JP4043706B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROM装置やDVD−ROM装置、DVD−RAM装置等のディスク装置に係わり、特にディスク装置内部に設けられたフレキシブル印刷配線板のような可撓性の電気的接続部材の損傷防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノート型パソコン等の小型情報処理装置に組み込まれる薄型のCD−ROMドライブやDVD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ等の光ディスク装置では、光ディスクを載置するディスク載置トレイ部およびディスクを駆動するスピンドルモータ機構ならびにディスクから情報を読み出すためのピックアップヘッド機構が一体的に設けられたドロワー部が、光ディスク装置の筐体部に対して摺動自在なドロワー方式が主流になっている。
【0003】
このドロワー部は、筐体部内に収納されて装置の駆動再生動作が行われる収納位置と、筐体部から突出しディスクの着脱が行われる突出位置との間で摺動されるよう摺動機構を介して筐体部に保持されている。ドロワー部はモータ機構およびヘッド機構が収納される機構収納部とこの機構収納部の上部に配置されたディスク載置トレイ部からなる。ディスク載置トレイ部の後端部は機構収納部の後面より突出して形成されており、ドロワー部が収納位置に位置する際、ディスク載置トレイ部の後端部は筐体部の背板部の近傍に位置するが、機構収納部の後面と筐体部の背板部との間には所定間隔の空間が形成される。この空間を利用して、筐体部の底板部の内壁面に光ディスク装置の主制御基板が設けられている。
【0004】
この主制御基板はコンピュータとの間でデータの送受信を行うと共に、コンピュータから電力を受ける。また、主制御基板は筐体部の内部に収納されたフレキシブル印刷配線板を介してドロワー部と電気的に接続されている。主制御基板はフレキシブル印刷配線板を介してドロワー部との間でデータ/信号の送受信を行うと共にドロワー部に対して電力を供給する。
【0005】
フレキシブル印刷配線板は、一方の端部がドロワー部の機構収納部の背面部に接続され、筐体部の背板部方向に導出された後、中間部で折り返されて筐体部の底板部の内壁面に固定され、この底板部の内壁面に沿って再度筐体部の背板部方向に導出され、他方の端部が主制御基板に接続される。この構成により、フレキシブル印刷配線板はドロワー部の収納位置と突出位置との間での摺動に連動して延び縮みする。ドロワー部が突出位置に位置した際、機構収納部の背面部と筐体部の底板部の前端部との間には所定間隔の空間が形成される。したがって、ドロワー部が突出位置に位置した際、機構収納部の背面部付近のフレキシブル印刷配線板が外部に突出する。この状態ドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動する際に、フレキシブル印刷配線板が機構収納部と筐体部の底板部前端との間で挟み込まれるという現象という問題が生じる。
【0006】
ドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動する際、フレキシブル印刷配線板の折り返し部分は筐体部の天板部の内壁面に接触する。このとき、折り返し部分と天板部の内壁面との間で摺動摩擦が発生し、この摩擦力を受けてフレキシブル印刷配線板の露出部分が外部方向に湾曲変形する。この湾曲変形部分が筐体部の底板部前端よりも外部に露出すると、機構収納部と筐体部の底板部前端との間で挟み込まれ、フレキシブル印刷配線板が損傷を受けることになる。
【0007】
この問題点を解決する手段として、特開平10−199207号公報に記載された方法がある。これはフレキシブル印刷配線板が湾曲変形を起こすような摺動摩擦を筐体部の天板部の内壁面との間で起こすことを防止するために、フレキシブルな摩擦抑制用のシートを筐体部の天板部の内壁面とフレキシブル印刷配線板との間に設けたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、摩擦抑制用シートを設けた特開平10−199207号公報に記載された方法では、ドロワー部が収納位置に位置した際にシートが主制御基板上に接触する状態で位置することから、シート接触部分の主制御基板上には背の高い部品が配置できず、主制御基板の設計に制限を与え、設計自由度を低下させるという問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は、主制御基板の設計自由度に制限を与えることなく、フレキシブル印刷配線板等の電気的接続手段の挟み込みを防止したディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