JPH0473420A - センターベアリングインシュレータ - Google Patents

センターベアリングインシュレータ

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JPH0473420A
JPH0473420A JP18336590A JP18336590A JPH0473420A JP H0473420 A JPH0473420 A JP H0473420A JP 18336590 A JP18336590 A JP 18336590A JP 18336590 A JP18336590 A JP 18336590A JP H0473420 A JPH0473420 A JP H0473420A
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insulator
temperature
auxiliary
center bearing
propeller shaft
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Fujio Yamazaki
山嵜 富士夫
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3継手以上の継手を有するプロペラシャフト
に車体支持部材として適用されるセンタベアリングイン
シュレータに関する。
(従来の技術) 従来、センターベアリングインシュレータとしては、例
えば、第5図に示すようなものや第6図に示すようなも
のが知られている。
第5図に示すセンターベアリングインシュレータは、中
空円筒状のインシュレータのみを有するものであり、下
記の理由により高温下においてもある程度のばね定数を
確保出来るゴム材質が用いられている。
つまり、高温下及び高負荷運転後にアイドル放置をする
とセンターベアリングインシュレータの温度が過度に上
昇してインシュレータのはね定数が低下し、次に走行を
開始する際にプロペラシャフトの変位が大きくなってし
まい、プロペラシャフトか車体に打ち付けられて打音が
発生する。
そこで、プロペラシャフトが車体に打ち付けられるのを
防止する様にしたのが第6図に示すセンターベアリング
インシュレータであって、中空円筒状のインシュレータ
にストッパラバーが内蔵されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第5図に示す従来のセンターベアリング
インシュレータは、高温下でもある程度のばね定数を確
保できるゴム材質を用いたインシュレータである為、打
音の防止はできるものの常温時(通常走行時)において
はばね定数が高くなり過ぎ、プロペラシャフトからセン
ターベアリングインシュレータを介して伝わる振動の遮
断効果か低い。
尚、はね定数は温度と通常比例関係にあり、低温である
ほどはね定数が高くなる。
これに対し、第6図に示す従来のセンターベアリングイ
ンシュレータは、インシュレータのゴム材質として常温
時にはね定数が低いものを用いた場合、防振性能を確保
できると共に打音もストッパラバーにより軽減できる。
しかし、ストッパラバーが車体に当たるのは、ストッパ
ラバーと車体とのクリアランスを超える変位がプロへラ
シャフトに生じた場合で、このクリアランスを小さく設
定した場合には、通常走行時においてもストッパラバー
が車体に当たることにより打音がしばしば発生すること
になるし、また、クリアランスを大きく設定した場合に
は、大きなシャフト変位に伴なってストッパラバーが車
体に当たることにより大きな打音が発生する。
即ち、ストッパラバーと車体とのクリアランスの寸法管
理が非常に困難である。
本発明は、上記のような問題に着目してなされたもので
、ベアリングとインシュレータとを備えたセンターベア
リングインシュレータにおいて、厳しい寸法管理を必要
とせずに、常温時での高い防振性能と高温時での打音発
生防止との両立を図ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明のセンターベアリング
インシュレータでは、設定温度以上の高温域で気化する
液体を封入した補助インシュレータを並列関係でインシ
ュレータに内蔵した。
即ち、プロペラシャフトの外周に挿着されるベアリング
と、前記ベアリングと車体との間に配置されるインシュ
レータとを備えたセンターベアリングインシュレータに
おいて、前記インシュレタに、設定温度を超える高温域
で気化する液体を封入した補助インシュレータを並列関
係で内蔵したことを特徴とする。
(作 用) 常温時(通常走行)は、補助インシュレータの封入液は
液化収縮状態であり、補助インシュレタは防振に作用し
ない。
従って、走行中においてプロへラシャフトから車体に伝
わろうとする振動は、インシュレータのみにより防振が
行なわれることになるが、高温時の打音を考慮する必要
がないことで、インシュレータとして比較的ばね定数の
低いゴム材質を用いることができ、効果的な振動遮断を
行ない得る。
高温下で高負荷運転後にアイドル放置等を行なうと、セ
ンターベアリングインシュレータの温度が上昇する。こ
の高温時には、補助インシュレタの温度上昇で封入液が
気化してその体積が膨張し、互いに並列関係にある両イ
ンシュレータによりはね定数が高められる。
従って、次に走り出す際にプロペラシャフトの変位が小
さく抑えられ、打音か防止される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第1図は本発明実施例のセンターベアリングインシュレ
ータの断面図、第2図は実施例のセンタベアリングイン
シュレータを適用した3継手形プロペラシャフトユニッ
トを示す図である。
3継手形プロペラシャフトユニットは、第2図に示すよ
うに、トランスミッション側に配置される第1プロペラ
シヤフト1と、ディファレンシャル側に配置される第2
ブOペラシヤフト2と、両プロペラシャフト1,2の連
結部と両端部に設けられる3つの自在継手3.C5とを
