバー19の時計方向
への回動が止められる。
フロツピーデイスク5を所定の位置まで挿入さ
れると、ねじりばね29の押付方向にロツクレバ
ー30が回動して、係合部30cがピン24から
はずれるので操作レバー19の時計方向への回動
が可能となる。(第1図、第4図及び第5図を参
照) コレツト機構7は、コレツトシヤフト34、コ
レツト35、押ばね36、リングカム37、ベア
リング38、カラー39、Eリング40、ワツシ
ヤー41、コレツト板ばね42及びEリング43
を備えている。コレツトシヤフト34には、コレ
ツト35、押ばね36、リングカム37、ベアリ
ング38及びカラー39を挿入後、コレツトシヤ
フト34の溝部34aにEリング40を圧入す
る。コレツトシヤフト34には、Eリング40の
上方にワツシヤー41とコレツト板ばね42を押
入後、コレツトシヤフト34の溝部34bにEリ
ング43を圧入する。コレツト35、押ばね3
6、リングカム37、ベアリング38、カラー3
9、ワツシヤー41及びコレツト板ばね42は、
コレツトシヤフト34上を回動可能に設ける。
(第2図及び第6図を参照) コレツトシヤフト34の上端には、中空部34
cを設ける。板状のコレツト受け44に設けたコ
レツト軸45を中空部34cに挿入することによ
つて、コレツトシヤフト34をコレツト軸45に
回動自在に設ける。コレツト受け44は、取付板
6に設けたボス6eにねじ46及びワツシヤー4
7に固定する。(第2図参照) コレツト板ばね42は、一端に形成した二股状
42aをワツシヤー41とEリング43との間に
挟み、かつ他端を押ばね48と押付板49にて支
持する。コレツト板ばね42の他端には、取付板
6に設けた軸6f嵌合する穴42cと、この穴4
2cの周囲をわん曲させることにより形成した曲
げ部42bとを設ける。
コレツト板ばね42の中央部には、コレツトカ
ム14が当接する曲げ部42eと、取付板6に設
けた軸6gに挿入する長穴42fとを設ける。軸
6gには、円錐ばね50とワツシヤー51を挿入
する。コレツト板ばね42は、穴42cを支点に
して、円錐ばね50のばね力により、上方に押し
上げられている。フロツピーデイスク5を所定の
位置にセツトし、かつ操作レバー19を時計方向
に回動すると、コレツトカム14により、コレツ
ト板ばね42が下降する。コレツト板ばね42が
下降すると、ハブ3bにフロツピーデイスク5を
介して、コレツト35の外周部に押し付けられる
ので、ドライブモータ3の回転にともない、フロ
ツピーデイスク5が回転する。(第2図及び第6
図を参照) 発光素子3dは、トライブモータ3の基板3c
に固定する。発光素子3dからの光を本体1の穴
1eを通して受光するライトプロテクトセンサー
52は、取付板6に設けたリブ6hで位置し、か
つ取付板6に設けたリブ6iにタツピングねじ5
3とワツシヤー54を用いて固定する。ライトプ
ロテクトセンサー52は、フロツピーデイスク5
の切欠部5a及び本体1の穴1eを通して発光素
子3dの光を受光しているときに、書込信号によ
り書き込み可能状態である機能を有する。切欠部
5aがテープ等でふさがれると、フロツピーデイ
スク5への書き込みができなくなる。(第1図及
び第2図を参照) インデツクスセンサー55は、取付板6に設け
たリブ6jにタツピングねじ56及びワツシヤー
57を用いて調整可能に取り付ける。インデツク
スセンサー55は、基板3に設けた発光素子3e
からの光を、本体1の穴1f及びフロツピーデイ
スク5への書き込みのタイムメデイア5bの穴5
cを通して、受光することにより、フロツピーデ
イスク5の書き込みスタート位置を検知するもの
である。(第1図及び第2図を参照) ライトプロテクトセンサー52からのリード線
58、インデツクスセンサー55からのリード線
59及び入切スイツチ9からのリード線60は、
取付板6に設けた3本ピン6k,6lに係止させ
た後、その係止部分をおおうように押付板49を
タツピングねじ61及びワツシヤー62にて取付
板6のボス6mに取り付けることにより、取付板
6上に保持される。(第2図参照) 上基板69は、ヘツド端子70及び端子群71
を有するとともに、取付板6に設けたガイド片6
n,6oとガイドピン6hによつて位置決めさ