のディスク装置は、情報が記録されたディスクを着脱自在なディスク装置において、天板部、底板部、背板部および一対の側板部を有する筐体部と、前記背板部近傍の前記底板部の内壁面上に取付けられた制御基板と、前記筐体部内に収納される収納位置と前記ディスクを着脱するための突出位置との間で摺動自在に前記筐体部に保持され、前記背板部と対向する背面部を有し前記ディスクを回転させるモータ機構および前記ディスクに記録された情報を読出すヘッド機構が収納された機構収納部と、この機構収納部の上方に設けられ前記収納位置に位置した際に前記制御基板の上方を覆うよう前記背面部の上端から前記背板部側に延出した延出部を有し前記ディスクが載置されるトレイ部とを備えたドロワー部と、一端が前記背面部に、他端が前記制御基板に接続され、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置方向に移動する際に、前記天板部の内壁面に摺動接触する中間部を有する可撓性の電気的接続部材と、前記延出部の前記背板部側の下端部付近に設けられ、前記電気的接続部材との接触による摩擦係数が前記電気的接続部材と前記天板部との前記摺動接触による摩擦係数より大きいゴム部材とを有し、前記ゴム部材は、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置へ移動する間において前記電気的接続部材が湾曲を始めると前記電気的接続部材に接触し、前記電気的接続部材が前記筐体部の前記底板部の前端部より外側に突出しないように前記電気的接続部材の湾曲変形を止めて前記底板部の前端部と前記機構収納部の前記背面部との間での前記電気的接続部材のはさみ込み現象を防止し、前記ドロワー部が前記収納位置へ移動した後は前記電気的接続部材との接触状態が解除されることを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、ドロワー部の延出部の下端部付近に摺動摩擦力の伝播の抑制手段を設けたことにより、簡単な構成で制御基板の設計自由度を阻害すること無く、電気的接続手段の挟み込みを防止するディスク装置を提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置の斜視図を、また図2は図1の光ディスク装置のX−Y断面図を示す。
【0014】
光ディスク装置1は筐体部11およびドロワー部12ならびに電気的接続手段であるフレキシブル印刷配線板13から構成される。なお、図1および図2はドロワー部12が突出位置に位置した状態を示している。ドロワー部12が突出位置に位置した状態で、光ディスク100が光ディスク装置に取付けられ、または光ディスク100が光ディスク装置から取外される。
【0015】
筐体部11は主に天板部21、底板部22、背板部23、一対の側板部24から構成されており、底板部22の背板部23近傍の内壁面上に光ディスク装置1の主制御基板25が取付けられている。この主制御基板25の一端部には、背板部23の切欠き部26を介して光ディスク装置1の背面に露出するコネクタ27が設けられている。主制御基板25はこのコネクタ27を介してコンピュータとの間でデータの送受信を行うと共にコンピュータから電力を受ける。また、主制御基板25の他端部にはコネクタ28が設けられている。主制御基板25はコネクタ28を介してフレキシブル印刷配線板13に接続されている。主制御基板25はコネクタ28およびフレキシブル印刷配線板13を介してドロワー部12に電気的に接続され、ドロワー部12との間でデータ/信号の送受信を行うと共にドロワー部12に電力を供給する。一対の側壁24の内壁面にはそれぞれ摺動機構を構成するレールガイド部材29が設けられる。
【0016】
ドロワー部12は光ディスク100を回転させるモータ機構31、光ディスク100から情報を再生するピックアップヘッド機構32が収納される機構収納部33と、この機構収納部33の上面に設けられ光ディスク100が載置されるディスク載置トレイ部34がら構成される。ドロワー部12の一対の側面にはそれぞれ摺動機構を構成するレール部材35が設けられる。このレール部材35はレールガイド部材29に挿入され、これによりドロワー部12が筐体部11に対して摺動自在となる。機構収納部33の背面部36(筐体部11の背板部23と対向する面)はディスク載置トレイ部34の後端部37(筐体部11の背板部23側の端部)に対して、底板部22の内壁面に取付けられた主制御基板25の配置スペース分だけ前方(ドロワー部12の突出方向)に引込んだ位置に位置している。したがって、ドロワー部12は後部底面部に、ディスク載置トレイ部34の延出部34aの底板部22と対向する底面部と、機構収納部33の背板部23と対向する背面部36とで形成される切欠き部38を有する形状となる。ディスク載置トレイ部34の後端部37付近の底面部分には本発明のポイントとなる抑制手段または変形防止手段であるゴム部材39が貼付けられている。このゴム部材39はフレキシブル印刷配線板13とゴム部材39との間の接触による摩擦係数が天板部21とフレキシブル印刷配線板13との間の接触による摩擦係数より大きくなるよう材料が選定される。なお、本実施形態においては、固形状のゴム部材39を貼付ける構成としているが、トレイ部34の後端部37付近の底面部分にゴム状の塗装を施すことでも同様の効果が得られる。
