JPH03207612A - 型開閉制御装置 - Google Patents

型開閉制御装置

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JPH03207612A
JPH03207612A JP109290A JP109290A JPH03207612A JP H03207612 A JPH03207612 A JP H03207612A JP 109290 A JP109290 A JP 109290A JP 109290 A JP109290 A JP 109290A JP H03207612 A JPH03207612 A JP H03207612A
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JP
Japan
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mold
oil
valve
proportional flow
piston
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JP109290A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Itsuji
孔康 井辻
Yasuyuki Kono
泰幸 河野
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出戒形機の型締装置における型開閉制御装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化された威形材料
を高圧により金型内に射出し、その中で冷却固化又は硬
化させ、次いで金型を開いて威形品を取り出すようにし
た射出戒形機として、第6図に示すようなものが提供さ
れている。
図において、機台lに型締装置2と射出装置3が設置さ
れており、該型締装置2は、固定金型取付体4と可動金
型取付体5を備えていて、型締用シリンダ6がタイバ7
に沿って可動プラテン5を往復動させると、固定金型8
と可動金型9が接離する。
また、上記射出装置3は、ホッパ10内の樹脂を加熱溶
融して射出するノズル1lを往復動自在に備えており、
該ノズル11から金型凹部8a, 9a内に溶融樹脂が
注入される。一方、成形品は排出口l2から機台lの下
方に落下排出される。
上記型締装置には、油圧シリンダや電動機によって発生
させた力をトグル継手というリンクの組合わせによって
増幅し、大きな型締力を得ようとするトグル式型締装置
と、型締シリンダに供給した油によって直接型締力を発
生させる直圧式型締装置がある。
該直圧式型締装置においては、或形効率を向上させる必
要性から高速で型開閉が行われるようにする必要がある
が、型閉じを高速で行うとその可動プラテン、可動金型
等の慣性力によって可動金型が固定金型に衝突すること
があり、また型開きを高速で行うと、上記と同様の慣性
力によって可動プラテンが型締シリンダ側に衝突するこ
とがある。また、トグル式型締装置においては、型締位
置の近くでは機構的に金型の速度が低下するようになっ
ているが、直圧式型締装置のものにおいては、油圧制御
弁によって型締シリンダの速度制御が行われている。
したがって、上記のような衝突を防止するために、機械
的なストッパが配設されている。
ところが、上記制御装置においては、型締シリンダの位
置制御を機械的なストッパで行っているため、慣性が大
きい場合には、金型、型締シリンダを破損することがあ
る。また、振動や騒音の原因にもなり型開閉速度を所定
以上に高めることはできない。
そこで、油圧番こまって型開閉位置制御を行う制御装置
が提供されている。この油圧による制御には、ポンプか
ら一定圧力の油の供給を得て制御弁により制御する方式
と、ポンプの吐出量を変化させこれにより直接制御する
方式がある。
第7図は制御弁により制御する型開閉制御装置を示す図
である。
図において、21は型締シリンダであり、シリンダの中
にピストン22を摺動自在に配設している。
該ピストン22の両側には、大径ロッド23及び小径ロ
ッド24が突出形成されていて、該大径ロッド23は図
示しない可動プラテンを介して可動金型に連結されてい
る。
ピストン22は型締シリンダ21の作動により往復動し
て型開閉、型締めを行う。
上記ピストン22の大径ロッド23側には、油室26が
形成され、核油室26には型開き時に油が供給される。
また、上記ピストン22の小径ロッド24側には型締め
