JPH0474631A - 油圧制御回路 - Google Patents

油圧制御回路

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JPH0474631A
JPH0474631A JP18717090A JP18717090A JPH0474631A JP H0474631 A JPH0474631 A JP H0474631A JP 18717090 A JP18717090 A JP 18717090A JP 18717090 A JP18717090 A JP 18717090A JP H0474631 A JPH0474631 A JP H0474631A
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oil
mold clamping
mold
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clamping cylinder
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Yoshiyasu Itsuji
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧制御回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化された成形材料
を高圧下で金型内に射出し、その中で冷却固化又は硬化
させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すようにした
射出成形機として、第5図に示すようなものが提供され
ている。
第5図は従来の射出成形機の概要図である。
図において、機台lに型締装置2と射出装置3が設置さ
れており、該型締装置2は、固定金型取付体4と可動金
型取付体5を備えていて、型締用シリンダ6がタイバ7
に沿って可動プラテン5を往復動させると、固定金型8
と可動金型9が接離する。
また、上記射出装置3は、ホッパ10内の樹脂を加熱溶
融して射出するノズル11を往復動自在に備えており、
該ノズル11から金型凹部8a、 9a内に溶融樹脂が
注入される。一方、成形品は排出口12から機台lの下
方に落下排出される。
上記型締装置2には、油圧シリンダや電動機によって発
生させた力をトグル継手というリンクの組合わせによっ
て増幅し、大きな型締力を得ようとするトグル式型締装
置と、型締シリンダに供給した油によって直接型締力を
発生させる直圧式型締装置がある。
該直圧式型締装置においては、成形効率を向上させる必
要性から高速で型開閉が行われるようにする必要がある
が、型閉じを高速で行うとその可動プラテン、可動金型
等の慣性力によって可動金型が固定金型に衝突すること
があり、また型開きを高速で行うと、上記と同様の慣性
力によって可動プラテンが型締シリンダ側に衝突するこ
とがある。また、トグル式型締装置においては、型締位
置の近くでは機構的に金型の速度が低下するようになっ
ているが、直圧式型締装置のものにおいては、それがな
い。
したがって、上記のような衝突を防止するために、機械
的なストッパが配設されている。
ところが、上記制御装置においては、型締シリンダの位
置制御を機械的なストッパで行っているため、慣性が大
きい場合には、金型、型締シリンダを破損することがあ
る。また、振動や騒音の原因にもなり型開閉速度を所定
以上に高めることはできない。
そこで、フィードバック制御によって型開閉位置制御を
行う制御装置が提供されている。この油圧による制御に
は、ポンプから一定圧力の油の供給を得て制御弁により
制御する方式と、ポンプの吐出量を変化させこれにより
直接制御する方式がある。
第6図は制御弁により制御する型開閉制御装置を示す図
である。
図において、21は型締シリンダであり、シリンダの中
にピストン22を摺動自在に配設している。
該ピストン22の両側には、大径ロッド23及び小径ロ
ッド24が突出形成されていて、該大径ロッド23は図
示しない可動プラテンを介して可動金型に連結されてい
る。
ピストン22は型締シリンダ21の作動により往復動し
て型開閉を行う。
上記ピストン22の大径ロッド23側には、油室26が
形成され、該油室26には型開き時に油が供給される。
また、上記ピストン22の小径ロッド24側には型閉じ
