JPS6138047Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138047Y2 JPS6138047Y2 JP1982096474U JP9647482U JPS6138047Y2 JP S6138047 Y2 JPS6138047 Y2 JP S6138047Y2 JP 1982096474 U JP1982096474 U JP 1982096474U JP 9647482 U JP9647482 U JP 9647482U JP S6138047 Y2 JPS6138047 Y2 JP S6138047Y2
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- Japan
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- cold air
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- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 11
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 4
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はプレナム室内に電気部品箱を設置して
なる空気調和機に関する。
なる空気調和機に関する。
第1図および第2図に示すように従来の空気調
和機においてプレナム室1の電気部品箱2を設置
する場合、その電気部品箱2はそのまま直接にプ
レナム室1に設置する構成になつている。このた
め、第2図で実線矢印で示すように冷風が直接に
その電気部品箱2に当りその周囲が冷気に取りま
かれる。したがつて、この電気部品箱2の周囲に
は断熱材3を厚く巻いてあるが、それでも箱表面
が冷やされやすいこと、および小さな隙間からで
も冷気が箱2内に侵入してその箱2の内部を冷や
してしまうことから、サーモスイツチがオフして
送風運転に切り替わつた場合や運転を停止した場
合に、箱2の内部の壁面や電気部品に結露し、絶
縁不良を起すことがあつた。
和機においてプレナム室1の電気部品箱2を設置
する場合、その電気部品箱2はそのまま直接にプ
レナム室1に設置する構成になつている。このた
め、第2図で実線矢印で示すように冷風が直接に
その電気部品箱2に当りその周囲が冷気に取りま
かれる。したがつて、この電気部品箱2の周囲に
は断熱材3を厚く巻いてあるが、それでも箱表面
が冷やされやすいこと、および小さな隙間からで
も冷気が箱2内に侵入してその箱2の内部を冷や
してしまうことから、サーモスイツチがオフして
送風運転に切り替わつた場合や運転を停止した場
合に、箱2の内部の壁面や電気部品に結露し、絶
縁不良を起すことがあつた。
また、上記断熱材3で被覆する構成のみではそ
の断熱材3を著しく厚く、かつより気密的に巻く
必要があり、製造上不利であつた。
の断熱材3を著しく厚く、かつより気密的に巻く
必要があり、製造上不利であつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは電気部品を収納する収納
スペースのまわりの断熱構成を簡素化できるとと
もに、その収納スペース付近への結露を防止でき
る空気調和機を提供することにある。
その目的とするところは電気部品を収納する収納
スペースのまわりの断熱構成を簡素化できるとと
もに、その収納スペース付近への結露を防止でき
る空気調和機を提供することにある。
本考案はプレナム室の冷風吹出しスペースとの
間に仕切り壁を介して電気部品用収納スペースを
設け、この収納スペースには上記冷風吹出しスペ
ースの吐出通路に臨む誘引口と、この誘引口より
も上記吐出通路から離れて室内に開口する吸込口
とを設けてなり、上記冷風吹出しスペースから吹
き出す空気によつて上記誘引口から収納スペース
内の空気を誘引して吹き出させるとともにこの誘
引された空気の分だけ収納スペース内へ吸込み、
室内空気を流通させるようにした空気調和機であ
る。
間に仕切り壁を介して電気部品用収納スペースを
設け、この収納スペースには上記冷風吹出しスペ
ースの吐出通路に臨む誘引口と、この誘引口より
も上記吐出通路から離れて室内に開口する吸込口
とを設けてなり、上記冷風吹出しスペースから吹
き出す空気によつて上記誘引口から収納スペース
内の空気を誘引して吹き出させるとともにこの誘
引された空気の分だけ収納スペース内へ吸込み、
室内空気を流通させるようにした空気調和機であ
る。
本考案の第1の実施例を第3図ないし第6図に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
同図中11は空気調和機の本体である。この本
体11の上部内にはプレナム室12が形成されて
いる。また、本体11の下部内には送風機13が
設置されている。この送風機13はシロツコフア
ン14とフアンケース15とからなり、本体11
の前面下部にある吸込みグリル(図示しない)か
ら室内の空気を吸い込み、これをプレナム室12
に送り出すようになつている。上記プレナム室1
2の前方に位置して本体11の上部キヤビネツト
16には吹出しグリル17が設けられている。さ
らに、上記プレナム室12内には仕切り壁を兼ね
る導風板18が設置されていて、この導風板18
は送風機13から吹き出す冷風を案内し、上記吹