用の油室27が形成される。
2Bはソレノイドの作動によって切換えが行われるとと
もに流量を比例制御する電磁比例流量制御弁であり、該
電磁比例流量制御井28の各ボートは、上記型締シリン
ダ21内の油室26, 27、可変容量ポンプ29、油
タンク30に接続されている。そして、ソレノイドaが
駆動されるとI位置をとり、ソレノイドbが駆動される
と■位置をとり、しかも流量を比例制御することができ
る。なお、N位置は中立位置である。
■位置においては、可変容量ボンプ29から吐出された
油は型締シリンダ21内の油室27に供給され、大径ロ
ッド23を介して可動プラテンを右方向に移動させ、型
閉じを行う。また、■位置においては、可変容量ボンプ
29から吐出された油は型締シリンダ21内の油室26
に供給され、大径ロッド23を介して可動プラテンを左
方向に移動させ、型開きを行う。N位置においては、ス
ブールが中立状態に置かれ型締シリンダ21は停止する
上記構威の型開閉制御装置においては、高精度の位置制
御を行うことが可能であるが、基本的には弁制御と同じ
であり、動力の損失が大きい。
これに対して、型締シリンダの両油室に選択的に油を供
給する電磁切換弁を設け、該電磁切換弁の一方の油室に
は可変容量ポンプを、他方の油室には電磁比例流量制御
弁を接続して、可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を
制御することによって位置制御を行うものが提供されて
いる。
第8図は可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を制御す
る型開閉制御装置を示す図である。
図において、31は型締シリンダであり、シリンダの中
にピストン32を摺動自在に配設している。
該ピストン32の両側には、大径ロノド33及び小径ロ
ッド34が突出形成されていて、該大径ロッド33には
図示しない可動プラテンを介して可動金型に連結されて
いる。
ピストン32は型締シリンダ31の作動により往復動し
て型開閉、型締めを行う。
上記ピストン32の小径ロッド34側である該小径ロッ
ド34の端面部分には油室35が形成され、該油室35
には可動プラテンを固定プラテン側に移動させる型閉じ
時に油が供給される。また、上記ピストン32の大径ロ
ッド33側には、油室36が形成されるとともに該油室
36には型開き時に油が供給される。
さらに、上記ピストン32の小径ロッド34Y側である
ピストン32の端面部分には型締め用の油室37が形成
される。
3日はソレノイドの作動によって切換えが行われる電磁
切換弁であり、該電磁切換弁38の各ボートは、上記型
締シリンダ31内の油室35. 36、可変容量ボンプ
39、電磁切換弁45及び電磁比例流量制御弁40に接
続されている。そして、ソレノイドaが駆動されると1
位置をとり、ソレノイドbが駆動されると■位置をとる
。なお、N位置は中立位置テアる。■位置においては、
可変容量ポンブ39から吐出された油は型締シリンダ3
1内の油室35に供給され、大径ロッド33を介して可
動プラテンを右方向に移動させ、型閉しを行う。また、
■位置においては、可変容量ポンプ39から吐出された
油は型締シリンダ31内の油室36に供給され、大径ロ
ッド33を介して可動プラテンを左方向に移動させ型開
きを行う。N位置においては、スプールが中立状態に置
かれ型締シリンダ31は停止する。
39は、指令された信号によって斜板の傾転角が変わり
その吐出量が該信号に比例して変更される可変容量ポン
プである。
また、40はソレノイドaにより電気的に制御され、電
気信号により流量が比例制御される電磁比例流量制御弁
である。該電磁比例流量制御弁40はメータアウト回路
を構威し、該電磁比例流量制御弁40を制御することに
より、型締シリンダ31内の油室35, 36から排出
される油量を絞り、型締シリンダ3lのピストン32に
制動作用を与える。
41はソレノイドaの作動により1位置と■位置をとる
電磁切換弁である。■位置においては、電磁比例流量調
整弁40とタンク44が連通され、■位置においては、
油路42と電磁比例流量調整弁40間を油路43が連絡
する。
上記電磁切換弁45は、ソレノイドaの作動によってI
位置と■位置をとる。電磁切換弁45は型開き時及び型
閉じ時には1位置をとり型締め用の油室37はパイロッ
トチェック付プレフイル弁47を通じてタンク49との
間で油の吸入、吐出を行う。型締め時には電磁切換弁4
5は■位置をとり、電磁切換弁38を通じて型締め用の
