JPH0472192B2 - - Google Patents

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JPH0472192B2
JPH0472192B2 JP58112110A JP11211083A JPH0472192B2 JP H0472192 B2 JPH0472192 B2 JP H0472192B2 JP 58112110 A JP58112110 A JP 58112110A JP 11211083 A JP11211083 A JP 11211083A JP H0472192 B2 JPH0472192 B2 JP H0472192B2
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JP
Japan
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power supply
commercial power
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JP58112110A
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JPS603563A (ja
Inventor
Yukikazu Matsuda
Yoshio Asano
Shigeru Murakami
Chuzo Wada
Shinji Kushida
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、商用電源で用いられる電動機などを
有する石油温風暖房機、電気暖房機、その他の入
力電源周波数を基準として計時する時計もしくは
タイマー装置などに付加され、入力商用電源の周
波数を判断して当該機器をその周波数に適合する
ように設定される商用電源周波数判別装置の異常
判別に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来装置を例に説明する。
第1図は従来の商用電源周波数自動判別装置を
備えたデイジタル時計の回路図を示す。第1図に
て1はマイクロコンピユータであり、信号線aか
ら商用電源周波数を取り込み50Hz/60Hzを自動判
別した後、計数、桁上げ、表示のためのデコード
などを行なう構成となつている。2は商用電源
で、3は電源トランス、4はブリツジダイオード
で、交流を全波整流し、コンデンサ5にて平滑を
行なつて直流電源を得ている。6と7は抵抗で、
信号線bの電位が母線cに対して正極となる位相
時に、抵抗6と抵抗7の接続点に結線されたトラ
ンジスタ8のベースに電流が流れ込みトランジス
タ8はONする。逆に信号線bの電位が母線cに
対して負極となる位相時にはトランジスタ8は
OFFする。この時トランジスタ8のエミツタ、
ベース間に逆電位が印加されるのを防止する目的
でダイオード9が接続されている。10は抵抗
で、トランジスタ8のON、OFF信号を信号線a
に伝える為のものである。11はマイクロコンピ
ユータ1を駆動せしめ同時に電源周波数の50/60
Hz判定を行なう際に基準となる信号を発生する発
振器である。12は時計用LEDで、マイクロコ
ンピユータ1からの信号に応じて時計表示を行な
う。
上記回路構成の動作を第2図に示すブロツク図
と第3図に示す波形図にて説明すると、13は商
用電源で、正弦波形イが14のクロツク発生部に
て、商用電源周波数の矩形波信号(以下クロツク
と称す)である波形口に変換される。15はクロ
ツク発生部14より出力されたクロツク信号が
“L”から“H”の信号に変化したことを検出す
る極性変化検出部で、必ずしもクロツク波形の立
ち上り信号を検出しなくてもよく、また“H”か
ら“L”への極性変化の検出でもさしつかえな
い。一方16は比較的安定した発振信号を出力す
る基準周波数信号発生器(以下OSCと称す)で、
このOSCの周波数を基準時間発生回路17に入
力することで1秒を計時する。18はゲート回路
で、基準時間発生回路17が1秒を計時している
間開き、1秒を計時しおわると閉じる構成となつ
ており(第3図波形ヘ)、極性変化検出部15で
検出された極性変化回数を計数部19に通過させ
る(第3図波形ト)。計数部19はゲート回路1
8を通過してくる極性変化回数を順次蓄積し、比
較部20にてあらかじめ定められた値と比較す
る。商用電源周波数は50Hzもしくは60Hzであるか
ら、比較部20にあらかじめ定めておく値を
“55”と設定しておくと、1秒間に蓄積された計
数部19の値が“55”より大きいと60Hz、小さい
と50Hzと商用電源周波数を判別することができ
る。この判別を行なうのが判定部21である。判
定部21は50/60Hzを判別すると50Hz処理部22
もしくは60Hz処理部23のいづれか一方を選択し
必要に応じた処理を行なう。
しかしながら従来は1秒間に蓄積された計数部
19の値が一定値より大きいか小さいかという2
値判定であるため、発振器11に安価な特性の不
安定な物を使用すると基準周波数信号発生器16
そのものの精度が低下してこの基準周波数信号発
