JPH0472891A - マルチデコーダー回路 - Google Patents

マルチデコーダー回路

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JPH0472891A
JPH0472891A JP13594190A JP13594190A JPH0472891A JP H0472891 A JPH0472891 A JP H0472891A JP 13594190 A JP13594190 A JP 13594190A JP 13594190 A JP13594190 A JP 13594190A JP H0472891 A JPH0472891 A JP H0472891A
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Shigeru Ogata
緒方 茂
Takuya Otsuki
卓也 大槻
Masao Tomita
冨田 雅夫
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NTSC,PAL等の複数のカラーTV方式
に対応可能な復調回路に関するもので、特に、そのサブ
キャリア発生回路(APC回路)に関するものである。
従来の技術 世界のTV標準方式(以下、TV方式と略す)は、世界
各国で採用されている方式が異なっている。TV方式は
大別すると3つの方式があり、日本、米国等で採用され
ているN T S C(National′Fe1ev
ision S ystem Commitee)方式
、主に西欧諸国で採用されているP A L (P a
se A 1ternationby Line)方式
、フランス、ソ連、東欧諸国等で採用されているS E
 CA M (5equentiel Couleur
’ aMemoire ;仏語)方式かある。これらの
TV方式は、それぞれ1秒間のフィールドの数(フィー
ルド周波数)、1フイールド内の走査線の数、およヒカ
ラー信号の変調方式が異なっている。
例えば、NTSC方式では、フィールド周波数が59.
9411z、 1フレーム内の走査線数か525本、カ
ラー信号はサブキャリア周波数が3、579545MI
Izの直角二相変調になっていルノi、: 対シT、P
 A L方式では、フィールド周?lt数カ50 )l
zs 1フレーム内の走査線数が625本、サブキャリ
ア周波数が4.43361875M Hzとなっており
、カラー信号の変調も色差信号の片方をライン毎に極性
を反転して変調している。また、ブラジルでは、フィー
ルド周波数が59、95 Hz、走査線数が525本、
サブキャリア周波数が3.57561149MHzのP
 A LM方式が採用されており、アルゼンチン等では
、フィールド周波数が5087. 、走査線数が625
本、サブキャリア周波数が3.582056M)lZの
P A L −N方式が採用されている。
このように、各TV方式か異なるため、TV受像機やV
TRもそれぞれのTV方式に対応したものになっている
。そのため、複数のTV方式が混在するような地域では
、幾つかのTV方式に対応可能なマルチ方式のTVやV
TRが必要であった。
また、近年では、海外旅行者、海外留学生の増加や、学
校、企業、官庁等の国際化にともない、′1゛■方式の
異なる国々(地域)との交流も活発化し、ビテオテープ
によるワールドワイドコミユニケーションが進展してき
ており、一般家庭でも異なるTV方式で記録されたビデ
オテープ(以下、異方式ビデオテープと略す)の鑑賞や
海外とのビデオテープによる交流も生してきている。こ
うした中で、TV方式間の変換を行うTV標準方式変換
装置(以下、TV方式変換装置と略す)をLSI化、低
コスト化し、マルチ方式のVTRに内蔵し、異方式ビデ
オテープの再生や作成(記録)が家庭でも自由自在にで
きるようなVTRも開発されてきている。
このマルチ方式のTVやTV方式変換装置では、TV方
式毎に異なる(1)水平走査線数、(2)フィルド周波
数、(3)クロマ信号の変調方式、に対応する必要があ