油室37に圧油が供給される。
上記電磁切換弁3B,41.45は、ソレノイドによっ
て切り換えられるだけのものであって、通過抵抗が小さ
い構造となっている。
上記構戒の油圧回路において、ピストン32が移動する
と、該移動ストロークを変位センサ51が検出し、該変
位センサ51からの変位指令信号が制御装置52に送ら
れ、該制御装置52からの制御信号によって電磁比例流
量制御井40及び可変容量ボンプ39が制御される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構戒の型開閉制御装置においては、
可変容量ボンプ39と電磁比例流量制御弁1n 40の動作をマッチングする必要があり、可変容量ポン
プ39、電磁比例流量制御弁40のいずれの装置にも高
い精度が要求される。
したがって、上記型開閉制御装置を高精度の位置制御に
使用することはできない。
本発明は、上記従来の型開閉制御装置の問題点を解決し
て、可変容量ポンプ、電磁比例流量制御弁等の機器の特
性を制御的に補償することにより高精度の位置制御を行
うことを可能とした型開閉制御装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) そのために本発明は、可動金型を配設した可動プラテン
にロッドが連結され、ピストンの両側に型移動用の油室
及び片側に型締め用の油室を形成した型締シリンダと、
上記両油室に選択的に油を供給する電磁切換弁と、該電
磁切換弁に接続され、一方の油室に油を供給する可変容
量ポンプと、上記電磁切換弁に接続され、他方の油室か
ら油が供給される電磁比例流量制御弁によって油圧回路
が形成される。
1l また、該油圧回路を制御するために、可動プラテンの位
置を検出して位置信号を発生する手段と、可動プラテン
の位置を指令する位置指令信号を発生する手段と、上記
両信号の偏差を求める手段と、該偏差を受け、偏差が小
さい時のみゲインを大きくする低域補償器と、可変容量
ポンプの吐出流量をフィードバックさせるマイナフィー
ドバック回路と、速度指令信号が低下する時までの電磁
比例流量制御弁の弁開度を最大とする手段を有している
そして、上記電磁比例流量制御弁には、該電磁比例流量
制御弁の特性を線型化する手段及びオフセットを加える
手段を配設するとともに、上記可変容量ポンプには、ポ
ンプ人力がゼロ点近傍においてポンプ吐出量をゼロとす
る適度な不感帯を形成する手段を配設する。
さらに、可変容量ポンプにポンプ指令の位相補償を行う
位相補償器を接続することで応答性が改善できる。
(作用) 12 本発明によれば、可動金型を配設した可動プラテンにロ
ッドが連結され、ピストンの両側に型移動用の油室及び
片側に型締め用の油室を形成した型締シリンダと、上記
両油室に選択的に油を供給する電磁切換弁と、該電磁切
換弁に接続され、方の油室に油を供給する可変容量ポン
プと、上記電磁切換弁に接続され、他方の油室から油が
供給される電磁比例流量制御弁を有するようにしている
したがって、可変容量ポンプの吐出量を減少させるとと
もに、上記電磁比例流量制御弁に供給される油を絞るこ
とによって型締シリンダに制動動作をさせることができ
る。また、この時に電磁比例流量制御弁は一つだけ配設
すればよい。
また、可動プラテンの位置を検出して位置信号を発生す
る手段と、可動プラテンの位置を指令する位置指令信号
を発生する手段と、上記両信号の偏差を求める手段と、
該偏差を受け、偏差が小さい時のみゲインを大きくする
低域補償器と、可変容量ポンプの吐出流量をフィードハ
ックさせるマイナフィードバック回路と、速度指令信号
が低下する時までの電磁比例流量制御弁の弁開度を最大
とする手段を有している。
したがって、可動プラテンが目標に近づくまではゲイン
を小さく、目標近傍においてはゲインが大きくされる。
そして、マイナフィードバック回路によってポンプの精
度と応答性が向上する。
さらに、上記電磁比例流量制御弁に、該電磁比例流量制
御弁の特性を線型化する手段及びオフセットを加える手
段を配設することによって電磁比例流量制御弁の入力に
対する弁開度が線型化し、ゼロ点変化を無くすことがで
きる。
そして、上記可変容量ポンプに、ポンプ人力がゼロ点近
傍においてポンプ吐出量をゼロとする不感帯を形成ずる
手段を配設ずることによって再現性を向上させることが
でき、ポンプ人力の位相補償を行う位相補償器を接続し
て閉ループの特性を改善させ、応答性を向上させること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は本発明の型開閉制御装置のブロック図である。