生器16で設定される時間で計数される値が60Hz
の場合であつても“55”より小さくなつて50Hzと
誤判定してしまう。
また、例えば第1図でのトランジスタ8がオー
プン不良もしくはシヨート不良であつた場合、計
数部19の値が「0」となり55Hzと誤判定してし
まう。したがつてこのような状態において50Hz処
理部で電源周波数による正確な時間を計数しても
無意味となる。しかもマイクロコンピユータ1が
上記電源周波数による正確な時間で他のシーケン
ス等をコントロールしている場合、システム全体
に影響を与える恐れがある。
ところでこのような周波数判別装置の基準周波
数信号発生器としても使用される発振器におい
て、この発振器からの基準周波数をモニタリング
して基準電圧と比較することによりこの基準周波
数が正常か否かを検出し、異常であれば負荷を停
止することが実開昭55−51081号に開示され、入
力された周波数が基準値内かどうかを判断しやす
くするためにその周波数があらかじめ定められて
いる上下限値であればランプ等を点灯して表示す
ることが特開昭56−120960号公報に開示されてい
る。これらは基準周波数の異常あるいは周波数が
基準値内か否かを上下限値と比較して判定するこ
とを示しているが、前者のものは基準周波数の正
常・異常を判定するためのさらに専用の基準回路
が必要となり、構成が複雑化すると同時に、この
専用の基準回路が異常状態になつた場合には前記
基準周波数の正常・異常が正確に判定できなくな
るという課題がある。また後者のものも入力周波
数が上下限の基準値内か否かを判定するための上
下限値を設定する基準回路を必要として構成が複
雑化するとともにこの基準回路が異常状態になつ
た時には上記と同様正確な判定ができなくなる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、
基準となる回路、すなわち基準周波数信号発生器
等が異常となることを前提として、この基準周波
数信号発生器等が異常であればこれを検出して報
知あるいは動作を停止させ、正常な場合のみ50/
60Hzの判別を行なうようにすることを目的とした
ものである。
発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、商用電源の
極性転換回数を計数する計数部と、基準周波数信
号発生器からの周波数があらかじめ定めた回数に
なることによつて基準時間を設定する基準時間発
生回路と、この基準時間発生回路で設定された時
間を経過した時点において上記計数部に蓄積され
た値を商用電源の周波数である60Hzと50Hzとの間
に設定したある特定の値以上か否かを判定する第
1の比較部と、上記計数部に蓄積された値が上記
第1の比較部の値より大きな値に設定された第2
の設定値に対して大きいかを比較する第2の比較
部と、さらに上記第1の比較部の値より小さな値
に設定された第3の設定値に対して小さいかを比
較する第3の比較部と、上記第2、第3の比較部
からの出力に基づいて50Hzあるいは60Hzの判定を
行なう判定部ならびに異常を判定する異常判定部
と、上記異常判定部により当該商用電源によつて
駆動される警報回路を備えている。これにより基
準時間発生回路等の基準そのものが異常になると
これを検出して報知あるいは動作を停止させ、正
常な場合のみ50/60Hzの判別を行なうので正確な
50/60Hz判別ができる。
実施例の説明 本発明による一実施例のブロツク図を第4図に
示す。回路構成は第1図に示した従来のデイジタ
ル時計の回路図と同じであり、同一符号は同一内
容もしくは同一部品を示すものとする。
24は計数部19に蓄積された値が55以上か否
かを比較する比較部で、55以上の場合比較部25
が選択され、そうでない場合は比較部26が選択
される。比較部25は計数部19の値が66以上か
否かを比較するもので、比較部26は計数部19
の値が46以上か否かを比較する。比較部25及び
26の出力はそれぞれ判定部21と異常判定部2
7に接続されており、異常判定部27が選択され
ると、警報回路28が作動する。判定部21が選
択されると、50/60Hzを判定し50Hz、60Hzに応じ
て50Hz処理部22もしくは60Hz処理部23が選択
される。
第5図は電源周波数が50Hz、60Hzのときに計数
部19で計数される回数と、判定部21で50/60
Hzの判定が行なえる可能な範囲を示す図である。
第5図にて縦軸は回数、横軸に時間を目盛してあ
り、aは電源周波数が50Hzの時、bは60Hzの時の
回数の増加の様子を示している。今、基準時間発
生回路17にて正確に1秒が発生したとすると、
1秒間にゲート回路18を経由して計数部19に
蓄積される電源周波数の極性変化回数は50Hzの時
は50回、60Hzの時は60回となる。そこで、比較部
24にて、55回以上か否かを比較することで、50
Hz、60Hzの区別が可能である。
しかしながら今、基準周波数信号発生器16の
周波数が高めにずれると、基準時間発生回路17
が計数する時間は1秒より短くなり、例えば第5
図に示す(1−△t1)秒になつたとする。この
時、電源周波数が60Hzの場合に計数部19が50/
