JPH0474211A - ペン入力装置のタッチパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 Ｘ−Ｙ座標を検出するために使用されるペン入力装置の
タッチパネルに関し、 均一な抵抗値を有する抵抗体膜を容易に形成可能とする
ことを目的とし、 平面あるいは曲面にペン先を接触あるいは近付けること
により、ペン先部に設けられた電極を通してペン先の接
触あるいは近付けた位置を電気的に検出し、その点に対
する面上のＸ−Ｙ座標値を与えるペン入力装置のタッチ
パネルにおいて、上記平面あるいは曲面を、平行に設置
された２枚の絶縁性構造物と、その間に封入された導電
性液体とにより構成されるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はＸ−Ｙ座標を検出するために使用されるペン入
力装置のタッチパネルに関する。

〔従来の技術〕

第２図は従来の図形伝送装置の１例（参考文献：特願昭
５７−８３８８１号）を示す図である。同図において、
■は入力タブレットであり、該タブレット１には電界位
相差検出法その他公知の方法により入力ペン２の位置を
検出するたｔの手段が設けられている。そして入力ペン
位置信号は伝送路４を経て駆動回路８に入力される。一
方、出力面５にも記録ペン６の位置検出を行なうべく、
入力タブレット１と全く同一の手段が設けられている。

記録ペン６で検出した記録ペン位置信号は駆動回路８に
入力される。駆動回路８の出力はモータ７を駆動し、モ
ータ７の回転により記録ペン６が出力面５上を動く。

駆動回路８は入力ペン２からの位置信号と記録ペン６か
らの位置信号とを常に一致させるようにモータ７を駆動
し、記録ペン６を動かすから、当該記録ペン６は入力ペ
ン２と同じ軌跡を描くことになり、入力図形と同じ図形
が出力面上に再現される。

第３図は上記図形伝送装置における入力タブレットを示
す図である。これは矩形平坦な基板１０上に抵抗膜１１
が設けられ、その対向する２辺にＸ電極１２．１２’が
、他の２辺にＹ電極１３．１３’が設けられており、Ｘ
電極１２．１２’　とＹ電極１３　、１３’　ニは制御
回路１４から時分割して交互に交流電圧が印加され、か
つＸ電極１２と１２′　は９０’の位相差があり、Ｙ電
極１３と１３′　も９０°の位相差がある。ペン１５は
先端に電極を有し、抵抗膜１１に近づけることにより容
量結合により信号を取り出し、コード１６を介して制御
回路１４に送出するようになっている。

そしてペン１５の検出した電圧位相の、Ｘ電極１２及び
Ｙ電極１３に印加されている電圧位相との差により該ペ
ンＩ５のＸ−Ｙ座標位置を検出することができるように
なっている。

口発明が解決しようとする課題〕 上記従来の入力タブレット　（以下タッチパネルという
）では、その抵抗膜１１を導電性物質を蒸着することに
より形成していたが、面積が大きいた袷、均一な抵抗値
を有する抵抗膜を得ることは困難であった。

本発明は、上記従来の問題点に鑑み、均一な抵抗値を有
する抵抗膜を容易に形成可能としたタッチパネルを提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するた約に本発明のペン入力装置のタッ
チパネルでは、平面あるいは曲面にペン先を接触あるい
は近付けることにより、ペン先部に設けられた電極を通
じてペン先の接触あるいは近付けた位置を電気的に検出
し、その点に対する面上のＸ−Ｙ座標値を与えるペン入
力装置のタッチパネルにおいて、上記平面あるいは曲面
を平行に設置された２枚の絶縁性構造物（２５，２６）
と、その間に封入された導電性液体（２７）とにより構
成されたことを特徴とする。