用の油室27が形成される。
28はソレノイドの作動によって切換えが行われるとと
もに流量を比例制御する電磁比例流量制御弁であり、該
電磁比例流量制御弁28の各ポートは、上記型締シリン
ダ21内の油室26.27、可変容量ポンプ29、油タ
ンク30に接続されている。そして、ソレノイドaが駆
動されると■位置をとり、ソレノイドbが駆動されると
■位置をとり、しかも流量を比例制御することができる
。なお、N位置は中立位置である。
!位置においては、可変容量ポンプ29から吐出された
油は型締シリンダ21内の油室27に供給され、大径ロ
ッド23を介して可動プラテンを右方向に移動させ、型
閉じを行う。また、■位置においては、可変容量ポンプ
29から吐出された油は型締シリンダ21内の油室26
に供給され、大径ロッド23を介して可動プラテンを左
方向に移動させ、型開きを行う。N位置においては、ス
プールが中立状態に1かれ型締シリンダ21は停止する
上記構成の型開閉制御装置においては、高精度の位置制
御を行うことが可能であるが、基本的には弁制御と同じ
であり、動力の損失が大きい。
これに対して、型締シリンダの両油室に選択的に油を供
給する電磁切換弁を設け、該電磁切換弁の一方の油室に
は可変容量ポンプを、他方の油室には電磁比例流量制御
弁を接続して、可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を
制御することによって位置制御を行うものが提供されて
いる。
第7図は可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を制御す
る型開閉制御装置を示す図である。
図において、31は型締シリンダであり、シリンダの中
にピストン32を摺動自在に配設している。
該ピストン32の両側には、大径ロッド33及び小径ロ
ッド34が突出形成されていて、該大径ロッド33には
図示しない可動プラテンを介して可動金型に連結されて
いる。
ピストン32は型締シリンダ31の作動により往復動じ
て型開閉、型締めを行う。
上記ピストン32の小径ロッド34側である該小径ロッ
ド34の端面部分には油室35が形成され、該油室35
には可動プラテンを固定プラテン側に移動させる型閉じ
時に油が供給される。また、上記ピストン32の大径ロ
ッド33側には、油室36が形成されるとともに該油室
36には型開き時に油が供給される。
さらに、上記ピストン32の小径ロッド34側であるピ
ストン32の端面部分には型締め用の油室37が形成さ
れる。
38はソレノイドの作動によって切換えが行われる電磁
切換弁であり、該電磁切換弁38の各ボートは、上記型
締シリンダ31内の油室35.36、可変容量ポンプ3
9、電磁切換弁45及び電磁比例流量制御弁40に接続
されている。そして、ソレノイドaが駆動されると■位
置をとり、ソレノイドbが駆動されると■位置をとる。
なお、N位置は中立位置である。
■位置においては、可変容量ポンプ39がら吐出された
油は型締シリンダ31内の油室35に供給され、大径ロ
ッド33を介して可動プラテンを右方向に移動させ、型
閉じを行う、また、■位置においては、可変容量ポンプ
39から吐出された油は型締シリンダ31内の油室36
に供給され、大径ロッド33を介して可動プラテンを左
方向に移動させ型開きを行う。
N位置においては、スプールが中立状態に置かれ型締シ
リンダ31は停止する。
39は、指令された信号によって斜板の傾転角が変わり
その吐出量が該信号に比例して変更される可変容量ポン
プである。
また、40はソレノイドaにより電気的に制御され、電
気信号により流量が比例制御される電磁比例流量制御弁
である。該電磁比例流量制御弁4oはメータアウト回路
を構成し、該電磁比例流量制御弁40を制御することに
より、型締シリンダ31内の油室35.36から排出さ
れる油量を絞り、型締シリンダ31のピストン32に制
動作用を与える。
41はソレノイドaの作動により1位置と■位置をとる
電磁切換弁である。■位置においては、電磁比例流量制
御弁40とタンク44が連通され、■位置においては、
油路42と電磁比例流量制御弁40間を油路43が連絡
する。
上記電磁切換弁45は、ソレノイドaの作動によって1
位置と■位置をとる。電磁切換弁45は型開き時及び型
閉じ時には1位置をとり、型締め用の油室37はパイロ
ットチエツク付プレフィル弁47を通じてタンク49と
の間で油の吸入、吐出を行う。