60Hzを判定する55回を計数するのに必要な時間
(ta点の時間)よりも前記(1−△t1)が短かい
とその間に計数部19が計数する回数は線0−A
の線上の回数となつて当然55回よりも少なくな
り、電源周波数が60Hzであつても50Hzと誤判断す
ることになる。逆に基準周波数信号発生器16の
周波数が低めにずれ、基準時間発生回路17が計
数する時間が長くなり、例えば(1+△t2)秒に
なつたとして、この(1+△t2)秒が、電源周波
数が50Hzの場合に計数部19が55回を計数するの
に必要な時間(tb点の時間)よりも長くなるとそ
の間に計数部19が計数する回数は線B−Cの線
上の回数となつて当然55回よりも多くなり、電源
周波数が50Hzであつても60Hzと誤判断してしま
う。ここで時間taは本実施例の場合60Hzで55回計
数できる最少時間、すなわち55/60秒tbは50Hzで
55回計数できる最大時間、すなわち55/50秒とな
る。したがつて、時間taでの50Hzにおける計数回
数は50×ta≒45.8回となり(E点)、時間tbでの60
Hzにおける計数回路は60×tb=66回となる(F
点)。
したがつて比較部25にて計数部19の値が前
述した66回以上か否かを、比較部26にて計数部
19の値が同46回未満か否かを判断し、計数部1
9の値が46回以上66回未満である場合は、基準周
波数信号発生器16の周波数が正常であると判断
し判定部21にて、50/60Hzの判定を行ない、50
Hzの場合は50Hz処理部22を60Hzの場合は60Hzの
処理部23を駆動することになる。一方、計数部
19の値が46回未満あるいは66回以上の場合は異
常判定部27にて基準周波数信号発生器16等が
異常であつて50/60Hzの判定が不可能と判断し、
警報回路28を駆動する。
なお、上記実施例では基準周波数信号発生器1
6の周波数が変動した例を示したが、商用電源に
何らかの異常、例えば回路上の断線、短絡等によ
り、電源、極性変化が検出されない場合も、比較
部26にて異常判定が出来る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、基準周波数信号
発生器等の基準そのものが異常になるとこれを二
つの比較部で検出して報知あるいは動作を停止さ
せ、正常な場合のみ50/60Hzの判別を行なうの
で、正確な50/60Hzの判別ができる。特に本発明
では基準そのものの正常、異常検出に当つて計数
部で計数された値そのもので比較するため、これ
を電圧等に変換する場合に必要となる基準電圧発
生部等の基準が正確か否かの基準部を別途必要と
せず、構成の簡素化が図れるとともにこのような
基準部の異常の心配もなく、より正確な50/60Hz
判別ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、商用電源周波数の自動判別装置を備
えたデジタル時計の回路図、第2図は従来の自動
判別装置の判別方法を説明するブロツク図、第3
図は同波形図、第4図は本発明の一実施例である
商用電源周波数自動判別装置の異常を検出する方
法を説明するブロツク図、第5図は同基準時間と
極性変化回数の関係にて自動判別が可能な範囲を
示す図である。 1……マイクロコンピユータ、2……商用電
源、11……基準信号を発生する発振器、14…
…クロツク発生器、15……極性変化検出部、1
7……基準時間発生回路、24……比較器、25
……比較器、26……比較器、27……異常判定
部、28……警報回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力された商用電源の極性転換回数を計数す
    る計数部と、基準周波数信号発生器からの周波数
    があらかじめ定めた回数になることによつて基準
    時間を設定する基準時間発生回路と、この基準時
    間発生回路で設定された時間を経過した時点にお
    いて上記計数部に蓄積された値を商用電源の周波
    数である60Hzと50Hzとの間に設定してある特定の
    値以上か否かを判定する第1の比較部と、上記計
    数部に蓄積された値が上記第1の比較部の値より
    大きな値に設定された第2の設定値に対して大き
    いかを比較する第2の比較部と、さらに上記第1
    の比較部の値より小さな値に設定された第3の設
    定値に対して小さいかを比較する第3の比較部
    と、上記第2、第3の比較部からの出力に基づい
    て50Hzあるいは60Hzの判定を行なう判定部ならび
    に異常を判定する異常判定部と、上記異常判定部
    により当該商用電源によつて駆動される警報回路
    を備えた商用電源周波数判別装置。
JP11211083A 1983-06-21 1983-06-21 商用電源周波数判別装置 Granted JPS603563A (ja)

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JPS603563A JPS603563A (ja) 1985-01-09
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