JPH04727A - 半導体製造装置及びその制御方法 - Google Patents

半導体製造装置及びその制御方法

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JPH04727A
JPH04727A JP10207090A JP10207090A JPH04727A JP H04727 A JPH04727 A JP H04727A JP 10207090 A JP10207090 A JP 10207090A JP 10207090 A JP10207090 A JP 10207090A JP H04727 A JPH04727 A JP H04727A
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application
bonding
control
coating
semiconductor manufacturing
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JP10207090A
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Kiyomi Miyaguchi
宮口 清美
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 一従来の技術(第8図) ・発明が解決しようとする課!!(第9閲)・課題を解
決するための手段(第1.第2図)・作用 ・実施例 (i)第1の実施例の説明(第3〜第5図)(11)第
2の実施例の説明(第6.第7図)・発明の効果 〔概 要〕 半導体製造袋!、特にリードフレームと半導体チップと
を銀ペーストを介して接合する装置の塗布制御及び接合
処理に関し、 該銀ペーストの最適塗布量が設定された後も、塗布され
た銀ペーストの状態を制御系にフィードバックして、常
に塗布量が一定になるように該ペーストの吐出量を制御
し、接合不良チップを極力低減させ、生産歩留りの向上
を図ることを目的とし、 その第1の装置は、フレーム材料に接合材料を塗布する
塗布手段と、前記接合材料を塗布したフレーム材料の画
像を取得して画像データを出力する画像取得手段と、前
記接合材料の最適塗布状態をパターン化した塗布基準デ
ータを記憶する記憶手段と、前記塗布・手段、i!i像
取得手段及び記憶手段の入出力を制御する制御手段とを
具備し、前記制御手段が前記塗布基準データに基づいて
塗布手段の出力制御をすることを含み構成し、第2の装
置は、第1の装置において、前記フレーム材料を移動す
る移動手段と、前記接合材料を塗布したフレーム材料及
び半導体チップを接合する接合手段とを具備し、前記制
御手段が前記塗布基準データと前記接合材料を塗布した
フレーム材料の画像データとに基づいて接合手段の出力
制御をすることを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体製造装置及びその制御方法に関するも
のであり、更に詳しく言えばリードフレームと半導体チ
ップとを銀ペーストを介して接合する装置の塗布制御及
び接合処理に関するものである。
近年、ユーザの使用態様から特定用途の半導体集積回路
装置(以下単にICという)等の製造要求があり、該I
Cの多品種化及び多様化の傾向がある。
ところで、集積回路等を組み込んだ半導体チップをパッ
ケージングする前工程において、接合材料として銀ペー
ストを塗布したリードフレームに該半導体チップがダイ
スボンディングされ、該リードと該チップとが金線等に
より配線(ワイヤーボンディング配線法)されている。
これによれば、リードフレームに塗布する銀ペーストが
作業者の目測により決定されると、その後は、塗布装置
からの該ペーストの吐出量が固定されている。このため
、ディスペンス装置や銀ペースト等が何らの原因で不具
合を生じた場合、該銀ペーストの吐出量に増減を生ずる
ことがある。
これにより、銀ペーストが半導体チップの上面に這い上
がったり、また、それが少なすぎて空間部分を生じ、接
合不良を招くことがある。このことで、半導体装置の生
産歩留りの低下の原因となる。
そこで、銀ペーストの塗布量が設定された後も、常に塗
布量が一定になるように該ペーストの吐出量を制御し、
接合不良チップを極力低減させ、生産歩留りの向上を図
ることができる装置とその方法が望まれている。
〔従来の技術〕
第8.9図は、従来例に係る説明図である。
第8図は、従来例に係る半導体製造装置の構成図を示し
ている。
図において、リードフレーム7と半導体チップ7Bとを
接合する装置は、ディスペンス装置1゜シリンジ2と、
