JPH0471934A - 車両の発進制御装置 - Google Patents

車両の発進制御装置

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JPH0471934A
JPH0471934A JP2182838A JP18283890A JPH0471934A JP H0471934 A JPH0471934 A JP H0471934A JP 2182838 A JP2182838 A JP 2182838A JP 18283890 A JP18283890 A JP 18283890A JP H0471934 A JPH0471934 A JP H0471934A
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JP
Japan
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vehicle
slope
lock
clutch
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JP2182838A
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English (en)
Inventor
Koji Onishi
晃二 大西
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両が坂道で発進される際の制御装置に関し
、とりわけ、ロックアツプクラッチ付きの0動変速機が
搭載された車両の発進制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、自動変速機が搭載された車両にあっては、エン
ジン回転が流体伝動装置としてのトルクコンバータを介
してこの自動変速機に人力されるようになっており、か
つ、トルクコンバータにはロックアツプクラッチが設け
られて、高速走行時にエンジン直結制御が行われるよう
になったものが多く存在する。
ところで、かかる自動変速機では緩やかな坂道で車両を
停止した場合には、ロックアツプクラッチの解放状態で
トルクコンバータで発生されるりリープトルクにより、
車両を無制動状態にしてもその後退は阻止される。
しかしながら、比較的急な坂道で車両を停止した場合に
は、前記クリープトルクのみではもはや車両の後退は阻
止し得ず、フットブレーキかサイドブレーキ等の制動手
段を用いない限り車両は後退されてしまう。
ここで、このような坂道において停止状態を維持するの
にフットブレーキを使った場合、この停止状態から再発
進するには、通常ブレーキペダルから足を放した後に同
じ足でアクセルペダルを踏み込んで発進する。ところが
、このフットブレーキを解除して発進態勢に入った直後
からアクセルペダルを踏み込むまでの間は無制動状態と
なり、このペダルの踏み替え操作を迅速に行わないと車
両は後退されてしまう。
そこで、かかる坂道発進の運転性を簡単かつ安全に行う
ために、車両の後退が検知されると同時にエンジン出力
を自動的に増大させてクリープトルクを増強し、実質的
に車両後退を阻止するようにしたものが提案されている
(特開昭64−58842号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の発進制御装置は、エンジン
出力を増大してこれに伴うクリープトルクの増加分で車
両の後退力に対抗しようとするものであるため、ブレー
キペダルから足を放した段階で、つまり、アクセルペダ
ルを踏み込む以前に、エンジン回転が上昇してしまい、
特に急坂では大きなトルクを必要とするため、エンジン
回転が著しく高くなってしまうという課題があった。
本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり
、その目的は、坂道発進時に上昇されるエンジン回転を
、ロックアツプクラッチの締結制御をもって抑制し得る
ようにした車両の発進制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために本発明は第1図に示すよう
に、動力源aの出力回転がロックアツプクラッチb付き
の流体伝動装置Cを介して自動変速機dに人力される車
両において、路面の傾斜状態を検出する坂道検知装置e
と、車両が発進態勢に入ったことを検知する発進態勢検
