JPH047299A - 立体倉庫用クレーンの制御装置 - Google Patents

立体倉庫用クレーンの制御装置

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JPH047299A
JPH047299A JP10529690A JP10529690A JPH047299A JP H047299 A JPH047299 A JP H047299A JP 10529690 A JP10529690 A JP 10529690A JP 10529690 A JP10529690 A JP 10529690A JP H047299 A JPH047299 A JP H047299A
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JP10529690A
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Noboru Yamamoto
昇 山本
Ryoichi Furuhashi
古橋 寮一
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Yamazaki Mazak Corp
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Yamazaki Mazak Corp
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機械の加工物等を収納する立体自動倉庫に
使用するクレーンに関する。
〔従来の技術〕
立体自動倉庫は、立体的に配設されたラックに対してク
レーンにより荷物を収納するものであつて、空間を有効
利用することができる。この特性を利用して自動化工場
における工作機械の加工物を収容することもできる。
第9図は従来のクレーンの一例を示すもので、全体を符
号1で示すクレーンは、ラックの間に敷設されたレール
2上を走行する車輪12.14を有する下部フレーム1
oを備える。下部フレーム10上には2本のコラム20
.22が立設し、コラム20.22の上端部に上部フレ
ーム30がとりつけられる。
下部フレーム1oにとりつけられた車輪12は駆動車輪
であって、コラム20に配設した駆動モータ16の動力
を減速機17を介してチェーン18により駆動車輪12
に伝達し、クレーン1全体を走行させる。下部フレーム
10は一体構造であり、上部フレーム30も同様である
2本のコラム20.22の間には、コラム20゜22に
より上下方向に案内されるキャリッジ40が配設される
。キャリッジ40は2本のチェーン42.44により吊
り下げられる。チェーン42゜44は上部フレーム30
にとりつけたスプロケット32.34により案内され、
コラム20の上部にとりつけたキャリッジ40の昇降装
置50により巻とられる。
昇降装置50は、モータ52、減速機54、駆動スプロ
ケット56、チェーン受け58等を備える。
モータ52の動力は、減速機54を介して駆動スプロケ
ット56へ伝達され、駆動スプロケット56はチェーン
42.44を駆動する。キャリッジ40を上昇させると
きには、駆動スプロケット56によりチェーン42.4
4は巻きとられるが、巻きとられたチェーン42.44
はチェーン受け58上に載置される。
キャリッジ40上にはフォーク41がとりつけられ、フ
ォーク41上には加工物60をとりつけたパレット45
が載置される。フォーク41はパレット45及び加工物
60を第7図において紙面に垂直方向に移動して、所定
のラックに対してパレット45と加工物60の搬入、搬
出を行なう。
キャリッジ40はラックの段数に応じた数のレベル(階
)で位置決めする必要がある。各レベルにおけるキャリ
ッジ40の位置決めにはリミットスイッチセット70が
用いられる。
リミットスイッチセット70は、3個のリミットスイッ
チ71,72.73からなる。第1のリミットスイッチ
71はあるレベルにおける基準の位置に配設される。第
2のリミットスイッチ72は基準位置より下方の位置と
なる下レベルに配設され、第3のリミットスイッチ73
は基準位置より上方の位置となる上レベルに配設される
1つの段数に上述した3つのレベルを必要とするのは、
加工物をキャリッジからラックへ搬入する際には、ラッ
クの基準面より上方でフォークを操作した後にキャリッ
ジを基準レベルまで降下させて荷物をラック上に載置し
、加工物をラックから搬出する際には、ラックの基準面
より下方でフォークを操作した後にキャリッジを基準レ
ベルまで上昇させて荷物をラック上から引き出す操作を
必要とすることによる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のクレーンにおいては、ラックの各レベル
にキャリッジを停止させるための手段としてリミットス
イッチセット70が使用されていた。
リミットスイッチセット70は、各レベル毎に3個のリ
ミットスイッチ71,72.73が用いられるので、コ
ラム22に多くのリミットスイッチが配設されることに