ボンディング制御装置4と、リード送り装置5と、ダイ
スボンディング装置6から成る。
当該装置の機能は、集積回路等を組み込んだ半導体チッ
プ7Bをパッケージングする前工程において、リード送
り装置5によりリードフレーム7が順送りされる。また
、ディスペンス装置1.シリンジ2により、リードフレ
ーム7に銀ペースト7Aが塗布され、さらに、ダイスボ
ンディング装置6により、リードフレーム7と半導体チ
ップ7Bとが加熱接合される。
その後は、リード7と該チップ7Bとが金線等により配
線(ワイヤーボンディング配線法)されている。
これによれば、リードフレーム7に銀ペースト7Aを塗
布する際に、作業者がモニタ3等を介して目測により最
適塗布量を決定している。その後、塗布量が決定される
と、ディスペンス装置IAからの該ペースト7Aの吐出
量が固定され、ボンディング制御装置4により、以後の
シリンジ2から吐出される該ペース)7Aの吐出圧力及
び吐出時間が固定制御される。
また、その銀ペースト7Aの塗布状態は作業者により目
視点検され、その後、ダイスボンディング処理に移行さ
れている。
これにより、多品種化及び多様化する半導体集積回路装
置等の製造要求に対処している。
(発明が解決しようとする課題〕 ところで従来例によれば、作業者による最適塗布量が決
定されると、ディスペンス装置IAからの銀ペースト7
Aの吐出量を固定し、ボンディング制御装置4により、
以後のシリンジ2から吐出される該ペースト7Aの吐出
圧力及び吐出時間が固定制御されている。
このため、ディスペンス装置lや銀ペースト等が何らの
原因で不具合を生じた場合に、銀ペースト7Aの吐出量
に増減を生ずることがある。
これにより、銀ペースト7Aが半導体チップ7Bの上面
に這い上がったり、それが少なすぎて空間部分を生じた
りして、第9図の問題点に示すような接合不良を招くこ
とがある。
すなわち、同図において、8は銀ペーストの這い上がり
部分であり、銀ペースト7Aの塗布量が多いために、半
導体チップ7Bの上面に這い上がったものである。この
ことで、電気的シッートの原因となることがある。
また、9は空間部分であり、銀ペースト7Aの塗布量が
少ないために、半導体チップ7Bとリードフレーム7と
の間に空間が発生したものである。
このことで、後工程における加熱処理の際にひび割れ等
の原因となることがある。
これにより、半導体装置の生産歩留りの低下の原因とな
るという問題がある。
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたもの
であり、銀ペーストの最適塗布量が設定された後も、塗
布された銀ペーストの状態をフィードバックして、常に
塗布量が一定になるように該ペーストの吐出量を制御し
、ダイスボンディング不良を極力低減させ、生産歩留り
の向上を図ることを可能とする半導体製造装置及びその
制御方法の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明に係る半導体製造装置の原理図であり
、第2図は、本発明に係る半導体製造装置の制御方法の
原理図をそれぞれ示している。
その第1の装置は、フレーム材料17に接合材料17A
を塗布する塗布手段11と、前記接合材料17Aを塗布
したフレーム材料17の画像を取得して画像データDI
を出力する画像取得手段12と、前記接合材料17Aの
最適塗布状態をパターン化した塗布基準データD2を記
憶する記憶手段13と、前記塗布手段111画像取得手
段12及び記憶手段130入出力を制御する制御手段1
4とを具備し、前記制御手段14が前記塗布基準データ
D2に基づいて塗布手段11の出力制御をすることを特
徴とし、 その第2の装置は、第1の装置において、前記フレーム
材料エフを移動する移動手段工5と、前記接合材料17
Aを塗布したフレーム材料17及び半導体チップ17B
を接合する接合手段16とを具備し、前記制御手段14
が前記塗布基準データD2と前記接合材料17Aを塗布
したフレーム材料17の画像データDIとに基づいて接
合手段16の出力制御をすることを特徴とし、 その第1の方法は、第1の装置の制御方法であって、予
め、記憶手段13に記憶されている塗布基準データD2
、又は、フレーム材料17に最適量の接合材料17Aを
塗布した標本試料17Rの画像取得処理をし、前記画像
取得処理に基づいて得られた標本試料17Rの塗布領域
Aをパターン化した塗布基準データD2の作成処理をし
、前記標本試料以外のフレーム材料17に塗布された接
合材料17Aの塗布領域Bの画像取得処理をし、前記画
像取得処理に基づいて得られた塗布領域Bの画像データ
