JPS61161535A

JPS61161535A - 透明形座標入力装置用入力面

Info

Publication number: JPS61161535A
Application number: JP60002454A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Sato; 裕一佐藤; Tetsuo Tajiri; 田尻　哲男
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1985-01-10
Filing date: 1985-01-10
Publication date: 1986-07-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、タブレットとよばれる座標入力素子に係り、
ディスプレイ等の面に重ねて使用できるようにした透明
形座標人力装置用入力面に関するものである。

〔従来ψ技術と問題点〕

座標入力装置（タブレット）は、入力位置検出方式によ
って、静電結合型、抵抗型、電磁誘導型などの多くの種
類が実用化されている。しかし。

これらの装置から入力された図形や文字が表示されるの
は、ＣＲＴなどのディスプレイ上であり。

従来の座標人力装置によれば、入力した図形や文字が確
実に入力されているかどうかは、タブレ・７ト面からデ
ィスプレイ面へ視点を変えなければならず、マンマシン
インタフェース上の操作性の点で問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこれらの欠点を解決するために、タブレットを
透明化したものであり９例えばプラズマディスプレイパ
ネルや液晶表示パネルなどに重ねて使用することを可能
としたものである。以下図面を参照しつつ、実施例につ
いて詳細に説明する。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例であって、透明な抵抗体ｌの４
辺に検出電極５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄが接続されている
。透明な抵抗体ｌは、ガラスやプラスチック表面にＳ、
、ｏｔやＩＴＯを形成して実現できる。透明な抵抗体１
の表面が入力に対する面である。電気ペン２には、駆動
電圧印加用の電源４が接続されており、電気ペン２が抵
抗体１の表面に触れると、電気ペン２を経て、定電流源
８により、抵抗体１に電流が流れる。前記検出電極５ａ
、５ｂ、５ｃ、５ｄは、前記電源４．電気ペン２を経て
、抵抗体１に流入する電流を、抵抗体１の各辺部全域か
ら一様に流出させるためのものである。

第２図は、第１図に示す抵抗体１のＡ−Ａ’断面図であ
る。１００は透明なガラスまたはプラスチック等の基板
、１１０は透明抵抗膜であり、抵抗膜１１０には電極５
ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄが接続されている。

なお、ダイオードは、一旦流出した電流が再び抵抗体１
に還流しないようにするものである。そして、上記各検
出電極５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄは。

それぞれ検出抵抗６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄを介したのち
、相対向する電極５ａ、５ｂおよび５ｃ。

５ｄ毎に共通接続され、しかるのちスイッチ７ａ。

７ｂを介して、１個の定電流源８に接続されている。こ
の定電流＃８は、前記駆動電圧印加用の電源４の出力電
流を一定化するためのものである−０また。上記各検出
抵抗６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄのうち抵抗６ｂ、６ｃには
、その電圧降下を検出するための演算増幅器９ａ、９ｂ
が接続されており。

これらの演算増幅器９ａ、９ｂで検出された電圧値は、
サンプリングホールド回路（Ｓ／Ｈ）１０ａ、１０ｂを
経て出力されるようになっている。

なお、検出制御回路１１は、前記各スイッチ？ａ。

７ｂを交互に閉成させるとともに、それに合わせて前記
サンプリングホールド回路１０ａ、１０ｂにサンプリン
グホールド動作を行なわせ、これにより前記入力面上の
押圧位置をＸ方向とＹ方向とに分けてそれぞれ検出する
ためのものである。

このような構成であるから、入力面の任意の位置を電気
ペン２で押圧操作すると、この押圧位置において電源４
と抵抗体１とは短絡状態となる−ここで、検出制御回路
１１から発せられる制御信号によりスイッチ７ａが閉成
させているものとすると、上記電気ペン２による押圧操
作により、電ｔＡ４の出力電流が、抵抗体１を介して検
出電極５ａ、５ｂから流出し、しかるのち検出抵抗６ａ
。

