JPH0314514Y2 - - Google Patents

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JPH0314514Y2
JPH0314514Y2 JP19188886U JP19188886U JPH0314514Y2 JP H0314514 Y2 JPH0314514 Y2 JP H0314514Y2 JP 19188886 U JP19188886 U JP 19188886U JP 19188886 U JP19188886 U JP 19188886U JP H0314514 Y2 JPH0314514 Y2 JP H0314514Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、折り畳み可能のコーナー用養生朝
顔に関する。
(従来の技術) 出願人は、安全作業の可能な仮設足場上で養生
朝顔の設置および解体作業がきわめて簡単かつ安
全におこなうことができ、かつ落下物が養生朝顔
を飛び越えて地上に落ちるといつた突発事故も完
全に防止することができる折り畳み式養生朝顔を
創案し、すでに出願済み(特願昭61−89629号)
である。
しかし、前記折り畳み式養生朝顔は平面部にお
けるものであつて、枠組足場コーナー部の養生朝
顔はその基端側を枠組足場に固定し、先端側を上
方より吊るといつた従来より公知の構成であつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) このためコーナー部の養生朝顔の組立、解体時
には枠組足場外、すなわち空中で行わなければな
らず、非常に危険であつた。また斜材が養生朝顔
の上方に取付けられているので、落下物が斜材に
当り、はね返つて養生朝顔の外側に落してしまう
おそれがあつた。さらにコーナー部の養生朝顔は
固定式であるため、荷役時等の場合には邪魔にな
るという問題があつた。このほか、特に枠組足場
コーナー部への養生朝顔の取付けは困難な作業で
あり、他の部分と比べて危険で、かつ手間のかか
る作業であつた。
この考案は以上の問題点を解決するために創案
されたもので、組立、解体時において空中作業を
行うことなく、落下物がはね返つて外側に落ちる
ことがなく、折り畳み可能で優れた作業性を有す
るコーナー用養生朝顔を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨となる構成は、枠組足場コーナ
ー部において、両側に主材を、中央にセンター主
材をそれぞれ外側に張り出し、該主材およびセン
ター主材の各々の基端側を枠組足場に回動自在に
取付けると共に、各々の先端側下面と、前記基端
側より下方の枠組足場とを伸縮可能な斜材で連結
し、前記センター主材上面にはセンター主材に沿
つて長手方向に連続するセンターフレームを回動
自在に設け、前記主材上面には主材に沿つて長手
方向に連続するコーナーフレームを載置し、前記
センターフレームとコーナーフレームとの間に鋼
板を立て込んであることを特徴とする。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説
明する。
第1〜第3図は折り畳み式養生朝顔の平面部を
示すものである。
枠組足場1より外側に張り出して取付けられる
複数の主材3と、該主材3の端部どおしを連結す
る受け材4,5とからなる枠体には、鋼板6が立
て込まれており、主材3,3間の鋼板6下面側に
はフレ止め材7が斜めに架け渡されて、養生朝顔
が構成されている。そして枠組足場堅材2には前
記養生朝顔を支持する主材取付金具8と斜材取付
金具9とが設置されている。各主材3の基端側は
それぞれボルト・ナツト等により主材取付金具8
に回動自在に取付けられている。各主材3の先端
側下面には、斜材11の上端と連結する連結部1
0が設けられており、斜材11の下端の取付部1
0′はボルト・ナツト等により斜材取付金具9に
取付けられている。斜材11は第5図に示すよう
に外管12と、該外管12内に摺動自在に嵌合さ
れる内管13とから構成されており、外管12端
部は主材3先端側下面の連結部10に取付けら
れ、内管13端部の取付部10′は斜材取付金具
9に取付けられている。外管12および内管13
には所定間隔をおいて複数の孔が穿設されてお
り、双方の孔の位置を合わせてLピン14を差し
込むことにより、斜材11の長さ調整を行なう構
成になつている。
以上の構成よりなる養生朝顔は、常時は斜材1
1に支持され、先端部を水平方向より20゜以上上
昇させて枠組足場に取付けられている(第2図の
実線)。そして材料等の荷役時には、前記Lピン
14を斜材11より外し、主材3先端部を上方よ
りロープで吊り上げて、上方に折り畳むことがで
きる(第2図の2点鎖線)。
第4図〜第8図はこの考案のコーナー用養生朝
顔を示すものである。
コーナー部は、断面コ字状のコーナーフレーム
15と、同形状のセンターフレーム16と、双方
のフレーム15,16間に立て込まれる鋼板1
7,18,19とからなる三角形のパネルを2つ
並べて構成されている。
第7図に示すように2つのセンターフレーム1
6は、角鋼管よりなるセンター主材20上の左右
に配されている。センターフレーム16上面には
2つで1セツトの支持金具21が設けられてお
り、センター主材20上面にはプレートと中空管
とからなる連結金物22が設けられている。そし
て支持金物21はピン23を介して連結金物22
に回動自在に取付けられている。
第6図に示すようにセンター主材20は前記実
施例と同様に基端側を主材取付金具8により支持
されており、センター主材20先端側下面の連結
部24には斜材11′の一端が取付けられ、斜材
11′の他端は取付部10′を介して斜材取付金具
9に取付けられている。前記実施例と同様に、斜
材11′は外管12と内管13とからなり、外管
12と内管13との位置決めは、双方の管12,
13に穿設された孔にLピン14を差し込むこと
により行なう。
また、第9図に示すようにコーナーフレーム1
5の基端側側面には、ガセツトプレート28が溶
接等により固定されており、ガセツトプレート2
8とセンターフレーム16をボルト等で取り付け