型締め時には電磁切換弁45は■位置をとり、電磁切換
弁38を通じて型締め用の油室37に圧油が供給される
上記電磁切換弁38,41.45は、ソレノイドによっ
て切り換えられるだけのものであって、通過抵抗が小さ
い構造となっている。
上記構成の油圧回路において、ピストン32が移動する
と、該移動ストロークを変位センサ51が検出し、該変
位センサ51からの変位指令信号が制御装置52に送ら
れ、該制御装置52からの制御信号によって電磁比例流
量制御弁40及び可変容量ポンプ39が制御される。
ところが、上記構成の油圧回路においては、可変容量ポ
ンプ39と電磁比例流量制御弁40の動作をマツチング
する必要があり、可変容量ポンプ39、電磁比例流量制
御弁40のいずれの装置にも高い精度が要求される。し
たがって、上記型開閉制御装置を高精度の位置制御に使
用することはできない。
そこで、可変容量ポンプ、電磁比例流量制御弁等の機器
の特性を制御的に補償することにより高精度の位置制御
を行うことを可能とした油圧制御回路が提供されている
第8図は高精度の位置制御が可能な油圧制御回路図であ
る。
図において、31は型締シリンダであり、該型締シリン
ダ31の中にピストン32を摺動自在に配設している。
該ピストン32は型締シリンダ31の作動により往復動
じて型開閉、型締めを行う。
上記ピストン32の両端面には油室36.37が形成さ
れ、油室36.37には図示しない電磁切換弁を介して
電磁比例流量制御弁61が接続される。
第8図においては、説明の便宜上電磁比例流量制御弁6
1を油室37側に配設しているが、実際の油圧回路は上
述したように電磁比例流量制御弁61と型締シリンダ3
1間に電磁切換弁が配設されているので、油室36側に
配設しているものと機能上異ならない。
上記電磁比例流量制御弁61はソレノイドaにより作動
し、電気信号により流量が比例制御され、型締シリンダ
31内の油室37又は油室37から排出される油量を絞
り、型締シリンダ31のピストン32を制動する。
また、39は、指令された信号によって斜板53の傾転
角が変わりその吐出量が該信号に比例して変更される可
変容量ポンプである。
上記型締シリンダ31のピストン32には変位センサ5
1が接続されていて、該ピストン32が移動すると、移
動ストロークを変位センサ51が検出し、該変位センサ
51からの変位信号xLが減算器55に送られる。
一方、射出成形機本体の制御装置から速度指令信号d 
X Lref /dtが積分器54に与えられ、積分さ
れて位置指令信号X Lrafとなる。そして、上記減
算器55において該位置指令信号X Lrafと実際の
可動プラテンの位置、すなわちピストン32の位置xL
との偏差が求められ、この偏差X Lraf−X Lが
増幅器56.57に送られてゲインが掛けられる。そし
て、このゲインによって上記電磁比例流量制御弁61及
び可変容量ポンプ39が制御される。
ここで、電磁比例流量制御弁61は通常非線形特性を有
している。すなわち、電磁比例流量制御弁61の入力に
対して弁開度が比例しない。また、温度変化、機械的誤
差、経年変化、再現性等によって電磁比例流量制御弁6
1が開き始めるゼロ点も変化してしまう。偏差の残った
状態、すなわち型締シリンダ31が目標に到達する前に
磁比側流量制御弁61が全閉になると、型締シリンダ3
1はそれ以上進まなくなり、目標に到達しなくなる。そ
こで、上記増幅器56と電磁比例流量制御弁61間にパ
ルプ特性線形化手段58が配設され、線形化されるとと
もにある一定値のオフセットが加えられている。
上記バルブ特性線形化手段58と増幅器56の間には加
夏器60が設けられていて、オフセットが加えられ、位
置の偏差XLrar  XLがOの場合でもバルブ開度
がある程度の指令値7 r*fを有し、停止時において
も圧力が残らないようにしている。
第9図はオフセットを加えた場合のパルプ開度特性図で
ある。
図に示すように、偏差X Lr+ef  X LがOの
場合に約2%のオフセット量が形成されるようになって
いる。
(発明が解決しようとする課!!り しかしながら、上記従来の油圧制御回路においては、低
速作動時に摺動部分の抵抗によってスティックスリップ
が発生し、型締シリンダ31の作動が不安定になること
がある。
特に、差動回路を有する油圧回路においては、有効受圧
面積が小さいため、低速時のスティックスリップが発生
しやすい傾向にある。これは、電磁比例流量制御弁61