出しグリル17に導びくようになつている。つま
り、この導風板18は第6図で示すようにプレナ
ム室12の横幅に等しい長さlを有してなり、そ
の下端縁21はプレナム室12の底板22に対し
てねじ止めされる。また、上端側部分はゆるやか
に湾曲して上記吹出しグリル19の下端部付近に
延出する構成となつている。しかして、上記プレ
ナム室12内はその導風板18によつて冷風吹出
しスペース23と、これよりも上部キヤビネツト
16側へ位置する収納スペース24とに仕切られ
る。上記収納スペース24にはたとえば制御機能
等を有する電気部品25が収納設置されている。
また、この収納スペース24は導風板18の上端
と上部キヤビネツト16の上端との間によつて形
成される隙間からなる誘引口26に連通する。つ
まり、上記誘引口26はプレナム室12の横幅全
長にわたつて細長く形成されるとともに、上記冷
風吹出しスペース23の吐出通路27の側面に臨
むように配設されている。したがつて、冷風吹出
しスペース23から空気を吹き出すときにはその
誘引口26を通じて収納スペース24内の空気を
誘引するようになる。また、第3図で示すように
上部キヤビネツト16の部分(たとえば操作パネ
ルの部分)には電気部品25に対向位置して窓状
に開口する吸込口28が形成されている。この吸
込口28は上記誘引口26よりも下方へ設置され
ている。つまり、誘引口26よりも上記吐出通路
27から離れて設置されて室内に向つて開口す
る。なお、上記冷風吹出しスペース23の内底面
および導風板18のスペース側表面には熱的に絶
縁性の布29が貼り付けられている。また、電気
部品25の前方上端と上部キヤビネツト16との
間には通風遮蔽板30が張り渡されている。ま
た、この通風遮蔽30により電気部品25は収納
スペース24中に周囲から浮かして支持されてい
る。
体11の上部内にはプレナム室12が形成されて
いる。また、本体11の下部内には送風機13が
設置されている。この送風機13はシロツコフア
ン14とフアンケース15とからなり、本体11
の前面下部にある吸込みグリル(図示しない)か
ら室内の空気を吸い込み、これをプレナム室12
に送り出すようになつている。上記プレナム室1
2の前方に位置して本体11の上部キヤビネツト
16には吹出しグリル17が設けられている。さ
らに、上記プレナム室12内には仕切り壁を兼ね
る導風板18が設置されていて、この導風板18
は送風機13から吹き出す冷風を案内し、上記吹
出しグリル17に導びくようになつている。つま
り、この導風板18は第6図で示すようにプレナ
ム室12の横幅に等しい長さlを有してなり、そ
の下端縁21はプレナム室12の底板22に対し
てねじ止めされる。また、上端側部分はゆるやか
に湾曲して上記吹出しグリル19の下端部付近に
延出する構成となつている。しかして、上記プレ
ナム室12内はその導風板18によつて冷風吹出
しスペース23と、これよりも上部キヤビネツト
16側へ位置する収納スペース24とに仕切られ
る。上記収納スペース24にはたとえば制御機能
等を有する電気部品25が収納設置されている。
また、この収納スペース24は導風板18の上端
と上部キヤビネツト16の上端との間によつて形
成される隙間からなる誘引口26に連通する。つ
まり、上記誘引口26はプレナム室12の横幅全
長にわたつて細長く形成されるとともに、上記冷
風吹出しスペース23の吐出通路27の側面に臨
むように配設されている。したがつて、冷風吹出
しスペース23から空気を吹き出すときにはその
誘引口26を通じて収納スペース24内の空気を
誘引するようになる。また、第3図で示すように
上部キヤビネツト16の部分(たとえば操作パネ
ルの部分)には電気部品25に対向位置して窓状
に開口する吸込口28が形成されている。この吸
込口28は上記誘引口26よりも下方へ設置され
ている。つまり、誘引口26よりも上記吐出通路
27から離れて設置されて室内に向つて開口す
る。なお、上記冷風吹出しスペース23の内底面
および導風板18のスペース側表面には熱的に絶
縁性の布29が貼り付けられている。また、電気
部品25の前方上端と上部キヤビネツト16との
間には通風遮蔽板30が張り渡されている。ま
た、この通風遮蔽30により電気部品25は収納
スペース24中に周囲から浮かして支持されてい
る。
しかして、冷房運転時において、送風機13か
ら吹き出された冷風はプレナム室12の冷風吹出
しスペース23を通じて吹出しグリル17に導び
かれる。このとき冷風は導風板18によりスムー
ズに案内されるため、渦の発生が最小限に抑えら
れる。したがつて、通風抵抗もきわめて小さく、
かつ音の発生も小さい。一方、冷風吹出しスペー
ス23の吐出通路27から冷風が吐出するとき、
収納スペース24の誘引口26の付近が負圧とな
るため、この誘引口26を通じて収納スペース2
4内の空気が誘引されて冷風といつしよに吹き出
される。そして、この補充用の空気が吸込口28
を通じて室内から流入する。この流入した空気は
第5図中矢印で示すように電気部品25の下側か
ら裏側に廻わる向きで流れる。この流れが送気中
連続して発生するため、収納スペース24内は常
に室内空気の雰囲気中に取り巻かれることにな
る。したがつて、収納スペース24内は室内空気
温度とほぼ同じ温度を保つ。そこで、サーモスイ
ツチがオフし送風運転に切り替つた場合や、運転
を停止した場合でも結露することがない。また、
このことから収納スペース24の周囲における断
