JPH0473218A - 八チタン酸カリウム多結晶繊維の製造方法 - Google Patents

八チタン酸カリウム多結晶繊維の製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、摩擦材、イオン交換体等の構成材料、あるい
はプラスチックや金属等の強化材等として有用なへチタ
ン酸カリウム多結晶繊維の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
チタン酸カリウム繊維(六チタン酸カリウム繊維、四チ
タン酸カリウム繊維等)は、耐摩耗性、耐熱性、補強性
等を備えた合成無機繊維であり、アスヘスト繊維代替品
として各種分野での応用が期待されている。チタン酸カ
リウム繊維の製造法は、フラックス法、溶融法、焼成法
等に大別され、各製造法についてこれまで多くの改良・
工夫がなされている。
近時、チタン酸カリウム繊維として新たにへチタン酸カ
リウム繊維に関する製法および結晶構造等についての報
告がなされている(無機材質研究所研究報告第57号、
1989年、p、97〜103. )。同報告書では、
フラックス法で育成した四チタン酸カリウム(KzT+
40.)の繊維状結晶を出発原料とし、これを塩酸水溶
液で処理して水素型四チタン酸塩(H2Ti、09−n
H2O)となし、ソノ水素イオンの半分を陽イオン(K
゛)で置換したうえ、脱水処理に付し、約140″Cま
での温度域での急激な脱水と、それ以降の比較的緩慢な
脱水との2段階の脱水工程を経ることにより最終生成物
としてへチタン酸塩が得られること、またその結晶構造
については、T i Ob八面体の連鎖により形成され
るトンネルの容積に比し陽イオン配位数が少なく、チタ
ン酸塩として比較的大きな空洞を含むことが結晶構造上
の特徴であること等が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
へチタン酸カリウム繊維は、六チタン酸カリウム繊維等
と同様に各種分野における多様な工学的応用が期待され
る繊維である。そのためには、大量生産に適し、コスト
的にも有利な繊維製造法が確立されなければならない。
また、工業的応用を図る場合に重要な点の1つは繊維の
形態・サイズである。例えば自動車等の制動装置の摺動
部材(ディスクバンド等)を構成する基材虱維として使
用する場合などにおいては、補強作用、その他の点から
、大径・長寸の繊維形態を有する多結晶繊維であること
が有利であり、その他、多結晶繊維であることが望まれ
る用途は多岐に亘る。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、溶融法によ
るへチタン酸カリウム多結晶繊維の製造方法を提供する
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明のへチ
タン酸カリウム多結晶繊維の製造方法は、 加熱により二酸化チタン(TiO□)となるチタン化合
物と、加熱により酸化カリウム(K2O)となるカリウ
ム化合物とを、TiO□/に20のモル比が1.5〜2
.5となるように混合した混合物を加熱溶融する工程、 上記加熱溶融物を指向性凝固させてニチタン酸カリウム
繊維の束状集合体である繊維塊を得る工程、 上記繊維塊を洗液で処理してに゛イオンを溶出させると
共に解繊することにより、四チタン酸カリウム組成を有
する水和チタン酸カリウムの多結晶繊維を回収し、乾燥
後焼成処理することにより構造変換して四チタン酸カリ
ウムの多結晶繊維を得る工程、 上記四チタン酸カリウム多結晶繊維を洗液で処理してに
゛イオンを溶出させることによりへチタン酸カリウム組
成の水和チタン酸カリウム多結晶繊維に組成変換し、乾
燥後焼成処理することによりへチタン酸カリウムに構造
変換する工程、からなることを特徴としている。
本発明方法により得られるへチタン酸カリウム繊維は、
繊維径約30〜150μm、アスペクト比約5〜10程
度の繊維サイズを有する多結晶繊維である。このものは
、例えば自動車の制動装置のディスクバットを構成する
基材繊維として好適であり、後記実施例に示したように
六チタン酸カリウム多結晶繊維を基材繊維として形成し
たディスクバンドを凌く改良された摩擦特性を示す。
以下、本発明について工程順に説明する。
本発明における出発原料は、加熱により二酸化チタン(
TiO2)となるチタン化合物と、加熱により酸化カリ
ウム(K2O)となるカリウム化合物からなる混合物と
して調製される。チタン化合物としては、精製酸化チタ
ン、合成ルチル、チタンスラグ、天然ルチルサンドや天
然アナターゼサンド等、各種のチタン化合物が用いられ
る。チタン化合物に配合されるカリウム化合物は代表的
には炭酸カリウム(K2CO3)であり、そのほか、例
えば水酸化物、硝酸塩などを使用することもできる。
チタン化合物とカリウム化合物の混合割合を、TiO□
/に20モル比で1.5〜2.5の範囲に限定したのは
、加熱溶融物の冷却凝固過程において、初生相二チタン
酸カリウム繊維の効率良い生成・成長を行わせるためで
ある。また、ニチタン酸カリウム繊維を初生絹繊維とし
て形成させることとしたのは、このものが結晶構造上、
繊維塊の脱カリウムと解繊を比較的容易に行うことがで
きるからである。より好ましいモル比は、1.8〜2.
