JPH0473027A - 浴室テレビ収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴室内でテレビを見ることができるテレビ収納
装置に関するものである。

従来の技術 従来よりこの種の浴室内テレビ収納装置は、第４図に示
すように浴室ユニットの壁パネル１に防水構造の箱体２
を透明窓板３を備えた蓋体４で閉塞したテレビ収納箱５
を取付け、その中にテレビ６を段重している。そして、
テレビ収納箱５には建物７と壁パネルｌとの隙間である
壁パネル外空間８と、箱体２内とを連通ずる吸気口９、
排気口１０を設け、排気口１０にファン１１を取り付け
て箱体２内の熱気を壁パネル外空間８に排出する構造が
行われている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、壁パネル外空間８
が十分に広く取れれば問題は少ないが、−船釣に建物の
壁７と浴室ユニットの壁１との隙間が狭いので、ファン
１１によって箱体２内の熱気を浴室外の空間８に排気し
ても吸気口９周辺に滞留し、吸気口９からの吸入空気に
排気した熱気が還流して著しくテレビ６の冷却効果を阻
害するという課題があった。

本発明はかかる従来の課題を解決するため、壁パネル外
空間よりテレビ収納箱内へ吸気口を経て流入する吸入空
気に、テレビ収納箱からの排気を還流させない構造とし
、効果的にテレビを冷却することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は壁パネル外空間とテレビ収納箱内とを通気自在
に連通した吸気口と、前記テレビ収納箱内の上部空間に
開口した排気取入口から浴室ユニットの天井裏空間の排
出口とに通気自在な排気流路を形成する排気部とを備え
た構成としたものである。

作用 本発明は上記した構成によってテレビ収納箱内の熱気の
排除をする排気部の排気を放出する空間が従来の壁パネ
ル外空間でなく天井裏空間となるので、壁パネル外空間
からのテレビ収納箱内への吸気に排気が還流することが
無く、常に冷気を吸入できる。

実施例 第１図により本発明の第１の実施例を説明すると、１は
浴室ユニットの壁パネル、２は箱体で壁パネル１に取付
られ、その中にテレビ３を取付台４に取り付けて浴室内
ａに向けて設置しである。

そのテレビ３のキャビネット５には下側にテレビ吸気穴
６、上側にテレビ排気穴７が形成されている。

８は蓋体で、透明窓板９を防水して固定し、箱体２の浴
室内ａに向かって開口した開口部１０のフランジ部１１
にそのフランジ部１２を合わせ、パツキン１３を挟みネ
ジ締固定している。

１４は蓋体８に取り付けた操作スイッチで、取付台４の
下部に置かれたテレビコントローラ１５に接続されて、
テレビ３の操作を浴室内ａより行えるようにしている。

１６はテレビの外部スピーカで、箱体２の底の穴１７に
１膜の防水パツキン１８を介して取り付けられ、テレビ
３の音声が無理なく浴室内ａに伝わるようにしている。

１９はマスクで、蓋体８の前面に透明窓板９に対向して
テレビ３が見られる窓穴２０と、操作スイッチ１４をの
ぞかせる操作スイッチ穴２１を備え、美粧的に覆ってい
る。

以上の箱体２、蓋体８、マスク１９でテレビ収納箱２２
を構成する。

２３は浴室ユニットを収容している建物の壁で、その壁
２３と浴室ユニットの壁パネル１との隙間を壁パネル外
空間すとする。

壁パネル外空間すとテレビ収納箱２２内とを通気自在と
した吸気口２４を設は吸気流路（イ）を形成し、その位
置はテレビ３の下部に対向している。

箱体２にはその上部に排気部２５を形成し、その排気部
２５は箱体２の上部空間に開口する排気取入口２６と、
それに連なるブツシュ２７と、ブツシュ２７に下端を差
し込みその上端の排出口２８を浴室ユニットの天井２９
を貫通して、天井裏空間Ｃに開口する筒状の排気筒３０
と、排気口２８の近辺に開口面を覆うように取り付けた
３メツシュ程度のｙ４３１などにより構成され、排気流
路（ロ）を形成している。

３２は壁パネル１の外側に張り付けた発泡スチロールな
どの断熱材で、少なくとも箱体２の取付られた位置から
下方を幅ｌ米程度の広さで覆うものとする。

３３は収納棚３４を備えた収納パふルで前記の排気筒３
０やテレビ収納箱２２の周囲を美粧的に覆っている。

以上の構成によればテレビ３を使用するとその内部発熱
によってテレビ排気穴７より熱気が排出され箱体２の上
部空間に上昇する。

箱体２の上部には排気部２５の排気取入口２６とそれに
接続した排気筒３０を設けているのでテレビ３の熱気が
これに流れこみ、排気筒３０には煙突のように吸引効果
を生して自然にその熱気を上方に吸引し天井裏空間Ｃに
排気するようになる。