ることにより、V型フレーム35が構成される。
このV型フレーム35はセンター主材20を挟
んで左右一対となつてコーナー部の養生朝顔用フ
レームを形成し、この中に鋼板17,18,19
を立て込む。
また第8図に示すようにコーナーフレーム15
外側下面にはL形鋼よりなる支持部材25が溶接
等により固定されており、また平面部の養生朝顔
の側端の主材3側方には主材3と一体に取付けら
れ、前述の連結部10′に支持される断面溝形形
状の受け部材26が設けられている。前記支持部
材25は受け部材26に載置され、支持されてい
る。コーナーフレーム15と主材3の上面にはそ
れぞれ連結板27が固定されており、該連結板2
7に孔を穿設し、双方の孔にボルト・ナツト、L
ピン等を通すことにより、養生朝顔のコーナー部
と平面部とを連結する。
なおセンターフレーム16とコーナーフレーム
15との間には、フレ止め材7を架け渡してお
く。
次にコーナー用養生朝顔の組立て手順について
説明する。
枠組足場堅材2の所定位置に主材取付金具8
と斜材取付金具9とを取付ける。
予め、主材3の連結部10に斜材11の端部
を取付け、主材3端部を主材取付金具8に連結
し、斜材11端部を斜材取付金具9に連結した
後、主材3,3間に鋼板6を立て込んで、先に
平面部の組立てを完了しておく。
センター主材20の連結部24に斜材11′
の端部を取付けると共に、センター主材20の
上面に2つのセンターフレーム16,16をつ
き合わすように取付け、センター主材20端部
を主材取付金具8に連結し、斜材11′端部を
斜材取付金具9に連結する。
このとき斜材11′の長さが最大となるよう
にLピン14をセツトし、センター主材20を
枠組足場堅材2に沿つて鉛直に配しておく。
センターフレーム16基端部とコーナーフレ
ーム15基端部とをガセツトプレート28を介
して連結し、両フレーム16,15間にフレ止
め材7を架け渡すと共に鋼板17,18,19
を立て込む。
中央のセンター主材20、左右両側のコーナ
ーフレーム15の先端部にロープを掛け、斜材
11′のLピン14を外してロープを緩めなが
らセンター主材20を下げる。
センター主材20が水平方向に対し約20゜上
昇する位置にきたら斜材11′にLピン14を
取付け、左右のコーナーフレーム15を下げて
パネルを開き、コーナーフレーム15の支持部
材25を平面部の養生朝顔端部の受け部材26
上に載置して固定する。
(考案の効果) 養生朝顔の組立ておよび解体は、従来より問
題となつていた枠組足場コーナー部においても
すべて枠組足場内で行うことができるので、作
業中の作業員の転落事故等を完全に防止するこ
とができる。
コーナー用養生朝顔を構成する主材およびセ
ンター主材は、その先端側下面を斜材により支
持されており、養生朝顔の上側には養生朝顔を
支持する吊り材やワイヤー等が取付けられてい
ないので、落下物が吊り材等に当たり、バウン
ドして養生朝顔の下方へ落ちる危険がない。
コーナー用養生朝顔を構成する主材およびセ
ンター主材の基端側は枠組足場に回動自在に取
付けられ、主材およびセンター主材の先端側下
面を支持する斜材は伸縮自在であるため、クレ
ーン等による荷役時には容易に折り畳むことが
でき、他の作業の邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は折り畳み式養生朝顔の平面部を示す斜
視図、第2図は第1図の側面図、第3図は養生朝
顔の最小単位の正面図、第4図はこの考案のコー
ナー用養生朝顔を示す平面図、第5図は第4図の
Y矢視図、第6図は第4図のA−A線断面図、第
7図は同じくB−B線断面図、第8図は同じくC
−C線断面図、第9図は組み立て途中のコーナー
用養生朝顔の平面図である。 1……枠組足場、2……枠組足場堅材、3……
主材、4,5……受け材、6……鋼板、7……フ
レ止め材、8……主材取付金具、9……斜材取付
金具、10……連結部、11……斜材、12……
外管、13……内管、14……Lピン、15……
コーナーフレーム、16……センターフレーム、
17,18,19……鋼板、20……センター主
材、21……支持金具、22……連結金物、23
……ピン、24……連結部、25……支持部材、
26……受け部材、27……連結板、28……ガ
セツトプレート、35……V型フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠組足場コーナー部において、両側に主材を、
    中央にセンター主材をそれぞれ外側に張り出し、
    該主材およびセンター主材の各々の基端側を枠組
    足場に回動自在に取付けると共に、各々の先端側
    下面と、前記基端側より下方の枠組足場とを伸縮
    可能な斜材で連結し、前記センター主材上面には
    センター主材に沿つて長手方向に連続するセンタ
    ーフレームを回動自在に設け、前記主材上面には
    主材に沿つて長手方向に連続するコーナーフレー
    ムを載置し、前記センターフレームとコーナーフ
    レームとの間に鋼板を立て込んでなることを特徴
    とするコーナー用養生朝顔。
JP19188886U 1986-12-13 1986-12-13 Expired JPH0314514Y2 (ja)

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JP19188886U JPH0314514Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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JP19188886U JPH0314514Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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JPS6396151U JPS6396151U (ja) 1988-06-21
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