JPH0472532A - 操舵トルクセンサ - Google Patents

操舵トルクセンサ

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JPH0472532A
JPH0472532A JP18561690A JP18561690A JPH0472532A JP H0472532 A JPH0472532 A JP H0472532A JP 18561690 A JP18561690 A JP 18561690A JP 18561690 A JP18561690 A JP 18561690A JP H0472532 A JPH0472532 A JP H0472532A
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JP
Japan
Prior art keywords
moving core
steering
steering torque
torque sensor
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP18561690A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Takizawa
純 滝沢
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0472532A publication Critical patent/JPH0472532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は車輌操舵時の操舵トルクを検出するための操舵
トルクセンサに関する。
〈従来の技術〉 車輌走行中の操舵時に走行速度、操舵角及び操舵トルク
等を検出してそれらの信号を当該車輌の操縦特性を制御
するために利用することが考えられる。このうち操舵ト
ルクを検出するセンサとして、ステアリンクシャフトの
中間部をトーションバーにて構成し、操舵力によりこの
トーションバーに発生する捩れを、ステアリンクシャフ
トの軸線方向にのみ変位可能にガイドされた移動コアの
変位に変換し、その変位Qに応して電気信号を発生する
所謂差動変圧器を用いたものか考えられる。
このようなセンサによれは、トーションバーに突設した
ピンと、トーションバーを囲繞する移動コアの壁面に設
けられた螺旋状の長孔とを摺動可能に係合させ、上記ピ
ンが周方向に移動すると移動コアがピンの変位量に応し
て軸線方向に移動し、該移動コアを囲繞するように車体
側に固設された差動変圧器コイルに生しる電気信号に基
づいて操舵トルクを検出している。
上記センサに於ける差動変圧器コイルと移動コアとの間
にはギャップを必要とすることから通常は両者間に絶縁
材を介在させ、この絶縁材と移動コアとを摺接させてい
る。
しかしなから、移動コアには透磁率の高いものか要求さ
れ、例えは焼鈍された低炭素の汎用鋼材が用いられるが
、このような鋼材は透磁性は良好である反面、その表面
硬さが低いことがら摺動面が摩耗する問題がある。また
、摺動面が摩耗することを防止するべく炭素を多く含む
硬い鋼材を用いると透磁率が低下する。
そこで、上記したような低炭素の汎用鋼材の摺動面に浸
炭処理、液体軟窒化処理(L CN)またはガス軟窒化
処理(G S N)を施すことが考えられるが、浸炭処
理を施すと透磁率が低下し、軟窒化処理を施しても耐摩
耗性を充分に改善できない問題があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、車輌操舵時の操舵トルクを検出するべく差動変圧器
を利用したセンサに於て、摺動面を存する移動コアの耐
摩耗性及び磁気特性を改善することにある。
[発明の構成コ 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、車輌操舵時の操舵
トルクを検出するだめの操舵トルクセンサてあって、ス
テアリングシャフトの中間部に設置すられだトーション
バーと、前9己トーンヨンバーの一端側に軸線方向にの
み変位可能にカイトされた移動コアと、前記トーション
バーの一端側に対する他端例の捩れ変位を前記移動コア
の前記軸線方向変位に変換する伝達機構と、前記移動コ
アの変位に応した電気信号を出力するべく前記移動コア
に絶縁材を介して摺接するように車体側に保持された差
動変圧器コイルとを有し、前記移動コアが、クロム及び
アルミニラj、のうち少くともいずれか一方と、0.3
重量96以下の炭素を含み、かつ前記絶縁材との摺接面
か軟窒化処理されたことを特徴とする操舵トルクセンサ
を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、移動コアが低炭素であることから軟
磁性体となり、即ち透W1¥が高くなり、またクロム或
いはアルミニウムの電気抵抗値が大きいことから渦電流
損が少くなる。更に、クロ1、及びアルミニウムを添加
することにより軟窒化処理を施した硬化層の硬さが向上
する。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明か適用された車輌操舵装置の構成を示
す模式的斜視図である。車室内に設けられたステアリン
クホイールコに一端が接続されたステアリングシャフト
2の中間部には、操舵トルクセンサ3が設けられ、他端
か公知のラックピニオン機構からなる操舵機構4に接続
されている。
そして、この操舵機構4から左右に延出する操舵ロッド
5を介して操舵輪6を転舵するようになっている。
第2図及び第3図に良く示すように、操舵トルクセンサ
3は、ステアリングシャフト2の上側部分2aに一端が
連結されたスリーブ7と、後記するように該スリーブ7
に係合すると共にステアリングシャフト2の下側部分2
bと一体をなす出力部材8と、スリーブ7内にその大部
分が受容されると共にその一端が上記スリーブ7の一端
に連結され、他端が上記出力部材8に連結されたトーシ
ョンバー9と、スリーブ7の外周部を覆う移動コア11
及び該移動コア11を囲繞するように設けられた差動変
圧器コイル12からなる差動変圧器10と、差動変圧器
コイル12を保持すると共に図示されない車体に固着さ
れたノ1ウジング13とを有している。スリーブ7とハ
ウジング13との間及び出力部材8とハウジング13と
の間には各々玉軸受14.15が設けられ、互いに相対