出手段fと、車両が発進態勢になり、かつ、車両が進行
しようとする方向に登りとなる路面傾斜角が所定値以上
の場合に、動力源aの出力を増大制御する出力制御手段
gと、この出力制御手段gによる出力増大制御と併行し
て、前記ロックアツプクラッチbの締結力を増大制御す
るロックアツプ制御手段りと、を設けることにより構成
する。
また、前記坂道検知装置eは、流体伝動装置Cの出力軸
iの回転方向を検出する出力回転方向検出手段を備え、
この出力軸iの逆転量を路面傾斜角の対応量として検知
することが望ましい。
(作用) 以上の構成により本発明の車両の発進制御装置にあって
は、車両が発進態勢に入り、かつ、路面の登り傾斜角が
所定値以上の場合に、出力制御手段gにより動力源aの
出力が増大されると共に、ロックアツプ制御手段りによ
りロックアツプクラッチbの締結力が増大される。
従って、車両の発進態勢で後退されようとする車両は、
動力源aの増大された出力により車両後退に対抗したト
ルクが発生され、このトルクにより車両後退が阻止され
る一方、この出力増大と併行してロックアツプクラッチ
bの締結力が増大されるため、動力源aの回転上昇を抑
制することができる。
また、前記坂道検知装置eは、流体伝動装置Cの出力軸
iの回転方向を検出する出力回転方向検出手段を備え、
この出力軸lの逆転量を路面傾斜角の対応量として検知
することにより、路面傾斜状態の検出が著しく簡単にな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明にかかる車両の発進制御装置10
の一実施例を示す概略構成図で、同図において12は動
力源としてのエンジンで、このエンジン12は例えばキ
ャブレター14を備えたりイブのものを示す。
前記キャブレター14にはスロットルバルブ16が設け
られ、このスロットルバルブ16はアクチュエータ18
を介してその開度調節が可能となっており、このスロッ
トルバルブ16の開度が大きくなることにより、燃焼室
への混合気の充填量が増加して出力の増大が行われる。
また、20は自動変速機で、この自動変速機20と前記
エンジン12との間には、第3図に訂細に示す流体伝動
装置としてのトルクコンバータ22が介在され、このト
ルクコンバータ22を介してエンジン回転が自動変速機
20に入力されるようになっている。
尚、前記第3図に示すトルクコンバータ22は、エンジ
ン12からの回転入力方向および出力方向が、第2図に
示したものに対して左右逆となった状態で示しである。
前記トルクコンバータ22は一般に知られるように、エ
ンジン12のクランクシャフト13に連結されるコンバ
ータカバー24を備え、このコンバータカバー24内に
、このコンバータカバー24と一体のポンプインペラ2
6と、このポンプインペラ26に対向配置されるタービ
ンランナ28と、これらポンプインペラ26とタービン
ランナ28との間に配置されるステータ30とが設けら
れることにより構成される。
前記タービンランナ28はタービン軸32に連結される
と共に、前記ステータ30はハウジング34にワンウェ
イクラッチ36を介して取り付けられる。
一方、前記コンバータカバー24の図中左端部内方には
、中心部が前記タービン軸32に連結されるダンパピス
トン38が設けられ、このダンパピストン38とコンバ
ータカバー24との間でロックアツプクラッチ40が構
成される。
前記ダンパピストン38とこれに対向される前記コンバ
ータカバー24との間の間隙部分は、ロックアツプの解
除室42とされ、かつ、このダンパピストン38に対し
てこの解除室42と反対側はロックアツプの締結室44
とされる。
前記解除室42および前記締結室44にはそれぞれ回路
46および48が連通され、これら回路46.48はロ
ックアツプコントロールバルブ50を介してコンバータ
圧の導入回路52に連通され、このロックアツプコント
ロールバルブ50の切り換え制御により、コンバータ圧
は前記解除室42又は締結室44に供給される量が制御
されるようになっている。
前記ロックアツプコントロールバルブ50は、スプール
54と、これを図中右方に押圧するスプリング56と、
スプール54の図中右端部に設けられる制御室58とを
備えて構成される。
一方、前記制御室58に連通される回路59にはデユー
ティ−ソレノイド60が設けられ、このデユーティ−ソ
レノイドバルブ60がデユーティ−制御されることによ
り作られた制御圧が、この制御室58に導入されること
により、前記スプール54は制御圧に応じて移動量が制