れ、かつ絶縁板69aを介して取付板6に設けた
ボス6pにタツピングねじ72及びワツシヤー7
3にて固定する。取付板6には、ヘツドリード線
121を固定するための2組の2本ピン6r,6
sを設ける。取付板6の裏面には、フロツピーデ
イスク5内のメデイア6bの回転時におけるうね
りを防止するためのパツト75,76を接着固定
する。(第2図及び第7図) 下基板77は、端子群78、システム接続用カ
ードエツジ端子79及び電源ソケツト80を有
し、かつ絶縁板81を介してねじ82及びワツシ
ヤー83により本体1の下面に固定する。
ヘツドロード機構8は、ソレノイド84、ヨー
ク85、アーム86、軸87,88、ねじりばね
89、ベイル90,91、引きばね92,93、
カラー94、パツド95、ワツシヤ97、Eリン
グ98,99,100,101、調整用ねじ10
2,103及びロツクナツト104,105から
なり、ねじ96にて本体1に固定する。(第8図
参照) ヘツド機構106は、コンピユータシステムか
らの信号を、下基板77及び上基板69を介して
フロツピーデイスク5に書き込みと読み出しを行
うものであり、キヤリツジ107、ヘツドアーム
108、下ヘツド109及び上ヘツド110から
なる。(第9図参照) キヤリツジ107は、中央部先端に下ヘツド1
09を固定し、かつ両サイドにガイドシヤフト1
11,112が係止する摺動穴113及びガイド
114を有する。キヤリツジ107は、本体1の
固定部1g,1h,1i,1jに、シヤフト押え
及びねじ133により固定する。
キヤリツジ107には、スチールベルト固定部
115を一体的に形成する。スチールベルト11
6は、アルフアー巻きになつており、スチールベ
ルト固定部115のスチールベルト座117,1
18に、ねじ119及びワツシヤ120にて固定
する。(第9図及び第10図を参照) 下ヘツド109に接続したリード線121は、
上基板69のヘツド端子70に接続する。ヘツド
アーム108は、ベイル90と係合する突出片1
22と、上ヘツド110を設ける部分108a
と、キヤリツジ107への取付部108bと、こ
の取付部108bと前記部分の108aを一体化
するためのばね108cを有する。キヤリツジ1
07の取付部108bは、ばね支え板123、ね
じ126及びワツシヤ127によりキヤリツジ1
07に押低する。ねじりばね124は、フロツピ
ーデイスク5と上ヘツド110との適切な接触力
をえるためのものであり、ばね支え板123に取
り付ける。上ヘツド110に接続したリード線1
25は、ばね支え板123を利用して固定する。
上ヘツド110の上方には、ノイズ防止用のヘツ
ドシールド板128を固定する。(第9図及び第
10図を参照) ステツピングモータ129は、ヘツド機構10
6をアクセスするものであり、モータ取付板13
0を介して本体1にねじ131、132にて固定
する。ステツピングモータ129のモータ軸に
は、プーリ134を固定する。プーリ134に
は、スチールベルト116を巻き付けた後、その
スチールベルト116を、角形ワツシヤ135、
ねじ136及びワツシヤ137にて固定する。
零トラツクセンサー138は、キヤリツジ10
7に一体に設けた突出片139を検知するもので
あり、ねじ140にて本体1に固定する。ヘツド
ストツパねじ141は、本体1にねじ嵌合し、ヘ
ツド機構106の動作を規制するものである。
ステツピングモータ129のモータリード線1
29aの先端には、端子129bを設ける。下ヘ
ツド109に接続したリード線121は、上基板
69に設けたヘツド端子70に端子121aによ
つて接続する。(第3図参照) 下基板77の端子群78と上記板69の端子群
71を接続する布線142の両端には、端子14
2,142bを設ける。布線142は、本体1の
側壁にできるだけ近接させて設置する。ソレノイ
ド84のソレノイドリード線84aは、端子84
bによつて端子群71に接続する。リード線5
8,59,60は、まとめられて布線143とな
り、本体1の側壁に沿つて設置し、かつ下基板7
7の端子群78に接続する。
布線142,143は、コレツト機構7、ヘツ
ドロード機構8及びヘツド機構106の動作をさ
またげないように、設置する。