DIと塗布基準データD2とに基づいて接合材料17A
の吐出制御処理をすることを特徴とし、その第2の方法
は第1の制御方法において、前記塗布基準データD2と
画像データDIとの比較処理をし、前記比較処理結果に
基づいて前記接合手段16に異常発生信号Sの出力処理
をし、前記異常発生信号Sに基づいて接合処理をするこ
とを特徴とし、上記目的を達成する。
〔作用〕
本発明の第1の装置によれば、塗布手段11゜画像取得
手段12.記憶手段13及び制御手段14が設けられて
いる。
例えば、塗布手段11により接合材料17Aがフレーム
材料17に塗布されると、接合材料17Aを塗布したフ
レーム材料17の画像が画像取得手段12により取得さ
れ、その画像データD1が制御手段14に出力される。
制御手段14では、接合材料17Aの最適塗布状態がパ
ターン化され、それが塗布基準データD2として記憶手
段13に記憶されている。この塗布基準データD2に基
づいて制御手段14により塗布手段11の出力制御がさ
れる。
このため、塗布手段11等が何らの原因で不具合が生じ
たを場合であっても、接合材料17Aの吐出量のフィー
ドバック制御をすることができる。
これにより、最適塗布量が決定された後に、制御手段1
4により、塗布手段IIから吐出される接合材料17A
の吐出時間の自動可変制御をすることが可能となる。
また、本発明の第2の装置によれば、第1の装置におい
て、移動手段15と接合手段16とが設けられている。
例えば、接合材料17Aを塗布したフレーム材料17の
画像が取得され、その画像データDIお塗布基準データ
D2とを比較した結果、それが最適塗布状態でない異常
塗布状態のフレーム材料17であった場合、制御手段1
4が接合手段16に異常発生信号Sを発生する。
このため、その異常塗布状態のフレーム材料17が接合
手設工6に移動された際に、接合手段I6では、異常発
生信号Sに基づいて、そのフレーム材料17と半導体チ
ップ17Bとの接合処理を中止することができる。
これにより、従来例のような接合材料17Aの這い上が
り部分や空間部分の発生を極力抑制することができる。
さらに、本発明の第!の制御方法によれば、第1の装置
の制御方法であって、標本試料以外のフレーム材料17
の画像取得処理により得られた画像データDIと塗布基
準データD2とに基づいて接合材料17Aの吐出制御処
理がされている。
このため、接合材料17Aの最適塗布量が設定された後
も、フィードバック制御により、常に塗布量が一定にな
るように接合材料17Aの吐出量が制御される。
これにより、そのフレーム材料17と半導体チップ17
Bとを精度良く接合処理することが可能となる。
また、本発明の第2の制御方法によれば、第1の制御方
法において、画像データDIと塗布基準データD2との
比較処理結果に基づいて接合手段16に異常発生信号S
が出力処理されている。
このため、接合手段16では異常発生信号Sを基準にし
て異常塗布状態のフレーム材料17と最適塗布状態のフ
レーム材料17の判別することができる。このことで、
接合材料17Aの塗布状態の良否判断を作業者に依存す
ることがなくなる。
これにより、接合不良チップの発生が極力低減され、生
産歩留りの向上を図ることが可能となる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例について説明をす
る。
第3〜7図は、本発明の実施例に係る半導体製造装置及
びその制御方法を説明する図である。
(i)第1の実施例の説明 第3図は、本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置
の構成図を示している。
図において、21A、21Bは塗布手段11の一実施例
となるディスペンス装置及びシリンジ部をそれぞれ示し
ており、接合材料17Aの一実施例となる銀ペーストを
リードフレーム27に塗布するものである。ディスペン
ス装置は塗布制御データD3の一実施例となる吐出制御
データに基づいて制御される。
22A、22Bは画像取得手段12の一実施例となる光
電子撮像装置(以下CCDカメラという)及びカメラコ
ントロールユニットC以下ccvという)をそれぞれ示
しており、銀ペース)27Aを塗布したリードフレーム
27の画像を取得して画像データD1を画像処理制御装
置24に出力するものである。CCU22Bは該制御装
置24からの映像制御信号S2により制御される。
23は記憶手段13の一実施例となるフロッピディスク
であり、銀ペースト27Aの最適塗布状態をパターン化
した塗布基準データD2や種々の制御情報等を記憶する
ものである。
24は制御手段14の一実施例となる画像処理制御装置