御される。
つまり、前記スプール54は図示状態ではロックアツプ
クラッチ40が完全に締結された状態にあり、導入回路
52が接続されるポート62は、前記回路48が接続さ
れるポート64と連通されると共に、前記回路46が接
続されるポート66と遮断された状態になっている。
従って、この締結状態では締結室44内の圧力でダンパ
ピストン38はコンバータカバー24に圧接された状態
となっている。
そして、前記スプール54が図示状態から左方に移動す
ると、前記ポート62とポート66との開度が増大され
ていき、導入回路52のコンバータ圧が解除室42に供
給されるため、ロックアツプクラッチ40はスリップ状
態となる。
また、このスリップ状態からスプール54が更に左方移
動すると、遂にはポート62とポート64とが完全に遮
断されると共に、ポート62とポート66とが大きく連
通され、完全なロックアツプ解除状態となる。
尚、前記デユーティ−ソレノイドパルプ60は第2図に
示したコントロールバルブユニット68に設けられる。
ここで本実施例では、第4図に示すように前記タービン
軸32の外周にセンシングロータ70を嵌着固定すると
共に、タービン軸32の外周を囲繞するハウジング72
には、このセンシングロータ70の外周に適宜間隔をも
って対向される出力回転方向検出手段としての一対の第
1.第2電磁ピックアップ74.76を取り付け、これ
らセンシングロータ70および第1.第2電磁ピックア
ップ74.76により坂道検知装置78を構成しである
前記センシングロータ70の外周には、その全周に凹凸
部70aが形成され、タービン軸32が回転されること
により、この凹凸部70aの通過を前記電磁ピックアッ
プ74.76で検知し、それぞれパルス信号として出力
する。
尚、前記第1電磁ピツクアツプ74と第271S磁ピツ
クアツプ76とは、それぞれが前記凹凸部70aを検出
した際に、両者のパルスに位相差が生ずるように周方向
に適宜間隔を設けて取り付けられている。
第5図は前記第1.第2電磁ピツクアツプ74゜76か
ら出力されるパルス波形を示し、第1電磁ピツクアツプ
、74から出力されるA相パルスと、第2電磁ピツクア
ツプ76から出力されるB相パルスとの間に生ずる位相
の方向により、前記タービン軸32の回転方向が検出さ
れるようになっている。
例えば、A相パルスに対してB相パルスが進む場合はタ
ービン軸32は正転されており、一方、A相パルスに対
してB相パルスが遅れる場合はタービン軸は逆転されて
いる。
前記第1.第2電磁ピックアップ74.76の出力信号
は、マイクロコンピュータを内蔵したコントロールユニ
ット80に入力され、このコントロールユニット80で
タービン軸32の回転方向が検知されるようになってい
る。
つまり、前記タービン軸32は車両の前進時および後進
時には常に正転され、前進レンジおよび後進レンジの選
択により自動変速機20内のギアトレーンの切り換えに
より、この自動変速機20から出力される出力回転が正
転または逆転されて前進または後進が行われる。
従って、前記第1.第2電磁ピツクアツプ74゜76に
より、タービン軸32が逆転したことを検知した場合は
、前進レンジの選択時は車両が後退されていることを意
味し、また、後進レンジの選択時は車両が前方に移動さ
れていることを意味する。
つまり、前進レンジで車両後退されることは、上り坂で
車両が自然後退される場合であり、かつ、後進レンジで
車両が前方移動されることは、下り坂でバックしようと
するときに、自然に前進される場合である。
また、前記第1.第2電磁ピツクアツプ74゜76で検
出されたパルス波形の位相差に応じて、前進または後進
レンジの選択方向に対して逆方向に移動される時の速度
、つまり、坂道の傾斜度を検知することができる。
また、前記エンジン12のスロットルバルブ16を駆動
するアクチュエータ18と、ロックアツプクラッチ40
の締結、解除およびスリップ状態を制御するデユーティ
−ソレノイドバルブ60とは、前記コントロールユニッ
ト80から出力される制御信号に基づいて駆動されるよ
うになっている。
前記コントロールユニット80にはブレーキスイッチ8
2.アイドルスイッチ84およびレンジ位置センサ86
からの各信号B SW、  I SW+  F swが
入力され、これら信号により車両が発進態勢になったこ
とを検知するようになっている。
以上の構成により本実施例の車両の発進制御装置の機能
を、第6図に示すフローチャートを用いて以下説明する