2である。
チタン化合物とカリウム化合物の混合物を、熔解ルツボ
に装入し、融点以上の温度に加熱して溶解したのち、一
方向または多方向に指向性凝固させる冷却処理により、
ニチタン酸カリウム繊維(K 2 T i 20 S 
)の集束繊維塊を得る。
ついで、上記繊維塊を洗液による処理に付し、解繊とに
゛イオンの溶出(脱カリウム)とを行うことにより四チ
タン酸カリウム組成(KzTi40q)を有する水和チ
タン酸カリウム多結晶繊維を回収する。
上記解繊・脱カリウムのための洗液としては、水(常温
)、熱水(例えば、50〜80°C)、または酸液(例
えば、0.05〜0.3%の硫酸水溶液、0.05〜0
.3%の塩酸水溶液、0.1〜1%の酢酸水溶液)等が
使用され、通常は水で十分であるが、酸液を使用するこ
とにより、処理時間の短縮を図ることができる。また、
必要に応して、ミキサ等にによる洗液の攪拌が施される
上記洗液による処理を経て得られる水和チタン酸カリウ
ム多結晶繊維は、四チタン酸カリウム組成を有している
が、構造的にはその先駆体である初生相ニチタン酸カリ
ウムの結晶構造(TI05三角両錐体の連鎖が積層した
層状構造)のなごりをとどめている。そこで、これを乾
燥(例えば風乾)し、焼成処理に付して四チタン酸カリ
ウムの結晶構造(TiO6八面体の連鎖により形成され
た層状構造〕に変換する。焼成処理温度は、結晶構造の
完全な変換を達成するために800°C以上とするのが
よい。しかし、あまり高くすると焼結が生しるので、焼
結防止の点から1050”Cを上限とするのが適当であ
る。また、繊維の板状形態を維持するために、焼成処理
後の冷却は、200°C/Hr以上の急速冷却とするこ
とが望ましい。
上記焼成処理を経て得られた四チタン酸カリウム多結晶
繊維を、更に洗液による処理(二次溶出処理)に付し、
四チタン酸カリウムからに゛イオンを溶出させてへチタ
ン酸カリウム組成を有する水和チタン酸カリウムの多結
晶繊維に組成変換する。その洗液は、前記のそれと同様
に、水、熱水、酸水溶液等を用いればよく、処理時間の
短縮のためには酸溶液が用いられ、また必要に応し攪拌
が加えられることも前記の洗液処理と同様である。
二次溶出処理により四チタン酸カリウムからへチタン酸
カリウムに組成変換(脱カリウム)されて回収される水
和チタン酸カリウム多結晶繊維は、そのま−では、四チ
タン酸カリウムの結晶構造(層状構造)のなごりをとど
めているので、これを乾燥(例えば風乾)し、焼成処理
を施して結晶構造をへチタン酸カリウムのそれ(トンネ
ル構造)に構造変換せしめる。焼成処理を効率よく行わ
せるために、その処理温度は約300°C以上とするの
がよいが、あまり高くすると、六チタン酸カリウム相(
K2Ti2O5:l)とチタニア相(TiO2)とに熱
分解するので、約600°Cを上限とすべきである。
上記焼成処理による構造変換を経て目的とするへチタン
酸カリウム多結晶繊維が得られる。
本発明方法の初生絹繊維にチタン酸カリウム)から最終
繊維(へチタン酸カリウム)に到る二段階の組成変換(
脱カリウム処理)と構造変換(焼成処理)を経由する工
程における中間段階の繊維は、前記のように四チタン酸
カリウム繊維であることを要する。仮にその中間段階の
繊維として六チタン酸カリウム(このものは安定相であ
る)を生成させたのでは、その後の処理においてこれを
へチタン酸カリウムに変換することができない。また、
二段階の脱カリウムと焼成処理の反復を避け、−段階の
脱カリウム処理と焼成処理とで初生絹繊維から最終繊維
への変換を達成しようとして、最初の洗液による処理(
初生相繊維塊の解繊と脱カリウム)でへチタン酸カリウ
ム組成になるまで脱カリウムを進めても、目的とするへ
チタン酸カリウム繊維を効率よく得ることはできない。
それというのは、そのへチタン酸カリウム組成を有する
水和チタン酸カリウム繊維(構造上、ニチタン酸カリウ
ム結晶のなごりをとどめている)の焼成処理においてへ