また、その一方では吸気口２４はテレビ３下部に対向し
ているので、壁パネル外空間すからの吸気流路（イ）の
冷たい空気がテレビ３の下方、テレビコントローラ１５
などに流れてそれぞれの中に流れこみ、自然冷却効果を
生じる効果がある。またこのテレビ収納箱２２内の吸気
と排気とを従来例のように同一の壁パネル外空間すから
行わないので吸気に排気が還流することなく冷却効果が
高いという効果があるものである。

またテレビ収納箱２２内の冷却には吸気口２４からの空
気の温度が低いことが肝要であるが、浴室内ａに高温の
スチームを充満させるスチーム浴を行うと壁パネル１も
熱せられる。壁パネル１の外側に断熱材３２を張っであ
るので、壁パネル１の熱が壁パネル外空間すの空気を加
熱することがなく、吸気口２４からの流入空気温度を低
く抑えられスチーム浴を行っても安心である。

排気筒３０は天井２９を貫通して天井裏に露出している
ためネズミがその中に侵入することも懸念されるが、排
出？Ｊ３０上端近辺に開口を塞ぐように網３１を張った
構造としているので、ネズミの侵入を予防する効果があ
る。

第２図は本発明の第２実施例を示し、第１実施例と同一
部分に同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部
分を中心に説明する。排気部２５の排気流路（ロ）にフ
ァン３５が上向きに送風するように構成されている。し
たがって、排気筒３ｏの排気は煙突効果も同時に作用し
て強められ、同時に吸気口２４からの流入空気も増し、
前記のテレビ３およびテレビコントローラ１５などの冷
却効果も増加する効果がある。

第３図は本発明の第３実施例を示し、第１実施例と同一
部分に同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部
分を中心に説明する。排気部２５の排気取入口２６を、
テレビ３の排気穴７に近接し覆うようにしたフード３６
の形状に形成しているので、排気部２５の吸引効果はテ
レビ３の排気穴７がらテレビ３内部に強く作用しその空
気の流れを良くしてテレビ内部の各部品の冷却効果を高
める効果がある。

発明の効果 以上のような本発明の構造による浴室テレビ収納装置に
よれば次の効果が得られる。

（１）テレビ収納箱に壁パネル外空間とテレビ収納箱と
を通気自在とした吸気口と、そのテレビ収納箱内の上部
空間に開口し天井裏空間に排出口を開口した排気部とを
設けた構造としているので、排出口からの排気が吸気口
の近傍に排気されることが無く、吸気口に排気が還流す
ることによる吸入空気の温度上昇を防止でき、従ってテ
レビの冷却効果を損することがない。

（２）排気部を上方の天井裏空間に向けて構成している
ので、煙突のような吸引効果が作用し、テレビからの熱
い排気は自然に排気部に吸引されて上昇し天井裏空間に
排出され、テレビ収納箱内の換気が促進される効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明浴室テレビ収納装置の実施例を示す断面
図、第２図は同第２の実施例を示す断面図、第３図は同
第３の実施例を示す断面図、第４図は従来例の断面図で
ある。 １・・・・・・壁パネル、２・・・・・・箱体、３・・
・・・・テレビ、８・・・・・・蓋体、９・・・・・・
透明窓板、２２・・・・・・テレビ収納箱、２４・・・
・・・吸気口、２５・・・・・・排気部、２６・・・・
・・排気取入口、３５・・・・・・ファン、３６・・団
・フード。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）浴室内に張り出して浴室ユニットの壁パネルに取
   り付け、かつテレビを浴室内に向けて収納する箱体に、
   透明窓板を備えた蓋体で防水防湿手段を施して密閉した
   テレビ収納箱と、壁パネル外空間から前記テレビ収納箱
   内とを通気自在に連通した吸気口と、前記テレビ収納箱
   内の上部空間に開口した排気取入口から浴室ユニットの
   天井裏空間の排出口までの通気自在な排気流路を形成し
   た排気部とを備えた浴室テレビ収納装置。
2. （２）排気部は、排気流路に排気を天井裏方向に送風す
   るファンを備えた特許請求の範囲第１項記載の浴室テレ
   ビ収納装置。
3. （３）排気部は、その排気取入口を箱体のテレビ排気穴
   を覆うように接近させたフードに形成した特許請求の範
   囲第１項記載の浴室テレビ収納装置。