り、特にクロマ信号処理においては、いったん色差信号
にした後、水平走査線数やフィールド周波数を変換する
必要があり、複数のTV方式に対応した復調回路(以下
、マルチデコーダーと略す)が必要不可欠であった。
第2図、第3図は従来のマルチデコーダー回路の一例で
、NTSCとPAL系(PAL、PALM、PAL−N
)の方式に対応できるようになっている。以下、これら
の図面を用いてその動作を説明する。
まず、PAL系(PAL、PAL−M、PALN)方式
のクロマ信号を復調する場合について説明する。第2図
において、入力端1に入来したクロマ信号は、ACC2
にてクロマレベルを所定のレベルにコントロールされた
後、1水平走査期間遅延するためのIH遅延線(IHD
L)3に入力され、1HDL3の出力はスイッチ回路4
を経て、IHDL28を通過しない信号とスイッチ回路
4の出力とを減算器5、および、加算器6によりそれぞ
れを減算、加算処理される。PAL信号は、よく知られ
ているように、R−Y信号成分が1走査線毎に180度
位変位相して変調されているため、上記の減算器5の出
力にはライン毎に位相反転しないB−Y成分はキャンセ
ルされてRY酸成分みが取り出される。一方、加算器6
の出力にはラインごとに位相反転するR−Y成分がキャ
ンセルされてB−Y成分のみか取り出される。
このようにして取り出されたR、−Y、B−Y軸方向の
クロマ成分は、乗算回路7、および8で各省のサブキャ
リアと乗算(同期検波)処理され、さらに乗算時の高調
波成分をL P F 9と10にて除去した後、R−Y
、B−Yの色差信号としてマルチデコーダーの出力端1
1.12に取り出される。
なお、乗算時のサブキャリアは、よく知られているよう
に、バースト抜き取り回路13でバースト信号を抜き取
った後、サブキャリア発生回路14でバースト信号に位
相ロックしたサブキャリアを発生し、これを基準に同期
検波している。すなわち、B−Y成分の乗算器8にはB
−Y軸方向の0度のサブキャリアを発生し、R−Y成分
の乗算器8には、90度の移相器16と180度の移相
器17の出力サブキャリアをライン識別回路15にてR
−Y成分の1ライン毎の位相反転に合わせて交互にスイ
ッチ回路18を切り換えることにより、R−Y軸の1ラ
イン毎の位相反転に合わせたサブキャリアを発生し、こ
れを用いて復調を行っている。
次に、NTSC方式のクロマ信号を復調する場合につい
て説明する。この場合は、モード制御部19の指令によ
り、スイッチ回路4は第2図でグランド側を選択し、I
HDL3の出力を加算器6、および減算器5に供給しな
いようにしている。これは、NTSC方式ではPAL方
式のようにラインごとにR−Y成分の位相が反転してい
ないため、I HD L 3の出力と加算、減算処理を
する必要がなく、直接ACC2の出力が乗算器7、およ
び8に入力されるようにするためである。また、モード
制御部19により、サブキャリア発生回路14はNTS
C方式の3.579.545 MHzのサブキャリアが
発生されるようモード選択され、スイッチ回路18は9
0度移相器側のみを選択するように固定される。これに
より、NTSC方式のR−Y軸方向の90度変位相サブ
キャリアか乗算回路7に、B−Y軸方向の0変位相のサ
ブキャリアが乗算回路8に、それぞれ加えられ、] 0 R−Y、13−Y信号に復調される。
このようにモード制御部19からどのTV方式の復調を
行うかのモード情報が送られ、これにより、サブキャリ
ア発生回路14.スイッチ回路4および18の状態が切
り換わるようになっている。
このサブキャリア発生回路14は第3図に示すような構
成になっており、モード制御部19のモード情報により
水晶発振子25,26.2728のうちいずれか1つか
スイッチ回路40で選択されるようになっている。すな
わち、サブキャリア発生回路14では、入力端20に入
来したバースト信号に位相ロックしたサブキャリアを位
相比較器21.ループフィルター22.電圧制御水晶発
振器(VXO)23.分周器24により発生しており、
VXO23に接続される水晶振動子25.26.27.