油圧回路の構或は第8図と同じであるため、その説明は
省略する。
図において、31は型締シリンダであり、シリンダの中
にピストン32を摺動自在に配設している。
該ピストン32は型締シリンダ31の作動により往復動
して型開閉、型締めを行う。
上記ピストン32の両端面には油室36, 37が形成
され、油室36, 37には電磁切換弁3日(第8図)
を介して電磁比例流量制御弁40が接続される。
電磁比例流量制御井40はソレノイドaにより作動し、
電気信号により流量が比例制御され、型締シリンダ31
内の油室35又は油室36から排出される油量を絞り、
型締シリンダ31のピストン32に制動作用を与える。
また、39は、指令された信号によって斜板53の傾転
角が変わりその吐出量が該信号に比例して変更される可
変容量ポンプである。
上記型締シリンダ3lのピストン32には変位セン15 サ51が接続されていて、該ピストン32が移動すると
、該移動ストロークを変位センサ51が検出し、該変位
センサ5lからの変位信号XLが減算器55に送られる
一方、射出戒形機本体の制御装置から第2図に示すよう
な速度指令信号X’arafが積分器56に与えられ、
積分された後で第3図に示すような位置指令信号X。、
,となる。そして、上記減算器55において該位置指令
信号X.r.fと実際の可動プラテンの位置すなわちピ
ストン32の位置xLとの偏差が求められ、この偏差が
増幅器56. 57に送られてゲインが掛けられる。そ
して、このゲインによって上記電磁比例流量制御弁40
及び可変容量ポンプ39が制御される。
ここで、電磁比例流量制御弁40は第4図において実線
で示すように非線型特性を有している。すなわち、電磁
比例流量制御弁40の入力に対して弁開度が比例しない
。また、温度変化、機械的誤差、経年変化、その他再現
性によって電磁比例流量制御弁40が開き始めるゼロ点
も変化してしまう。偏16 差の残った状態、すなわちゼロ点がずれたままで電磁比
例流量制御井40が全閑になると、型締シリンダ31は
それ以上進まなくなり、目標に到達しなくなる。そこで
、上記増幅器56と電磁比例流量制御弁40間にバルブ
特性線型化手段59が配設され、破線のように線型化さ
れる。また、該ハルブ特性線型化手段59の先に加算器
60が設けられていて、オフセットが加えられる。
該オフセット及び線形化手段に換えて弁開度センサを配
設し、マイナフィードバックをかけることもできる。
また、電磁比例流量制御弁40は、加速中、及び高速移
動中においては不要のものであり、効率の点からは全開
としておくことが望ましい。したがって、速度指令信号
X’arefが低下する時(第2図のA点)以前の電磁
比例流量制御弁40の弁開度を最高値としておき、それ
以降位置偏差に基づいた制御が行われる。
一方、可変容量ポンブ39は、その特性が型締シリンダ
31の位置制御に大きい影響を与えるため、17 斜板53の傾転角(又は吐出流量)のマイナフィードバ
ックがとられる。このため、減算器61が接続される。
この場合、多少の再現性の問題があるため、可変容量ボ
ンプ39の人力が0の点で完全に吐出容量が0となるよ
うに、第5図に示すようにゼロ点近傍に最小限の不惑帯
が設けられる。
また、目標位置に到達するのを容易にするために低域補
償器62が設けられる。該低域補償器62は、制御系全
体の応答性を低下させるので、可動プラテンすなわち型
締シリンダ31が目標位置に近づき、位置指令信号M 
arafと実際の可動プラテンの位置すなわちピストン
32の位置XLとの偏差が小さくなった場合に作動する
ようになっている。そのために、スイッチ63が設けら
れ、該スイッチ63によって選択的に低域補償器62が
接続される。64は上記低域補償器62を介した信号と
、介さない信号を加算する加算器である。
さらに、閉ループ系の特性を改善して応答性を向上させ
るために、位相補償器65が接続される。
18 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、可動金型を配設
した可動プラテンにロッドが連結され、ピストンの両側
に型移動用の油室及び片側に型締め用の油室を形成した
型締シリンダと、上記両油室に選択的に油を供給する電
磁切換弁と、該電磁切換弁に接続され、いずれか一方の
油室に油を供給する可変容量ポンプと、上記電磁切換弁
に接続され、他方の油室から吐出される油が通過する電
磁比例流量制御弁を有しているため、可変容量ポンプの