であり、ディスペンス装置21A、CCU22B、フロ
ッピディスク23の入出力を制御するものである。その
主な制御内容は、塗布基準データD2とリードフレーム
27の画像データD1とに基づいてディスペンス装置2
1Aやダイスボンディング装置の出力制御をすることで
ある。なお、塗布基準データD2と画像データDIとの
比較処理については、第4図(C)において説明をする
27はフレーム材料17の一実施例となるリードフレー
ムであり、半導体チップを接合するための銀ペースト2
7Aが塗布されるものである(第4図(a)参照)。
なお、28はモニタであり、画像処理制御装置24で信
号処理された映像データD4に基づいて塗布領域の画像
やその他のメツセージを表示するものである(第4図(
b)参照)。
29はキーボードであり、オペレータが塗布検査領域等
の制御情報を入力データD5として入力するものである
このようにして、本発明の第1の装置によれば、ディス
ペンス装置21A、  シリンジ部21B、CCDカメ
ラ22A、CCU22B、 フロッピディスク23及び
画像処理制御装置24等が設けられている。
このため、ディスペンス装置21Aのシリンジ部21B
から銀ペースト27Aがリードフレーム27に塗布され
ると、該銀ペースト27Aを塗布したリードフレーム2
7の画像がCCDカメラ22A及びCCU22Bにより
取得処理され、その画像データDlが画像処理制御装置
24に出力される。該制御装置24では、銀ペース)2
7Aの最適塗布状態がパターン化され、それが塗布基準
データD2としてフロッピディスク23に記憶される。
この塗布基準データD2に基づいて制御装置24により
ディスペンス装置21Aの出力制御がされる。
このことで、ディスペンス装置21A等が何らの原因で
不具合が生じたを場合であっても、銀ペースト27Aの
吐出量のフィードバック制御をすることができる。
これにより、最適塗布量が決定された後に、画像処理f
ll1m装置24により、シリンジ部21Bがら吐出さ
れる銀ベース)27Aの吐出時間の自動可変制御をする
ことが可能となる。
次に、第1の装!に係る制御方法について説明をする。
第4図(a)〜(c)は、本発明の各実施例に係る半導
体製造装置の制御フローチャートの補足説明図を示して
おり、同図(a)は、リードフレーム27の銀ペースト
の塗布状態を示す上面図である。
同図(a)において、A又はBは塗布領域であり、Aは
標本リードフレーム27Hの塗布領域を示すものとし、
Bはそれ以外のリードフレーム27の塗布領域を示すも
のとする。
銀ペースト27Aは半導体チップのサイズにもよるが、
リードフレーム27のステージ部27Cに数滴乃至数十
滴程度、塗布される。また、銀ペースト27Aはディス
ペンス装置21Aに設けられたシリンジ部21Bからス
テージ部27Cに滴下される。この際に、銀ペーストの
塗布状態は、ステージ部270全体を検査対象w4域と
して画像を取得することにより全体的に比較することも
できるが、特定の塗布領域を検査対象領域として画像を
取得することにより部分的に比較することも可能である
同図(b)は、モニタ画面の一実施例を示す説明図であ
る。
同図(b)において、30はモニタ画面であり、モニタ
28に表示される内容である。Tは銀ペースト27Aの
吐出時間、SRは基準ペースト面積、SMは測定ペース
ト面積、αは比率、Cは検出範囲(塗布領域Bの一部)
、Cmはコメント部、SLはスライスレベルをそれぞれ
示している。
同図(c)は、画像処理制御装置24の制御処理機能を
説明する図である。
同図(C)において、PRは基準ペーストパターンとな
る塗布基準データD2である。PCI〜PC5は測定ペ
ーストパターンとなる画像データD1である。
二こで、画像処理制御装置24は基準ペーストパターン
PRと測定ペーストパターンPCIとを比較したとき、
該パターンPCIが基準ペーストパターンPRより大き
い場合には、吐出時間Tを短くするようにディスペンス
装置21Aを制御する。また、該パターンPC2がパタ
ーンPRよりも小さい場合には、吐出時間Tを長くする
ように装置21Aを制御する。
さらに、画像処理制御装置24は基準ペーストパターン
PRに比べて測定ペーストパターンPC3が極めて小さ
い場合には、その異常発生をダイスボンディング装置暮
に出力処理する。また、基準ペーストパターンPRに比
べて測定ペーストパターンPC4が極めて大きい場合に
も、その異常発生をダイスポンディング装置等に出力処
理する。
なお、基準ペーストパターンPRと測定ペーストパター
ンPC5とが、はぼ同等の場合には、吐出時間Tには変
更はなく、ボンディング処理を続行する。