28をスイッチ回路40にて選択することにより、出力
端39には各TV方式に対応したサブキャリアがとりだ
せるようにしている。なお第3図中の29.30,31
.32はトリマーコンデンサで、各水晶振動子のフリー
ラン周波数を調整するためのもので、各々か、NTSC
PAL  PAL−M  PAL−N方式のサブキャリ
ア周波数の整数倍で発振するように調整されている。
以」二に述べたようにして、NTSC,PALPAL−
M、PAL−Nの各方式のクロマ信号を復調することか
できる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のマルチデコーダー回路のサブキャ
リア発生回路14では、それぞれのTV方式に対応した
水晶振動子25.26.27.28をスイッチ回路40
にて選択する必要があるため、TV方式のモード切り換
わり時等において、選択された水晶の発振が安定に立ち
上からないという課題を有していた。
すなわち、第3図のように4個の水晶振動子をVXO2
3と接続しているため、この部分の配線パターンが長く
なりやすく、水晶振動子25.2627.28とVXO
23との配線部の浮遊容量か増加し、VXO23と水晶
振動子の発振条件か十分lμi足できない場合かあった
。特に、スイッチ回路40で水晶振動子を切り換えた直
後や、サブキャリア発生回路14に電源電圧か印加され
た直後等、の過渡時において発振条件を満足できす、水
晶振動子の発振周波数の奇数倍の周波数で発振したり、
高域の不要発振を引き起こしたりする場合があった。こ
のため、従来は、VXO23と水晶振動子25.26,
27.28の発振条件の合わせ込み、および、配線パタ
ーンの設計に細心の注意が必要であった。
本発明は、上記課題を解決するためΦもので、TV方式
のモード切り換え時などでも安定に水晶振動子の発振を
行い、安定なサブキャリアを発生ずることか可能なマル
チデコーダー回路を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は」−記目的を達成するために、NTSCP、’
IL、PAL−M、PAL−Nの各カラーTV方式のク
ロマ信号を色差信号に復調するように構成されたマルチ
デコーダー回路において、前記クロマ信号中のバースト
信号を抜き取るバース]・抜き取り回路と、前記各カラ
ーTV方式から所望のカラーTV方式を選択し制御信号
を発生するモト制御手段と、前記バースト抜き取り回路
で抜き取られたバ−スト信号に位相同期したサブキャリ
アを発生するサブキャリア発生回路と、前記制御信号に
より前記各カラーTV方式に適合した復調形態を選択し
、前記サブキャリア発生回路の出力をもとに前記クロマ
信号を色差信号に復調する復調回路と、前記制御信号の
変化を検知し、前記各カラーTV方式が第1のカラーT
V方式から第2のカラーTV方式にモード移行したこと
を検出するモード移行検出手段と、前記モード移行検出
手段の出力により、前記モード移行の直後は、前記サブ
キャリア発生回路の位相同期動作が低周波数側から行わ
れるように発振周波数の制御をする発振制御回路という
構成を備えたものである。
また、NTSC,PAL、PAL−M、PALNの各カ
ラーTV方式のクロマ信号を色差信号に復調するように
構成されたマルチデコーダー回路において、前記クロマ
信号中のバースト信号を抜き取るバースト抜き取り回路
と、前記各カラーTV方式から所望のカラーTV方式を
選択し制御信号を発生するモード制御手段と、前記バー
スト抜き取り回路で抜き取られたバースト信号に位相同
期したサブキャリアを発生するサブキャリア発生回路と
、前記制御信号により前記各カラーTV方式に適合した
復調形態を選択し、前記サブキャリア発生回路の出力を
もとに前記クロマ信号を色差信号に復調する復調回路と
、前記サブキャリア発生回路の出力が前記バースト信号
に位相同期したかどうかを判別する判別回路と、前記判
別回路の判別に要する時定数より長い周期で発振する発
振回路と、前記発振回路の出力パルスにゲートをかける
ゲート回路とを備え、前記判別回路で前記サブキャリア
発生回路の出力が前記バースト信号に位相同期していな
いと判断された場合には、前記ゲート回路を開き、前記
発振回路の出力パルスを前記サブキャリア発生回路にお
くり、位相同期動作が前記出力パルスの発振周期で低周
波数側からくり返し行えるようにしたものである。
作用 本発明は上記した構成により、水晶振動子が切り換わっ
た場合には、そのモード移行を検出し、VXOが低周波
から発振し始めるようにVXOの制御入力電圧をいった
