JPH04203430A - 車両の動力制御装置 - Google Patents

車両の動力制御装置

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JPH04203430A
JPH04203430A JP2336800A JP33680090A JPH04203430A JP H04203430 A JPH04203430 A JP H04203430A JP 2336800 A JP2336800 A JP 2336800A JP 33680090 A JP33680090 A JP 33680090A JP H04203430 A JPH04203430 A JP H04203430A
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    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両の動力制御装置に係り、詳しくは、動力
伝達系に加わる最大負荷を軽減させ、動力伝達系の構成
機器の軽量化を図る動力制御装置に関する。
(従来の技術) 車両においては、一般に、アクセルペダルあるいはシフ
トレバ−等の操作環が機械的にエンジンのスロットルバ
ルブあるいはトランスミッション等の制御対象機器と連
結され、操作環の操作と機器の状態とが対応するため、
運転者が不適切な操作(過誤操作)、例えばスキッド発
進あるいはストール等の操作を行った場合等に動力伝達
系の伝達トルクが過大になる。したがって、動力伝達系
の機器は上述ような場合を想定して許容応力を設計しな
ければならず、この意味において過剰な品質を求められ
、小型・軽量化が固結であフた。
そこで、従来、上述の過誤操作の対策を施した動力制御
装置が特開昭61−135944号公報あるいは特開昭
62−261628号公報等で提案され、その小型化等
が図られる。これら従来の動力制御装置は自動変速機が
停止レンジから走行レンジにシフト操作された時、特に
、前者の特開昭61−135944号公報ではエンジン
の回転数(スロットルバルブのバルブ開度)が設定値を
超える車両状態下で上述のシフト操作が行なわれた時に
、エンジンの出力を抑制するものである。
(この発明が解決しようとする課D) しかしながら、上述の従来の動力制御装置にあっては、
エンジンの出力を制御するにすぎないため、エンジンの
出力が充分に低下する前に自動変速機が走行レンジにな
るおそれがあり、過大トルクの発生を確実に防止できな
いことがあるという問題がある。
また、上述の動力制御装置にあっては、停車レンジから
走行レンジにシシフト操作された時にエンジンの出力を
抑制するため、発進・加速性能が大きな影響を受けると
いう問題もある。
さらに、上述の動力制御装置にあっては、停車レンジか
ら走行レンジにシフト操作された時の対策のみを考慮す
るにすぎず、リバースレンジからドライブレンジあるい
はニュートラルレンジ等に操作された場合等に過大トル
クが生じることを避けられないという問題もある。
この発明は、上記各問題に鑑みてなされたもので、過大
トルクの発生を有効に防止できる動力制御装置、また、
発進・加速性能に与える影響をきわめて小さくできる動
力制御装置を提供することを目的とする。
(v1題を解決するための手段) 第1の発明の車両の動力制御装置は、自動変速機を搭載
した車両であって、車速、自動変速機の変速位置および
エンジン回転数を検出するとともに、自動変速機の操作
環の操作を検出し、車速が設定値以下、自動変速機の変
速位置が非走行操作位置かつエンジン回転数が設定回転
数以下の車両状態下で自動変速機の操作環が走行位置に
操作された時に、エンジンのスロットルバルブをアクチ
ュエータで駆動してエンジン回転数が所定回転数以下に
低下するまで自動変速機の走行位置への変速作動を禁止
することが要旨である。
また、第2の発明の車両の動力制御装置は、車速および
変速機の変速位置を検出するとともに、アクセルペダル
の踏込操作を検出し、車速か設定車速以下でかつ変速機
の変速位置が走行位置にある車両状態下でアクセルペダ
ルが所定値以上の踏込速度で操作された時に、エンジン
のスロットルバルブの開度を車速に基づき定まる開度以
下に規制することが要旨である。
さらに、第3の発明の車両の動力制御装置は、車速、変
速機の変速位置および舵角を検出するとともに、変速機
の操作環の操作を検出し、変速機が後進位置で車速が設
定車速以上、かつ舵角が設定舵角以上の車両状態下で変