を絞ることによって抑制することができる。
第10図はスティックスリップの発生範囲を示す図であ
る。
図に示すように、スティックスリップの発生範囲は、型
締シリンダ31の速度dχ/dtとバルブ開度)’r*
fの関係上斜線部分において発生する。
すなわち、低速時かつバルブ開度が大の時に、スティッ
クスリップが発生する。
本発明は、上記従来の油圧制御回路の問題点を解決して
、低速時におけるスティックスリップの発生を防止し、
作動を安定化させることができる油圧制御回路を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の油圧制御回路においては、可動金
型を配設した可動プラテンにロッドが連結され、ピスト
ンの両側に型移動用の油室及び片側に型締め用の油室を
形成した型締シリンダが設けられ、該型締シリンダの両
油室に選択的に油を供給する電磁切換弁と、該電磁切換
弁に接続され、一方の油室に油を供給する可変容量ポン
プを有している。
そして、電磁比例流量制御弁が上記電磁切換弁に接続さ
れ、他方の油室から油が供給されるようになっている。
また、可動プラテンの位置を検出して位1信号を発生す
る手段と、可動プラテンの位置を指令する位置指令信号
を発生する手段が設けられていて、上記両信号の偏差が
求められてそれに対応して上記電磁比例流量制御弁のバ
ルブ開度指令が発生させられる。
そして、上記偏差が設定値以下になってスティックスリ
ップが発生しやすい領域になると、バルブ開度を上記偏
差に対応して求めたバルブ開度指令より低下させるよう
にしである。
(作用) 本発明によれば、上記のように可動金型を配設した可動
プラテンにロッドが連結され、ピストンの両側に型移動
用の油室及び片側に型締め用の油室を形成した型締シリ
ンダと、上記両油室に選択的に油を供給する電磁切換弁
と、該電磁切換弁に接続され、一方の油室に油を供給す
る可変容量ポンプを有しているので、可変容量ポンプか
ら吐出された油は電磁切換弁を介して型締シリンダの一
方の油室に供給された型締シリンダを移動させる。
その時、上記電磁切換弁に接続され、他方の油室から油
が供給される電磁比例流量制御弁が設けられており、該
電磁比例流量制御弁によって油量が制御されるため、型
締シリンダに制動が掛けられる。
そして、可動プラテンの位置を検出して位置信号を発生
する手段と、可動プラテンの位置を指令する位置指令信
号を発生する手段と、上記両信号の偏差を求める手段と
、上記偏差に対応して上記電磁比例流量制御弁のバルブ
開度指令を発生する手段が設けられているので、上記偏
差に対応して型締シリンダを制動する。
この時、偏差が小さい場合にはスティックスリップが発
生しやすいので、上記偏差が設定値以下になると、バル
ブ開度を上記偏差に対応して求めたバルブ開度指令より
低下させるようにしである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の油圧制御回路の制御ブロック図である
図において、31は型締シリンダであり、該型締シリン
ダ31の中にピストン32を摺動自在に配設している。
該ピストン32は型締シリンダ31の作動により往復動
じて型開閉、型締めを行う。
上記ピストン320両端面には油室36.37が形成さ
れ、油室36.37には図示しない電磁切換弁を介して
電磁比例流量制御弁61が接続される。
上記1を磁比例流量制欄弁61はソレノイドaにより作
動し、電気信号により流量が比例制御され、型締シリン
ダ31内の油室37又は油室37から排出される油量を
絞り、型締シリンダ31のピストン32を制動する。
また、39は、指令された信号によって斜Fi、53の
傾転角が変わりその吐出量が該信号に比例して変更され
る可変容量ポンプである。
上記型締シリンダ31のピストン32には変位センサ5
1が接続されていて、該ピストン32が移動すると、該
移動ストロークを変位センサ51が検出し、該変位セン
サ51からの変位信号χ、が減算器55に送られる。
一方、射出成形機本体の制御装置から速度指令信号d 
X Lrot /dtが積分器54に与えられ、積分さ
れて位置指令信号xL□、となる。そして、上記減算器
55において該位置指令信号X Lrefと実際の可動
プラテンの位置すなわちピストン32の位置Xtとの偏
差XLr+ef−XLが増幅器57.63.65に送ら
れてゲインが掛けられる。そして、このゲインによって
上記電磁比例流量制御弁61及び可変容量ポンプ39が