ん定電圧源にスイッチ回路で固定してから引き込み動作
を行なうようにし、これにより、TV方式のモードを切
り換えた場合(水晶振動子を切り換えた場合)でも、安
定に弓き込み動作を行なうことができる。
また、サブキャリア発生回路の発振周波数と入力バース
ト信号のサブキャリア周波数とをキラー検波回路にて比
較し、発振が所望の周波数になっていない場合(バース
ト信号のサブキャリア周波数に位相ロックしていない場
合)には、IH2程度の周期でVXOの制御電圧を定電
圧源に固定し、サブキャリア発生回路の発振周波数が所
望の周波数になるまで、低周波から引き込み動作を何度
も立ちあげる。これにより、水晶振動子の不要周波数で
の発振や、サブキャリア発生回路の不要周波数での位相
ロックを防止することが可能である。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の実施例のマルチデコーダー回
路のサブキャリア発生回路であり、第4図はその動作を
説明するための説明図である。また、マルチデコーダー
回路のサブキャリア発生回路以外の動作は先の従来例で
述べたとおりである。
第1図において、従来例で述べたように、位相比較器2
1.ループ1イルタ 22.VXO23゜分周器24に
より、入力端10に入来したバースト信号のサブキャリ
ア周波数に位相ロックしたサブキャリアを発生し出力端
39から取り出される。VXO23には水晶振動子25
,26,2728、および、各水晶振動子毎にフリーラ
ン周波数を合わせるためのトリマーコンデンサ29,3
031.32、スイッチ回路40が接続されており、モ
ード制御部19のモード情報により4つの水晶振動子の
うちいずれか一つがスイッチ回路40により選択される
。水晶振動子25,26.2728の発振周波数はNT
SC,PAL、PAL−M。
PAL−Nの各方式のサブキャリア周波数の整数倍にな
っており、本実施例ではサブキャリアの2倍の周波数に
なっている。また、分周器24の分周比は、水晶振動子
の発振周波数に応じて設定されており、本実施例では1
/2分周になっている。
本実施例で従来例と異なる点は、スイッチ回路37と電
圧源36とを設け、VXO23の入力電圧を所望の期間
に所定電圧に固定できるようになっている点である。V
XO23の入力電圧対発振周波数特性は第4図に示すよ
うになっており、発振ループ(APCループ)が安定に
なった状態では第4図中のAo付近の周波数fo付近で
発振するようになっている。このVXO32の入力電圧
をモード移行時等にいったん安定点AOより高い電圧源
(vu)36にスイッチ回路37で強制的に固定するこ
とにより、VXO23の発振周波数は安定点A。に比べ
て低い周波数f1.(第4図中のA を点)に移行し、
その後にスイッチ回路37を開くことにより発振ループ
の安定点は同図中のALからAoに確実に移行し、高域
の不要な安定点で発振したり、水晶発振周波数の奇数倍
のスプリアス成分で発振することを防止できる。
本実施例では、スイッチ回路23の制御を2系統の制御
信号により行っている。その1つは、TV方式のモード
を選択するモード制御部19からのモード情報をモード
移行検出部38に入力し、ここでモード移行を検出し、
モード移行の過渡期間のみスイッチ回路37を電圧源3
6に接続するように制御し、モード移行時に水晶振動子
が切り換わった際に低周波数ftから安定に発振が立ち
上がるようにしている。
また、2つ目の制御方法は、分周器24の出力サブキャ
リアと位相比較器21の入力バースト信号のサブキャリ
アとが位相ロックしているかどうかをキラー検波回路3
5にて検出し、両者が位相ロックしていない場合にはゲ
ート回路35のゲトを開き発振回路33の発振出力パル
スでスイッチ回路37を一定周期(約I Hz程度の周
期)で開閉するように作動させる。これにより、VXO
23の入力は、分周器24の出力サブキャリアと位相比
較器21の入力バースト信号のサブキャリアとか位相ロ
ックするまで一定周期で電圧源36に接続された後、再
び開放される動作をくりかえすことになり、第4図のA
 tからAoまでの移行をくり返し、発振が所望の周波
数に立ち上がるまでこの動作をくり返すことになる。発
振が立ち」−かり、分周器24の出力サブキャリアと位
相比較器21の入力バースト信号のサブキャリアとが位
相ロックした後は、キラー検波回路35の制御信号によ
りゲート回路34のゲートを閉じて発振回路33の出力
パルスをスイッチ回路37におくるのを止め、スイッチ
回路37は開放状態となり、通常のAPCループとして