速機の操作環が非走行位置に操作された時に、エンジン
の出力を抑制するようにしたことが要旨である。
またさらに、第4の発明の車両の動力制御装置は、車速
、変速機の変速位置および舵角を検出するとともに、変
速機の操作環の操作を検出し、変速機が後進位置で車速
が設定車速以上かつ舵角が設定舵角以上の車両状態下で
変速機の操作環が前逸走行位置に操作された時に、車速
が所定車速以下に低下するまでエンジンの出力を抑制す
るようにしたことが要旨である。
(作用) この第1の発明の車両の動力制御装置は、車速が設定車
速以下で自動変速機の変速位置が非走行位置かつエンジ
ン回転数が設定回転数以上の車両状態下において自動変
速機の操作捍が走行位置に操作された場合にスロットル
バルブのバルブ開度を小さくし、さらに、エンジン回転
数が所定回転数以下に低下するまで自動変速機の変速作
動を禁止するため、エンジンの回転数が低下した後に自
動変速機が走行位置へ変速作動し、過大トルクの発生を
未然に確実に防止下ぎ、また、駆動輪のスリップの防止
、すなわちトラクションコントロールもる。
また、第2の発明の車両の動力制御装置は、車速が設定
車速以下で変速機の操作位置が走行位置にある車両状態
下においてアクセルペダルが設定値以上の踏込速度で踏
込操作された場合に、スロットルバルブの開度を車速に
基づき定まる開度以下に規制、すなわちスロットルバル
ブの開度の最大値を車速に応じた値に制限するため、発
進・加速性能に及ぼす影響を小さくできる。
さらに、第3の発明は、変速機の操作位置が後進位置で
車速が設定車速以上かつ舵角が設定舵角以上の車両状態
下において変速機が非走行位置に操作された場合に、エ
ンジンの出力を抑制するため、後に予想される後進から
前進への移行時において動力伝達系等に過大負荷、すな
わち過大トルクが生じることを防止できる。
またさらに、第4の発明は、変速機の操作位置が後進位
置で車速か設定車速以上かつ舵角が設定舵角以上の車両
状態下において変速機が前進位置に操作された場合に、
車速か所定車速以下に低下するまでエンジンの出力を低
下させるため、エンジンの出力が低下した後に変速機を
前進位置へ作動さゼることができ、動力伝達系等に過大
負荷が生じることを防止できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、動力制御装置のブロック図であり、図中、1
1は手動変速機のシフトレバ−112はアクセルペダル
、13はブレーキペダルであり、シフトレバ−11には
シフトレバ−11の操作位置を検出するシフトセンサ1
4が、アクセルペダル12にはアクセルペダル12の踏
込量を検出するアクセルセンサ15が、ブレーキペダル
16にはブレーキペダル13の踏込量を検出するブレー
キセンサ16が設けられている。これらセンサ14.1
5.16はコントローラ17に接続され、シフトセンサ
14がシフトレバ−11の操作位置を表す検知信号を、
アクセルセンサ15がアクセルペダル12の踏込量を表
す検知信号を、ブレ−キセンサ16がブレーキペダル1
3の踏込量を表す信号をコントローラ17に出力する。
また、18FL、18FR,18RL。
18RRは図示しない前後左右の車輪に設けられた検知
用ホイールであり、これらホイール18FL、18FR
,18RL、18RRにはそれぞれ車輪速センサ19F
L、19FR。
19RL、19RRが設けられている。なお、番号に付
した添字はFLが前左、FRが前布、RLが後左、RR
が後右の位置を表し、添字を付したものについては必要
に応じて添字の無い番号で代表する。これら車輪速セン
サ19は、ホイール18に対向して配置されたフォトセ
ンサ等から構成され、コン(・ローラ17に接続されて
いる。これら車輪速センサ19FL、19FR。
19RL、19RRはそれぞれが対応する前後左右の車
輪の回転速度、すなわち車輪速度を検知してコントロー
ラ17に出力する。この実施例は前輪を駆動輪、後輪を
従動輪とするものであり、車輪速センサ19FL、19
FRが駆動輪車速を、車輪速センサ19RL、19RR
が従動輪車速を検出する。
なお、40は舵角センサであり、舵角センサ40は図示
しない操向ハンドルに設けられる。この舵角センサ40
は、ポテンシオメータ等から構成されてコントローラ1
7に接続し、操向ハンドルの舵角を検出して検知信号を
コントローラ17出力する。
さらに、20はエンジンへの給気用の給気通路であり、
この給気通路20にはスロットルバルブ21と角度セン
サ22とが設けられている。スロットルバルブ21はギ