なる。
これらのリミットスイッチ71,72.73は、ラック
の各レベルの高さに合わせてキャリッジ40が正確に停
止するように、位置決めする必要がある。具体的には、
リミットスイッチ71,72゜73をコラム22に対し
て仮固着しておき、実際にキャリッジ40を昇降して、
リミットスイッチ71.72.73による制御を行ない
。その結果に基いて各リミットスイッチ71,72.7
3の取付位置を修正し、固着していた。
この作業は、コラム22の高所で行なう必要があり5足
場が悪く、作業能率の低いものであった。
そこで本呂願人は、同時提出の特許出願において、リミ
ットスイッチによってキャリッジの位置を検出する装置
にかえて、キャリッジを吊るすチェーンを支持するスプ
ロケットの回転量を検出することにより、キャリッジの
位置を制御する装置を提案した。
この制御装置によれば、キャリッジの位置と移動速度を
常時検出することができ、より正確な制御が可能となる
しかしながら、キャリッジの位置をチェーンの移動量に
より検出するので、経年変化や伸び等による誤差を補正
する必要がある。
従来、この種の補正を伴う保守、点検は人手により行な
う必要があり、工数を要するものであった。
そこで本発明は、上述した補正を自動的に達成すること
ができる制御装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の立体倉庫用クレーンの制御装置は、下部フレー
ムに支持された2個の駆動スプロケットを有する駆動軸
と、下部フレーム上に装備されて駆動軸を回転駐動する
昇降装置と、下部フレーム上に装備された中央処理手段
とパラメータ記憶手段を有する制御装置と、上部フレー
ムに支持された2個の従動スプロケットと、駆動スプロ
ケットと従動スプロケットにかけわたされてその両端部
がキャリッジに止着された2本のチェーンと、従動スプ
ロケットの回転量を検出する手段と、基準位置に配設し
たキャリッジの基準位置検出手段とを備え、従動スプロ
ケットの回転量を検出する手段からの情報を制御装置に
入力し、制御装置からの出力によって昇降装置を操作す
ることによってキャリッジの昇降位置を制御するととも
に、従動スプロケットの回転量検出手段からの情報に基
づくパラメータと、キャリッジの基準位置検出手段から
の情報に基づくパラメータとの差が設定値を超えたとき
にキャリッジの基準位置に関するパラメータを更新する
ものである。
〔作用〕
以上の手段を備えることにより、キャリッジを吊るすチ
ェーンの伸び等によるキャリッジの位置決め誤差は定期
的に補正され、常に正確な制御が達成される。
〔実施例〕
以下、図面に基いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のクレーンの概要を示す説明図である。
クレーン100は、下部フレーム110、上部フレーム
160、および下部フレーム110と上部フレーム16
0を連結する2本のコラム140゜150を備える。下
部フレーム110は、3個のフレーム部材112,11
4,116からなり、第1のフレーム部材112は、連
結部113Aを介して第2のフレーム部材114に連結
され、第2のフレーム部材114は連結部115Aを介
して第3のフレーム部材116に連結される。
第1のフレーム部材112にはコラム140が立設する
とともに能動車輪120が支持され、第3のフレーム部
材116にはコラム150が立設するとともに遊動車輪
122が支持される。中間部に配設される第2のフレー
ム部材114は、第1と第3のフレーム部材112,1
16を連結する構造であるので、この第2のフレーム部
材114を寸法の異なるものに交換することで、コラム
140.150の間隔寸法の異なるクレーンを容易に製
造することができる。
第1のフレーム部材112上には走行用のモータ125
がとりつけられ、適宜の伝動手段を介して駆動車輪12
0を北動する。
第3のフレーム部材116にはエンコーダ123を設け
、遊動車輪122の回転量を計測し、走行距離を算呂す
るシステムを構成する。
キャリッジ200は2本のコラム140,150に上下
動自在に案内され、2本のチェーン300.320によ
り昇降される。一端部がキャリッジ200に係止された
2本のチェーン300,320は、上部フレーム160
により支持されるスプロケット162,164に噛合し
、さらに下部フレーム110に支持された駆動装置40
0の軸450にとりつけたスプロケット452,454
に噛合する。チェーン300,32Qの他端部はキャリ
ッジ200に係止される。
上部フレーム160に支持されたスプロケット164の
回転量は、スプロケット164の軸165の端部に配設
されたロータリーエンコーダ170により計測される。
コラム150の上部に設けたリミットスイッチ180は
、キャリッジ200の上限位置を検出するものである。
キャリッジ200上にはフォーク220が装備され、フ
ォーク220上にパレット230にとりつけられた加工
物600が載置される。
第2図及び第3図はクレーン全体の構造を示す正面図及