吐出油量と電磁比例流量制御弁の開度を対応させて調整
することで、1個の電磁比例流量制御弁を設けるだけで
制動作用を行うことが可能となる。したがって、油路内
に複数の電磁比例流量制御弁を配設する必要がなく、電
磁比例流量制御弁によって生ずる出力損失を抑制するこ
とが可能19 となる。
また、可動プラテンの位置を検出して位置信号を発生す
る手段と、可動プラテンの位置を指令する位置指令信号
を発生する手段と、上記両信号の偏差を求める手段と、
該偏差を受け、偏差が小さい時のみゲインを大きくする
低域補償器と、可変容量ポンプの吐出流量をフィードバ
ックさせるマイナフィードバック回路と、速度指令信号
が低下する時までの電磁比例流量制御弁の弁開度を最大
とする手段を有している。
したがって、可動プラテンが目標に近づくまではゲイン
を小さく、目標近傍においてはゲインが大きくするため
、可動プラテンが目標位置に近づくのが容易になる。そ
して、マイナフィードバック回路によって応答性が向上
する。
さらに、上記電磁比例流量制御弁に、該電磁比例流量制
御弁の特性を線型化する手段及びオフセットを加える手
段を配設することによって電磁比例流量制御弁の入力に
対する弁開度が線型化し、ゼロ点変化を無くすことがで
きる。すなわち、温20 度変化、機械的誤差、経年変化、その他再現性によって
電磁比例流量制御弁が開き始めるゼロ点が変化すること
がなくなり、可動プラテンは容易に目標に到達すること
ができるようになる。
そして、上記可変容量ポンプに、ポンプ人力がゼロ点近
傍においてポンプ吐出量をゼロとする不感帯を形成する
手段を配設することによって再現性を向上させることが
でき、ポンプ入力の位相補償を行う位相補償器を接続し
て閉ループの特性を改善させ、応答性を向上させること
ができる。
(実施例)
【図面の簡単な説明】
第I図は本発明の型開閉制御装置のブロック図、第2図
は速度指令信号のタイムチャート、第3図は位置指令信
号のタイムチャート、第4図はバルプ特性図、第5図は
弁特性図、第6図は従来の射出威形機を示す図、第7図
は制御弁により制御する型開閉制御装置を示す図、第8
図は可変容量ポンプと電磁比例流量制御弁を制御する型
開閉制御装置を示す図である。 21 31・・・型締シリンダ、32・・・・・・ピストン、
35.36・・・型移動用の油室、37・・・型締め用
の油室、3B,41.45・・・電磁切換弁、39・・
・可変容量ポンプ、40・・・電磁比例流量制御弁、5
1・・・変位センサ、52・・・制御装置、59・・・
バルブ特性線型化手段、62・・・低域補償器、65・
・・位相補償器。。 特 許 出 願 人  住友重機械工業株式会社復代理
人 弁理士  川 合  誠(外1名)22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)可動金型を配設した可動プラテンにロッド
    が連結され、ピストンの両側に型移動用の油室及び片側
    に型締め用の油室を形成した型締シリンダと、 (b)上記両油室に選択的に油を供給する電磁切換弁と
    、 (c)該電磁切換弁に接続され、一方の油室に油を供給
    する可変容量ポンプと、 (d)上記電磁切換弁に接続され、他方の油室から油が
    供給される電磁比例流量制御弁と、 (e)可動プラテンの位置を検出して位置信号を発生す
    る手段と、 (f)可動プラテンの位置を指令する位置指令信号を発
    生する手段と、 (g)上記両信号の偏差を求める手段と、 (h)該偏差を受け、偏差が小さい時のみゲインを大き
    くする低域補償器と、 (i)可変容量ポンプの吐出流量をフィードバックさせ
    るマイナフィードバック回路と、(j)速度指令信号が
    低下する時までの電磁比例流量制御弁の弁開度を最大と
    する手段を有することを特徴とする型開閉制御装置。
  2. (2)上記電磁比例流量制御弁には、該電磁比例流量制
    御弁の特性を線型化する手段及びオフセットを加える手
    段を配設するとともに、上記可変容量ポンプには、ポン
    プ入力がゼロ点近傍においてポンプ吐出量をゼロとする
    不感帯を形成する手段を配設した請求項1記載の型開閉
    制御装置。
  3. (3)上記可変容量ポンプには、ポンプ入力の位相補償
    を行う位相補償器を接続した請求項1又は2記載の型開
    閉制御装置。
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