ア列23を介しアクチュエータ24と連結されてアクチ
ュエータ24により駆動され、角度センサ22はコント
ローラ17と接続されスロットルバルブ21のバルブ開
度を検出してコントローラ17に検知信号を出力する。
アクチュエータ24は、ステッピングモータ等から成り
、駆動回路25と接続され駆動回路25からパルス電流
等を給電されてスロットルバルブを駆動する。駆動回路
25は、コントローラ17と接続され、アクセルペダル
12の踏込量等に応じてアクチュエータ24を通電する
またさらに、26はTDCセンサであり、エンジンのク
ランクシャフトに設けられた検知用ホイール27の回転
でエンジン回転数および上死点(TDC)等を検出する
。このTDCセンサ26は、コントローラ17と接続さ
れ、検知信号をコントローラ17に出力する。
なお、この実施例では、気圧器式のエンジンを想定する
が、燃料噴射式のエンジンでも本発明が達成できる。ま
た、周知のように、エンジンは変速機と組み付けられ、
本実施例では手動変速式のものを想定するが、自動変速
機を用いても本発明は達成できる。そして、自動変速機
を用いた場合は、自動変速機の制御装置を上述のコント
ローラ17と接続してコントローラ17の出力信号で自
動変速機の変速制御を行なわせるように構成する。
コントローラ17は、マイクロコンピュータ等を内蔵し
、前述の各センサ14,15,16.19.22.26
および駆動回路25が接続されている。このコントロー
ラ17は、アクセルセンサ15の検知信号を基に、駆動
回路25を制御してアクチュエータ24でスロットルバ
ルブ21を駆動し、また、ブレーキセンサ16の検知信
号を基にブレーキ装置を駆動し、ざらに、センサ14.
15,16,19,22.26の検知信号を基に車両状
態を判別して過負荷が生じる操作を演算し、この操作が
行なわれた場合にアクチュエータ24等を駆動して過負
荷の発生を防止する。
次に、この実施例の作用を説明する。
この車両の動力制御装置は、アクセルペダル12とスロ
ットルバルブ21との間およびブレーキペダル13とブ
レーキ装置との間が機械的(油圧的)に分離され、スロ
ットルバルブ21およびブレーキ装置がコントローラ1
7で制御されるアクチュエータ24によって駆動される
。ここで、第7図に示すように、コントローラ17は、
各センサ14,15,16,19,22.26の検知信
号から車両状態を判別し、この車両状態下で行なわれる
ならば過負荷を生じるである。う操作を演算して過負荷
操作として特定し、この過負荷操作の有無に応じてスロ
ットルバルブの開閉制御と変速制御とを行なう。そして
、車両状態に対して過負荷操作が特定されない場合は、
スロットルバルブ21はバルブ開度がアクセルペダル1
2の踏込量に対して線形的な特性、例えば第2図に示す
ような比例的特性に制御され、また、ブレーキ装置も液
圧、すなほち発生する制動力がブレーキペダル13の踏
込量に対して線形的な特性に制御される。
一方、別表に示すように、車両状態に対してそれぞれ過
負荷操作か特定される場合、各々の車両状態下での過負
荷操作に対して以下に述べるような動力制御が行なわれ
る。
まず、条件Iについて述べると、この車両状態下での過
負荷操作に対しては、スロットルバルブ21のバルブ開
度が所定開度以上に大きくなることを禁止する。例えば
、第3図に示すようにアクセルペダルの踏込量が設定踏
込量以上の領域でスロットルバルブのバルブ開度の最大
値を規制し、アクセルペダルが大きく踏み込まれた場合
にもスロットルバルブのバルブ開度が一定値を維持する
ような特性に従いスロットルバルブ21を駆動する。し
たがって、エンジンの空吹かしを防止でき、エンジンの
回転数が過大となる現象、すなわち過大負荷の発生が阻
止される。なお、この条件Iにおいては、エンジン回転
数に基づぎスロットルバルブ21のバルブ開度を制御し
てエンジン回転数が所定回転数以上に増大することを防
止するようにしてもよい。
次に、条件11では、過負荷操作が行なわれた時、すな
わち変速機が走行位置に操作された時にスロットルバル
ブ21のバルブ開度の最大値をアクセルペダル12の踏
込量および車速に対して第4図に示すような特性で制御
する。同図に明らかなように、スロットルバルブ21の
バルブ開度は、低車速域ではアクセルペダル12が大ぎ
く踏込操作されても所定値に規制、すなわち最大値が規
制されるが、この最大値は車速の上昇にともない増大す
るため、発進・加速性能に大きな影響を及ぼすこと無く
変速機が走行位置へ操作された時の過大トルクの発生、
過大負荷を防止できる。