有して構成されている。
そして、実施例のセンターベアリングインシュレータA
は、第1プロペラシヤフト1の自在継手4に近い位置に
車体支持部材として適用される。
このセンターベアリングインシュレータAは、第1図に
示すように、第1プロペラシヤフト1の外周に挿着され
るポールベアリング6と、該ポールベアリング6と車体
7との間に配置されるインシュレータ8と、該インシュ
レータ8のプロペラシャフト側に並列関係で内蔵され、
約806の設定温度を超える高温域で気化する封入液9
(例えば、エチルアルコールやベンゼン等)を封入した
補助インシュレータ10を有して構成されている。
前記インシュレータ8は、常温で高い防振効果を発揮す
るはね定数の低いゴム材質により中空円筒状に形成され
ていて、その内周にはベアリング側ブラケット11が設
けられ、外周には車体側ブラケット12が設けられてい
る。
前記補助インシュレータ10は、タイヤチューブとして
用いられる伸縮性の高いブチルゴム(II日)を素材と
して形成されていて、車体7との対向面にはゴムプレー
ト13が設けられている。
次に、作用を説明する。
(イ)常温時 常温時(通常走行)は、第1図に示すように、補助イン
シュレータ10の封入液9は液化収縮状態であり、補助
インシュレータ10は防振に作用しない。
従って、走行中において第1プロペラシヤフト1から車
体7に伝わろうとする振動は、インシュレータ8のみに
より防振が行なわれることになる。
しかし、高温時の打音を考慮する必要がないことで、イ
ンシュレータ8として比較的ばね定数の低いゴム材質を
用いている為、効果的な振動遮断が行なわれる。
(ロ)高温時 高温下で高負荷運転後にアイドル放置等を行なうと、パ
ワープラント側の熱が自在継手3や第1プロペラシヤフ
ト1を経過してセンターベアリングインシュレータAに
伝達され、センターベアリングインシュレータAの温度
が上昇する。
この高温時には、インシュレータ8及び補助インシュレ
ータ10の温度が上り、第3図に示すように、補助イン
シュレータ10の封入液9は気化してその体積が膨張し
、ポールベアリング6と車体アとの間にインシュレータ
8と補助インシュレタ10とが互いに並列関係で設けら
れた状態となり、両インシュレータ8,10によりばね
定数が高められる。
従って、次に走り出す際に第1プロペラシヤフト1の変
位が小さく抑えられ、第1プロペラシヤフト1が車体7
に打ち付けられることによる打音の発生が防止される。
ちなみに、補助インシュレータ10の封入液9の気化温
度を80’程度に設定したのは、第5図のセンターベア
リングインシュレータを用いてその温度に対する打音評
価を実験により行なった結果、第4図に示すように、8
0°までは打音評点が5で打音発生がほとんど認められ
なかったのに対し、80°を超えた時点から急に打音評
点が低下し、打音発生が顕著になったことによる。
以上説明してきたように、実施例のセンターベアリング
インシュレータAにあっては、次に列挙するような効果
が得られる。
■ 8o°程度の設定温度以上の高温域で気化する液体
を封入した補助インシュレータ10を並列関係でインシ
ュレータ8に内蔵した為、ストッパラバーを設ける場合
のような厳しい寸法管理を必要とせずに、常温時での高
い防振性能と高温時での打音発生防止との両立を図るこ
とが出来る。
■ 補助インシュレータ10をインシュレータ8に内蔵
した為、補助インシュレータ10を設けるスペースを別
の場所に取ることなく、外観的に従来のものと全く同様
とすることが出来るし、さらに、補助インシュレータ1
0がインシュレータ8により保護されることで、走行中
において小石等の衝突等による補助インシュレータ10
の破損や封入液の漏出を防止出来る。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明してきたが
、具体的な構成はこの実施例に限られるものではない。
例えば、実施例では、補助インシュレータをインシュレ
ータのプロペラシャフト側の内蔵する例を示したが、補
助インシュレータをインシュレタの車体側に内蔵するよ
うにしても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明にあっては、ベアリン
グとインシュレータとを備えたセンターベアリングイン
シュレータにおいて、設定温度以上の高温域で気化する
液体を封入した補助インシュレータを並列関係でインシ
ュレータに内蔵した為、厳しい寸法管理を必要とせずに
、常温時での高い防振性能と高温時での打音発生防止と
の両立を図ることが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のセンターベアリングインシュレ
ータの示す断面図、第2図は本発明センターベアリング
インシュレータを適用した3継手形プロペラシャフトユ
ニットを示す図、第3図はセンターベアリングインシュ
レータの高温時の状態を示す断面図、第4図はセンター
ベアリングインシュレータの温度と打音評点の関係特性
図、第5図及び第6図は従来技術のセンターベアリング
インシュレータを示す断面図である。 A・・・センターベアリングインシュレータト・・第1
プロペラシヤフト (プロペラシャフト) 6・・・ポールベアリング(ベアリング)7・・・車体 8・・・インシュレータ 9−・・封入液 10・・・補助インシュレータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)プロペラシャフトの外周に挿着されるベアリングと
    、該ベアリングと車体との間に配置されるインシュレー
    タとを備えたセンターベアリングインシュレータにおい
    て、 前記インシュレータに、設定温度を超える高温域で気化
    する液体を封入した補助インシュレータを並列関係で内
    蔵したことを特徴とするセンターベアリングインシュレ
    ータ。
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