６ｂに流れる。そして、これらの検出抵抗６ａ。

６ｂのうち、抵抗６ｂの電圧降下が演算増幅器９ａで検
出され、この検出値はサンプリングホールド回路１０ｂ
で保持される。なお上記各検出抵抗ｔ３ａ、’６ｂに流
れる電流の和は、定電流源８により一定値に規定される
ため、前記各検出抵抗５ａ。

６ｂに流れる電流の比は、押圧位置に対応する抵抗体ｌ
の抵抗比に対応したものとなる。したがって、前記演算
増幅器９ｂにより検出し、サンプリングホールド回路１
０ｂで保持した検出抵抗６ｂの電圧降下の値は、そのま
ま入力面における押圧位置のＸ方向の座標を示すものと
なる。

こうして押圧位置のＸ方向の座標が検出されると、検出
制御回路１１から制御信号が出力されてスイッチ７ａに
代あってスイッチ７ｂが閉成する。

この結果、今度は電源４の出力電流は検出電極５ｃ、５
”ｄから流出して検出抵抗５ｃ、５ｄに流れ。

検出抵抗６Ｃの電圧降下が押圧位置のＹ方向の座標を示
す情報として演算増幅器９ａにより検出される。かくし
て、押圧位置のＸ方向およびＹ方向の座標が検出される
。

以上述べた位置検出方式以外にも、他の例えば特願昭５
９−１５４４７３号に述べられているような検出方式を
用いることもできる。

第３図は、さらに他の実施例を示すもので、入力面のみ
を示し１位置検出回路については、第１図士述べた実施
例とまったく同一であるから省略されている。第３図に
おいて、２は電気ペンであり、これは電源４に接続され
ている。■は第１図と同じく透明な抵抗体であり、３は
一定値以上の圧力が加えられるとその位置が厚み方向に
電気的に導通となる透明感圧シートである。透明感圧シ
ート３は１例えば特開昭５５−１２２３０６号に記載さ
れている方法で作ることができる。

透明感圧シート３は、透明の抵抗体１の上に密着して重
ねて配置される。透明感圧シート３を重ねることによっ
て、電気ベン２が直接抵抗体Ｉの表面に触れることがな
く、信頼性を増すことができる。

第４図は、第３図に示す抵抗体１のＡ−Ａ’断面図であ
り、１００は透明な基板、１１０は透明抵抗膜である。

なお、透明感圧シートのかわりに透明導電シートを用い
ることによっても、同様な効果が期待できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように９本発明による入力面は透明である
ので、ディスプレイの上に重ねて、現在入力されている
図形の修正や、追加等の作業を容易に行なづことができ
る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例、第２図は第１の実施例
における透明抵抗体の断面図、第３図は本発明の第２の
実施例における抵抗体の構造図。第４図は第３図に示す透明抵抗体の断面図である。ｌ・・・抵抗体、　　２・・・電気ペン、　　３・・・
透明感圧シート、　　４・・・駆動電圧印加用電源、５
ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ・・−検出電極、　　　５ａ、５
ｂ、５ｃ。６ｄ・・・検出抵抗、　　　７ａ、７ｂ・・・スイッチ
、　　８・・・定電流源、　　　９ａ、９ｂ・・・演算
増幅器、　　　１０ａ、１０ｂ・・・サンプリングホー
ルド回路、１１・・・検出制御回路、　　　１００・・
・透明基板、　　１１０・・・透明抵抗膜。特許出願人　　　日本電信電話公社代理人弁理士　　　森　１）　寛第２回第３図第　４　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）指示された位置情報を入力する座標入力装置に用
いられる入力面であって、透明抵抗体を用いて構成され
る透明な平面体と、上記透明抵抗体の４辺に接続される
電極であって上記透明抵抗体から電流を流出させる方向
か流入させる方向かのいずれかにのみ電流を流す検出電
極とからなることを特徴とする透明形座標入力装置用入
力面。
（２）上記平面体は、透明抵抗体と、該透明抵抗体の表
面に重ねられた透明感圧シートまたは透明導電シートと
からなることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
載の透明形座標入力装置用入力面。