【0017】
図3は図1の状態の光ディスク装置1を底面方向からみた斜視図である。機構収納部33はディスク載置トレイ部34とは別体で構成されており、図示しないねじによりトレイ部34に固定されている。ドロワー部12が突出位置に位置する際、切欠き部38は筐体部12から露出し、フレキシブル印刷配線板13が外部に露出した状態となる。
【0018】
図2に戻り説明を続けると、フレキシブル印刷配線板13は一端部が機構収納部33の背面部36に接続されている。図2のようにドロワー部12が突出位置に位置している状態において、背面部36に接続されたフレキシブル印刷配線板13は切欠き部38を通って筐体部11の背板部23方向に導出される。この際、フレキシブル印刷配線板13はゴム部材39には接触することなく筐体部11の内部に導出される。なお、ドロワー部12が突出位置に位置する状態で、フレキシブル印刷配線板13が初めからゴム部材39に接触していても良い。フレキシブル印刷配線板13の他端部は主制御基板25に設けられたコネクタ28に接続されている。機構収納部33の背面部36から筐体部11の内部に導出されたフレキシブル印刷配線板13は中間部分で底板部22側に折り返される。折返されたフレキシブル印刷配線板13は底板部22の前端部付近の内壁面上に貼付けられ、張付けられた状態で底板部22の内壁面に沿って主制御基板25まで導出される。
【0019】
図4はドロワー部12が筐体部11内に収納されて光ディスク装置1の駆動再生動作が行われる収納位置に位置する際の状態を説明図する断面図である。ドロワー部12が収納位置に位置する際、機構収納部33の背面部36から導出されたフレキシブル印刷配線板13は主制御基板25の手前で折返されてドロワー部12と筐体部11の底板部22との間に配置される。
【0020】
ドロワー部12が図2に示す突出位置から図4に示す収納位置方向に移動する際、フレキシブル印刷配線板13の中間部分で折返された部分と筐体部11の天板部21の内壁面との間で摺動摩擦が発生する。この摩擦力を受けてドロワー部12の切欠き部38内に位置するフレキシブル印刷配線板13が下方(筐体部11の底板部22方向)に湾曲変形(たわみ)を起こし始めるケースがある。図5はフレキシブル印刷配線板13が湾曲変形を起こし始めた際の各部材の位置関係を説明するための断面図である。フレキシブル印刷配線板13が湾曲変形を始めると、それまでゴム部材39に接触していなかったフレキシブル印刷配線板13がゴム部材39に接触する。フレキシブル印刷配線板13とゴム部材39との間の接触による摩擦係数はフレキシブル印刷配線板13と天板部21の内壁面との間の接触による摩擦係数より大きいため、フレキシブル印刷配線板13がゴム部材39に接触するとフレキシブル印刷配線板13と天板部21の内壁面との間の摺動摩擦力よりフレキシブル印刷配線板13とゴム部材39との間の接触による摩擦力が大きくなる。よって、フレキシブル印刷配線板13とゴム部材39とのが接触すると、フレキシブル印刷配線板13を湾曲変形させる力がフレキシブル印刷配線板13の湾曲変形部分に伝わらなくなり変形が止まる。湾曲変形が止まることにより、ドロワー部12の切欠き部38内に位置するフレキシブル印刷配線板13が筐体部11の底板部22の前端部より外部に突出することがなくなり、底板部22の前端部とドロワー部12の機構収納部33の背面部36との間でのフレキシブル印刷配線板13のはさみ込み現象が防止される。なお、ドロワー部12が図5の位置からさらに収納位置側に移動すると、フレキシブル印刷配線板13と天板部21の内壁面との接触およびフレキシブル印刷配線板13とゴム部材39との接触状態は解除される。
【0021】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0022】