上ヘツド110に接続したリード線125は、
本体1の側壁に近接し、かつほぼU字状に曲げて
設置する。リード線125は、布線142によつ
ておさえ、浮き上がらないようにする。布線14
2は、布線ガイド144によつてヘツド機構10
6などの可動部分に接触しないように設置する。
(第3図参照) 布線ガイド144は、断面形状をほぼコ字状と
し、本体1の底面に設けた小孔1kに相対して設
けた小孔144aと、コ字状片144bと、本体
1の側壁に設けた小穴1lに係止する突片144
cと、本体1の上底面に設けたピン1mに係止す
る突片144dとを設ける。コ字状片144bの
部分は、小孔144a,1kを利用して、ねじ1
44e及びワツシヤ144fにより、本体1に固
定する。(第12図及び第13図を参照) ヘツド機構106の下ヘツド109は、ボタン
状とする。キヤリツジ107には、下ヘツド10
9及び板ばね製のプレート145を設けるための
凹部107aを形成する。凹部107aには、中
央部分に平坦突部107bを、かつ隅部に小突起
107cをそれぞれ形成する。プレート145
は、三面にのみ立上壁145a,145b,14
5cを有し、かつ残りの一面には近接して凹部1
07cの小突起107cが係合する小孔145d
を設ける、下ヘツド109は、プレート145の
立上壁145bに接触するように配設する。プレ
ート145の立上壁145a,145cと下ヘツ
ド109との間の部分を、下ヘツド接着部146
とする。下ヘツド109は、プレート145に接
着剤で固定する。プレート145は、小孔145
dと小突起107cの係合部分のみを接着剤14
5eで固定することによつて片持梁状に支持す
る。キヤリツジ107の平坦部107bと、小突
起107cを形成してある平坦部107dとはほ
ぼ同一高さにする。下ヘツド109の上面部10
9aとガイドシヤフト111,112とが平行に
なるように、下ヘツド109及びプレート145
をキヤリツジ107に接着固定する。プレート1
45の、下ヘツド109を取り付ける部分の裏面
側には、必ず接着剤が流れ込まないようにする。
キヤリツジ107は、立上壁107e,107
f,107gを形成して、箱状とする。(第14
図から第17図及び第19図を参照) キヤリツジ107の端部には、ヘツドアーム1
08の部分108bに設けた爪108dを接着固
定するための凹部107hを形成する。爪108
dと凹部107hは、遊合状態とする寸法になつ
ており、位置調整後、凹部107h接着剤を注入
することによつて固定する。(第18図参照) 板ばね108cは、合成樹脂製のヘツドアーム
108を形成する部分108aと取付部108b
にインサート成形する。取付部108bは、ねじ
126の外周を上下する弾性支持構成になつてい
る。ヘツドアーム108、爪108dを支点とし
た片持梁状に支持する。ヘツドアーム108の、
下ヘツド109と対向する位置に、上ヘツド11
0を取り付ける。上ヘツド110は、ジンバルば
ね147に固定する。ジンバルばね147は、ヘ
ツドアーム108の裏面にねじ148を用いて固
定する。ヘツドアーム108の、上ヘツド110
が位置する部分の上方には、センターピポツト1
08eを上ヘツド110と一体に形成する。セン
ターピポツト108eによつて、上ヘツド110
の上方向への動きを制限する。(第10図及び第
11図を参照) ばね支え板123に設けたねじりばね124
は、上ヘツド110上を延びて、センターピポツ
ト108e上に接圧している。このために、ねじ
りばね124のばね定数を低く設置できるので、
ヘツドアーム108を下方にわん曲することがな
いように設計することが容易となる。
取付板6と本体1の上面側との間には、第6図
に示すように、フロツピーデイスク5を収納する
空間Sを形成する。取付板6の下面には、プラス
チツクス製の挿入ガイドP1、P2を一体に形成す
る。
フロツピーデイスク5の収納空間を形成する本
体1の上面には、多数のリブ1R1を一体的に形
成する。ドライブモータ3の取付面となる本体1
の下面には、多数のリブ1R2を一体的に形成す
る。
本体1の外側壁には、第1図、第9図などに示
すように、ステツピングモータ129を本体の外