第5図は、本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置
の制御フローチャートを示している。
図において、まず、ステップP1で塗布基準データD2
がフロッピーに記憶されているか否かを判断する。この
際に、前回の塗布基準データD2が格納されている場合
(YES)には、ステップP8に移行する。それが格納
されていない場合(NO)には、ステップP2〜ステッ
プP5で、予め、リードフレーム27に最適量の銀ペー
スト27Aを塗布した標本リードフレーム27Hの画像
処理をし、基準ペーストパターンPRをフロッピディス
ク23に記憶する(第4図(a)参照)。
すなわち、標本試料17Rにより基準ペーストパターン
PRを設定する場合には、ステップP2で標本リードフ
レーム27Hの画像取得処理をする。
次いで、ステップP3で標本リードフレーム27Rの塗
布領域Aに検出範囲Cを設定する。
さらに、ステップP4でスライスレベルSLの設定をす
る。これは、2値化処理された画像データD2の白黒階
調1例えば、256階調について銀ペーストパターンと
他のパターンとの境界を画定するためのレベルである。
この際に、画像取得処理に基づいて得られた標本リード
フレーム27Hの画像を塗布領域Aに設定した検出箱W
ICにおいてパターン化することにより、塗布基準デー
タD2が作成処理される。
次に、ステップP5で2値化された画像データD2に基
づいて基準ペースト面積SRの算出・設定処理をする(
第4図(b)参照)。
その後、ステップP6で銀ペースト27Aの吐出時間T
の設定処理をする。これにより、基準パターン面積SR
を標本とする銀ペースト27Aの塗布量が設定されたこ
とになる。
また、ステップP7で吐出時間Tの変更条件の設定をす
る。これは、基準ペーストパターンPRと測定ペースト
パターンPCI等との比較結果に基づいて吐出時間Tを
短くしたり、それを長くすることにより実施するもので
ある(第41g(c)参照)。
なお、ステップP8からステップP14は、基準ペース
ト面積SRに基づいて、リードフレーム27に銀ペース
ト27Aを塗布する処理フローを示している。
すなわち、ステップP8で銀ペースト27A−)塗布し
たリードフレーム27の画像取得処理をする。
これにより、リードフレーム27のステージ飼27Cの
塗布領域Bの画像が取得される。
次いで、ステ、ブP9で測定ペースト面積SMの算出処
理をする。この際に、先のステップP5と同様に2値化
された画像データDIに基づいて画像処制御装置24が
演算をする。
次に、ステップPIOで比率α計算処理をする。
この際の計算式は、例えば、α=〔測定パターン面積S
M)/ (基準パターン面積SR)により行う。
さらに、ステップpHで許容値判断をする0例えば、比
率αの許容値を1土0.01とし、時間変更のみで吐出
処理を継続できる許容差を1 +0.02とすれば、0
.99<α<1.01の場合(YES)には、ステップ
P8に戻り、銀ペース)27Aの塗布処理を継続する。
また、0.98<α<0.99.1.01<α〈1゜0
2の場合(NO)には、ステップpHに移行して吐出時
間Tを変更し、ステップP8に戻って吐出処理を継続す
る。なお、α<0.98.  α>t、02ノtJ6合
(NO)には、ステップP14で異常発生とする。
ステップP12では吐出時BTの変更処理をし、ステッ
プP13でリードフレーム27の塗布処理の終了判断を
して、その制御を終了する。
このようにして、本発明の第1の制御方法によれば、ス
テップP9〜ステップP12で標本リードフレーム27
R以外のリードフレーム27の画像取得処理により得ら
れた画像データD1と塗布基準データD2とに基づいて
銀ペースト27Aの吐出制御処理がされている。
このため、銀ペース)27Aの最適塗布量が設定された
後も、フィードバック@扉により、常に標本リードフレ
ーム27Hの塗布量と一定になるように銀ペースト27
Aの吐出量が制御される。
これにより、そのリードフレーム27と半導体チップ1
7Bとを精度良く接合処理することが可能となる。
(11)第2の実施例の説明 第6図は、本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置
の構成図を示している。
図において、第2の実施例の装置は、第1の装置におい
て、リード送り駆動装置25Aとダイスボンディング装
置26等が付加されたものである。
すなわち、25A、 25Bは移動手段15の一実施例
となるリード送り駆動装置及び送り装置をそれぞれ示し
ている。リード送り駆動装置25Aはリードフレーム2
7を送り装置25Bを介して、例えば、ディスペンス装
置21AからCCDカメラ22A、ダイスボンディング