制御される。
ここで、電磁比例流量制御弁61は特に高級な制御弁で
ないかぎり通常非線形特性を有している。
すなわち、電磁比例流量制御弁61の入力に対して弁開
度が比例しない。また、温度変化、機械的誤差、経年変
化、再現性等によって電磁比例流量制御弁61が開き始
めるゼロ点も変化してしまう。偏差の残った状態、すな
わち可動プラテンが目標に到達する前に電磁比例流量制
御弁61が全開になると、型締シリンダ31はそれ以上
進まなくなり、目標に到達しなくなる。そこで、上記増
幅器56と電磁比例流量制御弁61間にバルブ特性線形
化手段58を配設して線形化し、また、ある一定のオフ
セットを加え多少の誤差があっても全開することがない
ようにしている。
また、可変容量ポンプ39には位置の偏差XLr。。
xLに比゛例ゲインPGをかけて得られる傾転角指令Z
、。fが入力され、該指令値Z r*fに比例する吐出
量qoの油が可変容量ポンプ39から吐出されるように
なっている。
そして、上記型締シリンダ31のPz側すなわち油室3
6にはこの吐出量q0とP、側すなわち油室37からの
流量q、が合流して流入し、合流後の流量q z(= 
q。+q+)に比例した速度で型開きが行われるが、結
果的に型締シリンダ31の速度dxt /dtは可変容
量ポンプ39の傾転角指令Z rllfつまり偏差X 
+、r*t  X Lに比例する。
したがって、常に位置指令信号XLrafの値に対応し
て位置制御を行うことになるが、速度指令信号dXLr
*f /dtが一定であれば、上記位置指令信号X L
r5fは速度指令信号dxt□t /dtで表される傾
きを持ったランプ状の指令となり、上記位置指令信号X
Lrafに対して連続的に位置制御を行えば上記速度指
令信号dXLr。t /dtに対して行う速度制御と同
じ結果を得ることになる。
すなわち、制御系を切り換えることなく位置制御と速度
制御を行うことができる。
しかし、上記可変容量ポンプ39は減速力を発生するこ
とはできないので、上述したように電磁比例流量制御弁
61が設けられ、可変容量ポンプ39の傾転角指令Z 
1.llfにほぼ比例したパルプ開度の指令yrafが
ソレノイドaに入力される。
この結果、電磁比例流量制御弁61の開度yは、可変容
量ポンプ39の吐出量q0に比例する。すなわち、可変
容量ポンプ39の吐出量q、を減少させて型締シリンダ
31を減速しようとする場合には、i!磁比例流量制御
弁61の開度yを減少させるとよい。
この場合、型締シリンダ31が停止した時に油室36、
37に圧力が残った状態となるので、これを防ぐため電
磁比例流量制御弁61への開度指令)’rayにオフセ
ットが加えられる。該オフセットは、加算器66におい
て増幅器63の出力とオフセット信号を加算することに
よって加えることができる。
また、上記加算器66とバルブ特性線形化手段58の間
にスイッチ67が配設される。該スイッチ67は、増幅
器63.65を選択してゲインを変更するものである。
第2図は本発明の油圧制御回路の偏差/バルブ開度関係
図である。
ライン)’ raflは第8図に示す従来の油圧制御回
路によって得られる開度指令を示し、ラインY ref
tは第1θ図に示すスティックスリップ発生範囲の境界
すなわちスティックスリップ限界を示す。
開度指令のラインy1゜、1よりスティックスリップ限
界のライン)’ rmtzが下まわればスティックスリ
ップが発生する。したがって、上記スイッチ67は、例
えば比較器70の出力によって作動させられ、これを防
止するためY raft > Y rtrtzとなった
時点でスイッチ67を操作して、!磁比側流量制御弁6
1への開度指令を第2図の実線に示すように切り換える
V rafl > 3’ rmtzか否かの判断は、比
較器70において偏差X Lraf  X Lと基準信
号Δx1を比較することによって行うことができる。
上記実施例の場合、電磁比例流量制御弁61に微妙な制
御が求め、られるため、精度の低い電磁比例流量制御弁
61を使用することが困難である。その場合、次のよう
な制御回路とするとよい。
第3図は本発明の第二の実施例を示す油圧制御回路の制
御ブロック図、第4図は本発明の油圧制御回路の偏差/
パルプ開度関係図である。
この実施例の場合、電磁比例流量制御弁61への開度指
令y1..を与えるためには増幅器56のみがあればよ
い。また、加算器60とバルブ特性線形化手段58の間