び側面図である。
床面5上には全体を符号800で示す多段のランク80
oが多列に構築され、隣接するラック列の中央床面上に
レール2が敷設される。
ラック800は、レール2に沿って一定の間隔で立設さ
れた柱810,820と、レール2に対して直交する方
向に柱810,820に平行して立設された柱810A
、820Aを備え、柱810と柱810Aを結ぶ支持部
材812が配設される。柱820と柱820Aを結ぶ支
持部材822は支持部材812と同一レベルとなるよう
に配設され、支持部材812と隣接する支持部材822
との間には、キャリッジのフォークが通過する間隔が設
けられる。
クレーン100の下部フレーム110は、前述したよう
に、第1のフレーム部材112、第2のフレーム部材1
14、第3のフレーム部材116の3個のフレーム部材
により構成され、それぞれのフレーム部材は板状の連結
部材113,115により連結される。
第1のフレーム部材112には駆動車輪120が回動自
在にとりつけられ、第1のフレーム部材112上に軸線
を垂直方向に配設された走行用モータ125により適宜
の減速手段を介して駆動される。
第2のフレーム部材114は単純な桁構造を有し、その
一端部は板状の第1の連結部材113により第1のフレ
ーム部材112に連結される。第1の連結部材113と
各フレーム112,114とは1例えば、ボルトナツト
、リベット等で固着される。
第3のフレーム部材116には遊動車輪122が回動自
在にとりつけられる。第3のフレーム部材116上には
クレーン100の制御袋W700が装備される。
第2のフレーム部材114の他端部と第3のフレーム部
材116とは第2の連結部材115により連結される。
したがって長さ寸法の異なる第2のフレームを連結する
ことにより、仕様の異なるフレームの下部フレームを容
易に製造することができる。
第1のフレーム部材112上には第1のコラム140が
立設し、第3のフレーム部材116上には第2のコラム
150が立設する。第1のコラム140の上端部と第2
のコラム150の上端部は上部フレーム160により連
結される。
ラック800の頂部には、アーム830が固着され、ア
ーム830の下部にガイドレール840がとりつけられ
る。このガイドレール840は床面5上の走行レール2
と平行に配設される。
上部フレーム160にはガイドレール840を挾むロー
ラ170,172が回転自在にとりつけられ、クレーン
100の傾きを防止しつつクレーン100のガイドを達
成する。
キャリッジ200は、正面形状が矩形となるフレーム構
造を有し、一方のサイドフレームの上部に回転自在にと
りつけた一対のローラユニット210.212により第
1のコラム140を挟持する。同様のローラユニットは
サイドフレームの下部にも配設される。他方のサイドフ
レームの上下部にも同様のローラユニットを配設し、第
2のコラム150を挟持する。したがって、キャリッジ
200は、4つのローラユニットによりコラム140.
150に案内されて上下動することになる。
次に、キャリッジ200を昇降させるチェーンの配設経
路を説明する。
前述したように、キャリッジ200には第1のコラム1
40と第2のコラム150に沿って2本のチェーン30
0,320がとりつけられる。
第3図はその一方のチェーン300の経路を示し、チェ
ーン300の一端部300Aはキャリッジ200の上側
部にとりつけたドック204に連結される。チェーン3
00は上部フレーム160に回転自在に支持されたスプ
ロケット162に噛合し、スプロケット162を半周し
た後に下方へ延び、下部フレーム110に装備された昇
降装置400の駆動スプロケット452に噛合する。駆
動スプロケット452を半周したチェーン300は上方
へ延びて、チェーン300の他端部300Bはキャリッ
ジ200の下部に設けた係止部206に連結される。
したがって、チェーン300はその両端部がキャリッジ
200に止着され、全体として環状に連結されることに
なる。
第4図乃至第6図は、下部フレーム110の第1のフレ
ーム部材112上に配設された昇降装置400と走行用
モータ125の詳細を示す。
昇降装置400は、出力軸412がレール2に対して直
交する方向に配設されたモータ410を備える。モータ
410に隣接して配設された減速機420は、モータ4
10の出力軸412と平行な入力軸422を有し、モー
タ410の出力軸412と減速機420の入力軸422
はベルト430等により連結される。
減速機420は、その内部に例えばウオームギヤを有す
る減速機構を有し、出力軸424は入力軸422に直交
する。減速機の出力軸424にはスプロケット426が
とりつけられる。図示の実施例では2列のスプロケット
426が使用されている。スプロケット426には2本
のチェーン440がかけわたされ、駆動軸450の入力
スプロケット456を駆動する。駆動軸450は下部フ
レーム110により支持され、駆動軸450上には2個
の駆動スプロケット452,454が設けられる。
駆動スプロケット452,454は、キャリッジ200