的に回動自在となっている。尚、出力部材8と一体をな
す上記下側部分2bの周囲には、操舵機構4のピニオン
ギヤ4aが螺設されている。
即ち、ステアリングシャフト2と操舵機構4とはトーシ
ョンバー9及び出力部材8を介して連結されており、操
舵力により操舵トルクが発生すると、トーションバー9
が捩れるようになっている。
ここで、第4図に模式的に示すようにトーションバー9
の捩れ量はスリーブ7に設けられた係合突条7aと、出
力部材8の軸線方向スロット8aが、周方向に所定の間
隙をもって係合することにより規定されている。
ハウジング13の第1図に於ける左側内部には操舵角セ
ンサ17が設けられている。この操舵角センサ17の人
力軸はギヤ19〜21を介してスリーブ7に接続されて
いる。また、ハウジング13の第1図に於ける右側の側
面部には該ハウジングと一体をなすように図示されない
車体側の信号処理装置に接続されたインタフェースユニ
ット23が設けられている。このインタフェースユニッ
ト23はフレキシブル配線基板24にプリントされた配
線を介して操舵トルクセンサ3本体側及び操舵角センサ
17に電気的に接続されている。
差動変圧器10の差動変圧器コイル12の周囲は絶縁材
12aにより覆われている。この絶縁材12aの内周面
は移動コア11の外周面に摺接している。第3図及び第
4図に示すように、出力部材8に穿設された軸線方向溝
8bに移動コア11のキー11aが係合することにより
、移動コア11は出力部材8即ちステアリングシャフト
2の下側部分2bに対して軸線方向にのみ変位可能にガ
イドされている。ここで、例えば差動変圧器コイルをス
テアリングシャフト2の上側部分2a側に保持するよう
な構造とすれば、該コイル周囲の絶縁材と移動コアとは
あまり摺動しなくなるが、差動変圧器コイルと外部との
接続線が常に運動し、疲労するようになることから現実
的ではない。
移動コア11はクロムを1.0重量%、アルミニウムを
0.3重量%含み、含有炭素量が0.1重量%の汎用鋼
材からなり、その摺接面部には2μm〜50μmの液体
軟窒化処理が施されている。
スリーブ7の中間部外周に於ける互いに対称な位置には
径方向外向きにピン30.31が突設されている。また
、移動コア11にはこれら各ピン30.31に摺動自在
に係合する螺旋状の長孔32.33が穿設されている(
第2図)。
ステアリングシャフト2に操舵トルクが発生するとトー
ションバー9が捩れ、スリーブ7に設けられたピン30
.31がスリーブ7に対して周方向に相対的に移動する
ことから、これらピン30.31及び該ピンに係合する
螺旋状の長孔32.33を伝達機構として、トーション
バー9の捩れ変位を移動コア11の軸線方向変位に変換
する。この変位に基づき差動変圧器コイル12から信号
がインタフェースユニット23を介して図示されない車
体側の信号処理装置に送られるようになる。
このような差動変圧器を用いた操舵トルクセンサ3を使
用していると移動コア11の外周面が差動電圧器コイル
12を覆う絶縁材12aに常に摺接しているが、クロム
及びアルミニウムを添加した鋼材を軟窒化処理している
ことによりその硬さが向上し耐摩耗性が改善されている
ことから摩耗する心配がない。また、軟窒化処理を施し
ていることにより耐食性も向上している。
[発明の効果] このように本発明によれば差動変圧器を用いた操舵トル
クセンサの移動コアにクロム及びアルミニウムのうち少
くともいずれか一方及び0.3重量%以下の炭素を含む
鋼材を用い、摺接面に軟窒化処理を施すことにより耐摩
耗性が向上すると共に透磁率が高くなり、かつ渦電流損
が減少するようになる。以上のことから操舵トルクセン
サのセンサ特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明か適用された車輌の操舵装置の構成を
示す斜視図である。 第2図は、第1図の操舵トルクセンサを拡大して示す側
断面図である。 第3図は、第2図のステアリングシャフトを90度回転
して見た断面図である。 第4図は、第3図のTV−TV線について見た要部断面
図である。 2・・・ステアリングシャフト 2a、2b・・・部分  3・・操舵トルクセンサ4・
・・操舵装置    7・・・スリーブ7a・・・突条
     8・・出力部材8a・・・軸線方向スロット 8b・・・軸線方向溝  9・・・トーションバー10
・・・差動変圧器  11・・・移動コア11a・・・
キー    12・・・差動変圧器コイル12a・・・
絶縁材 32.33・・・長孔 30. 31・・・ピン 特 許 出 願 人 本[11技研工業株式会社代  
 理   人 弁理士 人島陽−(外1名)竿1 図 第4 \、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌操舵時の操舵トルクを検出するための操舵ト
    ルクセンサであって、 ステアリングシャフトの中間部に設けられたトーション
    バーと、 前記トーションバーの一端側に軸線方向にのみ変位可能
    にガイドされた移動コアと、 前記トーションバーの一端側に対する他端側の捩れ変位
    を前記移動コアの前記軸線方向変位に変換する伝達機構
    と、 前記移動コアの変位に応じた電気信号を出力するべく前
    記移動コアに絶縁材を介して摺接するように車体側に保
    持された差動変圧器コイルとを有し、 前記移動コアが、クロム及びアルミニウムのうち少くと
    もいずれか一方と、0.3重量%以下の炭素を含み、か
    つ前記絶縁材との摺接面が軟窒化処理されたことを特徴
    とする操舵トルクセンサ。
  2. (2)前記移動コアが、0.5重量%乃至1.5重量%
    のクロム及び0.1重量%乃至0.5重量%のアルミニ
    ウムのうち少くともいずれか一方を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の操舵トルクセンサ。
  3. (3)前記軟窒化処理が液体軟窒化処理(LCN)及び
    ガス軟窒化処理(GSN)のうちいずれか一方からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項若しくは第2項
    に記載の操舵トルクセンサ。
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