にスイッチ73が配設される。該スイッチ73は、電磁
比例流量制御弁61に増幅器56の出力によって開度指
令Y rafを与えるか、全閉指令を与えるかを選択す
るだめのものである。
第4図において、ラインYr*t+は第8図に示す従来
の油圧制御回路によって得られる開度指令を示し、ライ
ンY raf2は第1O図に示すスティックスリップ発
生範囲の境界すなわちスティックスリップ限界を示す。
関度指令のラインyraflよりスティックスリップ限
界のラインy7゜、2が下まわればスティックスリップ
が発生する。したがって、上記スイッチ67は例えば比
較器70の出力によって作動させられ、これを防止する
ためyr*t+>!/r□2となった時点でスイッチ7
3を操作して、電磁比例流量制御弁61への開度指令を
全閉とし、第4図の実線に示すように切り換える。
)’ reft > Y 、、*tzか否かの判断は、
比較器70において偏差X Lr*f  X Lと基準
信号Δx1を比較することによって行うことができる。
上記電磁比例流量制御弁61への開度指令を全閉とした
時、油は電磁比例流量制御弁61をバイパスするように
配設された油路75を介して流れる。核油路75には、
固定絞り77が設けられており、偏差XLr。、−χ、
が0の時にバルブ開度y0が得られる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、可動プラ
テンの位置を検出して位置信号を発生する手段と、可動
プラテンの位置を指令する位置指令信号を発生する手段
と、上記両信号の偏差を求める手段と、上記偏差に対応
して1磁比例流量制御弁のバルブ開度指令を発生する手
段と、上記偏差が設定値以下になると、バルブ開度を上
記偏差に対応して求めたバルブ開度指令より低下させる
手段を有しているので、スティックスリップの発生を防
止することができ、型締シリンダの作動を安定化させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧制御回路の制御ブロック図、第2
図は本発明の油圧制御回路の偏差/バルブ開度関係図、
第3図は本発明の第二の実施例を示す油圧制御回路の制
御ブロック図、第4図は本発明の油圧制御回路の偏差/
バルブ開度関係図、第5図は従来の射出成形機の概要図
、第6図は制御弁により制御する型開閉制御装置を示す
図、第7図は可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を制
御する型開閉制御装置を示す図、第8図は高精度の位置
制御が可能な油圧制御回路図、第9図はオフセットを加
えた場合のバルブ開度特性図、第10図はスティックス
リップの発生範囲を示す図である。 31・・・型締シリンダ、32・・・・・・ピストン、
36.37・・・油室、38,41.45・・・電磁切
換弁、39・・・可変容量ポンプ、40.61・・・電
磁比例流量制御弁、51・・・変位センサ、56.57
.63.65・・・増幅器、58・・・バルブ特性線形
化手段、67、73・・・スイッチ。 特許出願人   住友重機械工業株式会社復代理人 弁
理士 川 合  誠(外1名)第 図 第 図 3/ 第 図 備差χムref  −人 速1dxL/lit

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)可動金型を配設した可動プラテンにロッドが連結
    され、ピストンの両側に型移動用の油室及び片側に型締
    め用の油室を形成した型締シリンダと、 (b)上記両油室に選択的に油を供給する電磁切換弁と
    、 (c)該電磁切換弁に接続され、一方の油室に油を供給
    する可変容量ポンプと、 (d)上記電磁切換弁に接続され、他方の油室から油が
    供給される電磁比例流量制御弁と、 (e)可動プラテンの位置を検出して位置信号を発生す
    る手段と、 (f)可動プラテンの位置を指令する位置指令信号を発
    生する手段と、 (g)上記両信号の偏差を求める手段と、 (h)上記偏差に対応して上記電磁比例流量制御弁のバ
    ルブ開度指令を発生する手段と、(i)上記偏差が設定
    値以下になると、バルブ開度を上記偏差に対応して求め
    たバルブ開度指令より低下させる手段を有していること
    を特徴とする油圧制御回路。
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