なお、上述した車速は従動輪の車速か採用される。
また、この条件IIにおいては、スロットルバルブ21
のバルブ開度をアクセルペダル12の踏込量および変速
機が変速位置へ操作された後の経過時間(シフトチェン
ジ後の経過時間)に対して第5図に示す特性に従い制御
することも可能である。この制御態様では、同図からも
明らかなように、シフトチェンジ直後はスロットルバル
ブ21のバルブ開度の最大値が規制されるが、シフトチ
ェンジ後に時間が経過するとスロットルバルブ21のバ
ルブ開度はアクセルペダル12の踏込量に対して比例的
な特性となるため、上述した制御態様と同様に、過大な
トルクが発生することを防止でき、また、通常の走行に
支障が生じることも無い。
さらに、この条件11においては、走行位置に操作され
た時にスロットルバルブ21を全開位置に駆動し、エン
ジン回転数が所定回転数以下に低下した時にアクセルペ
ダル12の踏込量に対するスロットルバルブ21のバル
ブ開度の制御特性を通温時の比例特性(第2図)に(y
帰させる態様に構成することも可能である。すなわち、
この態様では、前述した第4図の車速あるいは第5図の
経過時間に替えてエンジン回転数を採用して第4図ある
いは第5図に示すような特性で制御を行なうことも可能
である。
なお上述した条件IIにおける各態様は主に手動変速機
が組み付けられる気化器式のエンジンを対象とする手法
であるが、自動変速機と組み付けらねたエンジンが搭載
される車両に対17ては、シフトレバ−の走行位置(D
等)への操作後に所定時間が経過した時あるいはエンジ
ン回転数が所定回転数以下に低下した時に自動変速機の
変速作動を許容する制御を付加することも可能であり、
また、自動変速機と組み付けられた燃料噴射量制御(E
 F I )を行うエンジンが搭載される車両に対して
は、シフトレバ−の走行位置への操作時に点火時期ある
いは空燃比を調節してエンジン出力を低下さゼ、エンジ
ンの出力トルクあるいはプロペラシャフトの伝達トルク
が所定値以下に低下1ノた時に自動変速機を走行位置へ
変速作動さゼる制御を付加することも可能である。
また次に、条件II+においては、スロットルバルブ2
1の開弁速度を所定値以下に規制する。したがって、エ
ンジンの出力トルクの急激な上昇が防止でき、過大負荷
の発生か阻止される。なお、自動変速機と組み付けられ
るEFI式のエンジンが搭載される車両では、変速機が
走行位置へ操作された時あるいはアクセルペダル12の
踏込操作が開始された時に空燃比あるいは点火時期の調
節でエンジン出力を低下させる制御を付加することも可
能である。
また、この条件II+に対しては、スロットルバルブ2
1のバルブ開度を従動輪と駆動輪とのスリップ率に対l
ノで第6図に示す特性で制御することでも過大負荷の発
生が防止できる。同図に明らかなように、この制御態様
では、スリップ率が失色い領域でスロットルバルブ21
のバルブ開度の最大値を規制し、スリップ率が小さくな
るにともない規制を緩和する。したがフて、駆動輪のス
リップを防止でき、スリップが生じた状態下でブレーキ
ペダル13を踏込操作した場合等に生じる過大負荷を防
止できる。すなわち、駆動輪にスリップが生じた車両状
態下ではブレーキペダル13の踏込操作が過負荷操作と
なるが、この制御態様ではスリップを有効に防止して過
負荷の発生を防止でき、さらに、駆動車輪の空転も防止
できる。
また、条件■に対しては、スロットルバルブ21のバル
ブ開度を所定開度以下に規制する。したがって、エンジ
ン回転数すなわちエンジンの出力トルクが過大となるこ
とも無く、過大負荷の発生が防止できる。そして、AT
−EFI式のエンジンが搭載された車両では、アクセル
ペダル12が踏込操作された時に点火時期あるいは空燃
比の調節で出力を低下させる制御を行うことが可能であ
る。
さらに、条件Vに対しては、ブレーキペダル13の踏込
操作時、すなわち過負荷操作が行なわれた時に、スロッ
トルバルブ21のバルブ開度を所定開度以下に低下させ
る。したがって、上述の条件■に対する場合と同様に過
大負荷の発生が防止できる。そして、この条件Vに対し
ても、AT−EFI式のエンジンが搭載された車両であ
れば、ブレーキペダル13が踏込操作された時にエンジ
ンの出力を低下させる制御を付加してもよい。
なお、上述の条件■および条件■に対しては、前述の第
6図に示した特性図を用いて条件xrrに対する場合と
同様の制御を行なうことも可能である。
またさらに、条件■および条件■に対しては、変速機の
シフトレバ−が中立位置を経て前進走行位置へ操作され