〔作　用〕

導電性液体２７を、平行に設置した２枚の絶縁性構造物
２５．２６の間に封入したことにより、該導電性液体２
７は平均した厚さとなり、従って均一な抵抗値の膜とな
る。

口実絶倒〕 第１図は本発明の実施例を示す図であり、（ａ）は分解
斜視図、（ｂ）は組立断面図である。

本実施例は同図に示すように、ゴム又は樹脂等の絶縁材
料で矩形且つ両面が平行な枠状のスペーサ２０が形成さ
れ、その一方の対向する２辺に１対のＸ電極２１．２２
が設けられ、他方の対向する２辺に１対のＹｉ電極２３
２４が設けられている。このＸ電極２１．２２及びＹ電
極２３．２４は櫛形状に形成され、その櫛歯の先端がス
ペーサ２０の内面に複数の点状に露出するように設けら
れている。このスペーサ２０の上面及び下面にはガラス
板２５・２６が気密に接合され、そのガラス板間には導
電性液体く例えばＮａＣβ・ＮａＯＨ等の電解質水溶液
が用いられる。）２７が封入されている。なお前記Ｘ電
極２１．２２及びＹ電極２３．２４を櫛形状にした理由
は例えばＸ電極２１　、２２間に電圧を印加したとき、
導電性液体２７中を流れるべき電流が、Ｙ電極２３．２
４をバイパスして流れ、抵抗面周辺部に電位の歪を生ず
るのを防止するたｔである。

このように構成された本実施例は、導電性液体２７が均
質であるたｔ、平行な２枚のガラス板２５２６の間に封
入され、その厚さが均一となることにより、均一な抵抗
体膜となっている。そして第３図の従来例と同様に制御
回路１４とペン１５が組込まれてペン入力装置として使
用され、Ｘ、Ｙ多対の電極には位相の異なる交流電圧が
印加され、時分割によりＸ・Ｙ多座標値が読み取られる
。

なお上記実施例において、導電性液体を透明液体とすれ
ばタッチパネル全体が透明体となり、ＦＤＰやＬＣＤ等
の平面表示装置の上に載置し、該ＰＤＰやＬＣＤを透視
しなからＸ−Ｙ座標を検出することができる。さらに２
枚の絶縁物質を曲面を有するガラス又はプラスチックで
構成すればＣＲＴ面に設置することも可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、ペン入力装置のタ
ッチパネルにおいて、導電性抵抗膜として、平行に配置
された２枚の絶縁性構造物の間に導電性液体を封入した
ことにより、均一な抵抗体膜が得られ、座標位置検出精
度の向上に寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す図、 第２図は従来の図形伝送装置の１例を示す図、第３図は
従来の入力タブレットを示す図である。 図において、 ２０・・・スペーサ、　　　　２Ｌ２２・・・Ｘ電極、
２３．２４・・・Ｙ電極、 ２５．２６・・・ガラス板（絶縁性構造物）、２７・・
・導電性液体。 を示す。 （Ｑ）　　分解斜視図 従来の固形伝送装置の１例を示す図 も２図 （ｂ）　　組立断面図 本発明の実施例を示す図 弗　１　図 ２０・スペーサ ２１　、２２　・Ｘ；極 ２３　、２４・・・Ｙ電極 ２５　、２６・−ガラス板 ２７・導電性液体 従来の入力クブレノｔを示す図 第　３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、平面あるいは曲面にペン先を接触あるいは近付ける
   ことにより、ペン先部に設けられた電極を通してペン先
   の接触あるいは近付けた位置を電気的に検出し、その点
   に対する面上のＸ−Ｙ座標値を与えるペン入力装置のタ
   ッチパネルにおいて、上記平面あるいは曲面を、平行に
   設置された２枚の絶縁性構造物（２５、２６）と、その
   間に封入された導電性液体（２７）とにより構成された
   ことを特徴とするペン入力装置のタッチパネル。 ２、前記導電性液体（２７）に電気的信号を印加するた
   めにＸ−Ｙ平面に対して互いに対向する各辺に導電性液
   体（２７）に接触するＸ、Ｙ２対の電極（２１〜２４）
   を設け、各電極（２１〜２４）と導電性液体（２７）と
   の接触部を複数の点で構成した請求項１記載のペン入力
   装置のタッチパネル。 ３、前記２枚の絶縁性構造物（２５、２６）と、導電性
   液体（２７）を透明体によって構成した請求項１記載の
   ペン入力装置のタッチパネル。