の昇降用のチェーン300,320に係合し、キャリッ
ジ200を昇降させる。
減速機420の取付装置を変更することによって、減速
機の出力軸424と駆動軸450との間の軸間距離を調
節し、張設するチェーン440の張力を調整することが
できる。
下部フレーム110の第1のフレーム部材上には減速機
420に隣接して走行用モータ125が配設される。走
行用モータ125は、その出力軸が下向きになるように
設置され、走行用モータ125の下部に設けた減速機1
22に入力を与える。
減速機122は、例えばウオームギヤを用いた減速機構
を有し、その出力軸124により走行車軸120を駆動
する。
本発明のクレーンは以上のように構成されており、昇降
装置400により駆動される駆動軸450によって2本
チェーン300,320が駆動され、チェーンの両端部
が止着されたキャリッジ200は第1のコラム140と
第2のコラム150に案内されて昇降する。
2本のチェーン300,320は上部フレーム160に
回転自在に支持された2個の従動スプロケット162,
164にかけわたされる。2個の従動スプロケット16
2,164のうちの一方の従動スプロケット164の回
転軸165の端部にロータリーエンコーダ170を配設
しである。このロータリーエンコーダ170は従動スプ
ロケット164の回転量を検出するものであるが、従動
スプロケット164の回転量を検出する手段としては、
ロータリーエンコーダのほかにも種々の手段が考えられ
る。
第2のコラム150の下部には、キャリッジ200の基
準位置検出手段190を配設する。図示の実施例では、
キャリッジ200の基準位置検出手段190としてリミ
ットスイッチが示されているが、光電管装置等の適宜の
手段によりキャリッジ20oの基準位置を検出すること
ができる。基準位置としては1例えばキャリッジ200
が最下位置に移動したときの位置が選択される。
第7図は本発明の制御システムのブロック図であって、
制御装M700は、中央処理手段710と、パラメータ
の記憶手段720を有する。パラメータの記憶手段72
0は、キャリッジ200の基準位置をはじめとして、ラ
ックの各レベルの位置等の情報をパラメータとして記憶
する。
従動スプロケット164の回転量検出手段170とキャ
リッジ200の基準位置検出手段190の情報は中央処
理手段710へ入力され、中央処理手段710の8力に
より昇降装置400は制御される。
第8図は本発明によるチェーン300,320の伸び等
の影響を補正するための制御フローを示す。
ステップ1000でスタートした処理フローは。
ステップ1010で従動スプロケットの回転量検出手段
170からの入力情報を読込む。ステップ1020では
入力情報に基いてキャリッジ200の現在の昇降位置H
□を演算する。
ステップ1030ではキャリッジ200の現在位置H工
が基準位MH0にあるか否かを基準位置検出手段190
に基いて判断する。
キャリッジ200の現在位置が基準位置になければ、ス
テップ1010へ戻り、以上の処理をくり返す。キャリ
ッジ200が基準位置にあるとき、または予め設定され
た回数だけ基準位置に戻ったときには、ステップ104
0へ進む。ステップ1040ではキャリッジ200が基
準位置に戻ったときの現在のパラメータと、予めパラメ
ータ記憶手段720に入力しである基準位置における基
準のパラメータとの差の値Tを算出する。
ステップ1050では、ステップ1040で算出した差
の値Tと予め許容範囲の値として設定されている設定値
T0とを比較する。
差の値Tが設定値10以内であれば、チェーン320の
伸び等によるキャリッジ200の基準位置での位置決め
誤差が設定値以内であると判断し。
ステップ1010へ戻り、以上の処理をくり返す。
差の値Tが設定値T0をこえたときには、ステップ10
60へ進み、パラメータ記憶手段720のパラメータを
更新する。この処理により、キャリッジ200の基準位
置での位置決め誤差は修正され、ステップ1o70で処
理を完了する。
以上に説明した実施例においては、一方の従動スプロケ
ット164の回転量を検出する場合を説明したが、他方
のスプロケット162の回転量も検出するようにシステ
ムを構成すれば、他方のチェーン300の伸び等による
影響も検出でき、より正確な補正を達成することができ
る。
また、基準位置検出手段をキャリッジの最下位置に配設
する場合を説明したが、基準位置は、例えばコラムの中
央位置でもよく、基準位置を複数設定することにより、
−層精密な補正を達成することができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように、立体倉庫用クレーンにおいて、
コラムに案内されて昇降するキャリッジを吊り下げるチ
ェーンを、上部フレームと下部フレームに配設したスプ
ロケットを経由してチェーンの両端部をキャリッジに止
着する構造とした。
この構造によってチェーンの軌道を合理的に配設するこ
とができる。
下部フレームに駆動スプロケットを配設し、上部フレー
ムに従動スプロケットを配設することで、重量の大なる
駆動装置を含む昇降装置を下部フレームに集約してクレ