側壁に取り付けるための凹み部(1P)と、多数
の通風口1Q1,1Q2,1Q3とを設ける。通風口
1Q1は、ヘツドロード機構8の下部周囲を冷却
するのに利用する。通風口1Q2は、ヘツド機構
106の下部周囲を冷却するのに利用する。通風
口1Q3は、ドライブモータ3を冷却するのに利
用する。
各種の電気部品を取り付け、かつ各種の配線を
施してなるプリント基板は、上基板69と下基板
77とに2分割する。下基板77は、本体1の下
面側に設けたドライブモータ3に隣接し、かつ本
体1の下面側に設ける。上基板69は、ドライブ
モータ3の上方で、かつ本体1の上面側に設けた
取付板6上に固定する。
本体1の上面は、取付板6を設ける側よりもヘ
ツド機構106を設ける側を低くすることによつ
て、ヘツド機構106及びヘツドロード機構8を
収納するのに必要な収納空間を確保する。
ボス6a,6b、軸6c、ピン6d、ボス6
e、軸6f,6g、ガイドピン6h,6i、リブ
6j、ピン6k、6l、ボス6m、ガイド片6
n,6o、ボス6p、ピン6r,6s及び挿入ガ
イドP1、P2は、すべてプラスチツクス製であり、
取付板6にアウトサートすることによつて、一体
的に形成する。
以上の構成によれば、フロツピーデイスク挿入
口25から収納空間Sに、フロツピーデイスク5
を挿入する。フロツピーデイスク5のメデイア5
bの中央部に設けた開口縁とドライブモータ3の
パブ3bの外周とがほぼ一致する状態(以下、こ
の状態を完全挿入状態というとともに、完全挿入
状態以外を不完全挿入状態という)になつていな
いときには、操作レバー19を回動させようとし
ても、第4図に示すように、ロツクレバー30の
係合部30cにピン24が係合するために、シヤ
フト10が回動しないので、入切スイツチ9、コ
レツト機構7及びヘツドロード機構106が作動
しない。
操作レバー19が回動しないときには、フロツ
ピーデイスク5を再度本体1内に押し込む。フロ
ツピーデイスク5を完全挿入状態になれば、第5
図に示すように、ねじりばね29によつてロツク
レバー30が回動して、ロツクレバー30の係合
部30cがピン24から離れるので、シヤフト1
0の回動が自由自在となる。従つて、操作レバー
19を回動させると、シヤフト10が回動して、
入切スイツチ9がオンし、かつコレツト機構7の
コレツト板ばね42が下方に押されるとともに、
ヘツドロード機構106のベイル90,91が下
方に押される。
コレツト機構7のコレツト板ばね42は、第6
図に示すように、コレツトカム14によつて下方
に押されると、軸6fを支点として円錐ばね50
のばね力に逆つて下方に回動する。コレツト板ば
ね42が下方に回動すると、コレツト35が下降
し、このコレツト35とドライブモータ3のハブ
3bとの間にフロツピーデイスク5が挟持され
る。この状態で、ドライブモータ3を回転させる
と、フロツピーデイスク5が回転する。シヤフト
10を回動させて、コレツトカム14をもとに戻
すと、コレツト板ばね42は、円錐ばね50によ
り軸6fを支点として上方に回動する。この回動
により、コレツト35が上昇するので、コレツト
35とドライブモータ3のハブ3bとの間にフロ
ツピーデイスク5が挟持状態になつているのが解
除され、フロツピーデイスク5を収納空間Sから
引き出すことが可能となる。
ヘツドロード機構8は、第24図から第27図
に示す動作をする。すなわち、操作レバー19を
操作しないときには、第24図に示すように、上
ヘツド110と下ヘツド109との間のギヤツプ
aはフロツピーデイスク5の厚み以上になつてお
り、しかも、ソレノイド84がオフ状態になつて
いる。
フロツピーデイスク5を収納空間S内に完全に
挿入し、かつ操作レバー19を回動させると、第
25図に示すように、ベイル90がベイルカム1
5によつて下方に押され、かつベイル90に設け
たロツクナツト104によつてベイル91が下方
に押される。ベイル91が下降すると、その下降
分だけヘツドアーム108も下降して、上ヘツド
110と下ヘツド109との間のキヤツプbが第
24図に示したキヤツプaより小さくなる。この
ときは、ソレノイド84がオフ状態になつてお
り、上ヘツド110がフロツピーデイスク5のメ