ることを前提として、中立位置へ操作された時にスロッ
トルバルブ21を所定開度以下に閉弁させ(例えば、全
閉)、この後に前進位置へ操作された時にスロットルバ
ルブ21を所定の開弁速度でアクセルペダル12の踏込
量と対応したバルブ開度まで開弁させる。したがって、
動力の伝達方向が急変すること、すなわち過大付加を防
止できる。そして、この条件■、■において、アクセル
ペダル12が所定速度以上の踏込速度で踏込操作される
場合にはスロットルバルブ21の開弁速度を所定速度以
下に規制することでより有効な制御を達成でき、また、
AT−EFI式のエンジンが搭載された車両では前進走
行位置へ操作された時にエンジン出力を低下させる制御
を付加することも可能である。
なお、述べるまでも無いが、本願発明は上述した態様に
限定されるものでは無く、各発明を組み合せ、例えば第
1の発明と第4の発明とを組み合せることも可能である
(発明の効果) 以上説明したように、′!J1の発明にかかる車両の動
力制御装置によれば、変速機を非走行位置から操向位置
に変速させる場合にはエンジンの回転数を低下させた後
に変速機の変速作動を行なわせるようにしたため、過大
負荷の発生を確実に防止できる。
また、第2の発明にかかる車両の動力制御装置によれば
、変速機の変速位置が走行位置にある状態下でアクセル
ペダルが高い速度で踏込操作された場合にはスロットル
ペダルの最大開度を車速に応じた開度に規制するため、
発進・加速状態に大きな影響を及ぼすことなく過大負荷
の発生を防止できる。
さらに、第3の発明にかかる車両の動力制御装置によれ
ば、変速機の変速位置が後進位置で舵角が大きな場合に
変速機の操作握が非走行位置へ操作されるとエンジンの
出力を抑制するため、後に予想される前進位置への変速
操作時に過大負荷が生じることを防止できる。
またさらに、第4発明にかかる車両の動力制御装置によ
れば、変速機の変速位置が後進位置にあって大きな車速
で後進し、かつ、舵角が大きな場合に変速機の操作握が
前進位置へ操作されると車速が所定車速に低下するまで
エンジンの出力を抑制するため、過大負荷の発生を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる車両の動力制御装
置の全体を模式的に示すブロック図であリ、第2図、第
3図、第4図、第5図および第6図が制御処理に用いる
データテーブルを表す図、第7図が制御処理のブロック
図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機を搭載した車両であって、車速、自動
    変速機の変速位置およびエンジン回転数を検出するとと
    もに、自動変速機の操作捍の操作を検出し、車速が設定
    値以下、自動変速機の変速位置が非走行操作位置かつエ
    ンジン回転数が設定回転数以下の車両状態下で自動変速
    機の操作捍が走行位置に操作された時に、エンジンのス
    ロットルバルブをアクチュエータで駆動してエンジン回
    転数が所定回転数以下に低下するまで自動変速機の走行
    位置への変速作動を禁止することを特徴とする車両の動
    力制御装置。
  2. (2)車速および変速機の変速位置を検出するとともに
    、アクセルペダルの踏込操作を検出し、車速が設定車速
    以下でかつ変速機の変速位置が走行位置にある車両状態
    下でアクセルペダルが所定値以上の踏込速度で操作され
    た時に、エンジンのスロットルバルブの開度を車速に基
    づき定まる開度以下に規制することを特徴とする車両の
    動力制御装置。
  3. (3)車速、変速機の変速位置および舵角を検出すると
    ともに、変速機の操作捍の操作を検出し、変速機が後進
    位置で車速が設定車速以上、かつ舵角が設定舵角以上の
    車両状態下で変速機の操作捍が非走行位置に操作された
    時に、エンジンの出力を制御するようにしたことを特徴
    とする車両の動力制御装置。
  4. (4)車速、変速機の変速位置および舵角を検出すると
    ともに、変速機の操作捍の操作を検出し、変速機が後進
    位置で車速が設定車速以上かつ舵角が設定舵角以上の車
    両状態下で変速機の操作捍が前進走行位置に操作された
    時に、車速が所定車速以下に低下するまでエンジンの出
    力を抑制するようにしたことを特徴とする車両の動力制
    御装置。
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