チタン酸カリウム結晶への構造変換を生起させることが
困難であり、構造変換を促すべく処理温度を高めると前
述のように、六チタン酸カリウム(KzTLOz:+)
とチタニア(TiO2)の2相に熱分解してしまうから
である。すなわち、初生相のニチタン酸カリウム繊維を
最終繊維のへチタン酸カリウム繊維に変換するには、そ
の中間段階として四チタン酸カリウム繊維を経由する二
段階の脱カリウムと焼成処理を必要とし、それにより目
的とするへチタン酸カリウム繊維の効率よい収得が可能
となるのである。
なお、そのための脱カリウム量の制御は、例えば洗液中
の溶出に゛イオン濃度をチエツクしながら脱カリウム処
理を進めることにより容易に達成することができる。
〔実施例〕
各実施例で使用したチタン化合物は天然ルチルサンド(
オーストラリア産、純度95.6%)であり、カリウム
化合物は炭酸カリウム(K 2 CO3、純度99.5
%)である。
尖隻±上 〔■〕出発原料配合 T r Oz / K 20モル比:2.0゜CII)
加熱溶融 出発原料混合物を白金ルツボに入れ、1100°Cで1
時間を要して加熱溶融。
(III)冷却凝固処理 上記加熱溶融物を金属製冷却皿に流し込み、冷却皿の底
面から上方に向かう−、力方向指向性凝固により、初生
相二チタン酸カリウム繊維の束状集合体である繊維塊を
得た。
(TV)−次洗液処理および焼成処理 上記繊維塊を30倍量(重量)の水中に浸漬し、約7時
間を要して解繊・脱カリウム処理を行った。
洗液から回収した繊維を乾燥後、800°Cで3時間焼
成処理した。
得られた繊維は、直径約50〜120μm ・長さ約3
00〜1000μmの多結晶繊維である。X線回折はこ
の繊維が四チタン酸カリウム結晶であることを示す(第
2図)。
〔v〕二次洗液処理および焼成処理 上記四チタン酸カリウム多結晶繊維を40倍量の硫酸水
溶f1(i)8度0.1%)に浸漬し1時間を要して脱
カリウム処理したのち、洗液から回収し、120°Cで
乾燥後、500°CX2時間の焼成処理を施した。
得られた繊維の形態を第1図(走査型電子顕微鏡写真)
に示す(倍率x 100)。この繊維は、直径約50〜
120μm、長さ約300〜1000μmの多結晶繊維
である。X線回折は、六チタン酸カリウム単相の繊維で
あることを示す(第3図)。
災施拠I (1)出発原料配合 T i 02/に20モル比=1.6゜〔■〕加熱溶融 実施例1と同じ(但し、加熱温度: 1050″C)(
III)冷却凝固処理 実施例1と同し。
[IV)−次溶出処理および焼成処理 解繊塊を、40倍量の水に浸漬し、5時間処理後、洗液
から回収し、乾燥(120°C)したのち、950°C
で2時間焼成処理した。
得られた繊維は、四チタン酸カリウム(X線回折による
)からなる多結晶繊維である。繊維径:約70〜150
μm、長さ:約300〜1200μm。
CV)二次溶出処理および焼成処理 上記繊維を50倍量の酢酸水溶液(?!:4度0.4%
)に浸漬し2時間を要してに+イオンを溶出したのち、
乾燥し、焼成処理(550°CX1時間)を施した。
得られた繊維は前記実施例1のそれと同じく六チタン酸
カリウム(X線回折)の多結晶繊維である。繊維径約7
(1−150μm 、長さ約300〜12o。
μm0 実施聞主 〔I〕出発原料配合 TiO□/に20モル比:2.4゜ 〔■〕加熱溶融 実施例1と同じ(但し、加熱温度: 1150°C)(
I[[)冷却凝固処理 実施例1と同し。
CTV)−次溶出処理および焼成処理 解繊塊を、25倍量の水に浸漬し、10時間処理後、洗
液から回収し、乾燥(120°c)したのち、1050
°Cで1時間を要して焼成処理した。
得られた繊維は、四チタン酸カリウム(X線回折による
)からなる多結晶繊維である。繊維径:約30〜80μ
m 、長さ:約150〜500μm。
〔■〕二次溶出処理および焼成処理 上記繊維を50倍量の硫酸水溶液(濃度0.1%)に浸