装置26へと、それを移動するものである。
26は接合手段16の一実施例となるダイスボンディン
グ装置であり、接合材料として銀ペースト27Aを塗布
したリードフレーム27に半導体チップ17Bを加熱接
合するものである。該ボンディング装置26は、画像処
理制御装置24からの異常発生信号S1及び終了信号S
4に基づいて制御される。
S4は終了信号であり、塗布された銀ペースト27Aの
面積が正常である旨の信号である。S3は画像処理開始
信号である。
また、画像処理制御装置24は第1の実施例の制御機能
に加えて、塗布基準データD2と銀ペースト27Aを塗
布したリードフレーム27の画像データDIに基づいて
ダイスボンディング装置26の出力制御をするものであ
る。
なお、第1の実施例と同じ符号のものは同じ機能を有す
るため説明を省略する。
このようにして、本発明の第2の装置によれば、第1の
装置にリード送り駆動装置25A、送り装置25B及び
ダイスボンディング装置26が設けられている。
例えば、銀ペースト27Aを塗布したリードフレーム2
7の画像が取得され、その画像データDIと塗布基準デ
ータD2とが比較された結果、それが最適塗布状態でな
い異常塗布状態のリードフレーム27であった場合には
、制御装置24がダイスボンディング装置26に異常発
生信号S1を発生する。
このため、その異常塗布状態のリードフレーム27が該
ボンディング装置26に移動された際に、ボンディング
装置26では、異常発生信号S1に基づいて、そのリー
ドフレーム27と半導体チップ17Bとの接合処理を中
止することができる。
これにより、従来例のような銀ペースト27Aの這い上
がり部分や空間部分の発生を極力抑制することができる
第7図は、本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置
の制御フローチャートを示している。
図において、第2の制御方法は第1の制御方法のステッ
プP14で異常発生を受けたダイスボンディング装置2
6等の制御フローが付加されたものである。
従って、ステップP1からステップP12までは、第1
の実施例と同様であるため説明を省略する。
なお、第2の実施例ではステップP13〜ステップP1
7がダイスボンディング装置26等の制御処理内容とな
る。
すなわち、ステップP13でリードフレーム27の移動
処理をし、ステップP14で異常発生信号Slの有無を
判断する。この際に、異常発生信号S1が制御装置24
から入力された場合(YES)には、ステップP16で
ボンディング処理をパスする。
また、該信号S1が制御装置24がら入力されていない
場合(NO)には、ステップP15でボンディング処理
を実行する。
次いで、ステップPI7でリードフレーム27の接合処
理の終了判断をして、その制御を終了する。
このようにして、本発明の第2の制御方法によれば、ス
テップP14で異常発生信号s1に基づいてダイスボン
ディング装置26の接合処理がされる。
このため、ダイスボンディング装置26では異常発生信
号Slを基準にして異常塗布状態のリードフレーム27
と最適塗布状態のリードフレーム27の判別することが
できる。このことで、銀ペースト27Aの塗布状態の良
否判断を作業者に依存することがなくなる。
これにより、接合不良チップの発生が極力低減され、生
産歩留りの向上を図ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の装置によれば、接合材料の
最適塗布状態をパターン化した塗布基準データと画像デ
ータとに基づいて塗布手段の出力制御をする制御手段が
設けられている。
このため、塗布手段等が何らの原因で不具合が生じた場
合であっても、接合材料の吐出量のフィードバック制御
をすることができる。このことで、塗布手段から吐出さ
れる接合材料の吐出時間の自動可変制御をすることが可
能となる。
また、本発明の装置によれば異常塗布状態のフレーム材
料であった場合、異常発生信号に基づいて、該フレーム
材料と半導体チップとの接合処理を中止することができ
る。このことで、従来例のような接合材料の這い上がり
部分や空間部分の発生を極力抑制することができる。
これにより、フレーム材料と半導体チップとを精度良く
接合処理すること、及び、接合不良チップの発生が極力
低減され、生産歩留りの向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る半導体製造装置の原理図、 第2図は、本発明に係る半導体製造装置の制御方法の原
理図、 第3図は、本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置
