JPH04723B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH04723B2
JPH04723B2 JP32375087A JP32375087A JPH04723B2 JP H04723 B2 JPH04723 B2 JP H04723B2 JP 32375087 A JP32375087 A JP 32375087A JP 32375087 A JP32375087 A JP 32375087A JP H04723 B2 JPH04723 B2 JP H04723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
short cylindrical
rolls
short
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP32375087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01166808A (ja
Inventor
Norio Ieda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP32375087A priority Critical patent/JPH01166808A/ja
Publication of JPH01166808A publication Critical patent/JPH01166808A/ja
Publication of JPH04723B2 publication Critical patent/JPH04723B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、例えば電子写真感光体製造用のド
ラムあるいはマグネツトロール、ヒートロール等
の円筒体の真円度矯正方法に関するものである。 [従来の技術] ドラム、マグネツトロール、ヒートロール等の
円筒体を製造するにあたつて従来は、長尺のアル
ミニウム合金継目無管をリーラー、ロール矯正機
等の向き合つた鼓状ロール間、または向き合つた
周面に円形の穴が形成されているロール間を長手
方向に送つて真円度と真直度を矯正し、あるいは
プレスによつて長尺の円筒体を上下から加圧して
真円度と真直度とを矯正した後、所要長さに切断
していた。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の円筒体の製造方法では、真円度が長手方
向の全長にわたつて一定にならず、また所要長さ
に切断した後に、残留応力によつて真円度が悪化
する欠点があつた。 この発明はこのような従来の欠点を改善し、真
円度の高い円筒体を製造することができるように
した円筒体の真円度矯正方法を提供することを目
的とするものである。 [問題点を解決するための手段] この発明は、アルミニウム合金継目無管を所定
長の短尺円筒体に切断した後、軸芯が互いに平行
に配設され前記短尺円筒体よりも長尺の複数の円
筒ロールで前記短尺円筒体を心金を挿入すること
なく支持し、前記円筒ロールを回転させながら前
記短尺円筒体の周面を加圧し、ついで該円筒ロー
ルを短尺円筒体から離れる方向に徐々に移動して
加圧を解除することを特徴とする円筒体の真円度
矯正方法である。 [作用] 所定長に切断された短尺円筒体は、複数の円筒
体ロールで加圧されながら回転し、その全長が均
等に加圧されて変形が矯正され真円度の高い円筒
体になる。この場合、短尺円筒体には心金が挿入
されていないので、圧下量に制約がなく、管の曲
げ変形量が大きく、真円度改善効果が大となる。 [実施例] 以下、この発明の実施例を説明する。 製造しようとする円筒体の外径と等しい外径を
有するアルミニウム合金製の長尺の継目無管を、
製造しようとする円筒体の長さに切断して短尺円
筒体にする。そして、第1図、第2図に示すよう
に、上記の切断して得た短尺円筒体1を複数の円
筒ロール2,3,4の間に、短尺円筒体1の軸芯
が円筒ロール2,3,4の軸芯と平行になるよう
にして挿入する。 円筒ロール2,3,4は真円度及び真直度が精
密に仕上げられたロールであつて、それぞれの軸
芯が互いに平行になるように配設されており、第
2図に示すように、製造しようとする短尺円筒体
1よりも長尺のロールになつている。また円筒ロ
ール2,3,4は、第1図に矢印aで示すように
相互に接近させたり離したりすることができるよ
うになつており、円筒ロール3,4はモーター等
の動力装置で同方向に同一周速度へ回転可能であ
り、上方の円筒ロール2は自由回転するようにな
つている。 第1図は短尺円筒体1を円筒ロール2,3,4
の間に挿入するのに支障を与えないように、上方
の円筒ロール2を十分上昇させた状態を示してお
り、円筒ロール2,3,4の間に挿入された短尺
円筒体1は、円筒ロール3,4で支持されること
になる。 短尺円筒体1を円筒ロール3,4で支持した
後、円筒ロール2の周面を短尺円筒体1の周面に
当接し、円筒ロール3,4を動力装置によつて矢
印b方向に回転すると、これにともなつて短尺円
筒体1は矢印c方向に回転し、円筒ロール2は矢
印b方向に回転することになる。 円筒ロール2,3,4及び短尺円筒体1を回転
させたまま、円筒ロール2を徐々に接近させるよ
うにして短尺円筒体1の周面を円筒ロール2,
3,4で加圧すると、短尺円筒体1の周面は円筒
ロール2,3,4によつてある程度変形されつつ
歪量が矯正される。短尺円筒体1の真円度は、第
3図に示すように直交する直径D1およびD2の差
で示される。 円筒ロール2,3,4及び短尺円筒体1を回転
しながら短尺円筒体1の周面を加圧して短尺円筒
体1の真円度を矯正し、円筒ロール2を離れる方
向に徐々に移動して短尺円筒体1に対する加圧を
解除するときに、ダイヤルゲージ又は非接触測定
機、音波測定機等によつて短尺円筒体1の真円度
を測定し、所望の真円度に達した後、円筒ロール
3,4を停止して短尺円筒体1を円筒ロール2,
3,4の間から取出すと、真円度の高い短尺円筒
体1が得られることになる。円筒ロール2,3,
4の周面に塵埃が付着しないようにして清浄に保
つか、或いはウレタン製にすれば、短尺円筒体1
の周面に疵が発生することはない。 第1図に示すように3個の円筒ロール2,3,
4を使用し、円筒ロール2の移動速度0.02〜0.5
mm/sec、円筒ロール3,4の回転数50〜500r.p.