漬し2時間を要してに゛イオンを溶出したのち、乾燥し
、焼成処理(400°CX3時間)を施した。
得られた繊維は前記実施例1のそれと同じく六チタン酸
カリウム(X線回折)の多結晶繊維である。繊維径約3
0〜80μm、長さ約150〜500μm。
〔参考例〕
一゛イスクパ・・ドの   ゛よび 前記実施例1で得たへチタン酸カリウム多結晶繊維を基
材繊維としてディスクパッド(パッドA)を製作して、
ダイナモチストに付し、その摩擦特性測定結果を、従来
の代表的チタン酸カリウム繊維である六チタン酸カリウ
ム多結晶繊維(繊維サイズは実施例1のものと同じ)を
使用したディスクパッド(パッドB)、およびアスベス
ト繊維を使用したディスクパッド(パッドC)と比較し
た。
一一゛イスクパ・・ド 基材繊維、結合剤(フェノール樹脂)、および摩擦調整
剤(硫酸バリウム)の混合物(m維/フェノール樹脂/
硫酸バリウム−30/20150.重量比)を予備成形
(温度:常温、加圧カニ 300kgf/d、加圧時間
=1分〕したのち、金型による結着成形(温度=170
°C1加圧カニ  150kgf / cflY、加圧
時間:5分)を行い、成形後180°CX3時間の熱処
理を施して製作。
星蓋武狂条註 ディスク摩擦面:FC25ねすみ鋳鉄、面圧:1゜kg
f/C111,摩擦速度ニアm7秒。
第4図(I)に摩擦係数測定結果を、同図〔■〕に摩耗
率(aft/kgm)を示す。各図中、aは供試パッド
A、bは供試パッドB、cは供試パッドCの測定結果で
ある。発明例の繊維を使用した供試パッドAは、六チタ
ン酸カリウム多結晶繊維を用いた供試パッドBと路間等
の摩擦係数を示し、また摩擦率はアスベスト繊維を使用
した供試バンドCに比し著しく少なく、耐久性にすぐれ
ていることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によるへチタン酸カリウム多結晶繊維の製造方法
は大量生産に通し、また原料チタンとして安価な天然ル
チルサンド等を使用することができコスト的にも有利で
ある。
また、本発明により製造される六チタン酸カリウム多結
晶繊維は、摩擦材料、耐熱材料、断熱材料、イオン交換
体等の構成材料として有用であり、例えば自動車等の制
動装置の摺動部材構成繊維として使用することによりそ
の摺動面に改良された摩擦特性をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により得られる繊維を示す図面代用
顕微鏡写真(倍率×100)、第2図、第3図は繊維の
X線回折回、第4図[1)(II)はダイナモチストに
よる摩擦特性を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱により二酸化チタン(TiO_2)となるチ
    タン化合物と、加熱により酸化カリウム(K_2O)と
    なるカリウム化合物とを、TiO_2/K_2Oのモル
    比が1.5〜2.5となるように混合した混合物を加熱
    溶融する工程、 上記加熱溶融物を指向性凝固させて二チタン酸カリウム
    繊維の束状集合体である繊維塊を得る工程、 上記繊維塊を洗液で処理してK^+イオンを溶出させる
    と共に解繊することにより、四チタン酸カリウム組成を
    有する水和チタン酸カリウムの多結晶繊維を回収し、乾
    燥後焼成処理することにより構造変換して四チタン酸カ
    リウムの多結晶繊維を得る工程、 上記四チタン酸カリウム多結晶繊維を洗液で処理してK
    ^+イオンを溶出させることにより八チタン酸カリウム
    組成の水和チタン酸カリウム多結晶繊維に組成変換し、
    乾燥後焼成処理することにより八チタン酸カリウムに構
    造変換する工程、からなる八チタン酸カリウム多結晶繊
    維の製造方法。
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