デイアに近接したままになつている。
第25図の状態のときに、ソレノイド84をオ
ンすると、第66図に示すように、アーム86に
よつてベイル91が下方に押されるとともに、ヘ
ツドアーム108も下降して、上ヘツド110が
フロツピーデイスク5のメデイアの上面に当接
し、かつ下ヘツド109がフロツピーデイスク5
のメデイアの下面に当接する。フロツピーデイス
ク5からの情報の読み出しが可能となる。このと
き、ベイル91と、ヘツドアーム108を設けた
突出部122aとの間には、キヤツプcを設け
る。
第26図の状態のとき、操作レバー19を回動
させてもとに戻すと、ベイルカム15も回動して
もとに戻るので、ベイル90を引きばね92によ
つて引き上げられる。このとき、ベイル90が突
出片122に係合して、ヘツドアーム108を第
27図に示すように持ち上げるので、上ヘツド1
10と下ヘツド109との間に大きなギヤツプd
ができるため、フロツピーデイスク5を本体1か
ら引き出す際に、上ヘツド110及び下ヘツド1
09に無理な力が印加されるようなことがない。
ヘツド機構106は、ステツピングモータ12
9によつて、ガイドシヤフト111,112上を
摺動する。すなわち、ステツピングモータ129
が回転すると、プーリ134にスチールベルト1
16が巻き取られるので、その巻き取られた分だ
けキヤリツジ107が移動し、フロツピーデイス
クに対する上ヘツド110及び下ヘツド109の
位置が変わる。フロツピーデイスク上のトラツク
位置は、ステツピングモータ129の正逆転によ
り、キヤリツジ107を移動させることによつ
て、自由に選択できる。
熱の発生するドライブモータ3、ステツピング
モータ129及びソレノイド84は、本体1外の
空気と直接接触しやすい設計になつているため
に、本体1内に熱かこもることがない。上基板6
9及び下基板77は、本体1の最外周囲に配置し
てあるので、上基板69及び下基板77に設けた
各種電気部品の冷却が効果的に行われる。従つ
て、各部品を本体1内で極力近接させて配置する
ことができる。
本実施例では、比較的厚みのあるドライブモー
タ3とヘツド機構106を、一直線上に配置する
ことなく、水平方向に配置するとともに、ドライ
ブモータ3の上下方向に薄手の上基板69、取付
板6及びフロツピーデイスク5の収納空間Sを配
置し、かつヘツド機構106の上下方向に薄手の
下基板77を配置するようにしたので、本体1の
厚さを従来品の1/2(41.3mm)にすることが可能
となり、装置全体の小形化を大幅に図ることがで
きる。
〔発明の効果〕
本願の発明によれば、 (1) 熱の発生するドライブモータは、本体1の最
外周囲に位置することになり、外気に直接接触
しているので、前記各モータから発生する熱は
外気に奪われる。
(2) ドライブモータから本体に熱が伝達しても、
その熱はアルミダイキヤスト製の本体によつて
放散する。
(3) 上下基板は、本体の最外周囲に位置してお
り、外気に直接接触しているので、上下基板に
取り付けられた各種の電気部品の冷却が十分に
行われる。
(4) ステツピングモータは、本体の外側壁に設け
てあるので、そのモータから発生した熱は外気
によつて直接奪われるとともに、アルミダイキ
ヤスト製の本体によつて放散する。
(5) 本体の上面の低い部分に、厚みのあるヘツド
機構を設け、このヘツド機構の下ヘツドの上面
位置を低くしたもので、下ヘツドの上面よりわ
ずかに高い位置にフロツピーデイスクの下面を
設置するようにしても、本体の上面にフロツピ
ーデイスクの下面を近接させて配置することが
できる。
(6) 上記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の効果により、装置
の各部品を極力近接させることが可能で、従来
装置の半分の厚さにしても、フロツピーデイス
クの膨張と収縮を小さくおさえることができ
る。
という効果を奏しえるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示し、第1図は本
体部分の分解斜視図、第2図は取付部分の分解斜
視図、第3図は上面図、第4図と第5図はロツク
レバーの動作説明図、第6図はコレツト機構部分