ーン全体の重心位置を下げ、安定性を向上する。
従動スプロケットに回転量を検知する手段を設け、チェ
ーンの移動量を検知する。
制御装置は中央処理手段とパラメータ記憶手段を備え、
キャリッジの各レベルの位置をパラメータとして設定し
ておくことにより、キャリッジを任意のレベルに容易に
位置決めすることができる。
制御装置の入力手段としては、従動スプロケットの回転
量の検出手段に加えて、基準位置におけるキャリッジの
実際の位置を検出する手段を備え、両手段からの情報に
基づく位置決め誤差が設定値をこえたときにはパラメー
タを更新するので、誤差は自動的に補正され、常時正確
な制御が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーンの概要を示す説明図。 第2図はクレーンの正面図、 第3図は側面図、 第4図は要部の正面図、 第5図は平面図、 第6図は側面図、 第7図は本制御システムのブロック図、第8図は制御フ
ロー図。 第9図は従来のクレーンの概要を示す説明図である。 100・・・・・・クレーン、 110・・・・・・下部フレーム、 112・・・・・・第1のフレーム部材、114・・・
・・・第2のフレーム部材、116・・・・・・第3の
フレーム部材、140・・・・・・第1のコラム、 150・・・・・・第2のコラム、 160・・・・・・上部フレーム、 162.164・・・・・・従動スプロケット、170
・・・・・・ロータリーエンコーダ、200・・・・・
・キャリッジ、  220・・・・・・フォーク、30
0.320・・・・・・チェーン、400・・・・・昇
降装置、   410・・・・・・モータ、420・・
・・・・減速機、   450・・・・・駆動軸。 452.454・・・・・・廓動スプロケット。 600・・・・・・加工物、    700・・・・・
・制御装置、800・・・・・・ラック。 特許出願人 ヤマザキ マザツク株式会社代理人 弁理
士 沼形 義彰(外2名)第2図 第1図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 立体的に構築されたラックの間に敷設されたレールによ
    り案内される駆動車輪と遊動車輪を備えた下部フレーム
    と、下部フレーム上に立設する第1のコラム及び第2の
    コラムと、第1のコラムと第2のコラムの上部を連結す
    る上部フレームと、第1のコラムと第2のコラムにより
    案内されて昇降するキャリッジとを有する立体倉庫用ク
    レーンのキャリッジの昇降位置を制御する装置において
    、下部フレームに支持された2個の駆動スプロケットを
    有する駆動軸と、下部フレーム上に装備されて駆動軸を
    回転駆動する昇降装置と、下部フレーム上に装備された
    中央処理手段とパラメータ記憶手段を有する制御装置と
    、上部フレームに支持された2個の従動スプロケットと
    、駆動スプロケットと従動スプロケットにかけわたされ
    てその両端部がキャリッジに止着された2本のチェーン
    と、従動スプロケットの回転量を検出する手段と、基準
    位置に配設したキャリッジの基準位置検出手段とを備え
    、 従動スプロケットの回転量を検出する手段からの情報を
    制御装置に入力し、制御装置からの出力によつて昇降装
    置を操作することによつてキャリッジの昇降位置を制御
    するとともに、従動スプロケットの回転量検出手段から
    の情報に基づくパラメータと、キャリッジの基準位置検
    出手段からの情報に基づくパラメータとの差が設定値を
    超えたときにキャリッジの基準位置に関するパラメータ
    を更新することを特徴とする立体倉庫用クレーンの制御
    装置。
JP10529690A 1990-04-23 1990-04-23 立体倉庫用クレーンの制御装置 Pending JPH047299A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135600U (ja) * 1991-06-07 1992-12-16 日立精機株式会社 チエーン伸び補正手段付リフタ装置
JPH061405A (ja) * 1992-06-15 1994-01-11 Sugiyasu Kogyo Kk スタッカークレーンにおける昇降体の停止位置検出機構
JP2006200974A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Denso Corp 圧力検出装置およびその製造方法
CN109383066A (zh) * 2017-08-04 2019-02-26 株式会社鹤见制作所 固液分离装置
CN110814045A (zh) * 2019-10-31 2020-02-21 山西太钢不锈钢股份有限公司 热连轧卷取快速链自动定位控制方法

Cited By (6)

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