の構成図、 第4図は、本発明の各実施例に係る制御フローチャート
の補足説明図、 第5図は、本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置
の制御フローチャート、 第6図は、本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置
の構成図、 第7図は、本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置
の制御フローチャート、 第8図は、従来例に係る半導体製造装置の構成図、 第9図は、従来例に係る問題点を説明するチップボンデ
ィング後の断面図である。 (符号の説明) 11・・・塗布手段、 12・・・画像取得手段、 工3・・・記憶手段、 14・・・制御手段 15・・・試料移動手段、 16・・・接合手段、 17A・・・接合材料、 17・・・フレーム材料、 17B・・・半導体チップ、 Dl・・・画像データ、 D2・・・塗布基準データ、 D3・・・塗布制御データ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム材料(17)に接合材料(17A)を塗
    布する塗布手段(11)と、前記接合材料(17A)を
    塗布したフレーム材料(17)の画像を取得して画像デ
    ータ(D1)を出力する画像取得手段(12)と、前記
    接合材料(17A)の最適塗布状態をパターン化した塗
    布基準データ(D2)を記憶する記憶手段(13)と、
    前記塗布手段(11)、画像取得手段(12)及び記憶
    手段(13)の入出力を制御する制御手段(14)とを
    具備し、前記制御手段(14)が前記塗布基準データ(
    D2)に基づいて塗布手段(11)の出力制御をするこ
    とを特徴とする半導体製造装置。
  2. (2)請求項1記載の半導体製造装置において、前記フ
    レーム材料(15)を移動する移動手段(15)と、前
    記接合材料を塗布したフレーム材料(17)及び半導体
    チップ(17B)を接合する接合手段(16)とを具備
    し、 前記制御手段(14)が前記塗布基準データ(D2)と
    前記接合材料(17A)を塗布したフレーム材料(17
    )の画像データ(D1)とに基づいて接合手段(16)
    の出力制御をすることを特徴とする半導体製造装置。
  3. (3)請求項1記載の半導体製造装置の制御方法であっ
    て、予め、記憶手段(13)に記憶されている塗布基準
    データ(D2)、又は、フレーム材料(17)に最適量
    の接合材料(17A)を塗布した標本試料(17R)の
    画像取得処理をし、前記画像取得処理に基づいて得られ
    た標本試料(17R)の塗布領域(A)をパターン化し
    た塗布基準データ(D2)の作成処理をし、前記標本試
    料以外のフレーム材料(17)に塗布された接合材料(
    17A)の塗布領域(B)の画像取得処理をし、前記画
    像取得処理に基づいて得られた塗布領域(B)の画像デ
    ータ(D1)と塗布基準データ(D2)とに基づいて接
    合材料(17A)の吐出制御処理をすることを特徴とす
    る半導体製造装置の制御方法。
  4. (4)請求項3記載の半導体製造装置の制御方法におい
    て、 前記画像データ(D1)と塗布基準データ(D2)との
    比較処理をし、前記比較処理結果に基づいて前記接合手
    段(16)に異常発生信号(S)の出力処理をし、前記
    異常発生信号(S)に基づいて接合処理をすることを特
    徴とする半導体製造装置の制御方法。
JP10207090A 1990-04-18 1990-04-18 半導体製造装置及びその制御方法 Pending JPH04727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007250617A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボンディング装置およびボンディング方法

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JP2007250617A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボンディング装置およびボンディング方法

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