m、最大加圧力6tonで試験したところ、次の結果
が得られた。短尺円筒体はA1−Mn系及びA1−
Mg−Si系アルミニウム合金継目無管(質別H)
を所定長さに切断して得たものである。
【表】 試験した短尺円筒体1の表面を切削加工した
後、及び切削加工前後に加熱した後に真円度を測
定したが、真円度に変化はなかつた。 なお第1図の装置において短尺円筒体1の周面
を加圧する際、上方の円筒ロール2のみを移動さ
せたが、円筒ロール2,3,4を同時に移動させ
てもよい。 また円筒ロールは3個に限らず、4個以上にす
ることもでき、動力装置によつて回転させる円筒
ロールの数も任意に定めることができる。 [発明の効果] この発明は、たとえ短尺円筒体に真円バラツキ
があつても心金を用いずに加圧するため管の曲げ
変形量が大きく、均質なものとなつて全長にわた
つて真円度の高い円筒体を得ることができ、さら
に後工程での切削や加熱によつても、真円度が悪
化しない効果がある。 したがつて、本発明は寸法精度要求の高い電子
写真感光体用基体の製造その他に応用して有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法に使用する円筒ロール
の一例の正面図、第2図は第1図の側面図、第3
図は短尺円筒体の正面図である。 1……短尺円筒体、2,3,4……円筒ロー
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム合金継目無管を所定長の短尺円
    筒体に切断した後、軸芯が互いに平行に配設され
    前記短尺円筒体よりも長尺の複数の円筒ロールで
    前記短尺円筒体を心金を挿入することなく支持
    し、前記円筒ロールを回転させながら前記短尺円
    筒体の周面を加圧し、ついで該円筒ロールを短尺
    円筒体から離れる方向に徐々に移動して加圧を解
    除することを特徴とする円筒体の真円度矯正方
    法。
JP32375087A 1987-12-23 1987-12-23 円筒体の真円度矯正方法 Granted JPH01166808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32375087A JPH01166808A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 円筒体の真円度矯正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32375087A JPH01166808A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 円筒体の真円度矯正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01166808A JPH01166808A (ja) 1989-06-30
JPH04723B2 true JPH04723B2 (ja) 1992-01-08

Family

ID=18158203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32375087A Granted JPH01166808A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 円筒体の真円度矯正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01166808A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2627231B2 (ja) * 1990-11-16 1997-07-02 株式会社リコー 電子写真感光体用基体及びその製造方法
JP2618127B2 (ja) * 1991-09-18 1997-06-11 株式会社クボタ 管の楕円矯正方法
DE19714300A1 (de) * 1997-03-24 1998-10-01 Mannesmann Ag Vorrichtung zum Führen einer Luppe
CN106623506A (zh) * 2016-11-17 2017-05-10 燕山大学 一种管材辊式整体矫圆工艺方法
CN108081411B (zh) * 2018-01-29 2020-02-07 西安建筑科技大学 一种原竹矫直设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01166808A (ja) 1989-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140130561A1 (en) Method for the roller-straightening of crankshafts
EP0992783A2 (en) Tensile testing machine of variously cross-sectioned materials
JPH04723B2 (ja)
JPWO2004085086A1 (ja) 継目無管の製造方法
JP2018118266A (ja) ロール矯正機投入口側の長尺ワーク支持機構
Harrison et al. Measurement of lined pipe liner imperfections and the effect on wrinkling and collapse under bending
JP5627651B2 (ja) コールドピルガー圧延管を製造する方法及び装置
JPH06312361A (ja) 金属管の外面研磨方法および形状矯正装置
JPH08141643A (ja) 大径管の形状矯正方法及び大径管の寸法・形状測定装置
JPH0139849B2 (ja)
JPH06198337A (ja) 溶接鋼管矯正方法
JP2008287152A (ja) 導電性ローラ
JP4382512B2 (ja) 管体の形状測定方法および同装置
JP4879584B2 (ja) 円筒体の形状測定方法
JP2001004071A (ja) 金属パイプ
KR930003470B1 (ko) 롤판재로 비디오 카세트 테이프용 테이프가이드를 제조하는 방법
JPS58108198A (ja) 鉛筆に消ゴムを取付ける方法と装置
JPH1133668A (ja) 大径リングの鍛造装置
JPS5838262B2 (ja) 管径対肉厚比の小さい金属管をスエ−ジングマシ−ンによつてテ−パ−形状に加工する方法および当て金物装置
JP2541217B2 (ja) 軸体加工方法
EP0329880B1 (en) Method of machining a cylindrical article
RU2253522C2 (ru) Устройство для калибровки и правки концов труб большого диаметра
JPH05277569A (ja) パイプの曲げ加工法
JPS62130719A (ja) 冷間ロ−ル成形装置
JPS5947026A (ja) 引張曲げ加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees