JPH0472023B2 - - Google Patents
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- JPH0472023B2 JPH0472023B2 JP59070501A JP7050184A JPH0472023B2 JP H0472023 B2 JPH0472023 B2 JP H0472023B2 JP 59070501 A JP59070501 A JP 59070501A JP 7050184 A JP7050184 A JP 7050184A JP H0472023 B2 JPH0472023 B2 JP H0472023B2
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- JP
- Japan
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- morning glory
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- hanging
- materials
- scaffolding
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Links
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ビルデイング等の建造或いは補修
工事などに際して、その外側に仮設する枠組足場
などが、公道私道(以下道路と略称する)などに
隣接あるいは沿つている場合に、作業用の材料、
工具、器物などが直接道路上に落下することを防
護するための養生施設として、足場埋地材より道
路上に張出し架設される逆庇状のいわゆるアサガ
オに関するものである。
工事などに際して、その外側に仮設する枠組足場
などが、公道私道(以下道路と略称する)などに
隣接あるいは沿つている場合に、作業用の材料、
工具、器物などが直接道路上に落下することを防
護するための養生施設として、足場埋地材より道
路上に張出し架設される逆庇状のいわゆるアサガ
オに関するものである。
アサガオは、普通、最下段は地上より10m以内
の高さに、また枠組足場などの高さが20m以上に
なればその高さに応じて更に2段、3段と複数段
重ねて、外方に向つて20°〜30°の角度で高くなる
傾きで、建地材より2m以上張出すよう、足場に
沿つて連続して架設されるものであるが、従来の
アサガオの構造は養生施設としての機能と部品の
単純化などに関心の重点がおかれていたので、組
立て或いは解体作業に際して作業者は危険な姿勢
や行動をとりながら第三者に危害を及ぼさないよ
う非常に神経を使う作業を余儀なくされるなど、
作業性に多くの欠陥が残されていた。また台風時
など強風来襲の危惧がある場合の非常時対策など
も早急な実施が極めて困難な面が多かつた。
の高さに、また枠組足場などの高さが20m以上に
なればその高さに応じて更に2段、3段と複数段
重ねて、外方に向つて20°〜30°の角度で高くなる
傾きで、建地材より2m以上張出すよう、足場に
沿つて連続して架設されるものであるが、従来の
アサガオの構造は養生施設としての機能と部品の
単純化などに関心の重点がおかれていたので、組
立て或いは解体作業に際して作業者は危険な姿勢
や行動をとりながら第三者に危害を及ぼさないよ
う非常に神経を使う作業を余儀なくされるなど、
作業性に多くの欠陥が残されていた。また台風時
など強風来襲の危惧がある場合の非常時対策など
も早急な実施が極めて困難な面が多かつた。
即ち従来のアサガオ装置は、第1図にその実施
例を示す如く、架設状態において建設省通達「建
築工事現場の落下物による危害防止指導基準」を
満足させる目的は一応達成しているのであるが、
これの組立作業には、作業者は危険にさらされな
がら、器物を道路上に落下させないよう非常な神
経を使わなければならなかつた。枠組足場11上
に搬入した主材1′と吊材5′の先端をボルトを用
いて連結し、他端を夫々並列する建地材12の所
定の位置に取付け、次に受材A(4′−1)を1ス
パン内の相隣接する2本の主材1′,1′に取付け
るまでの作業は足場上において実施出来るのでよ
いとしても、その次に、斜材2′と受材B(4′−
2)を取付けるためには、作業者は1本の細い不
安定で高い危険な位置にある主材1′の上を、そ
の先端の方へ部材と工具を持つ辿つて行き、足場
の不備なその先端でこれら部材や工具などを道路
上に絶対に落下させないよう、細心の注意と神経
を消耗させながら取付作業を実施し、終れば再び
細い主材1′の上を歩いて戻らなければならない
のであつた。あとは波形鋼板3′をいま組立てた
2つの主材と2つの受材にて形成される枠内に敷
き並べて、押え材(4′−3)を取付けて組立作
業は完了する。
例を示す如く、架設状態において建設省通達「建
築工事現場の落下物による危害防止指導基準」を
満足させる目的は一応達成しているのであるが、
これの組立作業には、作業者は危険にさらされな
がら、器物を道路上に落下させないよう非常な神
経を使わなければならなかつた。枠組足場11上
に搬入した主材1′と吊材5′の先端をボルトを用
いて連結し、他端を夫々並列する建地材12の所
定の位置に取付け、次に受材A(4′−1)を1ス
パン内の相隣接する2本の主材1′,1′に取付け
るまでの作業は足場上において実施出来るのでよ
いとしても、その次に、斜材2′と受材B(4′−
2)を取付けるためには、作業者は1本の細い不
安定で高い危険な位置にある主材1′の上を、そ
の先端の方へ部材と工具を持つ辿つて行き、足場
の不備なその先端でこれら部材や工具などを道路
上に絶対に落下させないよう、細心の注意と神経
を消耗させながら取付作業を実施し、終れば再び
細い主材1′の上を歩いて戻らなければならない
のであつた。あとは波形鋼板3′をいま組立てた
2つの主材と2つの受材にて形成される枠内に敷
き並べて、押え材(4′−3)を取付けて組立作
業は完了する。
解体作業は、組立作業の逆工程を辿る訳で、作
業者の危険度と神経の消耗度は組立時と何ら変ら
ない。このように組立及び解体に問題点を残して
いるが故に、台風の襲来などの緊急時の応急対策
なども極めて困難で、殆ど実施不可能な状態であ
つた。
業者の危険度と神経の消耗度は組立時と何ら変ら
ない。このように組立及び解体に問題点を残して
いるが故に、台風の襲来などの緊急時の応急対策
なども極めて困難で、殆ど実施不可能な状態であ
つた。
本発明は吊材に新しく固定解放可能な関節を具
備せしめることによつて折り畳み機能を付与し、
アサガオ(第3図)を枠組足場などの作業足場に
密着するほどにまで接近させ、作業者に危険な空
中歩行を強いることなく安全な足場上において安
定した状況のもとで組立及び解体の殆どすべての
主要作業を実施可能ならしめて、前記した従来の
アサガオ装置の欠陥のすべてを解決した折畳式ア
サガオ装置を提供せんとするものである。
備せしめることによつて折り畳み機能を付与し、
アサガオ(第3図)を枠組足場などの作業足場に
密着するほどにまで接近させ、作業者に危険な空
中歩行を強いることなく安全な足場上において安
定した状況のもとで組立及び解体の殆どすべての
主要作業を実施可能ならしめて、前記した従来の
アサガオ装置の欠陥のすべてを解決した折畳式ア
サガオ装置を提供せんとするものである。
以下、図面に掲げる実施例に基いて本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る折畳式アサガ
オ装置の側面図、第3図は第2図のA−A矢視の
アサガオの平面図である。
オ装置の側面図、第3図は第2図のA−A矢視の
アサガオの平面図である。
第2図における枠組足場11は、ビルデイング
等の建造或いは補修工事などの際に、それらの外
側に仮設される一般的な足場装置で、建地材12
は鋼管製で本図と直角方向に通常1スパン1800mm
或いは1829mmの間隔で並列する。
等の建造或いは補修工事などの際に、それらの外
側に仮設される一般的な足場装置で、建地材12
は鋼管製で本図と直角方向に通常1スパン1800mm
或いは1829mmの間隔で並列する。
本発明のアサガオ装置(1単位)は、左右に対
をなすアングル材等の主材1、この両主材間を斜
めにまたいでつなぐ横揺れ防止用の斜材2、両主
材間にその空間を塞ぐように架設した棚板3を主
要部材とする方形状のアサガオ本体と、前記主材
1の各々を吊り下げアサガオ本体全体を固定する
一対の吊材5,5とよりなる。本発明のアサガオ
装置は、足場の1スパン毎に1単位を独立的に形
成することを原則とする。勿論複数スパンの連続
は可能であるが、本発明の主眼とする折畳み機能
を減殺しないために、多数のスパンにまたがつて
連続させるのは避けた方がよい。
をなすアングル材等の主材1、この両主材間を斜
めにまたいでつなぐ横揺れ防止用の斜材2、両主
材間にその空間を塞ぐように架設した棚板3を主
要部材とする方形状のアサガオ本体と、前記主材
1の各々を吊り下げアサガオ本体全体を固定する
一対の吊材5,5とよりなる。本発明のアサガオ
装置は、足場の1スパン毎に1単位を独立的に形
成することを原則とする。勿論複数スパンの連続
は可能であるが、本発明の主眼とする折畳み機能
を減殺しないために、多数のスパンにまたがつて
連続させるのは避けた方がよい。
一対の主材1,1は、前記枠組足場11の相隣
れる建地材12,12に一本ずつ振り分けて同じ
高さに取付けられる。各主材1は例えば取合金具
付のクランプA6等を介して建地材12に上下の
方向に回転自在に取付けられる。即ちこれを枠と
するアサガオ本体は、金具付クランプA6を中心
として1スパン毎に上下方向に回転自在である。
なお、図示例において金具付クランプA6は、そ
の一つで隣接し合う単位の2本の主材1,1を支
持し、しかもこの2本の主材が別々に回動するよ
うにしてある。
れる建地材12,12に一本ずつ振り分けて同じ
高さに取付けられる。各主材1は例えば取合金具
付のクランプA6等を介して建地材12に上下の
方向に回転自在に取付けられる。即ちこれを枠と
するアサガオ本体は、金具付クランプA6を中心
として1スパン毎に上下方向に回転自在である。
なお、図示例において金具付クランプA6は、そ
の一つで隣接し合う単位の2本の主材1,1を支
持し、しかもこの2本の主材が別々に回動するよ
うにしてある。
棚板3は、上記一対の主材1,1間にまたがる
長さの一定巾のものを縦方向に多数並べて形成し
てある。棚板としてはこの他、横方向に多数の板
を並べるようなもの、或いは一枚の波形鋼板等の
採用が可能である。なお4は、上記縦並べ形式の
棚板3を保持するために左右主材1,1の先端間
をつなぐように設けたツナギ材である。
長さの一定巾のものを縦方向に多数並べて形成し
てある。棚板としてはこの他、横方向に多数の板
を並べるようなもの、或いは一枚の波形鋼板等の
採用が可能である。なお4は、上記縦並べ形式の
棚板3を保持するために左右主材1,1の先端間
をつなぐように設けたツナギ材である。
一対の吊材5,5の各々は、その一端が建地材
12の前記主材取付位置から上方に所定距離はな
れた位置に上記6と同様の金具付クランプB7を
介して可回転に取付けられ、他端はボルトを介し
て回転自由に主材1の先端付近に連結される。両
端の連結点における回転方向は、基本的には上下
左右何れの方向でも差支えないが、装置全体の組
立作業等の便宜を勘案して、第2図に鎖線にて示
すように折畳み可能なよう、上下方向に回転自在
にするのが好ましい。
12の前記主材取付位置から上方に所定距離はな
れた位置に上記6と同様の金具付クランプB7を
介して可回転に取付けられ、他端はボルトを介し
て回転自由に主材1の先端付近に連結される。両
端の連結点における回転方向は、基本的には上下
左右何れの方向でも差支えないが、装置全体の組
立作業等の便宜を勘案して、第2図に鎖線にて示
すように折畳み可能なよう、上下方向に回転自在
にするのが好ましい。
第2図に基いて1個の関節を持つ吊材の一実施
例を説明する。吊材は2片(5−1),(5−2)
から成り、(5−1)は建地材12側の上部片、
(5−2)は主材1に連結する側の下部片で、上
部片(5−1)の建地材12との連結点の反対
端、および下部片(5−2)の主材との連結点の
反対端において関節を形成する訳であつて、図示
の如く各端部に、ボルト孔を具備する関節部材
(5−4)が、上下位置に1個宛対称に付設して
ある。いま関節下部ボルト(5−5)を用いて下
方の部材同士を、関節上部ボルト(5−6)を用
いて上方の部材同士を連結すると、関節は固定さ
れ、吊材5は屈折不能となり従来の鋼管製一体物
の吊材5′に劣らない頑丈な剛体てなる。
例を説明する。吊材は2片(5−1),(5−2)
から成り、(5−1)は建地材12側の上部片、
(5−2)は主材1に連結する側の下部片で、上
部片(5−1)の建地材12との連結点の反対
端、および下部片(5−2)の主材との連結点の
反対端において関節を形成する訳であつて、図示
の如く各端部に、ボルト孔を具備する関節部材
(5−4)が、上下位置に1個宛対称に付設して
ある。いま関節下部ボルト(5−5)を用いて下
方の部材同士を、関節上部ボルト(5−6)を用
いて上方の部材同士を連結すると、関節は固定さ
れ、吊材5は屈折不能となり従来の鋼管製一体物
の吊材5′に劣らない頑丈な剛体てなる。
逆に関節上部ボルト(5−6)を取外せばこの
関節は開放され、関節下部ボルト(5−5)を中
心として吊材5は上方へ屈折可能となる。従つて
引上げ綱9などを用いてアサガオ本体を上方へ引
上げるならば、連結点4個所すべてが上下方向に
回転自在であるから、アサガオは容易に引上げ可
能で、上部片(5−1)、下部片(5−2)の長
さの配分が適当であれば、鎖線にて示す如く、主
材1を含むアサガオ本体および上部片(5−1)、
下部片(5−3)のすべてを殆ど垂直状態に引起
すことが出来る。
関節は開放され、関節下部ボルト(5−5)を中
心として吊材5は上方へ屈折可能となる。従つて
引上げ綱9などを用いてアサガオ本体を上方へ引
上げるならば、連結点4個所すべてが上下方向に
回転自在であるから、アサガオは容易に引上げ可
能で、上部片(5−1)、下部片(5−2)の長
さの配分が適当であれば、鎖線にて示す如く、主
材1を含むアサガオ本体および上部片(5−1)、
下部片(5−3)のすべてを殆ど垂直状態に引起
すことが出来る。
ここで、アサガオが第2図の鎖線で示す如くほ
ぼ垂直に建地材12に近接して立上るためには、
金具付クランプA6と金具付クランプB7との間
隔と上部材(5−1)の長さの和と、主材1の両
連結点間の距離と下部材(5−3)の長さの和が
等しいことが必要である。
ぼ垂直に建地材12に近接して立上るためには、
金具付クランプA6と金具付クランプB7との間
隔と上部材(5−1)の長さの和と、主材1の両
連結点間の距離と下部材(5−3)の長さの和が
等しいことが必要である。
吊材5の関節が2個以上あれば、上記連接点間
の距離に関する条件は緩和される利点が生れる
が、吊材5の全備重量が大きくなる欠点はさけら
れない。
の距離に関する条件は緩和される利点が生れる
が、吊材5の全備重量が大きくなる欠点はさけら
れない。
次に本発明の折畳式アサガオ装置の組立要領を
第2図、第3図に示す実施例に基いて説明する。
第2図、第3図に示す実施例に基いて説明する。
枠組足場などの相隣接する建地材12の2本を
利用し、その所定の高さに夫々金具付クランプA
6、金具付クランプB7を2個宛1スパン用とし
て取付ける。金具付クランプA6の金具には夫々
2本の主材1を取付け得るようになつているが、
差し当りスパンの内側の方に主材1を夫々1本宛
付属ボルトを利用して取付け、これを鎖線に示す
如く垂直に立て、夫々仮止め金具8を用いて建地
材12に仮止めする。
利用し、その所定の高さに夫々金具付クランプA
6、金具付クランプB7を2個宛1スパン用とし
て取付ける。金具付クランプA6の金具には夫々
2本の主材1を取付け得るようになつているが、
差し当りスパンの内側の方に主材1を夫々1本宛
付属ボルトを利用して取付け、これを鎖線に示す
如く垂直に立て、夫々仮止め金具8を用いて建地
材12に仮止めする。
金具付クランプB7の金具にも夫々2本の吊材
5が取付け得られるよう出来ているが、差し当り
スパンの内側の方に、予め上部片(5−1)と下
部片(5−2)とを関節下部ボルト(5−5)に
て連結しておいた吊材5の1スパン分2セツトを
夫々1セツト宛、ボルトなどを用いて上部片(5
−1)の連接点にて取付け、鎖線に示す如く垂直
に立て、夫々仮止め金具8を用いて建地材12に
仮止めする。そして同じ建地材に付属する主材1
と下部材(5−2)の外方の残りの連結点をボル
トなどを用いて連結する。次に1本の斜材2を図
示の如く斜めに同じスパンの2本の主材1,1間
に取付ければ、1スパン分のアサガオの枠組が一
応出来上るので、主材1間に下部の方から順に上
部に向つて複数枚の棚板3をセツトし、棚板押え
として最上部に上ツナギ材4をセツトすれば、ア
サガオ装置は堅固に組立つ。
5が取付け得られるよう出来ているが、差し当り
スパンの内側の方に、予め上部片(5−1)と下
部片(5−2)とを関節下部ボルト(5−5)に
て連結しておいた吊材5の1スパン分2セツトを
夫々1セツト宛、ボルトなどを用いて上部片(5
−1)の連接点にて取付け、鎖線に示す如く垂直
に立て、夫々仮止め金具8を用いて建地材12に
仮止めする。そして同じ建地材に付属する主材1
と下部材(5−2)の外方の残りの連結点をボル
トなどを用いて連結する。次に1本の斜材2を図
示の如く斜めに同じスパンの2本の主材1,1間
に取付ければ、1スパン分のアサガオの枠組が一
応出来上るので、主材1間に下部の方から順に上
部に向つて複数枚の棚板3をセツトし、棚板押え
として最上部に上ツナギ材4をセツトすれば、ア
サガオ装置は堅固に組立つ。
上ツナギ材4の替りに最上部の棚板をボルトな
どにてセツトして固定化することも可能である。
どにてセツトして固定化することも可能である。
上述のアサガオ装置の組立作業の全工程すべて
建地材12の内側にある枠組足場11などの安定
した足場上において作業者は危険に曝されること
なくまた神経を消耗することもなく、実施出来る
のが本発明の特長であつて、これは従来のものと
全く相違するところである。
建地材12の内側にある枠組足場11などの安定
した足場上において作業者は危険に曝されること
なくまた神経を消耗することもなく、実施出来る
のが本発明の特長であつて、これは従来のものと
全く相違するところである。
斯くして組立てられたアサガオは、枠組足場上
部の安全足場より引上げ綱9などを用いて一旦軽
く吊上げ安全確認の上、1スパンにつき4個所の
仮止め金具8を取外し、引上げ綱を徐々に暖めて
ゆけばアサガオ本体の折畳み部は徐々に解除され
て外方に張出す。吊材5の関節上部ボルト(5−
6)などをセツトして関節を固定し、屈折不能を
確認し、引上げ剛9を撤去すれば、1スパン分の
アサガオ装置の架設は完了する。
部の安全足場より引上げ綱9などを用いて一旦軽
く吊上げ安全確認の上、1スパンにつき4個所の
仮止め金具8を取外し、引上げ綱を徐々に暖めて
ゆけばアサガオ本体の折畳み部は徐々に解除され
て外方に張出す。吊材5の関節上部ボルト(5−
6)などをセツトして関節を固定し、屈折不能を
確認し、引上げ剛9を撤去すれば、1スパン分の
アサガオ装置の架設は完了する。
このアサガオ装置を解体する作業は上記の逆の
手順でほぼ同じ作業をする訳で、その主要作業は
すべて安定した足場上において実施可能であるこ
とは説明するまでもなく明らかである。
手順でほぼ同じ作業をする訳で、その主要作業は
すべて安定した足場上において実施可能であるこ
とは説明するまでもなく明らかである。
架設を完了したアサガオ装置を従来のものと比
較するならば、吊材5に1個乃至2個の関節が新
しく具備された点において相違があるのみで、他
の部分には基本的な差異はない。従つてこの関節
が固定されその剛性が充分である以上、アサガオ
装置の強度上の差異は無く、その機能についても
建設省通達を満足するものであることは言うまで
もない。
較するならば、吊材5に1個乃至2個の関節が新
しく具備された点において相違があるのみで、他
の部分には基本的な差異はない。従つてこの関節
が固定されその剛性が充分である以上、アサガオ
装置の強度上の差異は無く、その機能についても
建設省通達を満足するものであることは言うまで
もない。
また本発明の折畳式アサガオ装置の新しい利点
は、1スパンごと、あるいは複数のスパンに亘つ
て、極めて簡易に道路上の空間を解放出来ること
である。即ち関節上部ボルトなど、極めて少数の
部品を取外して関節を開放し、引上げ綱9などを
用いてアサガオ装置を折畳み、主材1および吊材
5の上部片を仮止め金具8にて建地材12にクラ
ンプすれば、その部分の空間は簡単に解放出来る
訳である。また夏期台風時などの強風来襲の恐れ
ある場合においては、従来のアサガオ装置におい
ては考えられないような簡易性と短時間の操作に
よつて、アサガオを枠組足場側に折畳み固定出来
るので、アサガオ装置の被害は無論のこと、枠組
足場などを含む全般の仮設設備の被害をも最小限
にとどめることが出来るなど、災害対策の実施が
極めて容易であると言う大きな特長を兼ね備える
ものと言える。またこれら折畳んだアサガオを平
常架設状態に復元する作業の容易なことは、組立
作業において説明した通りであるから、ここに重
ねて説明するまでもない。
は、1スパンごと、あるいは複数のスパンに亘つ
て、極めて簡易に道路上の空間を解放出来ること
である。即ち関節上部ボルトなど、極めて少数の
部品を取外して関節を開放し、引上げ綱9などを
用いてアサガオ装置を折畳み、主材1および吊材
5の上部片を仮止め金具8にて建地材12にクラ
ンプすれば、その部分の空間は簡単に解放出来る
訳である。また夏期台風時などの強風来襲の恐れ
ある場合においては、従来のアサガオ装置におい
ては考えられないような簡易性と短時間の操作に
よつて、アサガオを枠組足場側に折畳み固定出来
るので、アサガオ装置の被害は無論のこと、枠組
足場などを含む全般の仮設設備の被害をも最小限
にとどめることが出来るなど、災害対策の実施が
極めて容易であると言う大きな特長を兼ね備える
ものと言える。またこれら折畳んだアサガオを平
常架設状態に復元する作業の容易なことは、組立
作業において説明した通りであるから、ここに重
ねて説明するまでもない。
以上の説明にて明らかなように本発明の折畳式
アサガオ装置は、主要部材の必要接合部を回転自
在な連接構造とし、吊材5に固定可能な関節を具
備せしめることにより、通常架設時には機能面で
も強度面でも従来のアサガオ装置に勝るとも劣ら
ない装置であり、また関節を屈伸可能の状態に解
放させるならば、アサガオを足場装置などに密着
するほどにまで折畳むことが可能となり、組立お
よび解体の作業性を飛躍的に改善し、且つ台風な
どの緊急時の災害対策の簡易化など、従来装置に
は果し得なかつた数々の問題点の解決を完全に達
成するものである。
アサガオ装置は、主要部材の必要接合部を回転自
在な連接構造とし、吊材5に固定可能な関節を具
備せしめることにより、通常架設時には機能面で
も強度面でも従来のアサガオ装置に勝るとも劣ら
ない装置であり、また関節を屈伸可能の状態に解
放させるならば、アサガオを足場装置などに密着
するほどにまで折畳むことが可能となり、組立お
よび解体の作業性を飛躍的に改善し、且つ台風な
どの緊急時の災害対策の簡易化など、従来装置に
は果し得なかつた数々の問題点の解決を完全に達
成するものである。
第1図は従来の固定式アサガオ装置の構造例を
示す斜視図、第2図は本発明の折畳式アサガオ装
置の一実施例に係る側面図、第3図は第2図のA
−A矢視のアサガオの平面図である。 図中、1……主材、1′……主材、2……斜材、
2′……斜材、3……棚板、3′……波型鋼板、4
……上ツナギ材、4′−1……受材A、4′−2…
…受材B、4′−3……押え材、5……吊材、
5′……吊材、5−1……上部片、5−2……下
部片、5−4……関節部材、5−5……関節下部
ボルト、5−6……関節上部ボルト、6……金具
付クランプA、7……金具付クランプB、8……
仮止め金具、9……引上げ綱、11……枠組足
場、12……建地材。
示す斜視図、第2図は本発明の折畳式アサガオ装
置の一実施例に係る側面図、第3図は第2図のA
−A矢視のアサガオの平面図である。 図中、1……主材、1′……主材、2……斜材、
2′……斜材、3……棚板、3′……波型鋼板、4
……上ツナギ材、4′−1……受材A、4′−2…
…受材B、4′−3……押え材、5……吊材、
5′……吊材、5−1……上部片、5−2……下
部片、5−4……関節部材、5−5……関節下部
ボルト、5−6……関節上部ボルト、6……金具
付クランプA、7……金具付クランプB、8……
仮止め金具、9……引上げ綱、11……枠組足
場、12……建地材。
Claims (1)
- 1 仮設足場の並列建地材に一端を連結する左右
一対の主材間にその間の空間を塞ぐ板を張設した
アサガオ本体を前記建地材と主材間をつなぐ一対
の吊材で吊り支えてなるアサガオ装置において、
前記主材および吊材の上下建地材との両連結点お
よび主材と吊材間の連結点をそれぞれ上下方向に
回転可能ならしめるとともに、両吊材に各1個以
上の固定可能な関節を設け、この関節位置で吊材
を屈曲させて前記アサガオ本体を起立状態に折畳
み可能に構成したことを特徴とする折畳式アサガ
オ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7050184A JPS60212562A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 折畳式アサガオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7050184A JPS60212562A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 折畳式アサガオ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60212562A JPS60212562A (ja) | 1985-10-24 |
JPH0472023B2 true JPH0472023B2 (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=13433331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7050184A Granted JPS60212562A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 折畳式アサガオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60212562A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031667A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd | 朝顔装置 |
JP2020002693A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社ジャストビギン | アサガオ装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62249900A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-10-30 | 東急建設株式会社 | トンネル補修用台車 |
JP5913228B2 (ja) * | 2013-08-08 | 2016-04-27 | 信和株式会社 | 落下防止部材取付装置 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP7050184A patent/JPS60212562A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031667A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd | 朝顔装置 |
JP2020002693A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社ジャストビギン | アサガオ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60212562A (ja) | 1985-10-24 |
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---|---|---|---|
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