の断面図、第7図は上下基板の取付位置を示す分
解斜視図、第8図はヘツドロード機構部分の分解
斜視図、第9図はヘツド機構部分の分解斜視図、
第10図はヘツド機構部の拡大断面図、第11図
はヘツド機構部の拡大断面図、第12図と第13
図は布線ガイド取付部分の分解斜視図、第14図
は上下ヘツド取付部分の拡大断面図、第15図は
下ヘツド取付部分の拡大上面図、第16図は下ヘ
ツド取付部品の拡大斜視図、第17図は下ヘツド
の拡大斜視図、第18図はヘツドアーム取付部分
の拡大断面図、第19図はキヤリツジの要部拡大
斜視図、第20図は第3図の左側面図、第21図
は第3図は右側面図、第22図は第3図のX−X
断面図、第23図は第3図の上面図、第24図か
ら第27図はヘツドロード機構の動作説明図であ
る。 1……本体、3……ドライブモータ、5……フ
ロツピーデイスク、6……取付板、8……ヘツド
ロード機構、9……入切スイツチ、10……シヤ
フト、69……上基板、77……下基板、106
……ヘツド機構、129……ステツピングモー
タ、S……収納空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面形状がほぼH形で、かつ、アルミダイキ
    ヤスト製の本体1と、この本体1の下面側に設
    け、かつフロツピーデイスク5の駆動源となるド
    ライブモータ3と、このドライブモータ3に隣接
    して前記本体1の下面側に設けた下基板77と、
    前記ドライブモータ3の上方に位置し、かつ前記
    本体1の上面側に設けた鉄板製の取付板6と、こ
    の取付板6の上方に位置した上基板69と、前記
    下基板77の上方に位置し、かつ前記本体の上面
    側に設けたヘツド機構106と、このヘツド機構
    106に隣接して前記本体の上面側に設けたヘツ
    ドロード機構8と、前記ヘツド機構106に隣接
    する前記本体1の外側壁に設けた凹み部1Pに取
    り付けられ、かつ前記ヘツド機構106部を移動
    させる駆動源となるステツピングモータ129
    と、前記上基板69に隣接して設けられ、かつ少
    なくとも前記ドライブモータ3の入切スイツチ9
    及び前記ヘツドロード機構8の操作棒となるシヤ
    フト10とを備え、前記本体1の上面は、前記取
    付板6を設ける側よりも前記ヘツド機構106を
    設ける側を低くするとともに、前記取付板6と前
    記本体1の上面側との間を、フロツピーデイスク
    5の収納空間Sとし、この収納空間Sの上下方向
    に前記ドライブモータ3、前記取付板6及び前記
    上基板69を配置したことを特徴とするフロツピ
    ーデイスク駆動装置。
JP19933082A 1982-11-12 1982-11-12 フロツピ−デイスク駆動装置 Granted JPS5990274A (ja)

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JPS5990274A JPS5990274A (ja) 1984-05-24
JPH0474796B2 true JPH0474796B2 (ja) 1992-11-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161266A (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 Hitachi Ltd フロツピ−デイスク駆動装置
JPS6163981A (ja) * 1984-09-05 1986-04-02 Hitachi Ltd フロツピ−デイスク駆動装置
JPS6166277A (ja) * 1984-09-07 1986-04-05 Hitachi Ltd フロツピ−デイスク駆動装置
JPS6387684U (ja) * 1986-11-25 1988-06-08
JP2516163Y2 (ja) * 1992-10-08 1996-11-06 ティアック株式会社 磁気ディスク装置

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