尚、本実施例の説明は第7図に示すように車両Aが上り
坂で一旦停止し、その後、再発進しようとする場合に付
いて述べる。
前記フローチャートはコントロールユニット80での処
理を示し、イグニッションスイッチのオンにより開始さ
れる。
まず、ステップ100ではブレーキスイッチ82、アイ
ドルスイッチ84.レンジ位置センサの各信号B SW
+  ” SW+  FSWを検出すると共に、第1゜
第2電磁ピックアップ74.76の信号から路面の傾斜
角θを検出する。
次に、ステップ101では前記傾斜角θから路面傾斜は
所定以上かどうか、つまり、クリープトルクに勝って車
両が後退される傾斜角にあるかどうかを判断し、車両後
退されると判断された場合はステップ102により前進
レンジ位置にあるかどうかを判断し、前進レンジである
場合はステップ103によりブレーキスイッチ82はオ
フかどうか、つまり、ブレーキペダルから足を放したか
どうかを判断し、オフである場合はステップ104によ
りアイドルスイッチ84はオンかどうか、つまり、アク
セルペダルを踏み込んでいない状態を判断し、オンであ
る場合はステップ105に進゛む。
前記ステップ105ではスロットルバルブ16の開度G
と、ロックアツプクラッチ40をスリップ制御するため
のデユーティ−ソレノイドバルブ60に出力するデユー
ティ−率αを決定する。
前記開度Gは前時刻の開度GWに補正量ΔGを加えるこ
とにより算出され、かつ、前記デユーティ−率αは前時
刻のデユーティ−率a11に補正量Δαを加えることに
より算出される。
尚、前記ΔGおよびΔGは路面の傾斜角θに応じて決定
され、 ΔG−f、(θ)、Δα−f、(θ)として算出するこ
とができる。
次のステップ106ではタービン回転数N、が正の数で
ある所定値ε1の負数より小さいかどうかを判断し、小
さい場合はステップ107によりΔGをに、で補正し、
そうでない場合は直接ステップ108に進み、NTが前
記ε1より大きいかどうかを判断し、大きい場合はステ
ップ109によりΔGを−に1で補正し、そうでない場
合は直接ステップ110に進む。
前記ステップ110ではエンジン回転数N記と目標エン
ジン回転数Nllとの差が、正の数である所定値ε2の
負数より小さいかどうかを判断し、小さい場合はステッ
プ111により−に2で補正し、そうでない場合は直接
ステップ112に進み、N8とN”との差がε2より大
きいかどうかを判断し、大きい場合はステップ113に
よりΔGをに2で補正し、そうでない場合は直接リター
ンされる。
つまり、前記ステップ106からステップ113で行わ
れる処理は、車両後退をタービン回転数が所定のマイナ
ス回転数(−ε1)以下になったかどうかで検出し、こ
れが満たされるとスロットルバルブ16開度を大きくし
て出力を増大する。
一方、エンジン回転数の目標値からのずれ(N、−N”
)が所定値(ε2)以下になると、デユーティ−ソレノ
イドバルブ60のデユーティ−率を増加(K2)させ、
ロックアツプクラッチ40のスリップ量を大きくする。
第8図は入力トルクとエンジン回転数との関係において
、ロックアツプクラッチ40のスリップ量を変化させた
場合の回転数変化を示す特性図で、この特性図から理解
されるように入力トルクが増大されるにもかかわらず、
ロックアツプスリップ量を強制、つまり、締結側に移行
することにより、エンジン回転数の上昇を抑制できる。
従って、本実施例では前記フローチャートに示したよう
にエンジンの出力制御とロックアツプクラッチのスリッ
プ制御とを併行して行うことにより、第9図に示すよう
にエンジン回転数を略一定に保持した状態で入力トルク
の滑らかな増大を可能とする。
このため、本実施例にあっては通フ;(のクリープトル
クでは車両後退を阻止できない比較的急な上り坂で発進
する場合、フットブレーキから足を放して発進態勢に入
ると、エンジン回転の上昇をほとんど行うこと無くエン
ジン出力を増大し、車両Aの後退を阻止することができ
る。
尚、前記制御はアクセルペダルを踏み込むことにより解
除され、以後は通常の運転が行われる。
ところで、前述した実施例では上り坂を前進レンジで登
板発進する場合を説明したが、これに限ることなく下り
坂を後進レンジで登板発進するときにも適用することが
でき、車両後進時の運転性が著しく向上される。
尚、以上説明した本実施例では、エンジン出力を制御す
るにスロットルバルブ16を用いた場合を示したが、こ
れに限ることなくその他の出力制御手段、例えばバイパ