熱構造をそれだけ簡素化でき、たとえば上述した
ように布29を貼り付ける程度でも足りる。
ら吹き出された冷風はプレナム室12の冷風吹出
しスペース23を通じて吹出しグリル17に導び
かれる。このとき冷風は導風板18によりスムー
ズに案内されるため、渦の発生が最小限に抑えら
れる。したがつて、通風抵抗もきわめて小さく、
かつ音の発生も小さい。一方、冷風吹出しスペー
ス23の吐出通路27から冷風が吐出するとき、
収納スペース24の誘引口26の付近が負圧とな
るため、この誘引口26を通じて収納スペース2
4内の空気が誘引されて冷風といつしよに吹き出
される。そして、この補充用の空気が吸込口28
を通じて室内から流入する。この流入した空気は
第5図中矢印で示すように電気部品25の下側か
ら裏側に廻わる向きで流れる。この流れが送気中
連続して発生するため、収納スペース24内は常
に室内空気の雰囲気中に取り巻かれることにな
る。したがつて、収納スペース24内は室内空気
温度とほぼ同じ温度を保つ。そこで、サーモスイ
ツチがオフし送風運転に切り替つた場合や、運転
を停止した場合でも結露することがない。また、
このことから収納スペース24の周囲における断
熱構造をそれだけ簡素化でき、たとえば上述した
ように布29を貼り付ける程度でも足りる。
なお、第7図は本考案の第2の実施例である。
これはプレナム室12に電気ヒータ31を設置
し、上記導風板18を遮熱板として兼用したもの
であり、電気ヒータ31からの放射熱を遮断し、
電気部品25を熱的に保護する。また、この遮熱
板としての導風板18は前述したように大がかり
な断熱構造とすることなく、簡単な構成で遮熱効
果が期待できる。
これはプレナム室12に電気ヒータ31を設置
し、上記導風板18を遮熱板として兼用したもの
であり、電気ヒータ31からの放射熱を遮断し、
電気部品25を熱的に保護する。また、この遮熱
板としての導風板18は前述したように大がかり
な断熱構造とすることなく、簡単な構成で遮熱効
果が期待できる。
以上説明したように本考案によれば、電気部品
用収納スペースのまわりの断熱構成を簡素化でき
るとともに、その収納スペース付近への結露を防
止できる。
用収納スペースのまわりの断熱構成を簡素化でき
るとともに、その収納スペース付近への結露を防
止できる。
第1図は従来の空気調和機の上部の正面図、第
2図は同じくその空気調和機の上部の側断面図、
第3図は本考案の第1の実施例の空気調和機にお
ける上部の正面図、第4図は同じくその空気調和
機の上部の側断面図、第5図は同じくその空気調
和機における電気部品収納スペース付近の側断面
図、第6図は同じくその空気調和機における導風
板の斜視図、第7図は本考案の第2の実施例の空
気調和機における上部の側断面図である。 11……本体、12……プレナム室、17……
吹出しグリル、18……導風板、23……冷風吹
出しスペース、24……収納スペース、25……
電気部品、26……誘引口、27……吐出通路、
28……吸込口。
2図は同じくその空気調和機の上部の側断面図、
第3図は本考案の第1の実施例の空気調和機にお
ける上部の正面図、第4図は同じくその空気調和
機の上部の側断面図、第5図は同じくその空気調
和機における電気部品収納スペース付近の側断面
図、第6図は同じくその空気調和機における導風
板の斜視図、第7図は本考案の第2の実施例の空
気調和機における上部の側断面図である。 11……本体、12……プレナム室、17……
吹出しグリル、18……導風板、23……冷風吹
出しスペース、24……収納スペース、25……
電気部品、26……誘引口、27……吐出通路、
28……吸込口。
Claims (1)
- プレナム室とこのプレナム室の冷風吹出しスペ
ースとの間に仕切り壁を介して形成され内部に電
気部品を収納する収納スペースと、この収納スペ
ースに連通して形成され上記冷風吹出しスペース
の吐出通路に臨む誘引口と、この誘引口よりも上
記吐出通路から離れて室内に開口しかつ上記収納
スペースに連通する吸込口とを具備したことを特
徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982096474U JPS593225U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982096474U JPS593225U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593225U JPS593225U (ja) | 1984-01-10 |
JPS6138047Y2 true JPS6138047Y2 (ja) | 1986-11-04 |
Family
ID=30229898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982096474U Granted JPS593225U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593225U (ja) |
-
1982
- 1982-06-26 JP JP1982096474U patent/JPS593225U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS593225U (ja) | 1984-01-10 |
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