図6は本発明の第2の実施の形態に係わる光ディスク装置の底面方向からの斜視図である。なお、図1と同一部には同一符号を付し説明を省略する。第2の実施の形態において、フレキシブル印刷配線板13には開口部41が形成される。この開口部41はフレキシブル印刷配線板13の、ドロワー部12が突出位置に位置した状態でディスク載置トレイ部34の後端部37付近の底面部分に対向する位置に形成される。また、ディスク載置トレイ部34の後端部37付近の底面部分には抑制手段または変形防止手段であるゴム状フック42が取付けられる。ドロワー部12が突出位置に位置した際、フック42が開口部41内に入り込み、フック42とフレキシブル印刷配線板13が一時的に係合した状態となる。フック42とフレキシブル印刷配線板13が係合した状態で、ドロワー部12が突出位置から収納位置方向に移動しフレキシブル印刷配線板13と天板部21の内壁面との接触による摩擦力が発生しても、フック42とフレキシブル印刷配線板13との係合部分でフレキシブル印刷配線板13の切欠き部38に位置する部分への摩擦力の伝播が抑制される。これにより第1の実施形態と同様に、フレキシブル印刷配線板13のはさみ込み現象が防止できる。なお、フック42とフレキシブル印刷配線板13との係合は、ドロワー部12が収納位置に近づくことでフレキシブル印刷配線板13の変形が大きくなり、この変形により生じる力がフック42の剛性より大きくなることで、フック42がたわんで解除される。また、フック42とフレキシブル印刷配線板13との係合は、ドロワー部12が収納位置から突出位置方向に移動するのに伴い開口部41がフック42に近づくことで自動的に行われる。
【0023】
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
【0024】
図7は抑制手段または変形防止手段である回動フック機構の構成を説明する図である。また、図8はドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動した際の回転フック機構の動きを説明する図である。
【0025】
回動フック機構50がディスク載置トレイ部の後端部の底面部分に設けられる。回転フック機構50は回転軸51、回転軸51に固定されたフック部53および爪部55、回転軸51を回動自在にディスク載置トレイ部の底面部に固定するための一対の支持部57を有する。筐体部11の側壁部24の内壁には段差部61が設けられる。段差部61は上面部63、上面部63より低い下面部65、上面部63と下面部65を結ぶテーパー部67を有する。
【0026】
ドロワー部が突出位置に位置するとき、図7に示されるように、爪部55の先端部55aは下面部65上に位置する。爪部55の先端部55aが下面部65上に位置することにより、フック部53の先端部53aはディスク載置トレイ部の底面部から下方に突出した位置に位置する。先端部53aが下方に突出したフック部53の位置を係合位置と称する。第2の実施の形態におけるフレキシブル印刷配線板13と同様に、第3の実施の形態におけるフレキシブル印刷配線板(図示せず)は開口を有しており、係合位置においてフック部53の先端部53aがフレキシブル印刷配線板の開口に挿入されフレキシブル印刷配線板に係合される。
【0027】
ドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動する際、爪部55は段差部61のテーパー部67に押しつけられることにより回動する。爪部55が段差部61の上面部63まで移動すると、図8に示されるように、爪部55の先端部55aが図7で示される位置からほぼ90度回動した位置に位置する。爪部55の回動に連動してフック部53も回動し、フック部53の先端部53aも図7で示される位置からほぼ90度回動した位置に位置する。先端部53aが図8に示される位置に位置したフック部53の位置を解除位置と称する。フック部53が係合位置から解除位置に回動すると、フレキシブル印刷配線板とフック部53の先端部53aとの係合状態が解除される。
【0028】
本実施の形態によれば、ドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動する際、所定距離移動するまではフック部53の先端部53aがフレキシブル印刷配線板と係合するので、所定距離移動するまでフレキシブル印刷配線板の切欠き部に位置する部分の変形が防止される。なお、ドロワー部の収納位置から突出位置方向に移動に伴い、印刷配線板の開口部がフック部53に近づき、印刷配線板とフック部53とが自動的に係合する。
【0029】
なお、本発明は光ディスク装置に限らず、同様の形状をした磁気ディスク装置や光磁気記録装置にも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のディスク装置によれば、ドロワー部の端部付近に摺動摩擦力の抑制手段を設けたことにより、簡単な構成で筐体部内の制御基板の設計自由度を阻害すること無く、電気的接続手段の挟み込みが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる光ディスク装置の斜視図。
【図2】図1の光ディスク装置のX−Y断面図。
【図3】図1の状態の光ディスク装置を底面方向からみた斜視図。
【図4】ドロワー部が収納位置に位置する際の状態を説明図する断面図。