作動するようにしている。
このように本実施例によれば、VXO23の入力部にス
イッチ回路37と電圧源36とを設けることにより、水
晶振動子を切り換えるモード移行時や、発振が所望の周
波数に立ち上がらなかった場合に、いったんスイッチ回
路37を閉じてVXO23の入力電圧を電圧源36に接
続し、これにより発振周波数をいったん低い発振周波数
点(図中のA1.)に強制的に設定し、そこから引き込
み動作作を行なわせることにより、発振ループ(APC
ループ)を安定に立ち上げ、確実に所望の周波数で発振
させることができる。
なお、本実施例では、無人力時やバースト信号の存在し
ない白黒信号時でもキラー検波回路35が働くようにな
っているため、この場合にも発振回路33の出力パルス
がゲート回路34を経てスイッチ回路37に供給され、
一定周期にて発振立ち上げの動作を行うようになってい
る。しかし、無人力時やバースト信号の存在しない信号
においてAPCループをロックさせる動作は必要ないた
め、この場合には、ゲート回路34を開かないようにし
、発振立ち上げの動作を禁止してもよい。
また、本実施例では、モード移行検出部38によりモー
ド移行時を検出しスイッチ回路37をその期間閉しるよ
うにしているが、発振が不安定になりやすい期間(例え
ば、サブキャリア発振回路14の電源電圧が投入された
直後など)においても所定期間スイッチ回路37を閉し
、電圧源36をVXO23の入力に接続し、強制的に低
周波数の発振点(At)に固定し、電源電圧が十分安定
になった時点でスイッチ回路37を開き所望の発振点(
AO)に移行させて、安定に発振を立ち」二げることも
できる。
また、本実施例では、発振回路33の発振周波数は約I
 Hzで発振するようになっているが、これは、キラー
検波回路35の検波時定数より十分大きい時間間隔の発
振周期であれば特にどの周波数であっても構わない。
ただし、発振回路33の発振周期がキラー検波回路35
の検波時定数よりも短い周期で発振していると、以下に
述べる問題を生じるので注意を要する。すなわち、水晶
振動子の発振が正常に発振を開始し、出力サブキャリア
か入力端20のバースト信号に位相ロックした直後は、
キラー検波回路35は検波時定数のため、まだ位相ロッ
クしていないと判断しておりゲート回路34は開いたま
まになっている。もし、この期間内に発振回路33から
発振パルスが出力されると、再びスイッチ回路37が閉
じるため、VXO23は定電圧源36のVllに対応す
る周波数ftから再び引きこみ動作を開始してしまう。
このため、キラー検波回路35の検波が終了する前に発
振立ち上げ動作(スイッチ回路37の開閉)がくり返し
行われ、サブキャリア発生回路14は入力バースト信号
に位相ロックすることができなくなる。
これより分かるように、発振回路33はキラー検波回路
35の検波時定数よりも十分長い周期で発振するように
しておく必要があり、本実施例で゛は、キラー検波回路
の時定数が約10Hzであることから、発振回路33の
発振周波数を約1 ’Hzに設定している。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によればマルチ
デコーダー回路のサブキャリア発生回路において、水晶
振動子が切り換わった場合には、そのモード移行を検出
し、vXOが低周波から発振し始めるようにVXoの制
御入力電圧をいったん定電圧源にスイッチ回路で固定し
、その後に引きこみ動作を行うようにすることで、不要
な高域周波数における誤発振を防止し確実に所望の周波
数で発振させることができる。
また、発振がうまく立ち上がらずAPCループが入力の
バースト信号に位相ロックしなかった場合でも、キラー
検波回路にてこれを検出し、IH2程度の周期でVXo
の入力電圧を定電圧源に固定し、サブキャリア発振回路
の発振周波数が所望の周波数になるまで、低周波から引
きこみ動作をくり返すようにし、これによりAPCルー
プが位相ロックするまで何度も引きこみ動作を行うこと
が可能になり、不要周波数で発振したり、不要周波数で
位相ロックすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例マルチデコーダー回路のサブ
キャリア発生回路のブロック図、第2図は従来のマルチ
デコーダー回路の要部ブロック図、第3図は従来のマル
チデコーダー回路のサブキャリア発生回路のブロック図
、第4図はvX。 の入力電圧対発振周波数の特性図である。 2・・・・・・ACC,3・・・・・・IHDL、4.