スエアー量制御とか燃料噴射量制御等を用いることがで
きる。
また、坂道検知装置として第1.第2電磁ピックアップ
74.76を用いた場合を示したが、これに限ることな
く車両の傾きを実際に検出するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の車両の発進制御装置にあっ
ては、請求項1では坂道での車両発進時、発進態勢に入
った時点で動力源による出力増大制御とロックアツプク
ラッチの締結力増大制御とを併行して行うようにしたの
で、動力源の大幅な回転数上昇を伴なうことなく出力を
滑らかに増大できるため、選択したレンジの車両進行方
向に対して逆方向の移動阻止を、運転者が違和感を持つ
こと無く行うことができる。
また、本発明の請求項2では前記坂道検知装置は、流体
伝動装置の出力軸の回転方向を検出する出力回転方向検
出手段を備え、この出力軸の逆転mを路面傾斜角の対応
量として検知するようにしたので、装置の構造を大幅に
簡単化し、故障の発生頻度を大幅に少なくすることがで
きるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を示す概略構成図、第2図は本発
明の一実施例を示す概略構成図、第3図は本発明に用い
られる流体伝動装置の一実施例を示す断面図、第4図は
本発明に用いられる坂道検知装置の一実施例を示す要部
断面図、第5図は本発明の一実施例の坂道検出装置で得
られる信号を時系列で示す説明図、第6図は本発明の制
御を実行する際の一処理例を示すフローチャート、第7
図は本発明で車両と路面との関係を示す説明図、第8図
は本発明で制御した場合の入力トルク、エンジン回転数
、ロックアツプスリップ量の関係を示す特性図、第9図
は本発明で制御した場合の駆動力の立ち上がりを示す特
性図である。 第2図 10・・・発進制御装置  12・・・エンジン(動力
源)16・・・スロットルバルブ 18・・・アクチュエータ 20・・・自動変速機22
・・・トルクコンバータ(流体伝動装置)32・・・タ
ービン軸 40・・・ロックアツプクラッチ 50・・・ロックアツプコントロールバルブ60・・・
デユーティ−ソレノイドバルブ70・・・センシングロ
ータ 74・・・第1電磁ピツクアツプ (出力回転方向検出手段) 76・・・第2電磁ピツクアツプ (出力回転方向検出手段) 80・・・コントロールローユニット 82・・・ブレーキスイッチ 84・・・アイドルスイッチ 86・・・レンジ位置センサ 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動力源の出力回転がロックアップクラッチ付きの
    流体伝動装置を介して自動変速機に入力される車両にお
    いて、 路面の傾斜状態を検出する坂道検知装置と、車両が発進
    態勢に入ったことを検知する発進態勢検出手段と、 車両が発進態勢になり、かつ、車両が進行しようとする
    方向に登りとなる路面傾斜角が所定値以上の場合に、動
    力源の出力を増大制御する出力制御手段と、 この出力制御手段による出力増大制御と併行して、前記
    ロックアップクラッチの締結力を増大制御するロックア
    ップ制御手段と、を設けたことを特徴とする車両の発進
    制御装置。(2)坂道検知装置は、流体伝動装置の出力
    軸の回転方向を検出する出力回転方向検出手段を備え、
    この出力軸の逆転量を路面傾斜角の対応量として検知す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両の発進制御装
    置。
JP2182838A 1990-07-12 1990-07-12 車両の発進制御装置 Pending JPH0471934A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010055328A (ko) * 1999-12-10 2001-07-04 이계안 언덕길에서 차량의 밀림을 방지하는 방법
CN105465230A (zh) * 2014-09-25 2016-04-06 马自达汽车株式会社 车辆的控制装置及控制方法
JP2016118203A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 スズキ株式会社 誤発進抑制装置

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