【図5】フレキシブル印刷配線板が湾曲変形を起こし始めた際の各部材の位置関係を説明するための断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる光ディスク装置の底面方向からの斜視図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係わる回動フック機構を説明する図。
【図8】ドロワー部が突出位置から収納位置方向に移動した際の回転フック機構の動きを説明する図。
【符号の説明】
11 筐体部
12 ドロワー部
13 フレキシブル印刷配線板
21 天板部
22 底板部
23 背板部
24 側板部
25 主制御基板
28 コネクタ
31 モータ機構
32 ピックアップヘッド機構
33 機構収納部
34 ディスク載置トレイ部
34a 延出部
36 背面部
37 後端部
38 切欠き部
39 ゴム部材
41 開口部
42 フック
50 回動フック機構
53 フック部
100 光ディスク

Claims (2)

  1. 情報が記録されたディスクを着脱自在なディスク装置において、
    天板部、底板部、背板部および一対の側板部を有する筐体部と、
    前記背板部近傍の前記底板部の内壁面上に取付けられた制御基板と、
    前記筐体部内に収納される収納位置と前記ディスクを着脱するための突出位置との間で摺動自在に前記筐体部に保持され、前記背板部と対向する背面部を有し前記ディスクを回転させるモータ機構および前記ディスクに記録された情報を読出すヘッド機構が収納された機構収納部と、この機構収納部の上方に設けられ前記収納位置に位置した際に前記制御基板の上方を覆うよう前記背面部の上端から前記背板部側に延出した延出部を有し前記ディスクが載置されるトレイ部とを備えたドロワー部と、
    一端が前記背面部に、他端が前記制御基板に接続され、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置方向に移動する際に、前記天板部の内壁面に摺動接触する中間部を有する可撓性の電気的接続部材と、
    前記延出部の前記背板部側の下端部付近に設けられ、前記電気的接続部材との接触による摩擦係数が前記電気的接続部材と前記天板部との前記摺動接触による摩擦係数より大きいゴム部材とを有し、
    前記ゴム部材は、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置へ移動する間において前記電気的接続部材が湾曲を始めると前記電気的接続部材に接触し、前記電気的接続部材が前記筐体部の前記底板部の前端部より外側に突出しないように前記電気的接続部材の湾曲変形を止めて前記底板部の前端部と前記機構収納部の前記背面部との間での前記電気的接続部材のはさみ込み現象を防止し、前記ドロワー部が前記収納位置へ移動した後は前記電気的接続部材との接触状態が解除されることを特徴とするディスク装置。
  2. 情報が記録されたディスクを着脱自在なディスク装置において、
    天板部、底板部、背板部および一対の側板部を有する筐体部と、
    前記背板部近傍の前記底板部の内壁面上に取付けられた制御基板と、
    前記筐体部内に収納される収納位置と前記ディスクを着脱するための突出位置との間で摺動自在に前記筐体部に保持され、前記ディスクを回転させるモータ機構および前記ディスクに記録された情報を読出すヘッド機構が収納された機構収納部とこの機構収納部の上方に設けられ前記ディスクが載置されるトレイ部とを有し、前記背板部側に前記底板部と対向する第1の面と前記背板部と対向する第2の面とによって切欠き部が形成されたドロワー部と、
    一端が前記第2の面に、他端が前記制御基板に接続され、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置方向に移動する際に、前記天板部の内壁面に摺動接触する中間部を有する可撓性の電気的接続部材と、
    前記第1の面の前記背板部側の端部付近に設けられ、前記電気的接続部材との接触による摩擦係数が前記電気的接続部材と前記天板部との前記摺動接触による摩擦係数より大きいゴム部材とを有し、
    前記ゴム部材は、前記ドロワー部が前記突出位置から前記収納位置へ移動する間において前記電気的接続部材が湾曲を始めると前記電気的接続部材に接触し、前記電気的接続部材が前記筐体部の前記底板部の前端部より外側に突出しないように前記電気的接続部材の湾曲変形を止めて前記底板部の前端部と前記機構収納部の前記背面部との間での前記電気的接続部材のはさみ込み現象を防止し、前記ドロワー部が前記収納位置へ移動した後は前記電気的接続部材との接触状態が解除されることを特徴とするディスク装置。
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