18  :3740・・・・・・スイッチ回路、7.8
・・・・・・乗算回路、13・・・・・・バースト抜き
取り回路、14・旧・・サブキャリア発生回路、15・
・・・・・ライン識別回路、19・・自・・モード制御
部、21・・・・・・位相比較器、22・・・・・・ル
ープフィルター 23・・・・・・VXo、24・・・
・・・分周器、25,26,27,2訃・・・・・水晶
振動子、29.30,31.32・・・・・・トリマー
 33・・・・・・発振回路、34・・・・・・ゲート
回路、35・・・・・・キラー検波回路、36・・・・
・・電圧源、38・・・・・・モード移行検出部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NTSC、PAL、PAL−M、PAL−Nの各
    カラーTV方式のクロマ信号を色差信号に復調するよう
    に構成されたマルチデコーダー回路において、前記クロ
    マ信号中のバースト信号を抜き取るバースト抜き取り回
    路と、前記各カラーTV方式から所望のカラーTV方式
    を選択し制御信号を発生するモード制御手段と、前記バ
    ースト抜き取り回路で抜き取られたバースト信号に位相
    同期したサブキャリアを発生するサブキャリア発生回路
    と、前記制御信号により前記各カラーTV方式に適合し
    た復調形態を選択し、前記サブキャリア発生回路の出力
    をもとに前記クロマ信号を色差信号に復調する復調回路
    と、前記制御信号の変化を検知し、前記各カラーTV方
    式が第1のカラーTV方式から第2のカラーTV方式に
    モード移行したことを検出するモード移行検出手段と、
    前記モード移行検出手段の出力により、前記モード移行
    の直後は、前記サブキャリア発生回路の位相同期動作が
    低周波数側から行われるように発振周波数の制御をする
    発振制御回路とを備えたことを特徴とするマルチデコー
    ダー回路。
  2. (2)NTSC、PAL、PAL−M、PAL−Nの各
    カラーTV方式のクロマ信号を色差信号に復調するよう
    に構成されたマルチデコーダー回路において、前記クロ
    マ信号中のバースト信号を抜き取るバースト抜き取り回
    路と、前記各カラーTV方式から所望のカラーTV方式
    を選択し制御信号を発生するモード制御手段と、前記バ
    ースト抜き取り回路で抜き取られたバースト信号に位相
    同期したサブキャリアを発生するサブキャリア発生回路
    と、前記制御信号により前記各カラーTV方式に適合し
    た復調形態を選択し、前記サブキャリア発生回路の出力
    をもとに前記クロマ信号を色差信号に復調する復調回路
    と、前記サブキャリア発生回路の出力が前記バースト信
    号に位相同期したかどうかを判別する判別回路と、前記
    判別回路の判別に要する時定数より長い周期で発振する
    発振回路と、前記発振回路の出力パルスにゲートをかけ
    るゲート回路とを備え、前記判別回路で前記サブキャリ
    ア発生回路の出力が前記バースト信号に位相同期してい
    ないと判断された場合には、前記ゲート回路を開き、前
    記発振回路の出力パルスを前記サブキャリア発生回路に
    おくり、位相同期動作が前記出力パルスの発振周期で低
    周波数側からくり返し行えるようにしたことを特徴とし
    たマルチデコーダー回路
  3. (3)サブキャリア発生回路は、各TV方式のサブキャ
    リア周波数の整数N倍で発振する水晶振動子と、前記水
    晶振動子により発振する電圧制御発振器と、前記電圧制
    御発振器の出力を1/N分周し前記サブキャリア発生回
    路のサブキャリア出力を生成する分周器と、前記分周器
    のサブキャリア出力と入力のバースト信号との位相比較
    を行う位相比較器と、前記位相比較器の出力である比較
    誤差電圧を積分するループフィルターと、前記ループフ
    ィルターの出力電圧を前記電圧制御発振器に印加するこ
    とにより、前記バースト信号に位相同期したサブキャリ
    ア出力を発生するように構成されており、前記電圧制御
    発振器の印加電圧を所望の期間固定するためのスイッチ
    回路と、前記スイッチ回路に接続された定電圧源とを有
    し、所望の期間は前記スイッチ回路を閉じることにより
    前記電圧制御発振器がバースト信号に位相同期した場合
    の発振周波数に比べて低周波数側で発振するようにし、
    前記スイッチ回路を開いた後は、前記低周波数側から位
    相同期動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1
    または2記載のマルチデコーダー回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100367805C (zh) * 2003-11-10 2008-02-06 松下电器产业株式会社 颜色信号解调装置

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